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[ 文庫 ]
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グレイ・アウル―野生を生きた男 (角川文庫)
・ラヴァット ディクソン
【角川書店】
発売日: 2000-06
参考価格: 800 円(税込)
販売価格:
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・ラヴァット ディクソン ・Lovat Dickson
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カスタマー平均評価: 5
大切なことを探して.... グレイ・アウルとは誰なのか そもそもからして何も知らずに引き込まれるようにして読んでしまいました。 生粋のイギリス人たるアーチーがカナダの大自然の中で新たにグレイ・アウルとして生まれ変わる...どうやって、どうして生まれ変わったのか... 人間はもだえ苦しみながら自分の人生を生み出すことができる。 アーチーはカナダの大自然と可愛らしいビーバーの子供によって生まれ変わりのエネルギーをもらったのだと思います。 とてもとても良い本です。 私もグレイ・アウルやビーバーの息吹を感じに自然の中へ入っていきたくなりました。
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[ 文庫 ]
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ゴシップ (扶桑社ミステリー)
・ジョアンナ エルム
【扶桑社】
発売日: 1998-11
参考価格: 900 円(税込)
販売価格:
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・ジョアンナ エルム ・Joanna Elm
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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原生林の猛魚たち (つり人ノベルズ)
・醍醐 麻沙夫
【つり人社】
発売日: 1992-11
参考価格: 998 円(税込)
販売価格:
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・醍醐 麻沙夫
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カスタマー平均評価: 4.5
ブラジルの大湿原に棲む魚達を知る パンタナルと呼ばれる大湿原。パラグアイ河を源流とするこの大湿原は、ブラジル南東部、ボリビアとパラグアイに接するマット・グロッソ(大森林)州に位置する。ここは様々な魚が生息する「水のオアシス」であり、ドラード、ピラニア、パクー、ピンタード等の魚がいる。釣り人にとっては、大変すばらしい場所である、と著者は言う。そのすばらしさを著者は読者にわかりやすく、丁寧に説明してくれる。各々の魚を釣るための釣りの道具、えさ、釣りの作法。私は全く釣りをしたことがないが、まるで、自分がその地にいて、実際に著者の教えを受けているような錯覚を覚えた。この作品は大湿原の生物学の書でもある。読んでいると日本では見られない、いろんな生物のことが知れておもしろい。
フィッシュイーターを釣る 1981年に講談社から出た『原生林に猛魚を追う』にいくらか手を加えて新書化したもの。 著者はサンパウロ在住の推理小説家・紀行作家で、開高健の『オーパ!』に出てくることでも知られる。本書はアマゾンで猛魚(フィッシュイーターを指す。魚を食う魚のこと)を追いかけた記録。 ドラード、ピラニア、パクーなどが対象となっていて、なかなかのファイトを見せてくれる。名文家であり、平明にして美しい。実際の釣りよりも、密林に出かけて行くこととか、人々との触れあいが中心となっていて、印象深い。
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[ 文庫 ]
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知られざるフリーメーソン (中公文庫)
・スティーブン ナイト
【中央公論社】
発売日: 1990-05
参考価格: 489 円(税込)
販売価格:
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・スティーブン ナイト
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カスタマー平均評価: 4
情報量の少ないフリーメーソン 日本では情報量の少ないフリーメーソン。
拠点がある東京タワーの麓では、ここがフリーメーソンだと教えられたことがある。
日本では、あまりにも、情報が公開されていない。
情報量の少なさかあ、誤解や曲解がふりまかれることも少なくないかもしれない。
そんな組織に関する一つの視点を提供してくれる。
フリーメーソンの実像って結局なんなのさ? フリーメーソンには秘密結社ならではの様々なイメージがまとわりついている。 善悪という倫理概念は一応置いておいて出来るだけ虚飾を取り払って実物大のフリー メーソンに迫ろうとした、と著者は冒頭述べている。 確かに内容は地味だ。夥しいメーソンへの面会と証言がその主要な内容で、政界は勿論 警察、法曹とあらゆる方面への浸透ぶりや人事へ影響、メーソンがからんだ事件などが とりあげられるだがどれも「小粒」というか、センセーションな感じはなく地味な感じ がする。唯一、「P2事件」としてKGBとの関係でとりざたされた事件に迫った章だけ がスキャンダラスな派手な印象を与えている。
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[ 文庫 ]
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グローイング・アップ (中公文庫)
・ラッセル ベイカー
【中央公論社】
発売日: 1989-08
参考価格: 632 円(税込)
販売価格:
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・ラッセル ベイカー
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カスタマー平均評価: 5
’83年度ピューリッツァ賞 という事がどれだけ凄い事なのか、無知な私には分かりませんが、 何年か前に読んだ時よりも、自分自身が(そして自分の親が)歳を重ねてから再読した時により興味深く読めました。 ですから個人的には当時も☆☆☆☆☆でしたが、今回はそれ以上の評価です。「自分が親になった時に」読むのも良いかもしれませんよ。
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[ 文庫 ]
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実録・安藤組外伝―激流に生きる男高橋昌幸の半生 (双葉文庫)
・安藤 昇
【双葉社】
発売日: 2000-05
参考価格: 520 円(税込)
販売価格:
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・安藤 昇
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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侵入者ゲーム (講談社ノベルス)
・吉村 達也
【講談社】
発売日: 1998-04
参考価格: 861 円(税込)
販売価格:
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・吉村 達也
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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三つの祖国―満州に嫁いだ日系アメリカ人 (中公文庫)
・上坂 冬子
【中央公論新社】
発売日: 1999-07
参考価格: 780 円(税込)
販売価格:
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・上坂 冬子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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花岡事件 異境の虹―企業の戦争犯罪 (現代教養文庫―ベスト・ノンフィクション)
・池川 包男
【社会思想社】
発売日: 1995-09
参考価格: 652 円(税込)
販売価格:
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・池川 包男
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カスタマー平均評価: 5
バカは敗戦しても治らない 大戦中、雇用契約の名目の下に約四万人の中国人が強制連行され、終戦までに約七千人が死亡したり行方不明になったりした。本書は、その中でも有名になった花岡事件の生き残り、北海道で飲み屋兼食堂を営む林樹森氏の戦後の歩みと、1970年代を中心に筆者自身の体験した戦後処理に関する様々な出来事等を綴ったもの。資料を基に花岡事件そのものを扱ったものではなく、戦後の高度経済成長の中で忘れ去られてゆく官民一体となった巨大犯罪のその後の無責任さに対する、個人的な無念のぼやきの様なもの。心証や噂話等も前面に出して交えているので、客観性とか公平性とかには欠ける記述もあるが、変にお茶を濁すよりはこうした書き方もあって然るべきだと私は思う。
例えば南京大虐殺の真相に関する議論が今もってあれだけ決着を見ないのは、そもそも当時の日本軍が徹底した証拠隠滅を図ったのが原因。本書を読んでいると、記録の隠蔽と記憶の抹殺の抱合せになった「臭いものには何処までも蓋をし続けろ」運動が「当時の」話などではなく、正に現在進行形のものなのだと実感する。
本書に登場する、繁栄を謳歌して過去を顧みない人々の無神経振りには辟易する。自分より弱い者には途端に残酷になる、当人の目の前で平気で差別発言を繰り返す、自分が行った虐殺や強姦について恥じ入るどころか自慢話をする、誠意の欠片も無い「慰霊祭」をそそくさと済ませようとする、都合の悪い事実は直ぐ曖昧にしようとする………胸が悪くなる。今また再び軍隊を持とうとか云う動きが活発だが、前の戦争ときちんと向き合うことも出来ていないのに次の戦争の話などしてどうする積もりなのかと思う。若い世代に愛国心を押し付ける前に、旧い世代は愛するに値するだけの国作りをして来たかどうか自問してみるべきだろう。
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[ 文庫 ]
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ハリケーン (講談社文庫)
・ジェームス・S. ハーシュ
【講談社】
発売日: 2000-06
参考価格: 860 円(税込)
販売価格:
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・ジェームス・S. ハーシュ ・James S. Hirsch
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カスタマー平均評価: 3.5
講談版は「リサとハリケーン」 デンゼル主演の映画原作を純粋に望むなら角川版を薦める。
そっちがオリジナルです。こっちの講談版は映画原作ではない。
角川版の著者は、主人公ハリケーンの後の家族同然と化すあのカナダ人。
講談版の著者は、職業ジャーナリストでより客観的な内容となっている。
本書では今まで十把一カラゲに描かれてきた謎のカナダ人たちが、より
個別により客観的に記されていて(特に紅一点リサ)。また映画ラスト以降の
ハリケーンとカナダ人との意外な後日譚もわかる。再婚とか事業展開とか。
映画に浸りたいなら角川。別の視点でみたいなら講談。
角川は、前半は読み易いが後半から没入できないとシンドイ。
講談は、さすがにプロなので比較的均一なペースで読める。
映画では以下2点に飛躍があった。
1)どもりで腕力だのみの黒人少年が、いかにして誇り高き不屈の英雄に成長できたか?
2)スラム育ちで文盲の黒人少年が、どんな苦労をへて高校卒業を果たしたか?
この2点は当物語の肝だが、原作を読まないと分からない。
PS●アメリカ嫌いが募った人→『タイタンズを忘れない』デンゼルつながり。
●身近に考えたい人→金城『GO』講談社
映画とは大分違う内容に驚く! 同名の映画を見た後、これを読むと映画があまりに大きな脚色をしていることに驚かされる。 ただ、どうなのだろう?このような事実をつづった文章も必要だろうが、本人や関係者の心理は映画の方がよく示されていたのじゃないか? 神話を事実にするのが、この手のものだが、これはこれとして、ロマンスもあってよいように思う。
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