やがて男はその器用さを生かし、中世拷問器具のようなものを作り出す。当然実験台は彼女だ。男は自身の抱いていたファンタジーを彼女の上に実現させようとする…。妻では果たせなかったファンタジーを。生き延びる為に耐え抜く彼女だったが、3年に及ぶ年月は徐々に変化を起こさせる。男に対し「愛」と表現するように。
結局は妻のタレコミにより事件は白日の下にさらされることになる。彼女は正気に戻り、日常生活に…戻れたのだろうか。この悲惨で不可思議な物語をあなたはなんと呼ぶだろうか?愛か?それとも。 ストックホルム症候群かもしくは新たな愛のカタチか男は長い間SM的な幻想を保持していた。だが妻は拒否した。だから仕方なく彼女を選んだ。ヒッチハイク中に誘拐され、ヘッドボックスをつけられ手かせ足かせされた上、全裸で地下室に閉じ込められる。のちには箱の中へ。彼女は繰り返し繰り返し虐待され続ける。鞭打ち、水攻め、吊るし、打擲。
結局は妻のタレコミにより事件は白日の下にさらされることになる。彼女は正気に戻り、日常生活に…戻れたのだろうか。この悲惨で不可思議な物語をあなたはなんと呼ぶだろうか?愛か?それとも。
現場で携わった人にしか判らない、深海潜水艇の知られざる仕組み、深海地質調査の方法と工夫などを、具体的にわかり易く述べており、児童向けに書かれた読み物であるが大人でも十分楽しめる。科学研究にかける情熱、苦心、面白さが伝わってくる好書であり、深海潜水艇マニアは必読。
ですが、この本で浅田先生は、実際の体験を出来うる限り戯画的にさらけ出しているのに、まだちっとも語り尽くしていないことが見え隠れする。もしかしたら浅田先生と同じ世界に生きている方が聞いたら失礼な表現かもしれないですが、奈落の、光が底に行き着かずに消える暗がりをガラス越しに見るような話が、一巻と合わせてみると目白押しです。ぞっとするほど陰惨な現実が想像もつかない姿をして存在することを感じます。人生の深みだとか、世間の裏表を渡り歩くだとか、そんなことばでも奇麗ごとでしかない、そんなものではない世界が実際に手に届くところにある。恐怖ではないですか。その恐怖を現実に生きてきた体験談がつづられているのです。みずから奈落にガラスなしではまり、逆にはめてきた事実を提示している。
ただの楽しい読み物として読むにも十分楽しいし(もしかしたら浅田先生の望む読み方のひとつかもしれません)、ノンフィクションの体験記として自分の現在の場所に照らし合わせるもな本だと思います。ただ、読んでいて、浅田先生の言う通り、『事実は小説より』本当に『奇』=奇妙・怪奇なのだということを、少なくとも頭の中では理解出来る気がしました。 心の栄養剤浅田次郎=「鉄道員」「ラブ・レター」という方がこの本を読んだら、かなりの衝撃を受けることでしょう。浅田氏の「極道時代」の体験談(どこまで事実でどこまでフィクションだかわかりませんが・・・)が爆笑を誘い、一気に読めてしまう一冊です。
ひまつぶしにも最適で、気分が落ち込んでいる時にも、この本は絶好の「心の栄養剤」となるに違いありません。 人生楽しくね☆くよくよ悩んだり、ぐだぐだ文句ばっかでやる気が出ない時…。そんな時には特におすすめ!人生何でもありだし、どうにかなるって♪楽しい人生送りましょう☆ってとにかく前向きにさせてくれます。浅田次郎のルーツ(ちんぴら?)がここにあります!笑えない話なのに笑えちゃう(爆)