このとっさの切り返しのジョークがすばらしい。ちなみに彼女は運転手つきの車で行くのだが、魚屋の店先に車を横づけにするようなお客ではないからと、店の手前10メートルほどの場所に車を停め、ぶらぶらと歩いていくのだという。
このエッセイはここで終わりではない。魚屋に買い物にいったとき、和服の女の人に呼び止められ、ファンだといわれる。その人はベビー・カーに「天使か妖精か」というような愛らしい男の子を乗せている。2年後に、またこの魚屋の手前でその2人に出会う。ベビー・カーは小児用の車椅子のようなものになっている。子供というより少年といってもいい顔立ちの男の子が、毛糸のチロル帽をかぶっている。そして、その3年後にも、そこで銀色の車椅子に出会う・・・。母親と思われる女性は、高峰秀子と会ったことを喜んでくれるが、この親子とはこれ以上顔を合わせないほうがいいと決心する。そして、魚屋に買い物にいく時間を変える。このエッセイの題名は「午前10時30分」。
彼女はいう。車椅子に乗っている理由を聞いてみても、少年の年齢を知ったとしても、私にはなにかしてあげられる筈もない。「いつかまた、あの母子に会うことがあったら、私はなにか余計なことを言ってしまいそうで、こわい気がする」。この潔癖さ。このときの彼女の甘ずっぱくて苦い思いこそ、人間のオヘソにつながっている。しかし彼女のこの態度を誤解する人や、それとはまったく正反対の態度をとる人も、世の中には多いはずだ。ぶっきらぼうのようでいてぬくもりのある文章には、人生の叡知がつまっている。
周囲の見る目をさえ見事に分析してみせるのだ。さらにその鋭さの合間に面白さも混ぜてある。尚更凄いこと、と言わねばなるまい。彼女の急逝が惜しまれてならない。
この巻で一番の見所はやはり・・・イリーナと彼の戦闘シーン?実はワタクシ、この巻の話は『ドラゴン』でちょっぴりだけ読んでしまっていたのです!本当は浜田さんのイラスト、もっと多かったんだけどなぁ〜・・・イラスト集出ないかなぁ〜『ファリスの猛女』のサーガ聴きたいなぁ〜・・・ハッ・・・!!殺気?!ノォォ〜〜〜!!殺さないでください!イリーナさん!!(懇願&土下座)
ていうわけで、皆さんも読んでみてくださいませ! リプレイ初登場の×××× レベルが上がったのに、結局やることはおつかいのへっぽこーず。 今回の冒険も、初めはたいしたことのない依頼でした。が!そこから微妙に大きな冒険に発展していきます(微妙と言うのが相変わらずかなと)。 新旧メンバーの息も前回に比べれば格段に上がり、見ていて気持ちいい漫才(違う)です。 さらに無謀さを増すイリーナ。単純でいいですね。受けたダメージの半分くらいは味方からという不幸も笑いに拍車をかけています。 ヒース。相変わらず、ダメな魔法使いですね。リーダーとしての自覚が少し出てきたのかな、という一面もありますが。魔法使いとしては・・・。マウナは今回微妙に陰が薄い・・・かも。バスは吟遊詩人としてパーティーのウェイトをどれほど占めているかがわかります。エキューもシャーマンとしての腕を上げ、マウナの立場を脅かしています(笑)。 各キャラ(GM含む)ともなかなかへっぽこ加減が抜けないパーティーですが、そこが魅力のこのパーティー。笑いどころ満載の1冊です。 大人気シリーズ第5弾 秋田みやび女史による、大人気リプレイ集第5弾。今回はおなじみのメンバーがお使い程度で出かけた先で次々と騒動に巻き込まれます。
前巻で新加入したメンバーと旧メンバーのかけあいもかなりこなれてきて、爆笑してしまう会話も満載。予想もつかないパーティの行動とハプニングに、ゲームマスター秋田女史は翻弄されまくり。果たして、彼女の「初心者マーク」はなくなるのか?パーティの「へっぽこ」は少しは改善できているのか?そんな、魅力満載な一冊です。