湊人がトラウマから不安になったり迷ったりして、戸浪とくっつきそうになるかと思えば、離れたり…。読んでいてハッピーな結末だとは分かるんですが、それでも二人の関係にじりじりやきもきしながら楽しめました。
主人公の重いトラウマの割には、全体的に甘い雰囲気が漂ってるせいか読みやすかったです。
読み終わったあと「幸せになれてよかったね」て素直に思える一冊でした。繊細で淡い挿し絵も良かったです。
この本と、前田詰碁をほぼ同じ時期に解きました。全体的には前田詰碁初級より少しやさしめか。前田初級の問題と類似の問題が「3段合格の死活」に入っていたりということもありました。これは近年、段級が甘くなっていることも関係しているかと思います。文庫版で手軽に持ち歩けますし、問題もまあまあ。3級くらいから3段くらいが対象かと思います。