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脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書) 男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス) 「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス) がんばらない (集英社文庫) Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫) 子どもの知力を伸ばす300の知恵 (PHP文庫) フランクリン自伝 (岩波文庫) 高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21) 暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫) 親がすべきこと・してはいけないこと―子どもの能力を最高に引き出す秘訣 (PHP文庫)
脳死・臓器移植の本当の話 (P.. 男が知りたい女のからだ―なかな.. 「分かりやすい話し方」の技術―.. がんばらない (集英社文庫) Q&Aこころの子育て―誕生から.. 子どもの知力を伸ばす300の知.. フランクリン自伝 (岩波文庫) 高血圧は薬で下げるな! (角川.. 暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫.. 親がすべきこと・してはいけない..

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脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)

[ 新書 ]
脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)

・小松 美彦
【PHP研究所】
発売日: 2004-05
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
脳死・臓器移植の本当の話 (PHP新書)
小松 美彦
カスタマー平均評価:  4
脳死者が意識を持っている可能性がある
脳死臓器移植について多くの点から批判的に論じられているが、最重要は「脳死と判定された者が意識を持っている可能性がある」ことである。多くの人が「脳死=意識が完全にない状態」という理解に基づき脳死臓器移植に賛成しているので、この点のみでも十分脳死臓器移植に対しての抵抗感を生むであろう。 脳死判定が人の死の判定である以上、100%の厳密さが要求される。「例外はあるがおよそ死である」という論理は成立しない。人の死に例外はあってはならない。 脳死判定100例のうち1例でも、意識の残存する可能性がある事例があれば、脳死判定基準への批判としては成立する。それゆえ「データが偏っている」「特殊な例を集めていて中立ではない」という本書への批判も成立しない。また、本書は人間の意識について定義しきれておらず、意識の有無を論じるにはその背景にある意識についての最新の研究成果への言及が乏しいことは悔やまれる。 脳死臓器移植を推進するのであれば、脳死判定によって不可逆的に意識が完全に無いことが立証されることが必要だが、それは困難なまま制度の運用はなされるであろう。 ゆえに、私たちは自衛のために知っておくべきである。ドナーカードを持つということは、脳死判定で意識の有無を立証できず、脳死判定テストの負担によって死期を早めることもあるが、そのリスクを負ってでも臓器提供を行うという意思の表明である、ということだ。 「生きるに値しない命があるのか」という大きな命題を抱えつつも、資本が集まるところ(大企業、富裕層、大医療機関)が要求することはいずれ実現する。命の優劣については答えは無く、個々に考えるべきである。しかし、自分が生きている以上可能な限り生き続けたいと考えるならば、脳死臓器移植を推進する側が隠している事実を理解しつつ、私たち(および家族)は自衛しなければならない。
固定観念が払拭されます
この本を読む以前は、脳死とは心臓が動いている以外、自然死と全く変わらないものだと思っていました。しかし、実際にはラザロ兆候や執刀時の血圧急上昇、頻脈など、筆者が提示する様々な事例から、脳死患者にも意識の存在さえ認められる可能性があるというのです。もし、臓器を摘出される時点で脳死患者が意識を持ち、筆舌につくしがたいほどの激痛を感じているとしたら、これほど恐ろしいことはないでしょう。本書を読むことで、脳死を人間の死と扱い、臓器を摘出してしまうことの非合理性を嫌というほど思い知ることができます。(ただし筆者の考え方もかなり偏っているので、脳死臓器移植肯定派の著作も触れておくことをお勧めします)
自分が知っていることの少なさを思い知らされる本
この本により、臓器移植の現実を通常語られる患者側からでなく、ドナー側から観ることの重要について考えさせられた。本書では、まず“臓器移植でないと助からない”という我々の常識に疑問を提している。移植の待機時間が長くなると移植患者と待機患者の生存率に差が無くなってくる、という事実である。 この本では色々な観点で問題提起を行っているが、特に下記5点が重要だと思った。 1)“定義としての脳死”と“厚生省の脳死判定基準により理念的に確定されるはずの脳死”と“臨床現場で脳死判定基準により実際に判定された脳死”という3つのレベルの“脳死”が存在する問題。つまり、定義としての脳死を、技術的に精確に判定する現実的な手立てが無いという問題である。 2)“心臓死”と“脳死”という、複数の死の存在である。本来、死の定義は、純医学的、生物学的に科学技術によって判定されるもの、と考えられているが、現実は、現在の科学技術では客観的に決められず、高度に倫理的な(人間的な)判断が必要である。 3)脳死者からの臓器提供の大前提になっている“定義上の脳死”の根本が揺らいでいることである。つまり、“脳死者は意識も感覚も無く遠からず確実に死ぬ”はずであるが、脳死患者でも十年以上生存する事例、ドナーを進められた患者が最先端の治療により社会復帰できるまで回復する事例の報告がある。また、移植の現場では、脳死患者が臓器摘出の際に(痛みにより)暴れるために、麻酔を打っている事実がある。 4)医療の現場では、患者の生存のための治療とドナー候補者の可能性(医学的な処置)という、二律相反の問題が存在すること。 5)初めに臓器移植の拡大推進有りきで政策的に物事が進められている可能性である。 本書を読んで、“心で見ないと物事は良く見えない”ということを改めて肝に銘じた次第である。
どちらも正しい
脳死移植について中立的な立場をとるとする本書ではあるが、基本的には脳死移植のドナーの周辺の状況に少し傾いているきらいはあり、全く中立的とはいえない。しかしながら、脳死の話の際には移植される患者の側が公にされることが多い状況を、ある意味補完しているのかもしれない。元は死の概念は心臓死であった。移植技術の行使のためというか、それほど直接的ではないにしろその技術の到来と同時期に脳死という概念化が行われた。すなわち「頭脳をもって生きられない人間から臓器をもらったり心臓死を及ぼしてもよい定義付け」である。脳死といって死のレッテルをはることで殺害による罪概念を昇華しようとする試み。それは一歩間違えれば危険な匂いがするのであるが、一方で成り立ちがどうであれ、現実のなかで変容を遂げ出発点とはまるっきり違って現実にすっぽりとはまってしまう事柄もある。出発はどうであれ人々が脳死という概念と仲良くやっていくのであればそれはそれで良いとも思ったりする。こんな文章を書いている途中に病院内で人工心臓を携えて歩く患者をみて、やはり何とかしてこの人工心臓をとれるような状況を作り出したいとも切に思う。その思いもきわめて切実である。この本で書かれているように「統計的には移植しなくても生存曲線は変わらず、移植の意味自体問う必要がある」という論調は現実を前にしては空しい感がある。
自分を守る知識を得るためにおすすめの本
臓器移植の非常に驚くべき実態が明らかにされます。日本初であるが合法性が極めて怪しかった和田移植に始まり,臓器移植法成立後の高知県での最初の移植の経過を非常に細かく調査しています。生命倫理学の本はとかく著者の独断が断定的に記されているものが多いように思いますが,本書は冒頭で筆者自信が述べているように学術書としての水準を満たすように意図されているので,引用元が比較的詳しく(完全ではありませんが)記され,読者が検証できる道が開かれているのが良いと思います。日本では,多くの方が素朴な善意のみによってドナーカードを持つことが殆どだと思いますが,この本に書いてあるような側面(例:脳死者が動くことがある,摘出手術時に血圧が急上昇する,等)もあるのだということを,メディアはもっと知らせていくべきだと思います。臓器を提供するかどうかの決断は,良い面だけでなく負の面も知ってからでも遅くないと思います。そうでないと,自分や家族を傷つける可能性もあるのですから。この本は,すくなくともそうした判断材料になりうる水準にあると思います。ぜひご一読下さい。

男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

[ 新書 ]
男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)

・河野 美香
【講談社】
発売日: 1999-07
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
男が知りたい女のからだ―なかなか聞けない87の疑問 (ブルーバックス)
河野 美香
カスタマー平均評価:  4.5
男が知りたい事?
陣痛はどのくらい痛いのか色々と言われて来ましたが、男女共通の病気の痛みからたとえてくれれば男にだって推測できて、合理的だと思いました。流石に女医さんならでわの説明だと思いました。 女性は卵子を一生分持って生まれてくるので、年が経つにつれて劣化してくる事、35歳以降になると染色体異常や奇形のある子の生まれる割合がぐっと増加する事など、男性だけでなく女性にもこの情報が欠如している人がいるとしたら大変なことだと思いました。(「SATCのキャリーちゃんは…」と思ってしまいました)。 妊娠・出産適齢期20?35歳までなので、子供が欲しかったなら男性もこの事を理解して、女性に対して接しなければとも思いました。また、不妊治療を考えると奇跡的な大変な挑戦をしていることも推測されました。その半面、流産はリスクを回避していることだとは思いもしない事でした。 中絶が120万件の出産数に対して30数万件の中絶が行われているとなると、妊娠に対して約2割も行われている事にどれだけの人達が知っているのかと…、これって異常事態では?と思ってしまいました。その上、不妊になるリスクがあるとなると。出産してもらい、養子縁組をした方が良いのでは…。命の重要さと社会がその命を育んで行くシステムを作っても良いのではと思いました。政府の少子化対策???…と思ってしまいます。 何となく男性が知っているという状況ではなく、生理的な事は小中学生の時代から、男女共通の知識として正確に教えることで、両方が無駄で馬鹿げた傷つけ合いを避ける事が出来るとも思いました。 これから更年期障害の事を考えると…。お医者さんのも相談できると云う一言がどんなに助けになったか、少し安心した気分です。
重宝しました!
確かに、聞くに聞けない事にしっかりとお答えいただきました。著者が云う『女性に対する誤解から、真実を知る』目的が十分に果たせていると思います。流石に電車の中では読めませんでしたが、お医者さんである著者ならではの、"ツボを押さえた"解説はすばらしいの一言に着きました。できれば、次回は『女性と"男性"の更年期の違い』についてご教示いただければと思います。
最大不倒の産婦人科学入門書!
 まず,この本のタイトルは上手い。実際に読んでみると,男性である私が本気で読みたくなってしまう様な内容になっている。この本は現役の産婦人科医である河野さんが,いろいろな質問に対して答える構成になっているが,過去のブルーバックスと同様に写真やイラストを交えているので,とてもわかり易い。  ただ気になったのは,この本で使われている写真やイラストがかなりリアルなことである。しかしこの本で使われている写真やイラストは,グラビアやアダルト商品の様な,性を売る目的ではないと言える。だから,読む価値は十分にあると思う。  この本は,産婦人科学を扱った本の中ではかなりの秀作なので,医学部の学生でなくても読んで欲しい。(ただしあまり若過ぎる人は読まないで欲しい。)
男性の素朴な疑問に産婦人科のベテラン女医さんが答える。
 女性の身体についての男性の素朴な疑問に、産婦人科のベテラン女医さんが答える、という趣旨の本。1次性徴、2次性徴、月経、セックス、妊娠、出産、更年期、等のトピックが扱われている。  1999年出版の本なので統計資料などが若干古いなと感じるものの、内容が内容だけにそれで全く問題ない。ところどころに感じられる、現在の新書ブーム以前の古き良き新書テイストを楽しむのも、また一興。
疑問が解決!
昔から生理とか男からみるとよくわからないことがたくさんあります。
しかし、性的なことを女の人に聞くのも難しい。
そういうときこの本が役に立ちます。
内容は目次を見てもらうとして、お勧めです。

「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)

[ 新書 ]
「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)

・吉田 たかよし
【講談社】
発売日: 2005-05-20
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
「分かりやすい話し方」の技術―言いたいことを相手に確実に伝える15の方法 (ブルーバックス)
吉田 たかよし
カスタマー平均評価:  4.5
実行できる方法論。
非常に実践的な良書。 いくつかわかりやすく話すための方法が載っているので、 一気にやるのではなく、段階を踏んで1つ1つ習得していけばいい。 いくつか習得していくうちに、 自分の話し方や頭の使い方が明確になるのが実感できる。
具体的なメモの作り方が大変参考になりました。
本書では、分かりやすい話し方をするための構成や メモの作り方が紹介されています。 構成のポイントは大きく2点。  ・因果と対比をはっきりさせる  ・主語と述語のみにする 表現は簡潔にすればするほどよく、「書いて幼稚に 思えるくらいの文章で話す」としています。 メモは「キーワードを矢印でつなぎ一本道に」して 作るとのこと。なるほど、これなら脱線することも ないし、余計なことを話すことも無いですね。 あと、横書きにすれば手元で見やすくする、と。 具体的なメモの作り方が大変参考になりました。
おもしろいなー
まず、「分かりにくい話し方の実例と、その理由」を挙げて、 その後に、「対策」を教えてくれます。 実例があるため、非常にわかりやすい。
マスターしたいですね!
とても読み応えのある本です。 「こんな時はこうしゃべりましょう」というような例が多く掲載されている即戦力的な本ではありませんが、話すときの準備やいつも頭に入れておきたいことが多く勉強になりました。 今まで感覚的に「分かりやすい」「分かりにくい」を判断していたことを文字にしてくれた本と感じました。
具体例に基づく方法論が満載
・接続詞が多く一文がながすぎる ・主語と述語が入れ替わっていてつかみにくい ・結論が後に来るため前段が伝わらない といった日常ビジネスの会話の中でありがちなケースが紹介されています。 そのため、なぜよくないのかがかなりわかりやすいです。 著者の”矢印メモ”を視覚的に利用することで 話し方の欠点を分析しよりわかりやすくする 方法論がつかめました。 結論を先に言うことは意識しているのに なぜできないのか? がつかめた気がします。

がんばらない (集英社文庫)

[ 文庫 ]
がんばらない (集英社文庫)

・鎌田 實
【集英社】
発売日: 2003-06
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
がんばらない (集英社文庫)
鎌田 實
カスタマー平均評価:  4.5
患者にできること。がんばらない
乳がんで入院した友人を励ましたくて、病院の図書コーナーで偶然 手に取った本著「がんばらない」。 闘病経験のある私は、数ページ読んだだけで涙がとまらなくなりました。過ぎてしまった自分の闘病生活を、やっと受け容れられ、癒されました。 友人にも自身でも、何度も読み返したくて(図書館で借りず)購入しました。 後編でもある「あきらめない」。こちらもオススメです(^_^)
魂に寄り添う医療のかたち
若い頃は「長生きはしたくない」などと言ってみたが、 やはり子供ができ、失うものが多くなると、 「もう少し死ぬのは先でも良いな」と思う。 それ以前に、漠然とした死への不安もある。 諏訪中央病院。 現在名誉医院長をされている鎌田さんが地域の方々と作り上げた現代のユートピア。 鎌田さんが若い頃にこの田舎病院へ赴任し、暖かい地域の方々と心を通わせながら、「人間として喜ばれる医療」を目指した答えがここにある。 これは都会の病院ではなし得なかった。 この本を読むと、生きること、死ぬことは「ゆるやかに」つながっているのだと感じる。 そして、死ぬのが少し怖くなくなるかもしれない。 魂への心配りの医療。 諏訪では究極の医療のかたちを見ることができる。
医者のあり方
この本では「医者のあり方」についてかなり考えさせられた。「出来るだけ長く生きる」ということが時と場合によっては、必ずしも大切ではない、ということがわかった。 自分では、具体的な希望はあるが、その場に応じた適当、かつ、安全な判断がどうしてもできない(医療の専門的な面でである)患者。その患者の命を左右する医者。 医者によって、幸せな死に方ができるか、悲みと苦痛でたまらない死(世間一般的には、死とは後者の見方でみられると思うが)を味わうかが決まる、ということを改めて実感した。 「死は別に恐ろしいことではない」というようなことが本書に書かれていたが、本来そうあるべきではないのだろうか。というより医者によってそうなるべきことだと思う。 こう考えてみると、「医者」という職業とは、本当に神聖な職業である。 この本で登場して、そして死んでゆく患者さん達は本当に幸せな死に方をしている。それはこの本での筆者である鎌田先生のおかげにほかならないのである。 鎌田先生は本来あるべき医者の姿だと僕は思う。日本中、世界中の医者、または、それに類する職業に携わる人達が鎌田先生のように、患者さんのことを第一に考えるようになる日がいつかくることを願う。 とにかく読んでいて「医者のあり方」についてとても考えさせられる本だった。
自分の治療は自分で決める。
患者さんは今まで一生懸命頑張って生きてきたんだから、もう「頑張らなくていい」。 あとは医療スタッフが最善の医療を提供できるように「頑張る」。 そして、最善の医療を受けながら、どの治療を選択するかは患者さん自身で決める。 鎌田先生が実際に受け持った患者さんの話がたくさん書いてあります。 どれも悲しいけれど、最後には温かな気持ちで涙が止まりません。 人が忘れていた大事なものを思い出させてくれます。 医療人として、自分ももっと「頑張らなければ」と感じることができました。
がんばっている人が書いた本
鎌田さんは、医者として相当にがんばっている事が、この本から読み取れます。医療がどうあるべきか、という事を考える上でも参考になる本ですが、人生を何にささげ、どれだけ頑張れるかを考える上でも役に立つ一冊です。 医者として地域医療を向上させてきた。その方向性が間違っていなかったからこうして評価されるわけだが、個人的な時間を削ってまで患者に向き合う姿勢があったからこそ、成しえた結果だと思う。 一生懸命に生きることの素晴らしさを教えてくれる一冊です。

Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)

[ 文庫 ]
Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)

・河合 隼雄
【朝日新聞社】
発売日: 2001-09
参考価格: 525 円(税込)
販売価格: 525 円(税込)
Q&Aこころの子育て―誕生から思春期までの48章 (朝日文庫)
河合 隼雄
カスタマー平均評価:  5
頭や理屈じゃなく
読む人や読む時期によって見えてくるヒントが違う本だと思います。 読むと楽になるような事が書いてありましたが、私は逆に身が引き締まりました。 理屈じゃなく頭で考えるのではなく人間と人間の付き合い方で基本的な事の重要性と勘は世の中今一番欠けていて一番不安な所で答えが一つではない所だと思うので、そこを何とかするのはやっぱり難しいなと思いました。マニュアルや色々な子育て論は参考程度に、私自身の経験や勘も大事にして心も成長させながら子育てしなたいなと思いましたが、、主人の感想は考え過ぎだと思うよ?皆そんなに色々考えてないと思う、、でした(笑)まあ子供の相手しないで本読んであーだこーだ言うより主人のようにゴロゴロ子供と寝転んでオナラかけあって喜んでいるのもいいかな??
気軽に読めるけれど、とても深く、再読三読したくなります。
河合先生のお話がそのまま関西弁で書かれていて、 お話を聞いているように気軽に読めますが、 他の方も書かれているように、 その内容は本当に深く、 子育てに対してだけでなく、 今の日本社会に対しても啓示に満ちている本だと思います。 心に刻んでおきたい、覚えておきたいことが こんなに多く書かれていた本は初めてかも知れません。 多くのページの角に折り目がつき、 あらゆる箇所に横線が引かれました。 一読するだけで忘れ去るには、あまりにもったいなく、 続けて再読しました。 ・物が豊かになり、世の中が便利になった分、 人は心を使わなくなってしまった。 心を使う事をサボるようになった分、昔とは違った問題が色々起きている。 ・大人から見たら、無駄に見える遊び、無駄に見える時間にこそ 子供の内面は育っている。 ・正しい事を立て続けに言われたら、人は動けなくなる。 等々、なるほどなぁ、と思う事が山ほど書かれています。 この本を読み、 頭で考えるのではなく、心で感じ、 子供と共に自分自身も育てて行く気持ちで 子育てをして行けばいいのだろうと改めて思いました。 また、何度も読みたいと思います。
「強い絆よりも深い絆」、これからの目標です
子育ての権威(?)といった人たちが書いた、育児の方向性を決めつけるようなアドバイス本には疑問を 感じることがありますが、河合さんは親の目線と近いところで話しかけてくださっているようで、ひじょうに 読みやすかったです。 「ふたばのころ」も「新芽のころ」も過ぎ、「若葉のころ」も終わりかけているわが家の子どもたちなので、 う?ん、今からじゃ遅いかな…と思う事柄もあります。 でも、彼らなりに自分たちでよく考え判断して動ける人間になりつつあるので、まあいいか、とも思います。 「自分の人生を生きられる人間」…私自身も大事に自分の人生を歩みたいと気づかされました。
まだ子どもはいませんが
私自身はまだ子どもはおりませんが、育児をするときには 何度も読み直したいなあと思う本です。 自分自身の成長も振り返りながら、自分はこう育てられたから こんな人間なのかもしれない、と自分を振り返ることもできるようにも 思いました。 子育てに正解、王道はないかもしれないけれど、目指すべき道というか 気持ちがわかってくるようにも思います。 それでいて人間、やはりみんな悩みながら子育てをしているんだなあ、 と悩みを共有できる感じもします。 河合さんの本は、読後いつも安心感が生まれるように思います。
子育てのバイブル
いつも知人への出産祝いとして送っているが、評判はよい。 一般的なQ&A形式とはちょっと異なり、Q&Aになっているのは章のタイトルだけで、テーマにそって臨床心理学的見地からズバッと筆者の考えを述べている。細かいテクニックではなく普遍的な考え方が書いてあるので、子育てをする人だけでなく子供に携わる人すべてにとって参考になる。読みやすい文章ですぐ読める。子育てをしていればちょっとした言葉に励まされたりするもの。読んで得られるものは大きい。

子どもの知力を伸ばす300の知恵 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
子どもの知力を伸ばす300の知恵 (PHP文庫)

・七田眞
【PHP研究所】
発売日: 2004-02-03
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
子どもの知力を伸ばす300の知恵 (PHP文庫)
七田眞
カスタマー平均評価:  4
育児ノイローゼの原因にもなりかねない愚かなマニュアル本
「○○を食べさせればこうなります」「○○を毎日行えば△△の出来る子になります」等、断定的な文体が多く見られ、その根拠が理解できない部分が多々ありました。 「もし本の通りにならなかったら、我が子はダメな子どもではないか」という考えに陥る可能性もある本だと思います。 そのほか書かれてあることは、あまりにも常識的なこと。 わざわざ本として読むまでの物ではないと思います。
初めて読む方には注意が必要?
 子育てと教育について興味があり七田先生の書籍を 初めて読ませていただきました。しかし、300の項目を 簡潔に要点中心に紹介されているだけのように感じ られたのが残念です。時間があまり無い方や、パッパと 要点のみ知りたい方には逆におすすめ出来るかも しれませんが、七田先生が本当に伝えたいことやその 基本をじっくり理解するためには、「七田式子育て 理論36年の法則」などの別の書籍をまず読まれてから、 復習などのために本書を利用されるのが良いかと思い ます。 (勉強不足のために適切なコメントは出来ませんが) シュタイナー教育などとは対極にあるように感じ られてしまう七田式。あるがままの子どもの成長に 任せるだけではなく、また、親が子どもに期待を するのではなく、親が子どもの個性を見極めながら、 適切にサポートして行くことも必要であることを 本書では納得させてくれます。  七田先生の提案されているやり方については、 実践をしていないのでなんとも言えませんが、 基本的な考え方には十分納得できる点も多く、 もう少し関連本や実際に取り入れている方などと 接触するなどして研究をする価値はあるような気が しています。
とても良いと思いますが
私にはたぶんできません。 七田先生の書籍をいくつか買いました。 少しでもわが子を天才とまではいかなくても、 少々勉強に困らない程度になって欲しいと願ったからです。 でも、やることが多すぎます。 仕事を持って3人の子持ちの私には無理だと痛感しました。
愛情教育
七田眞先生のビデオなどを拝見してから、とても温かい愛情の溢れている方だなあと感じていましたので、幼児教育についても先生の言葉を素直に受け止めることができました。子供のためと言いながら親の期待を押し付けるような教育ではなく、子供の柔軟な心と体を適切な導きによって楽しく自由に、そして時には厳しく、バランスをもって健全に発達させていく道筋を作ってあげるのも親の愛情なのだろうと思いました。長年の経験にもとづく非常に説得力のある内容だと思います。
子どもの頭はスポンジ
子どもの可能性は大きく広がっているのですね。この本をとおして幼い子どものパワーを感じました。この本に書いてあることをすべて実行するのは私にとって難しいだろうけど、それは第二の問題としておいておき、先ずは参考になる本です。英才教育に対して消極的でしたが、読後は私も娘にできる限りのことをしてあげたいという考え方に変りました。それから、300の知恵を一つ一つ短くまとめて教えてくださっているので、子育に忙しいママたちにはとても読みやすく、一度に完読できなくてもそのときのニーズに合わせて読むこともできそうだし、読み方が多様なところがアイデアですね。

フランクリン自伝 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
フランクリン自伝 (岩波文庫)

・フランクリン
【岩波書店】
発売日: 1957-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
フランクリン自伝 (岩波文庫)
フランクリン
カスタマー平均評価:  4
偉人の偉人たる所以
自伝(回顧録)で、思い通りに書いているので、自ら述べている様に、 彼は傲慢で自信家に感じた。 しかし、綺麗事を並べるられるより、よほど本心や人間臭さが出ていると思う。 彼が非凡なのは、傲慢で自信家であることに彼自身が気づき、受け入れ、 不利益がない様に努めたことだと思う。 短所を補おうとするか否かはその人次第。 彼はそれを具体的に計画し着実に実行した。 それを可能にしたのは、彼の持つ、自分自身,他人,社会,自然科学に対する鋭い観察眼。 これが彼の最大の武器。 しかも自分だけではなく公的な利益に貢献。 そこが偉人たるところ。 ただ、凡人である自分が彼の真似をすることは不可能。 ただ彼の業績を称賛するのみ。
苦労人である彼が、実力と人柄を研鑽して掴んだ成功体験記
アメリカ建国・資本主義の父といわれるベンジャミン・フランクリンさんの自伝です。 彼の生い立ちから始まる内容です。成功、失敗、双方がきちんと盛り込まれています。 私見です 文庫版は読みにくいです。文字が小さく、かすれ気味で、文章もやや古いからです。 読みやすさ重視の視点では、それ程オススメできません。 しかし、内容はとてもいいですね。中盤までは多くの教訓を得られる事ができます。 特に13徳の実践方法を説明している所は活用できそうです。後半はやや歴史事実の 列挙になっている感じがあります。巻末には『若き商人への手紙』でメインに書かれて いる文章も載っていて、御得な感じですね。ただ、彼の言いたいことの本質はむしろ 『若き商人への手紙』の方が、理解しやすいかもしれません。
難解な言葉遣いと確かな内容
言葉遣いが難解だなというのが第一印象(笑 だから余計に気合が入りました。 自伝なのに、こうも人生のバイブルとして有名なだけあります。 つまり、彼の人生がそれだけ充実していたということですよね。 TQを読んで、 「13の徳」を知り、 そこから興味を持って読んだのですが、 本当に読んでよかったと思うとともに、 彼らが提唱する価値観の普遍さに改めて感じ入りました。 人生を充実させるための知恵を体系化したものもよいですが、 チェスターフィールド卿の「わが息子よ、君はどう生きるか」と同様、 一人の偉人にフォーカスし、彼らの生き方から学ぶのもよいなと感じさせる一冊です。
読みごたえある自伝。
アメリカ建国の功労者の一人であり、雷が電気であることを発見した科学者にして、外交官、そして一代で成功した資産家でもあったベンジャミン・フランクリンの自伝。いかにして親下を飛び出して出版業者として成功を収めていったのか。その過程を追体験する中で流動的にして活力に富む植民地期のアメリカの雰囲気が伝わってくる。北米における英仏スペインの緊張が高まる中、13植民地もそれぞれ紛争の渦中に置かれていく。指導者の一人として、政治と軍事の両面で東奔西走する様も非常に読みごたえがある。 特に印象的なのは第六章の十三徳樹立であろうか。「道徳的完成に到達しようと」企図し、達成されるべき目標としての13徳を設定し、それをクリアーするために合理的な方法を考案し、自らに課す。アメリカ的プラグマティズムの権化を見るかのような思いにとらわれる。マックス・ウェーバーがその著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』において本書を取り上げたのもうなづける。 所々に人生において成功をおさめるための教訓や人間関係の機微がちりばめられている。その一つ一つがまたいい。彼の合理主義・勤勉さ・寛容さ・忍耐・・・建国期のアメリカ史を知る上で必読の書であることは言うまでもないが、人生の教訓の書としても色々と教えられる気がする。
米国建国往時から現代に至る覇権変遷の原点
米国史を語るに欠かせぬ原点。同時に現代にまで至る欧米諸国のかかわりあい方や宗教と政治の距離感を知る端緒となるもので、米国史に興味がなくとも必読の一点。とかく十三徳等の、やや俗人離れした処世訓がとりあげられることが多いが、後書にもあるように福翁やウェーバーとの対比により、現代に至る思想潮流の原点に触れられる点が最も興味深いといえるのではないだろうか。

高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)

・浜 六郎
【角川書店】
発売日: 2005-09
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
高血圧は薬で下げるな! (角川oneテーマ21)
浜 六郎
カスタマー平均評価:  3
危ない本より危ないのが薬!!?
数年前から健康診断で高血圧と診断されましたが、この本のおかげで勇気をもらいました。 ・歳をとれば衰えが来るのは当然 ・まずは薬に頼らず! ・医者の言われるままに(?)薬に頼れば心筋梗塞等の病気で倒れる確率は減るが死亡する確率が増大!? なるほど、これからも薬に頼らず自己責任で頑張ろう!!
こういう本が一番危険だ
医薬品にもの申すNPO法人をたちあげて活動している浜六郎氏の著作。高血圧の原因にはちょっとしたストレスや緊張による一過性のものもあり、あわてて薬を飲むのはやめるべきという意見や、そもそも降圧薬を飲んだ方がいいというデータはあやしく、むしろ飲まない方がいいこともあるとしている。統計的な記述はやや読みづらいが誰でも数時間で読破可能。 結論から言うとトンデモ本。一般的な読者は、本著者が善意のある良心的な医師のように見えてしまうかもしれないが、きわめて恣意的なデータの選択と解釈をおこなっており、意図的な歪曲であることを著者自身が理解しているフシさえ見られる。たとえば、慢性的な高血圧の原因が『動脈硬化によって血管の弾力が不可逆的に失われること』が最も重要であるはずなのに触れていないのは、これを第一にしてしまうと著者の持論の説得力が薄れるためと思われる。 本書で紹介されているHanssonの論文は、『高血圧を治療した患者としていない患者の比較』ではなく『普通に治療した患者とさらに厳密に治療した患者の比較』である。このデータで驚くべきことはわずかな目標値の違いだけでも将来発生する確率が有意に変化する疾患があることであって、治療しないくてもいいという意味とは全く異なる。一方で、NIPPON研究という大失敗に終わった臨床研究を持論の根拠としているが、まるで何も言えないような母集団を解析している。たとえば、本研究ではほとんど患者が登録されなかった上、途中でやめてしまった患者が40%という尋常でない多さであり、その患者がなぜ試験をやめてしまったかが全く解析されていないため、この研究は何も結論してはいけないはずである。治療しない群の患者で試験から離脱した人の多くが死亡しているかもしれないのである。フィンランドの臨床試験の解釈も背景因子をよく見ると、『非介入群』の患者も最終的には『積極治療群』に近い割合で薬を飲んでいるが、この点は無視されている! 極めつけは統計学的な信頼度を示すP値が0.3のデータ(これは全く信頼できないという意味)を『70%の確率で信頼できる』と解釈させる表現をしているが、同じことを著者と逆に表現するならば『30%の確率で誤診する医者を信頼できますか?(できるわけないでしょ)』となることに注意すべきである。多数の確証バイアスに加え、相関と因果関係を同義に扱っている。 総論として、600円の本がもし100万部売れれば、著者は6000万円手にする一方で読者の出費は600円しかない。一般常識とまったく逆の持論をタイトルにすると、読者の目を惹いて話題になる。このトリックで(善人を装いつつ)大儲けするシステムが心ない論客によって築かれている点を理解すべきで、とくに読者の健康をテーマにこれをするのは相当問題と思うし、出版社はきちんと吟味してから出版すべきだ。本書を高く評価しているレビューを見ると事態は深刻だ。当然星1つの書で中古品で十分。
西洋医学は対症療法の世界
西洋医学的に高血圧の原因は「遺伝」とか「塩分過剰摂取」といわれていますが本当にそうなのでしょうか? 「遺伝」というのは体質が遺伝するのであって高血圧そのものが遺伝するわけではないです。ハゲと一緒です。生まれてずっとハゲの人はいないでしょう。なりやすい体質が遺伝するのです。次に塩分ですが、確かに「塩化ナトリウム」は高血圧の原因の一つでしょうが医者はそれだけで「塩」を毒物扱いにして「減塩」を患者に強要しているのです。高血圧になるのは精製された塩(食塩)であって、ミネラルが豊富な自然海塩はむしろ血圧をさげます。塩には多量のナトリウムが入っています。ですが塩化ナトリウム純度が低い自然海塩にはナトリウムだけではなく有用な微量元素も含まれています。自然海塩は血液に非常に近いミネラルバランスがあり、血管を柔らかくしてくれます。 ナトリウムは塩だけでなく、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム・イノシン酸ナトリウム)や肉や魚などの動物性食品にも多く含まれています。逆に植物性食品にはナトリウムを排泄するカリウムが多く含まれています。塩を控える前に化学調味料・肉・魚などを控えるべきだと思う。 高血圧は食の欧米化に伴って増えた現代病の一つです。昔ながらの食事(玄米菜食)と自然海塩の食事に戻すことで高血圧とは無縁の生活が出来るでしょう。 医者も安易に薬を処方しすぎています。薬を出す前に正しい食事指導をするべきです。本当に患者のことを想っているのか、薬を出すにしても正確に副作用を示すべきです。利尿剤を服用して腎不全になって人工透析になる、降圧剤で横紋筋融解症という重篤な副作用があることを知っている患者さんはどれほどいてるでしょうか? 医者からみれば患者は単なる「金のなる木」にしか見えないんでしょうね。
臓器の加齢
 本書は基礎医学の試験が通って進級した大学生が背伸びして一生懸命書いたレポートみたいな内容。殆どの部分が添削必要。もう少し勉強して下さい。  高血圧は「臓器の寿命」を縮めるものであることは、医学論文に拠らずとも一世紀以上にわたる学問の蓄積により明らかにされている。筆者のみならず多くの医療従事者は、年齢の上での加齢と「臓器の加齢」を混同している。元気そうに見える重症高血圧患者の心臓、腎臓、血管の耐用年数を知り、これ以上余命を縮めないようにするために必要なことが記されているのが高血圧治療ガイドラインである。  ガイドライン自体にも不備なところが多く、あまり高血圧の病態を理解せず問診と診察を怠り患者さんの血圧を目安に薬だけで下げようとしたり、薬の効果と副作用の検証をしない医師を増やしてしまうかも知れない。筆者はこのような点をきちんと明記して本書を速やかに改訂すれば、治療中断のため健康被害を被った患者からの訴状を受け取ることもないであろう。
洗脳されてはいけない。
著者は大変危険な自説を自信満々に述べている。 世の中に星の数ほどある医学研究のうち自説に都合の良い、ごく僅かな部分だけ抜き出して、そのほかの重要な部分に関しては黙殺をきめこんでいる。 この本だけ読んだ人から見ればほぼ完璧な論理に映ることであろう。 真に受けた人達がどれほどの損害を被るかを熟慮したなら、軽々しく口に出せないような内容の本を平気で出版してしまう、著者と出版社の良識を疑う。 この本を信じ、降圧剤を止めた人が脳卒中を発症した場合、訴訟を起こされても仕方のないような危険な内容である。

暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫)

・マイケル ポランニー
【筑摩書房】
発売日: 2003-12
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
暗黙知の次元 (ちくま学芸文庫)
マイケル ポランニー
Michael Polanyi
カスタマー平均評価:  4.5
科学者や芸術家とは果てしない問いかけの深淵に臨んで宇宙へ問いかけ続けるもののことだ
なるほど、暗黙知は非言語的な明示的できないある種の知ではあるが、上空飛翔的な精神的営為による知ではなく、あくまで実存の関わりによる知である。だからこそポランニーは発見者の個人的な知的身体的営為の両義的でジグザグな断面を抉り出したのだ。暗黙と知は本来語義矛盾だが、実存的営為の中には、あるダイナミズムが発揮される発見のプロセスの謎が秘められていることを彼は洞察しえたわけだ。直線的で透明な降って湧いた発見というものはまずない。なぜ知は暗黙なのか? なぜ知というものは隠されてあるのか? なぜ真理は徐々にしか姿を現さないのか? またその真理はいつのまに消え去ってしまうこともあるのか?   それには「問いかける」という行為が関わっているからだと、評者は思う。言語的非言語的にかかわらず問いかけるという、答えがあるとは限らない行為とその答えの無限の反復・往還が実存にはある。問いかける方法と問いかける対象の無限の営み(戯れ)の中に我々実存は生活しているし、科学者や芸術家の営みにしても同様である。そうした無限の問いかけの厚みの中で問いかけはあるのであり、むしろそうした問いかけの果てに人間が発見されたといってもいい。そうした無限の問いかけの無限のプロセスの中で初めて宇宙(ミクロであれマクロであれ)の無限が仮定されているのであり、無限の宇宙があるから、それに向かって外から無限の問いかけがなされるわけではない。  したがって無限の宇宙とは、この問いかけの無限の中でしか意味をもたない。マルクスは、解決とは問題を明晰にすることだという意味のことを述べている。逆に答えとは新たな問いかけであり、無限の問いかけを分泌することだと言えるかもしれない。しかしこの問いかけはどこまでも人間の実存の刻印がされているのであり、人間以上の問いかけを問いかけることはできない(ここはマルクスと同じ)。  こう極論できるかもしれない。もし宇宙には過去現在未来の森羅万象がすでに書き込まれているならば、我々がそうした現象の無限のモザイクの中に真理の謎を解読し、それに触れることができるのは(触れることさえ一生かかっても叶わないかもしれないが)、偶然や血腥い闘争や努力等々の果てである。なぜならそれは、非知や無知というものが問いかけの属性にほかならないからである。暗黙知とはこういうことを言うのだろう。
現代社会の知への警告
マイケル・ポランニーの暗黙知と言えば、あたかも肯定的な方向ばかりに目を囚われがちであるが、違う視点から読むと「バカの壁」が如何に形成されるかも判ってしまう側面もある。現代文化の多くは、記号を手がかりに個人個人が独自の「世界観」へ統合してしまうのは、安易に知を「弄んでいる」ことへの警告と受け取るべきである。ポランニーは何故、「責任」を持つ社会を提示したのか。暗黙知は、経営学の著書等で紹介も多いが、無責任な読み込みが知の「悪用」を引き起こすことは、科学客観主義への批判もある通り、個人が責任を持つ社会の問題提起こそ真剣に読まねばならない。諸刃の剣の書と思う。 彼の別書「個人的知識」で「科学は観察の拡張であり、技術は制作の拡張であり、数学は理解を拡張したものである」と喝破している。要するに、認識を拡張する潜在的な知の構造を「暗黙知」と読んでいるのである。人間はこの知を抜きに生きることはできない。この「暗黙知の次元」の詳細を研究したい専門諸氏は「個人的知識」を読んで欲しい。 マイケル・ポランニーの各著書を読み比べてみると、全く違った問題を扱いながらも一貫した考え方がある。それが最も凝縮したのが本書である。そもそも彼自身「創発」のプロセスが一様の記述はできないと考えていたらしく、大まかに言えば、物理学、化学、哲学と思想横断しているが、生命とは何かに最終的には集約されている。ポランニーは最終講義を「神よ!」という言葉で締めくくったらしいが彼の人となりが良く表現されている。責任を持って読んでみよう。
誤解してはならず。
「暗黙知」を静態的かつ明言できない知識の集合体のように受け取っているレビュアーが居られるが、それは本質的ではない。Tacit Knowingは「知ること」のシステマティックな動的プロセス全体である。そして。そのプロセスを行っている自分自身から切り離された対象物としては何ものも「ない」ことを、Personal Knowledgeと表現しているのである。 加えて、ポランニーは生命論の文脈において機械を否定していない。それどころか『機械の中の幽霊』(By アーサー=ケストラー)よろしく、機械に生命と同様のダイナミックな構図を見て取っているのである。非生命とは明らかに異なる原理が、機械と生命には同様に立ち現れている、と。 さらに、本書で注目されている胚の等能性については、最新の進化発生生物学(EVO-DEVO)がもたらしたすばらしい知見と併読することで、進化と創発について非常にスリリングな読書体験と思索を堪能することが出来る。 シマウマの縞 蝶の模様 エボデボ革命が解き明かす生物デザインの起源 文庫化で手に取りやすくなりました。筑摩書房の英断に拍手。
言葉以上の認識
若い頃は、言葉で表わせないことはないと思っていました。 そのことに違和感を感じ始めて何年も経ちました。 「暗黙知」という言葉が、私の考えていたことをまとめてくれたようでこの本を読んですっきりしました。 まず、「暗黙知」という言葉を説明したいと思います。 「私たちは言葉にできるより多くのことを知ることができる。」ということです。 私たちは、言葉に頼って生活し、言葉が全てのように錯覚してしまいがちです。 日常くり返される些細なことに始まり、形式ばった会議や式典も、一見そのやり方や一連の流れを全て明示的に書き記して、他者に伝えることができそうな気がしますが、それは無理なことです。 人間のそれぞれの意識には自覚していないだけで、何かに厳然と存在している実体のようなイメージがあります。これは心理学のいう「無意識」ではありません。 ポラニーがいう暗黙知は、「われわれの知識のほとんどすべてが言語的な作用によって編集構成されており、その言語的な作用の大半がアーティキュレーション(分節性)によって構成されている。しかしながらこの言語的分節をもってしても解明できない知識がわれわれのどこかに潜在していて、その潜在性の出入りによってこそ言語的分節も成り立っている」というものです。 この潜在的な知識、それこそが、「暗黙知」なのです。それをどうやって言葉で他者に伝えるか、というのは間違いなくできない相談であるにもかかわらず、人間はそれをしようとしてしまいます。矛盾です。 私は、特に書き言葉においては、それが顕著に現れると考えています。
科学の進化における暗黙知の役割(科学哲学の本)
知識経営のコンテキストで本書を読んだ。 本書で論じている「暗黙知」は、知識経営で使用している「暗黙知」よりさらに根源的なものを意味している。知識経営における「暗黙知」は形式知で表現できない知識という意味で用いられるが、本書における「暗黙知」は、科学の進化を哲学的に解釈するための道具として位置づけられている。すなわち、形式知(の演繹)だけからは新しい知識(創発)は生まれない。創発には暗黙知が大きな役割を果たしており、科学の進歩には暗黙知が不可欠。さらに、暗黙知はすべての明示的な認識に意味を与えるものであり、人間の存在価値にもリンクしたもの(神の手)でさえある。 自然科学はある特定の人が「探求者」となり、暗黙知によって科学を進歩させてくれれば、多くの人はその恩恵に与ることができる。しかし、自然科学と比べるとマネジメントは形式知の積み重ねで定義される側面が弱い。その分だけ個々人の暗黙知の果たす役割も多くなる。すべてのマネージャは、自らが本書で言うところの「探求者」となって、形式的な知識(マネジメントの理論を含む)と暗黙的な知識を統合し、日々のマネジメントの中で新しい知識と行動を創発する必要があるのかもしれない。

親がすべきこと・してはいけないこと―子どもの能力を最高に引き出す秘訣 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
親がすべきこと・してはいけないこと―子どもの能力を最高に引き出す秘訣 (PHP文庫)

・平井 信義
【PHP研究所】
発売日: 1996-01
参考価格: 510 円(税込)
販売価格: 510 円(税込)
親がすべきこと・してはいけないこと―子どもの能力を最高に引き出す秘訣 (PHP文庫)
平井 信義
カスタマー平均評価:  5
気づかせてくれてありがとう
この本は、第一子を育てる前に出会いたかったです。 とにかく「勘違い」して子育てしてきた自分にきっと気がつける一冊だと 思いました。 しつけをしっかりしようと、こどもにどこを注意すべきか教えてきたけれども、 それは余計なお節介であり、基本的にはこどものやることを見守ることが大切。 かといって、「放任」することとは違うよ、ということも指摘しています。 「放任」することと「見守る」ということの違い。 自主性を育てるためには何をすべきか、何をしてはならないのか…。 他にも、親が楽をしたいからオモチャなどを買い与えるであるとか、 明確に「親がすべきこと・してはいけないこと」が書かれているのですが、 なんといえばいいのか、とにかく納得させられるような文章で、とても 読みやすいです。 これから出産を予定しているご家庭から、小学生くらいまでのお子さんをお持ちの ご家庭まで、こどもとどう接することが結果としてよい子育てであるかの参考に なる一冊です。
自発性の発達がキーポイント
この本を読んで、自発性の発達の重要性を痛感しました。幼児期に自発性の発達を鍛錬することで、思春期以後に登校拒否や非行といった問題行動を起こすことや、ノイローゼ、自殺といった最悪の事態を防止できるのなら、自分で考え行動できる子供にするように努力しなくてはいけないと感じました。 自発性が十分に発達した子供は、情操も豊かになり、社会的な適応能力や知的能力を身につけることができるとのことです。そして、そのために親は何をなすべきかが、具体的に書かれています。 「子育ての第一歩は家庭の団らんから」とあるように、子供にとって温かい家庭の必要性や、母親の役割の重要性を改めて認識しました。私は父親として、積極的に育児に参加し、子供との絆を強めたいと思います。 また、日本の文化や伝統を継承するために、祖父母と一つ屋根の下で暮らすことが子供のためになると盲目的に信じていましたが、この本を読んで、必ずしも祖父母との同居は子供のためにならないということがわかりました。 幼児を持つ親には是非一読をお勧めします。
気持ちがすっきりしました。
次女(2歳)との接し方に悩んでいたときに、この本に出会い、
心の中のもやもやがすっきりしました。
そして、自分がこれまでたどってきた道のりを思い出し、
どうして自分が人の道からはずれそうになったのか。
ということも分かりました。
いい子から、問題児へ変化した自分のようにはさせたくない
それだけで子育てをしているような私にとって、
頑張りすぎてたことにも反省をさせられてしまいました。
うちの子達はとにかく活発。
とにかく手がかかるんです。
近所のおとなしい子と比べて、「なんでうちの子は・・・」
なんてしょっちゅう思ってました。
でも、それが自信にも変わりました。
活発でいいんだ。うるさくて当たり前なんだって。
それと、年寄りとの同居の問題についても書かれてましたが、
それも、納得できる部分が大いにありました。
うちでは中の文章を何文か抜粋して紙に書き、かわいく飾って、
廊下や部屋など、パパの目につくところに貼ってます。
やっぱり、子育てはパパとの連携も必要!口で言うよりも
書かれているもののほうが説得力がありますよね!!
目からうろこがおちました・・・★
初めて、この本を手にしたときは、ショックでした。あまり人見知りをしないで育った娘を「いい子」だと思っていたからです。自分を否定されたように思いましたが、こういう本こそ私が読むべきではないかと購入しました。読むうちに本の内容がどんどん吸収されて、目からうろこが落ちるようでした。母親が子供に与える影響を知るにつれ、よいプレッシャーを感じました。先生は父親の協力もいかに大切かと語られているからこそ、私は受け入れて読むことができたように思います。今では、(2歳の)下の子の反抗期も、順調!順調!と余裕に見れます。主人の「(4歳の)上の子は心配ない」という言葉に、自信を持って「上の子の方が注意が必要よ。」と答え、甘えさせることの大切さを今学んでいる所です。
プレママ・プレパパは是非ご一読を!
本当の意味での「よい子」とはどういう子供かと問われたら、みなさんならどう答えるでしょうか?おそらく多くの人が大人の言うことをよく聞く素直な子供が良い子だと答え、間違っても悪戯好きの悪ガキとは答えないでしょう。ところがこの本を読むと決してそうではないのだということを痛感させられます。この本では子供の自発性を伸ばし、困難に負けない生きる力を養うにはどのようなことに留意して子育てすればよいのかを事例を挙げて解説してます。そして「こんなときにはこのように対処しなさい」といった単なるハウツー本とは一線を画し、子供の心や精神の発育への影響にまで踏み込んだ深い内容になっています。これから子育てをする方や既に奮闘中の方、又悩んでいる方にとって大変参考となる一冊です。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク