新書と文庫本の専門店です。Amazon売上ランキング順にレビュー付き!

新書☆文庫ランキング

1,500円以上で送料無料! ※一部大型商品を除く     カートをみる |  ヘルプ
文学・評論
思想・人文
政治・社会
歴史
地理 ビジネス・経済 科学・テクノロジー アート エンターテイメント ヤングアダルト ノンフィクション 新書・文庫 全般
 

科学・テクノロジー

アイテム一覧
81 82 83 84 85 86 87 88 89 90
食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流 がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫) 文章読本 (中公文庫) 腸は考える (岩波新書) 二重らせん (講談社文庫) 脳と心をあやつる物質―微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス) ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫) 地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書) 早わかり看護聞き言葉辞典 (Quick notes) 旅行者の朝食 (文春文庫)
食事で治す心の病―心・脳・栄養.. がん患者学〈1〉長期生存患者た.. 文章読本 (中公文庫) 腸は考える (岩波新書) 二重らせん (講談社文庫) 脳と心をあやつる物質―微量物質.. ドイツ流 掃除の賢人―世界一き.. 地球がわかる50話 (岩波ジュ.. 早わかり看護聞き言葉辞典 (Q.. 旅行者の朝食 (文春文庫)

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19 
9 / 50


食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流

[ 単行本 ]
食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流

・大沢 博
【第三文明社】
発売日: 2003-02
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
食事で治す心の病―心・脳・栄養 新しい医学の潮流
大沢 博
カスタマー平均評価:  3.5
店頭で見たら買わない本でしょう。
お勧め商品に出てきて、ついポチっとクリックして購入しました。 が店頭で手にとってパラパラとでも内容を見たら絶対に買わない本でしょう。 ☆一つつけるのも悔しいです(笑) 内容が薄すぎ。筆者は持論を展開するのみで何も証明していません。 参考文献の索引もなく、例証にも統計的に意味のない引用ばかり… 一時間足らずで読めますが時間の無駄です。 私はこの著者の本を読む気にはもうなれませんが。 著者はこの分野のパイオニアでかつ第一人者とのこと。 著書もたくさんあるそうですね。 どうしてもと言うなら、せめて他の著書をあたるべきでしょう。 ほかに著者の肩書きが岩手大学名誉教授となっていますが、 専門は何なのでしょう? 端から端までこの本を見てみましたが、一切記述されておらず わかりません。その後ネットで検索し初めて心理学(臨床心理ではない) が御専門の方と知りました。 なぜ明記されないのか、少し不思議な気がしました。
薬を飲む前に、まず一読!
私は精神科利用者の立場から
読ませていただきました。
確かに薬の副作用は怖いものが
あります。
分子整合医学は、副作用もないようで
画期的ですね!
日本の薬づけ医療は絶対おかしい!
薬を出せば出すほど、医者は儲かるんですよ。
しかし、栄養療法だけで
すべての精神疾患が良くなるのかは
疑問ですね。
しかし、すべての基本は食なのです。
薬をなるべく避けて、回復したい方は
読みましょう!
心の病に苦しむ人、その家族の方読んで下さい。
私の妹は長年、うつ病とパニック障害で苦しんでいます。心の病は本人、家族にとっても大変つらいものです。この本を読んで、今までの妹の食生活と病気発症との因果関係について、また現在の日本のいわゆる薬漬け精神化医療についておおいに考えさせられました。そして妹は現在、砂糖抜き療法でキレることも少なくなり薬の量も減りました。ナイアシンの入手方法が多少難しいですが(日本にはまだない)ネットで米国より取り寄せできます。心の病気で苦しんでいる方、ご家族の方必読です。
ビタミンB3が効く!
心の病=ストレス、ウツ、痴呆・・・本の内容は難しく書かれていますが、心の病は どんな人もなる可能性があります。病気になってからでも、それよりも病気になる前に「予防医学」のつもりで早く読まれたほうがいい本ですね。見直せ食生活!日本の犯罪が増えている理由も心の病が関わってる気がします。ビタミンB3を探すのが苦労しましたが 人間の身体に必要な栄養素は たくさんあることを認識させられ、間違った知識を正せる本です。必読本です。
すばらしい内容でした
もっと早くこの本と出会えたらよかったと思います。
10年に1回くらいあるんですよね。
本当にこの本を買ってよかったって思う事が。
今まで自分の中で、はっきりと分からなかった事が判明し、非常によろこんでいます。
これからの自分の健康のために役立てていきたいと思います。

がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫)

[ 文庫 ]
がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫)

・柳原 和子
【中央公論新社】
発売日: 2004-03
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
がん患者学〈1〉長期生存患者たちに学ぶ (中公文庫)
柳原 和子
カスタマー平均評価:  4.5
『患者による患者学のはじまり』宣言!
 ちょうど、私が同病者として、労働現場に戻りつつあるときに、晶文社から分厚い原本が出版された。「患者による患者学のはじまり」に足場を作ろうとしている著者の勇気に感動した。
 私の読み方は、同病者としては次のようになる。
 第3部の「再生−私とがん」には特に注目した。私も同病であり、あの時代に迷える子羊としてさまよっていたからである。
 この著者に関心をもつのは当然のことであった。この人の母が卵巣癌と診断され闘病生活の末亡くなったこと。更に、幼いときより母のいとこで「癌には個性がある」と主張していた医学者佐藤博氏の影響を受けていたこと。私は、彼女がノンフイクションライターという立場から、あらためて「がん」なるものを明らかにしようという姿に感動した。
 早期発見・早期治療はベストという既成の価値観は、近藤誠氏の『がんもどき理論』により突き崩されていた。良心的な医師も動揺していた。
 さらに、ホスピスの登場。在宅で死を迎えたいという希望。それにつきあってもいいという医師たちの登場。
 帯津良一氏を頂点とする代替医療の大流行。このような状況の中でこの書物は誕生した。
 
●がん患者は医師たちにわが身をゆだねるのではなく、自らの病を癒す方法を選択しなければならなくなった。
 がん患者として闘病しつづけている柳原和子は「長期生存をとげた患者に学ぶ」(原本の副題)という視点から自己の仕事を再開した。長期生存している患者はいるのだ。今、あらゆるところで「がん告知」をされ絶望している大勢の人たちに希望をあたえる書である。いや、彼女の生き方そのものが、人とがんの関係を新しく見直してくれるのかもしれない。
 がんのとらえ方も変わった。がんは我が身体にある細胞の遺伝子が何らかの原因で傷つき細胞増殖を止めることができなくなった自然な現象に過ぎない。
 それでを、私たちはがんを病と言い、どこかでおりあいをつけれたらと願っている。原因究明は進めどもそれは治療とはつながらないことは抑えておいた方がいい。
 
勇気づけられる本
ガンの治療法としての三大療法しか知らない人にとって本書は「その他の療法」の紹介的意味が大きいです。目から鱗と言うほどではありませんがこの本を読んで勇気づけられることは多々あります。著者本人が罹患している状態での取材が元なので大変だったろうなと思うと同時に切実感があります。体系だったガン治療法の紹介本ではなくあくまでも実際の症例の紹介ばかりなのですが、勇気づけられる人は多いでしょう。
ノンフィクションの真骨頂
この本は、代替医療や民間療法を実践した人だけの記録ではない。
「なぜ癌になってしまったのだろう?」
「再発を防ぐためにどうしたらいいのだろう?」
この問い対する答えは、患者一人ひとり皆それぞれに違うことを教えてくれる。
まるで短編小説のような筆致で綴られたルポは、とても読みやすく興味深い。
それぞれの人がそれぞれのスタンスで自らの病、癌と向き合う姿を真正面から捉えた、ノンフィクションの真骨頂ともいえる貴重な本だと思う。
がん患者としていかに生きるか
 自ら卵巣がんを発病、手術、抗がん剤療法を受けた著者が、がん患者として生きる術を求めて、長期生存患者の生の声に耳を傾け、それを伝えようとした記録である。
 完全治癒を勝利として、再発や死は敗北とされてしまう現代の医療現場で、闘病、死に向き合わなければならないがん患者の悲しみ、怒りが伝わってくる。

 がん患者としていかに生きていくか?の正解は、西洋医学にも代替医療にもみつからない。その答えはひとりひとりの個人がみつけていかねばならない。
 医療関係者や、がん患者だけでなく、自らに過大なストレスを課して不健康な生活を謳歌している現代人こそ、必読の書である。
読んでも辛さが減るわけではないが・・・
この本を知的興味で読むのと、自分や家族が癌にかかって読むののでは全然印象が違うだろうな、私は3年ちょっと前に女房が癌の末期で死にそうな時に読みました。医者の予言どおり3ヶ月で死んでしまいましたが。今でもこの本に感謝しているのはお見舞いにCDとCDプレーヤーがいいと書いてあったこと、さっそく買っていったらとても喜んでくれました。この本に書いてある患者さんの実例は私には参考になりませんでしたが、自分ひとり不幸を背負っているような気になっていた私には、やはりほかにも苦しんでいる人は沢山いるんだということを知っただけでも良かったと思います。後で他の癌患者を持つ家族にあげたらすごく喜ばれました。


文章読本 (中公文庫)

[ 文庫 ]
文章読本 (中公文庫)

・丸谷 才一
【中央公論社】
発売日: 1995-11
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
文章読本 (中公文庫)
丸谷 才一
カスタマー平均評価:  4.5
酒肴に
この本はおもしろい。味があります。なんど読んでも味がある するめのような本です。 名文を読むこと、達意(相手に伝わる文)ということ、そして 書くに値するものを持つこと・・・などが、豊富な引用文とともに 解説されていて、考えさせられます。 わたしは絵が好きなので特に、イメージと論理の章が興味深かった。 イメージ(描写文)は上手に使うと強い印象を与えるが、下手に使うと 曖昧な意味になってしまい、文章が論理的に成立しにくいという解説です。 それでは、描写文でなく小説の挿絵でも、文章を補う力になれるのが 挿絵として上手い絵であり、文意に添う何かを伝えることが著者の言葉を 換言するなら、描くに値すること、なのかなと思いました。 なんども読み返したい本です。
谷崎のは基本書、本書は判例集
 谷崎の「文章読本」と本書の違いを法律書に例えるなら、谷崎のは基本書、本書は判例集といったところか。  谷崎の著作にも良い文例は出ているが、量としては格段に本書の方が多い。ぼんやりしていると、どこまでが解説なのか引用なのかわからなくなる。  また、本書が書かれた時代の気分も味わえて面白かった。恐らく戦後少し経ってからだと思うが、明治憲法・現行憲法を批判する部分(特に明治憲法)は迫力があった。言葉の力を政治に利用した端的な例として私の記憶にいつまでも残るだろう。
バイブル
「あの文章読本」と言われるほど有名な本。この一冊を読んで文章がいくらか上手くなる、という種類の本ではないが、バイブルのように金言に満ちた本。 基本的には勉強法の本。役立つテクニックも載っているが、あくまでも文章とはどういう物でどう付き合っていくべきかを教えた本だと思う。学び方を知らずに学ぼうとすることの怖さを、知っている人が読めば良い。将棋でも定石を覚え始めると一時的に弱くなると言われるが、似た傾向はこの本にもあるのではないか。 結局は「名文をたくさん読みなさい」という教えに帰結するのだが、手本として引用されている名文の技には舌を巻くばかり。そういう文章を真似るところから修行は始まるのだ、と先生は言う。個性とかオリジナルなんてものは、模倣を続けた後に自然と出来上がるものなのだ、と。 そうした名文を横において解説されていく文章論。名文からこうやって学んでいくのだよ、と先生は学び方の手本を見せ、名文から文章の基本を指南する。その教えを疑う人は丸谷才一のエッセイを先に読んでも良い。この人が稀代の名文家であることはすぐに分かるだろうし、こんなに面白いエッセイがあったのかと喜んでもらえると思う。 ただし、著者のポリシーを貫いて歴史的仮名遣いになっている。「かうもり」をコウモリと読める人ならまず問題ない。表記法が古いだけで、文章は新聞記事よりも平易だ。手本として引かれた名文の中には古文もあるが、古典の名文とつながりを持てるのはこの本の売りでもある。
やや強引な持論が見受けられる
確かに丸谷氏の文章論は括目すべき点が多い。
しかし、その氏ですら素人目にも明らかに誤っていると思われる箇所が存在する。特に、谷崎潤一郎がその著書『文章読本』で触れた、文法に対する意識について取り上げた一節がおかしい。

この中で、丸谷氏は「谷崎潤一郎が文法にこだわるなというのは、実のところ英文法にこだわるなという意味であり、国文法を指したものではない。これはテニスの初心者に水泳のつもりで手足を動かしてはならない、と教えるようなものではないか」と批判を展開している。

この批判は正しくない。なぜなら、そもそも明治以後の国文法というものが欧米の言語学、文法運用理論の触発を受けて成立したものだから、どうしたって欧米風の厳密な法則に基づいた文法体系として成立せざるを得なかった。それからすれば、国文法と英文法が極めて類似した厳密性をはらんでいるのは当然のことであり、谷崎が国文法と英文法を同義として取り扱ったのもまたごく当然の話ではないか。

要するに谷崎は、
「今日の国文法というものが従来の日本語の性格を無視し、欧米の文法と同じく曖昧性を一掃したものである以上、伝統的な和文脈を書こうとする際に差障りとなる、だから文法にとらわれず書け」と言いたかっただけの事である。

この谷崎の真意はその『文章読本』で、昨今はとにかく文法的に正確を期し、論理的な運びを重んじるあまりに和文本来の味わいが損なわれている、と苦言を呈しているあたりからも容易に推察されるはずである。

大文豪たるもの、まさか単純に英文直訳風の日本語を書くな、といった次元の低い論理を振りかざすはずはなかろう、と考えるのが普通だと思うのであるが。

とはいえ、最初に触れたように谷崎に劣らぬ文章論を披露していることもまた事実である。何だかんだいっても、やはり一読に値する一冊といえよう。
扇の要
 丸谷才一の本を読むたびに、この人の正体は何だろうと思うことがあります。小説家?評論家?ジョイス学者?雑文家?多分、正体は10年に1冊の長編小説しか書かない小説家というのが正しいのだろうけれど、もちろん力点は小説家においています。少ししか小説を書かない小説家、そうなった理由はこの「文章読本」を読めばわかるような気がします。

 もともと、芸の限りをつくして趣向を凝らした面白い作品を書くことを信条にしている小説家ですが、ある時、現在の日本がそういった作品を書き続ける環境にないことに気がついた。自分の作品を味わって、面白がってくれる読者層の薄さ。小説家にとって、信頼のできる読者をイメージできないのは致命的なことです。そこで彼は考えた、「小説を書く前にしなければならないことがある!」(と、私は想像しているのです。半分はあたっていると思います。)
 その結果、書かれたのがこの「文章読本」。そして上質な文章の見本帳として生産されているのが「雑文集」。

 以上の予備知識をもって、「文章読本」を読むと面白さが倍増します。私自身は「ちょっと気取って書け」というアドバイスに目からウロコがボロボロッと落ちました。「ああ、なるほど」と思い、それ以降、文章の幅が広がりました。それに、褒め上手なところも参考になります。まあ、文章の有段者を目指す人には必読書といったところですかな。
 
 


腸は考える (岩波新書)

[ − ]
腸は考える (岩波新書)

・藤田 恒夫
【岩波書店】
発売日: 1991-10
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
腸は考える (岩波新書)
藤田 恒夫
カスタマー平均評価:  4
研究の楽しさを教える
今から18年前に出版された本で、学問的な知識は古臭いものになってしまったかもしれないが、研究の楽しさというのはいつの時代でもエキサイティングな新事実を発見したときであることを教えてくれる。 第一章から三章までは腸管の研究内容が主に語られているので門外漢の読者にはつらいかもしれないが、四章からは研究者自身の話で、あとがきにあるように、研究というのは真理の探究というような求道の姿ではなく、もっときまぐれな遊びや道楽の姿をしているということを教えてくれる。 後半はほとんど生物学の話になってしまったが、「脳は腸からはじまった」ということが分かればいいんではないだろうか。
研究は最高の道楽?
 腸脳関係に興味があり本書を読んでみましたが、 どちらかといえば消化管ホルモンやセンサー細胞の 研究成果をエピソードを交えながら面白おかしく 紹介していることが中心になっていたように思います。  少し脱線が多いことや内容も今となっては少し 古いために「セカンドブレイン」の方がもう少し 内容的にも楽しめる気がしました。  あとがきにも書かれているように、学問や研究の 面白さを伝えてくれる内容ということに関しては、 研究に関わる人には参考になるところも多いかも しれません。  研究者に限らず、自分が面白い・興味あると 感じたことを追求するのがやはり大切なことに 気付かせてくれた気がします。
細胞が思考しているのか?
本書は、その説くところを理解したら、とんでもない現象である事がわかるはずです。学術的な説明は端折って、結論だけ言うと、「腸の細胞は、どの物質を吸収し、どの物質を吸収しないかを、脳みその助けを借りずに判断している」と言う事だからです。 パブロフは、そう言った働きは神経細胞を介していると言ったのですが、かれらのこの研究により、細胞自身が何らかの判断をしている事が明らかになったわけです。 であれば、細胞のどの部分が、どう言った情報を元に判断をしているのか、脳みそは不要にならないのか?等々ここから先に研究されなければならない対象が、この研究の結果一気に増えるわけです。 こういった研究の成果自身素晴らしいものですが、本書では研究する事を楽しむ著者の姿勢がありありと描かれており、そちらの方もとても好感を持てました。
小さな脳
医学研究の分野ではないがしろにされがちな「腸」の研究を続けてきた著者。 正直言うと、素人が読み全てを理解するのは至難の業だろう。 専門用語が頻発するので、まともに読むとその度に中断しなければならない。 よって3割くらいは斜め読み。 しかし、それでも腸の機能のすごさと、著者から伝わる研究の「楽しさ」は素人が読んでも面白い。
研究を楽しむ強引さ
研究の楽しさがビンビン伝わってくる本です。特に、忘れ去られようとしている日本人研究者の業績に、再度スポットライトを当てる行動力、実行力はすごいです。知力、気力、体力が充実した楽しい話が満載で、とても元気になれる本です。

二重らせん (講談社文庫)

[ 文庫 ]
二重らせん (講談社文庫)

・ジェームス・D・ワトソン ・中村 桂子 ・江上 不二夫
【講談社】
発売日: 1986-03
参考価格: 490 円(税込)
販売価格: 490 円(税込)
二重らせん (講談社文庫)
ジェームス・D・ワトソン
中村 桂子
江上 不二夫
カスタマー平均評価:  4.5
史上最低とも言うべき科学書としては最高峰です。
私はこの本は精細かつ読みやすくかかれた科学書として尊敬します。 しかし、科学がまるでスポーツというかギャンブルというか、見世物の ように描かれる様には、胸糞が悪くなりました。ノーベル賞受賞者であり、 世の中に革命をもたらした賢人のノンフィクションではありますが、 果たして、これが本当に進むべき正しき道なのか・・・? 現在の大学院重点化による廃人大学院生の量産、ポスドクの立ち枯れ、 研究分野の分子レベル一辺倒の細分化、相次ぐ論文偽造や自殺や嫌がらせ、 全ては、この哲学から始まっているのかもしれない。 この書に対峙することは、科学の未来を変える一つの膏薬になると思う。 崇めたければ崇めればいいが、焼き捨てる勇気もまた必要な、衝撃の一冊である。
勢いある本
以前読んだ『生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)』で紹介されていたので読んでみた。ワトソンやクリックは当時、同じような研究をしているポーリングという人との競争の中で必死であり、DNAの構造解明に先を越されまいと相当燃えていたようだ。そういう気分がよく伝わってくる勢いのある本だ。素人にはさっぱり不明な議論も含まれていたが、わかればもっと面白いだろうが、まあわからなくても読める(飛ばせばいい)。生物の教科書に気難しそうに並んでいた「ワトソン-クリック」だが、本書にかかると躍動する。二人は共同研究ではあるが、いつも仲良くやっているわけでもなく、ワトソンがしばしばクリックのおしゃべりに眉をひそめることもあれば、また逆に、クリックが「大事な時期なのにテニスなんかして」とワトソンを非難がましい目で見ることもあったという。こういう人間くさい部分を特に隠し立てもせずに描いているところがとてもおもしろい。 いまではみな二重らせん構造を当たり前と思っているが、当時ポーリングなどは三重らせんと考えていたくらい、不明なものだったそうだ。それを二人は解明したわけだ。その解明の仕方として、モデルを先に作ってそれを事実と照合させるワトソンやクリックの方法と、事実から何かをゆっくり引き出そうとしたフランクリン女史の態度が対照的に思えた。研究の態度として、一種の奔放さから自分で想像的(創造的)なことをひねり出す「やわらかい」過程を通れるこういう二人みたいな人こそ、何か最終的には偉大なことを成し遂げるという感じはする(いわゆるガリ勉は、本来学者に向いていないのだろう)。彼らの場の空気みたいなもので、巻末の登場人物の業績なんかをみていると、彼らの周りにいる人々はことごとくノーベル賞をとっているようである(ポーリングも別の業績でとっている)。まるで灘や開成では東大進学が当たり前みたいなノリだ。
ワトソン=嫌な奴
ノーベル賞受賞者の中でもこれほど本質に関わらず受賞した人間も珍しいのではないだろうか? 最も恩恵を受けたロザリンドをここまで見下すと言う事は穿った見方をすれば、彼女への嫉妬が 本書を書く最大の動機だったのでは?と思わずにはいられない。本来受賞に値する人間がクリック、 シャルガフ、ロザリンドであったと言う事をこの本は図らずも露呈してしまっている。その意味で 星は六つあげても良い。ワトソン君、一番嫌な奴は君なのだよ。
はじめて知った科学者の世界
いつも当たり前のように見ている、あの二本の帯が螺旋状にねじれているDNAの構造をときあかすまでを、当のワトソン博士が、生き生きと綴る。想像以上に人間的で、予想を排したフェアプレイで、ライバルたちが研究に挑む姿は、下手な小説の数倍も面白い。科学の苦手な文学青年にも少女にも、ぜひお勧めしたい。 それにしても、今の研究だったら、CGグラフィックを使うのだろうか、最後にいまの構造を思いついたワトソン博士が、それをかたちにするために、模型ができるのを何日か、今か今かと待っているのが、何とものどか。 若干25歳であんな偉業を成し遂げた彼に嫉妬を覚えつつも、オックスフォードやケンブリッジの描写も旅行で訪れた、かの地を思い出させ、イギリスの香りをも楽しませていただいた。
大発見の過程の生々しさ
生物学史上、今世紀最大の成果と言われる「DNA構造の発見」。本書は、発見者の一人ワトソンがその発見の過程をドキュメント・タッチで綴ったもの。イギリス人で偏屈ではあるが理詰めなクリック。アメリカ人で直感力に優れ野心家のワトソン。この若いコンビが世紀の大発見をする模様が当人の筆で書かれているので迫力がある。 研究の場所は主にケンブリッジ。ワトソンは当時のイギリス人から見ればヒッピーのような姿でやって来たのだ。研究者の間には当然激しい競争がある。自分の研究に対して、他からの反駁・無視があるという恐れもある。研究者と言っても通常の人間同様、生々しい感情があるのだ。話の前半は主に人物紹介に費やされ、"発見"に近づくに連れ緊迫感も盛り上がる。しかし、ワトソン達が多くの研究者から情報を得られたのも、場に恵まれたからで、研究環境も非常に大事だと感じた。が、この中で"フェア"な情報入手の割合がどの程度であったのかは分からない。 本書を通じて、女性研究者に対してあまり公正ではない気がしていたが、特に著者らの論に強硬に反対していたロージィが土壇場で急に賛成に回ったのは話がうますぎる気がした。また、ワトソンが自分の野心を率直に書いているのはアメリカ人特有のフランクさか、本人固有の特質か。 いずれにしても、"世紀の大発見"の本人が書いた迫真のドキュメンタリである。生物学、遺伝学に興味のある方にお勧めの一作。

脳と心をあやつる物質―微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス)

[ 新書 ]
脳と心をあやつる物質―微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス)

・生田 哲
【講談社】
発売日: 1999-10
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
脳と心をあやつる物質―微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス)
生田 哲
カスタマー平均評価:  4.5
神経伝達物質の正しい解説
巷の「ノウカガク」の本とはちがい、神経伝達物質を科学的な側面から概説してある。 神経伝達物質とその剰余・不足に伴う病気、それらの病気に対する薬を分子レベルで解説してある。 神経伝達物質という生化学の側面の強い分野の概説であるにもかかわらず、「化学」の前提知識は最低限に抑えられていて、全体を理解するのに不必要な化学の説明は排除してある。当然新書本なので、大雑把であるのは当然で、だからこそ全体が分かりやすくつかめるようにうまく書かれている。これは名著。
化学の知識のない一般読者にも理解しやすい本
 素人向けにわかりやすく書かれた、脳内の神経伝達物質に関する話。  前半において、心が脳のはたらきによって生み出されていること、脳神経細胞間の興奮伝達のしくみ、各種の神経伝達物質の量とバランスが重要であること、等が説明されている。神経伝達物質として主に取り上げられているのは、ノルアドレナリン、セロトニン、ドーパミン、アセチルコリン。それらの過不足によって、躁鬱病、統合失調症、強迫神経症、不安、パーキンソン病、アルツハイマー病、等が引き起こされる仕組みと、治療薬がどのように作用するのかが簡潔に記述されている。後半では、日常的に口にする食物や飲料、カゼ薬・鎮痛剤、等に含まれている化学物質や、アミノ酸、糖類、ミネラル、等が取り上げられている。  脳内の神経伝達物質のバランスがとれていれば平常心が保たれる。心の病の原因はそのバランスが崩れたことだから、バランスを取り戻せば全て元通りになる・・・。こういった過度とも言える単純明快さが全編を貫いており、化学物質の知識をもたない一般読者にも理解しやすい本に仕上がっていると思う。どこで区切るのかわからないような長い化学名がいくつも登場するがあまり苦ではなかった。むしろ自宅にあったカゼ薬の成分表と見比べながら楽しく読んだ。シナプスでの興奮伝達の仕組み等、詳しく説明しようとすると複雑になりがちなところも、素人にもわかる程度に単純化してわかりやすく説明されていると思う。  全体として面白く読んだが、神経伝達物質のバランスさえ保たれていれば万事OKと言わんばかりの物言いには少々反発も感じた。神経伝達物質のバランスの重要性に著者がおいているウェイトがバランスを欠くほど大きいように感じたからだ。
心療内科・精神科の患者は必読の書。
自称公称メンヘラ必読の良著。 著者の主張は一貫しており、それは『ココロは脳が作り出す』である。 絶対ではないが、蓋然性は高いだろう。 脳の機能不全はココロの機能不全、『心の病』を意味する、と相成ろうか。 『心の病』の原因を、脳と脳を駆け巡る脳内物質に演繹し、『心の病』の対策を帰納する。平易な文体で誰にでも読みこなせるだろう。 出版からかなり時間が経過してしまっているが、 『自分の病気の仕組み』を理解しにくい精神疾患罹患者自身に、 己の脳の状態と、それに対処する『根拠に基づいた医療』の正体を知る手がかりとして欲しい一冊。
脳科学の基礎知識を得るのに最適
書かれてから結構な年数が経っているのでその点を差し引いても、やはり必読の書。脳科学の理解に欠かせない基本的な伝達物質のしくみと、それに対応した薬理の解説がわかりやすい文章で書かれている。私はこの本を足がかりに、脳科学にのめり込みました。
脳をあやつる物質
脳は数多くの物質によって有機的に構成され、情報を記憶・処理している。当然、特定の物質の多い少ないが、脳に影響を及ぼすこともある。それを丁寧に解説した一冊。例えば、以下のような具合だ。

・眠りたくても寝つけないときは、メラトニンのもとになるトリプトファンを多く含んだ牛乳、ピーナッツ、アーモンドを食べるとよい。寝つきがよくなるはずだ。

・やる気のもとになるチロシンを多く含むのが筍。チロシンが活用されるためには糖類も同時に摂取するこが必要で、タケノコご飯が最適。
・ストレスを受けると血液中から亜鉛が減り、銅が増える。ストレス耐性を高めるには、亜鉛を多く含んだ「牛乳」「豆類」を取る。亜鉛は現在でもっとも不足しているミネラル。

また、ストレスで「血液・脳関門」の機能が100倍も弱くなる可能性がマウス実験で確認されたそうで、これも怖い話だ。強いストレスがあると、大切な脳を守る関所である「血液・脳関門」の機能が低下し、通常では絶対に侵入しない物質が脳内に入り込む可能性がある。その知識もこの本ではじめて知った。強烈なストレスがあると頭がうまく働かない経験が誰にでもあると思うが、脳関門が機能低下し、通常はない物質が脳内に侵入し、有機的な反応システムに影響を及ぼしているかも知れない。


ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)

[ 文庫 ]
ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)

・沖 幸子
【光文社】
発売日: 2005-08
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)
沖 幸子
カスタマー平均評価:  4.5
シンプルな掃除術
汚れたらサッと掃除する大切さを学べます。 掃除に時間をかけないために、普段からチョコっと掃除を心がける、汚れを溜めない掃除って感じです。 写真もキレイでオシャレなので星1個オマケ。
これでお掃除がんばってます
主婦になってきれいな部屋でい続けたいと思い、読んでみたら面白かった。お掃除が嫌いで苦手な私に救いの手を差し伸べてくれました。 この本のアドバイスでチョコチョコ掃除がんばってます。シリーズで購入!さらにお掃除上級者を目指します。
確かにいいのですが
ドイツに住んでいたときに私も掃除の仕方を覚えました。日本の家屋事情と取り入れられるものがもう少し書かれていたら良かったのですが、そして日本ならではの気候での工夫が書いてあれば便利だと思います。 私は著者の本を3冊購入しましたが、どれもあまり変わりないのが3星の理由です。ゴキブリや蜘蛛の巣、ハエの退治などの工夫、障子やふすま、畳の掃除方法、などが書いて、客間のベットの使わないときの工夫などかかれていればよかったと思います。
本当です。
ドイツにお嫁に来てはや14年。 ああ、それなのに掃除が上達してませーん!!!ドイツ人の家がきれいなのは本当です。 窓や庭、玄関回りなどをきれいにしていないと 近所から文句を言われるということも、はい、ありえます。 個人差があるとはいえ、日本人の言う「とってもきれいにしているお宅」というのがドイツでは普通の家。 ドイツの「きれい」はレベルが違うんですよおおおお! 私の場合、どう掃除していいかがわからないわけではないんです。 どこからはじめたらいいのか段取りがわからない、ということだと思います。 (ホントか!?!?!) こんなこといまさら友人にもお義母さまにも聞けません!そこでこんな本を買ってしまいました。 この本の中で薦められている点は    ついでついでに手を動かして「ながら掃除」をする    掃除をスケジュールに組み込む(手帳に書き込むことも!)    短時間でやめる (15分掃除の薦め)    気楽にやる  などです。 掃除の具体的な仕方がたくさんありますが 全体として温かく、励ましてくれるような本です。  忙しさと怠け癖が出てくじけそうになったら動機付けとして読み返そうと思います。
気持ちの持ち方で変る!
私も掃除嫌い。と、著者が言ってくれるのにホッとする私です。そんな著者が教えてくれる掃除の極意は15分でできる、と言うか15分しかしない掃除です。しんどくないから続けられる!続けるかどうかは本人次第ですが、この本を読んで特別な道具もいらず、自分にもできそうに思える工夫ばかり。続けられる気持ちになります!忙しい方にこそ。

地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)

[ 新書 ]
地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)

・島村 英紀
【岩波書店】
発売日: 1994-07
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
地球がわかる50話 (岩波ジュニア新書)
島村 英紀
カスタマー平均評価:  5
わかりやすいです!
子どもの(小4)塾の国語の問題に載ってたのを見て、面白そうと思い購入しました。子ども向けみたいですが大人もへーと思うところが多く知識が増えます。南極大陸は氷の重みで沈んでいるとか常識と思っていた”大地は動かざるが如し”が吹っ飛びます!!。ぜひお読みください。
わかりやすい!
地球についての雑学やプレートの動きなどわかり、図や絵などたくさんあるので、理解しやすい本です。学者さんが書いた本なので他の地球に着いての本より詳しく書いてあります。皆さんにお勧めします。

早わかり看護聞き言葉辞典 (Quick notes)

[ 文庫 ]
早わかり看護聞き言葉辞典 (Quick notes)

【照林社】
発売日: 2005-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
早わかり看護聞き言葉辞典 (Quick notes)
 
カスタマー平均評価:  5
初歩的な事が
ナースじゃないですが、仕事に必要なので使ってます。よくまとまってて、使いやすいと思います。「これぐらいはフツー知ってるだろー。いらないんじゃないの?」というようなことまで載っています。よくこんな小さな本に、こんなに詳しくまとめたなあと思います。便利です。おすすめです。
なかなかです
 最初はあまりにもコンパクトだったので、「値段高い」と思ってしまいましたが「なかなか使えます」医学用語の基本であり、簡単な解説もあり勉強になります。この内容であれば記憶もできカルテや検査所見を見る上でも、とても役立ちます。私はいつも白衣のポケットに入れて時間があるときは内容を記憶するようにしています。(必要最小限の事ばかりなので)  良くまとめてあり役立ちます。お勧めです。
実習に行く看護学生のための業界用語集
もし、あなたが看護学生で実習に行く予定があり、以下の言葉を知らない人であれば、とても役に立ちます。マンマ(MK)、ルンバール、カマ、アッペ、コツメタ、ラパコレ、DIV、フォーレ。こうしたナースの業界用語が調べられます。去年これが出版される前は「読み方つき医学・看護略語辞典」2500円や「基本カルテ・看護記録用語辞典」2800円、「英和医語中辞典」2500円等を買って使っていましたが、例に挙げたような業界用語、俗語がなかなか出てきません(DIVは載ってます)。苦労して調べていました。この本は小さく軽くて病棟にも持って歩けるし、内容も今でている中では一番使えて、最も安価です。言葉の意味のほか、漢字や英語独語の綴りも載っています。患者さんの状態を表す観察用語、看護用語、検査・治療の医学用語、カタカナ語、アルファベット略語、観察の表現語集、医学用語への言い換え表など網羅されています。ルンバールって何ですか??と暇のある優しい看護師さんに気楽に聞ける病院に実習に行く学生さんには必要ないかもしれませんが、地獄の実習ではとても使えます。ちなみに例にあげた言葉は順に、乳がん、腰椎穿刺、酸化マグネシウム(下剤)、虫垂炎、骨転移、腹腔鏡下胆嚢摘出術、点滴静脈内注射、膀胱留置カテーテルの意味です。

旅行者の朝食 (文春文庫)

[ 文庫 ]
旅行者の朝食 (文春文庫)

・米原 万里
【文藝春秋】
発売日: 2004-10
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
旅行者の朝食 (文春文庫)
米原 万里
カスタマー平均評価:  4.5
ハルヴァの味
この本は米原万里ファンになるきっかけとなった一冊です。 魅力的な語り口で興味深い内容となっておりスイスイと読めます。 ただ食べ物に関してだけでなく、日本ではあまりクローズアップされないような国の文化・政治などにも触れてあり、ためにもなります。 トルコ蜜飴の章では、ハルヴァが強烈に食べたくなり、ネットで探して注文しました。 が、やはり米原さんの食べた絶品ハルヴァとはまったく違うものでした。 いつか絶品ハルヴァを食べてみたいものです。。。 この気持ち、読めばきっとわかります。
蕪や黒パンなど東欧圏の食品に関する蘊蓄はどれも初めて聞くようなものばかり
 最初はグルメ本だとばっかり思っていて、「そういえば旅先の朝食だけに焦点をあてたような本ってあまり知らないな」と思って一読。驚愕しました。最初の「卵が先か、鶏が先か」では、おそらくプリマコフの同時通訳で「アブオーヴォ」という単語が訳せずに窮地に陥ったが、なんとかうまくとりつくろった、みたいな経験が、フランクに語られているのが素晴らしい。会議が終わって辞典を調べるとAB OBOはラテン語だったということがわかります。同時通訳者たちの悪夢は《スピーカーがいつギリシャ語やラテン語の慣用句や有名な詩の一節を原文のまま口にするか》(p.12)ということ。これは《日本人が漢文の故事来歴を好むのと同じ》(p.13)なんでしょうね。  あと、本のタイトルにも採用された『旅行者の朝食』。ロシアンジョークで『旅行者の朝食』がオチになると、なぜかロシアの人たちは抱腹絶倒するのですが、そのワケがわからない…といったあたりからはじまって、それがソ連時代のマズイ缶詰だったということがわかって、たいていはマズいものが多いけけど中にはフォアグラと間違えるほどの鱈肝の缶詰などもあったという思い出につながり、最後は、そうしたものも輸入品に席巻されてしまい、いまでは「旅行者の朝食」も懐かしいと感じる、と終わる流れは、悠揚迫らず、見事なもの。
食べたくなるなる
当時高校2年の私に、進路を食関係に決めようか迷わせた一冊です。軽快な語り口とたっぷりのユーモアだけでもお腹いっぱいなのに、中で紹介されている食べ物のおいしそうなことといったら・・思い出し笑いならぬ思い出し涎を何度拭ったことか。 その年に米原さんが私の高校に講演に来てくださった時は、「誰?」という顔をしている同級生の中、感動による興奮を抑えてかじりついてお話を聞きました。お亡くなりになった今、あの後ホームルームを抜け出して、直接「ハルヴァはみつかりましたか」と聞けなかったことが残念でなりません。
雑学事典
昔話に出てくる変わった食べ物、未知の食べ物。 誰もが一度は食べたいと思ったはず。 しかし、大抵の人はいつしか忘れてしまう。 でも、米原さんは覚えていた。 通訳で世界中を飛び回るという事情も重なり、未知の食べ物を口にすることが出来た。 米原さんの強い思い入れが感じられる。
万里さん、ごちそうさま!
彼女のエッセイはどれもヒットまちがいなし、今回も多いに頷いたり笑ったりさせてもらいました。 それだけにもう新作が読めないと思うと悲しいです。 私にとって、何よりも同感したのが、「おにぎり恋しさに悶え、おにぎりを口に感涙することこそ日本人」という意味のくだり。近年、国外でもコシヒカリを入手できる地域が増えましたが、80年代に最初の外国暮らしを始めた私には、このことばのメッセージがよぉーく分かります。

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19 
9 / 50

サブカテゴリ
    新書・文庫
   科学・テクノロジー
   科学読み物
   数学
   物理
   化学
   宇宙学・天文学
   生物
   医学
   薬学
   栄養学
   工学
   建築学
   科学・テクノロジー 全般



特集
   恋愛



◇このサイトはAmazon.co.jpと連携しています。ショッピングカートはAmazonのものを利用しています。
◇販売事業者はAmazonとなりますが、商品選定等についてのお問い合わせがありましたら、フッターにありますメールリンクからご連絡下さい。



**お店のPR**
<相互リンク>
AmazonMall0
AmazonMall2
AmazonMall3
AmazonMall4
AmazonMall5
AmazonMall6
AmazonMall7
AmazonMall8
TomatoChips
MensWathch
LadysWatch
ShopResort
PremMarket
PremShop
SavePrice
限定ミッキー腕時計
オイルキャンドル
OMEGA格安
海外ブランド財布格安
グッチ格安
ブルガリ格安
プラダ格安
コーチ格安
お祝いに胡蝶蘭
逸品堂Mens支店
逸品道Ladys支店
羽根布団10点
羽根布団8点
AkiraZon
AmazonMall001
AmazonMall002
AmazonMall003
AyaZon
声優Zon
USBjunky
PC_LIFE
あかちゃんのおもちゃ
エレキギター
電車のおもちゃ
浄水器屋
何でも収納屋
電動工具屋
ラジコン屋
はんこ屋
防災防犯屋
サイエンス屋
ミニカー屋
ケース売り屋
G-SHOCK堂
kinsen.com
usb.kinsen.com
SavePrice

AmazonMall012
AmazonMall013
AmazonMall014
AmazonMall015
AmazonMall016
AmazonMall017
AmazonMall018
オススメ腕時計
オススメ羽根布団
オススメ!ミッキーマウス腕時計
オススメMP3プレーヤー
オススメ美容器具










Copyright © 2009 新書☆文庫ランキング. All rights reserved.    Program by 簡単アマゾンサイト作成ツール 4.1.2

 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク