素人ですが、分かるように書いてありました。専門の内容を書く、というより、専門外の人にも内容が分かるように、興味が持てるように書かれている、という印象の本です。
筆者の発見したこと、研究内容は、それは、それで立派なんのでしょう。(すいません、門外漢なんで、ちょっとピンと来なかったところも・・)が、個人的には、「ハエは眠るのか」とか「生物時計は、人とその他の生物で違うのか」とか「ハエにも、不眠症がいるのか」「虫も夢見るの」等、素朴な疑問(??)にも、研究成果から解説してくれているところが、良かったです。愉快、愉快に読めました。
また、生物学(主に、遺伝子関係)の動物実験の様子も、わかりやすく説明されていて、そのやり方や内容が、興味深く面白いものでした。
いやはや、生物とは不思議なものだなぁ、と好奇心を呼び覚ませてくれた1冊でした。興味の尽きぬ本でした。 研究のよろこび面白い本です。すんごく面白い研究の本です。研究の内容については,他のレビューや紹介文を参照されてください。
著者が研究することをどのように楽しんだのか,研究の中で最高級の興奮はいつ得られたのか,研究する喜びが文章から伝わってきます。奢らず,また衒わずに述べる簡潔かつ謙虚な文体も大きな魅力です。
科学に対して懐疑的な思惑がある方や,研究は自分とは関わりないと考えている方にこそ手にとってもらいたい本です。生命現象を解き明かすことの素晴らしさが集約されているので,未知の豊穣に接することができると思います。
いったい“臨床”とはどういうものなのか.自分なりに考えたいと思って手に取った一冊.
哲学者である著者が,なぜ<臨床の知>に至ったかまでを綴った前半と,それをより実践的な医療の場面にあてはめた後半とに大きく別れる.
私の読書目的からすると,T章・U章あたりの<科学>の批判的なとらえ方にいろいろと刺激を得ることが出来た.とくにT章での科学を制度化したことの弊害として,<普通科学>者の保守性に関する記述には,正直痛いところをつかれた.大義名分と実際にやっていることのギャップ.自分でもわかってはいたが,びしっといわれると反論する術を持たない・・・.肝に銘じたいところである.
後半の脳死判定,インフォームド・コンセントに関する記述は,読み物として非常に面白い.私たち日本人が持っている曖昧さと,死のとらえ方,医者と患者という立場のとらえ方など,この時勢だからこそ捉えておきたい考え方がたくさん示されている.
全体としては難解で読みにくいとは思うが,得られる物が多い本であったと思う. 暗黙知・形式知暗黙知・形式知を学ぶ上でこの本は非常に参考になった。経営を学習する学生やビジネスマンには是非手にとって頂きたい。