|
[ 文庫 ]
|
真・聖竜伝1 (富士見ファンタジア文庫)
・冴木 忍
【富士見書房】
発売日: 2009-05-20
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
|
・冴木 忍
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
C3―シーキューブ (電撃文庫)
・水瀬 葉月
【メディアワークス】
発売日: 2007-09-10
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
|
・水瀬 葉月
|
カスタマー平均評価: 4.5
シリアスながらも笑える シリアス4割でギャグ4割、2割はいろいろです。
いろんな要素を詰め込んでますが、十分に面白いと思いました。
キャラクターで買う人もいるかもしれませんが、内容も面白いのでしっかり読んでください。
ごめんなさい… ツボでした☆(笑シリアスな内容あり、笑いあり、ちょっと…グロい表現あり。表紙のヒロイン・フィアがとてもいい味を出してます。ただ、この作品は読む人によって意見が分かれる可能性が…。まだ2巻しか出ていないので、この先どうなるか分かりませんが現段階では星5つ
前作より、ラブコメ度アップでスタートです 内容】主人公の少年の元に宅配便にて、奇妙な箱が到着する。
奇妙な箱は、呪われていて、残酷で、不幸で、わがままで
お煎餅が好きな女の子でした。
そこから、物語は始まります。
批評】出だしが、オーパーツラブというマイナーな小説にそっくりです。
(まあ、出だしだけですし、良くある出会いのシチュエーションです)
多少読者を凹ませるダークな内容もありますが
前作が、グロくて濃い内容だっただけに、ずいぶん軽い印象を受けました。
前作がラブコメ3割、救いの無さ4割、ダークさ3割だとしたら
今作はラブコメ5割、救いの無さ1割、ダークさ1割、主役の少年の人の良さ3割で
構成され、万人受けしやすい内容になったような気もします。
ぶっちゃけ、普通のラブコメ小説でした。読みやすいし面白く、王道です。
読まないと、の…呪うぞ!! まず内容はそこそこに表紙買いした作品なので、イラストに関して不満はなかったです
中には際どいイラストもありましたが、全体的に綺麗で好みなテイストでしたね♪
内容はと言うと、あらすじ的にもそこそこの内容だと思って読みましたが、コレが結構楽しめました
私の好みに合ってたんだと思います
作者的には明るすぎず暗すぎずって辺りを目指して書かれた作品らしく、そのため両極端な作風じゃなかったのが良かったのだと思います♪
笑えるところは普通に笑えましたし、バトルなどシリアスなところも良かったです
いい具合にメリハリ効いてたと私は思いました♪
特にヒロインが事あるごとに言う口癖(?)「呪うぞ」のフレーズ
個人的にはすごいツボです(苦笑
水瀬 さんの新シリーズです 著者いわく、銀水瀬(灰色)ということで、すこしダークな作品です。
呪われた道具は年を経て、意思を持ち人の姿になれる、この作品の世界です。
主人公の所に転がり込んできた呪われた道具をめぐり話が展開されます。
代償を求める所や一部の登場人物がダークです。
イラストレーターは、さそりがためさんです。
私は、読みやすく面白かったです。
|
|
[ 文庫 ]
|
マクロスフロンティア Vol.3 アナタノオト (角川スニーカー文庫)
・小太刀 右京
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-01-01
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
|
・小太刀 右京
|
カスタマー平均評価: 2
あえて書きます! カスレビ見て覚悟して買ったんですけどね…主人公が明らかに片方と恋に落ちたような表現。魅せられていた自分に気付く。えぇもう何でもアリアリで。何でしょう、性というスパイスを加えればリアリティが増すとでも思われたのでしょうか。地上波では表現できなかったからノベライズに詰め込んだ?ズバリSEXはここでちりばめる必要があったのでしょうか?長くなるから主人公に絞って。何より「大人になった少年」というのがシラケる。アルト贔屓の私は、チェリー卒業で彼が成長するなんて、安っぽい表現して欲しくなかったよ(号泣)プライド高き歌姫が濃厚な接触で感染させてはイケナイと、気遣うシーンがTVアニメにはあったじゃないでスか、プンプン!童貞と処女を失う事が、あの2人に不可欠なステップだったのでしょうか。TVではアルト君、髪の乱れもなくしっかり上着も着てたから、なかったように思われるけど。折角のトライアングラーが台無し…その時の自分の気持ちに純粋に正直で、残酷な程優しい少年はここにはいません。この恋、アニメと同じラストになるんでしょうか。それじゃランカが可哀想すぎる…
別物と思いたい… これは付け加えられているだけでなく本編であった話が無かったり変更されてたりキャラがたまに別人に見えたりで別物にしか思えない。本編の補完や掘り下げられている所などは良かったですが必要なのか分からない設定や矛盾が多いです。言い回しなども変わっていて何か読みにくいです。他の方も書かれてる様に無意味にどのキャラも性描写が多いです。こうゆうのいりません。主要キャラ2人については本編でもありましたが読んでてアルトの本心が分からないので何とも言えません。でもそうゆう関係になってて映画でランカエンドだったりしたら有り得ない…。本編を見ててもあるキャラとそのキャラを取り巻くキャラ達も理解出来なかったんですが更に理解出来なかったです。 ポカーンとします。バジュラ寄りだとしても矛盾してます…。
別物 アニメから入った人が読むと相当凹む内容。アニメの方とは別物と考えたほうがいいです。アニメに惚れた腫れた等のスパイスは物語を盛り上げる上で大事だとは思いますが、この作品はその域を越えて無駄に性描写が多い。角川スニーカーにそういうのいいから。って言う感じです。そんなシーンを求めてこっちは買ってません。キャラクター一人一人の過去とか色々と背景があるはずなのにそれについては申し訳程度な感じが…とりあえず、マクロス好きや原作ファンにはオススメしかねます。 ってか劇場版とかありえない
良くも悪くもマクロスFのイメージが変わりました。 多少のネタバレを含むので、ご注意ください。
色んなキャラクターの過去や、意外な一面、つながりなどが見れてとても面白かったです。見て損はないと思います。賛否両論の火種となっているのが主要キャラ二人が関係を持った描写がなされていること、とあるキャラの過去が辛辣に表現されていたことが大方だと思います。
人それぞれ感じ方は違いますが、主要キャラ二人が関係をもったことを描写したことについては逆に感心しました。ルカ役の福山さんの言葉をお借りすると、「お互い死ぬかもしれない状況で建前なんか関係ない」んだと思います。
互いに必死だったからこそ、誰かの温もりを欲したのかもしれません。実際紛争の多い地域では出生率が高いと聞きます。いわば人間の本能とでもいいましょうか。まぁ、そこまで意図して書かれたとは思いませんが、好きだから、愛しているから関係を持った。と、単純に言えない描写に良い意味でも悪い意味でも考えさせられます。
あるキャラの過去については、フォローしづらいですが、私はありだと思います。偏った趣向で入れられたエピソードと言われればそれまでですが、実際に世の中ではそういうことが起きていますし、トラウマを抱えて生きている子というのを描きたかったのでしょうが、安易にアニメのキャラにわざわざそういう過去を背負わせるのはどうか?と思う方の気持ちも分かります。
なんだか擁護レビューになってしまいましたが、小説はまた違った角度からマクロスFを見れて良かったと思います。星4つである理由は、もっと突っ込んだ描写をして欲しいなぁと場面がいくつかあったからです。
個人的にはアニメの補完用 アニメが最終回に向かって加速していく際に、いくつか疑問点が残ってしまったマクロス暦の浅い方には最適のように思います(私がその一人です)。
理由は読めばお分かりになると思いますが、
・事象を説明する際、歴代シリーズのイベントを引合いにしながら説明してくれるので、これまでマクロスに縁の無かった方もマクロスFを物語として認識できる
・この人まで!と思えるキャラの過去まで掘り下げてくれる
からです。
個人的にはタイトルどおりアニメの補完として読んでいますし、内容的にもそのように感じております。
ライトノベルだけでなく一般の小説をお読みになっている方々には若干違和感のある文章表現が散見されますが、先述のスタイルで読むならば問題無いでしょう。
|
|
[ 文庫 ]
|
白銀のローレシアン〈2〉 (一迅社文庫)
・上原 りょう
【一迅社】
発売日: 2009-06-20
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
|
・上原 りょう
|
カスタマー平均評価: 4
出たこと自体に驚きと嬉しさがある続巻 前巻から9ヶ月振りである。正直なところ、もぅ出そうにないなーと思っていただけに、出たこと自体がちょっとした驚きであり嬉しい続巻である。作者も久し振りで手探りだったのか、前半と後半で筆の勢いに少し違いを感じる。全体的に面白可笑しく書かれているのだが、後半、特に武実が女帝生徒会長のお屋敷で執事を強制される辺りから勢いが出てきて馬鹿馬鹿しさに拍車がかかっているように思う。それにしてもこれだけ存外に扱われる主人公も珍しい。とりわけ本巻ではローレシアンが最後の最後まで脇役に近い扱いで、生徒会長の黎子とのやり取りが多かっただけに武実はこてんぱんである。その武実の想い人である月鶫も黎子との百合百合関係がより明確になっているため、実に報われない武実である。しかし、それを補うポジションに立とうというのが他ならぬローレシアンだったりする。武実にはちっとも気付いて貰えないが、本巻でローレシアンはかなりツンデレ的振る舞いが目立ち始めている。もともと寡黙なのでセリフでそれっぽい訳ではないが、武実と月鶫のやり取りの後には必ずローレシアンが武実を攻撃している。武実に隠れてこっそり健気なことをしちゃったりもして何気に可愛いところを見せるローレシアンである。
本編は姉妹の絆に焦点を当てたもので、2組の姉妹の運命的・宿命的あり方を問うものである。いわゆる新興宗教をベースにしており、作者の宗教観も滲ませながら悲劇が綴られている。表紙を飾る娘は、ローレシアンと浅からぬ因縁があって時々出てくるのだが、これが実に奔放というか自由な娘で、あの黎子に対して物凄い態度を見せてくれて少しスカッとしたりもする。第2巻らしく登場人物が相応に増えてきて今後の展開に期待を持たせるものになっている。
|
|
[ 文庫 ]
|
戦うボーイ・ミーツ・ガール―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)
・賀東 招二
【富士見書房】
発売日: 1998-09
参考価格: 651 円(税込)
販売価格: 651 円(税込)
|
・賀東 招二
|
カスタマー平均評価: 4.5
ラノベの金字塔 過去、ビックヒットを記録したライトノベルはたくさんありますが、
この作品はその中でも飛びぬけた金字塔的な作品だと思います。
学園、ロボ、軍事、ラブコメ
あらゆる要素が詰めこまれているのに、破綻なく、素晴らしい展開を見せていく。
まだ読んでない、なんてかたはいないと思いますが、ぜひ。
後半まで読んで後悔 途中までは気軽なラブコメで、気楽に楽しく予定調和を楽しめます。
でも調子に乗って15、6巻まで読んで後悔。
後半になって激しく鬱な展開になります。
途中までの設定やお約束の意味づけを変えてしまいます。
筆者は筆力もある方だし、ライトノベルの枠内に居るのがいやになったのかも知れませんが、
この最初のノリで読み続けた読者は、多分そんなシリアスなものを求めてないでしょう。
「他でやって欲しかった」「こんなとこまで読まなきゃ良かった」という感想を持ちました。
これぞラノベの基本 映画やアニメを見てるような展開で、本当に飽きずに次々と読めてしまう
ライトなノベルの典型のような作品です。
無敵だけど常識ハズレな主人公の男と、かわいいけど激しいヒロイン(ツンデレの原点!)
戦うは巨大な組織、政治。
メカとアーミー。美少女とロボット。
とりあえず何も考えずに、電車の中で楽しみたい本を探しているのならこれを勧めます。
電車の中で思わず声をあげて笑ってしまうので注意。
読みすぎて乗り過ごし注意。
アニメからの逆流組 アニメの「フルメタルパニック」シリーズの3作品にどっぷりはまり、
原作に手を出しました。私事になりますが、これまでアニメは見ても
原作となると手が伸びませんでした。けれど、アニメでは余韻が残り
すぎていたので、我慢がならず購入しました。
本気ではまりました(笑)
シリアス版の長編とコメディ版の短編、今のところ合計で20冊ほど出
てると思いますが、3週間たらずで読み終わりました。とにかく面白
いから疲れない。笑いと緊張とのリズムが抜群です。あと、私は好み
が古いのかもしれませんが、「萌え」要素はこれぐらいの後について
くる程度で十分です(笑)。
ちなみに、一番好きなキャラクターはマデューカス中佐です。シリー
ズ途中で彼の活躍が描かれるところがあるんですが、とりあえずそこ
まで読んで欲しいと思います。
はまってしまいました スパロボやってたら出てきたので気になって手にとってみたら一発ではまってしまいました、その世界観も好きですがキャラに好感が持てました。個人的には主人公の宗介が一番かっこいいと思いました。日常でみせる空回りと戦闘の時の頼もしさのギャップが個人的にはすごく好感持てました。
|
|
[ 文庫 ]
|
さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)
・杉井 光
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2008-12-05
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
|
・杉井 光 ・植田 亮
|
カスタマー平均評価: 5
言葉が足りないから、僕らは音楽で繋がる 音楽というのは不思議なもので、クラシックなんてどこの国の人が作曲したかも知らないで、
世界中のどの国の人でも感動できるし、
日本にいる僕たちがUSやUKのロックを聴いて、言葉の意味も理解せずに興奮したりできる。
主人公のナオは、とにかく恋と女心に関して鈍感で、気づいてもうじうじして、
みんなの心が分かっている読者を、これでもかとイライラさせてくれる。
しかし前提として、この物語にあるものを理解していると、また読み方も違ってくる。
「言葉が足りないから、音楽で繋がる」のだと。
たった一言、「好きだ」という言葉を言えなくて、彼らは自分の音楽を相手に必死に伝える。
それは雄弁に想いを伝えるのだけれど、やはりそれだけでは確信は得られないのだ。
心からの願いの百貨店。
物語が始まり、完結する場所。
そこで彼らは見つけた。
本当に大切なものを。
好みの本に出合える幸せ とうとう完結です。
本当はラスト1巻は読まないでおこう、と思っていました。
シリーズもので、それまではよかったのに、ラスト1巻で、幸せ気分ぶちこわし、という裏切りに、何度もあってきましたので。
ラストはこんなかなあ、あんなかなあ、と甘い夢想に浸っているほうがいいかも、とつい思ってしまうのです。
でも、今回はだまされたつもりで、読んでみることにしました。
読んでよかったです。
甘いハッピーエンド。いいじゃないですか。よろしいじゃないですか。
ふたりのこれからの歩みに想像をふくらませる余韻も残って、いうことなしです。
いやあ、この本に出合えてよかった。
本好きの方にはわかっていただけるでしょう、この気持ち。
年中本を読んでいて、そう何べんもない至福の時をすごさせてもらいました。
幸せです・・・。
確かに面白いのだが… 内容としては大分面白かったですが、(その点は先に書かれているかたのを参考にしてください)今回は少し矛盾を感じるような点がいくらかありました。まず、作中に"タッチの軽いピアノをヤマハに特注"とありました。これは明らかにありえないと思います。ベーゼンドルファー社(現在はヤマハの傘下になりましたが)というタッチの軽いピアノを製造しているオーストラリアのメーカーがあります。タッチの軽い、を求めるならピアニストはこちらに目を付けるのではないでしょうか。実際、2機種を弾き比べた自分からしたらもやもやが残りました。つぎに、ギターのオーダーメイドをフェンダー社の人と知り合ったから、作ってもらったとありましたが、はたして作ってもらえるのでしょうか。ダブルネックモデルなど無理な範囲での注文でないので大丈夫かもしれないですが、少々疑問がありました。著者自身、こういった楽器関連の知識が乏しいとしても、楽器をやってきた身としてはやはり素直に受け取れないところがありました。変に社名をださず書いていたら★5でしたが、多少の矛盾を感じたので今回ばかりは★4としました。しかし内容自体すばらしいので、ぜひ読んでいただきたい作品でした。
切ない……けれど美しい 今巻の内容は特に素晴らしかったです。こんなにも切なくて美しい内容の小説に
出会ったのは久しぶりです。ライトノベルであるという事を忘れて一つの極上の
「ドラマ」を見ているようでした。
フェケテリコ四人の恋の行方がついに完結します。今までモヤモヤだった、それ
ぞれの心の内にある気持ちがやっと言葉にして現れます。
この説明を読んで「本当にそんなに良いのかよ??」と感じる方もいるかと思います。
少し大袈裟かもしれませんが、僕はこのシリーズに出会う事が出来て本当に良かっ
たなと思っています。是非皆さんにこのシリーズを読んでみることを強くお勧めします。
かけあう旋律 題名の元となっているベートーヴェンのピアノソナタ「告別」は、彼の弟子でありパトロンでもあったルドルフ大公が、ナポレオンのウィーン侵攻にあたり疎開し、撤退後に帰還した事件に基づき作曲されたものだという。ゆえに、第1楽章の告別に始まり、第2楽章不在、第3楽章再会と続く。つまり、事前にルドルフ大公との出会いがあったことを考慮すると、二人が出会い、共に語らい、別れ、失意の内に過ごし、再会するという物語を表現していると見ることも出来る。まさにこの作品は、直巳と真冬のそんな物語だった。
もうすぐ真冬の誕生日とクリスマスがやってくる。直巳はついに決心した。プレゼントと共につたえていない言葉を贈ることを。クリスマスライブのペアチケットを購入し、真冬に渡そうとするものの、響子には当日にライブイベントをぶつけられ、千晶の行動に翻弄され、上手くいかない。しかし、ようやく二人で誕生日を祝うことになり、プレゼントのお返しとしてもらったユーリと録音中のヴァイオリン協奏曲のサンプル音源を聴いている時に、重大な事実を発見してしまう。
突然に訪れる別離。自分たちの努力ではどうしようもない現実。絶望の中でフェケテリコを、真冬が帰ってくる場所を守る決心をした直巳と、旅立つ真冬。二人に再会の日は訪れるのか。
これは別離と再会の物語であると共に、音楽と出会い、絶望し、希望を見つけ再生する物語でもあったと思う。一つのことに打ち込んできてそれが叶わない事がわかったときの絶望は、ボクにも少し分かる。でも、失ったからこそ到達した場所もある。そんな場所にいるということを自覚できるかどうかが、立ち直るポイントだろう。そういう意味で、音楽家と音楽評論家という二人のポジションは、含意が深いように思う。
個人的には、神楽坂先輩がナオに言ったセリフの一節が、ボクの想いと重なって、とても良かった。
|
|
[ 新書 ]
|
サイコロジカル〈下〉曳かれ者の小唄 (講談社ノベルス)
・西尾 維新 ・take
【講談社】
発売日: 2002-11
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
|
・西尾 維新 ・take
|
カスタマー平均評価: 4.5
ラスト30ページでひたすらひっくり返される 戯言で読ませ、解決編で落とし、後日談でひっくり返す。
戯言シリーズの構成に見事にハマった。
後日談で物語全部がひっくりかえされ、物語全体が繋がる。
二度読みしたら更に面白いと思う。
この構成力はちょっとありえない。
この構成を成り立たせているのは
やはり主人公のキャラクター。
それが骨子であり、その骨子が歪んでいるからこそ、
こんな物語ができる。
西尾維新、恐るべし。
これまでの戯言シリーズの中で一番すきかも 助けに来たはずの兎吊木は、殺されてしまった。しかも、容疑を掛けられているのは、玖渚!戯言使い・「いーちゃん」の活躍が始まる...
どこかで、落ち着いて、事件のことを考えれば、予想はついたかもしれない結末だったのですが、「いーちゃん」の迫力に引き込まれて、ついつい最後まで読んでしまいました。誰もあけることのできない密室のセキュリティ・システムを作ったのは、玖渚であり、単純に考えれば、玖渚が怪しい。でも、「いーちゃん」はその考えを覆すためだけに、全力を尽くします。でも、「玖渚」のことは信用できても、「仲間(チーム)」の「死線の蒼(デッド・ブルー)」ならわからない。そんなジレンマを抱えたまま、「いーちゃん」はあがきます。かつての師や、怪しい侵入者などの手助けはあっても、それも信用できない。しかも、タイムリミットが迫る。これまでの戯言シリーズの中で、一番読み応えのある作品でした。お勧めです!
むむむ・・・ 哀川さんの存在が反則だ?!
哀川さんは好きだし、登場すると嬉しいんだけど、ミステリーの中に登場すると一番困っちゃうキャラです。
理由は簡単。天才だから・・・
「天才にできないことは何もない、天才とはあらゆる地上の不可能を可能にできる人だ」
という天才の相川さんが登場するこの小説に「謎」という存在は存在しないのでは??どんな謎も
「天才の成せる技」で片付いちゃいますよ?
これはもう、一つの「ライトノベル」として読めという作者の意図なんでしょうか?
逆にそう割り切るのがこれからの戯言シリーズを楽しく読むコツかも知れないですね?
下巻からが面白い 今回はクビキリ以上に普通じゃない天才達がそろいもそろっていーちゃんを翻弄するため、状況が整理できないままいーちゃんの心情が綴られてるため非常に読むのが大変。
何回かぎりぎりまで追い詰められてるし、結局キレちゃいますし、なんだかこれまでのいーちゃんらしくない分部が多くて、読んでる方としてもなんだか混乱させられっぱなしという印象でした。
ただし、そんなことも下巻の途中まで。さすが、やってくれますね。
定番とも言えるいーちゃんの解明偏は言わずもがな、後日譚で語られる真相にはかなりしてやられた感が強かったですね。クビシメ以上に「やられた!」て感じです。
解答偏を読んで犯人がわかっても、結局動機がわからない。そこで後日譚ですよ。かなりやられましたね(笑)
読むの大変だっただけあって、見返りも大きかった。
サイコロジカル上下 戯言シリーズ第四作。かつての玖渚の仲間、兎吊木垓輔を救うため玖渚友、鈴無音々と共に斜堂卿一郎研究施設へ向かういーちゃん。ここまで上巻。そこで起こった事件の容疑者として拘束されてしまい、施設に忍び込んでいた泥棒、石丸小唄の手を借りて事件解決に乗り出すいーちゃん。これが下巻。今までより文章が複雑になっている。しかも「クビツリハイスクール」の後だし余計に。これが作者の真骨頂、これこそが戯言。特に冒頭の会話(一方的だから厳密には会話とは言えないが)はすごすぎる。事件自体はつまらないもの。最後の大オチも「クビキリサイクル」ほどの驚きはない。解決編すら本来の「事件解決」という醍醐味を放棄して、むしろフリとして使っていたり。ミステリより会話やいーちゃんの心の揺らぎが見所。ただし、哀川潤にはやられた。本当、この人、大好きだ。この話でいーちゃんと玖渚の関係が徐々に変わりだす。それぞれの本性が垣間見える。物語が動き始める。「クビシメロマンチスト」と似たような雰囲気、シリーズ中最も難解な話である。正直良く分からないい部分も。ただ、そのフォローされない曖昧な感じ、ある種の奇妙な心地よさがそのまま伝わってくるのがいい。これ以降、良くも悪くもその感覚は薄れていくのでこれだけ独特の磁力を持った作品になっている。この話が一番嫌いな読者も多そうだが、逆に最高傑作と言われても違和感はない。不思議な読後感がある。
|
|
[ 文庫 ]
|
ゼロの使い魔〈6〉贖罪の炎赤石(ルビー) (MF文庫J)
・ヤマグチ ノボル ・兎塚 エイジ
【メディアファクトリー】
発売日: 2005-11
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
|
・ヤマグチ ノボル ・兎塚 エイジ
|
カスタマー平均評価: 4
この先どうなるのか... 夏休みが終わり、学院に戻ってきたルイズと才人。アルビオンと戦争に、男子生徒の多くが志願し、学院は閑散としていた。アンリエッタ直属の女官であり、虚無の担い手であるルイズにも特別任務が与えられたが、実家は従軍に反対した。長姉のエレオノールがルイズを連れて帰省するために現れ、才人も、道中の侍女を命じられたシエスタとともにルイズの実家に向かうことに...
今回は、大まかに分けて、「ルイズの実家の話」、「戦争突入篇」、「学園篇(居残りの人たちの運命はいかに...)」の三本の話といえるでしょう。「ルイズの実家の話」では、ルイズの家族が登場し、ルイズと才人の中も...(ここは読んでのお楽しみ)。「戦争突入篇」では、これまでと違って、「戦争」の色が強く出てきます。単に敵をやっつければよい、といった「戦い」ではなく、自軍を勝利に導くために行動することが基本となる「戦争」。主人公二人も含め、少年少女たちも否応なく、巻き込まれていきます。「祖国のために命を懸ける」なんて、今の日本では縁のないような状況ですが、この先彼らがどう成長していくのか、なんてこともちょっと考えたりしたのですが、「戦争」というには、無茶ですね。まぁ、昔の戦争なんて、こんなもんだったのでしょうか。王女様は理性なくしてますね。ルイズの虚無のこともばらしてるし...作中で王女自身も自分のことを罪深いとか考えてましたが、恋する女性って怖いというより、かなり短絡的な女性だなぁー。国のトップがだめで、補佐する人材もだめだとこんな風に簡単に国って壊れていくんでしょうか...振り回される人たちが気の毒。それとも話の展開上、仕方なかったのでしょうか?ちょっと残念。
ゼロの中でも特殊な巻 ラブコメを突っ走っているこの作品ですが、この巻は違います。
なんといっても特筆すべきは作中の後半部分。
今まで実感のなかった戦争が少年少女を巻き込んでいきます。
作戦やこの戦争の無茶ぶりは少し、う?んと唸ってしまいますが、
それを通して「戦争」を語っています。
そしてコルベールのストーリー。人それぞれかと思うのですが、
私としては今までで一番いいお話だと思いました。
罪は償うことができるものなのか?彼が出したそれへの一つの答えを
是非見てはどでしょう。
新展開 ルイズと才人の関係に変化が!?
結果は見てのお楽しみ。 まあ、期待通りっていえば期待通りですね。
敵側に攻め入るトリスティン王国の侵攻作戦が中心のお話です。
いよいよ総力戦って感じがにじみ出ていて少し緊張感のある巻ですかね(まあ、前半のルイズの話は別として)。
ただ心残りなのがコルベール先生のストーリー。
もう少し、戦闘シーンを盛り上げて欲しかった。
あっという間に終わる感じがして少しばかり味気ない。
でも、最後の先生のセリフには目頭を熱くさせるモノがあります。
総合評価としては、とっても面白いので是非読んでみて下さい。
ヤマグチノボルらしい一冊。 やっとお話しとしての1段落ついた感じの6巻でした。
ヤマグチノボル氏らしくテンポ良く後味の良さを味わえるのではないかと思います。
ラブコメ色を強めつつもあらゆる伏線がありこれからが期待です。
スランプ? どういうわけか、今回はずいぶんパワーダウンしているようだ。
本書の内容はだいたい実家編、戦争編、コルベール編の3つに分けられるが、
そのうちの戦争編、コルベール編はあまりに酷い出来。
取ってつけたような復讐劇に取ってつけたような戦争劇。
やたらと薄っぺらい悪役に、大事なところで使われるご都合主義。
心なしか、文章自体までもヘタクソになっている気がする。
戦争の悲劇を書かなければならない、というような制約でも課されたのだろうか。
それとも、主人公2人をほとんど出せなかったためだろうか。何にしろ
作者にはもっと生き生きとした文章を書いてもらいたいものである。
なお、その主人公2人が主人公(?)の実家編はいつもの、
平和なときのこの作品らしさがよく出ていて、
なんか進展してたりしなかったりするので買うべき人は買うのが吉、
と言ったところ。
|
|
[ 文庫 ]
|
【MF文庫J】ゼロの使い魔12
・ヤマグチノボル
【メディアファクトリー】
発売日: 2007-08-24
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
|
・ヤマグチノボル ・兎塚エイジ
|
カスタマー平均評価: 3.5
みんな勘違いしてるのでは ゼロの使い魔は悪人を倒す事も有りますが、何よりの基本はサイトとルイズやタバサ、シエスタ、キュルケ、ティフアなど魔法学院の人とのドタバタ劇がないと駄目です。それが有っての悪人退治ではないですか[。12巻はサイトに連れられてきたティフアが学院でイジメられたり、サイトとルイズの親密度が増す仲、シエスタのサイトに対する想いを綴っています。そんな日常の良さを存分に発揮した作品だと思います。この12巻が有ったから13巻の良さが増幅してると思います。
なんともまあ… 微妙でしたね。まともに読めるのは第一話だけでした。ラブコメ、という要素はこの作品の根幹となるものではあるけれど、読者はこういった方向性を期待しているんでしょうか?二次創作、と仰った方がいましたが、まさにそれです。そこら辺の素人がキャラを好き勝手にエロく妄想した、という程度にしか感じません。(特に第三話)官能的な表現はこの作品の魅力です。しかし、こういったただ下品なだけの表現はやめてほしい。過激にすれば良いというものでもないでしょう。ただ、この作品は純粋に好きなので、13巻には期待しています。
最高傑作w そうそう、こういうのを待ってたんですよw
そりゃ、あんなすごい胸の子が来たら平静ではいられないでしょうw
萌え萌えでエロエロ、ゼロ魔はやっぱりお色気がないと!
おいおい ライトノベルなんだから、官能小説まがいのもの作るなよ。裸エプロンにクリームプレイはどうかと…
ドン引きした方も多いようで 今回は短編集で外伝的な内容になっています(とはいえ読まないと次巻に繋がりませんが)
内容はというと・・・ヤリスギ感が否めません
ノボル先生は元々エロゲライターであり、他作品でも「そっち系」の描写をしている作家ではあります
そうではあるのですが、12歳の子も読んでいる(アニメ2期コメンタリー4話より。作者も出演しています)『ゼロの使い魔』でこれをやるのはどうかなと言う気がします
そうでなくとも女性ファンがドン引きしそうな内容ですし(コメンタリーでは「エロは引かれない程度にする」と仰っていたのですが・・・)
恐らく作者は男性ファンへのサービスのつもりで描いたのでしょうが、ヒロイン達がサイト以外とそういうコトに及ぶというのは男性ファンの中でさえ望んでいる人は殆どいなかったでしょう
勿論13巻でフォローはされてるんですけどね
構成としても良い話の後にああいう話を持ってこられると余韻も何もあったものではありません
今回は悪ノリのし過ぎということで他の巻より低い評価をさせて頂きました
|
|
[ 文庫 ]
|
二人で始める世界征服 (MF文庫J)
・おかざき 登
【メディアファクトリー】
発売日: 2008-11
参考価格: 609 円(税込)
販売価格:
|
・おかざき 登
|
カスタマー平均評価: 4
もっと知名度があってもいい作品 ジャンルを特定できないタイプのお話ですね。
幼馴染、初恋、純愛、委員長、特撮?、ドラゴン、悪の女幹部・・・
さきが予想できるお約束の展開だけど
ハッピーエンドで後味もいい話。
おかざき 登さんの次回作も期待して待ってます。
もちろん続編大歓迎!
好(はお)! と合いの手を入れたくなるような光る箇所が随所に見られました。
新人さんですが、この一冊で消えて欲しくはない人ですね。
作品は軽いノリでマイペースですが、そのマイペースに読者を巻き込むバランス感覚は秀逸なものがあります。
ノリだけの作品のように見えますが、たまに一歩外側から出来事を見ているような、妙に冷静な視点が作品がスカスカになるのを防いでいるのがいい感じです。
ところどころご都合主義が行き過ぎて甘すぎる面もありますし、読後に何も残らない感はありますが、
いい参謀がついて筆力を磨いてそういった点を長所でカバーできるようになったら化ける作者かもしれません。
西尾維新やヤマグチノボル、あかほりさとる、あるいは阿智太郎といった名前にまで到達できるかどうかまでは判りませんが、
彼らに一脈通じる独自のバランス感覚は感じられました。時間をかけてレベルアップしていって欲しいですね。
では作品の紹介をば。
……と思ったのですが、補足説明はいりませんね。
タイトルと表紙の絵と、裏表紙の紹介文から受ける印象を全く裏切りません。
こういったノリを好きな人にはお勧めします。
悪の秘密結社はご近所の人気者 とてもユルい世界である。ユルユルである。しかし、いわゆる脱力系とはちょっと異なるユルさである。物語が動き出すのは第二章から。それまでは登場人物の紹介を兼ねて学園生活がのんびり描かれる。そして、やや唐突にヒロインからあることを求められ、気軽に応じた結果、大変なことに巻き込まれてしまうのだが緊迫感はまるで無い。人生を大きく揺るがすほどの大事にも関わらずである。それも超展開である。そしてある組織に組み込まれ、その性質上悪いことをしなくてはならないのだが全然出来ない。何をやっても人助けになってしまうほのぼの展開である。正面切って読むとかなりイタい作風である。その組織で活動する際に付けられたコードネームも結構イタい。与えられた能力があり過ぎて勝負にならず、これもイタい。最後に少しあるが基本的に危機は訪れない。都合が良過ぎ、と言えばそれまでだがギリギリで何とか寛容出来る範疇である。つまり設定は稚拙ということ。文章もデビュー作らしい稚拙さがあるが、時折光るものも見受けられるので先の期待は持てる。実は脇役がイイ味を出しており、敵方の子分達や近所の主婦達の井戸端会議などの方が笑えたりする。暖かい雰囲気に包まれた作品だが、ある意味読み手を選ぶかもしれない。
個人的には好きかも・・・ 新人さんの作品ですが、個人的に雰囲気が気に入りました。裏のあらすじには書いてありませんが、主人公は千紗から「世界征服を、手伝って欲しいんです!」というお願いをされ、軽い気持ちでOKした直後「ドラゴン」に人体改造されてしまいます(笑)ラプンツェル(千紗)とリンドヴルム(主人公)の、性格が在り来たりながらも、ほのぼのとしていて楽しく、悪の組織にも関わらず、終始、正義の味方になってしまう展開にも和みます(笑)最終局面では多少シリアス?となりますが、概ね満足。次巻が出るかわかりませんが、出たら私はきっと買います(笑)
|
|