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[ 文庫 ]
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永遠の愛ならかなわない 浪漫神示 (講談社X文庫―ホワイトハート)
・峰桐 皇
【講談社】
発売日: 2009-06-05
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
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・峰桐 皇 ・如月 水
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)
・時雨沢 恵一
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2009-03-10
参考価格: 578 円(税込)
販売価格: 578 円(税込)
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・時雨沢 恵一
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カスタマー平均評価: 5
やるせない・・・・・・ メグとセロン、そして他のみんなとの夏合宿は当然のようにただでは終わらず。メグは可愛くけれど恋には免疫なく兆候なく、セロンはかっこいいけど「アッチ」方面では石像にして、無口君。そんな中で、その事件は起こる……。
個人的には今巻は、新聞部部長のジェニーの株を上げる為のものだったかなとか思ったり。背負う事情、過去、しがらみ、そして隠し設定――。そんなものが、本編のそこかしこに仕込まれておりましたですからね。
それにしても、相変わらず時雨沢先生の書かれるシナリオはエグイ。善悪とか、正しいとか間違っているとか、そんな議論をすることが憚られるものなぁ、読後には。メグとセロン達の身に起きる「やるせない」事件、あなたならどう評しますか?
面白かった 時雨沢さんの小説に出てくる料理はいつも美味しそうです。全巻までちょっと影がうすいなぁと感じていたニックやジェニーがきらきらし始めました。犯人や動機は解りやすかったですけど、さすが時雨沢さん。最後はちょっと捻くれてるwメインの子供達が変にでしゃばったり、未熟な正義感で突っ走らないところがとても好きです。大人達も良い人ばかりで安心して見ていられます。メグにときめくセロンのシーンが多いので、恋愛物が好きな方にもお勧めです。あまりまとまっていませんで申し訳ないです。
派手さはないけども、静かなおもしろさがあります 今回は合宿のせいか普段以上に各キャラに焦点が当てられている気がする。
メグとセロン、ナータとラリー、ジェニーとニック。
前半は別荘の集まる土地柄もあってか、のんびりとした雰囲気でセロン達の行動、会話を味わうことができる。
中盤あたりから本格化する謎解きについては、個人的にオマケ程度の認識。
ただしその動機については驚くと同時に、キノで感じたようなやるせなさも感じた。
毎度のことながら、静かなおもしろさを与えてくれるお話でした。
面白くなってきました!! さあ、ついに出たメグセロ4巻、今回は新聞部の合宿先で殺人事件に遭遇する物語です。 3巻とは違って少し血生臭い物語ですが、アリソンやリリトレを読んできたせいかそこまで血生臭く感じませんでした。僕は僕なりに推理しましたが見事にはずれました。さすがセロン君です。
また、今回はジェニーやニックの過去や秘密も少し明らかになり、だいぶ各キャラクターのキャラが立ってきた気がします。少し残念な事はオチがちょっと無理やりすぎる気がするぐらいです。
初投稿で読みにくいレビューになりましたが、最後までご清聴ありがとうございます。
最後に一言、「髪を下ろしたメグミカさんと十二の時のジー・ジーは世界最強だぞ!」
魂に染み付く思想、人の選択 カメラの使い方を覚えるための合宿ということで、ジェニーの親戚の別荘へと向かうメグとセロンたち。送迎のリムジンではメグと向かい合わせ、翌日の写真撮影サイクリングではメグとペアになるという幸せ絶頂のセロンだったが、その夜、別荘の門前で刺殺体を見つけてしまう。
それ以上の被害者を出さないために奮闘するうち、たまたまエアコ村に来ていた連邦警察のハートネットと出会うことで、セロンは犯人に気づいてしまう。犯行の動機とは…というミステリー風味の学園青春もの。
元々ミステリーというわけではないので、比較的初めのほうから犯人の予想はつくのですが、その犯行動機はかなり衝撃的。ロクシェの言語と文化を勉強中のメグは、様々な人との出会いの中で、それぞれの考え方の違い、人との関わり方の違いまで一緒に学んでいきます。
ジェニー12歳の時の肖像や、ニックの特技など、メンバーの新たな一面も発覚します。
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[ 文庫 ]
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繰り世界のエトランジェ 第五幕 永遠のリザルト (角川スニーカー文庫)
・赤月 黎
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-06-01
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
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・赤月 黎
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カスタマー平均評価: 5
複雑な分だけ奥深い 月読かわいいよ月読 かなり設定が複雑になってきた気がします
七織、女神、神の手、山田太郎など数多くの組織とキャラが登場するので、
それぞれの組織の目的や立ち位置などを把握していないと中盤までに取り残されてしまうかも
今回は予想外の展開の連続でした
第四幕から予想していた続きをどこまでも良い方向に裏切ってくれました
異能を用いた戦いは読みながら手に汗握るモノがあります
月読や瀬理奈のようなコミカルな敵が居たり、敵の考えも理解できる部分が多く、
どちらにも傷付いて欲しくないと思いながら読みました
また、どのキャラも容姿と言動、外面と内面のギャップが大きく特に今巻では顕著に現れていて、
読んでいて微笑ましくその辺りも魅力たっぷりでした
最初に書いたように複雑な設定ですが理解して読んでいけばコレほど面白い作品は無いと思います
五幕にはまさかの猫耳とメイドが登場
この作品でも武藤此史氏の猫耳少女(お姉さん?)とメイドさんを見るコトができるとは・・・
氏のファンにとっては嬉しい限りでした
早くも続きが読みたくてウズウズしています
ってワケで、大満足の☆5つです
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[ 文庫 ]
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伯爵と妖精―運命の赤い糸を信じますか? (コバルト文庫)
・谷 瑞恵
【集英社】
発売日: 2008-08-01
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
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・谷 瑞恵
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カスタマー平均評価: 4.5
アニメを見てから 放送中のアニメを見て小説を読みたくなり、
試しに短編集としては一番新しいらしいこの本を購入。
予備知識はアニメ1?5話のみですが、問題なく読めました。
ハマってしまって、現在1冊目から読んでいます。
アニメからの流れで試してみたい方にオススメです^^
甘さが詰まった短編集 本編は暗くなってしまっていますが、こちらは甘い短編集。
表題作「運命の赤い糸を信じますか?」を含む3作が収録されています。
「不思議な贈り物と従者の受難」
妖精からの不思議な贈り物を受け取った、エドガー。
「使用禁止」と書いてあるにも関わらず、使用してしまいます…レイヴンが。
今作はレイヴンにスポットが当てられています。
「運命の赤い糸を信じますか?」
妖精フェアリーゴッドマザーの魔法のおかげで赤い糸が見えるようになってしまった。
婚約者のエドガーの指には何本もの赤い糸が結ばれていて…
成程…そういうことか!というラストでした。
エドガーの幼馴染ロタや画家のポールも登場します。
「リボンは勝負のドレスコード」
書き下ろし作品。
妖精界からリディアの前世での恋人だったという人物が現れ、エドガーに決闘を申し込んでしまいます。
どの作品も短編というだけあって、随所にエドガーとリディアが甘甘としています。
結婚に迷うリディアの乙女心も描かれています。密度の濃い短編集ではないでしょうか。
婚約期間の、あまめ短編集 妖精と人間のかけはしである妖精博士のリディアと
過酷な運命を乗り越え、伯爵位を獲得したエドガーのお話。
今回は二人の婚約期間の短編集、3作入りです。
エドガーの従者・レイヴンが中心のお話、
「不思議な贈り物と従者の受難」、
妖精の持ち込んだトラブルにまきこまれたリディアとロタ。
赤い糸が見えるようになった二人は
エドガーの指に複数の糸を見て。。。??という
表題作「運命の赤い糸を信じますか?」。
ラストは書き下ろし。
「リボンは勝負のドレスコード」です。
リディアを前世の恋人の生まれ変わりだといって
エドガーに決闘を申し込む、昔の人のお話。
今回は二人の婚約期間のあまめのお話。
本編の続きは気になりますが、こういうお話、好きです♪
エドガーのお屋敷でういちゃっているレイヴンの日常が
おかしかったです。
エドガー命のレイブンはかわいいけど、上司だったら嫌だなあ。
今秋からアニメ化、マンガ化もはじまるそうです。
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[ 文庫 ]
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ゆるゆる男子の花婿選び (講談社X文庫―ホワイトハート)
・森山 侑紀
【講談社】
発売日: 2009-07-03
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
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・森山 侑紀 ・カズアキ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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星虫年代記 1 星虫/イーシャの舟/バレンタイン・デイツ (朝日ノベルズ)
・岩本 隆雄
【朝日新聞出版】
発売日: 2009-02-20
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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・岩本 隆雄 ・えむかみ
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カスタマー平均評価: 5
宝石の様な作品 本屋で岩本先生の本が並んでて吃驚しました。
最小限の手直しで10年くらい前に読んだ感動がそのままの現代の作品になってます。
ソノラマ版は僕の宝物なので今回のは今小学生の姪っ子にプレゼントします。
この作品を知らない人はほぼ無名の作者で分厚い本で値段も高い様に感じるかもしれませんね。
ただ僕にとっては星虫とイーシャが一冊になってる本なんて値段が付けられない宝石の様です。
昔NHKでラジオドラマ化されているのですが残念ながら僕は聞けていません。 本当に残念。
できたら小中学生に読んでもらいたいなー きっと素敵な大人になれるでしょう。
少し未来の物語 「星虫」を最初に読んだのは高校生の頃。宇宙を目指す友美のまっすぐな気持ちがうらやましくて、読み終えるときちんとカバーを掛けて本棚の一番目立つところに置いてしまいました。友人に好きな作品として本を送ったのもこれが初めてやったなぁ。
だから絶版だと聞いた時は悲しくて。
再再度の復刊は兄弟作の「イーシャの舟」に書き下ろしの「バレンタイン・デイツ」を合冊。……このやり方嫌いなんやよなぁ。朝日ソノラマもよくやるけど。
時代に合わせて科学技術などは大幅に加筆修正。とはいえ、本当に大事な「少し未来の物語」ということを壊さないようにするためのものなので納得。何度も読み返した作品やけど、やっぱりこうやってまた読むと「うん、がんばろう」と思えてしまうんですよね。
娘がもう少し大きくなったら読んで欲しいなぁ……そう思える良作です。
……個人的にはカバーイラストは友美の顔が青すぎて嫌いやなぁ。
臆病になったら夢は逃げる、夢はみるものじゃない。 夢のために日々密かに努力を続けていた友美
星虫との遭遇からはじまる、変化の一日一日に
寝太郎や、クラスメイト、家族に、もっと、大きなたくさんの
ものがかかわりあって、”その日”を迎える
一生懸命で無理に優等生をしていた友美の
心の変化と世界の変化のお話ー星虫ー
イーシャの舟は星虫より少し前の、”ラブ・ストーリー”かな?
異性、家族、友達、いろいろな愛情が混ざり合って
次へ進むための布石の物語
違う目線で考えながら読むと何度でも読める
おまけもオススメです
少し未来のおとぎ話。 新潮社版を知る者としては復刊が大変嬉しい作品です。 昔風のジュブナイルですが読み応えがあり読後感もとても清々しく暖かいお話。 こんなのウソっぱちだよと言いたくなるだろうかもしれないけれど、もしかするといつか本当に、自分が主人公のようになれるかもしれないと夢見る事のできる純と同世代の子たちに読んでほしい本です。
良い物は良い。そして「おまけ」について 今作では結構加筆されています、以前の版と比べて現在の技術や製品とか最近使われ出した言葉が作中に登場・描写されるようになりました。どっちが良いともいいません、星虫はいい話だという感想の中心にブレはないです。次巻も期待をしています。
おまけが二つありました。
・書き下ろし短編『バレンタインデイツ』
星虫の後日談として書かれていますが、実態は「イーシャの舟」の後日談として読むべきかな。読者として知りたいその後が書かれていました。
・タイトルが『星虫年代記1』ということで、後書きでも星虫年代記2として「鵺姫真話」と「鵺姫異聞」の合本出版が進行中という報告が、きっと書き下ろし短編がついてくるのでしょう。是非年内の出版でお願いします。
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[ 文庫 ]
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ラッキーチャンス! (電撃文庫)
・有沢 まみず
【メディアワークス】
発売日: 2007-12-10
参考価格: 557 円(税込)
販売価格: 557 円(税込)
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・有沢 まみず
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カスタマー平均評価: 4
オカマ校長が良かった! 日本最強の霊能を持つが日本一不運で貧乏な高校生・雅人のところへ疫病神から福の神に転職したばかりの可愛い女の子・キチがやってきて、その不運な高校生を幸せにしようと頑張るみたいなお話です。
主な話はキチが雅人のために頑張るけど人間界のことについてほとんど無知なために雅人を困惑させちゃったり空回りしたりのほのぼのとしたコメディ的展開。
それと、雅人の想い人でクラスメイトで学年一の美少女・良子という人がいて、良子も雅人のことを好きっぽいけど、雅人はそんな良子の好意については「やっぱり優しくて良い子だなぁ」ぐらいにしか考えられないという鈍感っぷりを発揮するといったラブコメの王道的やりとりもあります。
キチは無邪気で小動物的な可愛さを持った女の子、良子はおしとやかなお嬢様タイプな女の子です。
この二人と雅人の関係は2巻以降どんな感じになっていくのか楽しみです。
それと雅人の後見人である、見た目は男前なオカマ校長・サモン=時二郎は茶目っ気たっぷりだけど面倒見もよくって良い味出してるキャラでした。
構成力の高さはトップクラス このノベルの著者はストーリーの構成がとても上手です。
それほど凝った発想を用意しなくても、おもしろい作品を書き上げるセンスがあるんです。
何かお題を提示して書かせれば一番うまいと思います。
この作品はかなり王道を行くラブコメでありがちなものですが、著者の構成がうまいのでかなりおもしろおかしく仕上がっています。
文章も極めて簡素においてあるのが素晴らしい。無駄描写を完全に省いたことで作品は流れを止めずおもしろさを提供してくれます。
ほとんどのライトノベルは無駄描写で流れを切る悪い癖がありますからね。
漫画なみの爽快感で読めて、レベルの高い構成で一気に読めてしまいます。
待望の新シリーズ! この本の著者の前作である「いぬかみっ!」はとても好きな作品だったので、今回の作品も迷わず買ってみました。読んでみると世界観と文章の雰囲気がいぬかみっ!とまったく同じだったので、なんだか妙にホッとしてしまいました。主人公の外神雅人は前向きで明るいので素直に好感が持てます。福の神のキチは甘えん坊なところががとてもかわいらしいです。次巻にも期待出来そうなので星5つ
読みやすい いぬかみっ!の有沢まみずの新作ですが、いぬかみっ!の方は漫画やアニメの方で知ったので有沢さんの小説を読むのは初めてでしたが、すんなりと文章が入ってきて読みやすいなというのが第一印象でした。読んでいていぬかみっ!に雰囲気が似ているなという印象を受けましたが、まあ良いドタバタラブコメでした。こういう話が好きな人にはかなり良い作品だと思いますし、買って損はないと思います。
いぬかみっ!の著者の描く新シリーズ 収録内容
・プロローグ 生まれ変わりの始まり ・第一話 日本最強の霊能者
・第二話 ワンナイト・スタンド 第三話 雨の日と仔猫と幸運の言葉
・エピローグ 始まりの終わりに終わりが始まり
アニメ化もしたいぬかみっ!の著者の描く新シリーズ
日本一不運な少年の元に福の神に転職した元疫病神の少女がやってきてのドタバタストーリー・・・(転職したばかりの福の神って某GS○神の貧ちゃんと同じで・・・)
作品の雰囲気は前シリーズいぬかみっ!と似ているんですが、日本一不運な主人公って設定に無理があるよ?な(不運ではあるだろうが、日本一不運とは思えない)
シリーズ1作目となっていますが、エピローグがなければ、この巻だけで終わっていても不思議ではないくらいまとまっています。
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[ 文庫 ]
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レッド・ノクターン―鋼殻のレギオス〈6〉 (富士見ファンタジア文庫)
・雨木 シュウスケ
【富士見書房】
発売日: 2007-05
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
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・雨木 シュウスケ
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カスタマー平均評価: 2.5
…やっちゃったか? あ?、やっちゃいましたか?こりゃあ。今まで楽しく読ませていただきましたが、今回のはどうでしょう?突然話の雰囲気が変わって、この先どう収拾つけるのか心配になりますね。知らない単語や、エピソードが出てきますが、短編集を先に出しておくべきだったのではないかと。間の話が抜けてます。ちょっとがっかり。
期待をこめて… 新章がスタートして、世界の幅が広がっています。
今回はツェルニに向かうリーリンの視点からも多く描かれています。
残念なことに、雑誌を読んでいなかった人には付いて行きづらい内容が多く観られました。
ぜひ 次に出るのは短編集であって欲しいです!
ですが、話としては(分かりずらかったことを除けば)良かったと思います。
レイフォンの抱える新たな問題がどういった方向性を見せるのか楽しみですし、
章の始めとしてここは辛抱?と言うところなのかもしれません…
キャラの個性や物語の感覚が失われること無く、発展していくことを期待して☆4つです。
う?ん 新規読者さんには厳しいですね、はっきり言って・・・今までの話を全部読んでないと繋がりません、
内容はそれなり?かな??、読んで楽しむといった観点からすると・・・
完結出揃ってから読んだ方が良いのでは?・・・と思える作品になってしまった感があります、残念。
非常に不満 内容の展開はちょっと先行きが心配ではありますが、
それほど悪くありません。
ただ、非常に不満なのは、
雑誌の短編を読んでいない人にはよく分からない展開が随所に出てくること。
読んでいて非常にフラストレーションが溜まりました。
短編で内容を補いながらという手法をとやかく言うつもりは全くありませんが、
単行本化されていない短編を読んでいないと本編が分かりにくいのは、
いかがなものかと思います。
最近読み始めた人はどうしたら良いのでしょうか?
そういう意味ではとても楽しみに待っていたのに非常に残念でした。
(こんなことなら、先に短編集を出してほしかった。あとがきでお願いされても…)
ただ、内容的にはそれほど悪くないので、☆2つです。
追記:
2008年3月に短編集が出るようですので、
我慢できる方は、それを待ってから読むのが良いかもしれません。
“スーパーパワー”は持て余す。 前巻で準主役が仮初めとはいえ強大な力を手に入れてしまったが故に、
今巻では物語中の人物も読者も、それに振り回されるものとなってしまっています。
また、あとがきで作者が述べているのですが、雑誌ドラゴンマガジンでの短編が挟まり、
それを元にした世界構成の固有名詞や論理・行動理由が氾濫しますので、
読んでいない読者は推察は出来ても明確に定まった足場がないので、
物語途中でいきなり醒めてしまいます。実際に、読んでいない私は冷めました。
1巻の頃の、個人的に悩み、偶然出来た友人の展望を憧憬し、
静かに足掻いていた主人公を見守るように読んできたスタイルが崩れました。
よくある世界危機やその救済といった大きな風呂敷が広がり、
それに対応すべくキャラクターも能力や戦意がインフレの如く高騰し、
それぞれのキャラは、まるで独り言をつぶやくかの如く、(ついでに読者を置き去りにし、)
自分が知っている情報だけで会話し、勝手に納得してしまいます。
文章自体は読みやすくて良かったのですが、話の内容は上記のように丁寧に提供されていません。
ついでに焦点もぼやけ、脇役に力が入って舞台が飛ぶので、よけいに拍車をかけます。
次巻がこのまま買って読み続けるかどうかの分水嶺となるでしょう。
評価を基準にされている方は、次の巻の評価を待ってからでも、
今巻を買って読むのは遅くないことでしょう。
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[ 単行本 ]
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半分の月がのぼる空 one day (電撃ビジュアルノベル)
・橋本 紡
【アスキー・メディアワークス】
発売日: 2006-01-27
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
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・橋本 紡 ・山本 ケイジ
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カスタマー平均評価: 4.5
大満足です。 かなり綺麗です。色使いがやさしいというかあたたかというか、そんな感じです。
ストーリーは裕一と里香が退院した直後の話になります。
5巻と6巻目に少し間があるので、この作品がその間を補っていると考えてもらえば。
今までの入院生活から普通に戻った二人。
そんな時間を二人とも大切にするように過ごしていく。
何気ない話ですが、その何気なさが大切なんだなと感じます。
色がついているので、絵には深みが出ています。
ちょっとページのわりには高いかもしれませんが、半月を読んだこと人にはぜひ読んでほしい本です。
絵本の温かみ
橋本紡著・電撃文庫『半分の月がのぼる空』の
5巻と6巻を繋ぐショートストーリーをオールカラーの絵本として収録した作品です。
単行本というにはやや大きな本で、小説というには内容は短くあっさりしています。
しかし、本全体から伝わってくる2人の日常風景の穏やかさと
鋭くすっきりした綺麗なカラーイラスト、文章のレイアウト配置の余裕と落ちつきが
忘れかけていた絵本のはんなりした温かさを思い出させてくれます。
やや値段がお高いのですが、絵本としての雰囲気が気に入った方にはオススメです。
5巻から6巻にかけて時間と舞台が唐突に切り替わったことに戸惑った人には
補完の意味も含めて押さえておくのがよいでしょう。
やっぱ良いです。 オールカラーが一番良いですね。あとイラストが多く載ってるのも素晴らしい。俺的には原作の橋本さんはまさしく[神]ですかね。ストーリー良しですし。半月ファンならまず買いですね。
one day 普段どおりの里香といつもと違う里香を感じられるいい作品に仕上がっていました。
文章だけではわからなくてもイラストと合わさることでわかる世界がここにはあります。
ふたりが出会うきっかけとなった芥川龍之介の「蜘蛛の糸・杜子春」もちゃんと登場しています。
ノベル版とは違う里香と裕一の「one day」ファンならずとも楽しめること間違いなしです。
絵本です 全ページカラーです。退院からようこそ日常へ。5巻と6巻の中間に位置する内容です。さらりと読めてしまう絵本並の文章量ですが、その平凡な日常にせつなさがこみ上げてきて。二人のこれからを最後まで見届けていきたい気になる一冊です。
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[ 文庫 ]
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佐和山物語 あやしの文と恋嵐 (角川ビーンズ文庫)
・九月 文
【角川書店(角川グループパブリッシング)】
発売日: 2009-06-01
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 480 円(税込)
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・九月 文
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カスタマー平均評価: 4
バランスがいい 史実とラノベを上手にミックスして
暴走ヒロインで新しさがあった。
組み合わせの勝利ですね。
硬い時代ものをヒロインで面白くしたふいんきは◎
続きを見守りたいシリーズです。
そこにいるのに「違う」人への想い 戦国の乱世が終わろうとするころ。
大名家の姫君あこは、何度も延期になった婚礼を今度こそ行うため
婚約者である井伊直継のもとへ向かった。
けれど婚約者たちが住む佐和山の屋敷付近では、モノノケは出るわ、
婚約者がそれを祓うわ、婚約者には化け猫がつきまっているわで大変です。
おまけに、あこたちは三か月前の佐和山に来ていることがわかったものの
帰る方法はいまだわからなくて。。。
戦国ラブファンタジーの第二作です。
れっきとした婚約者同士で、おたがいに惹かれあう直継とあこですが
そこにいるあこは、3ヶ月後の未来からきた別のあこなので
すんなり想いを告げあうこともできず、悩む二人が切ない。
今ここにいて言葉を交わして、心惹かれた相手は「違う」人というのが。
今回はあこの幼馴染と、直継の守役・采女の兄も初登場。
脇役のはずなのに、インパクト強いお二人です。
采女も登場回数多いし、うっかりすると直継の印象が薄くなってしまいそう。
あこの出生にまつわるお話が明かされたり、きな臭い伏線もはられたり、
長めのシリーズになる予感です。
お話はファンタジーですが、主役の二人は史実上の人物とたぶん同一人物だと思うので
二人の「未来」と史実をどうおりあいつけてくれるのか気になります。
何やら火種がある模様 戦国ラブファンタジー第二弾。
あとがきの後に参考文献が羅列してありますが、しっかり調べられているようですね。私はあまり戦国時代に関心がないので正確なのかどうか分かりませんが、雰囲気はよくつかめているんじゃないかなと思います。
新キャラが何人か登場しています。前半は1巻の復習と、新キャラの紹介といった感じで特にお話が動かないので退屈しましたが、後半で、ヒロインとヒーローが仲違いをしてしまった後くらいから面白く読みました。「山」という場所が「モノ」を呼び寄せたり、人を迷わせたりするという少女向けラノベではなかなか珍しい設定がうまく生きていたと思います。
ヒロインの血筋の秘密が明かされてからは、彼女の負い目のようなものも見えてきて、ラブ(にはなりきれていないような微妙なところですが)に色を添えたんじゃないかな。
それにしても。
ヒーローよりも幼馴染の方がいい男に見えてしまうのはナゼ。いろいろと気遣ってくれるし、追いかけてきてほしい時に追いかけてくれるし、肝心なところで助けてくれるし。彼もヒロインのことを好きみたいなんですが、ヒロインはヒーロー一直線。少々かわいそうな気もします。
ヒーローもがんばってはいるんですが…。そもそもヒロインとの接触自体少なめだし。
ラストは、何やら不穏な空気で終わっていました。これから大事件が起きるのでしょうか。「戦国」ラブファンタジーと言いつつ戦が表に絡んでこない1巻と2巻でしたが、今後は違うのかも。
3巻の展開に期待します。
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