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[ 文庫 ]
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伯爵と妖精―花嫁修業は薔薇迷宮で (コバルト文庫)
・谷 瑞恵
【集英社】
発売日: 2007-06
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
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・谷 瑞恵
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カスタマー平均評価: 5
よかったーっ この巻とてもいいです?
頑張ろうとするリディアの想い、守ろうとするエドガーの想いがかみ合わず?
そしてバラ園の謎ときに、こうきたかーっと思いましたw
女同士の友情も素敵です。
らぶらぶな2人…… 今回は今までの暗い雰囲気の話からは少しそれた感じの番外編な感じのお話。エドガーを取り巻く"プリンス"等の影は微塵も出てきません。
リディアが感じる自分とエドガーとの身分の違いからくる影響・切なさには胸がきゅうと締め付けられ涙がポロリ(実際涙腺にきました)……。
それに対して、以前よりも格段にエドガーのリディアに対する愛が大きくなっていて、そこにまた胸がきゅう・涙ポロリ。
ずっとこんなほのぼの(?)でお話が続いていけば良いのにと思うようなお話だと思います(リディアが悲しむのは胸が苦しいんで嫌ですけど)……。
まだ"プリンス"との戦いは終わってないから、そういう訳には行かないですけど……。
★やっとラブラブな二人★ 伯爵と妖精シリーズの中でも番外編みたいな話です★
暗い所もなくシリーズの中で1番キュンってしました。
相手の事を思ってすれ違っちゃう二人。。
でも最後はみんなイイ方向にいってハッピーエンドで
読んでいて安心する作品でした。
ぜひやっとラブラブになってきた二人のお話読んでみてください。
早く結婚したがるエドガーが可愛い やっと結婚を承諾したというのに、さらに待てないとばかりに口説くエドガー。ニコも呆れていました。
経験の差からか、二人の恋愛には、まだ温度差があるみたいで、エドガーが苦労している様が可愛いです。頑張れ!エドガー!と応援してしまいます。
でも、リディアもエドガーのために、かなり努力して恋人らしくしようと頑張っているので、
じれったいとは思いながらも、やっぱり可愛いのです。リディアに振り回されているエドガーを見るのも楽しいので、もうしばらくこの状態でもいいかな。
エドガーが報われます。 って言い方もおかしいでしょうか、前作でついに「きちんと」婚約したエドガーとリディア、おかげでエドガーが調子に乗っています。つまり、ラブシーンが今までとは桁違いに多いです。そして、リディアは本当にエドガーが大好きなんだなと、あらためて感じた一作でした。リディアの切ない感情のゆれが本当に可愛くて、エドガーはエドガーでもうこれぞ有頂天って感じなのにあいかわらず微妙にすれ違ってて。
今回はプリンスとかユリウスとか、性格の悪い方々は出てこないので、全体的に安心して、本当に恋愛がメインって感じですね。これから二人に降りかかる困難を思うと、本当、がんばってくれと思ってしまいますが。
まだまだぎこちない二人ですが、がんばっていろんなことにうちかって、しあわせになってほしいものです。
とにかく、今までのお話を読んでいる方で、二人に焦れ焦れしていた方には、「絶対に読んでください!」としか言えない一作になっております。
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[ 文庫 ]
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バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)
・井上 堅二
【エンターブレイン】
発売日: 2007-08-30
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
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・井上 堅二 ・葉賀 ユイ
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カスタマー平均評価: 5
おう、いえ? 3巻です。 この巻はムッツリーニが輝いています。保健での強敵工藤愛子や教師に打ち勝ったときのムッツリーニは本当にカッコよかったです。そしてこの巻で美波が……。まさかですよ。びっくりしましたよ。これ読んだあと、続編が怖くなりましたw
え?何この面白さ いや?やっぱり凄いですね
個人的には1?3巻の中で一番楽しめました。
葉賀さんのイラストも見ていて飽きませんし。
本当にこれはオススメですね。
工藤愛子さん大好きなんでまた出てきて凄い嬉しいです。
ただ気になったのは明久の気持ちは誰に傾いているんでしょうか
明久モテモテじゃないですか…
羨ましい限りです。
でも今回接近したのは秀吉ですかねぇ
秀吉の方もまんざらではない感じですねw
最後の方の目的を一生懸命にやろうとしている明久のセリフには
感動して涙が出そうになりましたw
とにかく面白いです。
楽しいが、それだけになんだか複雑。 明久のロッカーに一通の手紙が置かれていた。
胸ときめかせながら封を切る明久だが、その中には明久の恥ずかしい写真と「あなたの秘密を握っています」という脅迫文が!
すっかりバカなノリの世界観が定着しており、導入部の翔子とのやりとりでグッとハートを掴まれる。
今回は少し、覗き→リベンジというループが続いてしまうので、もう少しなんとかならなかったのかという不満がないでもない。
だが、そんな不満は些細なことだとすぐ気づかされるのがこのシリーズ。
Aクラスとの合同合宿や誤爆、そして道連れにと誤爆させたりと不満を補って余りある笑いを提供してくれる。
おなじみバカテストに、強化合宿ゆえのバカ日誌と新たな試みも悪くないと感じた。
ただ、今作がターニングポイントになるんじゃないだろうかと感じさせる展開。
無理を承知でいいたいが、バカだが無能じゃない主人公達の活躍をもっと読みたい。
有象無象の跋扈するライトノベルの中で、せめて楽しめる作品には長くがんばってもらいたい。
その為には一読者として、発売日→即購入という形で協力していきたい。
もてあそばれたっ!! いろんな意味で理想郷を爆進している作品です!
今回も散々好き勝手やってくれました!確かにテストの内容ではなく日記のようになっていましたが、こちらもたいへん笑撃的な内容になっています!(多分次の次には元に戻ります)
だがしかし!この作品を読み終えた時!必ずこう思うはずです!
「もてあそばれたっ!!!」
と!
全てはこの三巻目にあります!購入にはたいへん苦労するかもしれませんが、がんばってください!
ああっ!冬が悩ましいっ!!!何よりあの子の○○姿は想像するだけで悩ましいっ!
評価 来ましたっ!
遂に3巻発売です。
僕は発売日当日に買いに行って速攻で家に持ち帰り読みました。
今回も笑える箇所が所々あったんですが、2巻の途中から下ネタが入ってきて、この3巻でも覗きを中心に話が進んで行き、正直ちょっと残念だったり…
そして1巻から好評だった章と章の間のバカテストが今回で生徒たちの日記(?)になっているので、そこも少し残念だったり
しかし、その分ストーリーで巻き返してくれてました。
下ネタを除けば今回も笑える作品に仕上がってます
ついでといったらなんですが、本書の214Pの何行目かに誤字があり、
なったんたね
っとなっています。多分、初版のみにある脱字なので初版を購入した方はぜひ見ておいてください
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[ 文庫 ]
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森口織人の陰陽道〈巻ノ2〉 (電撃文庫)
・おかゆ まさき
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2009-05-10
参考価格: 578 円(税込)
販売価格: 578 円(税込)
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・おかゆ まさき
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カスタマー平均評価: 4
おかゆ復活!! 撲殺天使ドクロちゃんでヒットした、おかゆまさき第二作目にあたる森口織人の陰陽道の2巻です。正直、前回の巻は面白いものではなく新人にありがちな処女作が売れて次回作から駄目というパターンになりそうな空気すら漂っていた本作。ですが流石は我らがおかゆまさきです、前回と違い面白くなってます!主人公がボケとツッコミを覚え、ようやくおかゆまさきらしい作品になってきました。できる事なら、主人公をドクロちゃんの桜君みたいな変態にしていただきたい(笑)正直まだまだ文章がドクロちゃんの頃のようにスムーズだったものにはなりませんが、これからまだまだおかゆまさきはやってくれるでしょう。
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[ 文庫 ]
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H+P(3) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)
・風見 周
【富士見書房】
発売日: 2009-04-20
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
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・風見 周
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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かぐや魔王(まお)式!〈第3式〉 (MF文庫J)
・月見 草平
【メディアファクトリー】
発売日: 2009-04
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
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・月見 草平
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カスタマー平均評価: 4.5
不満要素 かぐや魔王式の第三巻。生徒会長、その親友、妹の新キャラ3名が登場します。妹は今まで存在の記述はあっても会話もイラストもありませんでしたがようやく今回初登場します。1巻、2巻同様面白いですがどの台詞がどのキャラのものなのか分からないものがやはり若干。これは作者の文章力の腕があがる他にありませんが――この作品の一番の不満要素である涼宮ハルヒの憂鬱に酷似した設定。ヒロインがただものじゃないという1巻ですでににおわせていた設定ですがちゃんと使うつもりですね。この巻で創造神なんていいだしてもおかしくない空気になってます。そんな事をすればまさか設定が被ったではすみませんからね。作品が何を考えてるのか分かりかねますが少し自重してほしいかぎりです。
面白い かぐや魔王式の第3巻!!六道と錦織の漫才的会話が相変わらず面白い。ヤンデレチックな妹の名前も分かり、学園モノには定番である生徒会の人達も登場。皆可愛いです。水沢深森さんの仕業です。ストーリーとしては、1巻ぶりに登場する例のものを巡って周りが大きく動きます。それに従って錦織の心境もすこーしだけ変化します。そして早くも4巻が7月下旬に出るみたいです。何か陰謀があるのか、はたまた日々の出来事に憤慨しているのか、もしくは分裂して書いているのか、月見先生の執筆スピードには驚愕です。
鬼才の本気、埋もれなかった超大作 前巻(2巻)の評価はやや辛口気味だった僕ですが今回は満足でした
新キャラとして生徒会長、書記、主人公の妹(全員イラあり、めっさ可愛いですv)が登場します
輝夜、錦織、六道、米倉の立ち位置と彼らを取り巻く状況が変化していく転換期の一冊かと
ハラグロの錦織が謀反を持ちかけられ、どう考えどう動くのか、そのとき他のメンバーは……?
続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした
とにかく面白いです!
終盤に気になる含みを残していて、今から4巻を心待ちにしてしまうほど惹き付けられました
ここまで『涼宮ハルヒの憂鬱』に近いモノを感じる部分もありましたが、今回は特に錦織のハラグロ設定をフルに使った独自色が出てきて、別物として動き出したように思います
どこに文句のつけようがあるというのか、もちろん評価は☆5つですっ
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[ 文庫 ]
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天は赤い河のほとり外伝―魔が時代の黎明 (ルルル文庫)
・篠原 千絵
【小学館】
発売日: 2007-05
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
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・篠原 千絵
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カスタマー平均評価: 5
ザナンザファンはもちろん、天河ファンも再びあの世界へ♪ 外伝が出ていたことをこちらのサイトで知り、購入しました。
私は学生の頃から天は赤い河のほとりが大好きだったので、再び天は赤い河のほとりを読めて嬉しいです。
外伝はカイル皇子(後にヒッタイト帝国史上最大の繁栄を築く皇帝ムワタリ2世)の弟であるザナンザ皇子が主役です。
時は紀元前14世紀、ヒッタイト帝国皇后陛下ヒンティ様(カイルの母君)が毒殺されたところから話は始まります。
近衛隊が調査、ヒンティ王妃の腹心である女官長ライーサがヒンティ王妃に恨みを抱き、王妃のワインに毒を盛り王妃様を毒殺、ライーサもその場で毒を飲み自害したとされた。
しかし、ザナンザ皇子はライーサをよく知っているため、ライーサの仕業とはとても信じられない。
ほかに犯人がいるのではと考え、カイル兄上に話すのだが、カイル兄上は心を打ち明けてくれない…。
ザナンザはカイル兄上もヒンティ王妃も慕っている。カイル兄上の役に立つことだけが望みなのだが、カイルはザナンザがこの件で動くことを許さない。
兄上のためなら命も投げ出してもかまわないと思っているザナンザはカイルの心がわからず…。
そしてカイルが事件を調べているとナキア妃が黒幕ではないかとわかってきて、証拠の書簡を見つけたところで続きとなります。
後にヒッタイト帝国の双璧と言われるカイルとザナンザですが、まだ現時点ではザナンザはその意思もなく、カイルの一番の忠臣でありたいと思っている状態です。
この先、忠臣ではなく、カイルと肩を並べる存在になるのかがテーマかと思われます。
私は篠原先生の絵が好きなので欲を言えばもっと挿絵があると良かったです。
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されど罪人は竜と踊る 6 (ガガガ文庫)
・浅井 ラボ
【小学館】
発売日: 2009-04-18
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
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・浅井 ラボ ・宮城
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カスタマー平均評価: 4.5
多彩な短編目白押しです 浅井ラボ先生の小説「されど罪人は竜と踊る」は早くも6巻が出ました。
とても速い刊行ペースですけど、角川書店で刊行していた頃の作品も出しているからペースも速いわけで。
今回も前巻と同じく短編集ですが、うち3作はザ・スニーカーに掲載されながらもスニーカー文庫では刊行されなかった作品なので、心待ちにしていた人はさぞかし多いことでしょう。
恋人を探しにやってきた女性の護衛でエリダナの地下に広がる迷宮街の奥へ足を踏み入れる「迷い路」、ガユスが副業で講師を務めている予備校の、どこにでもいそうな生徒たちとの、どこにでもありそうな絡みを描いた「青の日射しに灼かれて」、娘を殺された恨みに燃える不法移民から殺人事件の元被告人を守る依頼を受けた「尾を喰らう蛇」、現実に居場所をなくして幻想と物語の世界に逃避した男の悲しさが胸に痛い「雨にさらして」、ガユスたち主人公よりも熱血だけどおかしな部分もある、ラルゴンキン事務所の面々が主人公のスピンオフ作品「青嵐」、年に1日だけ嘘をついても良い<愚者の日>にそれぞれの意地と尊厳をかけた騙し合いを繰り広げる「優しく哀しいくちびる」、ガユスとジヴーニャが格闘ゲームに興じる半ば後書き代わりな書き下ろし作品「夏よりも暑い戦い」と、多彩な作品が収録されてますが、中でも「雨にさらして」が最も印象に残った、と言うか身につまされたのは私だけではないはずです。
「正義の味方が悪漢を倒し、美女と戯れるような幻想に逃げることはできる。だけどオレら自身が現実であるかぎり、逃げつづけることはできない。いつかは現実に帰ってこなくてはならねえ。しかも、逃げたぶんだけ、負債は重くなって帰らざるをえない」
上は作中の台詞の引用ですが、正直分かっているだけに一層心に突き刺さります。特に私のように物語の世界への依存度が大きい人間にはキツいです。ガユスのように物語の必要性を認めつつも、現実としっかり向かい合い、人生を切り開いていけるのが理想的だと分かってはいるんですけど、その辺のバランスがなかなか難しいんですよね……
新キャラ満載。 今回は新キャラクターや脇キャラとの絡みが目立つお話でした。そのせいかガユスとギギナとの絡みが少なく感じましたが。特に注目する話は「青の日射しに灼かれて」です。ガユスの予備校の講師としての日常が描かれていて、生徒のテュラスやフルフラムは勿論新?キャラ生徒が多く出てきます。ガユスって愛されてるなぁとしみじみ感じます。他の新エピソードもいつもよりは救いがまだある方でした。再収録は「青嵐」と「優しく哀しいくちびる」です。最初にも書きましたが今回はエリダナの新スポットや新事務所、新キャラが多く出てきます。他にはガユスとギギナの仕事遍歴など。本編にもいずれかかわってくるキーワード満載ですのでされ竜ファンは是非読んでみてください。
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封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下) (富士見ファンタジア文庫)
・ろくご まるに
【富士見書房】
発売日: 2009-02-20
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
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・ろくご まるに
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カスタマー平均評価: 3
大団円? 大団円とはハッピーエンドのことだと思っていたが、間違っていたのだろうか・・
鬱展開は現実だけで十分だ。
師匠のけなげな心に免じて星1つ。
長編本編最終巻 『封仙娘娘追宝録11 天を決する大団円(下)』です。長く続いて、富士見ファンタジアの中では一時期かなりの人気シリーズまで昇格した封仙娘娘追宝録の最終巻です。
最後なので、この巻単独のレビューだけでなく、シリーズ全体の総括も。
この巻だけでいうと……ここに至るまで読者を待たせ過ぎでした。上巻が出てからも、この下巻が出るまで時間かかりましたし。なんかその間に、イラストのタッチも、シリーズ前半の頃とは全く変わってしまったようにも感じます。
作者の加齢と病気で体を悪くした影響なのか、文章のキレなど、最盛期よりはずいぶんと質も落ちたのではないかという気がしてしまいます。待ちすぎて読者としてのテンションが下がったという部分は差し引かなければなりませんが。
シリーズ全体としては。
欠点は、なんといっても作者が途中で病気で体を悪くし、刊行ペースが落ち、質的にも最後の方が落ちてしまったこと。長く続いたのはいいが、不必要に時間が長くかかったのは残念です。
ただ、純粋に作品としては、作者独特の文体と、キャラと、SF的なネタを中華ファンタジーにマッチさせたこととの融合で、非常に面白かったです。長編だけでなく外伝短編も、キレがあって良かったです。いくつかの短編作品は傑作と称しても良いくらいの出来のものもありました。短編の中で、幻の最終回というか、トゥルーエンド的なエピもあったような気がしますが。富士見ファンタジアの中で一時期有力なシリーズとして地位を築き上げたのも納得できます。
この巻単体の評価は★3くらいですが、シリーズ全体として★4です。
完結 (上)の内容からオチは想像出来ましたが、其処に繋がる展開の巧さに
一気に読めました。エピローグをもっと書き込んで欲しかったです。
ろくごまるにさんの作品は読みやすく、テンポがよく、謎の部分が推理
小説のような面白さに満ちている、未体験の方は是非「天を騒がす落し物」
から読んでみてください。次回作、期待してます!
やっと完結 最初から買ってますが、完結までに何年かかっのただろうか・・・途中で何度買うのをやめようと思ったけど結局最後まで買ってしまいました。最後まで買った甲斐はあったかな?
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れでぃ×ばと!〈8〉 (電撃文庫)
・上月 司
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2009-04-10
参考価格: 536 円(税込)
販売価格: 536 円(税込)
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・上月 司
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カスタマー平均評価: 4.5
番外編も本気モード 相変わらずハーレム状態の主人公。そして誰を応援したらいいか分からなくなってくる強い特徴を持ったヒロインたちですが、心境の変化からか雰囲気が変わってきました。物語的には後書きを読むと分かるとおり、番外編を含めたお話がパラレルに進んでいるようで、なるほどそう聞くとそんな話もありましたなと過去の展開を思い出したりして、なかなか上手いです。今回も今までを読んだ人には分かる話の端折り方をしたり、番外編なのに伏線あったりとキャラクタの心理描写と共に楽しく読めました。
相変わらずの読みやすさでサクサク進むが恋の進展は……? 読みやすくてサクサク進む割に物語の進展がちっとも進まないシリーズだが、本巻では少しだけ、というか朋美の心境が少し変化したようである。
【第十九話】文化祭的位置付けの『麗美祭』で急遽行われることとなったミスコンの顛末。冒頭で程良く出てきた理事長&深閑の驚愕(?)の事実が発覚する。ただ、肝心のミスコンは四季鏡(姉)の振る舞いを除けば意外な結果となり少々肩透かし。むしろ次話への導入といった感じである。
【第二十話】朋美(母)の企みで行われた彩京邸お泊まり会。意外に奥手な娘を後押ししようという朋美(母)のおせっかいに朋美は困惑だが読み手は楽しい展開である。ちょっとしたハプニングで朋美は自分の気持ちを少し理解したようだが、むしろこのハプニングの後がお約束展開ではなく朋美(父)の登場だったのが一捻りしていて良かった。朋美とセルニアはここで改めて正々堂々と勝負に挑む決意を固めるのだが、どうやらセルニアは朋美のことを女性としての器量を争うライバルと思ったフシがあってちょっとしたズレを感じる。
【罰ゲームな休日の過ごし方?倒錯的に、新発見!?】偶数巻恒例の大地薫モノ。罰ゲームで秋晴とデートすることになったのだが、大地の世間知らず振りと異性への想いに対する無知振りが裏目に出てしまい、失敗ばかり繰り返す姿がらしくなくて残念。大地の心はときめきまくりのドキドキしまくりなのだが、それが何なのかまだ自覚していない。最後に導いた結論もズレていて「あれぇ?」となる。
本巻で感じたのは、本シリーズが既に8巻まで達していながらヒロイン達の心境が「恋」にさえ至っていないことである。秋晴への「好意」は自覚していても「恋」とは自覚していない。もともとペースの遅いシリーズではあるが、まだここだったか、と少し驚いた。話は面白いのだが何とももどかしい。だが、引きとなった「数週間後」に何が起こるのか。ここに期待して次巻を待ちたい。
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ミスマルカ興国物語 IV (角川スニーカー文庫)
・林 トモアキ
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
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・林 トモアキ
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カスタマー平均評価: 4
次なる紋章は共和国! 収録内容
・第一章 北方の雄
一つ目の紋章を見つけて一ヶ月、次なる紋章を求め共和国を訪れたマヒロ達一行だったが・・・
・第二章 朝霧に鴉の舞う
共和国の閲兵式に参加したマヒロ達だったが、ゲリラによりマヒロは大統領とともに誘拐されてしまい・・・
・第三章 文化大国の閉塞
誘拐されたマヒロを救出するためにパリエル達は・・・その頃マヒロは囚われた牢獄で・・・
・第四章 翠の色に渡る声
幽閉された遺跡で紋章を手に入れたマヒロだったが・・・そして救助されたマヒロが見たものは・・・
・第五章 レールフォース・ワン
大統領と共に首都へ向かうマヒロ達しかし、それを妨害するもの達が・・・再び彼が登場して・・・
・第六章 最良のシステム
大統領と共に議会へ到着したマヒロだったが・・・事件の首謀者は・・・そして新たなる紋章は・・・
今巻では2巻で登場した彼が再登場(笑)SSランクの勇者や噂の魔女も登場し、今巻も楽しめる展開となっています
次巻では第一巻のあのキャラがリベンジ登場するようなので楽しみです(今巻の彼が彼女の前に登場しないかな(笑))
面白いと思う あんまり深読みすることはなく読めば、かなり面白いと思う。
興国物語にリアル路線を求めるなら、それこそ林トモアキ自身も言っている通りロードス島戦記などの秀逸な作品が今までに出ている。
マヒロのボケは、この作品だからこそなしうるものであり、ロードス島戦記でそんなノリは通用し得ない。
動いている人物がすごく魅力的で、イスルギのような人物に打ち震えることもあれば、ルナスを微笑ましく思うこともある。
最近の本の中では、群を抜いて面白いと思う。
どんでん返しがありゃいいってもんじゃないです 今度の舞台は共和国。
米国がモデルと思しき大国です。
基本的に政治家は古狸で、それぞれに正義を持ち、
事件の裏に裏があり、その裏にまた裏がある、という構成。
道中のドタバタも相変わらずですね。
しかし、相変わらずアンバランスです。
ずいぶん語り合う割に、やってる事は人格破綻者のそれで、
陰謀をめぐらす割に隙だらけの穴だらけで、ご都合主義が行き過ぎ、
本来よほど骨太でなければまともに描けるわけがない政治を、
恐ろしく脆い骨格で描いてます。
今回出てきた大統領や国防長官もそうですが、
こんな子供だましの奇手奇策を弄する者がトップにつける時点で、
そんな国家は終わってます。
それで万事上手くいってめでたしめでたしってあなた、
どれだけチョロい世界でしょうか。
チョロいならチョロいで構いませんが、
どうしようもなく甘甘路線のくせに、下手にシリアス路線も維持しようとするから、
これほどバランスが崩れるんです。
しかも、戦争や国家的陰謀を、発生から解決まで薄めの一冊で片付けるし。
私はこの作品に関してはどうしても点が辛くなるのですが、
この異様なアンバランスさはどうにかならないんでしょうか。
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