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[ 文庫 ]
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9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
・鈴木 秀子
【PHP研究所】
発売日: 2004-01-06
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
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・鈴木 秀子
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カスタマー平均評価: 4
半信半疑でも 「すべての人は、9つのタイプに分けることができる」
と主張する、エニアグラムと呼ばれる人間学の紹介書。
突然そのようなことを言われても、信じられるわけない。
しかし、書いてある内容が自分に当てはまるにつれ、少しづつ信じられるようになってくる。
特に、「自分を型にはめたり、相手を決めつけたりすることは、エニアグラムの誤用にすぎない。」
という姿勢からは、信憑性が少しは感じられる。
自分の価値観が絶対でなく、さまざまな価値観があることを知ることができる。
半信半疑で読んでも、得るものはあると思います。
頭に叩き込んでおきたい9つの性格の図解 人の、自分の性格を知ることができれば、よりベストな状態に自分を持っていけるのではないかと思い購入、通読
読んでみると、エニアグラムというツールを用いた上で人の性格を分析しより良い方向付をするための方法が記載されていた。自分はタイプ3またはタイプ5に分類されるようだ。感情を押し殺すことが「囚われ」になるとのこと。的確に見抜かれているような気がしないでもない。あまり、性格判断は好きではないが、正確に見抜くことはできないと本書でも書いてあるので、自分に最適な自分のコントロールの仕方を考えるきっかけとしては面白かった。また、エニアグラムの考え方を覚えておくことで、人と接するときの関係について今までと違った見方ができると思う。
自分の中でなぜか居心地がしっくりしない時は、本書の「囚われ」を読みなおすことで自分の間違った考え方に気づけるかもしれない
人間関係を学ぶ基本書 職場の人間関係に疲れ切っていた時に出会い、非常に助けられた一冊。
世の中の人間は9つのタイプに別れる―まず、その事実を知るだけでも救われる。
実際に色々な人がいるけれど、本質的に9パタンしかいないのなら、
そのどれかに当てはめてこちらも付き合えばよいのだ。
自分パタンの特徴、長・短所、残りの8パタンそれぞれの特徴、長・短所、
それらが分かれば、人付き合いにもうそれほど恐れることはない。
自分が楽になるだけではなく、むしろ周囲に対して優しくなれたような気がする。
職場においては、さまざまなパタンの人がいるからこそ、うまく機能するのだと理解できた。
エニアグラムの入門書としてもとても優れた書籍です エニアグラムの入門書としてもとても優れた書籍です。書籍の前半でタイプ1-9までの性質について細かく記述しており、また読者も自分のタイプを診断できるように構成されている。
後半については、職場での人間関係をより良くするための方策など実用的なお話し、また自分自身どのようなことを意識するとより良く生きることができるのかなどかなり実践的なアドバイスがある。はじめがきにもあるように、エニアグラムを100パーセント完璧に信じて実行するというものではないが、知識として持っていて損のない考え方だと思う。
自分と他人を理解し、許すために エニアグラムは、人間関係を良くするすばらしい手法です。自分と自分の関係を良くするためにも大いに役立ちます。職場などで許せない人がいて困っている人は、この本を読んで相手のことを理解する努力をしてみてはどうでしょうか。きっと新しい発見と相手が見える喜びが得られると思います。自分との関係では、自分の長所と短所を理解し、発展させるためのヒントがたくさんあります。
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[ 文庫 ]
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心の操縦術 (PHP文庫)
・苫米地 英人
【PHP研究所】
発売日: 2009-03-02
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
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・苫米地 英人
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カスタマー平均評価: 5
至高のリーダー論である バーチャルドクター苫米地ワークスDVDシリーズで洗脳理論の普及を始めた苫米地英人博士が抽象度を高め、実社会でいかに影響を与えるかを徹底的に解説している画期的な書籍です。
部分しか見えていなかったことの責任を問われる立場であるリーダーは抽象度をいかに高めきちんと観ることを本書から学べる。
自己責任という概念を認識するであろうリーダーには必読の書です。
ドクター苫米地ワークスの内部表現書き換え技術は単なるメンタルトレーニングでなく自分だけでなく相手まで変えてしまう強力な技術であることはDVDシリーズで実証済みである。
技術、理論の背景を理解するために格好である。
520円でこの文庫本を出された苫米地英人博士に深く感謝の意を表す。
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[ 新書 ]
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<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)
・林 成之
【講談社】
発売日: 2006-10-21
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
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・林 成之
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カスタマー平均評価: 4
脳外科医の書いた、脳のトリセツ。抜群の仮説力有り。 面白い。仮説をしっかりと書き込んだ勝利能の開拓方法が、ここにある。文筆型お医者さんの仮説エッセイ。科学としての確認はこれから。
インナーゲーム理論、マインドマップ手法から幽体離脱まで、この理論(仮説)でかなり説明されてしまう。
能力強化方法も妥当。
分析も意見も仮説も、十分に面白い。
勝負脳、正しいトレーニングで鍛えることが、できるような気がする。
アテネ金の北島孝介選手の技の分析にも、活躍されている。
PodCastでも、この理論の一部を解説。ぜひ聞いてみてほしい。
結局根性論なんですけど。。。 脳外科医の大先生の本なので、かなり期待して読みました。
科学的に脳の仕組みの観点から、能力向上を説明してくれるものと思ってました。
が、、、結局根性論的だな、というのが正直な感想です。
特に、「性格を明るくす」ればよい、という記述がありましたが、暗い人が性格を明るくするって、どうやるんでしょうか。
気軽に読める スポーツを脳科学の観点から分析するとこうなる、
脳科学の観点から気をつけるべきこと といった内容が書かれている。
所々に発見はあったが、これを読めば勝負脳が鍛えられるわけではない。
専門用語・脳の仕組みも説明してある。
教養として、あるいは、読み物として読むべき一冊か。
北島康介に釣られてしまった イチローや北島康介の話を脳科学的に当てはめて解説した部分では、「なるほどなぁ」と思うところも数多く、面白い。臨死の患者が生還したエピソードは、現場の医師しか体験できないことであり、茂木氏や池谷氏では書けない話である。
しかし、読み終わった後に自分が勝負強くなったかと言えば自信がない。最後に<勝負脳>を鍛える実践方法がまとめてあれば、充実感があったかもしれない。
この本を読んでも「勝負脳」は鍛えられない 個人的には、読み応えを感じたのは著者自身による脳低温蘇生法のところだけだった。
後は、一般人と同じテレビ番組を見て著者が感じた断片的な主観・感想ばかり。
そんな話は誰でもできることで、著者が何を言いたいのか分からず、この本を買う意味は感じられなかった。
この本は、徒然草と同じ類のエッセーなのかもしれない。
結局、この本を読んでも「勝負脳」は鍛えられない。
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[ 文庫 ]
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ツァラトゥストラはこう言った 上 岩波文庫 青 639-2
・ニーチェ
【岩波書店】
発売日: 1967-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
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・ニーチェ ・Friedrich Nietzsche
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カスタマー平均評価: 4.5
中二病向け ニーチェは生命の根本への問いから逃げ超人という殻に閉じ込もってしまった同じくトルストイもまた同様の問いを避けキリストという殻に閉じ込もってしまったという感想ついでに言えばニーチェ自身ルサンチマン根性から抜け出せてないのは明白だった(馬やユダヤ人を庇う言動)。ニーチェはつまりかっこいい批判者にはなりたいが汚れやくにはなりたくないという人間だった更にニーチェの都合のいい文献を利用した反ユダヤ主義者同様ニーチェの都合のいい文献を利用しヒトラーを極悪人の側におき二ーチェを孤高の哲学者に置く盲目的なニーチェ主義馬鹿な哲学者には馬鹿なオタしかつかないのだニーチェが反キリストだけで語れないのと同様ナチスも反ユダヤだけで語れないニーチェの文献を見れば一目瞭然だがそこにはナチスの残虐性を正当化する文章がはっきりと数多く見受けられる今ニーチェは裁かれる時期にきている
ニーチェ思想の集大成。 ニーチェは、人を衝き動かしてきた意志というのは、力への意志だったと説きます。 すなわち、自らを権威あるものとして、他人を屈服される力を持とうとする意志です。 この意志を元に、人々は権威を形作り、それは、善悪の基準付けを行ってきました。
しかし、この意志を持つ人間は弱い存在でした。 だから、同情、隣人愛を自らを権威あるものとするための道具としました。 その産物が国家であり、キリスト教であり、神であったとニーチェは喝破します。 このような弱い人間というのは、動物と超人の間にかけられた橋のような、過渡的な存在であり、乗り越えられないといけない存在なのであると、ニーチェは考えました。
人間がこれまでの弱い人間を乗り越えるとき、神とその愛、同情により作られていた世界観は終わりを告げます。 ニーチェはこれを、「神は死んだ」と表現します。 神の死んだ世界で生きていくのは、人間を乗り越えた超人です。 この超人は、意志、自由、創造力、孤独、自分自身への愛といった特質を備えた人間です。 同情されなくても、他人に思いやられなくても、生きていける存在。
キリスト教的な世界観をもっていた時、人々は、自らの人生の終焉を、審判の日とそれ以降の天上での生活に落ち着ける事が出来ました。 しかし、それら世界観が崩れたとき、大きな精神的危機が襲いかかってくることになります。 ニーチェは新たにとって代わる世界観を永劫回帰と考えました。 これは、生がまるで何回も同じ場面を繰り返していると考える世界観です。
事実、この永劫回帰の世界観に陥ることは、現代における無宗教で「自分主義」の人々にとって深刻な問題なのではないかと僕は思います。 信じるものは無い、生はただ進むことのないルーティンでしかない、となれば、人生が虚無に思えてきます。
このような、神から脱却したのちにも虚無に陥らないための方法としてニーチェが主張した事は、自らと自らの人生を愛することでした。 もし自分の生が永遠の円環の輪の中で逃れられないものなのだとしたら、その人生を受け入れるためには、この永遠の円環である人生を愛さねばなりません。 他人への愛は、その自分への愛の中にこそ存在するべきものなのだとニーチェは考えたようです。 そして、本書の中では、その自分を愛することから得られる喜びがうたわれています。
本書その他を読む限りでは、「人間は乗り越えられなければならない」というのは、ニーチェの価値判断であり、論理的な帰結ではなかったように思われます。 でも、本当に乗り越えられないといけないのでしょうか。 人間の持つ弱さを抱いて、お互い弱さを援け合いながら生きることは、それはそれで素晴らしい人生なのだと僕は思います。 (ごめんなさい、でもこれはこれで僕の価値判断です)
ニーチェが、吐き気を催すような奴隷道徳と批判しようと、人間の弱さというのはそんなに簡単に変わるものではないので、今は、自らを超克することを考えつつも、周りの人と援けあって生きていくことこそが一番なのだと思います。 もっとも、1000年後には、分かりませんが。
( =ω=.)<ニーチェのラブレター・・・熱き血潮・・・現代人への警鐘 ( =ω=.)<ニーチェ君、あんな熱烈なラブレターを貰ったの初めてだったからビックリしたョ。書き出しがネ申が死んだだなんて、なかなかセンスあるね。
創世のアクエリオンみたいじゃん。
(;//Д//)<ちょっと、フリードリヒ、こんな手紙を出されたら、て・・・照れるじゃない・・。
後半はよくわかんなんかったケド、思いだけは伝わったわ。ありがと・・・。
('・ω・`)<ニーちゃんが良かったら、私・・・その・・・(もじもじ)
( ○ )<良かったのか?ホイホイついてきて、俺はどんな哲学者だって吸いこんぢまう男だぜ・・・・。
一神教の欠点 神は死んだ、から始まり生きるための哲学を説く。しかしながら、
・多様性を認めない(これは一神教の最大の欠点である)
・基本思想として男尊女卑である。
・自らの思想について断定をしている。
どんな思想家も自分の土台となる基本概念から抜け出せないのだなと
思った。いかにもゲルマン的な哲学を引きずっている。名作であるが、
名作から抜け出せない感がある。
哲学を学びたいのであれば、現代哲学に関する本がいいだろう。
あくまで読み物として、自分の価値観と対比して、それに反証
することを考えていくのがいいだろう。
大人の西遊記 「西遊記」は、精神的求道の象徴たる若い僧侶が、肉体的欲望(煩悩)の象徴とも言える動物的妖怪たちを連れて、真理を求めて旅する話です。
しかし、真理とはどこか遠いところにあってそれを探しに行くのが学問や宗教などの道であるという考えは、「青い」。ガキだ。
真理は私たちの中にある。シオランのアフォリズムにも「四十歳にして知ったことを私は二十歳の時に既に知っていた。ああ、なんとも無くもがなの二十年・・・」というのがある。つまり、私たちは最初から山の頂上にいるのである。
そのような悟った地点から書かれたのが、この本です。
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[ 新書 ]
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「婚活」時代 (ディスカヴァー携書)
・山田 昌弘 ・白河 桃子
【ディスカヴァー・トゥエンティワン】
発売日: 2008-02-29
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
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・山田 昌弘 ・白河 桃子
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カスタマー平均評価: 3.5
著者の選択が不適当?白河氏は自己PRだけ この二人の共著と言うのはどういう意図なのか理解に苦しむ。山田氏の方は「格差社会」、「ワーキングプア」論と一貫して近年の現象を統計的分析と社会学的考察で論じているのでそれなりに説得力がある。
一方、白河氏の方は自称ジャーナリストの単なる自己PRのように思える。白河氏は「キャリモテ」と言う意味不明の造語を作り、有能なキャリア・ウーマンが結婚するための方法(あるいは、こうした魅力的な女性をゲットできないダメな男性の構図)をWeb掲載しているが、それを本書の後半に引き写しているだけである。常に女性上位目線で、結婚が成立しないのは男性側の責任である、と主張しているだけ。結婚成立の困難さを助長しているだけで、著者達の言う「婚活」時代を何とかしようと言う意図が感じられない。この問題は、少子化問題やワーキングプア論等と絡んだ社会的問題なのだから、単なる対人関係のノウハウ・レベルではなく、もっと幅広い視野を持った人物に執筆を担当して貰うべきだったと思う。
今の日本を象徴している あまりにも世間一般と乖離している主張などが多すぎる。
後半の結婚情報サービス会社などの紹介は業者の宣伝と思わざるを得ない程の内容でした。
元々、タイトルの言葉自体がその手の業者を中心とした人たちが作った言葉ですから、宣伝は当然かもしれませんが。
本を読んだ感想としたら、結婚しない人が増えている背景そのものが今の日本を端的に表しているのではないでしょうか。
結婚したい人にはいいかも… 結婚したい人が読むにはいいかもしれません。でも結婚に価値を見出さない人にはおすすめしません。文章はミーハーな感じで「読書」している感覚はないです。
2人の著者の組み合わせが良かった 私は結婚をテーマにした本を読むのは初めてでしたが、山田氏の社会学的な分析は勉強になりました。白河氏は多くの実例を挙げられていて、女性の視点から意見を述べられています。
2人とも共通している視点は、社会の急激な変化により結婚が難しくなってきていること、男女や世代による結婚に対する考え方の違いの解消が必要なこと、婚活だけでなく結婚生活へのアドバイスなどです。この本は2人の著者の作品ですが、山田氏は客観的で、白河氏の方は主観的なところがありますし、男女の視点の違いもあります。こういった違いがある分、逆に気が付かされることがあって、面白いなと思いました。私は男性なので、女性である白河氏の意見には耳の痛い点も多々あるのですが、「なるほど、そういう見方をする女性もいるのか」と参考になるところが沢山ありました。でも、男性は必ずしも卑屈になる必要はなく、女性の意見も聞きながら建設的に考え、少しづつでも行動に移していけるようになればいいと思いました。大変楽しく拝読させて頂きました。
恋愛モノの最高傑作 世の中、くだらない恋愛本が多すぎる。
そのほとんどが、
・女性向け→ 著者の思い込みだけ。
・男性向け→ 小手先の技だけ。実用性ゼロ。
大体、恋愛本の筆者って、得体の知れない人ばかり。
そう思いませんか?
元ホストとかナンパ師が、安っぽい心理学を語ったりして。
織田隼人氏のように個人事業主時代に、コンサル会社CEOを
名乗ってMBAと恋愛を掛け合わせた本を2冊も書いたり・・・
マトモなのは、ゆうきゆうさんくらい。
と思っていたら・・・
この本は、「恋愛」「結婚」という切り口で
見事に現代社会を切り取っている。
社会学のレベルに達している。
白河さんのパートはご愛嬌。
でも、収入2倍の法則とか、面白いではないか。
くだらない恋愛本ばかり読んでいると
こういう本って、本当に「貴重」だなって感じます。
★ですか?
もちろん5つです。
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[ 文庫 ]
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新・光の12日間―5次元へのシフト (5次元文庫)
・ゲリー ボーネル
【徳間書店】
発売日: 2008-10-10
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
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・ゲリー ボーネル ・Gary Bonnel
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カスタマー平均評価: 4
カルマについて 前に読んだ本は、対談形式ですごく面白く、よかったです☆この方の、暖かい人柄が伝わり、この人の愛が本から伝わってくる感じが、よかったと思い、アセンションにさほど興味がなかったのですが、(実際は、アセンションがあってもなくてもいいか…、という点で…)読んでみることに…。感想は、知識として得ることは、多かったのですが、『カルマの話について』思ったのは、【どこで生まれたら、それだけでカルマを背負います…、何々教になったことで、カルマを背負います…。】という点で、頷ける部分もありますが、この書き方は、愛がないなぁ?と、思い、あんまり面白くなかったです☆
買ってよかったです 前著を持っていたので、「新」を買うかどうか迷いましたが、買ってよかったです! かなり加筆されていて、前著や他のアセンション本を読んでモヤモヤしていた部分が解け、2011年が怖くなくなりました。 また、一部の"引き寄せ"系の本に窮屈さを感じていた私にとっては、その理由を知り得たことも大きかったです。楽になりました。
葛藤にうちかっとう!! アセンションに関する彼の著書や別の方の著書を数冊読んでますが、
ここまで具体的に12日間の日々を綴ったものはないのではないでしょうか。
当然半信半疑ではあるものの、それだけでも一読の価値はあると思います。
12日間の人類に起きる精神的肉体的変化を
1日目、2日目・・・12日目というように事細かく記しています。
キーワードは「葛藤」だそうで、葛藤を克服し如何に自己の本質を見つめるかが、
アセンションでの作用を左右するそうです。
内観が大切という点で全ては己の意思次第ということですね。
後半はアカシックレコードからみた日本のルーツ・役割等...
こちらの章の方が個人的には興味深く惹かれました。
これが真実だったらどんなに素敵なことでしょう ゲリーさんのセミナーやワークショップに参加したことはありませんが、アメリカでは有名人のコンサルタントもなさっているそうで、温厚そうな笑顔に親しみを感じていました。
ゲリーさんのアセンションのお話は、ある意味では精神世界のワクワクする要素が全て揃った、ニューエイジの人たちの需要にパーフェクトな供給をもたらす、全てのセミナー講師の究極のお手本のようなものに感じます。
私も大人ですから、それらの情報を信じるかどうかは自己責任であることは自覚していますが、悪い未来の予言なら否定したいですが、ゲリーさんのように素敵な明るい未来の話は、やっぱり信じたいなっていう心の弱みを突かれる感じもして、「信じたいけど、信じてしまったいいのかな?」という一抹の不安も覚えます。
1990年代に私はまだ精神世界のことをよく知りませんでしたが、それでもゲリーさんの『光の十二日間』という本だけは強い印象で残っていて、1999年の世紀末から2000年にかけてのわずか12日間で人類は光の存在にアセンションすると聞いて、「本当だったらなんて素晴らしいんでしょう」と思いながら、少し期待していたことを思い出します。
それからそのことは忘れていて、2000年を過ぎた頃に、ゲリーさんのお名前を再び目にして、今度は『2012年までの光の12年間』というお話を(たしか雑誌か何かで)読んで、驚いた記憶があります。
1999年の世紀末の時にいろいろな予言をしていた人たちは全て(?)姿を消してしまったようで、しばらくして2012年の話題が出てきましたが、ゲリーさんは「12」というキーワードで、1999年も2012年も両方カバーできているのは、他の誰もできなかったことだと思います。
そして今回の文庫本は、また『12日間』とタイトルされています。2012年が間近になったので12年間よりも12日間がより魅力的ということで、まさに3度目の「12」のマジックのようにも思えてしまいます。
2012年はあともう4年先です。今の世の中を見ていると、アセンションが起きるとは思えない私がいます。たぶん2012年が過ぎても何も起きなくて、おそらく多くのスピリチュアルな先生たちは「2012年も終わりましたが、人々の意識は確実にアセンションを始めてはいるようです」というように、あいまいな説明をするような気がします。
でも、だからといって、私はそのときにゲリーさんや、それを推薦している吉本ばななさんを批判したくはないので、自分の責任において、今から受け止める気持ちでいたいと思っています。
ただ、本当にまともに信じてしまっている人たちは、1990年代から数えれば、人生の多くの時間をゲリーさんのお話に振り回されてしまうことにもなりますので(本人がそれも自分の成長になったと思うのなら良いですが)、私は少し複雑な気持ちです。
でも信じたい・・・
でも、2012年が終わってから、「実は本当は2012年から12年間のことだったのです」と言われたら、さすがにもう信じないと思います。
これから数年の生き方が大切なのです! 2012年マヤ歴が終わった後の地球はどうなるのだろう?
フォトンベルトが地球に与える影響とはどんなものなのだろう?
アセンションとは? ラプチャーとは?
巷でいろいろ言われている出来事について、具体的にわかりやすく書かれています。
人間の集合意識が個々人バラバラで、善悪の観念に支配された二元性の分離の状態から、
調和、ハーモニー、JOY(歓び)のユニティへ変化する、その地点まであと数年のところに
地球がきていると、著者のゲリー・ボーネル氏は語ります。
その転換点で、誰にも起きるイベントが「光の12日間」であり、
このイベントの質を決めるのは唯一、自分の中にある葛藤をどれだけ手放せるかだそうです。
「光の12日間」を迎えるとき、わたしはどこで何をしているのだろうか?
葛藤はすべての手放せているどうか? と考えると不安な気もしますが、
アトランティスの時代のようなユニティの世界を、
この人生で生きることができるのかもと思うだけでワクワクしてきます!
今ある葛藤を手放し、葛藤を持ち込まない生き方をしたいと思います!
これからをどう生きたらいいか指針を示してくれるとてもいい本だと思いました。
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死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)
・エリザベス キューブラー・ロス
【中央公論新社】
発売日: 2001-01
参考価格: 1,100 円(税込)
販売価格: 1,100 円(税込)
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・エリザベス キューブラー・ロス ・Elisabeth K¨ubler‐Ross
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カスタマー平均評価: 4.5
死から生を考える 看護職をしていると、生と死、生き様や人の在りようが極身近にあるからか
死や生について考える機会に富んでいる
キューブラー・ロスから学ぶ死の課程を 臨床で活かしながら
自己の死についても考えない人はいないと思う
どのように死を迎え、どのように死ぬかを考え、死を意識して
どのように生きるかを考える。生き方を模索することへと発展する
がん告知された時、頭では理解しても心は激しく拒否した
一方で、仕事や家庭の段取りを淡々と済ませて、いつものように日常を送り
遺言書を残し、娘へ大事な手紙を書き、親しい人へのお礼を探し、命に感謝した
夫と今まで以上に寄り添い、手をつなぎ、心を傾け、できることを探した。
身近な人を愛して愛して感謝して、少しの時間も無駄にしたくないと動いた。
入院までの一日、一日は日々が輝いて感じ、何と幸せな出会いだったのだろう
色々な経験をさせてくれた、命を与えてくれた親にも先祖にも神にも深く感謝した
絶対の保障など無いのだから、伝えられるうちに多くの人にありがとうを残した
幸せだったと感じることが改めてできたことが、喜びであり、財産になった
生きたいと強く願う気持ちは、手術台に乗って意識が落ちるまで消えることは無かった
まだまだ幸せにしたい人たちがいる。でも辛い人生でもあった、もういいです。
自己矛盾の中、身をゆだねて生きることを知り、欲は簡単に捨てられることを学ぶ
意外と、高度医療は求めなかった。ほどほど医者は親切でいい。ほどほど腕が良ければいい。
ほどほど看護師は親切であればいい。最高でなくてもいい、関与してくれありがとう
運命に身を任せること、それも私の人生なのだから善悪はない。
偶然か必然かのご縁に、あまり求めるものはなく、残すことになる家族の今後が心配だった
親の死が子どもに与える影響、夫の負担、残された家族の人生に与える影響は少なくない
死を意識して生きる事は、今、命を再び与えられた私の器の深さ、丁寧に生を生きる事へと繋がっている
必要なものと必要でないもの、物事の優先順位、生きる目的と目標の総てを学んだ。
総てを排除し、必要なものだけを拾うことで、シンプルになり、生きることが楽になった。
機会を与えてくれた病気に、生かされていることに感謝する日々を送っている
ロス氏の著書との出会いは、看護学生時代の20年前になる
淀キリの柏木先生とホスピスで終末期医療のケアに情熱を注ぐか、救急現場に出るか、
子ども病院で働くかの3つで迷いながら、いつかホスピス勤務に就ける器になろうと
最前線での医療を選択した
過去にロス氏の本を読んだ時には幼すぎて心に落ちなかった事も、
自らの体験を通して読む事で、ロス氏の一節の奥に隠された深い背景や思いが
クリアになり、納得できた事が、自らの死を理解し深める手立て、助けとなった
死のプロセスの経過や言葉を知ること自体が重要なのではない
危機的状況において、どのような行動を取るかに意味があることを探ることが重要になる
「生きる事に意味がある」「生きる目的がある」
生きる質を支えることが、明確な意味を持つ
身体、精神、魂、家族、社会、経済背景などを含め、全人的なアプローチで
どう支えるかが、医療の資質に求められるところであり、ケアのダイナミクスに繋がる
死をイメージし、身近に感じることは、死から生(生き方)を学ぶ上で重要となる
患者さんへのより深いケアとサポートの質をあげる助けとなる
死は誰のもの 2009年2月、米国アカデミー賞は、
納棺師を描いた日本映画「おくりびと」が
外国語映画賞を受賞しました。
また、国内でも1月には
死者を悼む旅を続ける男を描いた小説「悼む人」が
直木賞を受賞しました。
いずれの作品も
「死」を見つめ直すことがテーマとなっています。
私はそんな時期に、
やはり「死」を中心テーマに据えた
本書「死ぬ瞬間」を紐解きました。
人が死に至る過程には、
「否認と孤立」「怒り」「取り引き」「抑鬱」「受容」の
5段階があることを、
200人に及ぶ末期患者への
インタビューにより明らかにした本書は、
1969年の発表以来、
今日に至るまで世界中で読まれている名著です。
本書で取り上げられている
インタビューを読んでみると、
死を迎えようとする人間が
いかに孤独にさいなまれているかが分かります。
「死」は誰にでも訪れるものであり、
この世の誰一人としてそれを避けることはできません。
(余談ですが、著者のエリザベス・キューブラー・ロスも
2004年に没したとのことです)
このことから、どのような人の「死」も
他人事として捉えるべきではないと言えますが、
では、どのように対処していったらよいのか、
考えるヒントが本書には隠されています。
周囲の人の「死」。そして自分の「死」。
まだ遠い先のことのような、そんな「死」について、
考えるヒントを与えてくれる本書は、
どんな世代の人が読んでも
深い感銘を得ることができる良書であると思います。
一読の価値あり、です。
死を想え 日本の学者やルポライターにいかにもありがちな、社会研究に身を借りた「自分語り」とは
明白に一線を画した、死への過程を辿る記録。
数年前、とある講演でのこと、語り手は非常に名の知れたホスピスのドクター、前提知識に
乏しい聴衆を前に、一般論として、との前置きの下で、彼は死へと向かう人々の感情の軌跡を
説いた。それはまさにこの本が開示した、「否認と孤立」からやがて「受容」と至る一連の
プロセスであった。
そして、彼は同時に付け加えた。人的資源においてもシステムにおいても、終末期医療に
あまりに乏しい日本においては、しばしば「受容」以前の「抑鬱」を以って患者は死へと
引き渡される、と。
おそらくは、そうした社会制度の構築の礎としても有効な、今なおアクチュアリティーを
持つ一冊。
もちろん、「死を想え memento mori」、あなたの死、身の回りの大切な人の死、生を享けた
すべてのものの宿命を知るに当たっても有効な一冊。
時代を超えて まず第一に、このような繊細なインタビューを、文字だけで追体験するのは難しいと感じました。
著者の業績の偉大さは今さら言うまでもありませんが、終末患者に対するインタビューで著者が感じた心の叫びは、言葉だけではなかったはずで、表情だとか口調だとかにも表れていたはずです。
その証拠に、各章に取り上げられるインタビューを読んだだけで、あの有名な「五段階」を見分けることは、なかなかできるものではありません。
この多数のインタビューをもって著者は「終末患者の五段階」を見出し、終末患者に本当にさしのべられるべき手を見出し、それを実行してきた。躊躇よりも愛情、興味、好奇心が優先する人柄が偲ばれます。
かの「ブラックジャックによろしく」でガン患者を取り上げている章があります。斉藤医師は「五段階」に疑問を感じましたが、患者が辿ったのはやはり「五段階」でした。
時代が変わっても、人間である以上、終末は変わらないのでしょう。
しかしま、神の存在云々という点では、日本人とは感覚が違います。
宗教の違い 末期医療のバイブル的存在と言うことだが、唯一絶対の神を信仰する欧米人と森羅万象に神が宿ると考える日本人では、死に対する反応はかなり異なるのではないかと言う気がする。いろいろ参考にはなるので読んで損はないとは思うが、日本の末期医療においてこの本を絶対視するのは問題があるように感じた。
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[ 文庫 ]
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ソクラテスの弁明・クリトン (岩波文庫)
・プラトン
【岩波書店】
発売日: 1964-01
参考価格: 483 円(税込)
販売価格: 483 円(税込)
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・プラトン
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カスタマー平均評価: 4.5
ただの変わり者......... ソクラテスはただの変わり者だ。
天才なのは本書を著したプラトンだろう。
が、私は変わり者で、偏屈なソクラテスが大好きだ。そしてプラトンもそんなソクラテスが大好きだったのだろう。
よくいわれる「無知の知」などと、難しいことを考えず、戯曲を読むように読めば良い。
そして、変わり者のソクラテスを愛すればなお良い。
「知」の本当に意味するところ 裁判でソクラテスが「自身がなぜ賢人であるか」についての弁明と、死刑の判決が下され投獄
されてから脱獄できるにもかかわらず、なぜ脱獄しないのかを説得に来た友人(クリトン)に
語っているのが本書である。
ソクラテスは信念の人であり、なにより論理の人である。
本書に書かれている論理は正しい。
そして、その生き方も中国は殷の伯夷・叔斉の如く清廉で筋が通っている。
しかし、一方であまりに論理と潔白さに偏りすぎており、頑なに論理のみを追い求めたが故の
成れの果てという感じもある。
仮に良くないものでも国家の決めたものであり、筋の通ったものであれば受け入れるしかない
という姿勢に本質を見失っているとすら感じてしまう。
「無知の知」だけでなく、目の前にあるものの本質を見出すことが本当の知だと思うのだが。
それは時代や政治の背景が違うが故に仕方のないことなのだろうか。
いろいろなことを考えさえられるが、哲学や思想というよりも文学として十分に楽しめるもの
である。
まずは一読してみることをお勧めする。
正しいことの危険 ソクラテスは正しい
が、問題は「正し過ぎる」ことだ
ソクラテスのロゴス中心主義には驚くべきものがある
彼はロゴスに全幅の信頼を寄せる
彼はロゴスのために死ぬことすらできた
ソクラテスはロゴスの化け物である
偉大であると同時に、危険な思想家である
田中美知太郎訳より読みやすいが、、、(--;) 某所でのディスカッションのネタとして、先に角川文庫で田中美知太郎訳『ソークラテースの弁明・クリトン』を読んでから、参考のために本書も読んで見た。
活字も大きいし、訳文も本書の方がずっとこなれた会話体で確かにこちらの方が読みやすいと思う。
ただソクラテスの言ってる主張には納得できない所が多かった。 例えば、彼は死について全くの無かあの世があるか、のどちらかしかないと言う。そこまでは良い。だが「全くの無」を「夢も見ない熟睡」に例えるのは、詭弁である。人が「熟睡」を有り難がるのは、いずれ目が覚めるからである。目の覚め無い熟睡を望む者は少ないだろう。
又、ソクラテスは「あの世では歴史上の偉人や文豪と会って話ができるのが楽しみだ」と言ってるが、「あの世」で彼らに会えると何故信じるのか不明。孤独な「あの世」かも知れぬのに。
心揺さぶられる言葉 ソプラテスの不運の様を悲しく思うとともに、無実の罪と思う罪名で告発され、懐柔されることなく、自分の主張を「命をかけて」、言い放った。
そこにはアテナイ人としての誇りを持っている。
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[ 文庫 ]
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こころの処方箋 (新潮文庫)
・河合 隼雄
【新潮社】
発売日: 1998-05
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
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・河合 隼雄
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カスタマー平均評価: 4.5
心の「こり」をほぐしてくれる言葉 一見人生相談のようなタイトルですが、ああ、こういう見方もあるんだな、と気づかされる、本当の意味での「心の処方箋」でした。薄っぺらいハウツーものや自己啓発本のように、このときはこうすればいい、などという安直な答えはどこにも書いてありません。具体的な悩みがなくても、この本を読むと、何かに捕われていることに気づかされてスッと楽になるような本です。人によっては、自分が立ち向かわなくてはならない現実を目の当たりにされて心が引き締まる思いをするかもしれません。これを読んだからといって、悩みが解決するわけではありませんが、確実に、読む前と後で、自分の心のあり方が変わっているような気がします。これからも、何かのたびに思い出してページをめくっては、新しい気づきを感じるかもしれません。読みやすいけど、深い本です。
常識を非常識からまもる重要性 こころの処方箋 河合隼雄 新潮社 1992
河合隼雄(1928?2007)「新刊ニュース」1988?1991に連載した文章と書き下ろし。
1992年1月発行で6月には13刷となっている。かなり売れたのでしょう。
著者があとかぎでも述べられているのだが、本書は「常識」(読者が既に腹の底では知っている)を書いていると。しかしその常識を売りものにしている理由として、現在常識があまりに知られてない時代なのではないかと。そして知識は沢山持っていながら常識の無い人が増えている。またマスコミなどが「非常識」を売物にするので、常識がない方が価値があると錯覚するのかもしれないが、常識を知らぬ「非常識」は、あまり好きになれないと吐露している。
まさにおっしゃる通りである。臨床心理学者としてだけではない深い知識の集積に基づく文章はまさに「なるほど」とうなずかされる。それは、やはり他者との関係性という文脈の中でしか生きる事の出来ない「自分」を俯瞰的にそして時に光の当たる面と、影の面を映しだしてくれているように思う。
いくつか、備忘録的にメモしておきたい。
ものごとは努力によって解決しない。(逆説的たがなるほどである)
「生まれかわるためには死なねばならない」の中で、氏は「肉体的死を回避しつつ、象徴的死を成就することが必要で、ただただ「死」を避けていたのでは何事も成らないのである」
「勇気にもハードとソフトがある」そして優しさにも勇気が必要だと。
「日本的民主主義は創造の芽をつみやすい」丸く収めようとしすぎだと指摘
「物が豊になると子育てが難しくなる」心を使う代わりにお金を使ってはいないか?と指摘
「権力の座は孤独を要求する」権力を有するもの(誰でもそれなりの権力を持つ)の心構えの常識が述べられている。
最悪の本。 私が今まで読破した本のうちで、最悪の部類に入る本である。なぜなら、著者は、極限まで追い詰められた人間の心理にまで、まったく言及していない。筆者は、人間の心理を全く理解していないと考える。心の処方箋が本当にほしいのは、極限まで追い詰められて、どこにも助けを求められない人達なのだ。この筆者は、人間洞察力が甘すぎる。駄作中の駄作であった。
適切な入門書となりました。 大勢の方々が今までにたくさんのレビューをお作りになっていらっしゃる事がわかり、改めて河合隼雄さんの事を知りたいと思うようになりました。
私は精神的な疲れから病を患ったものですから、余計に感銘を受けたに違いないと思います。
幸い今はもとの仕事に戻る事も出来ましたが、それでもなお、折に触れては好きなところをその都度読み返し、そのしるされた言葉の奥深さを味わう事が出来て幸せに思っております。
さしずめ私にとりましての信心深い方々に於ける聖書的なものとでも表現すれば良いでしょうか。
河合隼雄さんは、残念ながらこの世にはもういらっしゃいませんが、優れた臨床心理療法家であり、優れた人格を備えた人であったと思います。
人生の機微を弁える難しさ
河合隼雄氏が心理療法士として長年の経験を基に、心理療法の難しさと人の生き方についてのアドバイスを、具体的な事例を挙げて55編のエッセイに綴ったものである。この作品を何回か読み直してみて、後期高齢者になりながら今なお人生の機微を弁(わきま)えることの難しさを改めて痛感した次第である。
たとえば「うそは常備薬で、真実は劇薬」という一文がある。「うそ」とは「日常人と付き合う時にはお世辞を用いよ」程度の意味で、日常の人間関係維持のため気遣いの効能を説いたものである。一方「真実は劇薬」なので、その言い方を間違えて 相手の真実の欠点をストレートに指摘すると、「それが致命傷になり人間関係を害う恐れがあるから気をつけろ」という警告になる。
「男女は協力し合えても理解し合うことは難しい」という一文は、中高年になって 夫婦間の危機を感じる人が多いことへの警告で、若い時は子育てなど夫婦が共通の目標を持っている時はお互いに協力し 相手の欠点をカバーし合えるが、目標を達成した後でお互いまだ本当に知らないことが残っていたことに気づく。男女が理解し合うことはとても困難だという忠告である。
他にも「100点以外はダメなときがある」「ものごとは努力によって解決しない」「”幸福”になるためには断念が必要である」など一見逆説的な警句が並んでいるが、それらは心理療法士としての長年の経験に基づく助言であることが分かる。人生の生き方の難しさを弁えると共に、自らの特徴を活かし 欠点を補ってゆく手法を学ぶ上で、とても役に立つ本といえよう。
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[ 文庫 ]
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人生の教科書 よのなかのルール (ちくま文庫)
・藤原 和博 ・宮台 真司
【筑摩書房】
発売日: 2005-05
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
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・藤原 和博 ・宮台 真司
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カスタマー平均評価: 4.5
宮台氏以外の文章は・・・ 本の著者が藤原氏、宮台氏だけでなく
他にも色々な方が書いてあること。
対称が中高生や、思考することに対して
不慣れな大人(?)であること。
それを知らずに読んだので、少々物足りなかった。
その他の部分で提示されていた「常識」は
既知の者が多く、楽しめたのは
宮台氏の文章のみだったのが残念。
しかしながら、宮台氏が書いている
「よのなか」は興味深く、発見もあったので
星2つ。
そこそこ楽しければいい・・・すか? A)人生はそこそこ楽しい、でも世界は無意味
B)世界は無意味、でも人生はそこそこ楽しい
AとBの違いわかりますか?
CやDという答えは無いのでしょうか?
生きる意味云々の話が好きだけど今までピンとくる本が無かった人へ。
すっきりするかもしれません。
教育を見直す一歩 現代の教育にはさまざまな問題があるが、結局は実生活や実人生に活かせないことが問題になっている。
記憶力をメインにした高度経済成長時代の人材育成の仕組みが時代遅れになったにもかかわらず、それ以降の想像力や創造力を培うシステムになっていない。
そこで、藤原先生のような人がメインになっているのだろう。とにかく、このやり方であと30年続けないと、日本は本当にダメになってしまう。
「あたりまえ」のコトはなんで「あたりまえ」なのかがわかる本 個人的に作者の藤原さんは尊敬する人なのですが、
その点差し引いても、すばらしい内容だと思う。
僕がこの本を中学生の時に読んでいたら。
なんていう後悔さえも覚えるほどに。
世の中、「あたりまえだから」で済まされることは多くて、
僕は子供のころ、たくさんのことを納得できずに過ごした。
今では自分なりの答えを発見できているのだけれど、
この本があったのなら、上手に今の答えにたどり着く道しるべになったと思う。
子供に本気で読ませたい本の一冊だ。
「なんで人を殺してはいけないの?」
この答えを持っていますか。子供に答えられますか?
そのヒントはこの本にあります。
ただし答えではない。そういうこともこの本は教えてくれる。
人生の教科書 知っているようで、知らない大人のルールが書かれています。普段当たり前と思っているが、複雑化した社会では、自分の常識を問い直す必要があるでしょう。そのためには、最適な本だと思います。意外な発見があると思います。犯罪、お金、仕事。結婚など、普通にしていると感じませんが、少しでも道をはずれると、複雑なルールが待っていて不条理かもしれません。そんなことを考えさせてくれる大人の教科書です。
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