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うるさい日本の私 (新潮文庫) 東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本 (岩波新書) 相対化の時代 (岩波新書) サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書) 福祉NPO―地域を支える市民起業 (岩波新書) ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫) 多文化世界 (岩波新書) 地球環境報告 (岩波新書) 若者を喰い物にし続ける社会 (新書y) 人間不平等起原論 (岩波文庫)
うるさい日本の私 (新潮文庫) 東アジア共同体―経済統合のゆく.. 相対化の時代 (岩波新書) サウンド・エシックス―これから.. 福祉NPO―地域を支える市民起.. ホントの話―誰も語らなかった現.. 多文化世界 (岩波新書) 地球環境報告 (岩波新書) 若者を喰い物にし続ける社会 (.. 人間不平等起原論 (岩波文庫)

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うるさい日本の私 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
うるさい日本の私 (新潮文庫)

・中島 義道
【新潮社】
発売日: 1999-11
参考価格: 460 円(税込)
販売価格:
うるさい日本の私 (新潮文庫)
中島 義道
カスタマー平均評価:  4.5
スーパーのラジカセの音量を下げろ
電車の中の「ご注意ください」のアナウンス。 お店の中、お店の外からも無意味な音楽、宣伝のスピーカーがけたたましく鳴る。 うるさい、おせっかい、静かにしてくれ。 だから、みんな耳の穴になんか入れて、よそ者を排除している。 日本中の音を鳴らす会社とそこの社員、頭使って工夫してくれ。 本書はもっと読まれるべきだ!
東京に長く居ると疲れる理由がわかったような気がした。
池田先生の本に出てきていたので、読んでみた。はじめは、神経質なうるさいおじさんのエッセイかと思いきや。自分が、優しく残酷なマジョリティの側であることに気づかせられる。全体のトーンは、哲学というより心理学的な感じがした。泣きあり、笑いありで、癒されるという。席を譲る少女といじめの分析のところでは、不覚にも、目頭が熱くなった。自分にオーバーラップしたからだと思う。ただ、秋葉原がうるさいのは最初からわっかているはずなのに、わざわざ出向いて批判するのはどうかと。でも、最後まで読んでよかった。
笑える
著者が考えるいじめの原因には驚かされ納得させられた。 相手の考えがめちゃくちゃだとおもってもしっかりと語り合うことが大切であると感じさせられた。 ところどころ笑える。
騒音が気にならない人にこそ、お勧めします。
騒音や無意味なアナウンスが大嫌いで、行く先々で抗議して回る。 それで状況が変わるとは思えないところは、ドンキホーテのようでもある。 しかし、彼の行動は決してパフォーマンスではなく、心の叫びであろう。 他人には滑稽に見えることでも本人には、まさに死活問題である。 私は彼とは違い、町の騒音や無意味なアナウンスは全く気にならない。 しかし、彼の気持ちが理解できる。 というのは、私は20年位前からニュース番組はほとんど全く見ていないからである。 特に、BGMのあるニュースは絶対に見ない。文字がうるさいのもダメ、等々・・。 たぶんこの感性に共感する人はあまり居ないと思います。 しかし、そのマイナーな感性の存在を知ることは重要なことであると思います。 他人は自分とは根本的に異なる異質な存在であるという彼の主張は全く正しい。 感性には、正しさも多数決も通用しないというのもそのとおり。 まあ、マイナーな感性に配慮しすぎる世界もギスギスして嫌ですが、無意味に 他人の感性を傷つけないことも大切です。 ということで、私は義道さんの「活躍」をこれからも応援します。
五月蝿いニッポンの電車
中島義道の本では、評者の知識ではとても評価できるレベルにないカントものは別にして、本書と『ウィーン愛憎』がベストだ。この両書はセットで読まれるべきである。 『うるさい』は単行本初出のときに読んで強い共感を覚えた。実際、電車のアナウンスや街中の広告看板類はうるさすぎる。そして、このうるささのなかに日本社会の特徴があるとさえ思えた。実は電車やバスのアナウンスについては、本書を読むまであまりうるさいと思わなかったのだ。そういう点では、評者は完全なニッポン人なのかもしれない。 最近、ある若い友人に指摘を受けたことがある。イヤフォンで音楽を聴いている人への「音もれ注意」の車内アナウンスは、まさに音楽を聴いている人には聴こえないということだ。 公共性の問題は、思想の問題でもある。それにしても、最近は電車のなかもストレスがたまるなあ。アナウンスなどの音については、この本を読んだからである。 「美しい日本」や、「曖昧な日本」など色々な日本があるが、一番ぴったりなのは、「うるさい日本」であろう。「やれやれな日本」はそのうちムラカミハルキ先生がスウェーデンで語ってくれるであろう。多分。

東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本 (岩波新書)

[ 新書 ]
東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本 (岩波新書)

・谷口 誠
【岩波書店】
発売日: 2004-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本 (岩波新書)
谷口 誠
カスタマー平均評価:  4
解決策は、中国3000年の歴史
東アジア共同体の課題は、中華思想と、中国うん千年の歴史認識ではないだろうか。 ここ10年、100年のことも重要であるが、何千年の歴史の中で、つちかったものを、共有しようとする姿勢がないと難しい。 朝鮮半島が、南北に分断され、漢字を拒否した状態で、東アジア共同体が、すんなり生まれるはずがない。 朝鮮半島が、なぜ、漢字文化を拒否するのか。 そこが鍵だと感じています。 本書は、やや短期的な視点に偏りすぎていrうかもしれません。
理想主義者の偏向プロパガンダ本
東アジアの経済的統合は、日本にとって全く利益になりません。にもかかわらず著者が経済的インタレストを力説あるいは捏造するのは、東アジア共同体という国家主権委譲に関する個人的な理想を実現するためのプロパガンダです。 どのように不利益になるかを申しますと、「人・モノ・カネの移動自由化」→「超空洞化・国内製造業壊滅」「貧困層移民増大」→「日本人失業率増大・治安悪化」→「税収減・財政破綻」「外国人権力の伸長・日本消滅」 EUモデルによる平和の確保は喜ばしい事ですが、せめてアジア諸国の一人当たりGDPが日本に追いついてからにしましょう。そんな時代までは、日本は違った形で国益を追求すべきです。
12番ですよ
この本は日本が東アジアの地域統合の中核として歩むことが、日本とアジアの安定・発展につながるものと考えて、「東アジア共同体」の重要性について書かれています。さらに「東アジア共同体」を構築するために、たくさんの政治的問題を解決して、「共同体意識」を芽生えさせることが必要不可欠であると書かれています。 また、この本の内容のほとんどが 1、地域統合への障害は何か 2、「東アジア経済共同体」の経済的メリット 3、「東アジア経済共同体」の成立のために、という3つのテーマについて丁寧に、たくさんのページを使って説明しています。これらの事がたくさん書いてあるのは良いのですが、「東アジア共同体」が必要な理由や、デメリット、EUとの比較などがかなり少なかったように思います。特に、どうして「東アジア共同体」が必要なのか、FTA(自由貿易協定)締結や地域協力だけではダメなのか、という内容があまり書かれていなかったので、共同体まで創らなくてもFTAや地域協力などで十分なのでは、と思ってしまいました。ただ、逆に考えてみれば、「東アジア共同体」のメンバーであるASEAN+3(日中韓)の国々の協力が最も大切である、という内容の事がたくさん説明されているとも言えます。特に日本と中国の間での協力がとても大切で、解決しなければいけない多くの問題があると書いてあります。具体的に言うと、環境破壊のひどい中国に日本が環境にやさしい技術を提供したり、日中で競争して取り合っているエネルギー資源を共同開発するなどして、これらを協力しながら解決していかなければいけないということが、他の分野についても詳しく書いてあります。 「東アジア共同体」を創ったときのメリットばかりで、デメリットがほとんど書かれていなかったので、この共同体を創る事が良いのか悪いのかは置いといて、東アジア各国の協力の必要性や、どのように協力していけばいいのかをしっかりと知ることができる良い本だと思います。
眠かった
東アジアはこれから経済成長の伸びしろが大きそうで(仮定1)、儲かりそうなので(仮定2)、 現実や歴史を無視して貪欲に彼らの経済成長を取り込む方法について記述した本。 スケールの大きい夢のある話であってもいいのに、 希望や理想が脳内に像を結ばず、典型的な官僚の作文だ、という感想を持った。 一般向けの新書でこれじゃあ正直辛い。 こういう歴史的な巨大コンセプトの成功には、 国を超えた広がりやスケールを明るくイメージさせることが必要だ。 例えば「彼と組めば安全だ」だったり「彼らの文明が魅力」とか「自分達の理想を世界に広める」でもいい。 しかしそんな利点はなく、儲かるかも?という仮定しかないから底が浅く薄っぺらだ。 他国に食い物にされた過去の怨念と夜郎自大が同居していて、 それがアイデンティティになってるような国々に、 日本が深く関わる必要はない。 東アジア共同体の胡散臭さは、基本コンセプトの不純さが原因。
入門書としては最適
東アジア共同体を考える最初の一冊としては、右に出るものはないだろう。安全保障や経済など様々な角度から、共同体について論じている。 しかし、本書に何か新しいものを期待してもおそらく見つからないと思う。実際、書名に惹かれて買ったのだが、東アジア共同体には経済的にこんなに大きな可能性がありますよ、とデータを駆使して語られても、そんなこと言われるまでもなく初めから分かりきった話じゃん!としか言いようがない。 まあ上記の不満は、本書が学術書ではなく、新書であり、啓蒙書であることに由来するものであり、仕方ないともいえるのだが。 本書のいいところをあえて挙げるとすれば、東アジア共同体を諦めずに追求しようとしているところ。巷には、「中国人は、中華思想があり、韓国人には、小中華思想があるので共同体どころか、日本とアジアは決して分かり合えないんだ」的な本が出回っている。「文明の衝突」にもつながりかねないそんな議論では、東アジアに明るい未来は訪れないだろう。しかし、本書は、日中に「共通の価値観」がないとしても、「友好的な外交関係の構築を怠ってよいということにはならない」として、経済的利益の共有や過去の歴史の克服を通した「共同体意識」の醸成の努力を訴えている。この点、大いに共感。著者も言うように、EUの歴史に学ぶべきところは多いだろう。

相対化の時代 (岩波新書)

[ − ]
相対化の時代 (岩波新書)

・坂本 義和
【岩波書店】
発売日: 1997-10
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
相対化の時代 (岩波新書)
坂本 義和
カスタマー平均評価:  3
2008年現在でも有益な一冊
一章に述べられている「絶対化の時代」から「相対化の時代」への移行と後者に関する解明は、納得がいく。個人的には、<平和主義の運動と制度構想>で述べられている「PKOの別組織」や「開発・環境PKO」で日本が主導的役割を果たすという点で、どういった人を参加させるのか、また参加した人に対してどんな優遇措置をとるのか、といった側面について詳細に述べてほしかった。この表面的な議論だけでは、非現実的と言わざるを得ない。その他、個人的な意見はあるがここでは控えたい。 新たな視点、日本人として考え直さなければいけない事柄について多く書かれている。多くの人、とりわけ若い世代の方々に是非読んでもらいたい一冊だ。ただし、読むのにはかなりの労力を要するとは思う。
「現実的ではない」という意味での「規範理論」
冷戦終結後の国際政治では、パワー、イデオロギー、争点の いずれにおいても相対化(多元化)がすすんだ。 また、それにともない国家と国際組織も相対化されてきた。 しかしその一方で、市場と市民社会だけは絶対化がすすんでいる。 このような前提のもと、筆者は次のように主張する。 市場と市民社会は対立関係にある。 そして、2つのうち選択すべき(より絶対的であらねばならないもの)は、 「人間の尊厳と平等な権利」を基礎とする市民社会である。 途中「疎外」や「ブルジョア社会」などといった違和感をおぼえる 言葉もいくつか出てくるが、基本的には80年代以降に展開された 公共性や市民社会論の文脈に沿っており、ここ(56頁)までは 大枠において同意できる。 しかし、それ以降がいただけない。 なぜなら、国際政治についても「人間の尊厳と平等な権利」や 「市民社会」を絶対的な基準として用いようとするからである。 そのような考えも“規範”理論としては存在するだろうが、 それはまさに「現実的ではない」という意味においてである。 にもかかわらず、筆者はその考えを沖縄の基地問題や核廃絶と いった政策の分野に持ち込もうとする。 そこに本書(筆者)の大きな問題がある。
こんな素敵な方です
この人物の発言を紹介 「拉致疑惑」問題は、今や日本では完全に特定の政治勢力に利用されている。先日、横田めぐみさんの両親が外務省に行って、まず、この事件の解決が先決で、それまでは食糧支援をすべきでないと申し入れた。これには私は怒りを覚えた。自分の子どものことが気になるなら、食糧が不足している北朝鮮の子どもたちの苦境に心を痛め、援助を送るのが当然だ。それが人道的ということなのだ。  (朝鮮新報社この人と語る より) ご参考までに。
むしろ、これから読まれるべき一冊
著者は平和学、国際政治学の大家として、その分野において、その名は必ず耳にされる。その著者の手による本書は、21世紀に入ってもいまだ、世界において「姿無き日本」の、また、国際政治の主体としての市民に、何をすべきかを明らかにしている。
20世紀末に出版されていても、今もその内容は廃れることなく、むしろこれから読まれていくべき一冊である。
何とか読み終えた
この本はとても読み易くかつ内容もそれなりに充実しているので「それじゃ私も市民になるべく努力しましょ」と読了後気安く思ってしまうのですが、これがなかなか大変で四苦八苦している人たちがかなりいるのでは、と思います。

サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書)

[ 新書 ]
サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書)

・小沼 純一
【平凡社】
発売日: 2000-11
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
サウンド・エシックス―これからの「音楽文化論」入門 (平凡社新書)
小沼 純一
カスタマー平均評価:  3
音楽を聴くということ
「音楽とは何でしょうか?」  そんな問いかけに対して、あらゆる音楽的なものを例示し、考えさせてくれる良書でした。  たとえば、ジョン・ケージがピアノの前で    演奏せずに座っている「四分三十三秒」という作品。  着メロ、MP3。  吉増剛造の、音楽の楽譜みたいな詩とその朗読。  ししおどし、ノイズ、バリのガムラン。  音楽家・野村誠の言葉「音楽というのは、    せいぜい音が占めている割合は半分程度だ」。  カート・ヴォネガットの「ハーモニウム」など   音楽を養分にして育つ生き物の話・・・・  この本は、音楽と場の結びつきについて例を示しながら、音楽について考えている常識を揺さぶります。  しかしその一方で、文中で「アポロン的音楽観」と書かれているような、宇宙に存在する物質の音響特性を発見すること」の重要性も書かれています。音楽というのはそこに、場所や受け手の環境によらない、絶対的な快楽があるようにわたしは思っています。猫がマタタビに興奮するように、ベンゼン環がうつ病に効くみたいに、ある特定の旋律や和声・リズムにはそのような効果があると実感するとき、この「アポロン的音楽観」という用語を思い出したいと思います。  この本では、音楽というのは本質的に消えてゆくもの(時間の流れとともにあり、必然的に流れるものだ)と書き、だからこそ「耳を傾けよう」というふうに愛情を込めて述べています。  わたしはこの本の文章が全体的に好きなのですが、この結論部分はとくに好きです。ちょっと長くなりますがその部分を引用してレビューを終わりにしたいと思います。この部分に、筆者の音楽に対する愛情や思いを感じ取ることができます。 ++++++++++++++++++ (セロ弾きの)ゴーシュの物語は、単に上達の物語ではなく、動物の音楽と人間の音楽が触れ合うこと、その振動としての意味が両者に共有できること、さらに練習場所である水車小屋の周囲に広がる環境=音、サウンドスケープと人間による楽器音との対話の物語としても読むことができるのではないでしょうか。  (中略)かぎカッコつきの「環境音楽」や「療法のための音楽」など存在しないともいえるでしょう。  音楽の倫理とはこうあるべきだと一言で言い表せるものではありません。しかしそれでも最後にひとつ述べておくとするなら、その倫理を成り立たせる最低限の基準、ひじょうにベーシックな行為とは、「聴く」ということにほかなりません。  (中略)  すぐ消えてしまうこと、なくなってしまうこと、そこにこそ音楽の責任はあります。一見、逆に無責任に感じられもしますが、実際には、この痕跡を残さないところにこそ、音楽の責任はあり、それを「聴く」ことによって捉えてゆく、考えてゆくことが音楽の倫理ということになるのでしょう。
難しいことを、分かりやすい言葉で。
もともとは単なる教科書だったが、 期末試験前日に読んだときにハマってしまった。 もっと早く読んでおきたかった・・ 音楽とは何か。 漠然とイメージが浮かぶけども、答えという答えが無い。 だから人は音楽をつくり続けるんだろう。 この本では、人間文化とは切り離せない音楽、 音楽の持つ側面を多角的にアプローチし、その輪郭を見せてくれる。 音楽中毒者にはぜひ一読してもらいたい良書。
文体
著者は学者だが、「です、ます」調で書いているのがやや鼻につく。いろいろな話が出てくるが、「それがどうした」と言えば、済んでしまうような話に思える。ネタ本としてはいいかも。

福祉NPO―地域を支える市民起業 (岩波新書)

[ 新書 ]
福祉NPO―地域を支える市民起業 (岩波新書)

・渋川 智明
【岩波書店】
発売日: 2001-06
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
福祉NPO―地域を支える市民起業 (岩波新書)
渋川 智明
カスタマー平均評価:  5
時代を変える出来事
1998年にNPO法が施行されたときは、話題になったが今や報道は少ない。しかし介護保険制度で状況が変わり、再びNPOは働きの機会を得て注目に値する。福祉NPOのような活動を地道に伸ばしていければ、日本にもアメリカのようなボランティア社会が誕生するかもしれない。そうなれば政府・企業が担ってきた経済分野を大きく削り取る存在として君臨する可能性がある。そんなことを予感させてくれる本である。企業人も企業人を終わった人も、社会の変化に関心がある人は読むべしの1冊。

ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫)

・呉 智英
【小学館】
発売日: 2003-04
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講 (小学館文庫)
呉 智英
カスタマー平均評価:  4.5
物の見方
なかなか思面白い本でした。常識というものを疑わなくてはいけないと気付かせてくれる本でした。民主主義、人権、ナショナリズム、歴史観、差別、マスコミなどについて、深く切り込んで書いており、枠にとらわれない見方については、とても勉強になりました。読後は、何だが、少し混乱したような感じになりますが、知的にはとても刺激された本でした。この本を読んで、ここに書かれていた内容について、自分なりにもう一度考え直してみようと思いました。
10年前の時事評論だが、本質的な議論はいまなお有効
人権、国家、教育、愛といったカテゴリでの時事評論。初出は1995年から2000年にかけての雑誌記事なので時事ネタとしてはもちろん旧聞に属するが、議論そのものは本質的で色褪せた感は全くない。むしろ10年の時を経て、本書が取り上げた思想の混迷はさらに深まっている気もする。その意味で社会問題を考える上でのひとつの軸として今なお大いに役立つと思う。なお人権主義批判については危険な思想家 (双葉文庫)のほうが切れ味は鋭く内容も濃いのでそちらをお勧めする。
「本音」と「建前」
世の中には「本音」と「建前」があります。 「戦後民主主義」の日本では特に「建前」が尊ばれます。「平等」「自由」「平和」などです。 しかし現実は「建前」どうりではありません。 なにが問題で、なにが問題でないのか、なにが解決でき、なにが解決できないのか、「建前」ではなく「本音」で議論することが必要だと思います。 そのためにも呉氏が語る「ホントの話(真実)」に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。
論理的な物の見方
「人権は唯一無二なものではなく単なるイデオロギーに過ぎない」、「中国は支那と呼ぶべき」等といった刺激的な内容が書かれていて、 普段自分がいかに自分の頭で考えるのではなく外からの情報(マスコミ)を自分の意見としてるかに気づかされました。 僕はこの本ですっかり著者のファンになってしまった様で、今度彼の講義か講演会が会ったら是非行ってみたいと思います。
マンネリ+α
この人の書く本の内容は概ねどれも似たようなものだ。
「人権思想=イデオロギー」「死刑廃止して復讐権を」「民主主義=無責任の思想」「支那」「オカルト批判」などはこれ以外の本にも収録されているしそちらの方がより詳しく書いてある。

しかしナショナリズムについて、自虐史観、愛国史観について書かれた章などは今までには見られないものであり充分に読み応えがあり、またそれ以外にも新しいことがいくつか書いてある。

双葉文庫で出ている著者の本を全て持っている人、同じような内容で買うのをついためらってしまう人でもこの本は買って損はないと思います。


多文化世界 (岩波新書)

[ 新書 ]
多文化世界 (岩波新書)

・青木 保
【岩波書店】
発売日: 2003-06-21
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
多文化世界 (岩波新書)
青木 保
カスタマー平均評価:  3.5
ユートピアのありか
 本書の読後感は以下二点である。  一点目。本書の前半部分に説明されている 世界の多文化 に関しては大変解りやすく勉強になった。家にある哲学辞書や ネットで 出てくる内容を調べながら読み進めたものだ。特に宗教に関しては 不勉強であったので 今回本書を読みながら キリスト教の「多文化」を若干にせよ 知ることが出来て 大変幸せであった。  その意味で 本書はみんなに推薦できる一冊かと思う。  二点目。本書の後半部分に説明されている「ソフトパワー」に関しては 勉強になると共に著者が志向する「方向性」には 違和感を持った。  ハードパワーに対し ソフトパワーの存在と力を紹介している部分は引き続き大変参考になった。  但し 著者がソフトパワー論者の代表者とするナイに関し「アメリカの世界戦略を考える国際政治学者」という表現で 要はソフトパワーを 「特定国の世界戦略に使うパワー」とすべきではないという方向性を出している点には疑問が残った。  有史以来 現在に至るまで人間の歴史はパワーゲームの歴史であったと思う。それは国家から始まり 家庭に至るまで 人間が住む至る所で起こっている現実だ。  ナイの主張は その現実を踏まえて 国益を増すためのソフトパワーという路線を出しているわけだが 著者はそれを否定している。  読んでいる限り「パワーゲームと訣別した人間」という一種のユートピアを志向する中で著者なりの ソフトパワー=文化の力 を語っている。  問題は その著者の前提がいささか楽観的に過ぎないかという点だ。僕は 今までの歴史とそれ以上に「今この瞬間の自分自身」を考えてみると 正直 楽観論には与しない。それゆえ後半部分が「甘美すぎる」ような気もするのだ。  勿論将来 人間がパワーゲームを卒業するという可能性は否定しない。但し それが明日なのかと言われると否定する。  それは現在の地球のサステイナビリティーまで視野に入れた人間の「思想・哲学」のコペルニクス的転向が必要な話だと思うのだ。  
文化対立を乗り越える難しさ
筆者は先日まで文化外交の懇談会の座長を務めていたが、この本の主張は、ジョセフ・ナイの「ソフト・パワー」の概念を用いつつ、世界の文化が切磋琢磨して鍛え合うことによって、多様な文化が共存していく前向きな道を探ろうというもの。近隣諸国との政治的対立が激化する中で、文化レベルでの共存の重要性はますます高まっており、そうしたテーマに1つの方向性を示すものである。筆者は十数年前に、民族対立の激化や日本の自文化中心主義の高まりを目の当たりにして、自文化の一時的な忘却が必要だとする「文化の否定性」という本を書いているが、本書ではむしろ文化の積極的な発信を訴えている。同じ筆者が全く違ったやり方で文化の対立を乗り越えようと提案しているところに、文化相対主義の立場に立脚しながら文化対立を乗り越える難しさがあるのかもしれないが、今日のアメリカの普遍主義の行き過ぎを目の当たりにすると、筆者のように多様な文化を生かしつつ共存を図る道を模索することは必要不可欠のように感じる。
入門書としては合格だが・・・
極めて平易に書かれた、この分野への入門書といえる。

著者はアイザイア・バーリンの『理想の追求』に注目する。著者は、バーリンの説く文化相対主義あるいは文化多元主義に大きな影響を受けたという。人間と社会にはいろいろな選択肢があって、それを調整することに意味はあっても、一つの解決だけをある個人が他人に押し付けることは非常に大きな弊害を招く。よって「理想の追求」が複数でありうることをもっと認識せよ。著者はそう我々に主張するのだ。

次に、ジョセフ・ナイのソフトパワー論について語られる。ソフトパワーについて一通り紹介した後で、これはアメリカの世界政治における戦略論の一つであるからそれをそのまま受け止めるべきでないと主張する。ソフトパワー論を文化の魅力の問題として置き換えるところに本書の魅力がある。

本書の結論は、世界の相互依存と緊密化が進む現代のような時代においては、一国の覇権的な拡張は世界秩序を形成するどころか、大いにそれを乱す結果を生み出さずにはいられない。そうではなく、異文化間で起きる接触や交流、そして混成化によって、それぞれの文化の力を高め、その魅力を発揮し合う中で、人々が充実した生活ができるようにせよ、というものである。

この凡庸な結論は、それまでの議論が大変興味深いものであっただけに一層不満に感じた。この結論がどのようにして達せられるか、そこまで踏み込んで論を展開していないため、肩透かしを食らった気分になった。残念である。

だが、それでも、本書は入門書としては十分合格であると言える。その興味深さ、平易さは私に本書を推挙させることを躊躇わせない。
文化とは?
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ううん・・・という本
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地球環境報告 (岩波新書)

[ − ]
地球環境報告 (岩波新書)

・石 弘之
【岩波書店】
発売日: 1988-08
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
地球環境報告 (岩波新書)
石 弘之
カスタマー平均評価:  5
人の営みは本源的に環境の負担なのか。
 環境問題の重要性が叫ばれてから既に久しく、最近では温暖化の問題なども世間の耳目を集めているのですが、問題の所在に対する一般の理解はまだまだ甘いのではないかと思います。恥ずかしながら小生自信も、「環境」といえば「公害」を連想し、有毒物質の排出規制や絶滅寸前の種の保護といった事柄だけを思い浮かべるといった具合でした。  本書は、そうした表層的な問題設定を超えて、世界中の様々な環境危機の事例を紹介しつつ、十分なデータを添えながら、環境問題の全体像と問題の所在の本質とを極めて分かり易く示してくれているように思います。すなわち、人口爆発と無謀な農業開発による森林破壊や土壌浸食、生態破壊による自然災害激化の構図、有害物質による地球的規模の汚染、そしてそれらの問題の根底にある貧富の格差や先進国による公害輸出などなど、この地球上における人類の営みが、自然環境に対して如何に無理を強いているかが一目瞭然に語られています。まるで人類は地球にとってのガン細胞なのではないかと思えてしまうほど、人の営みと環境破壊が密接に関わっていることが分かります。  読んでいて暗澹たる気持ちを禁じえませんでしたが、「あとがき」の部分にはほんの僅かながら希望の兆しが示されていました。子供や子孫たちのためにも、環境問題をきちんと勉強しなければいけないと思いました。
「温暖化」登場前夜の環境問題
約20年前に地球環境問題,とくに人口の問題から砂漠化や農業問題などをわかりやすく解説し,世に知らしめたといっても良い本.もはや環境問題の古典かもしれませんね. 学生の頃読んだのですが,あらためて読み直してみました. あれから20年.問題の本質はほとんど変わってないんだなと感じました. ただ,この当時は急激な人口増加と南北問題を背景とする食糧危機への危惧がかなり強かったのですね.アフリカ諸国とくにエチオピアにおける飢饉の印象が相当に強かったためでしょう.なので砂漠化や土壌浸食による耕地面積の減少が主要な関心事項になっています. これ以外に印象的だったのは,六章の「増える災害の犠牲者」で語られていること. 好感を覚えるのは,「災害」の質の違いをきちんと考察していること. 多発する気象災害とそれによる犠牲者の増大の主要な要因を気象条件の変化によるものではなく,人口増加と土地の不足によって引き起こされた「人災」だと結論づけている点です. さて,もし今同じ章をこの著者が執筆したとするとどのように書くのか? くしくも本書が出版された1988年にはじめて「温暖化」という問題が浮上.たぶん今ならきっと,地球温暖化によって災害が増えていると結論づけるのではないか.そんな気がします.体の良いラベルが登場する前だったからより深く考察されているのかも知れません. 本書をあらためて読んで,「地球環境」問題も時代背景が変わると問題も変わるんだなっという,本筋とは違う部分に妙な印象を持ちました. たまには古典に帰るのも良いかも知れませんね.
貧困が生み出す悪循環
最近の災害の規模が大きいのは、焼き畑などの人災がが関与していることは周知。
この本は、断片的な知識をまとめさせてくれます。

人口が増加し、食糧不足になる。
焼き畑を行う。
降雨の際、森林が消滅したため、土壌が流される。
燃料としての木、原料としての木材が不足する。
よって食糧が賄えなくなる。
さらに、焼き畑を行う。
人口過密を抑えるために、政府が強制移住を行う。

非人道的なことばかりで、目を覆いたくなります。
この現実と向き合わなければ、明日はないと思います。

現在は、当時よりも悲惨な状況だと思います。
それを認識して、政府や企業のあり方を考え直す時期に来ていると思います。
環境問題のイントロダクション
本著は、大学受験の小論文対策として読んだが
環境問題に関するイントロダクションとしては
最適な文献ではないでしょうか。

ローマクラブの「成長の限界」や
その続編の「限界を超えて」、
アル・ゴア元米国副大統領の「Earth in the balance」等を
読む前に、イントロダクションとして本著を読まれることを
お薦めしたい。

特に、高校生や環境問題に関心を持たれた方には
読みやすく、分量的にもそれほど長くもなく
リーズナブルな価格であることもあり、
イントロダクションとして最適ではないかと考えます。


若者を喰い物にし続ける社会 (新書y)

[ 新書 ]
若者を喰い物にし続ける社会 (新書y)

・立木 信
【洋泉社】
発売日: 2007-06
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
若者を喰い物にし続ける社会 (新書y)
立木 信
カスタマー平均評価:  4.5
若者にエールを贈ります
他の書籍で紹介されていたので、 ようやく知りました。 2007年6月初版の為、『景気が回復しつつある』 という記述が痛々しい… 若者寄りに立ち、応援している 著者の思いやりに感動している。 一点、懸案事項… できちゃった婚に一律に補助金を支給してはいかがか? という著者の提案があったが、 最近のできちゃった婚は ・男女とも収入が低い ・その上、出産後は夫の収入のみが頼り ・さらに育児がハードで虐待のおそれあり ・そのまたさらに、夫の浮気が心配 と、元々生活設計なりの 計画性があったわけではないし、極めてリスキーだ… 遅かれ早かれ生活破綻の危険性が高いので、 一時効果で終ってしまうのではないかと… であれば、著者もうひとつの提案で、 20代の結婚に補助金を支給の方が、 健全でしっくりくるので賛成。(予算云々は別として) 保育園、幼稚園は無料で、 不妊治療は青天井で無料も良い。(予算云々は別として) 後半で『お年寄りは時間+お金の2倍リッチ』で、 若者はどちらもナシは確かに良く分かる… 自分もじじい達の(失礼)言動、搾取には 散々苦労してきたので、興味深く読めた。 『逃げ切りにマッタ』しましょう。 『ジャクシャ(若者)』、『年増園』、 『牛久族』など、数々の当て字に関しては、 苦笑いしながらも面白かった。 若者寄りに偏った書籍ではあるが、 今更ながらにエールを贈りたい。
若者の立場を擁護する貴重な文献
マスコミにより弱者とされている高齢者によって本当の弱者である若者が搾取されているとのこと。 高齢者は弱者などではなく,社会保障によって手厚く保護されている強者であるんので日本は早々に社会保障を見直して,より多くの資産を若者に分配しなければならないと主張している。 多くの場面で批難されてきた若者を擁護する立場で書かれた貴重な一冊。 ただし,今の若者の苦境の原因をすべて年寄りに帰しているが,少々感情的になりすぎている感がある。 また数々の政策を提案しているが,あまり深く考えて提案しておらず,それらが有効に機能するかどうかは大いに疑問である。若者の現状をよりよくしたいという思いばかりが強すぎて,深く政策について思案しているようには感じられない。全体を通しても議論の深さが足りない。 もちろん今の社会保障は見直さなければならないが,一方的に高齢者を悪者にすれば解決するわけでもない。 両者の立場から議論を重ね,歩み寄る必要がある。 本書では世代間の対立を一層煽るだけで何の解決ももたらさないだろう。
世代間の不公平のするどい批判は貴重だが視野がせまい
日本の政策は高齢者や団塊世代に有利であり高齢者対策は手厚かったが,若者対策は貧弱だった.この本はこうした世代間の配分の不公平をするどく指摘している.「世代間戦争」がはじまっていると著者はいう.若者批判の本がおおいなかで,こういう視点から書かれた本は貴重だといえるだろう. しかし,こういう現実を打破するためのさまざまな政策のアイデアがしめされているが,その実現性や効果は疑問である.また,若者問題以外の問題はとるにたらないという書きぶりだ (「平和か戦争か,右か左か,靖国参拝か謝罪かといった問題は,合理的に検討を加えれば容易に方向が定まる問題なのだ」と書いている).このように視野狭窄していては,若者問題の解決の方向もみいだせないだろう.
食い物にされ「続ける」社会に切り替わる
 三十歳の声を聞く世代、所謂就職氷河期を通過した人間なら頷ける一冊  本書では、「弱者となった若者」と繰り返し述べているが、ここは「弱者であり続ける・強いられる若者」と読み直すべき部分があり、そこが食い物にし"続ける"というタイトルに繋がっているのだろう。  年功序列社会の言葉に表させるように、終身雇用制度は年次昇給とセットであり、その引き換えに若年時の手取り給与は抑えられてきた面がある(寮などの各種の手当などは割愛する  ところが、昨今の不況による終身雇用制度がリセットされ、新規の労働力(=若者)は安売りによってのみ職を得られなくなっている。当然の事ながら、他に安売りがある以上、積極的な値上げ交渉は行われにくい。派遣労働者や短期派遣工の一面だろう。  一方で、これまで弱者と理解されてきた立場は既得権として手つかずのままであったりする。現金収入の面はともかく、平均的な資産・貯蓄高と若年労働層の相対的な地位低下を併せ見れば、これまで通りの境遇を受けるのはナンセンス、過度の負担である事を指摘している。  同時に、少子高齢化による労働者層と年金受給層の比率修正を加えれば、一家を作り子どもを抱え、同時に収入も上昇し?な前提条件が崩れていること、一企業では改善しきれない問題でもある事を各所で示唆している。  「これだから団塊は?」という台詞は、「今時の若者は?」と同質の思考停止なのだろうが、若者の政治離れというものが政治・政権の無反応の裏返しで、投票数≒高齢者といった声に忠実な施策といった公的支援のアンバランスさにも触れているのが、他の若者批判、団塊批判本とは異なる所だろう。
本当の弱者は弱者たることを訴えられない
若者が読むと、非常に生きていくことが嫌になる本です。 少なくとも通勤電車の中で読む本ではないな、と。 一個人としてこの本をとったきっかけは老人をいじめるな、と声を挙げながら、 高級百貨店に行って目に付くのは老人ばかり、という体験に拠ります。 事実老人がいかに守られていて、勝ち逃げしようとしているかが語られています。 若者は喰われている。骨までしゃぶりつくされている。 若者の状況を訴える人もいない。巧妙に隠し、だまし、それによって 訴えられないシステムが作られている、と考えるほうが正しいと思いますが。 一人でも多くの若者に読んでもらって、 「さぁどうする?」と次のステップに進んでいかなければ、 と考えさせられる内容です。

人間不平等起原論 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
人間不平等起原論 (岩波文庫)

・J.J. ルソー
【岩波書店】
発売日: 1972-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
人間不平等起原論 (岩波文庫)
J.J. ルソー
Jean Jacques Rousseau
カスタマー平均評価:  5
社会・国家の起原論
 思想家という部分でも、文筆家という部分でも抜きん出ている印象のあるルソーの、社会契約論に先立つ著作。著者や著作名についての前もって抱いていたイメージは、やはり読んでいくと覆されていく。  タイトルは「人間不平等起原論」となっているが、実際には原始状態としての自然人を設定した上での、社会と国家の成立過程を論じる部分に重点が置かれている。よく「ルソーの性善説」というのが「ホッブスの性悪説」と対立して述べられることが多いが、ここでのルソーの記述からは公民状態を規制して安定した国制を作り上げる、法の支配に基づく「国家」の重要性と必要性は間違いなく認めていて、その点でホッブスの国家論が主張する国家の重要性・必要性とは必ずしも矛盾していない。ただ、モンテスキューが法の精神第一部で言っていた制限政体の腐敗に対する危険性がここでは強調されているので、読み方によっては国家否定の言説と読まれかねないと思う。  また、第一部での「自由」についての記述は、カントが第二批判・第三批判で用いた「自由意志」の機能とほぼ同じであることが想起できるし、第二部での、人間が原始状態から継起的に発展していく描写からはヘーゲルからフォイエルバッハ、マルクス・エンゲルスへと繋がっていく「弁証法的運動」の原型が見出せるし、アーレントが「全体主義の起原」第三巻で暴き出した全体主義の支配は、ルソーのこの著書での主張の根拠をすべて無効にし、ルソーの危惧が現実化されたことも教えてくれるなど、後世の社会思想に大きな影響を与えたことが分かる。  そんなにページ数も多くないし、手軽に読めると思います。
肩肘張らずに楽しく読める古典書
この書は、「社会契約論」より早い時期に書かれています。そういう意味で「社会契約論」に通じるルソーの哲学の通過点として、「社会契約論」より先に読む価値はあると思います。また読者は本書を学問的に、そして歴史的価値として精読するべきというよりか、それを通り越して、率直に読み物として力をぬいて楽しめるのではないかと思います。 本書は、人間はいかに原始状態で、つまり自然状態において自由で平等であったのか、そしてそこから人間や文化の進歩にしたがって、どのように私有財産や法律などの概念を生み、不平等化による奴隷などの弊害をつくりながら国家を創出するにいたったのかの過程を論じています。その中でルソーは、理性、感情、欲求、自尊心といった人間の性質から、動物、農業、食事、病気、健康、恋愛、アフリカの未開人の生活様式、家族、教育といったものまで、様々な具体例をとりあげつつそれらを組み合わせて人間について熱く述べており、タイトルは堅苦しいですが、ルソー版人類学の側面としておおいに注目できます。個人的には、後半の政治や社会制度の進化と成立の過程論以上に、多くを占めるそういった人類学的な論述の方が興味深くて種々の発見と共に楽しく読めました。少し長いですが原注も必読です。 最後に、もちろん「社会契約論」とセットでお勧めします。
ルソー渾身の作品
本当に昔は不平等のない社会だったんですか?やっぱり思考の実験ですか?いろいろ設定を細かく指定してるところが憎い!「あ、あれは頭の中で考えただけで、本当の事じゃないんです。」って言い訳が出来るようにしてます。おおっぴらにやっても、こそこそやっても、検閲を受けるんだったら、最初から堂々と書いてしまったら心も安らぎ、心おきなく国外に逃亡できます。そう言うことで。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク