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ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書) 中華人民共和国 (ちくま新書) 民主主義と教育〈下〉 (岩波文庫) 最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガダルカナル、インパール戦記 (光人社NF文庫) ヴェネツィア―水上の迷宮都市 (講談社現代新書) イギリス人はかなしい―女ひとりワーキングクラスとして英国で暮らす (文春文庫) 自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書) 下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた 地球環境問題とは何か (岩波新書) 法とは何か (岩波新書)
ハラスメントは連鎖する 「しつ.. 中華人民共和国 (ちくま新書) 民主主義と教育〈下〉 (岩波文.. 最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガ.. ヴェネツィア―水上の迷宮都市 .. イギリス人はかなしい―女ひとり.. 自由とは何か―監視社会と「個人.. 下流社会 第2章 なぜ男は女.. 地球環境問題とは何か (岩波新.. 法とは何か (岩波新書)

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ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)

[ 新書 ]
ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)

・安冨 歩 ・本條 晴一郎
【光文社】
発売日: 2007-04-17
参考価格: 882 円(税込)
販売価格: 882 円(税込)
ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)
安冨 歩
本條 晴一郎
カスタマー平均評価:  4
自由放任のすばらしさ
子供を育てるにはしつけなどでガチガチにしめつけるのではなく 自由放任でやったほうがいいことをきちんと理解させてくれる良書です。 問題は子供だけでなく経済や政治の問題にも論じてあり、なかなか 難しいですが、自由放任こそが大切なのなどということを理解させて くれました!
「ハラスメント」が”不寛容さに正当性をまとわせる道具と化さないために
「ハラスメント」概念の一般化は、不可視化されていた暴力を可視化したという功績については評価してもしきれないほど大きい。  しかし、一方で、一種の『不寛容さ』が蔓延した社会(香山リカにいわせると「劣化」)において、痛めつけられた者が"イノセントな正当性"をまとう格好のタームになってしまった、という面もある。  本書では、乱暴に言ってしまうと、「この世は、誰しも二人以上集まった場でのコミュニケーションにはハラスメントだらけ」と書かれているわけで、それはその通りなんだけれど、絶望感だけを抱かせてしまいかねないところもある。  たとえば、アサーティブネスを語る者が非アサーティブ的だったり、他者のハラスメント性を指弾する者がその行為自体によってハラスメント構造を再生産している、とかいう場面もたくさんある。しかし、「痛めつけられた」という相対的剥奪感は「私たち/おまえら」というふうに簡単に区分されて配分されてはいないんだから、ことはそう簡単・単純にはいかない。そこのところを「連鎖する」構造として明らかにしているところが本書の最大の功績だろう。  コミュニケーションのメカニズムを解説するところで、ハーバーマス的近代的討議モデルが批判されているのだけれど、「ルールとして、未完だろうと予測しつつ取り入れているモデルとしての討議」と、「実際に行われていること」との間にズレがあるのは当たり前であって、同書で示されている相互変容モデル(とでも言っておきます)は"現実に行われ、成功している<討議>のケースの記述"としてはその通りだと思う。そうした相互変容的ケースを実現するためには「モデルとしての討議」もまた必要だと思うし、近代的討議モデルはあくまでそういうことしか言ってないんじゃないかな? 私自身もだからこそそれを維持しようとしてきたわけです。  もっとも、現実に起こっているさまざまな"論争"やら"議論"は、モデルとしての討議にすら向かっていない&それゆえに相互変容にも至らないことがほとんどなわけですが、それを<モデル>に起因するものにしてしまっていいのかな? & 新たなモデルの提出(それは私には"モデル"じゃなく、"記述"だと読めるわけだけれど)で解決するのか?は保留中です。  本書では、結局、ドラッカーのマネジメント思想、孔子の仁愛、にしか活路を求められない(それはそれで価値あることとは思います)結論に持っていかれているんだけれど、「うーん、そんなんでいいのか?」と頭を抱えてもしまう。  ただ、孔子は"礼"というコミュニケーション&権力関係の望ましいプロトコルを説いたわけで、けっして宗教じゃない。ドラッカーもマネジメントを説いているわけで、両者とも「人はこうあるべき」というところとはちょっと距離がある、というところに救いがある。それはけっして「みんなで立派な人間になろう(みんなが立派な人になれば大丈夫)」という"安易さ"とは対極にあるといえるから。
タガメ女にカエル男
妙に男と女の話が説得力があった。生々しいといってもいいかもしれない。その延長線上に「星の王子様」とバラのエピソードを読み解くのはぐっときた。 本書はコミュニケーションにおけるハラスメントから始まり、植民地主義、非暴力詩的抵抗、そしてドラッカーの全体主義との戦いまで一貫した立場で自分自身として作者が立ち向かっていっている姿に共鳴する。 世界は救うのは天使たちなのだ。
仁なきをハラスメントという
「複雑さを生きる」で人間を人間たらしめているコミュニケーションにハラスメントという危険な契機が潜むことを指摘した安冨氏。今回は自然科学者の本條氏との共著で心理学からの光を当てることでハラスメントの科学を展開している。一部子供っぽい例示もあるが全体としては十分に説得力のあるロジックになっている。 昨今企業ではコンプライアンスの要請から行動規範遵守のため右に倣えの研修が盛んだ。業界や社内の掟が法律より優先された時代は過去のもの。しかし外部規範という型にはめること自体がハラスメントの契機を有することに気付かされる。学校のいじめを解決しようと教員管理を厳しくするのも同じ間違い。コミュニケーションはフィードバックが大事だというドラッカーが魂の脱植民地化というハラスメントとの戦いを説いていたのだとは。
非現実的な決め付けこそ、ハラスメント
1章で展開されるハラスメントの定義やコミュニケーションとの関連性についての解説は、なんとか理解できるのだが、その後が受け入れがたい。 たとえば2章の、ハラスメント伝播のシミュレーション。これはフィクションだと断ってはいるものの、あまりにも飛躍した極端な例の提示だけで終わっている。伝播しない例も出して論理的に比較検証すべきだ。引用するのも恥ずかしい、ワイドショーの再現ビデオと変わらないような事例だけを使った主張は、日本最高学府の研究者のそれとは思えない。 さらに5章での、「しつけ、教育の有害性」論もあきれてしまう。「食事の時間でないから空腹を我慢させる。夜遅くまで勉強させる。全てハラスメントである。子供は必要なことを自分で自然と学んでいく能力を持っている。大人は単に庇護さえすればよい。それがしつけと呼ばれようが教育と呼ばれようが、ハラスメントは子供の自然な発達を阻害する方向にしか働かない」などと言うことに、社会的貢献度がどれほどあるのだろうか。子供を「自然な発達」のみに委ねればよいのなら、サルとの違いがない。しつけや教育が、「過度に」行われれば、ハラスメントだというのならわかるが、一部の有害性をもって全部否定することは、格差が存在するが故に資本主義を全面否定するのと変わらない、極論だ。 そして、ハラスメントという「呪縛からの脱出」と題した7章で、「我々はどうすればいいのだろうか」と、対策を提言しているが、これも支離滅裂だ。ハラスメントに対して怒れと言い、それができずに苦しんでいる人を、「単なる小心者」よばわりしている。その決め付けのほうが、よほどハラスメントである。 読みはじめから、気を抜くとすぐわからなくなる、論旨が掴みにくい書物だと思いながらも我慢して読み進めたが、最後まで理解不能だった。

中華人民共和国 (ちくま新書)

[ 新書 ]
中華人民共和国 (ちくま新書)

・国分 良成
【筑摩書房】
発売日: 1999-09
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
中華人民共和国 (ちくま新書)
国分 良成
カスタマー平均評価:  4.5
今の中国を理解する手引き書
歴史書ではありませんが、中国の近・現代史が手短に判る本です。 その時々に,中国人や中国政府が大切にしていた価値観(大切に守るもの, 勝ち取ろうとするもの)を,書いています。最近の50年間で,変わった 価値観,変わらない価値観がよくわかります。 国共合作→中華人民共和国建国→社会主義体制の確立→大躍進→経済調整 →文革→改革開放という歴史の流れの中で,毛沢東、ケ小平、劉少奇など の立場や考え方が,時代背景などを含め,よくわかります。 社会主義自由経済,社会主義初級段階論など今の改革開放政策の背景とな る考え方や,人権に関する考え方などの基本を判りやすく説明しています。 専門家向けの研究書として使えるほどの詳細さはなく,手短に説明して いますので,やや乱暴な断定のように感じる人もいるかもしれませんが, 簡単に中国を知るためには最適な本です。200頁で,今の中国がだいたい 理解できます。 10年ほど前に書かれた本なので,3章あたりで中国政府の組織などを説明 している部分は,やや古くなっています。また,ここ数年の目覚ましく 発展した部分が抜け落ちています。しかし,今の中国の背景を理解する 手引き書としては,今もそのまま使える内容です。 政治的偏りもなく,中国批判でも中国礼賛でもなく,客観的に中国を 描いています。 中国について語るなら,この本の内容程度は最低限知っておく必要がある内容です。
はじめての現代共産中国入門なら本書で十分
200頁も満たない文章で「中華人民共和国」という国をポイントを押さえながら解説している。難しいことを考えなければ、はじめての入門書として本書は必要十分な内容を備えている。本書は四部構成。第一章では中国が「表の顔と裏の顔」を持つ国で、メンツを重んじ、原則主義を標榜しながら、常にどこかに逃げ道を用意しておく現実主義の国であることを教えてくれる。即ち、何らかの政治問題が起こった際、最初に現れる中国の表の顔に感情的になることなく、日本人は裏の顔を読み取るか、じっくり現れるのを待つか冷静に対処するという「対中基本方針」のようなものを導き出せるだろう。共産党と人民解放軍に支配される政治体制が簡便に鳥瞰され「共産中国」の看板の下での資本主義化への悪戦苦闘、大国化貫徹のための現実主義外交、ただ「中国の根本の問題は、政治の全面的改革」とする結びは、共産党の変革ないし退場の期待を暗示する著者の本音が見て取れ、凡庸な結論だと思う。
優れた“雑本”
良くも悪くも“雑本”。“悪い”のは,専門家にとってとくにこれといって目を見張る新視点が盛り込まれているわけではないから。

重要なのは“良い”方だ。まず,国分氏が,単著・編著ともかなりの数を手がけた練達の研究者であること。つぎに,日本で手にとる家電製品の多くが“Made in China”であることに驚き,WTO加盟の門前に立つ中国に興味を抱いた(理系の?)非専門家の読書家になら,手っ取り早くていい点だろう(手っ取り早いのは新書の長所であるのと同時に短所でもある。そもそも,中国などというビッグテーマを200頁足らずで論じ尽くせるはずはなく,議論(論証)が荒いのもそのせいだろう)。

緒論(第1章「中国とはなにか」)−現状(第2章「中国の世界」(国内)と第3章「世界の中国」(国際))−課題(第4章「21世紀の中国」)と,構成も標準的で誠実。

最大の特色は,最近の走資的社会主義国家=中華人民共和国を“普通の国”として描き出そうとしていること(中国が第三世界に属することを公言しながら第三世界が組織する公式機関に殆ど参加していない事実などにみられる現実主義)。

著者が慶應大学大学院卒である点も興味深い。殆どの中国専門家が国立大学大学院卒だからだ(しかも左翼運動あがり)。しかしよく考えてみれば,慶應大学には中国学の碩学=石川忠雄がいた。あなどれない。

不満なのは統計数字が殆ど用いられていない点だが,著者が政治学専門であり(この本の結論も,「政治の全面的改革」であった),出版形態が新書であり(数字の羅列はウケない),統計数字がすぐ古くなることを考えてみれば,無理な注文か。


民主主義と教育〈下〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
民主主義と教育〈下〉 (岩波文庫)

・J. デューイ
【岩波書店】
発売日: 1975-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
民主主義と教育〈下〉 (岩波文庫)
J. デューイ
John Dewey
カスタマー平均評価:   0

最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガダルカナル、インパール戦記 (光人社NF文庫)

[ 文庫 ]
最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガダルカナル、インパール戦記 (光人社NF文庫)

・高崎 伝
【光人社】
発売日: 2007-02
参考価格: 900 円(税込)
販売価格:
最悪の戦場に奇蹟はなかった―ガダルカナル、インパール戦記 (光人社NF文庫)
高崎 伝
カスタマー平均評価:  5
喜怒哀楽
激戦と飢えとマラリアと・・・。まさに最悪の戦場を股にかけた、稀に見る体験記。 ガ島からインパールへとたどる道のりはもう例えようも有りません。 しかし、著者の持ち前の気力と運も手伝って、時折、つい笑いが出るところも(大変失礼ですが)。 この本のタイトルとは全く違った点は、最悪の戦場から生還した。だから、奇跡はあったのです。
今だからこそ読むべき良書
戦史書ではなく、体験記は強く胸に響く。 破天荒な著者はユーモアを時折交えておられるが、飢えと死の悲惨さはひしひしと伝わってきた。 478ページと大容量だがとても読みやすい。
戦争での一青年の地獄遍歴記。
ハードカバー版より 書き出しで『中国では我が連隊に敵なし』と鼻息荒く、南方へ送られた高崎上等兵。段々戦況が悪くなるも、郷里の恋人の写真を胸に生死の狭間を行軍する。戦況が悪化すれども果敢に生き抜こうと敵と戦う--否、敵の多くは『飢えとマラリア』であった---姿は、現代にぬくぬくと生活している小生には宗教的にすら感じられました。 目をみはる逞しい生活力なので一体どんなお顔をしているんだろうと、途中巻末を拝見してびっくり!こんな普通の(失礼)優しげな方が、これだけの活躍をするんだったら、それは旧日本軍兵隊は大変強かったんだろうなと正直頭が下がります。 終戦後、そんな地獄絵図さながらの生活から打ってかわって、平和がやってきます。そこで同胞と協力し演劇などに打ち込む姿には思わず拍手を送りたくなりました。
男泣き
同僚にどうしても読めない本があるとの事で、つい買ってみましたが... まだガダルカナル島での「飢え」の所を読んでいるのですが。 男泣きしそうです... 私も様々な戦記を読んで来ましたが、さすがにこの本は別格です。 読み進んでインパールに着きました。 ガ島より酷い...

ヴェネツィア―水上の迷宮都市 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
ヴェネツィア―水上の迷宮都市 (講談社現代新書)

・陣内 秀信
【講談社】
発売日: 1992-08
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
ヴェネツィア―水上の迷宮都市 (講談社現代新書)
陣内 秀信
カスタマー平均評価:  5
ヴェネチアへ旅立つ人へ
  この本はヴェネチアを建築学の観点から分析し、街の魅力を存分に紹介しています。水上都市のこの街の歴史や、今後の課題を建築学専攻で、ヴェネチア滞在の経験のある陣内先生が考察しています。近い将来にヴェネチアへ旅立つ人も、その予定のない人にも何か発見のある本です。

イギリス人はかなしい―女ひとりワーキングクラスとして英国で暮らす (文春文庫)

[ 文庫 ]
イギリス人はかなしい―女ひとりワーキングクラスとして英国で暮らす (文春文庫)

・高尾 慶子
【文藝春秋】
発売日: 2001-11
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
イギリス人はかなしい―女ひとりワーキングクラスとして英国で暮らす (文春文庫)
高尾 慶子
カスタマー平均評価:  4
著者の素直な『リアル』
イギリス(イングランド)に留学中の親友は私に色んな話を聞かせてくれます。彼の話を聞くたびに、それまで漠然としか持っていなかった『イギリス』の印象が何らかの輪郭を帯びてくるのがわかります。 いわゆるUKロックが『モテない男』たちの文化であること、デイヴィッド・ベッカムが『労働者階級顔』ということで本国では複雑な評価であること、オマケとして隣国のセーヌとかいう川の水質が道頓堀並の汚さであること、などなど、... こうしたリアルな情報を発信してくれる既存メディア(もちろん出版を含む)はなかなか見当たらない。 諸国、更には旧植民地たるインドの対欧米外交を見るにつけ、偉大なる大英帝国も今や『パンの耳』でしかなくなったこと、栄えあるグレート・ブリテンも今や『アメリカのオマケ』でしかなくなったことを思い知らされる。そしてそのアメリカ人の7割以上が世界地図上でイギリスの場所を指せない。・・・こうした現実についての苛立ちと逃避衝動が渦巻いているのが今のイギリスのアッパー・ミドル以上の社会。そしてそうしたこととは全く無縁に今日の日の日常を生きるそれ以外の『イギリス人』たち。こうしたリアルな『人々』の情報を伝える既存メディアはなかなか見当たらない。 いや、見当たらなかった。この本は著者の見た著者による素直な『リアル』を伝えてくれる良書。ルポとしてはもちろんのこと、娯楽としても秀逸な、軽快な文章で綴られた一冊です。テッド・スタンガー氏の『なんだこりゃ!フランス人』(ISBN 4880083208)とともに強くおすすめ致します。
生活者の見たイギリス
 イギリスで優雅にお茶を飲むのも結構。しかしこの国で暮らすとなったら(いやイギリスとはかぎらないが)いかに大変なことか。イギリスびいきなんていう甘っちょろい考えは粉砕され、生活のリアリズムでわたり合わなければならない。これは残念ながら男より女のほうが上だ。若さも、ときに邪魔になる。林望が描いたイギリスの詩情(これはこれで素晴らしいのだが)を楽しんだ人は、その対極にあるこのエッセイで、認識をもうひとつひろげてみるのはいかが?

「英国人にとって日本人は、経済が下落すれば、ただの有色人種なのだ」。さらに追いうちをかけるように「この国はマヌケだと考えるようになった」。さあ、さあ、どうする、これまでのイギリス観の訂正をせまられる。「英国の男は世界一退屈」え?っ、ほんとっすか。

 これらのイギリス観は、すべて著者の経験にもとづく。切符売り場に駅員がいなかったので、窓ガラスをコインで叩きまわり「ろくに働きもしないで、ストばっかりして何よ! スカーギルを呼んでこい!」。駅員も負けてはいない。「トイレへ行ってて何が悪い。スカーギルは炭坑の労組議長で、地下鉄じゃねえ!」互角にわたりあってはじめて、旅行者には見ることのできないイギリスが、日本人にとってはもっともわかりにくい「階級」が、しだいに透けてみえてくる。

 夏目漱石がロンドンに留学したとき二番めに住んだという建物に、著者も一時住む。そのうらぶれた住居の描写を読めば、漱石がノイローゼになったのもわかるような気がする。漱石だって彼女のように「なんでイギリスに媚びるか」と言うことができたら、ノイローゼになんかならかったろうに。そのためには、これだけの年月が必要だったのだ。日本人もかなしい。
ワーキングクラスの視点から見たイギリスの文化、イギリス人の習性、イギリス生活の実際
上流階級でも下層労働者階級でもない中流階級(ワーキングクラス)の視点から見たイギリスの文化、イギリス人の習性、イギリス生活の実際が生々しく描かれています。公には広く知られていないことがらや、実際に長く住んでみると嫌でも目に付くイヤらしいところを、著者ならではの経験を通して具体的に説明している点で、とても有用な本だと思いました。イギリス(人)に関する暗部をあげつらって満足していたり、いかに著者が苦労しているかが延々と書かれているだけの本ではなく、ユニークな経験を通して著者が感じたり、考えたり、他人と議論した経過が書かれていいて、読み手として考えさせられる箇所も多々あった。
人間愛あふれる逸品
イギリスという国のイメージをこれほどまでに打ち砕いた本は初めてお目にかかりました。私自身もイギリス初出張での感想は正に落胆の連続・・・。発着時刻がいいかげんで社内の汚い電車、やたら高い物価、必ず何かが壊れている地元のホテル等ネガティブな部分を上げればきりがありません。この理由は、自分もイギリスという国に憧れ、勝手な想像をいつのまにか描いていたからだと思います。本作品はその後の長期出張決定で渡英直前に購入し、行きの機内で熟読した一冊です。(驚きよりもうなずきの連続!)その一方で甘く切ない一編は"イギリス流お見合い”です。著者曰くこの”お見合い編は”読者へのサービス”との照れが見られますが、かさむ年輪とともに、人生において最後に愛した元夫への深い郷愁と愛情の裏返しと見受けられました。その点において意外かと思われますが、人間愛あふれる素晴らしい作品です。
先入観を裏切られた面白い一冊
イギリスに興味津々。様々なイギリス関連本が出ていて、読み漁り、読むほどに実際の生活者としてのイギリスが知りたかった私には大変参考になり興味深く読めた1冊。(前作、イギリス人はおかしい、とあわせてよみました)

今までのイギリスに対する日本人の考え方がどこから来ているのか、イギリスにおいての実際の日本人への考えなど、今までの賞賛本にはない視点からの著者の切り口はとても為になりました。またワーキングクラスといっても、著者の高尾さんには高いレベルの教養があり、ただのハウスキーパー・・家政婦が見た・・的なイメージを持ってこの2冊を手にし、期待はしていなかった分、反対にその期待を裏切られる後味の良い本で、出合えて良かったと思っています。読後、私にとってますます興味深いイギリスになりました。


自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)

[ 新書 ]
自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)

・大屋 雄裕
【筑摩書房】
発売日: 2007-09
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
自由とは何か―監視社会と「個人」の消滅 (ちくま新書)
大屋 雄裕
カスタマー平均評価:  3.5
Amazon.comは「偉大な兄弟」??
副題から住基ネットや監視カメラについての告発や問題提起の本かと思ったらそうではなかった。 かなり学術的な論述が多く、著名な学説や出典の説明が続々と出てきて途中でへこたれそうになった。 しかし「自由が制約されていることにすら気づかない場合に誰が被害を受けているというのか」とかいう問いかけは一考に価すると思った。 人々の安全を守るための権力の役割として事前規制と事後規制があること。 事前規制は事件の発生を未然に防ぐという大義名分の下、自由を抑圧することに注意が必要。 事後規制は量刑を明確に告知しておくことによって抑制効果を持つ。未然に防ぐことは出来ないが事前規制の過ぎた社会の怖さに対して著者は警鐘を鳴らしている。 後半部分では日本の刑法の成立やその課題などを具体的に書いていて面白かった。 安全という美名の下、個人のプライバシーを丸裸にする現代社会。 アマゾンに蓄積される名前の無い消費主体としての「個人」。 しかしそれはもう主体的な「個人」ではないという。 本当に自分は「自由」なのかを考えさせてくれた本だった。
個人主義と自由
 法哲学者による流行りの監視社会論です。  著者にはクリプキに関する書物もあります。いわゆるアカデミズムにおける監視社会批判論を  まとめたものとなっています。  著者にとっては個人も自由な個人もこの国に於いてアプリオリなものとされているようです。  ただアカデミズムに於ける論者を引用するならば研究室という自由な空間と監視。さらには  近年続発するアカハラの問題、東京大学、京都大学におけるものもあわせて論じていただきたかったです。  その点、唯一監視社会の目から逃れえた研究室からの自由論であると言え、それが著者の問題意識といえるでしょう。
管理と自由の狭間で
古くて新しい「自由」について、「管理」とからませながら、ありがちだが独特の議論を展開する。 これまでは、自由は国家によって制約されるもので、そうした制約を取り除けば自由は守られると考えられていた。 しかし、「管理」は国家以外からもなされるものであり(民営の監視カメラなど)、そうした管理は安全などという形で私たちの利益にもなる。 そして、アーキテクチャによる管理、物理的に自由をあらかじめ奪っておくことにより、人々を一定の方向へ向かわせるものが、現実として進みつつある。 ここで対立するのは、「個人を安全にするために、あらかじめ選択肢を制限する技術」と「個人が好き勝手にする(危険もある)自由」である。 こうした「本人の利益となる管理と自由の制約」をどう扱うかが、筆者の主たる問題意識であろう。 帯の「監視カメラで自由な個人はもう用済み?」の意味もやっとわかる。 筆者自身は、こうした制約に一定程度の魅力を感じつつも、なお「自由な個人」というフィクションは信ずる価値があるとする。 なお、筆者の論敵でもある安藤馨の「統治と功利」、さもなくば「創文」2007年1・2月号に収録の同名の論文、はこの「本人の利益となる管理と自由の制約」と自由で自律した個人の消滅を積極的に擁護している。こちらを読んでから本書を読んでみると、筆者の問題意識がより鮮明に見えるだろう。
自由の意味を問い直す
著者は気鋭の法哲学者。標準的な学説を堅実に踏まえつつ鋭い論理を突き詰める明快かつ強靱なスタイルに定評がある。本書はそんな著者が「自由」という古くて新しい根本問題について考える本である。 構成として、まず近代社会の前提たる「主体性ある自律した個人」概念が不自然に思われることを指摘し、では何が個人を制約すると考えられたかを追っていき、同時に制約から逆照射するように様々な自由の思想を紹介・考察する。ついで監視システムと自由、特に現在進展している個人情報の集積・管理体制が自由に対してどんな影響を及ぼすか/及ぼしうるかを最新事例に則して論じ、それでもなお自由を求める際に生じるリスクを見る。そして自由の条件として引き受けるべき「責任」概念を主に刑法の新派と急派の対立から検討し、さらに擬制としての自由な個人を総説して自身の主張に至る。 思想方面では井上達夫やレッシグはもちろん阿部謹也、フーコー、はては中島みゆきの歌詞まで参照し、制度論としては民法・刑法・大審院判例からアメリカのメーガン法など幅広く論じる懐の深さ。自由の敵は国家に限らず共同体や他の個人もなりうること、事前規制と事後規制の違い、積極的自由と消極的自由など、十把一絡げにされがちな論点を丹念に腑分けする。また、監視システムは便利だしそもそも人々のニーズに応えている側面を正当に評価するといったバランス感覚もあり、非常に説得的である。 とはいえ決してやさしくはない。政治思想や哲学についてある程度の知識が前提されているし(固有名頻出)、なにより法学入門の良書を読んでいる程度の準備は必要だろう。200ページちょっとの新書ながら読み応え充分、出典の付け方一つとっても信頼度が高い。物事を根本から考える基本書として、自由を概念整理した至便な参考書として、現代社会を多角的に捉える応用問題集として、真に実用的な本と言える。迷うことなく星五つ。
問題提起の書
現代社会は、新宿・歌舞伎町の監視カメラからコンビニのPOSレジに至るまで、 「監視社会」となっています。 このような状況を踏まえて、個人は一体何によって「自由」を制約されているの か、「自由」であるとはどういう意味なのか、「自由」であることはそもそも個 人にとって幸福なことなのか等について論考します。 問題提起の書といえるでしょう。

下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

[ 新書 ]
下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

・三浦 展
【光文社】
発売日: 2007-09-14
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた
三浦 展
カスタマー平均評価:  2
おもしろくない
この手の題材は、世間の一般的な見方や空気感、また時代や社会を切り口とした専門家の見解など、幅広い分野で展開されている話題のひとつだ。 正直、著者に期待していたのは、なんとなく曖昧模糊とした一般的な見解を説得力のあるカテゴライズで表現したある種、ブラックユーモアに近い娯楽要素だったのだけれど、残念ながら期待外れだった。 最近の著書に多い、アンケートや統計をふんだんに利用した内容で、雑感に説得力をもたせようとしている文章が妙にはなにつく。 そして何より、本としての面白みにかけている。 本書でも繰り返し何度も言っているではないか。 統計は、切り口や質問の内容によって、結果がかわってしまう、と。 下手に裏付けがあるから「事実に近い」などと主張せず、 「この結果から導き出されるオレのイメージとしてはこう!」とすっきり、ユーモアたっぷりに統計結果なぞ出さず、おもしろおかしく伝えてくれた方がよっぽど説得力があり、充実感も得られたのに、と思ってしまう。
期待はずれ
著者の三浦様は下流社会のベストセラーを出していて非常に期待して読んだ。正直期待はずれである。データ、グラフは多くて考えるきっかけになるのだが、本当?という内容も多く含まれている。身長の高い男性は出世も早く、上流階級にいる人が多い???とのことだ。理由は小さい頃からリーダーになる機会が多く仕切り力があるからだとのこと。本書はどういう人をターゲットにしているのだろうか?正社員、派遣、フリーター?視点は面白いのだから正確な論理を組み立てて欲しい気がします。
なんだこれ
前作はまだ読めたのになんかとっても残念な作品。 データと論理のつながりがいまいち。 韓国や中国が嫌いだからって下流とか・・・。しればだいたいの人が嫌になると思うのだが・。 あと副題とのつながりも良くわからない。なんか女性に媚びているの?としか思えない副題だった。
統計分析が必要なのだろうか
 基本的には著者の下流観をアンケート調査を次々に 繰り出しながら語るというもの。調査の全体が分から ないので、著者が必要に応じてその内容を引用しつつ 結局のところ著者の下流語りをひたすら読まされてい る印象。著者の雑感集と捉えた方が読みやすいが、そ うだとすると観察に深みがあるとはいえず、前作の名 声に乗じて書き散らしてあるというのが印象。
だます気はないのでしょうが・・・
まず、インターネット調査であることなど、データの集め方に問題はあると思います。 その集めたデータの中から適当に使いやすそうなところを選んで、 言いたいこと(意見、理論というほどのレベルではない)を言ってます。 極端に先入観が強い人なのでしょう。 多い、少ない、差がある、などの評価の基準が不明で、 先入観に合うように選んでいるように見えます。 「納得できないことがあるとイライラする」 「ボケには突っ込まないと気持ちが悪い」 などの方にはおすすめできません。 「ただの娯楽(暇つぶし)」というスタンスで読むことが必要です。

地球環境問題とは何か (岩波新書)

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地球環境問題とは何か (岩波新書)

・米本 昌平
【岩波書店】
発売日: 1994-04
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
地球環境問題とは何か (岩波新書)
米本 昌平
カスタマー平均評価:  4.5
地球環境問題(特に温暖化問題)の根本的構造がわかる
本書は、地球環境問題、特に地球温暖化問題、を自然科学と現代社会の中間にある、政治的性格をふんだんに含んだ領域として捉えています。筆者によると、地球環境問題が1990年代以降政治的問題として浮上した理由は、自然科学研究の内在的な発展ではなく、外からの要因、つまり政治的要因からであると論じています。具体的には、冷戦下の世界政治の興味は軍縮であったが、冷戦終了後に地球規模の脅威は環境であると認識されるようになったと述べています。また、地球温暖化問題は他の環境問題と異なり、観測研究の段階で不安定な要因を多く含んでいることを承知で、政治的決定を行っていく必要があると述べ、解決策として政策形成論のより一層の研究が進むべきであると述べています。私個人にとって新しかったことは、1988年が地球環境問題にとってのターニングポイントであるという指摘です。その年に、1992年の地球サミットのための枠組み転換が行われ、それ以後環境問題で覇権を握ろうとする国が出てきたということです。本書は、地球環境問題の構造を原点に立ち戻って解き明かしている良書だと思います。
未だ陳腐化していない
 よくある地球環境問題本かと思いきやさにあらず。筆者も書いている
ように、「地球環境問題とはどういう種類の問題か」ということについて、
地球温暖化の社会問題化から、地球サミットまでの科学と政治の関係分析
から解き明かした本である。
 政治学の側による政策論でも、科学の側による分析本でもなく、双方の

橋渡しができる筆者のような碩学だからこその視点を提供してくれる。


法とは何か (岩波新書)

[ 新書 ]
法とは何か (岩波新書)

・渡辺 洋三
【岩波書店】
発売日: 1998-02
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
法とは何か (岩波新書)
渡辺 洋三
カスタマー平均評価:  2.5
別にかたよってなどいない
しばしば本書は内容に偏りがあるなどという批判がありますが、それは筆者が法というものを、「人権保障のための社会的装置」という視点から論じているからそう述べているのに他なりません。このことは、筆者が「法を学ぶ」においても述べていることですが、果たしてそれは本当に偏りなのでしょうか。近代的憲法とはそもそも、「個人の尊厳」の基調として、国家権力による人権侵害を防ぐための最高法ですが、その他の公法、私法もこの憲法の精神を実現するものとして作られています。したがって法とは本質的に、「人権保障のための社会的装置」と言えるのです。そうした当然の視点に立つ筆者の論理をかたよりなどと批判する者は、法学上の基本的原則さえも踏まえられておらず、自己の無知を露呈してしまっていると言えるでしょう。
放談ですな。これは。
高校時代から岩波新書もこれまで百冊程度読んでいるが、これほどタイトルから期待される内容が書かれていないものも少ない。書店の説明も「現代社会人のための法学入門」となっているがこの書店で一体何人の人間がこの本を最初から最後まで読んだ上で、このような説明をしているのか、おおいに疑わしい。怒りを我慢しながら最後まで読んだが、法学の入門書という宣伝文句とはほど遠く、全編これ脈絡のない政治、経済、法律等に関する放談とも言うべき内容で、法学の基礎を学ぼうとするものにとっては時間とお金の無駄である。1つだけ例をあげよう。著者は「法の精神は、一言でいえば、正義である。」と述べている。このような定義は直ちに、では正義とは何か、という問いにつながる。ここで話は法学というよりは哲学の内容となってしまうのだ。ご存じプラトンの「国家」のテーマである。しかし、ここで著者の話はそんなことにはお構いなく、自分の頭の中の「正義」という概念にしたがって談義を展開していくのだ。法律をまじめに学ぼうとしているものがこのような論理的につながりのないものを読まされてはたまったものではない。私は今「現代法学入門」(有斐閣双書)を読んでおり教科書的ではあるが、客観的記述と、的確な文献案内に満足している。
根拠もなしに私見を述べてはいけない
西欧諸国との法制度の違いを、違いすなわち日本の後進性と直訳してしまっているあたりに、救いようのない独断癖を感じる。社会に違いがあっても、それでうまくいっているなら、何らかの合理性はあるはずだと考えるのが社会科学の立場であるが、著者はそんなことは考えもしない。高校生あたりがこの本を読むと、著者の単なる独断論にひきずられて、バランスを逸した社会観を持ってしまうのではないかと思う。法学の入門書としては不適当である。
入門書としては最適
今から法を学ぶものにとっては最適な入門書だと思います。現在社会で法が関連して問題となっている事柄について幅広く話題を提供しており、法学部系小論文対策等にはもってこいだと思います。実際私も法科大学院を未修者で受ける際に大変重宝しました。ただ、4つ星にした理由は、筆者の意見が反権力・西洋一辺主義に若干傾いていたからです。これらの入門書ではもう少し中立な立場、もしくは相反する意見も掲載したほうがいいのでは、と感じました。
「入門」としてどうか?
 法学の初学者を対象にして書かれているので、法哲学、法制史等が具体例を挙げて分かりやすく書かれている。しかし分析の視点が公平ではなかったり、具体例の挙げ方が適切でなかったりしたような箇所が所々見受けられた。

 例えば欧米と日本の法制度を述べている箇所では、いかにも欧米型の法制度の発展が理想的で日本型の法制度の発展は理想的でないように書かれている。しかし法学の初学者を対象にしているのならば、特定の考えのみを伝えるのではなく欧米と日本の法制度の発展の特徴を併記して述べた方が初学者に考える材料を与えるという意味でよかったと思う。

 また日本の行政権限の増大と議会の役割の低下の例として官僚の政治家に対する優位性が挙げられていたが、これは行政権と立法権の問!題ではなく行政権内部の問題である。さらに最も合理的な選挙制度は比例代表制であるとか自治体は小さな自治体が望ましいと述べているが、そもそも選挙制度に「最も」合理的な制度は存在しないし、大きな自治体も有能な人材が確保できるなど悪いことばかりではない。

 著者は学者であるからご自身の考えを本で表現するのは悪いことではない。しかし初学者向けに本を書くのならば、著者の考えを主張するだけでなく著者以外の考え方も存在することも紹介したほうが初学者に考える機会を与え、初学者の向学心をそそるようなよい本になったのではないかと思う。


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク