カスタマー平均評価: 2.5
日本一周をするために 著者は女性のバイク乗り。国内外のレースに出走したり、雑誌に体験記を寄せたりしているという。
この本は、二十歳を越えたばかりの頃にバイクで日本一周をした記録。「準備編」と「実践編」に分かれており、本書は「準備編」。バイクに乗るようになったきっかけ、「限定解除」の苦労、アルバイトで旅費を稼いだ話などが収められている。
学校、親との関係、自身の将来。バイクに乗るということが、生き方そのものであり、主張であった時代のことが描かれている。
若さと熱さと苦しさが伝わってくる一冊であった。
バイク日本一周(前半生編)というべき内容ですが バイク日本一周(準備編) というタイトルから日本一周の為の仕事やバイク・資金等
の準備についてかかれているのかと思いきや、全く違う内容で筆者の青春時代の話が
中心でした。人により評価は分かれそうな本ですが私は筆者が色々なコンプレックスと
戦いながら元気いっぱいに人生の道を模索し「バイク」という持って生まれた才能に
巡り会うまでの物語として面白くよませて頂きました。男性読者であれば思わずニヤっと
しながら読むことができると思いますが、女性読者には筆者の強い性格が合わないかも…
あと筆者のブログの自己紹介欄が英文なのはおもわずズッコケてしまいました(笑)
あまりお勧めできない・・・
「行き当たりばったり」と思って本書を手にしてみたが、あまり・・・ 期待が大きすぎたのか、いい印象は受けませんでした。「実践編」の方でもコメントしましたが、日記に毛が生えたくらいの出来。バイク乗りにもお勧めは出来ません。
筆者の個性でしょうか? 正直、タイトルから期待していた内容とは程遠かった。本書を購入したのは怪我して入院中のときで、表紙とタイトルだけを見て決めたのですが、読んでいてとても疲れたというのが感想です。 筆者の個性なのかもしれませんが、自分の知り合い以外は全て敵、なんだか全身ハリネズミといった雰囲気で、少なくとも序説にある「バイクの楽しさ」は全く伝わってきませんでした。 もし、バイクを知らない人がタイトルに惹かれて本書を読んだとしたら、本書のような「バイク乗り」には近づきたくないと感じるのではないかと思います。 勝手な意見で恐縮ですが、バイクにしろ旅にしろ「楽しさ」を求めるならば別のものをお勧めします。
あの頃の自分と重ねながら 私は筆者と同世代なので、青春時代のスクールライフや3ナイ運動をはじめとするモータリゼーションへの向かい風、そんな状況の中で接するモーターサイクルへの新鮮な思いは自分をあの頃に引き戻す。 今や8耐の監督をこなし、モータージャーナリストとして海外レースにまで飛び回る筆者は、当時は決して特別なライダーでは無かったように思う。 しかし男性ライダーであれば当たり前にしか感じず見過ごしてしまうような出来事や人との出会いも、単なるひとつの点としてでなく、筆者の感性を通じ線として繋げて行った結果が今の彼女を生んだのだろう。 当時の写真を多く織り込んだ本書の体裁は、読者に引き込む助けになっているし、ボーイッシュな筆者しか知らなかった私はロングヘアにスカートの女性らしい姿は素直に可愛いと思った。 銀座生活の文章は少し長く感じたが、筆者のアイデンティティー形成の大切な一部分として面白く読み続けられた。 正直なところ同世代の好き者の一人として、モーターサイクルを通じて生業を立て成功している筆者にやきもちな気持ちが起きるかと思っていたが、結局ニヤニヤと笑いながら読み終えてしまった。 タイトルからすると続編があるようなので、ぜひ続きを期待したい。
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