新書と文庫本の専門店です。Amazon売上ランキング順にレビュー付き!

新書☆文庫ランキング

1,500円以上で送料無料! ※一部大型商品を除く     カートをみる |  ヘルプ
文学・評論
思想・人文
政治・社会
歴史
地理 ビジネス・経済 科学・テクノロジー アート エンターテイメント ヤングアダルト ノンフィクション 新書・文庫 全般
 

ノンフィクション

アイテム一覧
31 32 33 34 35 36 37 38 39 40
無人島に生きる十六人 (新潮文庫) 昭和史発掘〈2〉 (文春文庫) 日本国の研究 (文春文庫) ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫) 巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫) 昭和史発掘〈3〉 (文春文庫) オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF) 宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫) 中国てなもんや商社 (文春文庫) 宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫)
無人島に生きる十六人 (新潮文.. 昭和史発掘〈2〉 (文春文庫) 日本国の研究 (文春文庫) ほんまにオレはアホやろか (新.. 巨流アマゾンを遡れ (集英社文.. 昭和史発掘〈3〉 (文春文庫) オリジナル・サイコ―異常殺人者.. 宿命―「よど号」亡命者たちの秘.. 中国てなもんや商社 (文春文庫.. 宋姉妹―中国を支配した華麗なる..

  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14 
4 / 48


無人島に生きる十六人 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)

・須川 邦彦
【新潮社】
発売日: 2003-06
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
無人島に生きる十六人 (新潮文庫)
須川 邦彦
カスタマー平均評価:  4.5
お薦め!
僕は最初これを講談社のふくろう文庫で読んだ。小学校4年生の時だ。ドキドキした。ワクワクした。そしてそれを今再び読める幸せ!今の小学4年生にも読ませてみたい、お薦めの作品!
日本人も捨てたもんじゃないね
 フィクションだと思って読み始めたこの作品、やたらとひらがなが多い、昔風な書きぶりの文章だなあと思ってよく見たら、なんと実話だったんですね。書いた人はプロの作家ではないので、読みにくさはご愛嬌。でも、技巧を凝らした文章でない分、逆に16人の奮闘ぶりが生き生きと伝わってくる気がします。  いつの時代のことかというと、なんと明治。諸外国に比べたら、日本はまだまだひよっこですよ。海洋技術だって発展途上だったはず。その中でよく数ヶ月も無人島で生き延びたものです。無人島と言ってもいろいろあるが、木が生い茂り、ジャングルのような場所だったら、動物もいたかもしれないし、果物なんかも手に入ったかもしれない。しかし彼らがたどり着いたのは砂地で少しの草があるだけの島。清水もでない。でも彼らはあきらめない。何年かかっても日本に戻るのだという希望を捨てずに、明るく過ごします。  島では4つの決まり事を作る。1島で手に入るもので暮らしていく、2できない相談をいわない、3規律正しい生活をする、4愉快な生活を心がける。特に、2と4は大切でしょう。できないことをあれこれ言い出すと、よけいにできないことを思い知らされ、心はどんどん沈んでいくし、けんかなんかひとたび起きたら仲間を信頼できなくなるかもしれない。そのためにはとにかく「楽しく」過ごすことがなにより大切なこと。簡単なようで、すごく難しいことだと思うけれど、彼らは見事にそれを実践しました。  みんなで協力して知恵を出し合い、お互いを思いやり、助けあう。日本の海の男たちはなんとすばらしいんだろうね、とただただ感心するばかり。海の男=粗暴で酒飲み、みたいな印象を持っていましたが、とんでもない、素晴らしいジェントルマンたちです。航海にあたっては酒も飲まず、そのことが外国人を感心させたとか。ハワイで救助を求めたおり、遭難が嘘の報告だと詰問された時も、無意味に腹を立てることなく冷静に説明をする船長がとても凛々しく見えました。  日本にも、こんなに素晴らしい人たちがいたんだなと誇らしい気持ちになれます。
明るく前向きな漂流本
明治時代にミッドウェー諸島のとある無人島に漂着した日本人の物語。日本人の漂流モノとしては井上靖『おろしや国酔夢譚』が有名だが、『おろしや国酔夢譚』が苦難を乗り越えるというイメージがあるが、本書はそういう感じがしない。もちろん漂流者たちは苦労をしているのだろうけれど、彼らは彼らなりに実に前向きなのだ(『おろしや国酔夢譚』の大黒屋光太夫たちが前向きではなったという意味ではない)。また軽妙な語り口なのも、読み手に苦労さを感じさせないのだろう。絶えず明るい雰囲気な漂流モノは珍しいと思う。あとは、絶対誰かに助けてもらえる、それまでは自分たちでがんばる、という意気込みが良く伝わってきて良い。今何かに悩んでいたり、壁に突き当たっている人にオススメな本。
時を超えた面白さ
無線があるわけでもない。まして飛行機での海上捜索などない時代だ。 ほかの船が島の近くを通りかかるのを辛抱強く待つしかない無人島での 生活は、先の見えない過酷な生活だと思う。そんな絶望的な気持ちに なってもおかしくない状況の中、彼ら16人は決してあきらめず、希望を 捨てず、見事な団結力で生き抜いていく。発揮されるさまざまな知恵と 工夫には驚かされる。昭和の初めに書かれた作品だが、今読んでも とても面白い。子供から大人まで、ワクワクした気持ちで読めるのでは ないだろうか。
何でこんなに評価高いの?
内容はまあ面白い。しかし、読みにくい本である。「、」が多すぎるのだ。 「これは、今から四十六年前、私が、東京高等商船学校の実習生として、練習帆船琴ノ緒丸に乗り込んでいたとき、私たちの教官であった、中川倉吉先生からきいた、先生の体験談で、私が、腹のそこからかんげきした、一生わすれられない話である。」 これはなんでしょう?稚拙な文で、漢字も使ってない。小学生の作文でしょうか。こういう理由で作品がつまらなくなるのは本当にもったいない。出版社はしっかり直してから出して欲しいですよ。

昭和史発掘〈2〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
昭和史発掘〈2〉 (文春文庫)

・松本 清張
【文藝春秋】
発売日: 2005-04
参考価格: 870 円(税込)
販売価格: 870 円(税込)
昭和史発掘〈2〉 (文春文庫)
松本 清張
カスタマー平均評価:  4
満州某重大事件が興味深い
三・一五共産党検挙 「満洲某重大事件」 佐分利公使の怪死 潤一郎と春夫 天理研究会事件   章立ては五つです。 どれも興味深く読めました。 とくに満州某重大事件は今後満州事変などの 大きな事件の前兆として興味深いです。 統帥権の独立などがその後の歴史に 大きく影響するのがわかります。

日本国の研究 (文春文庫)

[ 文庫 ]
日本国の研究 (文春文庫)

・猪瀬 直樹
【文藝春秋】
発売日: 1999-03
参考価格: 490 円(税込)
販売価格: 490 円(税込)
日本国の研究 (文春文庫)
猪瀬 直樹
カスタマー平均評価:  4.5
フィクションであって欲しい現実
外国人が本書を読むと、まさかこれが近代国家日本の事を言っているのではなく、何かのフィクションだろうと感じるのではないでしょうか。 それほどまでに、日本の行政の仕組みが狂っている事が本書を読むと分かります。 かつての日本人には、「個の利益を追求する」事は卑しい事だと言う認識があったはずですが、本書で描かれる役人はその対極の認識を持っています。ここに彼ら一流の無責任体質とが相まみえると財政が破綻するのだと言う方程式が理解できます。正しい認識を持った日本人が、国を運営するようにならないと、そろそろこの国も歴史から消えてしまうのではないかと言う危惧を持ちました。
道路公団はソ連軍か?
 かつて、小室直樹氏は、ソ連崩壊を予言したその著書『ソビエト帝国の崩壊』の中で「ソ連軍は、巨大な国鉄である。」と書いた。ソ連軍は効率が悪い親方共産党の組織で、その実力は意外に低く、破綻寸前の組織だと言ふ意味である。  小室氏のこの言葉の裏を返せば、日本の国鉄は、ソ連軍の様な物だったと言ふ事である。では、道路公団はどうか?猪木氏は、本書の中で、日本道路公団が国鉄と同様の末路を辿るのではないかと危惧して居る。??日本は、ソ連と同じ運命を辿らないだろうか? (西岡昌紀・内科医)
日本国のカルテ
学生時代に長良川河口堰の問題をテーマに論文でも書こうと思い、色々な本を読んだことがありました。それらの本の殆どが治水権と利水権の争いと環境問題についてがテーマでした。当然私もその線でテーマを絞りましたし、私の中では一度国が決めた公共事業はどんな反対運動を受けても中止されることがないことが前提にあり、それに対して何も疑問を抱いていませんでした。最近になり郵政民営化や道路公団の民営化の問題がクローズアップされ身近に感じられるようになったことで、環境問題や都市と地方の格差だけではない、もっと根本的な問題が公共事業や公団運営に巣食っていることが明らかになりました。それらの問題をより身近にすることに成功したのがこの本の著者である猪瀬氏であります。今、郵政問題にメスがいれらるようとしています。当然今後の財政投融資の使途について国民の目は厳しくなると思います。無駄な公共事業を減らし、既得権益や天下りをなくしていくことが日本国の改革につながっていくものと期待します。この本一冊で日本国の現在抱えている病気が分かります。
ルポルタージュとしての現代行政
猪瀬氏独特の語り口調で日本国の行政の実態に迫っている。もちろん裏づけとしての数字も満載されているので、説得性も十分である。この本が発刊されたのが1997年で当時は橋本政権下で、行革基本法が成立した年というのも興味深い。ところが、その中身については、器ができたものの、中身、特にお金の行方やその内訳の規制については、なんと昭和30年代、40年代に決められたままという驚きは読者を打ちのめすことだろう。もっと平たく言うならば、車がめったに通らないところに高速道路を作って、通行料金を徴収する。お役人の天下り先が困らないほど、いや、困らないように、何に役立てるかわからない意味不明の目的のために立てられる施設、さらに、なぜ我々の大切なお金がいとも正当な理由によって吸い上げられるのか。日々のニュースからはうかがい知ることのできない情報が満載である。
冷静に評価すべきだか読む価値あり
 会計検査院の合法性からの逸脱が出来ない事については、戦後直後に
行政学の指摘があり、また財政民主主義手続きに乗っ取った予算・執行
・決算の三年周期の原則からすれば、決算審査の「遅さ」への指摘はお
かしい。さらに、なぜそういった特殊法人が残っていったか、という
分析は、第一次臨調以来、行政学や政治学では連綿たる研究が多く発表
されていた。また、資金が余っている、というのは、マクロ的な企業部門
の資金余剰との絡みで指摘しなければならない筈だが、一貫してミクロな
視点のみで叙述されている。このため郵便貯金と財投がストレートで結び
ついたような書き方になっており、事実からすればややおかしい。

 こうした点を強く見れば、この当時のアカデミックな水準から見て、
この本の主張にオリジナリティを見るのは、やや過大評価の嫌いがある。

 が、ルポタージュとして見ると評価は一変する。特に、研究レベルで
為されなかった特殊法人の出資を伴わない互助会や認可法人の驚くべき
蛸足的実態、「熟眠法人」を巡るブローカーの告白、互助会を経由した
公益性を全く無縁のサラ金貸出等々、今までアンダーグラウンドでしか
語られなかった「暗部」を見事に抉り取った。

 この本でのクリティカルな主張は、上は事務次官経験者、族議員から、
下は認可法人の従業員まで、この国の公共部門に属する存在が、上も下
も皆それぞれに腐敗し、その腐敗に一般市民が乗っからざるを得ないと
いう構造を暴いたことそのものであり、これは残念ながら現在でも妥当
する部分を強く持っている。その意味で、この本の指摘は未だ色褪せて
おらず、賛成批判の立場を問わず、現在でも一読に値する書物である。


ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)

・水木 しげる
【新潮社】
発売日: 2002-07
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
ほんまにオレはアホやろか (新潮文庫)
水木 しげる
カスタマー平均評価:  4.5
苦しい生活
1978年・ポプラ社版→1998年・社会批評社版→本書。  水木しげるの自伝である。少年時代から学生の頃、戦争中、紙芝居の時代、貸本へ、鬼太郎のヒットと時代順に書かれている。  読んでみると、ただただ苦しい生活という気がする。どこの学校に行っても長続きせず、兵隊としても酷い目に遭う。紙芝居や貸本は書いても書いても金にならず、日の当たらない年月である。ところが、それが妖怪ブームの到来によって、40歳を過ぎて爆発的ヒットに恵まれるようになるのである。すごい人生だ。  つらい日々のなかにも、ひょうひょうとしたところがあるのでホッと出来る。  いい本だ。
苦しい時代
2008年夏、どうやら庶民には厳しい夏ですね。水木しげる先生はこの著書の中で庶民を強く励ましてくれてます。漫画が売れてなくて借金があって赤ちゃんがいて国土庁の役人がきて…「それでもぼくには自信があった。生きる、ということ、生かされる、ということに」(要約)幼年期より妖怪で楽しませていただき、長じてこんな力強い言葉にぶつかりました。 水木先生、有難うございます。
水木先生の波乱に満ちた半生をおもしろおかしく。
冒頭から「落第の道がはじまっていた」と書いてある通り、水木先生の半生は壮絶なものだった。入学・退学のくり返しの末、鳥取の連隊に入り、決して生きては帰れないと言われた南洋の島・ラバウルに、しかも他の兵よりも三十メートルも前に立たされ敵に見つかったら先に…という状況下で必死に逃げ回り、ついに片手を失ってしまうもののその後で彼が見た美しき光景とは…。戦後になっても彼の壮絶な半生は終わらなかった。アパート経営から紙芝居、そして貸しマンガと、まさに坂道を上がったり下がったりをくり返すような生活の中でも彼はのほほんと生き続け、『ゲゲゲの鬼太郎』や『河童の三平』などの名作を生み出していった。本作のオリジナルは78年のものなので、80年代以降の活躍(べにくじら)までは書かれていないが、これ一冊読むだけでお腹いっぱいになる。巻末のエッセイでも彼がどんなにユニークな人だったのかが分かるが、女性に支持されるというよりは男性に支持される事だろう。だが、女性が読んでも損はないので是非読んで欲しい。
壮絶な半生をほのぼの描く傑作自伝
ご存知、水木しげる氏の自伝。私も妖怪好きなのだが、考えてみれば「少年マガジン」で「ゲゲゲの鬼太郎」を(初回から)読んだのがキッカケだった(さすがに貸本屋時代には間に合わなかったが)。京極夏彦氏他著「妖怪馬鹿」を読んでも、水木さんが如何に日本の妖怪文化に貢献したかが分かる。 水木さんは昔から多くを語らない人だったが、私の少年時代から、水木さんが戦争で片腕を失くし、九死に一生を得て日本に帰還したことは知っていた。 今回自伝を読んで、幼年期、自分の能力に対し周囲に疑問を持たれながらも天性の楽観的性格で前向きに生きる姿、前述の通り戦争で悲惨な目に遭いながら、戦地である南国の島の人を"恩人"と呼ぶ度量の広さには感動した。「ゲゲゲの鬼太郎」で"大海獣"の巻があるが、これを初めとして氏の作品に南の島の描写が多いこともうなづける。 本書には、随所に氏のイラストも含まれ、その点でも楽しめる。また、落ち込んでいる人には勇気を与えてくれる書でもある。妖怪好きな人にも、そうでない人にもお勧めできる元気が出る自伝。
人気マンガ家の壮絶半生(文庫版)
文庫版のレビューです。本書は新装改訂版『ほんまにオレはアホやろか』を文庫化したものです。

新装改訂版との異同は、新装改訂版で追加された「はじめに」の一部が省かれていること、ふりがなの修正、副題(妖怪博士ののびのび人生)の削除などですが、ほとんどいっしょといってよいと思います。

文庫化にあたり、新装改訂版で気になったスクリーントーンの黒ずみは解消されており、こちらはきっちりと仕事をしている印象をうけます。

本書の内容は旧版と同じですから、問題ありません。本書は筆者が高等小学校卒業してから、人気マンガ家として大成するまでの悪戦苦闘の道のりがえがかれています。

解説のかわりに呉知英のエッセイ「じっと待てない男」が収録されています。今回の文章には多少なりとも資料的価値があるとはいえ、たまには他の方の解説もよんでみたいものです。たとえば佐野史郎さん、池上遼一先生とか。なんとかならないものでしょうか。


巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)

[ 文庫 ]
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)

・高野 秀行
【集英社】
発売日: 2003-03
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
高野 秀行
カスタマー平均評価:  4.5
独特のオチが面白い!
今まで高野秀行の作品を本書が初めてだったが、他のレビュアーが述べているように中毒性というか、どこか惹きこまれるような魅力があると思います。 アマゾン探査とかアマゾン流域を舞台にした書籍は数多く、今まで何冊か手にしてきたが、このように独特な試みをし、独特な観点から観点から描かれている高野氏の下りは非常に面白い。 先が読めそうで読めない下りを持ってくるところに高野氏独特の味があると思う。 オチがあるとでもいうのか。 著者自身が冒頭で断っているように、最後の標高5000m(?)くらいのところまでわざわざ出向いて、本当の意味でのアマゾンの源流からアマゾン川下りが可能であるかを検証しに行くという、一見馬鹿げた行動を本当に実行してしまう高野氏はやはり普通の人ではないのだろう。 普通の旅紀行とかに飽きている人にはうってつけの一冊となるでしょう!
紀行文
この作者にしてはちょっとパワーが落ちる本作。作品の誕生のしかたが他と違うのでしょうがないのでしょうか。しかしながら旅好きの旅愁を揺らすこと間違いなしの本書。作者の目線はあくまで、その土地の人々と同じ高さにある。そして優しいからこそ、読者の心を捕まえるのでしょう。 旅好きであれば一読して得るものは多いと思います。
面白かった!!
ほかの方の旅行記の場合、その人独特の癖があるので、慣れるまで疲れることがあるけれど、 この本は最初からするすると読めました。 アマゾンの町の風景や、出会った人々などの描写がすごく上手で、自分が体験したみたいに楽しかったです。 そして、ところどころおかしくて、笑えました。 旅行記や旅行が好きな人には絶対読んで欲しい!
ユーモアあふれる旅行記
高野秀行独特のユーモアが光る旅行記。 現地のへんな人たちとのやりとりが目に浮かぶような生き生きとした描写がなんとも魅力的だ。 旅行記としては、文章のうまさは最高レベルにあるような気がする。 それにしても、「行商人になった日本人」にはぶっ飛んだ。
現代版アマゾン川の冒険
ブラジルはべレンにあるアマゾン河の川口からその源流のペルーのカイヨマまでを旅するというとっても興味深い旅行記です。著者の語り口は面白く、読みながら思わず笑ってしまう箇所も数多くありました。アマゾン川と言えば、そこに生息する魚や動物、原住民のことが気になりますが、それに関する(特に原住民のこと)説明があって大変参考になりました。また、ブラジル、コロンビア、ペルーの3カ国の国境においては何気なく民族の違いが書かれていたのは良かったです。

昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)

・松本 清張
【文藝春秋】
発売日: 2005-05
参考価格: 870 円(税込)
販売価格: 870 円(税込)
昭和史発掘〈3〉 (文春文庫)
松本 清張
カスタマー平均評価:   0

オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF)

[ 文庫 ]
オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF)

・ハロルド シェクター
【早川書房】
発売日: 1995-02
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔 (ハヤカワ文庫NF)
ハロルド シェクター
Harold Schechter
カスタマー平均評価:  4.5
Edward Gein ことエディー・ギーンとしての「エド・ゲイン」がここにある。
猟奇殺人業界の超大物にして、世界中に恐怖と衝撃を与えた小男、通称エド・ゲイン。 とにもかくにも、とんでもない輩である。  古きよきアメリカの、そのちっぽけな田舎町。そのまた隅っこに、うすのろだけど気のイイ小男が住んでいた。愛称エディーは人畜無害を絵に描いたような男。そこは全く何も起きようがない世界、、、だったはず・・・・ところがギッチョン、事実は小説よりも奇なり。その, 全く長閑な風景は、いざ踏み込めば恐怖と狂気の宴があった。そんな具合である。  ところで、ゲインの殺人は2件しか立件されていない。たった2件である。(※ほぼ確実に実兄を殺している他、このような田舎で起きた過去の行方不明者も、おそらくヤツがやっているであろうと推定されている。)では何がそんなにヤバイのか?    家から出てきたものを並べれば言葉は不要であろうが、その狂気のリサイクル品を紹介したらレビュー消されたので止めておく。  ひとまず、墓場から掘り起こしてきた死体と自分で殺した女性2体・・・実に15?40体分、、というか鼻が余ってしまったり、人数がいまいち把握できていないのだが・・・ヤツの家にあったものは凄いんだ。  さて、このエド・ゲイン…紹介記事や文献は、佃煮にするほど存在する。それほど強烈だったわけだが、ご多分に漏れず真実と逸話と憶測が融合してしまい、本当はどうなのか、という問題が曖昧になっていることもまた、事実である。  ならば、神話的存在エド・ゲインではなく、本当のエド・ゲインはどうなのか?を知りたいではないか。そう、そんな目的で地道な調査を行い、真実の姿を追ったドキュメント、それも最良のものが本書なのである。  つまり『サイコ』『悪魔のいけにえ』『羊たちの沈黙』のモデルとなった「エド・ゲイン」というよりも、Edward Gein ことエディー・ギーンとしての「エド・ゲイン」がここにある。何が本当で、何がウソか、何が事実ではなく、どこまでがウワサに過ぎないものなのか、それらを追う地道な調査にはほとほと頭が下がる。  それと特筆すべきは、この本は暗くない。怖くない。キモくない。    エド・ゲインはやはりエド・ゲインのイメージそのものだったことが判るが、それでもなお、事実のエディーに接するとき、怪物ではなく狂った人間であることが判るのだった。  まぎれもなく名著である。
オリジナルは映画よりもすさまじい
ヒッチコックの名作「サイコ」のモデルとなったという、全米を震撼させた異常殺人者エド・ゲインを描くノンフィクション。
1957年、ウィスコンシン州の田舎町で起きた世にもおぞましい事件は、サスペンス・スリラーの名手ロバード・ブロックによって「サイコ」という小説になり、ヒッチコックはその原作を元に名作「サイコ」を撮った。

しかし、”事実は小説より奇なり”というが、現実のエド・ゲインの行動に比べれば、映画「サイコ」などコメディーみたいなものだ。

映画「サイコ」は確かに傑作である。だが「オリジナル・サイコ」は余りにもおぞまし過ぎる。スプラッター・ホラーにもこんなものはないのではないか。
サイコホラーの実在人物!
彼は20世紀で最も悪名が高い連続殺人鬼として、 「サイコ」や「羊たちの沈黙」に登場する殺人犯のモデルとなった実在の人物です。
ホラー好きならチャールズ・マンソンとエド・ゲインはチェックです!!


宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)

・高沢 皓司
【新潮社】
発売日: 2000-07
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作 (新潮文庫)
高沢 皓司
カスタマー平均評価:  4.5
思想改造、日本潜入
ハイジャック事件を思い出すたびに犯人達は何かたくらんでいるに違いない。いやどこかに潜んでいる。などと考えていました。そして70?80年代、ヨーロッパや日本海沿岸で日本人の男女が連れ去られるという悲しい出来事がありました。北朝鮮が韓国に対して工作活動を行なうための準備であったのかもしれません。その出来事に関わっていたのが、よど号ハイジャック事件の犯人であることをこの本で知りました。金日成政権の実態、よど号ハイジャック事件の犯人とその妻たちが思想教育され、どう使われたか。日本潜入の経緯などを明らかにしたルポルタージュです。
生々しい「よど号」のその後
 本書を読む前に、図書館の新聞縮小版で、当時の報道を読んだことがありました。その時も、どきどきしながら夢中になってページをめくり、事実は小説より奇なりだなあ、などと思いました。ちなみに、よど号の1970年4月は、アポロ13号もありました。  そして本書ですが、よど号のその後を追った作品として、非常に読み応えがありました。海外活動、日本潜入、工作・・・。作者の取材による事実と推測が良い感じに絡み合い、考えさせられる作品になっています。  ノンフィクションの王道と言えると思います。
北朝鮮と「よど号」犯に向き合う
この本の解説に某新聞社の社会部長と週刊誌の編集長が「これがジャーナリズムの仕事だ」と前置きして、編集部の全ての記者編集者に、この本を読むようにと奨励したというエピソードが載っています。「講談社ノンフィクション賞」も受賞しており、プロが認めた作品と言えると思います。 この本を読めば、よど号犯の情熱と無知、北朝鮮で生活せざる得ない絶望と諦め、次第に良心を麻痺させ北朝鮮の工作員に成り下がる様子(よど号犯は北朝鮮で「特権貴族」のような生活をしており、北朝鮮的に言えば成り上がると言える)、北朝鮮の工作員としての活動などがよく理解できます。 この本は、よど号犯の側から言えば裏切りと言えるのですが、高沢氏はこの本を書き上げました。北朝鮮などの共産圏を賛美しながら実際は資本主義の日本で、なに不自由なく暮らし、今も北朝鮮に向き合わない言論人が多いなか、高沢氏は例外的な言論人と言えるのではないでしょうか。
おすすめします
 内容は飛行機をハイジャックしてかの国へ渡った日本赤軍の現在までの歴史を綴ったものである。700頁近かったが一気に読めた。人は感情を動機として行動する。しかしその自分の行動に対して理論や理屈を絶対にくっつけたがる。この本の場合は日本赤軍,すなわち思想や革命というタームで己を理屈づけ行動していた人間が主である。飛行機を乗っ取ってかの国へ渡った彼らが,いつの間にかその国の思想に行動を支配され、その思想に感情がフィットしていく過程が描かれている(それを洗脳というのだろう)。いかに人が「集団」というものになっていくかがよくわかる。これは彼らにしろ、一連のカルト団体にしろ、まったく同じだ。彼らは実に無邪気で世間知らずである。そして程度の差はあれ無知は罪であり迷惑だ。しかしこの「無邪気さ」は人が産まれて齢を重ねる過程で,誰もが通過儀礼として,この種の「無邪気さ」を内包する時期を迎えるように感じる。
 洗脳の方法、過程、彼らの行動が膨大な資料、調査、取材に基づいて丁寧に書かれていて作品のバックボーンがしっかりしている。この手の本は下手な感情論が支配してしまい、読者を誘導してしまう危険性を常に伴うが、これにはそれを極力排している所に好感が持てる(読む人間によるだろうが)。しかも作者が彼らのかつての同士、友人であった点を考慮するとこのバランス感覚は合格であろう。いかんせん語られていることが膨大かつ極めて重たいため,読み終わった後の疲労はなかなかだ。そして一番やるせないのはこの物語がまだ続いているというところだろう。もうハッピーエンドを迎えるのは不可能に感じる。
スケールの大きな正統派ノンフィクション
確か。平壌宣言前、文庫化してすぐ読んだ。純粋に面白い。
よくもこれだけ取材ができたなと思う。よど号メンバ自身ともパイプの
ある著者にしか書き得ないものではと思う。
実際、この本の出版後かなりしてから、よど号メンバーによる欧州での有本
惠子さん拉致関与報道がTVでおおきく取り上げられる。
奇をてらったやりかたは一切ない。にもかかわらず、衝撃をあたえるとすれ
ば、それは事実の凄さだ。まったく数奇な運命である。
かの国はホントどうしようもないな。

中国てなもんや商社 (文春文庫)

[ 文庫 ]
中国てなもんや商社 (文春文庫)

・谷崎 光
【文藝春秋】
発売日: 1999-12
参考価格: 550 円(税込)
販売価格: 550 円(税込)
中国てなもんや商社 (文春文庫)
谷崎 光
カスタマー平均評価:  5
抱腹絶倒!しかしちょっとコワイおはなし
中国貿易黎明期、ひとりのOLの「中国という異文化」との奮闘を描いたノンフィクション。 まず、最初の「宴会、恐怖の乾杯バトル」が圧巻! 私が中国に行ったのはこの数年後のこと。幸いながら「買い付けの検品」ではなかったので、「意図的に酔いつぶされること」はなかったが、乾杯バトルに応じたひとりが完全に酔いつぶれ、ホテルの部屋までみんなで担いだことを思い出した。 著者の入社面接で、「中国の好きな人ほどこの商売をすると中国が嫌いになるね。それと、中国の代弁者になって、『中国ではこうなのだ』と言うようになったら、もうだめだね」と言われたのは、なかなか的を得ていると思う。 中国は日本と同じ東洋人だが、考えかたは西洋人近い。組織で仕事をしない。人と人とのつながりを重視する。こちらの無知につけ込む。面子をつぶされるとたいへん怒る。 例えば、納期の遅れを指摘すると、先方からは「あきれるような言い訳」が出てくる。おまけに、日本人の駐在員が「中国の代弁者」になっている! いくら技術指導しても、人に教えないから、人が変わればやり直し。 技能のある人は中国語ができなくても尊敬される。 現地でものをみないと何を送ってくるかわからない。 公式な場で激怒するのは御法度(これは聞いた話) 等。 本当はたいへんな状態なのに決してあきらめず、それを「笑いのネタ」としてしまう著者のバイタリティーには敬服した。 しかし、昨今の中国食品問題をもち出すまでもなく、この国に頼りきるのは正直コワイ。
昨今の中国産食品問題にも通じるコワーイ一冊
中国関係商社勤務の著者による、中国体験記。 中国製品が増え始める'80年代後半?'90年代前半の日中貿易の現場を、面白おかしく描いています。 ハードカバー版の新刊当時に大笑いしながら読んだ本ですが、最近ちょっと笑えなくなってきました。 身の回りの全てに中国製品が溢れ(私が今、これを書いているパソコンも、いつも持ち歩いているiPodも実は中国製です)、相次ぐ中国産食品問題や、中国の環境問題の日本への飛び火が危急課題となっている昨今、本書の内容には空恐ろしさすら感じます。 信じられないようなミスがあっても、「没問題(問題ない)」「差不多(大したことない)」とばかり返答したり、こちらが思いもよらないような言い訳を返したりと、ゴマカシ・言いくるめは日常茶飯事。 相手が文句をつける前に酒飲ませて潰す、接待漬けにする等の、目を疑うような行動。 著者が所属していたのは衣料品関連の部門ですが、食品関連についても同じようなことが起きていた/いるだろうことは想像に難くありません。 本書での救いは、中国の工場と日本の本社との板ばさみになった著者が、何人も気持ちの通じる中国の人たちと出会えたことでしょうか。 でも、今私たちが直面している中国産食品問題は、いったいどんな方向に行くのでしょうね? いろいろ考えさせられる一冊です。
中国での”笑”売
得体の知れない、理解に苦しむ中国人の気質を見事に軽快に描いている。 中国の現場での出来事を再現しようとしている本も多いですが、どうしても事実を伝えようとすると硬い文章になってしまいます。 しかし、本書は口語形式に近く、本当に笑って理解することができます。 まだまだこれから発展する中国の、過渡期を描いた笑える苦労話。飽きずに即読めます。 中国入門書としては格好の1冊!!
何度読んでも面白い!
昔、単行本で読んだのですが、文庫本を手にとって、またもや一気に読んでしまいました。 対中国ビジネスの黎明期。品質は悪いし納期は遅れる、しかも絶対謝らずに「没問題(問題ない)!」で一蹴し、荒唐無稽な言い訳や要求を並べたてる食えない中国人担当者を相手に、悪戦苦闘する著者。 それが、著者持ち前の明るさと「なんとかなる!」のバイタリティー、軽妙な語り口で、爆笑のエッセイに仕上がっています。 それにしても、衣服のタグに"Made in China"と書かれてあるのを見て「中国製品も割とイイよね」と思っていた私ですが、その影には、商社の担当者の方々の血もにじむような努力の日々があった(ある)のですね……ホントお疲れさまです。
中国ってヘンな国
むかつくけど憎めない
イラつくけど嫌いになれない不思議な国…中国。
そんな国民あいてに悪戦苦闘する著者の数々の体験談が笑えます。
名著!

宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫)

[ 文庫 ]
宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫)

・伊藤 純 ・伊藤 真
【角川書店】
発売日: 1998-11
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
宋姉妹―中国を支配した華麗なる一族 (角川文庫)
伊藤 純
伊藤 真
カスタマー平均評価:  4.5
歴史を動かした宋家の3姉妹を浮き彫りにしています
宋家の3姉妹は、中国近代史を学べば触れなくてはいけない重要人物です。本書の表現によれば宋王朝ですから。 3姉妹は幼少の頃、皆同じようにアメリカの大学へ進学し、それぞれ似た環境をたどったのですが、激動の歴史は3姉妹の運命を時代の表舞台へと押し上げました。長女の靄齢は財閥を形成した孔祥煕へ嫁ぎ、次女の慶齢は中国の革命の父・孫文へ、そして三女の美齢は国民党総裁の蒋介石へ嫁いだわけです。特に慶齢は孫文亡き後、ソ連への傾倒と中国共産党へのシンパシーを持ち、美齢は反共路線を明確にするなど思想的にも反目しました。 それゆえ国共合作において、3姉妹はその融和の象徴として取り上げられるようになったのです。 中国の近代史を描きながらとても読みやすい文章で、NHK取材班の着眼点もよく、映像を見ているがごとくの鮮やかさでそれぞれの生き様を描いています。写真も多く、様々な角度から検証していますので、ダイナミックな歴史叙述が展開されています。 姉妹の兄弟の宋子文は、蒋介石政権を財政面で支えました。南京政府が政治体制を確立できたのも財政の規律無くしては成り立ちませんし、日本軍との戦いにおいて欧米から借款を申し入れ、戦費の調達が可能になったのも宋子文の功績です。 1949年の中華人民共和国の建国以降、慶齢は中国に、美齢は台湾へと逃れたため、一生2人が会うことはありませんでした。それぞれ国家のシンボルとして重要な地位を占め、影響力を持ちながら生き続けました。亡くなる前、慶齢は中国国家名誉主席に就任しました。アメリカ在住の靄齢の子供たちの邸宅に美麗は隠遁し、ニューヨークで100歳を超えたわけで、その長寿には驚かされます。生への執念が一般庶民とは違うのでしょうか。
一つの中国を象徴する傑作
中国と台湾。この二つの国家の狭間を生きたケースは、アジアの歌姫のテレサ・テンさん、世界のホームラン王の王貞治氏が有名だが、その歴史は、蒋介石を筆頭とした宋家の人々によって形成された。 孫中山が三民主義を掲げ、清王朝を打倒した頃アメリカで、洗練された教養を受け、敬虔なクリスチャンとなった三姉妹。その後それぞれの伴侶を求め、したたかに生きてゆく。 三人の中でも、私の場合は次女、慶齢氏に共鳴致しました。取り分け、「中国は宋家のためにあるのでなく、宋家は中国のためにある。」には、孫中山の代弁者としての自覚を感じます。
たぶん勝利者は長女
 NHKのドキュメンタリー番組で見て、映画(『宗家の三姉妹』)も見て、この本を手にしました。孫文夫人となる次女、蒋介石夫人となる三女に比べて地味ですが、影の主役はその間をうまく泳ぎ渡り、財を築いた長女一家ではないかと思いました。
 
教科書には出てこない、中国を動かした女性の話
ニュースで、宋姉妹の最後の一人が亡くなったという記事を読み、その後、この本を見つけ、読んでみました。このような、歴史的な人物モノには不必要に難しい言い回しを使ったりして、すごーく読みにくくなっているものがありますが、この本は、とても読みやすかったです。

時代に翻弄された、宗家三姉妹についての話です。

歴史の教科書に彼女たち三人の名前は出てきませんが、三姉妹の次女と三女の夫である、孫文と蒋介石はみんな知っていると思います。長女の夫である孔祥熙は、他の二人に比べると知名度は落ちますが、蒋介石政権の財政担当として、蒋介石を支えていたようです。

彼らの妻となる三人は、アメリカの大学に入り、英語だけでなく、高い教養を身につけます。そして、その語学力と教養を生かして、それぞれの花を、伴侶となった夫のもとで咲かせていきます。でも、この三輪の花は1つところに咲くことができませんでした。このような結果になってしまったのは、彼女たちが元々違う方向を向いていたのか、それとも、選んだ伴侶の影響なのか…。

母国である中国の情勢だけでなく、アメリカやソビエトの大国の思惑に翻弄されながら、果敢に生きる女性たちのお話です。中国の歴史の歴史に興味ある人はもちろん、女性の生き方が描かれた本が好きな人にもお勧めです。
小説よりも壮大なり
近代中国に生まれ、孫文、蒋介石、財閥孔祥煕に嫁いだ宋家の3姉妹を描くノンフィクション。戦争、革命、中国の歴史にぴったり重なる彼女たちの人生はとにかく壮大です。そりゃ映画にもなろうというもの。富んだ家に生まれた者同士姻戚関係になることは、欧米でも日本でもよくあることですが、この動乱時期に、3人の姉妹が、この3人の夫にというところは神話的ですらあります。そしてそのうち1人はつい最近迄存命だったわけですから、その歴史の神話にも非常なリアリティがあります。しかし誰がスゴイってこの3人の両親が一番スゴイですよ、この3人を産み、育て、嫁がせたワケですからね。


  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14 
4 / 48

サブカテゴリ
    新書・文庫
   ノンフィクション
   社会
   事件・犯罪
   心理学
   歴史
   旅行
   ビジネス・経済
   医学・病気
   スポーツ
   人物評伝・伝記
   ノンフィクション 全般



特集
   恋愛



◇このサイトはAmazon.co.jpと連携しています。ショッピングカートはAmazonのものを利用しています。
◇販売事業者はAmazonとなりますが、商品選定等についてのお問い合わせがありましたら、フッターにありますメールリンクからご連絡下さい。



**お店のPR**
<相互リンク>
AmazonMall0
AmazonMall2
AmazonMall3
AmazonMall4
AmazonMall5
AmazonMall6
AmazonMall7
AmazonMall8
TomatoChips
MensWathch
LadysWatch
ShopResort
PremMarket
PremShop
SavePrice
限定ミッキー腕時計
オイルキャンドル
OMEGA格安
海外ブランド財布格安
グッチ格安
ブルガリ格安
プラダ格安
コーチ格安
お祝いに胡蝶蘭
逸品堂Mens支店
逸品道Ladys支店
羽根布団10点
羽根布団8点
AkiraZon
AmazonMall001
AmazonMall002
AmazonMall003
AyaZon
声優Zon
USBjunky
PC_LIFE
あかちゃんのおもちゃ
エレキギター
電車のおもちゃ
浄水器屋
何でも収納屋
電動工具屋
ラジコン屋
はんこ屋
防災防犯屋
サイエンス屋
ミニカー屋
ケース売り屋
G-SHOCK堂
kinsen.com
usb.kinsen.com
SavePrice

AmazonMall012
AmazonMall013
AmazonMall014
AmazonMall015
AmazonMall016
AmazonMall017
AmazonMall018
オススメ腕時計
オススメ羽根布団
オススメ!ミッキーマウス腕時計
オススメMP3プレーヤー
オススメ美容器具










Copyright © 2009 新書☆文庫ランキング. All rights reserved.    Program by 簡単アマゾンサイト作成ツール 4.1.2

 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク