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文学・評論

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ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

・村上 春樹
【新潮社】
発売日: 1997-09
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)
村上 春樹
カスタマー平均評価:  4.5
兄の歪んだ欲動に魅入られた妹とその夫の愛と孤独な闘いと救済の物語
この3部作に出会えたことで、現在or未来の夫婦が例え一握りでも、離婚という形を取らず、また形骸化した夫婦関係でなく、お互いを支え愛し合える夫婦でいられたなら、小説とは何と大きな力を持ち得るのでしょう。 ある種の人間が持ち得てしまう歪んだ欲動、それは本書の第2次大戦中のソ連の将校・皮剥ぎボリスの欲動であり、自らの妹(主人公の妻の姉)を少女期に死に追い込み、更にその妹(主人公の妻)をそのsurrealな力で性的な方向感覚を狂わせて心身を破壊する兄(ワタヤノボル)が持つ欲動。そしてその歪んだ欲動に魅入られ絶望的な状況に追い込まれる夫婦。 そんな中、弁護士事務所で便利屋として働いていた負け組足る夫(=主人公=オカダトオル)が、エリート一家にあって孤独感を抱えながら育った妻(クミコ)への果てなき愛、何が起こっても何を言われても信じて疑おうとしない自らへの妻の愛、そして自らの力、それらを信じ、底知れぬ遠い暗闇の世界から妻を救い出す物語。 私は本書を読み初めて自らの罪の本当の深さと意味を、そしてそれが取り返しのつかないことを悟りました。もっと早く本書に出会っていれば主人公が妻を救い得たように私のそれもまた違っていたのかも知れません。この救済の物語に出会い、一組でも多くの現在or未来の夫婦が救済されることを願ってやみません。それはまた村上さんの意思でもあるように思えるのです。
構成力の弱さ
日常の中に潜む些細な出来事が実は深い意味を持っている。その意味に気づくことは幸せなのだろうか?運命付けられているかのように受け入れるしかないいくつかの出来事。 透明な悪意に満ちた世界にパステル調の色彩のヴェールで紗をかける。そして人の心の奥底にそっとメスを入れる。独自の世界観を大上段に構えるわけではなく、静かに語りかけるように説き続ける筆者。 今、村上春樹を語る時に使われている此れらの修辞は、良きに付け悪しきに付けこの作品にこそ相応しいと思う。 しかし、いかんせん構成、展開ともに凡庸で最後まで読み通した充実感が無い。部分的には印象的なエピソードが多いだけに、はっきり言って途中で読むのを止めても読後感は大差無いかもしれない。 蛇足になるが、主人公がひたすらカタカナフードを飲み食いしているだけといった印象が残る。
現代日本文学の至宝
期待感のない小説だ。ノーベル賞をとっても驚きはしないからだ。また読みおえた人を不幸にする小説だ。これよりよいものにめぐりあうことは今後そうないと思えるからだ。それ以外けなしようがないほどの大傑作。これ一冊で村上春樹の偉大さが十分わかる。 奇妙な鳥の声に気づくと間もなく愛猫が姿を消す。主人公岡田トオルの平凡な日常は徐々に変貌し、ついに妻クミコまで謎の失踪をとげる。何かが狂ってしまったなら、もとに戻すしかない。ねじまき鳥の声が止まると、岡田トオルの静かな戦いが始まった。行く手を阻むは綿谷ノボルほかに象徴される悪。時空をこえ世界を支配する強大な敵だ。普通人、岡田トオルは、はたして勝てるか。だが魂の彷徨を続けるなか、彼は多くの人にめぐりあい、学び、力をつけていく。登場人物、エピソードはそれぞれが深い洞察に満ちたメタファーだ。複雑なこの世のすべてが記されているといっていい。さまざまに読みとけるだろうし、それ自体また楽しい。この本の魅力を語るだけで分厚い本が書けるだろうし、事実、出版されている。 一見シュールで難解だが、愛するものを奪還すべく悪と戦うシンプルさが核。古典的で普遍的なテーマを追求した清々しい物語だ。多くの読者をひきつけてやまないゆえんだろう。意味不明だがとにかくこの話が好きという人が多いのは、頭ではなく魂で読む優れた読者をそれだけとりこにしているあかしだ。 物語同様、簡潔な文章は、澄明で流麗。だから読みやすい。これからもより多くの人に愛されることを願う。
初村上春樹
とても壮大で複雑怪奇で取り留めのないような作品ですが実は色々なことが絡み合いリンクしているんだなと思いました。よく読んでいけばヒントが隠されていたりしますし。でもそのヒントも読み手によって違うし感じ方も違うんじゃないかと思います。でもそういう作品なんだと思いました。多くの謎を謎(一般的にみれば)のまま終わらせているのもそのためじゃないかと思いました。一回読んだくらいじゃまだほんの一部を触ったくらいなのかなとも思いました。日常はえてして非日常にすぐ飲み込まれるんだなってすごく感じましたしとりあえず登場人物が味のあるキャラばかりで作風も好きでした。
皮を剥ぐ男  壁にかかった人皮
本屋で立ち読みしたときに読み出しがとてもいい感じ っだたので、一気に3部買ってしまいました。 買ってしまった手前読まなくては勿体ないと思い読破しましたが、 感想としては、正直しんどかった。 読んでいても頭にイメージがわかず、読んでいる目の前の文字がそのまま頭に浮かんでくる 感じ(アマゾンのレビューで改行もせずに横もいっぱいまで使って 書いてある長文を読まされているような??)でぜんぜん入り込めませんでした。 独特の世界観や、読者に結末を委ね色々深読みさせるというスタイルが 好きな人ははまるのでしょうか? 村上春樹の小説は題名のセンスのよさに惹かれ手に取るのですが やっぱり僕には合わないようです。

名探偵の掟 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
名探偵の掟 (講談社文庫)

・東野 圭吾
【講談社】
発売日: 1999-07
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
名探偵の掟 (講談社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  3.5
楽しみ方がわからない
東野圭吾の作品は初めてですが、読むのが苦痛でした。 物語のお約束の解説が延々と続きます。 名探偵と警部のやりとりも退屈です。 ネガティブな切り口に、空想科学読本を思い出しました。 内容を知らずに買うと後悔します。
ドラマ化してますね
東野作品だったの知りませんでした。ドラマの印象がめちゃくちゃありますけど、見てみたいです。
ドラマを見た方には不評らしいですが、笑えます。
ドラマを見て原作を購入した友人に「イマイチだけど」と 貸してもらいました。 私はドラマを見ておらず違いが分からないのですが、 元ネタが分かる人には結構笑えるのではないでしょうか? 昔から推理小説好きの私は通勤電車でニヤニヤしてしまい、 ちょっと困りました。 ただ同じような展開が続いて中だるみ気味でした。 8編くらいだと飽きずに最後まで笑って読める本になったかも しれません。 この方の本を数冊読みましたが、読みやすい文体で さくさく読めると思います。
謎解きを楽しみながらも大笑いできる短編集です
全くの予備知識なく読んだのでびっくりしました! とにかく面白い(ユニーク)です。 東野さん=ミステリーのイメージが強かったので、 こんな本を書いているなんて本当に驚きでした。 ちなみに『あの頃ぼくらはアホでした』は生まれ育った大阪での 少年時代から大学時代までのアホな体験記の書かれている 爆笑エッセー集もあるらしいので、そちらもぜひ読んでみたくなりました。 名探偵?である天下一と彼の引き立て役?の大河原警部との掛け合い、 既存の推理小説のお約束を痛烈に皮肉る。 東野さんの思考力、文章力があるからこそ成り立つ本です。 お勧めできる一冊です♪
読むに耐えられない
推理小説は昔から好きで、横溝から東野圭吾のガリレオシリーズまで幅広く読んでいるのでこの本で批判されているトリックを扱ったほとんどの推理小説は知っている。だから言わんとすることも分かる。 分かるけれど、けどこの本の書き方は私にとってはちっとも痛快ではなかった。 ありがちな事件の冒頭説明が始まる ↓ 刑事と探偵が出てくる ↓ 作者がめんどくさいのか状況説明は超雑で終わる ↓ その刑事と探偵が「またこのネタかよ、飽きた」だの「こんな陳腐なネタ、読者は喜ばないだろ」と散々愚痴をこぼす ↓ 「面倒くさい」「こんなのの種明かしするのが恥ずかしい」と散々愚痴りながら名探偵が種明かしして終了 この繰り返しで、出てくる登場人物はとにかく面倒くさそうで、しかもやる気がない。作者も状況説明等かなり雑。そんなに面倒なら物語調にせずに、普通に批判エッセイなどにすればよかったのにと思う。 だから読んでいるこちらも読む気が失せる。テンションが下がる。 この空気がだらだらと繰り返される。 長い長い通勤電車で「これ読むくらいなら居眠りした方がましかも」と思ったのは正直この本が初めてです。

涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

[ 文庫 ]
涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)

・谷川 流 ・いとう のいぢ
【角川書店】
発売日: 2005-08-31
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)
谷川 流
いとう のいぢ
カスタマー平均評価:  4
長編?短編集?分岐点・・
ひさびさに手に取りました涼宮ハルヒシリーズですが本書はなかなかよかったです、 といいますのは以前貼られた伏線の回収にとどまらず新たな展開を予兆させるヒントがパズルのピースのごとく散りばめられておりある種の分岐点的な存在にまでなっております。 消失以降、長門にも心の変化がうかがえそのあたりも面白いです。 個人的には鶴屋さんの登場がよかった、しかもけっこう重要な?役割をほのめかす描写も含まれており今後の展開にも影響してくるかもしれないと想像するだけでワクワクしてきてしまいます。
やはり長編がおもしろい。新たな展開を期待させる中継地点。
ハルヒシリーズの第7弾は、4作目の「消失」のような、ハルヒシリーズの中核となるストーリーです。今回はみくるさんが中心で話が進みますが、奇抜な朝比奈(大)の指令に、分けもわからずフリまわされるキョン。しかしそれでも、今の自分のやるべきことをしっかりとやり遂げていく姿に彼の成長が見えます.ハルヒはおとなしくなり、未来人も宇宙人も超能力者もだんだん平凡な仲間にかわってゆく中、相変わらず人類の運命を託されるように、ドタバタするキョンのすがたに、同情しますが、結構彼も自分のポジションを気に入っているようです.今後、ハルヒと仲間たちのどんな運命が待ち受けているのでしょうか?次回作が楽しみです.
むう
ボリュームのあるページ数だが、長編と言うよりは短編の行間を増やした感がある。 と言うのもこれほどページ数がありながら物語の根幹に関する謎は明かされず、 結局みくるはみくるで長門は長門であり、新たな伏線が張られてしまうからだ。 しかしながら物語の帰結、「ハルヒの陰謀が」がキテレツな世界観でなく我々 読者も理解できる.....ある意味ピュアな感情であったのは非常に好感が持てる。 「憂鬱」から二巻の短編を挟み「消失」という傑作を拝んだので 消失から二巻挟んだこの作品はどうしても物足りなく感じてしまう。
ワクワクします
私は、中学生の娘をもつおやじです。 いいおっさんが「涼宮ハルヒ」とお思いでしょうが・・・。 娘が読んでいたのをちょこっと借りてみて読んでみたら結構はまりました。 ライトノベルといいながらもしっかりしたファンタジー&SF&青春小説ですよ。 しかも、この「陰謀」は、今までの回に出てきたさまざまな伏線が錯綜し、しかもさらに新しい回に向けての伏線も出てきたりで、他の巻も読みたくなってしまいます。 というか、はじめから読んでいないと、話の流れに乗るのが大変でしょう。 (ハイ、私は、しっかり今までの巻を読み直してしまいました。) 大人が読んでも十分に面白いです。 アニメ版が評判になったのもわかるような気がしました。 昨日、本屋をのぞいてみたら、シリーズの帯に「シリーズ累計500万部」とありました。 SOS団、おそるべしです。
時々ある戦闘シーン?やキャラが最高です
涼宮ハルヒの陰謀の見所は何より脇役かと思っていたキョン、森 園生さん、新川さんの追跡ドライブシーンでしょう。森さんの『見失わないで、新川』のセリフがめちゃカッコイイ!!小泉の言ってる【機関】の上下関係が気になるなぁ。。森さんと新川さんの好感度アップしまくりです。やはりハルヒシリーズはキャラが素晴らしいですね。どのキャラも個性があってカッコイイ必見です。

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

[ 文庫 ]
西の魔女が死んだ (新潮文庫)

・梨木 香歩
【新潮社】
発売日: 2001-07
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩
カスタマー平均評価:  4.5
自分の足でまっすぐ立って歩く
主人公まいが、大好きなおばあちゃんから教えてもらったもの、 それは「自分の足でまっすぐ立って歩いていくため」の魔法。 中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなったまいに、 魔女修行としておばぁちゃんが伝えたかったこと。 「喜びも希望も、もちろん幸せも、何でも自分で決める」 おばあちゃんの死が悲しいことではなく、 やさしくあたたかいものとして受け入れられます。
魔女
私の大学の園芸療法を学ぶ学生達はこの本を読んでいる。 中学生、特に女性はとても多感で繊細である。 主人公は不登校となった中学生の女の子まい。 少女の繊細な心理と、 リハビリテーションのような祖母との田舎暮らしを細かく描いている。 この物語の軸は「癒し」なのではないかと思う。 草木との触れ合い。自分なりのリズムで生きられる環境。 健康的な食事。シンプルな人間関係。 それらによってまいの心は癒されていきます。 でも・・・・そんな環境の中でも変わらないモノ。癒されないモノがあって。 そこをつぶさに描いているのも綺麗事じゃなくて良い。 生き辛さを感じた時、ふと読み返したくなるそんな本です
自分で考えて自分で決める
主人公のまいちゃんと 「西の魔女」こと母方のおばあちゃんとの 心の交流を描いた物語。 中学生になってまもない頃、 あることがきっかけで学校へ行けなくなった主人公は、 田舎でスローライフな暮らしをしている英国人のおばあちゃんのもとで、 しばらくの間一緒に過ごすことになります。 ワイルドストロベリーのジャムを作り、 毎朝産みたての鶏の卵を取りに行き、 庭で育てているハーブをちぎって料理を作る。 シーツやタオルを綺麗にたたんで収納する。 毎日きちんとベッドメイクをして、食事を摂って、 早寝早起きをする。 そんな生活=魔女修行をするうちに、 朝食も食べられず、早起きすらもできなかったまいちゃんは、 自分の意思で自らの生活を変えていけるようになります。 このお話での【魔女修行】とは、 その人が持つ素質を伸ばし、アンテナの張り方を覚えること。 自分で考えて自分で決めるということ。 簡単そうに見えて簡単ではないけれど、 難しそうに思えても決して難しいことではないことを 日々積み重ねていくこと。 やがてまいちゃんは、両親との日常に戻って行きます。 ふとしたことから抱えてしまった おばあちゃんとのわだかまりを溶かしきれないまま***。 そしてそのまま再び顔をあわせることもなく おばあちゃんは亡くなってしまいますが、 彼女の魂は最期に、まいちゃんの心を救いました。 清々しくあたたかい空気が流れている作品です。
愛される喜び
庭園やジャム作りなどの、日本じゃないような美しい情景描写。 その世界にいつのまにか入りこんでしまう。 ラストは号泣という感じではないけど、 じんわり泣けた。 誰かに愛される喜びを感じられる本。
シロクマも居たい場所を選べばいい
ナチュラルに、英国人の祖母と、クォーターの孫の夏休みの生活という感じで楽しんで読めました。 スピリチュアルな生活をしているお祖母さんの素朴な魔法修行に、魔女修行も人間修業なんだなと妙な納得感はありました。 お母さんと、お父さんの現代人的な感覚も、嫌らしい感じに描いていないのが好感が持てました。 お母さんと、お祖母さんが、過去に衝突していて完全には和解していない感じも、嫌に感じませんでした。 普通こういうドロドロした感じになりそうなところをさらりと書くところがうまいなぁと思います。 途中でまいがつぶやくように、おばあちゃんの思う方向に誘導されているように感じるところが若干気になりました。 そんなことも感じさせないような、もっと泰然として俗世を超越したような存在と描いた方がお父さん、お母さんの印象と対比がくっきりしてもっと印象に残ったのかなと思います。 もっと話の印象をくっきりさせてもよかったのにという意味で3点です。 ラストシーンは綺麗で気がきいていて好きです。

おしかけお嬢さま 私と同棲しなさいっ!! (二次元ドリーム文庫133) (二次元ドリーム文庫 133)

[ 文庫 ]
おしかけお嬢さま 私と同棲しなさいっ!! (二次元ドリーム文庫133) (二次元ドリーム文庫 133)

・天戸祐輝
【キルタイムコミュニケーション】
発売日: 2009-07-05
参考価格: 662 円(税込)
販売価格: 662 円(税込)
おしかけお嬢さま 私と同棲しなさいっ!! (二次元ドリーム文庫133) (二次元ドリーム文庫 133)
天戸祐輝
uni8
カスタマー平均評価:   0

ラッシュライフ (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ラッシュライフ (新潮文庫)

・伊坂 幸太郎
【新潮社】
発売日: 2005-04
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
ラッシュライフ (新潮文庫)
伊坂 幸太郎
カスタマー平均評価:  4
ンマ?イ!!
さすがプロ、巧い!と思った一冊。 物語の構成が見事です。 複数の人間の人生が複雑に交錯し合う、 まさに巧妙な騙し絵のような物語でした。 物語が繋がっていく手法はよく使われますが、 ここまで複雑に伏線を張って、緻密に繊細に絡み合わせる技術には感服です。 プロの仕事って感じです。カッコイイ! 4つの物語と10以上の人生。 全ての登場人物の人生に、瞬間的にスポットライトがあてられて、 誰かが誰かの人生に関わっていく。 最後まで読んだら、また最初から読みたくなる。 そんな物語でした。
つまんない
話の展開に無理がありすぎだし ショッキングな出来事も子供だましと感じるほど 拙かった 話が展開するたびに登場人物が繋がっていけば面白いの?全然わかんない
エッシャーの「騙し絵」の如く
5つのストーリーの織りなす群像劇が、あたかもマウリッツ・エッシャーの「騙し絵」の如く、時間や空間を超えて連関してゆきます。 その配置の妙が、この小説の醍醐味になっています。 時間の前後した話が、上手く配置されて、「謎」を読者にヒントを与えながら解いてゆきます。 ちょうど、映画「メメント」を見ているような感じです。 それだけに、最初はなかなか状況が掴みにくく、登場人物をなかなか特定できない恨みがあります。 でも、最後にスカッとすべてが明確になるのを楽しみに、読んでゆけば行けばいいのでしょう。
今更のレビューですが
こんなものか?と云う程度の出来。群像劇としてのプロットは見事。けど、それだけ。キャラは駄目駄目。作中のキャラに人間観察云々と云わせてる割には、作者の人間観察が薄っぺら過ぎる。何この若者達は?ステレオタイプを書きたいにしても、余りに幼稚に過ぎる描写。その他、端々に垣間見られる行動の不自然さが酷い。本当にこの作者、執筆当時まで30年も生きて来たのかよ、と苦言を呈したくなる程の頭の悪さ。引用も、ただすれば良いってもんじゃないよ?箔でも付けたいのかい?後、ミステリーとして出すからには、このトリックの酷さは無いんじゃないですか?
今の時代の空気感
伊坂作品をはじめて読みました。 ストーリーもトリックも、時系列がだんだんつながっていくのも とても面白く、ページを夢中でめくっていたという感じです。 バラバラ殺人とか、登場人物がみんなそれぞれにエキセントリックだったりとかで 「ありえない話」なんだけれども、それぞれの台詞とか、考えていることは ありえない話ではなくてむしろ現実的で、それをそのものずばりではなくて 寓話的な話で現代の空気感を表現している気がして、やっぱり作家ってすごいなと 思いました(笑)話の中に「神」を登場させているのもすごく良かったです。 何がどう良かったのかはうまく説明できませんが・・・ 謎解きを楽しみながらときどき立ち止まって考えさせられました。 単なるミステリーではないと思うので、また読み返してみたい本です。

白夜行 (集英社文庫)

[ 文庫 ]
白夜行 (集英社文庫)

・東野 圭吾
【集英社】
発売日: 2002-05
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
白夜行 (集英社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  4.5
純愛…
すべての本において言える事ですが、読む人にとって物語の捕らえ方は分かれると思います。 特に『白夜行』では賛否が分かれるようです、この本を私は2回読みました、張り巡らされた伏線と点と線で結ばれていく真実、醜い犯罪、二人の過酷過ぎる過去、男は『昼を歩きたい』と語り、女は『太陽などなかったとただ太陽に代わるものがあった、それで十分だったと』語る、確かに二人の愛は歪んでいたかもしてないが純愛である事には変わりはない、本当に愛し合っていたからこそのラストだったと僕は思う。とても読みやすいが、伏線を見落とさないように集中して読む必要がある、3度目を読むときはまた新しい発見があるかも。
作者の思いは…その先。
氏の作品は全作品読んでいるが、ほとんどの作品で、日常では忘れている(または感じる機会が少ないのだが)感情を思い起こさせてくれる。あくまでも私にとってはだが、至る所で哲学・道徳・倫理・本当の正義とは?など、素人の私には表すことのできない気持ちを見事に言葉にして表してくれる。スパイス的な軽いものでは無く、重いものが多い。そこが、言葉は悪いが他の薄っぺらい作家達とは違うのだと思う。以前読んだインタビューで東野氏は『作品は世に出した後は自分のものではなく読者のもの。』と話していて、だからこそ読者がどう感じようと、それぞれ自由でいいのだと言っていた。うまく表現できないが、逆説的にそれこそまさに東野氏が狙っているところであると思う。何が逆説的かというと、レビューのようにこの作品を読んで、単に不快だとか気持ち悪くなったとか、読後感が悪いとかいう気持ちになった人。ただ読んだだけではそれだけの感想なのかもしれないが、そこから先が作者の狙うところなのではないか。読者をそういう感情にさせるのは当然作者の狙うところであって、そこから心ではなく頭で深く感じてほしいのだと思う。素人の私には全くうまく伝えられないが、とにかくただ感情だけで読むものではないのだと思う。愛のない夫婦や、愛のない少年、愛のないそんな人間を多く描く作者自身はめちゃくちゃ愛に溢れていると思うのだ。だから私は東野作品が好きなのだ。
尊敬しちゃう。
オイラは、こんな文庫本なんて自分が読み終えられると思っていなかったけど、なぜか買ってしまい そして、2日で読み終えました。 何かに取り憑かれる様に読んでしまったのです。 傑作と言わずして、なんと呼べばいいのでしょうか? 物語のドコドコがこう面白かった、とかそんな小難しい事は言えないけど、とにかく面白かった。 問答無用に★五個です。
暇つぶしに最適
世阿弥の有名な「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」を実行した小説。東野が読者に想像させるのは「白夜」に対する(他の方も書かれた)「極夜」、つまり描かれていない亮司と雪穂そして二人の心。読者の想像力頼みの小説だから、当然評価は両極端に分れる。最も想像力を発揮したのは、勿論ドラマ化の脚本を書いた森下佳子。そして森下が描いたドラマが、多かれ少なかれ読者の想像する「極夜」に影響を与える事になり、東野もその影響を認めたと解釈していいだろう。ドラマ化の許可を与えたのは東野自身と考えて間違いないだろうから、森下が描いた「極夜」は、少なくとも間違ってはいないという事だ。内容は、少なくとも『セカチュウ』より断然面白い。多くの方が書かれた様に一気に読ませる力がある。だが、東野の日本語に綻びがあり意外と目立つ。笹垣刑事と亮司との最初の出逢いの場面で早くも東野の集中力が切れている。1973年を舞台にしているのだから、亮司の描写になぜ「暗さ」の代わりにベトナム戦争の写真を使わなかったのだろう?そして目に不快な日本語が所々現われ、終盤、篠塚一成が笹垣刑事と出逢う時、笹垣の声の描写に「粘着質」が出た時にはこの本を投げ出したくなった。東野は素人か?もう一つの欠点は19年の重さと長さと深さが表現されてない。このため亮司と雪穂が犯した(と思われる)犯罪の重さも弱くなっている。19年を象徴するのが笹垣刑事で書き込むのは可能だが、そうすると笹垣が必要以上目立ち他の物語になる。この矛盾を解決したのが森下脚本家でドラマの方が遙にいい。また鋏の使い方も弱い。切絵の船と共に物語が出帆し、命を断ち切り物語が終わるだけ。暇つぶしに最適な本にすぎない。
長い…けど読みやすい
ドラマの再放送を見て、 あらためて原作を読んでみたいと思い、早速読みました。850ページ以上あって分厚すぎて読んでる最中も手が痛くて大変でしたが、皆さんがおっしゃるようにかなり読みやすくてスイスイ読めました。雪穂と亮司の心理描写が全くない、というところがドラマとは違って良かったです。けどドラマを知る前に読んでいたかった…。

坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-02
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  5
決して忘れてはならない史実が、ここにある
NHKが3年かけてドラマ放映するのを耳にし、手にとりました。 1?8巻まで、約1ヶ月をかけ、読破。 あとがきを読むと、著書の完成まで、取材を含めると10年かけたとのこと。 なんだか「1ヶ月も」という感想だったのですが、 それを知ると「たった1ヶ月で」という気がして、著者に申し訳なく思ってしまいます。 学校の授業では習っていない、日露戦争の話がわかります。 その裏で活躍した勇敢な日本人、失われた無数の命。 決して忘れてはいけない日本史が、描きこまれています。 ビジネス書としても重宝されているようですが、 むしろ歴史書としての価値のほうが高い気がしました。 そして、本当に映像化できるのかとの不安と期待も残りました。 すでにブームは起きているようですが、 ドラマの放送が始まったら、そのブームは広がりそうですね。
このような時代もあった
司馬遼太郎先生の作品は「竜馬がゆく」に続いて二作目ですが、最高傑作との評価に違わず、素晴らしい小説でした。最後の八巻では、終わるのが寂しく、わざとゆっくり読みました。今の混沌とした将来の見えづらい時代に、何かしら示唆を与えてくれる内容ですね。
今の日本に足らないもの
本著は全8巻からなる大作です。 明治の中期から末期に至るまでの日本の一般人の生き様を、精緻に縦横無尽の筆致で描いた著者が言いたかったのは、この時代の国民性にあると思います。 明治維新後に薩長閥でなかった伊予(今の愛媛県)の若者の生き様を通じて、この時代を描いていますが、当時全盛を謳歌していた薩長に属していない人間でも必死にこの国の将来を考え、自分がなすべき役割を精一杯やりぬいた結果を見逃してはいけないと思います。 むしろ、彼らを主役に据えることで、日本全体の雰囲気がよく出ていたと思います。 世界史上の奇跡といわれる「明治維新後の日本の胎頭」は彼らなくしてなしえなかった事実です。 膨大な資料や証言を元に司馬氏ならではの洞察力というエッセンスをちりばめ、全編を通じて飽きない20世紀の日本文学の名著です。 ぜひ一読したい作品です。
バルチック艦隊撃破
 本書も遂に日本海海戦で大団円を迎える。結果を知っていても8巻にわたる長編の終わりをかみ締めながら読んだ。  かみ締めるといえば、初版の解説がまとまって本巻に掲載されており、これまでの振り返りができたと感じる読者も多かったと思う。  司馬遼太郎は、戦争そのものを描くと同時に、当時の日本人像を描こうとしていたのは間違いない。恐らく、太平洋戦争における日本人との対比を考えながら、そして現代の日本人のことを考えながら・・・・。  本書がビジネスマンの間でも高い評価を得ているのは、戦中戦後の日本人が忘れかけている良き資質を思い起こさせてくれるからだと思う。  明治の指導者は、冷静で論理的、しかも外交上手。与えられた仕事場で思う存分働き、国家を強くしていく・・・・。自分たちにもそのDNAが残されているのではないかと考えると、とても嬉しくなる。
一途な精神性がうらやましい。
 こんなことを言ってはいけないのかも知れないが、当時の日本人がうらやましく思えてくる。全国民と国家が何の疑いもなく、一つの方向に向いてまい進している世界。自分の人生に疑問を持って、世界を放浪しようとするような子供はきっといないのだろうと思う。  驚きなのは、これほど多くの人が海外に出て、諸外国から良いところを学ぼうとしていたこと。自身が海外に居るだけに、当時の日本人がどのようであったのか、非常に気になる。

人間失格 (集英社文庫)

[ 文庫 ]
人間失格 (集英社文庫)

・太宰 治
【集英社】
発売日: 1990-11
参考価格: 270 円(税込)
販売価格: 270 円(税込)
人間失格 (集英社文庫)
太宰 治
カスタマー平均評価:  4
心の奥をえぐられるよう
子供のときから世間を斜に構えながらも、人に依存してしまう主人公の葛藤は現代人に通ずるものがあります。 もちろん、男性の立場で書かれているのですが、似通った経験や心理を鋭く指摘されたような気持ちになりました。 人間の心の醜さを開け出した、退廃的アートとも呼べる作品。精神的に参っている人は読まれないほうがいいと思います。
陽光から逃れるように
自分ばかりが普通にふるまうことがへたくそで仕方がないようなもどかしさを、引きずりながら生きてきた。人前で仮面を取り繕わざるをえないような自己の在り方であるとか、日蔭者であるというアイデンティティの持ちように共感する。とはいえ、随所ににおい立つナルシシズムにげんなりともした。 本編のみならず、作者の娘である太田治子の鑑賞がよかった。この鑑賞を読んで、すっきりと腑に落ち着いた感じがした。都会では男性よりも女性のほうが義侠心があるなんて書く作者に対して、娘は男の強がりを見抜く。 娘から父親を見るまなざしに立つと、落語の若旦那ばりの人の好さ、生活力なんてからきしなくて、人に振り回されたばかりで、そのかっこ悪さの自覚ばかりはあっても甲斐性はやっぱりなくて、努力する場所を間違えてしまっていまさら修正できなくて、しょうがないからかっこ悪いなりにかっこつけてているような作者の人間くささが改めて感じられたような気がした。 年表や小説の素材となってであろう写真、小林広一の解説、太田治子の鑑賞に加えて、丁寧な語註もついており、若年の人にとっても言葉に戸惑うことは少ないと思われる。
こんな奴を世に出しちゃいかん、親のせいだよ。
言わずと知れた太宰治の代表作にして古典とも言うべき名作。 文章は当然古典なんだけど、中身に古くささを感じさせないのが名作の名作たる所以かな。 本作、発表の1ヶ月後、玉川上水に身投げして命を絶つんだけど、それを示唆する様な内容というか、これを書いているうちに自分も死ななきゃいけない気になっちゃったのかは不明。 人間、多かれ少なかれ何かを装って生きてるのではなだろうかと思う。 それにしても女に走ったり、自決しかけたり、周りからすると面倒くさい奴だよ。 こんな奴を世に出しちゃいかん、親のせいだよ。 ■読んで欲しい人 ・子が居る人
後ろを振り返れば
「人間失格」を読み進めると途中後ろを振り返りたくなるような錯覚を感じます。 まるで太宰治が背後で自分のことを書いているような気がするからです。 「人間失格」は誰しも普遍的に持っている「隠したいもの」を描いた傑作です。
気持ちのつよさ、ひたむきさ
この作品は心の弱い受動的な人間としての自伝的作品と同時に 清澄で明晰な頭脳によって現されているものだと思います。 どんな泣き言が書かれていても、読む者に伝わる言葉の豊かさ、 普遍的なことからぶれない分かりやすさなどが備わっているから ある意味安心して作品世界にひたれます。 なんといっても最初の三枚の写真についての供述からして ありきたりではない魅惑に満ちていて、 深みから沸き上ってきたような痛切な心の訴えが感じられます。 人にわかってほしい、人の世界に関わっていたいという (本当は)とても素直な望みがこの作品の奥底には流れていると思います。 その望みが並外れて強く、ひたむきなものだからこそ 名作とされる作品になっているのだと思います。

坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-02
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  4.5
奉天会戦
 陸戦においては、とにかくクロバトキンは全くのヘボ役者として描かれている。  司馬遼太郎の言う「クロバトキンの恐怖体質」を上手く利用して、日本軍はロシア軍を翻弄、本来であれば勝てない相手にとりあえず勝った。  この作品は本論(日露戦争)だけでなく、この戦争を取り巻く状況解説が非常に面白い。そろそろ講和の時期を探る日本に対するルーズベルトの動き、考え方などがその一例である。  この戦争を巡る周辺状況をみると、決して日本の実力だけで勝ったわけではない。喧嘩の相手も選ぶ必要がある。「敵の敵は味方」、この言葉を思い出した次第である。
奉天会戦
日露戦争における奉天会戦が一応の決着をみせます。 物量も兵士の数も極端に不足し、軍隊全体が疲れきった日本。 もはや作戦など役には立たず、ひたすら耐えて全身していく姿は、 どこか太平洋戦争時の日本を彷彿とさせます。 この戦争は勝ったというより、机上では負けるはずのないロシアが、 その官僚体制の腐敗から勝手に自滅するという幸運によって終息したもの。 これを勝利と誤解し、何事も精神力で乗り切れると誤解した所に後の悲劇が あるのだと思うとやるせない気持ちになります。
奉天
1会戦で、両軍合わせてひとつの都市の人口に相当する兵士が 戦死した日露戦争も最終章に近づいてきた。 乾坤一擲、ぎりぎりの勝利。 日本は、人材に恵まれていたのだろう、 ロシア軍を、日本の大山のような人物がが率いていたら? 大功のみを考え、小節にかかわらないような人物が組織のトップに必要であることを 痛感します。
いよいよクライマックス
第7巻は陸戦のクライマックスともいえる奉天会戦と、日本海海戦までのバルチック艦隊と日本海軍の動向を描きます。 陸戦については、ロシア軍を率いるクロパトキンの官僚意識、軍人としての精神力の弱さにより、日本が勝利する様が描かれます。ただ、これはあくまでも局地的な勝利であり、日露戦争の勝利を意味しません。戦中でありながら児玉源太郎が帰京して終戦工作を行うなど、日本としては実力の限界まで戦ってやっとここまでの感があります。著者のいう「戦争における勝利の定義」というくだりを読んで、戦争とは終わらせるために始めるもの、ということをその国の指導者が認識していなければならないと痛感しました(始めないにこしたことはないのですが)。 途中、終戦工作に関する項では、米国やフランス、ドイツの思惑が紹介され、ヨーロッパ、米国、アジアの力関係や、他国をいい意味でも悪い意味でも道具として考える世界政策(外交政策)の様子がよく理解できる記述になっています。 また、後半は、日露戦争のクライマックスである日本海海戦に向けた日露双方の海軍の様子が描かれ、最終巻に向けて気分が盛り上がる一冊となっています。
陸戦の日本
 日露戦争の陸戦で日本は勝ったのだろうか?  戦史を詳細に検証しなかった日本陸軍の過ちはここからはじまったのではないかと思わせる事実ばかりでおどろいてしまった。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク