秘密を知られることを恐れ、一番大事な人の前から消えなくてはいけなかった直樹もですが、突然恋人に失踪されて絶望感を味わい、再会した後も直樹がまたどこかに行ってしまうのではないかという怯えが見え隠れする了が切なかったです。
話が進むにつれて、本当は誰も悪くないのに自分を責めて傷つきながら生きてきた登場人物達が、最後にはそれぞれの形で救われた時には、どのキャラクターも作者に愛されているように思えて感慨深いものがありました。
濃縮・夜光花!独特のどこかほのぼのと優しく、且つさらりと心に染みこんでくる文章と、物語の展開の上手さは、読む者を惹き付けずにはおきません。優しさ、切なさ、哀しみ、愛しさ、いろいろなものが心に呼び覚まされて、すごく満たされるのを感じます。ボーイズラブ系のお話ですが、そういった意味を超えてとても良い作品なので、まだ読んでない方には読んでいただけたらな、と思います。 うーんなんかしらけるところが、、個人的には好きですが