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アリアンロッドRPGルールブッ.. 3時間でわかる「クラシック音楽.. 小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉.. 「A」―マスコミが報道しなかっ.. 佐賀のがばいばあちゃん (徳間.. お江戸の意外な生活事情―衣食住.. 放送禁止歌 (知恵の森文庫) ジャズの名盤入門 (講談社現代.. マイルス・デイビス自叙伝〈1〉.. ことばが劈(ひら)かれるとき ..

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アリアンロッドRPGルールブック (富士見ドラゴン・ブック)

[ 文庫 ]
アリアンロッドRPGルールブック (富士見ドラゴン・ブック)

・菊池 たけし ・F.E.A.R.
【富士見書房】
発売日: 2004-05
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
アリアンロッドRPGルールブック (富士見ドラゴン・ブック)
菊池 たけし
F.E.A.R.
爆天童
カスタマー平均評価:  4.5
初心者でも大丈夫!
 初心者にTRPGを薦める際に特にお奨めの一本。  まず安価で入手しやすい文庫本形式のルールブックであるため、誰でも気軽に購入できる。  また、近年流行しているMMORPGを意識した作りになっているため、TRPGに対して十分な知識がない人達相手にも簡単に説明ができる。  そしてなによりも、ルールブックに記載されているアーキタイプがそのままでも実用に耐えるキャラクターであるため、キャラメイクに手間をかけなくてもすぐにプレイを開始できる。  難点をあげるならば、上級ルール以降は通常のTRPGルールブックと値段帯が変わらず、また刊行数も多いため、はまりこんだ際の出費は意外とかさむようになる点などだが、入門時にはこの基本ルールブックだけで十分であろう。  TRPGを布教したいプレイヤー、GMにとって最高の一冊といえると、断言してもいいだろう。
遊びやすいTRPG
比較的簡単なシステムなため、初めてTRPGを遊ぶ人にもお薦めな作品です。 また、ラグナロクオンラインを元ネタとして部分が多いため、ネットゲームからファンタジーに興味を持った人にも取っ付きやすいかもしれません。 セブンフォートレスをベースとしたルールになっており、セブンフォートレス経験者にもお薦め。 ただし、パワーゲームになりがちなシステムになっているため大味になりがちなのが欠点ですね。
温故知新 文庫サイズのルルブ復活
TRPG黎明期、高価な箱入りルールは、まだ手が出なかった。そんな時、T&T、FF、AFFといった手軽な値段で手に入る文庫サイズのルールブックのおかげで、TRPG人口は増大した。その後、SW、GURPSと幅広く展開を見せた後、雨後のたけのこのごとく、数々のルールブックがうまれては消えていった。年々、高価になっていくルールブック。だんだんと分厚くなっていくルールブック。初心者には、わかりにくいシステムが主流となり、TRPGがスピンアウトしていくさまを、臍をかむ思いで、過ごしてきた。しかし、この「アリアンロッド」の登場で、TRPGはまた、息を吹き返したといえよう。安価なルールブックを共有することで、再び、同志は増えつつある。しかも、そのシステムたるや、簡易にして奥行きが深く、ゲームの回数を重ねるたびに、深みにはまってしまう。その昔、暇さえあれば、6面ダイスをふり、あまたのキャラを創造していた、古きよき時代。そのころを思い出し、今日も新しいキャラを作ってしまう・・・。
ARAの紹介
FEARが文庫で出したシンプル感のあるシステムを持ったルールブック。
ファンタジーな世界を舞台にPCたちはギルドと呼ばれるグループを組んだりしてダンジョンに挑んだり挑まなかったりします。

PCの作成は6つの種族から一つと10種のクラスから2つを選び、種族やクラスごとに決められた特殊能力(スキル)をとります。
また、出身や現在の境遇将来の運命をあらわすライフパスというものも決めます。
これはキャラクターの設定を考えるのに役に立つほかPCのデータにも関わってきます。

PCたちはギルドと呼ばれるグループをつくることもできます。
ギルドとはこのシステムの特徴の一つで、ギルド用に作られたスキルを取ることにより「お金をくれる後援者がいるギルド」とか「特定のタイプの敵に強いギルド」といった個性を出せます。
また冒険を経験する事によりPCたち同様このギルドも成長し、新たなスキルを獲得していきます。

判定方法は主として2D6で(状況やPC達の持つスキルによって変化する事もある)で目が高い方がよいというもの。
フェイトというポイントを消費する事によってダイスを増やしたり振りなおしたりもできます。

ルールの基本的なところは平易でわかりやすく、またサンプルキャラ(作成済みキャラ)や付属シナリオがあることによってすぐプレイ可能なのは嬉しいところ。
TRPG初心者の方にもお勧めできるでしょう。
(モンスター一体一体にイラストがあるのも評価できます。)

これ一冊だけでは物足りない方には上級ルールやシナリオ集があるので検討してみてはいかがでしょうか?
プレーンな文庫ファンタジーRPG
シンプルなルールとFEARのゲームにしては癖の無い世界背景を持った文庫TRPG。
パーティプレイが基本にあり、それを一歩進めたギルドのルールは興味深い。

ルールのシンプルな文庫RPGとして先輩に当たるソード・ワールドRPGとの違いは、
ダンジョンアタックという理解しやすく盛り上がりやすい遊び方を前面に押し出して

デザインがなされている部分で、初心者GMも入り易いだろう。

ビジュアルや背景世界の一部はラグナロクオンラインなどのMMORPGの影響を受けているが、
知らなくても問題なく遊べる。

PCのパワーはややインフレ気味で、3レベルを超えたあたりから
ルールブックにあるクリーチャー、トラップではまったく力不足となる、

また、「ストリートワイズ」のような特技もあるがシティアドベンチャーについては
まったくといってよいほどルールブックに指針が無い。

それらの部分の補完も含めてサプリメントに期待する。


3時間でわかる「クラシック音楽」入門 (青春新書INTELLIGENCE)

[ 新書 ]
3時間でわかる「クラシック音楽」入門 (青春新書INTELLIGENCE)

・中川 右介
【青春出版社】
発売日: 2006-05-02
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
3時間でわかる「クラシック音楽」入門 (青春新書INTELLIGENCE)
中川 右介
カスタマー平均評価:  4.5
クラシック音楽の敷居の高さをアピールする「入門書」
著者は雑誌「クラシック・ジャーナル」の編集長である。今は37号まで出ているが、私が買った最後の号は35号。あまりにもマニアックな内容や単行本の草稿ばかりの紙面に興味を引かれなくなったことは小さい理由に過ぎない。一番の理由は、編集長が自由な議論の場を設けていることを逆手に取り、インパクト狙いと思しき極論や暴論で雑誌が蹂躙されていると思われたからである。言論の自由と言葉の暴力とを混同してはならない。この不快感に耐えるくらいなら、音楽産業の支配下にある雑誌の方がまだしも気分よく読める。何しろ本書にもあるように、私は30年近くクラシック音楽を聴いてきて、この種の業界誌の読み方は十分に心得ているつもりだからである。 本書はクラシック音楽の入門書、という形をとってはいるが、実際に書かれていることは「この道に入るには努力が要ると覚悟せよ」「最初から最高の演奏を聴け」ということである。クラシック音楽を聴きたいと思って入り口で迷っている人々に、それなりの覚悟を求めているのだ。簡単さ、気軽さを売り物にした嘘くさい入門書よりもずっと親切である。事実、私自身の入門も、きわめて自覚的であった。「これからクラシック音楽を趣味にする」と決めて基礎知識の収集を行い、同時に少しずつ曲に親しんだ。何を聴けばよいかわからないから、最初はFMラジオだった。何となく好きになる、などという生易しい世界でないことは著者の言うとおりである。 それにしてもこの文章、何とかならないか。決して難しくはないけれど、無味乾燥。文学ではないのだから仕方ないと言われたらそれまでであるが、これではまるで役所の文章だ。それに第3章は蛇足。こんな場で半端な歴史を語るより、あとは指揮者の写真集なりCDジャケット写真集なりで端正・華麗なイメージを植え付ける方が、経験上よほど効果的であろうと思う。
世界一率直で頼りになるビギナー本
クラシックについて世界一率直に書いてある本です。 コンサートは金額で選べ、とか、第九は近所に聴きに行ってはいけない、など使えるアドバイスがあります。率直な語り口でありながらも、クラシックファンならかくあるべしという気位の高さ。 笑いながらも詳しくなれるという一石二鳥の本です。買ってよかったです。氏の『カラヤンとフルトヴェングラー』もめっちゃよかったし、新著を買いそろえて読み返そうと思ってます。 クラシック何も知らないんだけど、知らないまま死ぬのはなんだか音楽ファンとしてもったいない・・・と心のどこかで思っている人にはベストです。先に読んでおくとだいぶ無駄が省けるような気がします。
クラシック音楽は「頂上」から聴く
クラシック音楽の入門者です。どうしたらクラシックを楽しめるようになるのかというノウハウだけでなく、楽しみ方の説明を読む進むと自然にクラシック全体の流れが掴めるようになっています。 著者としては、クラシックといえばべートーベンという意見のように感じましたが、幅広く推薦音楽を提示してくれていますので、後半の作曲家ごとの推薦曲は大変参考になります。実はコンサートに行こうと思って参考になる本と思って本書を買ったのですが、本書では、「頂上」から聞けということで、オーケストラであれば、最高席が2万5千円以上のところにまずは行きなさいというアドバイスなので、コンサートに行くことは逡巡してしまっています。従って、専らCDとYouTubeで楽しんでいるというところです。それでも、この本に出会ったことでクラシック音楽を楽しめるようになりました。
買ってよかった。読んでよかった。お勧めです。
クラシック初心者のわたしが入門書を何種類か買いましたが、この本の理路整然とした内容。 何より、表題通り短時間でおよその流れ、一つの見方がつかめて、こころ強い本だと思います。あれもこれもという内容ではないかもしれませんが、スタートには最適ではないでしょうか。他の本と見比べると、圧倒的に読みやすいです。筆者は文章がわかりやすく説明が上手いです。
確信犯のクラシック入門書
 「3時間でわかる」という題名通り、クラシック音楽入門のありようについて、端的でわかりやすく表現することをねらった面白い企画本。著者自身が書いているように、この本はわざと極論を述べることで「分かりにくい」「とっつきにくい」というクラシックの負の部分を回避し、読者には指標を与えることを狙ったのであろうが、そのために切り捨てられている部分にも、クラシック音楽の魅力が詰まっているようにも感じられる。確かにわかりやすい本であるが、これを本当にこれからクラシックにふれようとする人が読むのはかなり危険では、むしろ入り口をくぐり、これから視野を広げていく人が読むべき本ではないかと思い、星は3つに。

小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)

[ 文庫 ]
小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)

・亀岡 修 ・宮崎 駿
【徳間書店】
発売日: 1986-05
参考価格: 440 円(税込)
販売価格: 440 円(税込)
小説 天空の城ラピュタ〈前篇〉 (アニメージュ文庫)
亀岡 修
宮崎 駿
カスタマー平均評価:  5
とても楽しめますww
原作です。映画 「天空の城ラピュタ」をそのまま小説で読めるような感じです。ただ違うところは、冒頭にシータがムスカ達に連れ去られる所が細かく書かれているのと、ドーラ一家やパズー等の主要キャラ達が出会うまでどんな生活を送っているのか知ることができます。内容にしても文章にしても、何も言いようがなく楽しめて読めるはずです。定価もそんなに高くないと思うので、手数料が気にならない方は、前編・後編 一緒に購入されてもいいと思います。映画にもない細かな表現がたくさんあるので、ラピュタファンだけでとどまらず、ジブリが好きな方にも是非おすすめします。
読んでみて
映画では、意味不明なせりふもあったりしたのですが、
小説では、説明がしてあり、
あぁ〜そういうことか・・・と納得できたところも結構ありました。
より詳細に!!
あの名作を数々と生み出した宮崎駿さんの原作・絵をおさめた小説です。
絵は約40ページもあり,原作と並べて見ることができます。
原作に関しては,映画より細かくかいてあり,シータがつれさらわれるまでのところがあったり,気になるラピュタ破壊後の話がつづられています。
映画を見て気になるところがあったひとにはぜひオススメの本です。

前篇だけでなく後篇もぜひ!!


「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

[ 文庫 ]
「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)

・森 達也
【角川書店】
発売日: 2002-01
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔 (角川文庫)
森 達也
カスタマー平均評価:  4
仏教思想とその視点について
既に二つの感想が述べているように本書の立場はオウム側からも被害者側 からも納得できるものではないようだ。即ち第三の立場、「観客」という視点 から描かれているという点に特徴があると言えよう。その点では他にまったく例を見ない。 常に弱者と言われる人びとの立場に立つ思想は悠久の歴史を持つが無論 オウム、仏教もそれに洩れない。仏教思想系の思想家がオウムの立場と 言われるものから発言し非難を浴びたことは既に多くの人にとって常識では あろうがそもそも古代インドにあらわれた過激な思想仏教が世俗化したのは膨大な軋轢と 死者をうみだしたことからであった。その点から言えば歴史は繰り返すし 人は歴史を学ぼうとしない。ヘーゲルのいうように人が歴史から学べること は一つだけ。人間は歴史からは何も学べないということだけである、それを 再確認することは出来たと思う。あるいは文芸評論家がいうように人が多くの 発言を繰り返すことができるのは無知であればあるほどである、ともいえる。 もちろん、ここ数年の間でも自らの集団の仲間をリンチし非難あるいは逮捕された 集団は存在する。そのまったく言及も議論もされない組織と、オウムの違いとは 何だろうか? 近年マス・メディアに対する批判が両方からなされる。戦後民主主義批判の方向と 戦後民主主義の方向からである。マス・メディアとは何か?という問いをも本書が 含むとするならばマス・メディアそのものの必要性も議論されるべきであるが、 オウム以外の事案については、民主制(デモクラシーの訳民主主義は誤訳)の立場 から著者は発言するためその真意はよくわからない。オウムの人びとが民主制と 異なった思想から発言していたことも除外されており、その点では冒頭にあげた オウムあるいは被害者双方の立場から納得できないのは当然だ。当事者にとっては 「思想」こそ重要だからだ(罰則を与えると言う面も含め)。それを除外して議論 するとき人はすっきりしたような、当事者以外であっても気軽に議論に参加できるの だろうけれども。
「やはりインタビューはわたしにしてください。」
「A」の中で信者にインタビューを試みた女性アナウンサーに荒木浩がかけた言葉。 ここで件の信者へのインタビューを諦めた彼女の態度を著者は本書の中で称賛しています。 少なくとも彼女は「思考停止」していない。 ベルリンの映画祭で「A」が公開されてたとき、観客が森氏に「こんな風に(オウムだけ でなく)警察やマスコミふくめ全国民がグロテスクなまでに思考停止しているのは 日本だけだ」と声を上げた後、「どの国も同じ。だから戦争は必ず起きる」と言い残して 劇場を後にした老婆。 これだけの長期に亘る密着取材を経たのちに森氏がたどりついた結論:結局オウムはわからない。 「真理は、私は絶対に変わらないものだと思います。そして私は、ここで真理に出会った という、確かな感覚を持っています」と言う荒木浩の心理を「わかる」ことなどできはしない。 曖昧に「わかる」ことを一刀両断に否定される。「A」「A2」、そして本書を読んで もった感想です。
引き戻してくれる大切な一冊
オウムの置かれている状況を撮ることで、日本人のメンタリティを焙り出す。それは当時のマスメディアや市民社会にとっては「反社会的」な行為であり、著者は制作会社から契約を解除され孤立していく。仕方なく一人で撮影を続けるうちに、安岡プロデューサーと出会う。デモテープを見た彼の言葉は感動的だ。「余計なことは言いません。こんな映像を見せられて黙殺なんかできるわけがない。これから自分がとるべき行動は一つしかない」 そして初めて二人で行った撮影現場で「転び公妨」を撮る。 なんともドラマチックな展開だ。 それにしても、当時自分は何を考えてオウム報道を見ていただろうかと自問せざるを得ない。基本的人権は何よりも守られなければならないと思っている自分だが、それを踏みにじるような識者のコメントに小気味良さを感じていたかもしれない。 過去に遡って、自分を引き戻してくれた大切な一冊。2回目を今日読了。
自分の頭で考えることの大切さと難しさに気づかされる
題名から、オウム真理教の非合法活動や非合理・反社会的な日常活動を抉り出しているのだろうか?と思い、興味本位でこの本を手に取った。しかし、この本を読んだ後は、如何に、自分がマスコミの報道に染まり思考停止していたのか、ということを強烈に思い知らされた。 この本は、オウム真理教を擁護する本でもなんでもない。極論を言うと、日本人が如何に自分の頭で考えない国民であるか、日本のマスコミが世間体のみ気にする主体性の無い自立していないメディアであるか、言い換えると公共性・客観性を標榜しつつ現実には世論(例えば、放送直後の抗議電話)や権力に追従しているだけ(事なかれ主義)の存在であるかを、ドキュメンタリーという手法を用いて抉り出すために、誰でも知っているオウム真理教の事件を題材に選んだだけである。 著者がベルリンの映画祭で、この本のドキュメンタリー「A」を上映した後の質疑応答で答えたフレーズが印象的であった。「オウムにも警察にもマスメディアにも、とにかくほとんどの日本人に共通するメンタリティーかあります。共同体に帰属することで、思考や他社に対しての想像力を停止してしまうことです。その危険さを僕は描いたつもりです。」 この日本人共通のメンタリティーは、太平洋戦争という昭和の一時期に起きた不幸な出来事においても重要な部分を占めている。最近の企業の不祥事においても典型的に観られるものである。 一方で、レビューを書きながら、オウム事件を「一部の幹部が起こした事件であり末端の信者はその被害者である」という捕らえ方が、正に日本における太平洋戦争の戦争責任論と同じ論理構成になっていることに自分自身気づき、愕然とさせられた。
加害者達のその後
日比谷線に乗り入れている線の沿線に住んでおり、「あの日」、父は「その電車」の数本前に乗り、 妹が数本後に乗る予定だったので、サリン事件は人ごとではない、私達の事件でした。 父の安否も心配でしたし、妹は血中濃度を下げてはいけない薬を病院に取りに行けず、3日苦しみました。 妹のクラスメイトのお父さんはその車両にいて、何度も社会復帰を試みたそうですが、結局無理でした。 多くの人の命を奪い、さらに多くの人の人生を滅茶苦茶にした人たちがどう暮らしているのか。 他のカスタマーさんの感想を見ていると、これは読むべきだと思いました。

佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

[ 文庫 ]
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)

・島田 洋七
【徳間書店】
発売日: 2004-01
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫)
島田 洋七
カスタマー平均評価:  4.5
おばあちゃんの思い出
テレビ等で、話題になっていたので期待が大きすぎたのかも 知れませんがそんなに感動はありませんでした。 文章もたいして上手くないし、おばあちゃんとの思い出日記を 読んでいる感じです。 私は生まれた時すでに、おばあちゃんは他界していて写真でしか 知らないので、おばあちゃんとの思い出がたくさんあるのはうらやましい と思ったし、おばあちゃんのキャラクターも「いいなぁ(笑)」と 思いましたが、島田さんがテレビで話しているのを聞いている方が 面白いし感動的だと感じました。
がばいばあちゃんの言動に現在の世の中に失われた大切な物を気づかせてくれる。
 かつて漫才ブームで一世風靡したB&Bで知られるお笑い漫才師・島田洋七氏の大ベストセラー本である。本書は洋七氏が少年期(昭和30年代)に過ごされた佐賀での生活やばあちゃんとの思い出が綴られている。広島から佐賀の田舎に預けられた昭広(洋七)少年が、自分の家よりもさらに究極の貧乏生活を送ることになったばあちゃんとの挿話が面白い。  いつ頃だったか、現在のようにがばいばあちゃんが有名になる前にテレビで島田洋七氏が、語っていたばあちゃんについての挿話で 学校から帰った昭広少年とがばいばあちゃんの会話で  「ばあちゃん、腹へった!」  「気のせいや」 夜中に空腹で目が覚めた昭広少年が  「やっぱり、お腹減った」   「夢や」  洋七氏の軽妙なトークもあり大爆笑であったが、この挿話だけでもがばいばあちゃんのユニークさが十分物語っている。  他にもただ歩くのはもったいないからと磁石をつけて鉄クズを拾いながら歩いたり、川に捨てられている薪や野菜を拾うなど、私自身そもそも“がばい”の意味を「がめつい」と履き違えるほどばあちゃんの倹約?ぶりには恐れ入るものがあった。  一見ドけちのように思えても中学生になった昭広少年が、野球部の主将に選ばれた事を知るやいなや、お祝いに新品の一番高いスパイクを買いに行くなどばあちゃんの人柄がよく伝わる内容で大変よかった。  また、ばあちゃん以外にも担任の先生との(特に運動会やマラソン大会での)挿話にもばあちゃんの言う“本当の優しさ”が伝わる心暖まる挿話で大変感動しました。  豊かになって物が溢れていく中で、人とのコミュニケーションが希薄になり、どこか心根が貧しくなっていく現代だからこそがばいばあちゃんの言動に現在の世の中に失われた大切な物を気づかせてくれる。
赤貧暮らしを明るく生き抜く祖母との、厳しくもあたたかい日々
夫を戦争で亡くし広島で働く母から離れ(1958-)、母からの仕送りを頼りに祖母(1900-1991)と暮らした少年時代の思い出が綴られている。祖母もまた、夫を戦争で失い清掃婦として長年働きつつ7人の子供を育て上げた気丈な女性であった。 あばらやでの赤貧暮らしを明るく逞しく生き抜く祖母は、もとは佐賀城主・鍋島藩の乳母を代々申し付かった家の出であり、決して貧乏を恥じることなく、いかにもその武士らしい、おおらかで温かみのある、凛とした人柄と生き様に清涼な読後感を覚える。 徹底した節約の必要から、少年はクレヨンなどの文具ですら我慢させられる毎日であったが、機転を利かせながら「明るい貧乏」を地でいく祖母の下、工夫を凝らしつつ遊びやスポーツに打ち込んだ日々を過ごす。 徒競走で優勝するほどの実力を発揮しつつも運動会の日に母がこられず寂しい思いをしている少年のために、毎年教師たちは腹痛を理由に自らの豪華なお弁当と少年の日の丸弁当との交換を目立たぬよう申し出、少年の境遇をおもんぱかるさりげない優しさは感動を誘う。 人として大切なことを身にもって培われたのは、島田さんの一番の財産ではなかったろうか。
ここまでポジティブ思考になれるのは、やはり人間性でしょ
昔、私が子供時代はまだ道も舗装されてなくて、三輪ミゼットなんかが堂々と走っていました。貧乏でしたねえ。 日本人みんなが貧乏でしたが、みんながみんな、こんな風に明るい人だったばかりではありませんでした。 その辺りのことは、著者も少しですが触れていますね。可愛がってくれる人と目の仇にしてきた人がいると。 置かれた環境は同じでも、当人の気持ちの持ち方次第で人生なんてどうにでもなるんですね。 夢を叶えても挫折しても、たかが人生と思わせてくれる作品です。
究極の金儲けのためのガセ本
内容は8割くらいがガセネタ。 さすがは金の猛者。洋七の婆さんはあんな人生訓を言うような人間ではなかった。本人も認めるところです。映画化して調子にのって舞台化、漫画化、ドラマ化、関連本を書き、更には自分でプロデュースして再度舞台化。貧乏を引き合いに出して金儲けに走るくず人間。しかも全国ネットの番組に出て佐賀についての知識で堂々と知ったかぶりを披露。こんな人間はガセネタソングで佐賀をバカにしたはなわ以下だ。

お江戸の意外な生活事情―衣食住から商売・教育・遊びまで (PHP文庫)

[ 文庫 ]
お江戸の意外な生活事情―衣食住から商売・教育・遊びまで (PHP文庫)

・中江 克己
【PHP研究所】
発売日: 2001-02
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
お江戸の意外な生活事情―衣食住から商売・教育・遊びまで (PHP文庫)
中江 克己
カスタマー平均評価:  5
たくましく、粋に生きていた江戸庶民の実態に触れられる、肩の凝らない格好の雑学辞典
歴史の表面には決して出てくることがない庶民の暮らし振りについては、学校の教科書では、ほとんど語られることがない。しかし、そんな名もない庶民たちが、各々の時代の中で、どのように暮らし、どのように生きていたのかは、幸いにも物質的には豊かな現代社会に生まれ落ちた庶民である我々にとって、どこか人ごととも思えないところがあり、非常に興味をそそられる。 この本は、そんな庶民の暮らしの中でも、現代の我々の暮らしに直結した武士の時代である江戸時代の、江戸市中に生きる庶民らの、衣食住、遊び、仕事などの97項目を、Q&A方式でまとめたものである。 これを読むと、厳しい身分制度と貧しい生活の中でも、おしゃれを楽しみ、居酒屋で一杯やり、芝居見物を楽しんだりと、結構、たくましく、それなりに生活をエンジョイしていた庶民の生活が浮かび上がってくるとともに、こうした江戸時代の庶民の暮らしの中に、現代に生きる我々の生活様式の起源となっているものが結構多いことにも気付かされるのだ。 ここで書かれていることは、いずれも興味深いことばかりなのだが、中でも、私が最も驚いたのが、文化年間の江戸市中には、何と、6,550人もの貸本屋がおり、一人の行商貸本家が、170軒から180軒もの得意先を持っていたということだ。当時の江戸庶民の精神文化が、いかに豊かで、粋であったかを物語る、格好のエピソードではないだろうか。 この本は、通勤・通学電車でのちょっとした時間などに気楽に読める、肩の凝らない格好の雑学辞典として、ぜひ、一読されることをお勧めしたい。
判り易く、簡潔に。
項目を衣食住に加えて金・遊び・犯罪・労働と分けて、様々な江戸の庶民の生活を紐解く一冊。一つ一つの項目について、意外性を持たしつつ、簡潔に書いているので、これ一冊を読んでおけば時代劇などを見るときに楽しみが増加する事間違いなしの一冊。また、サッと読んで江戸の時代を知る事が出来るので、息抜きを交えた歴史の勉強としても対応できると思います。

放送禁止歌 (知恵の森文庫)

[ 文庫 ]
放送禁止歌 (知恵の森文庫)

・森 達也
【知恵の森】
発売日: 2003-06-06
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
放送禁止歌 (知恵の森文庫)
森 達也
カスタマー平均評価:  4.5
国家権力が放送禁止にしているわけではない
結局、国家権力によって放送禁止にされた歌など無いのである。放送禁止にするかどうかはメディア側の判断である。そして、歌詞全体の意味を把握して放送禁止にするならともかく、いくつかの差別用語とされるものが、含まれているかいないかだけを放送禁止の判断基準にするメディア側は、知的水準が低いと言うべきか、官僚的と言うべきか。 「竹田の子守歌」における「在所」が被差別部落を意味するとしたら、被差別部落外の子が被差別部落に働きに出されていることになってしまうではないか!
引き込まれる
友人からよりみちパンセ!の「メディア・リテラシー」に関する本を薦められ、 初めて森さんの本を読んだ。 そのあと、「いのちの食べ方」を読み、3冊目の「放送禁止歌」を読んだ。 どれもとても興味深い。 気が散ってしまったり、読むに値しなかったり、 日本語の表現がひどかったり、いろいろな本にも出会うけれど、 久し振りに時間がたつのを忘れさせてくれる本に出会った。 本当に面白い、といえば語弊があるかも知れないけれど、 興味深い本だった。 なんとなく放送しない、なんとなく規制があるんじゃない?と思い、 そこから先に思いを馳せない。 一人や会社の話ではなく、私個人の話でもあるな、と思いながら 読み進めた。 知らないこと、考えないことの恐ろしさ。 それで人の人生を左右したり、破滅させたりすることすらある。 知識を得る。 自分の頭で考える。 そして私は森さんの本を知人に勧め、自分ももっと森さんの本を 読んで行こう、と心に決めた。
思考停止する前に。。。
ある歌が放送禁止になるとき、そこには明確なルールなど何もないこと。じゃあ何がどうなってるの? 森さんの著作・映像作品に通底する、「自分で見て聞いて、わかりたい」というスタンス。タブーはタブーと認識しつつ、「大人の遠慮・分別」はなく、本丸に向けて突き進む。そんな姿勢が大好きです。 本書の部落解放同盟幹部へのインタビューも「A」「A2」のオウムへの撮影申込も単刀直入な依頼の結果。 「竹田の子守唄」が放送禁止、という話だって本書(の元番組)が無かったらこんなに世間に知れ渡っていたかどうか。人間は自分が見たいものしか見ないし、見ようともしない。でも見なければならない現実がある。森さんの作品はいつもそのことを思い出させてくれます。
補足を…
 すでに優れたレビューが数多くありますが補足を一つ。   ◆「赤い鳥」て何?   ◆「竹田の子守唄」て何? という方は一度、インターネットで「竹田の子守唄」を検索してみて下さい。「ヤフー!」なら上から二つ目にある「封印された竹田の子守唄(曲を聞けるようにしました)」をクリック。  すぐに「赤い鳥」の「竹田の子守唄」が聞こえてきます。しっとりとした名曲です。これがなぜ放送禁止歌? 戦前・戦中のことは知りませんが、「放送禁止歌」は今も昔もありません。また、現在では「要注意歌謡曲」もありません。しかし、実質上の「放送禁止歌」は現在もあるといえるでしょう。  森山良子の「竹田の子守唄」を聞いてみて下さい。「赤い鳥」の「竹田の子守唄」と異なるところがあります。歌詞を少し、ほんの少し変えるだけで、まったく異なる歌になるのです。なお、チェリッシュのは「赤い鳥」と同じ歌詞。これも名曲。  本書を読まれた方には『竹田の子守唄』(藤田正著、解放出版社)を併せてお薦めしたい。付録のCDには「竹田の子守唄」の元歌も収録されていて貴重です。出版社名から、どういう本であるかは推測できると思います。
世の中の「気持ち悪さ」に気づかせてくれます
 岡林信康『手紙』、赤い鳥『竹田の子守唄』、泉谷しげる『戦争小唄』、高田渡『自衛隊に入ろう』などの往年の名フォークソングが、なぜ、ある一時期、日本のメディアから姿を消していたかを読み解いた一冊。  森達也制作の同名のドキュメンタリー番組に感銘を受けたデーブ・スペクターが監修を買って出た、というのも面白い。  この取材を通じて、森は、「放送禁止歌」は、民放連が規制を強制したわけではなく、視聴者や関連団体からの反発を恐れたメディア側が、自主規制を始めたことから生まれた、という事実にたどりつく。  それは、基準も曖昧なまま、各メディアに脈々と受け継がれていったのだ。そして、部落差別や在日朝鮮人差別、貧困など、もっと知られるべき様々な問題が陰を潜め、私たちはキレイゴトの中に生きるようになったのだ。この本は、そんな世の中の「気持ちの悪さ」にちゃんと気づかせてくれる。  知恵の森文庫としても刊行されていますが、こちらは、内澤旬子さんの美しい装画も見所あり。オススメです。

ジャズの名盤入門 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
ジャズの名盤入門 (講談社現代新書)

・中山 康樹
【講談社】
発売日: 2005-09
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
ジャズの名盤入門 (講談社現代新書)
中山 康樹
カスタマー平均評価:  4.5
ケルン・コンサートを選んでいるからこそ頼もしい70年代までのジャズの名入門書
2005年9月刊の本だが、私の手元にあるジャズ入門書は本書だけだ。しかし今でも時々手にとって、名盤にこういう聴き方、つぼがあるのか気づかせてくれ、かつ名盤を通じて有名ジャズ・ミュージシャンのキャリア、ひいては50年代以降のジャズの流れを辿ることができ、初心者にもジャズ上級者にもお薦めの良書だ。内容は古くない。そもそも80年代冒頭のジャコ・パストリアスのワード・オブ・マウスとウィントン・マルサリスのマルサリスの肖像までしか紹介していないから。50年代、60年代、70年代以降の3つのパートで厳選した50枚を新書見開き4頁で解説する。基本的に1ミュージシャン1作品だが、マイルス、コルトレーン、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、オーネット・コールマンの5人だけは2作品を採り上げる。マイルスならカインド・オブ・ブルーとビッチェズ・ブリューのように。人と作品の選択については異論もあるだろうが、概ね妥当だ。本書より薄く紹介作品の少ないジャズ名盤評論集があるのか私は不知だが、本書が最もコンパクトな部類に入ることは間違いないだろう。 私が本書を購入した理由は、キースのケルン・コンサートを選んでいるから。ケルン・コンサートをジャズ喫茶で聴いた記憶がない。また、ジャズ名盤評論集でキースのピアノ・ソロを選ぶならソロ・コンサートとなりがちだ。何かオーソドックスなジャズ・ファンがケルン・コンサートを口にするのははばかれる空気がある。しかし、この「即興」作品の美はなぜジャズの枠を超えて普遍的なのかは、しっかり解析し、正当に評価されるべきだ。美しいものは美しいと言いきる著者の感性が信じられるからこそ、私にとって本書は最良・最軽量のジャズ評論集だ。
役に立ちました。
ジャズに興味を持ったものの、右も左もわからないド素人だったのでとりあえず本書を購入してみました。 まず年代順に並べてあるのが良かったですね。それと紹介している50枚だけでなく、そこから派生していった作品、比較して聴いてみるべき作品などにも細かく触れてあり、超入門者として「次に聴く一枚」をセレクトするのに非常に役立ちました。 そして何より著者のジャズ、そして音楽に対する真摯な姿勢が伝わってきて好感が持てます。
真っ当な内容です。
「名盤はもう聴き飽きて耳タコだ」いう自称ジャズベテランがいる。「古い名盤を聴くより、新人の新しいジャズを聴くべき」などという、名ばかりのジャズ喫茶店主もいる。 しかし名盤には聴くたびに新しい発見があり、それだけの繰返しの鑑賞に堪えるからこその名盤なのだ、と筆者は言う。たしかに「耳タコ」などといっても、本当にそれだけの物理的時間があるのか、というのは至極真っ当な疑問である。タイトルには「入門」とあるが、ジャズ初心者よりはむしろ中級者以上の方々(偉そうな物言いで申し訳ないです)にこそお勧めの一冊。何度も聴いたはずの「名盤」に中山氏が新たな発見を教えてくれる。
ありそうで、なかなか無い本
僕は正当なJAZZ初心者ではない。 JAZZ以外にROCKもPUNKも聴くし、FUNKやSOUL、HIPHOPにCLUB MUSIC、BLUESも聴く。 最初に買ったJAZZのCDが何だったか覚えていないし、そんな事に興味も無い。 JAZZの奏法や、JAZZが生まれた時代背景に、大して興味も無い。 従って、僕は正当なJAZZ初心者ではないと言えるだろう。 音楽を聴く以前に、曲の時代背景等のウンチクを述べるJAZZファンが僕の周囲に多かったせいで、僕はJAZZがあまり好きではなかった。 僕がJAZZを好きになったのはMiles Davisを聴き、John Coltraneを聴くようになってからだ。 日本でM.Davisを聴くようになると、セットで中山康樹氏を知るようになる(「日本で?」と言う表現は不適切だろうけど)。 で、このガイド本。 値段も手ごろだし、暇つぶしに読もうかな程度で買ったんだけど、これがなかなか面白い。 1作品に対し、4ページに渡って解説されているので、気軽に読める。 興味の無いアーティストの作品だってスラッと読める。 ウンチク嫌いな僕でも気軽に読めるし、たまには玄人染みたウンチクも良いなと思わせてくれる。 僕の一番のお勧めは、46ページに渡って解説されている70年代以降の節。 ROCKやPUNKも、この時代のものは面白い。 勿論、FUNKやSOULも同様。 それにしても中山氏は、何故に「名盤」と言う表現にこだわり、力説しているのだろうか?
説明が具体的
よくある名盤紹介よりも説明が具体的で、わかりやすい。50枚に絞っていることで、名盤1枚に多くページを割り当てられたことによる。もちろん、この中で良いといっているものでも、聴いてどこがよいのかわからないものもある。しかし具体的な説明はおもしろく、楽しかった。

マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

[ 文庫 ]
マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)

・マイルス デイビス ・クインシー トループ
【宝島社】
発売日: 1999-12
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
マイルス・デイビス自叙伝〈1〉 (宝島社文庫)
マイルス デイビス
クインシー トループ
Miles Davis
Quincy Troup
カスタマー平均評価:  5
ファンの度合いによって評価は分かれる
基本的に回顧録というか記憶のメモみたいな内容で、いつ誰とこういうセッションをした、レコーディングをしたっていう話が大半を占めます。人物描写も結構出てきますが、あまり深くは描かれず、さらっと触れる程度です。 自分はアルバムはカインドオブブルーとあと数枚を聞いたことある程度でこの本を読んだので、最初期の思い出話は退屈でした。もっとマイルスの人生観などに触れたかったのですがその分量は大分少な目に感じました。登場人物それぞれの音楽が聞こえてくるようなコアなファンであるほど楽しめると思います。 ただこれは下巻についても同様なのですが、マイルス自身がアルバムの紹介をしてるので、良質の作品解説としての楽しみ方ができる点は気に入っています。
読み応えのある物語
自叙伝を読む醍醐味は、その書き手の息吹を感じるところにある。この点でマイルズデイビスの自叙伝は秀逸だ。 この本の魅力は、ジャズトランペッターとしてあまりにも有名な彼の人生をなぞることができる、というのはもちろんのこと、その歯に衣を着せぬ語り口を通して見えてくる、彼の音楽交遊録だ。ジュリアード音楽院を卒業しているマイルスは、音楽家としての自分を強く意識していたようだ。その中で音楽を媒介としてさまざまなミュージシャンとの交流のなかで、どういう時代に、何を考えながらトランペットを吹きつづけたのか、という事が活き活きと伝わってくる。音楽、政治、社会など、様々なことに対して「ファイター」という姿勢を保ち、時代の先頭を走りつづけたマイルズの葛藤こそが、この本のその中心であり、最大の魅力ではないかと思う。
Miles Forever !
 マイルスを通してジャズ界の師弟関係、相関関係が良く判りますね。といいますか、マイルスがその中心に鎮座しているという事実が認識できるのですね。  後半は特に黒人としてのアメリカでの扱われ方を克明に説明しているのが、例え世界的なアーティストであっても同じなのだなぁと感じました。読むに連れて未購入のCDを注文していってしまい、かなりの数量になってしまった。  いつの時代も素晴らしいが本人の語る歴史を読みながら聴くと一味も二味も違うものですねぇ。読んで良かったと思います。
自信を持って生きるとはどういうことかを教えてくれた本です。
今から8年くらい前になりますが、私の社会人生活の転機になった本です。どうすれば周りから認められる仕事ができるのか、という私の問いに対して、「他人と違うことをすること。」、そして「周りに認められるというよりも、自分の仕事に自信を持てるようにすること。」ということと、それがどういうことなのかを明確に答えてくれた本です。ここまでハッキリと教えてくれた本もなかったし、会社の先輩もいませんでした。 この答えがどこまで正しいのかは分かりませんが、少なくとも、今でも自分の考え方の基礎になっています。 マイルスのジャズは「平凡」への徹底的な抵抗にあると私は思います。仕事から帰ってきて、そして週末と、マイルスを中心にJAZZばかり聴いていた時期があります。JAZZにのめり込む大きなきっかけになった本です。今、振り返ってみて、それなりに色々な音楽、小説、映画に接しましたが、マイルスのJAZZとこの本ほど、全くパッとしなかった私の生き方を「良い」方向に大きく変えてくれたものもないような気がします。少しでもマイルスに興味のある方は、とりあえず、手に取ってみることをお薦め致します。
JAZZの歴史
全体を通して底辺に絶えず流れている熱い黒人としてのプライド。 ジャズに限らず、真摯に音楽と向き合うその情熱。 その一方で音楽とは切っても切れない関係のドラッグ。 マイルス「でさえ」、人種差別を肌身に感じながら生きなければならなかったアメリカの状況にまず驚く。 それも80年代に入って以降でさえ。 マイルスは余計に音楽に深く没頭していったのだろう。

ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

[ 文庫 ]
ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)

・竹内 敏晴
【筑摩書房】
発売日: 1988-01
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 672 円(税込)
ことばが劈(ひら)かれるとき (ちくま文庫)
竹内 敏晴
カスタマー平均評価:  4.5
これこそが、実践に基づく思想である。
 時代は、サルトルからメルロ・ポンティへと移り変わり、身体の問題が浮上してきたときであった。この問題に気が付いていた同時代人は多いが、聴覚障害者であるからこそ、言葉を語る、語らせることが身体と結びついていることを認識出来たと言う点で、一歩進んでいた。時代の要請と自己の身体を交錯させた思想ーこれこそが思想と言えるものであるがーの成立が素晴らしい。さらに、著者は、まだ解明されていなかった「自閉症」にも挑戦している。これなどは、動作法の発見にも結びつく可能性があったのでないかと私は考えている。1人の人間の存在をかけた戦いの記録である。
子どもの気持ちに触れるときに
著者は、耳が不自由であったため、そのときの思いが、コミュニケーションとは何かを考えさせてくれる。私たちが不自由な立場にならない限り気づけない耳が不自由なときのもどかしい思いや相手に届かない言葉について熱い思いで語りかけてくれる。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク