「北条泰時ぐらい常識円満にして思慮に富み、思いやりがあり、しかも果断で誠実な日本人は少ない。つまり彼は、理想的な日本男子なのである。そうして、この本物の日本男子は、西洋人から見ると気違いに見えることは、実に面白いことではないだろうか」
僕はたとえ西洋人に訝られようとも本物の日本男子に憧れるし、この精神を世界中の人々に理解して貰えるよう努力しようと思う。 歴史の連続性 著者は、最初に日本の国体の連続性を説く。この本を読み始めたとき、国体なる言葉の意味も解らなかったが、読み進めていくうちに少しずつ感覚的に解ってきていることに気づいた。歴史感覚とはこんな感じなのだろうか。
尚、本書で繰り返し述べられている国体なる意味を詳しく知りたい方は里見岸雄の『天皇とは何か』を薦める。憲法・歴史・国体をこれほど精密に論じている本は無いと断言できる。読んで損はしない本である。 歴史と誇り この本で著者は、神話から始まる国史を世界史の視点で述べている。皇国史観と批判する向きも在ろうが、この本に其れは当てはまらない。この本を読むと、世界中の神話がそれぞれ共通点を持っている事、古代王朝では神話と歴史が連続している事、そして日本では未だに古代からの繋がりが絶たれていない事が読み易い語り口調で書かれている。2日位で読める本であり、一読をお勧めしたい。