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歴史

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マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢帝国と稲作を始める倭人 (中公文庫) 731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫) 八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544) この国のかたち〈5〉 (文春文庫) 古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫) 空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操縦十年の記録 (光人社NF文庫) 父へ、母へ、最後の手紙―「昭和の遺書」〈1〉 (角川文庫) コミック昭和史〈第5巻〉太平洋戦争後半 (講談社文庫) 熊野三山・七つの謎―日本人の死生観の源流を探る (ノン・ポシェット) コミック昭和史〈第4巻〉太平洋戦争前半 (講談社文庫)
マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢.. 731―石井四郎と細菌戦部隊の.. 八月十五日の神話 終戦記念日の.. この国のかたち〈5〉 (文春文.. 古代への情熱―シュリーマン自伝.. 空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操.. 父へ、母へ、最後の手紙―「昭和.. コミック昭和史〈第5巻〉太平洋.. 熊野三山・七つの謎―日本人の死.. コミック昭和史〈第4巻〉太平洋..

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マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢帝国と稲作を始める倭人 (中公文庫)

[ 文庫 ]
マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢帝国と稲作を始める倭人 (中公文庫)

・石ノ森 章太郎
【中央公論社】
発売日: 1997-03
参考価格: 550 円(税込)
販売価格: 550 円(税込)
マンガ 日本の歴史〈1〉秦・漢帝国と稲作を始める倭人 (中公文庫)
石ノ森 章太郎
カスタマー平均評価:  3.5
衝撃の一冊
歴史マンガとしてはとても素晴らしい出来です。読んでいて非常にためになると感じました。しかし、少々過激な内容があることが気掛かりでした。歴史モノの扱う内容として相応しいのですが、読む方によっては嫌悪感、または多大な悪影響を及ぼすことが予想されます。真夜中、全裸の村民たちによって行われる儀式。それは正に合体フェスティバル。祈祷的意味があるにしろ、その絵面はどうしても猥褻に映ってしまいます。自分はこれを中学生の頃に学校の図書館で読み、非常に大きな衝撃を受けました。幸い、動揺を表に出さないよう一通り読み終えた後、自分がそっと棚に戻したため事無きを得ました。ですが、これが若気溢れる青少年男子の手に渡ればこれだけでは済まなかったでしょう。大人のための、とある通り、これをお子様方に与えることは推奨できません。勉強にはなるので真に残念ですね・・・・まぁ、この巻以外を見ればいい話なのですが。
子供向きではありません
子供にと購入しましたが、女性の裸がでてくるなど小学生には不向きな内容です。
画は上手いのだが、資料の読み込みが甘い!完結しているだけで奇跡に近いが。
大人向けの日本史漫画。いや「萬画」か。 巻数は多いのだけれど、中高生が読むとちょっと分かりにくい。 単純に日本史を学びたいと思うなら小学生向けで出ている「漫画 日本の歴史」を読んだほうがいい。 内容的にもある意味、小学生向けのほうが優れているなと思う。 もっと詰め込めたはずなのに、巻数がある分、1冊1冊がスカスカした感がどうにも消せない。 秀吉を 「元々、血を見るのが嫌い」な「慈悲深い大将」 なんて作中で言わせているのは資料の読み込みと考察が甘いと思います。 石ノ森先生の生前にちゃんと完結できたことが今考えてみれば唯一の「誇れる点」かも。 これで未完だったら、出版社側も「大恥」かいたところだったでしょう。
よい企画だったと思います。
縄文時代や弥生時代というのは近年も相次ぐ考古学的な発掘により歴史は何度も塗り替えられている。 そんななかでの、石ノ森氏の執筆です。 考え方はいろいろあると思いますが、漫画による概要の把握というのは、対子供としてだけではなく、対大人としても、効率よく情報を伝えてゆくことが出来るものですから、こういう漫画はどんどん読んで、いろいろな物事に対しての概論?的なものを自分の脳裏にストックしてゆくと人生は豊かなものとなるように思えます。 学習漫画日本の歴史 20巻+別巻2冊 22冊セットで買っちゃえばよいのですが、なかなか一度には読みこなせないですよね。 日本史を知ろうというときに、学習用の教科書を用いることも多々ありますが、どうしても教科書からは、歴史の必要最低限の要素しか知ることは出来ないと感じます。 ようやく本題ですが、1巻の内容は、タイトルどおり中国の史書と日本の遺跡から推測される、古代日本の様子です。
読みやすい
そんじょそこらの歴史マンガよりも絵がうまい。日本の歴史を復習したい人におすすめします。

731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫)

[ 文庫 ]
731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫)

・青木 冨貴子
【新潮社】
発売日: 2008-01-29
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫)
青木 冨貴子
カスタマー平均評価:  4
丹念に資料にあたり、証言を収集した到達点
本書は、余り触れられない石井の故郷の加茂と、石井の居宅へ足を運び、アメリカ軍による 石井その他細菌戦部隊の尋問調書、旧陸軍内部資料と、新証拠の石井直筆と思われるメモ をつき合わせて書き上げた作品であり、石井部隊の成立の淵源から石井部隊の隊員の戦後 について著わしたものである。どのレベルで本件の計画が行われ、実施されたのか、緻密に 記されている。一定の地位にあるものは、相当の違法性阻却もしくは責任阻却事由のない限り 自己の配下でおきたことの責任を負うが、細菌戦について、明治憲法下において軍の統帥権を 有する昭和天皇が責任を負うとともに、阻却事由は存在しないことが本書によりわかる。 本書の叙述には、証拠に基礎付けられないものを事実として扱っているところがあるが、すぐ 判別できるものであり、またノンフィクション作品の中には同様な記述がなされることも多く、 非難すべきではない。 もとより石井を含むいわゆる細菌部隊を1冊で書き上げることは無理である。しかし価値のない 細菌部隊関係の本が多い中、本書の圧巻はソ連参戦近くから始まる石井のアメリカとソ連との微妙な 関係の中、石井が何とか生き延びようと腐心するその駆け引きにある。非常に面白く読めたし、 著者による行間を埋める作業・推量無しには成り立たない。当然資料の信憑性や、推量に疑問 の余地はあるが、私は難点かを除き、著者の推量は正しく他に解しようがないと思う。なお、 この本は、実験の証言などは一切ないので、そういうあたりを期待すると、肩透かしを食う。
731取材記
本書は、ノンフィクションとして成立していない。著者が、事実と推量を分けて書くことをしていないからだ。これは、技術的な問題ではなく、著者の姿勢の問題だと思う。さらに、構成が決定的に弱い。石井の人物像、七三一部隊の行為、歴史の裏舞台といったことのどれにも焦点が合っていない。つまり、著者の取材メモをそのまま見せられたようなもので、冗長な記述が続くだけだ。本書は、「七三一」初心者(私のこと)には向かない本であり、ノンフィクション好き(これも私のこと)には絶対向かない本だ。
資料を丁寧に追ったノンフィクション
2005年に発刊されたノンフィクションを文庫本で読む。 旧日本軍の731部隊については、高校の頃森村誠一の「悪魔の飽食」、10年位前に常石敬一の「731部隊...」などを読んだ記憶があるが、前者が告発+著者の思い込み、後者が事実の発掘+啓発的な趣であったと記憶しており、本作のスタンスに読む前から興味がそそられた。 本作は、公的な資料は勿論、いまや数少ない生存している関係者、石井四郎の日記などから、部隊の成立?終焉、そして誰も何の責任も取らずに闇から闇に葬られた結末までを丹念に追う力作であった。こういうノンフィクションはフリーでなければ書けませんね。 しかし、米国の情報公開にはあらためて感心です。本来日本側にあって然るべきものまで米国で発見されたりすることって多くないですか。もうこうなると、日米関係絡みのものは、日本側で隠しても無意味な気がします。 最後に、ノンフィクション(特に時代物)を読んでいつも思うのは、巻末に年表などを添付してくれるともっとわかり易いのに、ということです。

八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

[ 新書 ]
八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

・佐藤 卓己
【筑摩書房】
発売日: 2005-07-06
参考価格: 861 円(税込)
販売価格: 861 円(税込)
八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)
佐藤 卓己
カスタマー平均評価:  4.5
メディアが作る国民史
「言論統制」を読んで著者のファンになり、2冊目として購入。期待に違わない良著だった。特に圧巻なのは序章と第1章。戦前の国民史が国家によって作られたように、戦後の国民史はメディアによって作られてきた。その過程が、まるで推理小説のように解明される。これに対し第2章と第3章は、学術論文をベースとしているだけに、緻密である反面、読み物としての魅力はやや落ちる。それでも、全体に丁寧な造りで、得るところの多い一冊である。
記憶と忘却の相互作用
メディア研究に明るくない私にとって、本書は新書ながら中々読みにくいものであった。 しかしここで明らかにされている「玉音写真」の捏造には驚かされた。 たとえば1946年8月16日の『北海道新聞』に掲載された頭を垂れる少年たちの写真は、 写真家たちがポーズを取らせて撮影したものだという(24、29-32頁)。 また、天皇の詔勅のニュース解説記事と並置された、いわゆる「玉音写真」は、 実はそれ以前に戦意高揚の記事のために撮られた可能性があると著者は示唆している(50-51頁)。 写真や映像など、人の視覚に訴えかける媒体は、それを見た人に大きな印象を与えるだろうが、 それに意味を与えるテキストもまた非常に重要だということを改めて認識した。 われわれがメディアから受け取るニュースは「創られた」ものだということについて、 考えさせられる一冊である。 「8月15日終戦」という「記憶」の定着が、国民のどのような心性とかかわりがあるのかということについては、議論の余地がある。 というのも、その点については実証がほとんどなされてはおらず、 「何となく」理解できる程度のものだからである。少なくとも私にとっては。 しかし、メディアによって繰り返し再生産される典型的な「語り」は、意識的・無意識的に関わらず 国民的な「記憶」となって定着していくという根本的なテーマからは学ぶところは大きい。 記憶の風化を嘆き、恐るがゆえに、そうはさせまいと「語り」を再生産し続けるメディアに対する著者の批判は正しい。 「確かに、新聞やテレビは八月に「体験の風化」を語り、「世代の断絶」を憂い続けてきた。 ……[しかし]「八月ジャーナリズム」の目的が「語り継ぎ」にあったとしても、 その定型化された機能―あえて神話化と呼ぶ―は「忘却」へ補助線を引くことではなかったろうか」(258頁) 記憶と忘却は表裏一体なのである。
オススメです。
教育現場で読まれて欲しい本です。物の見方や資料調査のあり方まで学べる素晴らしい本です。このさい著者の主張は目をつぶりましょう。 詳しい内容は述べません。ぜひご自分で手をとって読んで欲しいと思います。 八月十五日について考えるときに欠かせない1冊だと思います。
8月15日の神話を解き明かす
玉音放送を聞いてほとんどの国民が涙を流したのか、8月15日が終戦記念日として相応しい日なのか、の二点を再考しているだけでも、私は本書に高い評価を与えたい。1945年8月15日を実際に知っている人たちが大勢生存している段階から、1945年8月15日を実際に知っている人たちによって8月15日の神話が作られてしまったことが明らかになったわけである。この神話を解き明かすことが出来れば、これ以外の神話も解き明かすことが出来るかもしれないし、神話によって現実を見誤ることを防げるだろう。少なくとも、終戦という言葉から、皇居前で土下座をし天皇に詫びる人たちをイメージすることぐらいは避けたいものである。
しかし、新聞で話題作扱いされるところが、本書の限界かも…
 たしかに国民は8月15日の玉音放送を聴いた。だが国民的記憶としての八・一五玉音放送体験は、メディアの創作物でしかない(p146)。そしてこの捏造は、サンフランシスコ講和による日本再独立を境に始まる。著者はそこに、敗戦の事実の否認を見る。「玉音放送が伝えた『終戦』は、公式文書の『降伏』を国民体験の記憶で覆い隠してしまった」(p125)。著者曰く「記憶の五五年体制」(p211)。  新聞の玉音写真捏造。国民的に定着しつつあった新暦下の盂蘭盆会法要という「日和」の転用(?)。朝鮮戦争終結(1953年7月)の直後から始まるNHKラジオの本格的「八・一五終戦記念日」編成。義務教育における歴史教科書の翼賛。いずれも興味深い。  当然の流れで、丸山真男「八・一五革命」説も神話として指弾される(丸山が1946年3月6日の憲法改正草案要綱発表から受けた衝撃を、1945年8月15日に遡及させて<起源>を偽造したという議論は、米谷匡史に依拠)。この神話が「革命=断絶」を強調する余り、戦前と戦後の連続性が見えにくくなったという指摘も、適切だと思う。  ま、いろいろ気づきを与えてくれた本ではあるが、文句もある。場当たりに思わせぶりな仄めかしや留保がなされ、「要するにドーなのヨ!」と苛立たされる面も多々あった。例えばトルーマン演説と主婦之友社社長の訓話を引用し、9月2日を「感謝の日」として記憶していないのは「私たちが『軍国主義者たち』ではなくなったためか、あるいは『民族の真の屈辱』の中にいるためだろうか」(p82)と問いかけた、その問いは放置されたままではないか?  加えて、これは趣味の問題かも知れないが、p130で「心に響いた句を二つ」と前置いて引用される句が両方とも読むに耐えず、著者への信頼感が薄れた。残念。

この国のかたち〈5〉 (文春文庫)

[ 文庫 ]
この国のかたち〈5〉 (文春文庫)

・司馬 遼太郎
【文藝春秋】
発売日: 1999-01
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
この国のかたち〈5〉 (文春文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  4
身近なものから日本史を振り返る
第5巻は、神道、宋学など、日本の歴史を貫いてきた宗教・思想にスポットをあてた随筆が中心。 でも私はむしろ、「鉄」の項を興味深く読みました。 古代から近代にかけて、この素材が日本の歴史にいかなる影響を及ぼしてきたのか、多角的に論じられています。いまでは何気なく使っている金属ですが、このような身近なものから日本の歴史を振り返る作業も、歴史の面白さといえましょう。 日本の歴史をさまざまな切り口で論じる司馬氏の引き出しの多さに舌を巻く思いがします。
神道と宋学についての重要な論文集
第五巻は、1994年から1995年分を収録している。 司馬は96年2月に亡くなったから、最晩年の随想録である。 大きなテーマは3つ。神道、鉄、宋学である。 司馬は小説家になった動機を次のようにあげている。  「終戦の放送をきいたあと、なんとおろかな国にうまれたことかと思った。   むかしはそうではなかったのではないか、とおもったりした。(中略)   疑問を自分自身で明かし(中略)二十二歳への自分への手紙を書き送る   ようにして書いた」(『この国のかたち(一)』文春文庫p283』 だから、昭和の戦争の思想的背景となった国家神道と 南朝系の水戸朱子学(=宋学)は、司馬にとっての一大テーマであった。 軍部、とくに陸軍の思想的な純粋性は、明治維新以来の水戸学の影響を抜きには 考えられない。 南北朝騒乱の頃、「軍人」楠正成は「文官」坊門清忠の妨害にあって、 後醍醐天皇に作戦をいれられず、 たった500騎で足利尊氏の大軍に討ち入り、湊川で戦死した。 昭和の軍部が政府を無視して独走したのは、 この正成(=南朝)の悲憤に原因があったのではないか、と司馬はみる。 司馬史観の最重要テーマを扱った論文集である。これははずせまい。

古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)

・シュリーマン
【新潮社】
発売日: 1977-08
参考価格: 380 円(税込)
販売価格: 380 円(税込)
古代への情熱―シュリーマン自伝 (新潮文庫)
シュリーマン
Heinrich Schliemann
カスタマー平均評価:  4
男のロマン?
本書を何故手にとったかというと…何の本だったか忘れてしまったのですが、土井英司さんのオススメ書籍として紹介されていて(たぶん。)、気になって買ってみたという経緯でして… 奥付を見てみると、やはり結構売れているようで、38刷でした。 シュリーマンは、子供のころ、お父さんが読み聞かせてくれたギリシャの歴史物語に夢中になります。そしてなんと、大人になってから、物語に出てくる「トロイア戦争」は実際にあったことだという信念を裏付けるべく、古代史の研究、発掘をはじめ、見事証明するというなんとも青くさく情熱的な一生を送った人の自伝でした。「オーラの●」的に言うと、「前世はギリシャ人で、トロイア戦争の兵士でした」系なのでは???(笑)なんて思ってしまいました。 ご本人はドイツ人さんですが、もちろん結婚した奥さんは「ギリシャ人」です。私には、これほどまでにこの本が人気がある理由が正直よくわかりませんでした。男のロマンってやつなのでしょうか。また30代か40代になって読んでみたら良さがわかるのかな。ただ、シュリーマンさんの情熱には、本当に感服!! また、商売で巨万の富を築いているので、仕事もできて、青春の心も失わないイイ男だったのだろうことはわかりました。
ことを成すことの凄さ
有名な話なのでご存知の人も多いと思うが、実際に読んだ人はそう多くは無いかもしれない。 本書は、幼少の頃抱いた夢を実現させたというシュリーマンの生涯について書かれている。 現在では、これは事実と異なるといわれているが、私財を投げ打って発掘し、エーゲ文明の存在を実証した彼の功績は非常に大きい。 事業の成功により財をなし、十ヶ国以上の言葉をマスターしたシュリーマンは考古学者というよりは、語学堪能な実業家だと思うが。 薄い本なのですぐに読める。
他国語習得の参考に
シュリーマンのあまりにも有名な自伝ですから読まれた方も多いと思います。 私にとっては、とりわけ語学習得方法が参考になりました。 他国語の原書を1冊、まるごと暗記するという方法です。 シュリーマンは、さらりと書いてありますが、実際にはその難しいこと! でも、この暗記してしまうという方法は実用的です。 好きな短編小説を暗記すれば、それだけで語彙も文法も確実に習得できます。 この自伝には、学問修得への方法がいろいろと書かれています。 自伝・伝記ものの本の中で、ベストセラーとして残る理由がここにあると思います。
学問への意志を見出すことが出来る
本書は、読書感想文の候補となる本のひとつであろう。 この本を読むと理解できると思うが、シュリーマンの成功は少年時代にある。少年のシュリーマンは、古代の歴史に強烈な興味を抱いていた父親からホメロスの英雄たちの功績、トロイア戦争のさまざまな出来事、の物語を語ってもらったことにより感銘を受けた。その後シュリーマン自身商人として成功しながらも古代への想いをさらに強めていく様子が力強い言葉で描かれている。 ここには、学問を志す人のひとつの純粋な精神の有り方を見出すことが出来る。 このため、これから立ちはだかるであろう学問の障壁へ向かおうとする人々にとっても読まれるべき本である。 一方、遺跡に関する後半の具体的な記述が、もっと図示されていたなら理解が更に深まったのではとやや悔やまれるが、この部分は他の著書に当たるべきなのであろう。
夢に生きる素晴らしさ
幼い頃の夢を追い続け、あらゆる困難を乗り越えて偉大な業績を成し遂げたシュリーマンの自伝。 幾つかある中で最も内容がまとまっているように思う。 彼は8才の時クリスマスに世界史の本をプレゼントされ、以来トロイア発掘を夢見るようになる。 貧しい牧師の出身ながら辛酸を通過してギリシャ有数の大富豪となり、私財を投じて「トロイア」を発掘した。 実は彼が発見した「トロイア遺跡」は今、年代が一致しないという批判を受けるようになっている。また当時の考古学者は「素人の発掘作業である」として難色を示していた。 しかし、彼の方法は考古学にあるパラダイム転換をもたらした。 当時古典文献学は叙事詩や歴史文献を単なる空想の産物とみなし、芸術として批評する向きがあった。発掘作業も建築学・美術的な観点からの遺跡解明が旨であり、出土する装飾品・日常品には意味を見出さなかった。 つまり、古代の生活をつまびらかに知ることなどできない、という前提に立っていた。 これに対しシュリーマンの方法とは、ホメロスの叙事詩を史実の反映とみなし、これらを裏付ける証拠を地中から取り出し、古代の歴史文化を明らかにしようとするものだった。 この行動主義的姿勢が、当時発展途上だった先史学の動きや、科学的年代測定法などの確立と結びついて、発掘を補助手段として幅広い歴史研究をおこなうダイナミックな近代学問に発展。 ここから、近代以降の偉大な研究業績が生まれていったのである。 シュリーマンは信念と夢によって、逆境を克服し、近代学問の枠組みを変えた。この事実は歴史に揺るぎなく刻まれ、私たちを励ましてくれる。 なお、本書で紹介されている彼の外国語習得法は、学習者にとって非常に参考になる内容なので簡単に示しておく。 ・聴衆をおいて、意味にこだわらず何度もテキスト(小説など)を音読する。 ・興味ある事柄について毎日作文を書き、添削してもらう。 ・気に入った物語を丸暗記する。 今日的視点からも合理的で優れたやり方であるが、この学習法の基本的姿勢もまた、夢・情熱に支えられた観点から生まれていることに注目したい。 彼はこの方法で実に、18カ国語を習得したという。

空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操縦十年の記録 (光人社NF文庫)

[ 文庫 ]
空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操縦十年の記録 (光人社NF文庫)

・田形 竹尾
【光人社】
発売日: 2005-10
参考価格: 940 円(税込)
販売価格: 940 円(税込)
空戦 飛燕対グラマン―戦闘機操縦十年の記録 (光人社NF文庫)
田形 竹尾
カスタマー平均評価:  4.5
特攻の鎮魂
タイトルから、3式戦闘機による空戦記録のようにも見えるが、それほど3式戦が登場することはなく、むしろ97式戦闘機がたくさん出てくる。 著者は戦闘機乗りでありながら、陸軍の飛行機と名の付くものなら何でも乗りこなせるベテランだったので、3式戦闘機も、ただの機材のめぐり合わせ、といった感がある。 本書のハイライトは、台湾上空での、2機の3式戦闘機で36機のグラマンを迎撃した、手に汗握る空戦であり、それゆえ、タイトルがこうなったのだろう。 2機で36機の大編隊に突入して勝算などあるのか?と誰もが思う。 数的優位というのは絶対で、最初は一泡吹かせても、時間が経てば、多勢が無勢を負かす。 (日米戦争自体がそうだったともいえる) ただ、空戦という限定局面では、天候、機材の性能、指揮官の統率能力、隊員の操縦技量、攻撃戦か迎撃戦か、海上か山なのか、などの諸条件により、いろいろな勝負のあやが生まれる。 著者は、それらの条件を冷静に読み取りつつ、限界まで闘魂を燃やして戦った。 抜群の空中意識により記述された、この迎撃戦闘の記録は、おそらく、レシプロ戦闘機が機銃により空戦するというスタイルの、ひとつの究極ではないか。 前半で、ノモンハン事件前に、軍事交流でソ連軍の少佐が日本陸軍の航空隊で研修していたのは、やや意外だった。立派な軍人として敬意を払われている。 著者は、進駐したついでに、アンコールワットにも遊びに行っていた。自分も最近シェムリアップに行ったので、当時はもっと牧歌的な光景が広がっていたのだろうか、などと思いをめぐらせた。 このころ、戦地で搭乗員同士の挨拶は、死ぬなよ、だった。 これは、普通の人間同士の会話だ。 それが、本書の後半になると、特攻に出撃したパイロットの名を、戦果とともに、できるだけ克明に列挙して、まるで過去帳だ。 一見、ちょっと特攻を美化しすぎている気がしなくもない。 しかし、著者が手塩に掛けて育てた、顔や性格をよく知る教え子たちが、特攻で戦死したという無念の思いが大きく影響しているようだ。 著者にとって、特攻は、肯定するとか否定するとかいう問題ではなく、何人戦死したという数字の問題でもないのだろう。 朝鮮半島出身者で特攻した搭乗員にも触れている。 案外知られておらず、また、根深い問題をはらみつつも、再評価が必要な一面であろう。
飛燕対グラマンを読んで
・私はある時期、戦記物を読みあさったことがある。理由のひとつは、昭和一桁生まれの両親から聞いていた戦争について、自分で確かめたかったから。もうひとつは、結果的に敗れたが日本軍も善戦したであろうことを具体的に知りたかったから。そんななか本書にふれ、優れた搭乗員であった筆者が、命令とはいえ圧倒的多数の敵と渡り合った件を読み、感激した。空戦技術の高度さは言うまでもなく、自分が撃墜した米軍パイロットを弔う機会を得て落涙を禁じえなかったことを知り、田形氏の高潔な人格に心洗われる思いがした。また新戸原軍曹との連携で、編隊空戦を優位に進める叙述にはなかなか深みがある。今尚ご健在であれば、ぜひ体験談も伺いたいと念じている。
意外と思われるかもですが経営者をめざすかたに読んでほしい
興味深いところ、勉強になるところがある本です。後半はハラハラしながら読みました。36機のグラマンF6に味方2機でこちらから戦いを挑むなんて無茶なことを、と読み始めましたが、それだけ腕に自信があり、緻密な計算があったからこそということがわかりました。 また、部下の心をつかみ上手に統率するにはどうすれば良いか、やっぱりこの著者の考え、やり方が一番だなぁと改めて思いました。ぐだぐだな基地員たちがすっかり変わって信頼され、素直に命令をしたがうようになるようすは、経営者をめざす方に読んでほしいです。

父へ、母へ、最後の手紙―「昭和の遺書」〈1〉 (角川文庫)

[ 文庫 ]
父へ、母へ、最後の手紙―「昭和の遺書」〈1〉 (角川文庫)

【角川書店】
発売日: 1995-04
参考価格: 651 円(税込)
販売価格:
父へ、母へ、最後の手紙―「昭和の遺書」〈1〉 (角川文庫)
 
カスタマー平均評価:   0

コミック昭和史〈第5巻〉太平洋戦争後半 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
コミック昭和史〈第5巻〉太平洋戦争後半 (講談社文庫)

・水木 しげる
【講談社】
発売日: 1994-10
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
コミック昭和史〈第5巻〉太平洋戦争後半 (講談社文庫)
水木 しげる
カスタマー平均評価:  5
著者の自分史
第5巻の本書は昭和19年のインパール作戦から昭和20年著者が左腕に重傷を負って切断手術を受けたところまでを描く。最後の章のはじめにある「私はなんでこのようなつらいつとめをせにゃならぬ・・・」の文句には言葉が詰まる。
実録・総員玉砕せよ!
本巻「太平洋戦争後半」ではバイエンで筆者の分隊が全滅した後の様子が描かれています。筆者は命からがらズンゲン支隊に合流したのもつかの間、大隊長(成瀬少佐)が玉砕命令を出します。しかし支隊の児玉中隊が遊軍戦に転じたため、筆者は九死に一生をえます。中隊はマロンガからヤンマーへ向かいますが、マラリアで病床にある筆者は爆撃をうけ片腕を失います。

本書のバイエンからの逃避行では筆者は単独で行動していますが、「敗走記」(ちくま文庫の『幽霊艦長』に収録)では同僚の鈴木と合流しています。紙数の関係で省略したのでしょうか。この点だけ疑問が残りました(実際のところ単独行動だったようです)。

また本巻のニューブリテン島でのエピソードについては『総員玉砕せよ』の原稿が多数使用されています。『玉砕せよ』のあとがきで筆者は9割が事実と書いていますが、こちらのほうが史実にそくしていますので、あわせて読むとよいと思われます。


熊野三山・七つの謎―日本人の死生観の源流を探る (ノン・ポシェット)

[ 文庫 ]
熊野三山・七つの謎―日本人の死生観の源流を探る (ノン・ポシェット)

・高野 澄
【祥伝社】
発売日: 1998-10
参考価格: 590 円(税込)
販売価格: 590 円(税込)
熊野三山・七つの謎―日本人の死生観の源流を探る (ノン・ポシェット)
高野 澄
カスタマー平均評価:  4
ガイドブックに載らない熊野の謎
本書は、たまたま熊野参詣をしようと思ったので購入しましたが、ここには通常のガイドブックには載らない熊野が描かれています。 熊野と言えば神秘的なイメージがありますが、本書で語られる内容もその様な神秘を生み出したモノの源流のような形で補足しているようです。 日本人が古来から持ち続けてきた、山に対する信仰がどのような歴史を作って来たのかを本書は教えてくれます。 どのようなルートでまわり、どこで泊まるかなどというガイドブックだけではなく、こういった本も読んでから熊野に行くと、より印象に残る時間を過ごせるのではないかと感じました。
熊野三山必携
〜吉野・熊野が世界遺産に登録されました。もっと以前から国立公園として存在していたにもかかわらず、地理的制約から訪れる人の数は少なかったのではなかろうか。「熊野」と聞いたとき、どんなイメージが思い浮かぶでしょうか。那智の滝や、深山幽谷の雲海や、あるいはシダの葉でしょうか。
600年ほど前に、これらの同じ風景を見つめていた人たち。歴史の〜〜教科書には詳述されていませんが、小栗判官や安珍・清姫の物語などを通じて現代に語り継がれてきました。
一気に読み通すことができます。私はこの本を読んで、実際に熊野を訪れ、補陀落渡海の生々しさ、大斎原や花の窟の女性性、ゴトビキ岩の男性性などを眼前に感じてきました。
発刊当初は、南紀白浜空港、熊野本宮など限られた場所でしか手に入りません〜〜でしたが、いまはこうして簡単に入手できます。熊野を訪れる際には必携です。〜

コミック昭和史〈第4巻〉太平洋戦争前半 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
コミック昭和史〈第4巻〉太平洋戦争前半 (講談社文庫)

・水木 しげる
【講談社】
発売日: 1994-09
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
コミック昭和史〈第4巻〉太平洋戦争前半 (講談社文庫)
水木 しげる
カスタマー平均評価:  4.5
著者の自分史
第4巻の本書は昭和17年6月のミッドウェー海戦から昭和19年ニューブリテン島での著者の軍隊生活までを描く。この島での出来事は今までに何度も作品化されているが、このシリーズが一番詳しく正確であると思われる。
いよいよ戦場へ
本巻「太平洋戦争前半」は筆者の野戦行きが決まるところから始まります。そして筆者の分隊がニユーブリテン島のバイエンで全滅するまでを描いています。筆者の連隊はパラオのガスパンに一時滞在したあと、ニューブリテン島に上陸し、戦闘の最前線にいよいよ向かいます。

 本巻の251ページから第6巻にかけての筆者のラバウルでの様子を描いた個所で、ところどころの印刷が荒くなっています。該当個所は「地獄と天国」という作品のセリフを変えて再利用した個所で、おそらく原稿ではなく印刷物から復刻したことによると思われます。「地獄と天国」は『水木しげる戦記傑作大全 別巻』で読むことができますが、これも雑誌から復刻されているので鮮明ではありません。


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク