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2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017) セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604) サービスの天才たち (新潮新書) 巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫) 銀行の法律知識 (日経文庫) 企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書) 人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫) 損をして覚える株式投資 (PHP新書) 過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042) 組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)
2011年、メディア再編 地デ.. セブン‐イレブンの16歳からの.. サービスの天才たち (新潮新書.. 巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武.. 銀行の法律知識 (日経文庫) 企業ドメインの戦略論―構想の大.. 人はなぜお金で失敗するのか (.. 損をして覚える株式投資 (PH.. 過剰と破壊の経済学 「ムーアの.. 組織の盛衰―何が企業の命運を決..

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2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017)

[ 新書 ]
2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017)

・西 正
【アスキー】
発売日: 2007-07-10
参考価格: 780 円(税込)
販売価格: 780 円(税込)
2011年、メディア再編 地デジでテレビはどう変わるのか (アスキー新書 017)
西 正
カスタマー平均評価:  3.5
「新」メディア進化論とあわせて読むのがお勧め
前著の『「新」メディア進化論』の続編とも言える、放送と通信の連携の話。最近、放送と通信の「融合」から「連携」という言葉に変わってきているらしい。内容的には地デジの再送信問題についての議論が大部分を占めている。放送コンテンツのサーバー型タイムシフト送信についての話においては、DVD等パッケージメディアビジネスに絡めた議論がないので、いまいちしっくりこない。前著でもそうだが、同じ話が何度もでてくるので、読んでいるうちに飽きてしまう。
偏ることなく地上デジタルを論じている
テレビという存在が日常生活の中に溶け込んでいる昨今。 そのテレビが2011年には映らなくなってしまうかもしれない。 そんな現実がすぐそこに迫っていながら、なかなかテレビの買い替えは進んでいないようである。 なぜか。 テレビの提供側からの問題。 視聴者からの問題。 それぞれの立場から論じているところにとても好感が持てる一冊。
何より分かり易い
西氏が業界外に向けて発信したメッセージであり、とても分かり易く色々なことが理解できました。
知りたいことが書いてある
2011年までにテレビを買い替えなければいけないか、放っておくとどういうことになるかなどが、一般生活者・視聴者目線で書かれているので参考になった。新聞や雑誌でバラバラに情報入手していると混乱してしまうので、この一冊で事情が良く分かるという意味でお勧めです。
テレビ側の人
ネットとテレビの融合の話「も」期待して読んだが、4ページ目に、融合ではなく連携だと書いてある。ネットの優勢を否定したい本心から出た言葉である。6ページ目にサッカーW杯をネットで見るのは不可能だと断言。今の広告ビジネスを温存して、今後の新しい可能性をハナから否定している。 テレビ側の人が一方的に主張している本だということが分かったので、その先を読む気がなくなりました。

セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)

[ 文庫 ]
セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)

・勝見 明
【宝島社】
発売日: 2008-01-11
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
セブン‐イレブンの16歳からの経営学 (宝島社文庫 604)
勝見 明
カスタマー平均評価:  3
クズ
セブンイレブンのような会社から何を学ぶのでしょうか?大切なお金をこんな企業に使っていいのですか?
題名通り
なぜセブンイレブンは強いのか?という視点から、高校生でもわかる経営学を説く。 セブンイレブンではバイトの高校生にも商品の発注を担当させる。 つまり高校生でも理解できるくらいシンプルな経営学なのだ。 それくらいシンプルな経営学の、根本となる考え方を丁寧に解説している。 そしてその中から、経営の本質を見いだす。 徹底して顧客の立場に立つという考え方には脱帽。
コンビニで働くすべての人へオススメ!
コンビニでフリーター生活をしている若者にこそ読んでいただきたい。コンビニという一見狭い空間の中にどれだけ豊かな要素が含まれているかが理解できるでしょう。鈴木氏は学生は勉強が本分という思想の持ち主かと思いきや、勉強をしなくてもコンビニインフラを築き上げたことを誇りに思っていらっしゃるようですね。統計心理学という学問を、真似るのではなくゼロベースで築き上げることへの価値の置き方は見習うべきですね。
天才経営者・鈴木敏文の経営の凄さがはっきり分かる
セブン‐イレブンの創設者・鈴木敏文は今日わが国の最も重要なインフラの一つであるコンビニを作り上げた人物である。こんなに便利で社会に役に立っているものが、どうゆう風に出来上がってきたのか、その経営の仕組みは何か具体的に解き明かしてくれる。難しい文章は使わず、きちんと説明する良心的な手法はとても好感が持てます。収益もキチンと黒字にし、社会に貢献する経営の根幹を知ろう。

サービスの天才たち (新潮新書)

[ 新書 ]
サービスの天才たち (新潮新書)

・野地 秩嘉
【新潮社】
発売日: 2003-11
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
サービスの天才たち (新潮新書)
野地 秩嘉
カスタマー平均評価:  4.5
いかにお客様の満足を考えているか
理髪師、高齢者施設の料理人、ゴルフ場のキャディ、温泉カメラマン、マッサージ師、タクシー運転手といった働く人間の大半を占めるサービス業の中でも特に良質なサービスを提供している人たちのテクニック、経歴、考えていること等が丁寧に整理されていて読みやすかった。サービスの天才たちが共通して考えていることは、いかにお客様の満足を考えているかに他ならず、そのために決めたことは決して曲げず、また現状に満足せず上を目指し続けていた。個人的には将来的にマッサージ師を目指しているので、ゴッドハンドの話はとても参考になった。
光景が目に浮かぶ
非常に気持ちよく読める一冊。 滅多に同じ本を読み返すことはないのだが、 この本は、ふとしたときに再読したくなる。 インタビューや時代背景、著者の気づきなどで構成されており、 著者の主観は(おそらく意図的に)最小限に抑えられているため 嫌味がない。 抵抗なく感情移入でき、特に“糸福の一生”などでは 毎回「ほろっ」とさせられる。
本当のサービスはいいですよ
サービスの神髄ってなんですか?  髪の毛を切るのに1万円出すことも有るし、10分 千円ですませることもあります。私は地方のホテルに 泊まるとマッサージを受けるのが大好きですが人に よって本当に満足感が違います。  本当のサービスを教えてくれる本です。いいですよ。 本当のサービスは。
「心地良い!!」
「サービスとは、顧客のニーズを・・・こうして、あーして」そんなビジネス書 のような解説は一切ない。街で評判のプロフェショナルのルポ、よって この本を読んでサービスのノウハウを速修できるものでもない。 特段、これはすごい!! と思わせるような大袈裟なる書き方でもないので、それほどインパクトを感じる わけでもない。しかし、自分がサービスを受けたらきっと心地良いだろうと確信 できる・・・とても不思議な感じがする読み物・・そんな印象。 天職と出会ったのではなく、自ら天職にしてしまった。 コミュニケーションは会話だけではない。 初めにサービスありき・・ではなさそうだ‥などなど。 読み手が「この天才のサービスの本質はなんだろう?はっきりしないぁ」 といつの間にか考えさせられてしまうこと、読み手に自由度があるのが この本の良さなのかも。
サービスの極意を達人から学ぶ
 世間から評価されている「サービスの天才」たちにスポットライトを当て、いかに彼らがサービスの極致に達したかを、筆者の取材を通して、その秘訣を明らかにした一冊。  紹介されるどの人(牛)にも共通する事は、相手の立場を考える事に徹していることだと感じた。サービスとはいかに相手を満足させるかが肝だが、何もしない事もサービスの一つであり、客の言いなりにならない(させない)事もまたサービス。  サービスという領域だけでなく、人と接する際の参考書として、多くの人に読んで欲しい。

巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)

[ 文庫 ]
巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)

・佐野 眞一
【文藝春秋】
発売日: 2000-05
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)
佐野 眞一
カスタマー平均評価:  5
怒涛のような傑作(続)
(文庫本上巻レビューより続く)  正力がこの大衆というモンスターを乗りこなし得た秘密を、著者はその「没理想」「没理念」に見る(上p239、p319)。もちろん、これは大衆の定義でもある。正力は大衆そのものではないにしろ、「刹那的な欲望の水路に大衆を導き込む運河の設計者」(上p191)として、大衆と一体だった。  正力は周囲に多くの有能な「影武者」たちを従え、彼らの夢や理想を喰らって輝いた。そこには「夢をもった者はその夢を実現できず、夢をもたなかった者だけが、他人の夢を横どりできる、という苦い構図」(上p409)がある。ただし「その実現されたその夢は、いつも形骸化された夢、夢の抜け殻ともいうべきものだった」(上p345)。  著者は本作の発表後、渡邉恒雄伝の執筆を勧められて腹を立てたという噂を耳にした。それはそうだろう。この著者の関心は、まっすぐに「日本近代の肖像を描くこと」に向かっている。対して、著者が渡邉の矮小さを軽蔑していることは、本書中の記述からも明らかではないか。著者が次のテーマに選んだのは、大衆化する日本社会の中で「真の庶民の姿」を捜し求めることに生涯をかけ、時には捏造に手を貸しさえした宮本常一だった。そこに著者の求める「解」があったかどうか、それは疑わしいと私は考えるけれども…
善悪・イデオロギーを超越した怪人、正力松太郎
質・量ともに著者の代表作である。執念の作品といってもいいかもしれない。丹念で綿密な取材が持ち味の著者だが、それにしても巻末に掲載されている取材協力者、参考文献、登場人物一覧は膨大である。総理大臣もいればお笑い芸人もいる。戦後の著名人は殆ど登場している、といっていい程である。 彼は確かに欲望のままに動いたのかもしれない。彼は倒産寸前の読売新聞に乗り込み、大衆の心をつかむ革新的な紙面を作り出し、その後もテレビ、プロ野球、プロゴルフ、プロレスetcと彼は戦後日本で発展した興行の殆どに「父」として君臨している。「大衆の夢と欲望を食い尽くした男」というくだりがあったが、まさにその通りである。 しかし、実際に彼のアイデイアを実現してきたのは、この作品では“影武者”と呼ばれる男達である。ところが、正力により彼らの功績は切り捨てられた。それでも、彼の周りには人が集まってくる。この人脈の広がりは尋常ではない。善悪やイデオロギーを超越したまさに大きな怪人「巨怪」である。 そんな正力は、衆議院選挙に出るにあたって「総理大臣になるのが夢だった」と漏らしているのだが、これも彼の単なる欲望の一つなのだろうか、それとも、原子力発電も含めて、それまで彼が実現してきたことは総理になるための布石だったのであろうか…。 著者の作品は殆どそうであるが、彼は、この作品でも正力のバイタリティーの源泉を故郷富山風景に見ていたりする。相変わらず思い込みが激しいなぁとは思うが、これは佐野眞一が書いた「評伝」である。粘っこい文章と合わせて個性なのである。好き嫌いが分かれる作家だとは思うが、私は好きである。ただし、東電OL殺人事件など事件を扱った作品では、この個性は魅力ではなく欠点になるので好きになれない。
恐るべき正力松太郎
とにかく恐ろしく巨大な正力松太郎の生涯を余す所無く描いた本です。
つきることない欲望とそれを実現していくバイタリティ、人を人とも思わない冷酷さ、などなど、読売の繁栄をつくりあげた男の全体像が克明に伝わってきます。また、メディアの興亡(攻防?)史の面もあり、読売だけでなく、毎日、朝日も結構えげつないことをしてきたことも知ることができました(関東大震災で東京の新聞社が壊滅状態になったのをいいことに、朝日、毎日は関西から販路拡張を仕掛けてきた)。
思いつくままに、この本から得られた情報をあげると、

○ 2004年にイチローが破るまで大リーグの年間最多安打記録を持っていた往年の名選手シスラーの息子は、終戦直後日本にいて、日本の野球復興にかかわった。
○ 川上時代のジャイアンツは優勝するたびに読売本社内を隈なく優勝旗をもって練り歩かされ、その時、監督選手を冷ややかな目で見ていたのは、誰あろう、あのナベツネであった。
「庶民」から「大衆」への変貌とは?
「プロ野球の父」「原子力の父」など数々の偉業を成し遂げたといわれた正力松太郎の生涯を凄まじいまでの取材力と観察力を駆使して綴られた、著者渾身の超傑作。この下巻では、公職追放から復権し、日本テレビ、プロレス、原子力発電所などのパイオニアとして名声を高め、史上唯一の天覧試合を成功させ、その死後までが描かれている。

正力氏の偉業に対する評価は、この本を読んだ人それぞれが判断してくれればいいと思う。あとがきでの著者の言葉「庶民というものが、いかにして大衆というものに変貌したのか」には、ここまでこの長いルポを読み進めてきた読者には衝撃的でさえある。昭和という時代によって、庶民が大衆に劣化していくその様を、正力氏の影を追いながらわれわれは見せ付けられてきたのだから。


銀行の法律知識 (日経文庫)

[ 新書 ]
銀行の法律知識 (日経文庫)

・階 猛 ・渡邉 雅之
【日本経済新聞社】
発売日: 2006-07
参考価格: 903 円(税込)
販売価格:
銀行の法律知識 (日経文庫)
階 猛
渡邉 雅之
カスタマー平均評価:  5
銀行業務内容がコンパクトに良くまとまっている。
預金業務から始まって、為替、与信、債権保全・回収、付随業務、投資、銀行代理業に至るまで銀行業務全般の知識のまとめに最適な点、一般行員等とFFG銀行法務部長の対話形式で非常にわかりやすい点、それぞれの項目のポイントとして「解説」欄が設けられている点、非常に良く書けている。始めの預金業務でも、法的に民法の寄託、消費寄託、賃貸借の解説もあり、一応は金融知識の基本は知っているつもりだが再度全般的に知識として整理、確認したい、或いは最近の新法の施行や改正に追いついておきたい、という前向きな方々に最適である。銀行オンチでは済まされない現代、この書で基本は押さえておけるでしょう。
良書ですが。。。
とっつきやすくて利用価値の高い良書だと思いますが、敢えて以下申し上げます。 本書は47ページから48ページにおいて、説明義務と適合性原則は理念が違うものなので分けて考えるべし、とといています(いわば二元説)。確かにこの説は金融庁金融審議会の過去の議事録でも目にしましたが、平成18年改正(19年施行予定)の金融商品販売法では 「第3条2項 前項の説明は、顧客の知識、経験、財産の状況及び当該金融商品の販売に係る契約を締結する目的に照らして、当該顧客に理解されるために必要な方法及び程度によるものでなければならない。」 と規定されましたので、「適合性原則は説明義務の前提条件」と接続して考えるのが現在のauthenticな捉え方なのではないでしょうか(いわば一元説)。顧客本人にとって理解できない説明をどれだけしても説明義務を果たしたことにはならない、と。 もちろん本書の二元説の方が実際の問題を考える際に有用なのであればそれでもよいのですが、本書は48ページにて「業者の勧誘なしに顧客が自発的に取引を行おうとする場合、適合性原則や説明義務の問題は生じない」と述べる一方、55ページでは、高校生が株式投信をやりたいと来店した場合、「仮に親権者の同意や財産処分の許可があったとしても、適合性原則の見地から、取引するかしないかは慎重に判断すべきだろう。」と述べており、矛盾をきたしていると思います。47ページの広義の適合性の定義のところで「勧誘(あるいは販売)」と記載しているのは改正金販法を一応踏まえてのことでしょうが、勧誘によらない販売の場合にも説明義務の前提として適合性原則の充足は必要である、とのスタンスで一貫して説明すべきではないでしょうか。 長くなってすみませんが、もう2点だけ。 *51ページ以降の「制限能力者」との表記は旧民法ベースであり、「制限行為能力者」と改めるべきでは。 *第8章「銀行代理業」は、住宅販売会社と新規に提携スキームを組むことを検討する事例なのであるから、銀行代理業の許可の取得だけでなく、物件に欠陥があった場合の抗弁の切断・接続の問題にも言及すべきでは。
すばらしい
この本は,日経文庫の特徴である淡々とした説明ではなく,「問答形式」なのがよい。文章もとてもわかりやすく,銀行法務を長年経験してきた,現在企業内弁護士の階氏と大手法律事務所勤務の渡邊氏が著者という点で,内容的にも信頼できる。
一般市民も必読!
 一読して、わたしたち一般の市民「も」目を通しておくべき本だと思いました。たとえば、カードや通帳を盗難され、悪用されたとき、被害額は保証されるのでしょうか。そのさい、暗証番号の設定の仕方や保管の仕方で被害者の過失の度合いが「法的に」問題になるということを、法律をやさしく解説した本書で知っておけば、日頃のカード類の管理も、より真剣になるかもしれません。あるいは、高校生の子どもが株式投信をしてみたいと言い出したとき、親は、どう対処すればよいのでしょうか。窓口担当者は…。  「ここ数年、個人情報保護法、会社法、預金者保護法、{2007年施行の}金融商品取引法など重要な法律が相次いで成立しています。民法、倒産関係法、銀行法など既存の法律についても多くの改正がなされました」(3頁、{ }は引用者の補足)という現状からすれば、もちろん、銀行とかかわる仕事をされている方、銀行員、実務を学ぶ学生さんには必読書となるはずです。  「グレーゾーン金利」が「ボール球を打たせて取る」ピッチャーの譬えで説明されているのは、著者の趣味のあらわれでしょうか。このような巧みな例や法律用語の補足説明は、わたしのような全く予備知識を持ち合わせない読者を助けてくれます。わたしは、一通り、この事柄にかんする経済・法律用語の基礎知識も得ることができました。

企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書)

[ − ]
企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書)

・榊原 清則
【中央公論社】
発売日: 1992-05
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
企業ドメインの戦略論―構想の大きな会社とは (中公新書)
榊原 清則
カスタマー平均評価:  4.5
ドメインの必要性について?
ドメインの定義の方法や進化過程は様々なものがあり、企業の独自性や社会環境、経済の発展段階、企業とユーザーの関わり、経営者と従業員の関わり、取り巻く企業等々によって、適切なものは変わってくる。従業員の質や社風等を考えただけでも、数限りない設定が必要になり、それらを組み合わせると無限のドメイン定義が存在することになる。 無限だからといって、設定することが無意味なわけではなく、企業としてのベクトルがあわなければ前進する推進力は生まれない。ベクトルを合わせるにも最高の力が発揮されるようにしなければならないし、競合が存在するのであればその相手に勝たなければならない。 経営者としては、社会、自社、競合相手、協力者、従業員、ユーザーを観察して、常に柔軟に対応できる準備をしておかなければならない。柔軟な対応をするといっても、次から次に変化していたのでは、浸透することもないので、中長期的な先見性が必要とされる。 また、自分からの発信だけを信ずるのではなく、周りから生まれてくるものを素直に受け入れるゆとりもなければならない。 自社のドメインをいろいろな角度から確認してみると、十分検討されたものなのか分からないし、そのような目で見たこともなかった。正しい、間違っているかは別にして、点検をしてみる価値があるように感じる。 それから、本書を批判的に見ると、結果をいかにも成功、失敗と論じることは出来るが、答えのない議論は必要なのかともいえるのではないか。
企業ドメインを考える際の良書
アメリカの鉄道会社が衰退してしまったのは、自らの事業領域を「輸送事業」ではなく「鉄道事業」ととらえてしまったことが原因だ。こういう話が戦略やマーケティング関連の本によく載っています。(これはレビットの論文で初めて言われたことのようです。『T.レビット マーケティング論』にはそのことが載っているみたい) この話をしなくても、日頃から感覚的に「あの会社はスケールが大きい経営をしている」というようなことを思ったりしています。 この「事業領域」や「経営のスケール」に相当するのが、本書で取り上げられている「ドメイン」になります。 本書では、企業のドメインを「空間の広がり」「時間の広がり」「意味の広がり」の3つの次元からとらえています。さらに、ドメインは静的なものではなく、時間と共に変化していく動的なものとしてとらえ、様々な視点を提供しています。 様々な視点のうち、特にドメインの意味に焦点を当てた議論はとても参考になりました。例えば、ドメインを経営者が定義すれば済むのではなく、その後、環境側(組織の構成員や外部環境)とのコンセンサスが成立しなければ効果がないという「ドメイン・コンセンサス」の議論や、製品が持っている「意味領域」は、企業側が一方的に決められるものではなく、ユーザとの相互作用を通して形成されていく「相互的意味創造」の議論や、それを引き起こすための「意味の余剰」や「引き込み」の議論は勉強になりました。 本書では、そのような議論を数多くの事例(成功したものも、失敗したものも、現在進行形のものも)を取り上げて解説されています。中でも日本企業の事例は、コア・コンピタンス経営をドメインの視点から解説したようなものになっていて参考になります。
内外の企業の具体例をいくつか挙げながら「企業ドメイン」の実体を浮き彫りにすること試みた本。
15年前の出版物なので、経営学版テレビ探偵団という感じがするのは否めない。 そうは言っても、一冊丸ごと「企業ドメイン」という書籍は、珍しいはず。 多くの実例を通じて、企業ドメインの空間的・時間的・意味的広がりを検証し、その実像の把握と有効性・非有効性を検証している。 完全な学術書。
ドメインの設定の仕方によって将来の発展が大きく変わる
企業ドメインという聞き慣れない言葉ですが,簡単に言えば企業の事業領域ということになるでしょう.そしてその中に,現実の事業領域と企業の戦略領域といった2つの側面を持つとのことです. 興味深い例として,鉄道会社を物理的な面から鉄道事業ととらえるか,機能的な面から輸送事業ととらえるかで,アメリカの鉄道会社は鉄道事業ととらえたため衰退していったという話があります.ドメインの設定の仕方によって将来の発展が大きく変わるようです.また,国内外のいくつかの企業の成功例が紹介されています.企業ドメインを正しく設定して成功した企業もありますし,レーサーミニ四駆のように企業によるドメインの定義だけでなく,顧客との相互作用によって意外なヒットで成功した例もあるようで,現実はなかなか理論通りにはいかないようです. ビジネス戦略に携わる方にはいろいろと参考になるのではないでしょうか.
実務者にとっても必要な視点
実務を行っていく上で、財務状況に応じて様々な仕事をしなければならないことがあるが、それによってしばしば自分たちが何をやっている組織なのか、わからなくなることがある。 それによって戦略上の優先順位がぶれ、知らないうちに思っていた以上のダメージが蓄積していく。 そういった時は、本書を開くべきだ。 実務者にとっても有益な経営学とは、こういうものを言うのだろう。

人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫)

・ゲーリー ベルスキー ・トーマス ギロヴィッチ ・Gary Belsky ・Thomas Gilovich ・鬼沢 忍
【日本経済新聞社】
発売日: 2003-10
参考価格: 650 円(税込)
販売価格:
人はなぜお金で失敗するのか (日経ビジネス人文庫)
ゲーリー ベルスキー
トーマス ギロヴィッチ
Gary Belsky
Thomas Gilovich
鬼沢 忍
カスタマー平均評価:  4
読みにくいけどすばらしい本です
ちょっと読みにくい所もありますが、本当にすばらしい本だと思います。 ・投資やギャンブル ・貯金や家を買うのどの目的 ・節約 ・夫婦や親子関係 ぱっと考えてもお金に関わることに心理が影響してると感じました。 何回も読み返したい本です。
楽しく読めました
 行動経済学の本です。  構成もよく、楽しくわかりやすく読める本です。興味深い質問が随所にあり、自分ならどう行動するだろうと考えながら楽しく読めました。各章の「どう考え、どう行動するか」の箇所はよくまとまっており後から読み返す際の手軽な要約として役立ちました。  日本経済新聞社の本ですが堅苦しくなく楽しめる本ですのでお勧めです。
地味な内容ですが、役立ちます。
本書は、お金の無駄遣いを行動経済学の見地から考察し、どのように対処すべきかを論じている。つまり、華々しい資産運用や涙ぐましい節約法を述べるのではなく、お金を賢く使うことを主眼に置いている点で他書とは、一線を画している。 例えば、あぶく銭といわれるように、簡単に入手したお金は簡単に使ってしまう。しかし、お金自体は労働で稼いだものと価値は変わりなく、そのように大切に使うべきである。 また、株など損切りできず、ナンピン買いしてしまうのは、損失を嫌悪するためであり、購入価格を基準にしているためである。そのような場合、現在その株を持っていないと仮定して、また過去の価格にとらわれず、買う価値があるかどうか判断すべきである。 あるいは、目先のリスク(価格のぶれ)につられて株や投資信託の売買をするのではなく長期のリターンを考えるべきである。つまりニュースや価格を頻繁にチェックするのではなく、インデックスファンドのバイアンドホールドを薦めている。 言われてみればどれも当然のことばかりで、なんら難しくないが、意識しないと実行できないことばかり。今後のお金の使い方を一考させられた。
気軽に読める行動経済学入門
行動経済学、行動ファイナンスの入門書的な著作。木村剛やPat Dorceyも推薦していたので、読んでみました。 ただ、行動経済学を独立した分野としてとらえるというよりも、市場効率仮説を前提にしていかなる人間の行動パターンが 合理的な経済的判断を誤るのかという観点で書かれています。 面白いエピソードが満載ですが、細かい数字による説明や検証を省いているので、やや説得力に欠ける印象がある部分もあります。 でも、それが却って気軽に読める雰囲気を出しているのかもしれませんね。
面白かった
行動経済学の入門書というので読んでみた。 わかりやすい例があげられていて金融関係に 知識がなくても理解しやすい。 逆に心理学的な側面はモノを売る人たちにも 有益なのではないかと思った。 若干アメリカと日本との金融の法律も違うだろうから 全く鵜呑みにはできないだろうけど、すでに株などで 失敗している人には今後のための良い指南書となるのではないか。

損をして覚える株式投資 (PHP新書)

[ 新書 ]
損をして覚える株式投資 (PHP新書)

・邱 永漢
【PHP研究所】
発売日: 2005-11-16
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
損をして覚える株式投資 (PHP新書)
邱 永漢
カスタマー平均評価:  4
戦後の株式投資経験を中心に気軽に読める一冊
タイトルのつけ方はうまい。著者は高度経済成長期に株でかなり儲けたようだが、特に投資について学ぶ過程でいろいろ失敗もしている。成功したことだけでなく、失敗したことも含めてざっくばらんに株についての経験を振り返りながら語っているというスタイルになっている。 行間も開いており、実際の分量は少なく、専門用語もあまり出てこなくて気軽に読める。投資の勉強というより、成功した一人の投資家のちょっとしたエッセイ風の一冊として割り切って読むと良いだろう。個人的には、忍耐の重要性を説くところは特に感銘を受けた。でも、忍耐だけでも結果が出ないのが株式投資の難しいところなのだが。あと、株式投資のプロなんていない、というところも興味深く読めた。 尚、この著者は近年は低成長期に入った日本株で儲けるのは難しい、成長している国に投資するのが良いということを主張している。それは正しい見方なのだが、一方で海外の会社に投資するためのより正確な情報を日本にいながら掴むのはかなり難しいという事実もあり、さらにより具体的なアドバイスがあればよかったと思う。
株式投資に関しての基本スタンスが書かれている
株を始めたばかりの人、長く株をやっている人で初心を忘れてしまった人に、株をする上での基本スタンスみたいなものを、著者の株投資にまつわる長い経験と独自の見解から描いている。 株を行う上での難しい用語や数式などはなく、成功も失敗も含めて著者の体験談をエッセイ風に書いているので、株に関して知識が全くなくても面白く読める。 WEB上で著者のサイトがあるが、内容がそこに書かれてあることと重なることも多かった。 ただ、著者が台湾出身であることとも関係しているのかもしれないが、この本に限らず全体的に著者の思考や思想が中国びいきなのも拝めない。 例えば、本文中にインドやヴェトナムなど中国以外にも投資対象となるアジアの国はあるはずなのに、それを一辺倒に否定して『中国のみだ』としていることなど、理由も無く決め付けている所もあり、読んでいて何でそういう意見になるのかと疑問に思う箇所が何ヶ所かあった。 とはいえその点を考慮しても、堅苦しい表現や専門用語などを使わず、読者に状況や背景をイメージさせ、飽きさせない文体は、『流石直木賞を受賞した著者』と思わせる所ではあり一読に値する。
株の面白さを語る初心者向けの本
想定読者をはじめに決めて書かれていると思います。想定読者は株を始めたばかりで、株を通して見えるいろいろな経済の変化が面白くなってきて、さらに自分で理解のできる損をし始めた人たちです。そういう人たちに手にとってもらえるようにうまいタイトルがつけられています。 自慢話と決め付けが随所に見られますが、それを割り引いてもとてもわかりやすく読みやすい内容になっています。株で損をするのは当たり前のことなのですが、そういう苦い経験とその経験を基にした成長があってこそ、安定的に利益を上げられるようになります。 面白い失敗談とそこから得られた教訓が70ページあたりにあります。自分が調べて間違いないと思って購入した株をその道の大先輩の一言ですべて売ってしまうのです。その後、自分で選んだ株が暴騰してしまいました。ここで得られた経験として、 1.株でもうけようと思えば、「初志を貫くこと」 2.「忍耐には忍耐を重ねて途中で投げ出さないこと」 です。同じような例も他に出てきますが、徹底的に調べてこれだと思ったら、雑音に耳を貸さずにその道を行けばいいということは、株の世界に限らず通じるものがあると思います。反対に、表面上の情報に踊らされているうちは、大きな成長はないということです。
株式は精神修行の場
株を買う事は誰にもできるが株を安定した財産とするには時間と修行が必要である。 長年株式投資をやっている人は、多くの失敗と経験を繰り返し、そのプロセスの中で自分なりの投資スタイルを築いているものである。 株式投資で利益を得た時より、損した時の方が色々と学ぶ事ができ、その壁をのり超える事によりスキルアップしていくものである。そしてたいがい思惑は、外れる。だが、たまに当たる。 宝くじ、競馬、パチンコに似ているかもしれない? 株式投資をする前とした後では、株に関するイメージも変化する。経験を積んでいくと、株式投資は 損をして覚えるものだと思うようになり、損する事なしに利益を出し続ける事はできないと感じる。 資産運用をリスクをコントロールしながら、やっていく。損益書を作成する。 投資する事で利益を生み出す事ができる。企業もまたそうなのだと考えるようになり、物の視点も変化していく、そして、損という壁をのり超える事で精神修行にもなっている。これが株式の醍醐味でもある。 (この本は、やよみやすいので、株に対して悪いイメージや損する事に抵抗のある人にはお勧めである。)
邱永漢、年老いたり!
素晴らしい本で、投資に関するダイヤモンドのような警句に満ちている本なのですが、いただけないところが3つある。一つ目は「これからは日本ではない。中国だ」とやたらと中国投資を煽る点。共産党一党独裁の専制国家が日本より未来があるかのごとき吹きまくる著者の姿勢は「あばたもえくぼ」以外のナニモノでもない。2つ目は「どうしてそんなに中国、中国というのですか。インドもあるじゃないですか。ベトナムもあるでしょう」という極めてまっとうな疑問を「ただの思いつき」だの「真剣に投資を考えている人は、中国株投資で頭がいっぱいで余計なこと(インド、ベトナムなど)には頭が回らないはず」なんて、トンデモないことを言う点。三つ目はバブルで日本人が海外不動産投資に失敗したことを、あたかも島国国家日本のDNAに原因があるかのごとき妄説を偉そうに吐き散らかしている点。バブルはアメリカにもあったし英国にもあった。フランスにもあったし、オランダにもあった。みんな海外投資に失敗して大損している。中国人だって大損している。そもそも中国人が4千年の歴史的経験を積んだしたたたかな賢い民族なら、共産主義国家に転落することもなかったし、日本に侵略されることもなかったろうし、欧米に半植民地化されることもなかったでしょう。文化大革命なんてヴァカな政策も取らなかったでしょうし、大躍進政策なんてしなかったでしょう。「世界は常に中国を中心に回っている」とシナ人である邱永漢が思うのは勝手だが、説得力は全くないことも知っておくべきだな。邱も老いたということか。

過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)

[ 新書 ]
過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)

・池田 信夫
【アスキー】
発売日: 2007-12-10
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
過剰と破壊の経済学 「ムーアの法則」で何が変わるのか? (アスキー新書 042)
池田 信夫
カスタマー平均評価:  4
制御不能の状況下における秩序
元NHK職員で現在は教授であり有名ブロガーが書くITの経済 内容はムーアの法則、つまり毎年2倍程度の進化を遂げてゆく世界について まずは筆者なりの解釈を展開しています。その上でムーアの法則により 情報インフラはコモディティ化してしまい、表題でもあるとおり 情報は過剰な資源になることを示しています。 その上で、過剰世界での問題点、つまりボトルネックが問題になると 筆者は指摘しています、ボトルネックの例として、人間であり 放送の世界では電波であり、そして情報という意味では 著作権がボトルネックである例を示しています。 最後に、そのような過剰な世界でどう対応するかという点において 著者の結論は、国内という狭い「ボトルネック」で保護するのは 時代錯誤で、グローバル化が前提のイノベーションを起こすこととしています。 元々がNHKの人らしく、放送自由化の電波の例など出てきて、 なかなか面白い本だなぁと思いました。 かといって、さすがにすべてをムーアの法則で丸めてしまうのは 無理があり、読み物としては面白いのですが、 知見や、だから何に役立つのかについては、少し薄い気がします。 それにしてもムーアの法則で、放送から携帯電話まで述べているのは なかなか守備範囲が広いなぁと思いました。
「ロードマップの不思議」ではなかった
なんでロードマップは、当初無理目に見えても実現されていくのだろう?という疑問から読んだのですが、そういうことに触れた本ではなかったのですね。 それはともかく、ムーアの法則に沿った技術の進歩が半導体製造の外側に及ぼしている影響の広範さに驚きました。著者に改めて指摘されるまで全く考えが至っておりませんでした。 本書中の一部についてを挙げれば、現在のプライバシーや著作権の扱いに対する過激に見える意見にも同意ですが、CELLを失敗としているところは結論を急ぎすぎていると思います。著者も指摘している通り、ハードに比しソフト開発の進歩は非常に遅く、CELL自身が立ち上がるにはまだ早すぎるのかもしれませんが、グリッドコンピューティングが立ち上がるときにCELLが生きながらえていたら大化けするかもしれません。 面白かったのですが、「ムーアの法則」って法則ではなく予測なのに、なぜロードマップ化されるとそれを上回る速度で技術が進歩するのか、を知りたかった勘違いな私の満たされない思いをひとつ減点に込めます。
日本の情報産業は臨機応変な対応をすべき
結論を先に書くとITの進化によって何が本命かわからない場合、 いろんなものに投資してステージ毎に成果を見てうまくいっていない プロジェクトを捨て、結果としてうまくいったものを成功と見なすしかない という著者の主旨です。 何故ならば情報インフラはコモディティ化するからです。 つまりボトルネックだった部分が代替品と代替可能になるから。 本書ではこのボトルネックにマイクロソフトのOSからサーバー、日本の 電波周波数の割り当て方式など実に様々な事例を挙げて説明しています。 ちょっとしたITの歴史を振り返るのに良いでしょう。 そして著者としては官僚主導、政府と民間企業とタッグを組んでの ITインフラ整備を強く批判しています。 理由は 1.臨機応変な対応が取れない 2.一度法制化するとそこから新たな情報インフラのコモディティ化が  進むと法制化した案をさらに軌道修正している内に諸外国のIT企業に  先を越される  という考え方です。 日本の家電企業は素晴らしい技術を持ちながら、法律の規制に自由を奪われて、 さらにノキアのような1つに特化した企業にならずに総合的企業のまま 停滞していて、世界の進歩に取り残されているという主旨を述べています。
そんなにすごい内容ですか?
基本的に独自の新しい研究成果や知見はない。近時、経営学の分野で進んでいる議論の受け売りでしかない。あとは著者独自のイデオロギーが、ルサンチマンとともに「はき出されている」だけ。議論の中に経済厚生への目配りがないので、目下の日本の経済状況の議論については、全く役立たず。
良書
こういうものを破壊的イノベーションと呼ぶのだ、ということがわかります。 軽薄短小の新書があふれているなかで、オススメの一冊です。

組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)

[ 文庫 ]
組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)

・堺屋 太一
【PHP研究所】
発売日: 1996-01
参考価格: 590 円(税込)
販売価格:
組織の盛衰―何が企業の命運を決めるのか (PHP文庫)
堺屋 太一
カスタマー平均評価:  4.5
優秀な人材を集めた組織が失敗するメカニズム
優秀な人材で構成され、社会的評判も高い組織がなぜどのように衰退するのかが具体例とともに書かれていて面白くて読みやすかった。 組織を扱った本はほかにもあるが、これほどまとまった本はないのではないかと思う。 本書は1996年発行だか、冷戦の終焉による米ソの軍縮がもたらす軍人の社会的地位の低下が新たな危機につながりかねないと指摘している点には、2007年の今読むとどきりとさせられた。 テレビの登場によって高度な技術を抱えた映画産業がまさにその高度さゆえに主役の座を失っていく過程が描かれているが、同じようなテレビからYouTubeなどインターネットへの移行が現在進行中なのだろう。
今まで読まなかったのがもったいなかった
何となく気になっていたけど、  今回初めて読みました。  もう少し早めに読んでいれば良かった。  でも、今だからスーッと入ってきたのかも^^  組織について  体系的な学問は無い。  あっても、最近の企業組織についての本だけです。  歴史から学び、体系的に分析するには、  学問の世界では学者が組織体に属し、考えることができないし、  実業の世界は深く掘り下げるより、効率を追求するからです。  組織についての記録は  組織図があっても、  その機能と人とがどのような役割を果たしていたか?   については検証の記録も残っていないし、  記録自体に信憑性が無い。  著者は  歴史から学び、組織の死に至る病として  1.成功体験への埋没  2.機能体の共同体化  3.環境への過剰適応  を実例から導き出している。    織田信長は最高の機能的組織をつくり、  豊臣秀吉はその成功体験と組織の急成長志向により、朝鮮出兵をし、  徳川家康は成長指向を戒め、安定志向へと舵を切った。  その後、徳川体制は300年の安定政権を維持した。  歴史から学ぶことって大切ですね^^  その時代、環境に応じて指導者が現れるんですよね。
組織には大切な役目がある
「組織なんて二の次ですよ。優秀な人材をあつめればいいんです。」と言って憚らない人はたくさんいる。だが、この本を読むとそうではないことが分かる。過去にいくらでも誤った例があるのだ。 過去の歴史に学んで組織力をものにしよう。
素晴らしい!
とても13年前に書かれたとは思われない新鮮さがあった。堺屋氏は「団塊の世代」などの流行語{今では常識}を作ったことでも有名であるが、本書は組織というものを本質から議論している名著である。最初に過去の歴史の失敗した組織のケーススタディが3つ載ってあるが、あの氏独自の分析力には圧倒された。例えば戦後から1960年代までは石炭産業がエリートコースであったが、石油の出現によって完全に滅び去ったという事例が載っている。石炭産業から石油産業への転換は一般教養レベルだが、石炭産業が戦後直後には東大生の就職人気ナンバーワンであるなんてことは全く知らなかった。
次に当時はほとんど研究されていなかった{現在は知らないが}組織の本質に迫っていく。この部分は本書で一番抽象的だが、具体例なども引用されており、そんなに読むのが苦ではなかった。
最後に利益質とヒューマンウェアという氏独自の造語を用いて今後のあるべき組織を論じている。
読んだ人の中には{特に経営者や中間管理職の人}抽象的過ぎて実践では使えないと思われる方も多いと思うが、逆に抽象的だからこそいろいろな分野に{つまり具体的に}適用できると思う。
組織だって・・・『奢れる者は久しからず。盛者必衰の理をあらわす。』
 
 前半のケーススタディー部分は、官僚、戦国時代、帝国陸海軍、警察、中国の漢など、広く考察しており、歴史観にあふれ、かつ本質を喝破していると思います。

 筆者自身の弁によれば、「組織についての学問的研究があまり進んでいない、現代の組織を研究するには機密の壁という障壁があり難しい。」とのことでしたが、確かにその通りだと思います。
 しかしながら、本書の発刊後の時代は、「バブル崩壊と日本経済の低迷」「年功序列と終身雇用の崩壊」「ルノーにる日産自動車のM&A、ゴーン社長によるV字回復」「金融自由化・護送船団方式からの決別」etc. があり、様々な組織研究のケーススタディ本が発刊されているように思えます。それは、時代の変革期において、誰もが、暗闇の中の光明を求めているからだと思います。
 金融ビックバンとか、○○民営化とか、公務員の天下り問題とか、U印乳業の食中毒(食品安全管理の形骸化)、M菱自動車のクレーム隠蔽。。。新聞の第一面を賑わしている構造改革と不祥事というものは、組織論的に見ると、すべて「共同体」組織から「機能体」組織への変化が根底にあると、私には思えます。最近10年の日本を振り返れば、堺屋さんの先駆的な慧眼に感服するばかりです。

そういえば、こんな格言がありますね。  『歴史は繰り返す。』
本書的に意訳すると・・・
旧組織に対抗して勢力を伸ばし、やがては旧組織を滅ぼしてしまう新興組織も、時間が経てば、また新たな新興組織に滅ぼされてしまう。常に自己変革をしつづける組織だけが生き残ることができる。
『奢れる者は久しからず。盛者必衰の理をあらわす。』
 


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク