内容的に「人事戦略」に合致しているが、著者は「人材とそのマネージメントこそが差別化の源泉」と強調しており、「部下。。。」ではなく「会社を動かす」という枕ことばを付ければよかったのではないかと思う。人事の専門家でなくともマネージャー・経営者・勿論部下の人も読んで参考になるだろう。 20代、30代のキャリア形成の参考に高成長時代からバブル、ポストバブル時代へと時代・環境ともに強烈な変化をとげるなか 当然人々の労働感も大きく揺れるだけでなく多様化をとげている。掛かる環境認識から今日日本の労働環境における組織人事制度の実態と具体的提案に富んだ良書。人事部への提言という形でコメントされている部分もあるが、日頃今後のキャリア形成に不安を持ちながらも多忙で頭の整理がつかない20,30代のビジネスパーソンの指南書でもある。週末 自分の今後を考える上でのたたき台的使い方もできるのでは。 日経BP企画 部下を動かす人事戦略 PHP新書NTTの普通の社員(57才)ですが、人事のあり方、上司、部下の相互関係のあり方、年功序列型賃金や成果・業績主義賃金の問題点が社内の地位の上下にかかわらず理解するために、全社員に紹介して読んで欲しいと思うほど参考になる本でした。1日で読みきりました。ややもするとタイトルが管理職向けと受け取られそうですが、若年層にも、私のように定年間近な層にも、示唆に富んだ内容が随所にありました。わが社も成果・業績主義賃金を導入しましたが、残念ながら本書で指摘されている内容のような検討はなされていないようで残念です。 現状がよく踏まえられている本でした現場の第一線で、どのように部下を育てるか、新しいビジネスを起こせるようなリーダーをどう育てていくか、「上昇志向満々」という人たちだけでないこの時代、仕事への誘因をどう作るのか、成果主義はなぜ機能しないのか、どうすれば良いのか、人事部のあり方、社員の研修、福利厚生はどうあるべきか、これからの自分のキャリアを会社の中でどう作るか・・・など、かなり内容の濃い本でした。
「理論を振回す」のではなく、企業の現状が良く踏まえられている本でした。人事屋さんではないですが、読みやすく、また「自分の問題」と捉えられる本でした。
部下を持つ方、これからのキャリアを考えたい方、会社の人事が「なんか変」と感じている方には、参考になることが、あると思います。