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[ 新書 ]
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経済成長という病 (講談社現代新書)
・平川 克美
【講談社】
発売日: 2009-04-17
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
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・平川 克美
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カスタマー平均評価: 3.5
経済成長は格差を助長した 社会保障問題も、教育も、格差問題も経済成長により解決できるというのが経
済成長至上主義の考え方だった。経済成長とは、さまざまな人間社会が生み出
す結果にすぎないというのが著者の主張。
最近の脳科学では脳は高齢者でも成長し続けることがわかってきたらしい。国
も同様ではないだろうか。成長を終えた今、日本は経済社会としては老年期を
迎えようとしている。肉体的成長を追い求めることに何の意味があるのか。
むしろ成長を求めることが、過剰消費を喚起し、強者に富を集中させる新自由
主義を生み出したといえるのではないか。
日本が過去の成長により富の蓄積に成功しているのであれば、その蓄積をどう利
用し、どう分配するかとういうことこそが大切なはずだ。蓄積とは知恵に他なら
ないのだろうと思う。
著者が悪すぎる 著者は派手な学生運動をやり過ぎて、就職できず仕方なく起業した人。
この時勢に乗ってそのときの鬱憤を晴らしているとしか思えない。
いまの出版界はこの程度の人間に書かせていると思うと劣化しましたね。
10年くらい前は起業して、上場して、そのキャピタルゲインを狙うような会社を作って喜んでいたのは誰だったんでしょうね。
みんな自分のことしか考えていない タイトルは傑作。終章で幻滅。
本書の核である「これからはもう、今までのような経済成長は望めない」という論自体には、大いに賛成である。しかし、成長できないというのが即、退化につながるとは、それこそ二項対立的思考ではないだろうか。
「あれもこれも」と貪欲になるのはみっともないと著者は言うが、色んな著名人の言を「あれもこれも」と引用している著者は、信用に欠ける。全体的に、他人事感がぷんぷんする。
出生率の低下による人口の減少は、今まで出生率が高かったのが適正に戻るのだけだ、というのは、それだけ見れば異論をはさむ余地はない。しかし、問題は出生率が減少することではなく、日本の人口ピラミッドのバランスがおかしいことにある。
理想は、今まで高すぎた出生率が下がって適正な水準になることとともに、人口割合の高すぎる団塊以上の世代がいなくなってくれることだろう。そうなれば、日本の人口は小さいピラミッドになり、バランスが安定するようになる。しかし、それは無理だ。だとすれば、ピラミッドを維持するために下の世代が成長していくしかない。そして、そのまた下の世代も、ピラミッドの安定のために成長することを強いられる・・・。
まさに、経済成長という病。惜しむらくは、この本に解決策や処方箋が示されていないことではなく、この著者が経済退化を他人事として語っている点であろう。
経済は退化したとしても、個人は一定の年齢までは成長しなければならない。10代20代の若僧に成熟を求めるのは、無理な話しだろう。
自分たち団塊の世代のことしか考えていないのである。しかしそれは、私を含めた今の10代20代の人だってそうだし、30代や40代の人たちだってそうだ。しょせんみんな、自分のことしか考えていない。だが、自分のことしか考えていないということを、自覚しているのとしていないのでは、大きな違いがある。
団塊世代の嫌な部分が抽出された良書です。
無効の正論 この本に書いてあることはおそらく「正論」だ。
が、それは同時にまったくの「間違い」でもある。
触れるもの全てを黄金に変えてしまったミダース王のように、この著者は、株式会社を論じても、ビジネスを論じても、経済成長を論じても、確かに「正論」ではあるが完全に「間違った」言葉を紡ぎだしてしまっている。何の効果もない「正論」、不毛な言説の群れ。
どうしてそんなことになってしまうのか。それは、言葉の本質が「論理」ではないからだ。「論理」は言葉に寄生している幻想にすぎない。
もちろん、論理の対極にあるものが正しい、ということではない。論理を情緒で、知性を感性で置き換えろ、などと言うつもりもない。
しかし、この本のような言説によっては、現代文明の混迷を打開する道筋が見えてくることは決してないだろう。ある意味、この本の「正論」は、現代文明の混迷と表裏一体のものである。
僕たちは、わかったつもりという思考停止状態だった。 この本を読むと、いかに自分が、思考停止状態だったか、あやしげな理論を疑うことも無く
受け入れて来たのか、が良くわかる。平川氏は、常識とされてきたこと(その端的なものが
なぜ経済成長が必要なのかということだが、)をひとつひとつ疑い、ある解が見つかったら、
再度、その解を疑うということを繰り返し、深い考察を加えていく。
鋭い洞察の例をあげると、
消費者のニーズが多様化したというが、「実は多様でもなんでもなくて、ただ供給側が
消費者の欲望を刺激するために作り出した虚構であると思う」 とか、
株式会社という制度には、重大な瑕疵が含まれている。それは、会社が存続しなければ
株主利益もまた存在しないということである。・・・所有と経営が分離した瞬間に、
倫理観も分断されるのである。 などである。
平川氏は、リーマン・ショック以降の金融危機、アメリカ型金融合理主義の次にくるものの
姿をとらえているのではないか。そう感じさせる。明確には何も提示されていない。だが、
この本を読めば、僕たちも、何かしら観念的なレベルだけれども、次の時代にくるものの影を
とらえたような気にさせてくれる。
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[ 新書 ]
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化粧する脳 (集英社新書 486G)
・茂木 健一郎
【集英社】
発売日: 2009-03-17
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
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・茂木 健一郎
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カスタマー平均評価: 3.5
読む価値なし はっきり言って読む価値はない。脳科学云々と言っているが、化粧心理学の二番煎じ。しかも論拠が不明確で客観性に欠き、他の先行研究を参考にしているのかもしれないが、それについての記述が無く、参考文献を全く記載していない。科学者を名乗る者として、科学という名を冠する本としてはあるまじき有り様である。茂木氏は本書の中で色々脳と化粧の関係を断言しているが、実質化粧心理学はまだ研究途上の分野で、はっきり「こうである」と言い切れるものは少ない。新たに茂木氏が発見したと言うにはあまりに客観的データがなさすぎる。彼の化粧と脳についての想像・仮説を述べた本として見なすのであれば良いだろうが、研究書として扱うなど言語道断。こんな本を読むぐらいなら、化粧心理学の本を読むことをおすすめする。
脳に化粧をする 「化粧する脳」
タイトルがうまいです。
新しい分野の発見?と、
興味を引きます。
でも、内容は「化粧する脳」というよりも
「脳に化粧する」って感じです。
化粧をする=自分自身がつくりあげるなりたい自分。
それを脳が感じ取って実際に内側から変われる。
すなわち、化粧する行為には意味がある。
書き方は違いますが、
文中で「何度も」同じ結論が出てきます。
ん?。
タイトルに惹かれましたが、
さほど驚く内容ではありませんでした。。
化粧品業界のプロモーションには有効でしょう。
言葉のノーメイクにご注意を 女性は、念入りに化粧するにもかかわらず、言葉や表現に対しては確認もせずに、スッピンのまま人前にさらしている人が多くなってるのではないか。「言葉のノーメイク」には疑問を感じる。という茂木先生の指摘が印象的でした。
本の趣旨は、化粧をすること=鏡に移る自分を見つめ形作っていくこと、は、他者の視点から自己を見つめることにつながり、そうすることで社会的知性を育む、ということだと思うが、先の指摘を考えると、かならずしも、そうではないのだな、と思ってしまいます。
化粧や見た目があらわす、人の能力 脳科学者の茂木健一郎氏と恩蔵絢子氏、カネボウ化粧品の共同研究による、
美や化粧の本質に関する研究成果をかみくだいて書いた本。
一般良識でいうと、人間を外見で判断したり、
化粧に拘泥することはほめられたことではない。
しかし人間は顔によって他人をパーソナルアイデンティフィケーションしており
人間は中身が大切であるという正論にかかわらず、
実生活において、外見もまた重要であるということは既知の事実である。
自己の姿を鏡にうつし、他者の視線を意識し、
より良いと考える自分へと変化させる化粧という行動は、
脳科学で解けば、社会的知性という
他者とのコミュニケーションに不可欠な特質を現しているらしい。
またよく嘲笑的に語られる、同一コミュニティ内の女性の化粧が似ており
他コミュニティから見ると、その区別がつかないほどということも
共感能力をもつが故の現象であるという。
褒められたことではないと思っている事柄が
人間としてのすぐれた能力の発露であるとわかり、興味深かったです。
化粧することで人間の内面も変化するキラーパスについて述べられる一方、
もちろん内面と外面の乖離は、現実としてあることも書かれています。
強引なネタかもしれません 茂木先生の共著かな。何でも内容を作れる状態になっていますが、話題作りには欠かさないところがさすがです。ちょっと強引なネタかもしれませんが、上手に書いておりますので、ヨシとしましょう。単独なら評価も高くしたいところです。
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[ 文庫 ]
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実践経営哲学 (PHP文庫)
・松下 幸之助
【PHP研究所】
発売日: 2001-05-01
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
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・松下 幸之助
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カスタマー平均評価: 5
自分の人生を《経営》する。 《経営》というと、他人事のように思ってしまう人も、多いと思う。実は、私もそうだった。でも、よく考えてみれば、「人はみな、自分の人生を《経営》する、自分の人生の《経営者》である。」ということも、また確かである。人生とは、実に《不公平》なものである。でも、不遇の状態から始めて、成功した人も多いし、恵まれた状態から始めて、失敗した人も多い。この辺りは、各個人の《人生の経営者》としての実力が、問われる所である。私も、そんなに偉そうなことを言えるほどの成功は、収めていないのだけれど、やはり、《自分の人生》を成功へと導くために、毎日、悪戦苦闘している所である。本書は、非常にシンプルで分かりやすい内容なので、誰にでもオススメできる、素晴らしい名著である。読んでいると元気が出て来る本なので、元気になりたい人にも、オススメします。
タイトル通りの哲学書 企業人・社会人なら読んでおきべきと思う。以下の4点が心にとまった。
・素直な心になること
物事の実相・真実の姿を正しくとらえる←自分の利害や感情、知識、先入観にとらわれない
その人を正しく、強く、聡明にする
その涵養、向上に努め、養い高めねばならない←何者にもとらわれない(好き嫌いの感情や欲)
・経営は創造であること
経営は生きた総合芸術である、絶えず生成発展する。その過程自体が一つの芸術作品。
芸術は人間の情操を豊かにし、人間精神を高めるきわめて尊いもの
・衆知を集めること「三人寄れば文殊の知恵」
人間である以上、全知全能たりえない、知識には限りがある
(会議などという)かたちではなく、経営者の心構えが大切(ものを言いやすい空気と日常化)
自分の主体性(主座)を保ちつつ、素直に耳を傾ける
・人をつくること
経営理念・使命感をしっかりもつこと“この企業は何のためにあるのか、またどのように経営してゆくのか”
経営理念に基づいた一貫性のある強い指導
経営理念、常にこれを訴え、これを浸透させてゆくこと
社会人としても立派な人であること
経営の神様の言霊 言わずと知れた経営の神様、松下幸之助扇の経営哲学に関する言霊集です。
世間の目は神の如く正しいと考えること・・・これは、一時期の大衆、または一部の人達を
騙し続けることはできたとしても、長期間に渡り、全ての大衆を騙し続けることはできないと
いうことだと思います。
ともすれば、詐欺的な経営者が成功するようにみえる場合がありますが、これはやはり一時期の
出来事に過ぎず、好不況の波にさらされているうちに、本物だけが残るといったことだと思います。
やはり、まずは10年会社が続いて本物といえるのだと思います。
また、自主自立の経営を目指すといった部分も大変参考になりました。
あくまで自己資金、自社の人材を用いて経営を行っていくということだと思います。
その際の方法として、常に一定資金をプールしておく、ダム経営の考え方は大変参考になりました。
運についても 物事がうまくいったときは“これは運がよかったのだ”と考え、うまくいかなかったときは“その原因は自分にある”と考えるようにしてきたので、不眠症に悩まされたのか?
好況のときと違って、不景気のときは経営にしろ、製品にしろ、需要者、また社会から厳しく吟味される。本当にいいものだけが買われるというようになる。だから、それにふさわしい立派な経営をやっている企業にとっては、不景気はむしろ発展のチャンスだともいえる。“好景気よし、不景気さらによし”である。
来るなら来い! ということか?
人を責めるより自分のやったことを責める、だから成長し続ける松下幸之助のすべてがここに書かれている。
実践してきたからこその説得力ある教え 幸之助自身があとがきに述べている通り、本書の内容は「学問的に考えたことでなく…経営の経験から身をもって感じてきたこと」で「実際の経営においては基本的に間違いのない、かつ、きわめて大切なことばかり」です。
表現的には「経営」「経営者」という言葉を使っていますが、一般社員にとっても非常にためになる教えが多いです。それだけごく基本的な事柄が書かれているということです。
「(自分の勤める)会社の存在価値はなにか」「会社はなぜ利益を上げなければいけないのか」といったプリミティブなテーマは、幸之助が語るからこその説得力があります。このようなテーマのところは、できるだけ若いサラリーマンに読んで欲しいです。
なお、最後の項はいつもの「素直な心」で締めくくられていて感動します。
日々の忙しさに見失いがちな、仕事に向き合う姿勢や意識の持ち方を考えさせてくれる好著です。
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[ 新書 ]
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論理的にプレゼンする技術 聴き手の記憶に残る話し方の極意 (サイエンス・アイ新書)
・平林 純
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2009-03-17
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
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・平林 純
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カスタマー平均評価: 4.5
エッセンスをすっきり整理した一冊 コミカルな漫画を交え、
分かりやすくプレゼンのポイントを
プレゼンしてくれる一冊です。
プレゼンテーション初心者の方や
少し体系的に自分のプレゼンテーションスキルを
見直したい方には有用な一冊でしょう。
簡潔にポイントが抑えられて説明されているので
1日で読めてしまいます。
ただ、もっと細かなノウハウを求めている方には
少し物足りないかもしれません。
高コストパフォーマンス本 プレゼンに向けての準備からプレゼン資料(スライド)の作り方,発表の仕方等,プレゼンで必要なことがこの本1冊に上手くコンパクトにまとめられている.
プレゼン慣れしている人は「分かっていることばかりだな」と,物足りないかもしれない.
しかし,新入社員や大学生といったプレゼンに慣れていない人にとっては,とてもとっつきやすく読みやすい良書と言える.
プレゼンの経験が少ない人は,この本を読むだけで格段にスライドの出来が変わってくるのではないかと思う.
実際,学会等で発表する学生に事前にスライドを提出してもらったところ,スライドの構成や内容があまりにもひどかった.
この本を学生に渡し「これを参考にして修正してごらん」とアドバイスをしたところ,見事なまでの発表資料に仕上げてきた.
新書サイズで,かばんに入れてもかさばらないので,プレゼン会場まで持っていける.直前に発表チェックを兼ねて読み返すのも良いのでは.
なぜかうまくプレゼンできないときに プレゼンで“なんとなく”話をしてしまい、いまひとつ聴き手に言いたいことを伝えたり、説得したりできない…。そんな人にオススメの1冊。
自分の言葉が相手に届くよう、意識すべきポイントが簡潔にまとめられています。分かりやすいイラストやマンガ、プレゼン資料の作例も満載です。
我流の資料作成ではダメと気がついた 企画書を作成することが多い文系人間なのですが、目からウロコのパワーポイント技が豊富でとても役立ちました。「センタリング」はたしかに無意識にやってしまいがちで、いままでずいぶんとわかりにくいパワーポイントの資料を作ってきたのだなと反省です(とくに誰かに指摘されることもないので)。
プレゼンを聞く側として、奇をてらった資料に出会うことも多いのですが、「本当に相手に共感してもらえるプレゼン」をするために必要な基本が書かれているのが、とても好印象でした。
前半は、パワーポイントを使った発表に限らず、どんな提案時でも役立つ「プレゼンの基本」が、おもしろおかしいマンガとともに解説されているので、パワーポイント派でなくても役立つと思います。
なんだか自分でもできる気になってしまう 『論理的に・・・』というタイトルから、プレゼン時の『小手先の話術』についての内容を連想していましたが、いい意味でイメージとは違う内容でした。
前半はプレゼンの基本的な考え方や準備の仕方、中盤では実践的なプレゼン資料の作り方、後半はプレゼン時のコツ、といった内容になっています。
「簡単だけど実践的な内容」になっており、「なるほど・・・」と思うところばかりで、
非常に正統派的なプレゼンの入門書だと思います。
私自身、プレゼンをする機会はあまりなく、人前で話すのは得意な方ではないのですが、
本書を読んだら「自分でもできるんじゃないか・・・」と錯覚させられてしまいました。
プレゼンの時のみならず、日常のコミニュケーションのコツに通じる内容でもあるので、何度も読み返す価値があると思います。
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[ 文庫 ]
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すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)
・石田 淳
【三笠書房】
発売日: 2007-06-20
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
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・石田 淳
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カスタマー平均評価: 4.5
仕掛け作り いい結果を追うと滑る。つまずくことを計算に入れてなかった。結果をイメージして形化できずにいる確率が90%。それを壊すには途中の小さなゴールを設定してできている姿形をイメージすること。順序がある。順序を飛ばすから行動にならなかった。 やる気はあるが続ける技術がなかった。 自分で決めたことが続かない。挫折率が90%だった。それは、能力や性格のせいではなく、やり方、続け方をしならいことが原因だった。 行動を起こす手順、順序を作る。その数々を行動という。
三日坊主にならないための最高の良書です 三日坊主が改善しました!しかも、五百円と十円玉に一円玉をレジに出すだけの、この文庫本のおかげでです。
この本を実践する応用性とは大いにあります。そのことは後述します。
たった170頁程度の一時間もあれば読めてしまう内容の割には、実践的につかえます。私の場合、「貯金箱に毎日、五百円玉か百円玉を入れる」といった小さなことから始まりました。又、私は毎晩、ウイスキィーを大量に飲んでいます。健康の面を考えると当然、よろしくありません。ですが、いきなり一滴も飲まないと決めつけることも難しい。ですから、今までの半分の量にするといった具合に決めたのです。又、私は最近、メタボ傾向にあるため、ジョギングを開始しました。まだまだ、行動していることはあるのですが、三日坊主に終わらず、続けられています。大きな例で言うと、「将来、執筆業で生計を立てるために毎日、原稿用紙10枚は書く」等々。
この本と出会えて本当に良かったと痛感しているしだいです。
内容は、行動科学という面から内容を簡潔に余計なぜい肉を省いた判りやすい内容になっています。だからこそ、何回も読み返すことが安易であり内容が自分のものになるのです。
行動科学を軸に、動機付けというものを説いています。これはあなたが単純に思っている、又は考えられる動機付けとは違います。これを理解することとしないではだいぶモチベーションに於いて差がついてくると思われます。
ひとつだけ、この本の実行力のためのツールを紹介します。それは目的に応じたポイントカードを作成するということなのです。今では、書店、大型電化製品店等々、様々な商店でポイントカードというものが利用されています。これはポイントを貯めたいがために、決まった店に買いにいくという心理学的作用があります。(この心理学的作用については、本では触れていません!)
これを私の深酒を例にすれば、半分の量でできたときには一ポイント。またまた、その半分の量にできれば、二ポイント。全く飲まずに我慢できれば、特別ポイントとして、10ポイントを押すという具合です。おかげで、自作したポイントカードは数十枚もあります。
先に述べた、応用性についてですが、これはあなたがあらゆる自己啓発本等を読んで(この本自体が自己啓発本になりうるのですが……)、実際に行動に移すことを続けさせるために利用するということです。
大抵の人は、自己啓発本のような書物を読んでも、読んで理解するだけで行動することができないという面が往々に見受けられます。それは仕方がないことなのです。忙しい社会生活の中にあって、本を一読するだけでその中身を覚えることなどできないからです。それを、この本に記述されていることに従って、他の本で読んだ必要なことをポイントカードとして作ってしまう。
文章が長くなりました。これだけ安価で買えて、使える本に出会えて本当に嬉しく感じますし、この本と出会えて感謝しています。
意識づけが大事ってこと 実行力が実る意識づけを説いた一冊です。
サラっと読める内容ですから、積極的な自分を作り出すにはおすすめです。
続ける技術よりお勧め 他のセルフマネジメントの本とはかなり違った視点から書かれています。
とくにメンタル部分について触れていないところが面白い。
他のセルフマネジメントの本であれば、心のコントロールから
行動コントロールをといているものが多いですが、
本書は心のコントロールに関して一切いらないという立場を取っています。
大変お勧めです。
継続し習慣化するまでの方法を提示している、コストパフォーマンスの良い本 とあることを継続し習慣化するための手法を得たくて購入した本。
行動科学をベースにした手法を説明するために、わかりやすい概念定義説明からはじまり、物事を実行・継続するための勘所がポイントで提示される。具体的な事例を通じた手法が示され、参考になる。
またこの仕組みをまわすためのツール類も説明されており、これらだけでも実行に移しやすい。私は強化のためのツールである「ポイントカード」を早速作成し使い始めた。いまのところ上手く行っている。
減点?1は、文章構成と整理がやや不明瞭なところ。強化の概念が、全体フレームワークのどこに当たるのかなど、やや全体構造の整理ができていないところがある。とはいえ、実践する上では、さほど影響はないと感じられる。
簡単に読めて、ここに提示されていることが実践されれば、実行力・継続力が着くと思われるので、なかなかコストパフォーマンスが良い本です。
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[ 文庫 ]
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マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (SB文庫)
・イーサン・M・ラジエル
【ソフトバンククリエイティブ】
発売日: 2006-09-22
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
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・イーサン・M・ラジエル
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カスタマー平均評価: 4
新人ビジネスマンにも、ベテランにも良い教科書です。 世界最高峰のコンサルファームであるマッキンゼー。
その実務内容というより、如何にして仕事上の課題を解法していくか、
そのノウハウや仕事への取り組み方を紹介しております。
論理的思考とは何か分からない人や正しい仕事のアプローチを再検討したい人等、新人から、
そのような内容は知っているけど、自分の仕事への取り組みと
彼らの取り組みの違いに、何か差は無いか、あればどのようにすれば、
彼らに近づく事が可能かといった視点でも読む事が可能ですので、ある程度
ベテランにもお勧め出来ます。
私も数年前に読んだ時と、今読んだ時では、全く頭に入ってくる内容も
違いますし、改めて自分の仕事に取り入れるべき内容を再検討させられました。
ちなみに、ロジックツリーの切り口となるフレームワークや、仮説思考、
プレゼンテーションの行い方等、詳しい方法に関しては、ここでは紹介していませんので、
必要とあらば、問題解決プロフェッショナル「思考と技術」やBCG流仮説思考だったりの
専門的な本を別で用意する事をお勧めします。
構造・論理・テクニック 非常に良い本でした。
〇まずは仮説を立てる。
〇データをどこまでも収集する。
〇事実を元に論理的に構造化する(MECEの貫徹)。
という思考方法の基本原則や、
〇シングルヒットを放つ
〇エレベーター・テスト(ポイントを30秒で伝える)
〇海の水を全部沸かすな
〇キードライバーを探す
等、有効なテクニックが、非常に整った形でまとまっています。
自分の経験からしても納得のいくポイントばかりです。
もちろん、この本でマッキンゼーで働く人たちと同じものが得られるわけではありませんが、
どんな仕事をする際にも共通する一番ベーシックなところが非常によくまとまっており、
全然違う職種でも、自分の行動様式が修正されると思います。
読んだ後、目次を読み返すだけでも頭が整理されます。
タイトルがちょっと安っぽく、
全体的に「マッキンゼー万歳」なところが若干気になりますが、
読んだ人に、「確かにマッキンゼーはすごい」と納得させる力があると思います。
一つ一つのテーマが深堀されているわけではありませんが、
そこらへんのビジネス本より、よっぽど内容、構成がしっかりしてます。
読んで損はないです。
新社会人、若手にお勧めです。
仕事のキャリアがまだ短い時に、ぜひ知っておいたほうがいい。素晴らしい本だった。 最近戦略立案と、プロジェクト管理に頭が行ってる。
大げさなタイトルだと思いながら読んだら、まったくタイトルに偽りなく。
マッキンゼーでどうやって問題発見をし、調査をし、プレゼンテーションをし、というステップを読み物として興味深く読ませてくれる。
まったく教科書っぽい感じのない、ビジネス系仕事術の本だった。
期待以上。これだけまとまった形で仕事に役立ちそうな肝の部分を教えてくれるビジネス書は、これまでなかなかお目にかからなかった。
デスクワークしてるサラリーマン。企画職。特に若いうちに、ぜひ。自分も就職してすぐくらいに読んでおけば良かった。
企画書とか書かないといけない立場になったころに、すぐ読んでおけば本当に苦労が無かった。
まだ読んでない人は、ぜひ読んでください。いろいろ書き込みたくなると思うので、ぜひ買って読んでください。
コンサルタントを目指すなら良さそうです。 ビジネスマン全般に役立つ情報がある、というのは確かなんですが、少しマッキンゼーの環境に偏ったものもあるように思いました。
期待外れではないですが。。。 問題を解決するには、事実をよく見て、仮説を立て、それを立証するまたは反証する。
その他いろいろテクニックが語られていたるのだが、途中で著者が一番伝えたいのは『回りの人に最大限の敬意を持つこと』と
述べているようにコミュニケーションの重要性が殊更強調されている。
著者を含め周りは超優秀頭脳の集まりの中でいかにコミュニケーションをとるのかが大事と言うことと、
その鍵は気配り、感謝、敬意を表す、と言うことがこの本の本質のように感じた。
その一方でブレーンストーミングの章で、異端分子がいたらそっと後ろに回り肩をたたくと効果覿面とマッキンゼーらしからぬ?ことが書かれている。
こういう場合の対処法としては日経コンピュータに連載されているコミュニケーションスキルを向上させる記事の方がよっぽど論理的だったと感じている。
いずれにしても一般世界とはかけ離れた世界での話であり凡人にとってはあまり参考にする箇所はなかったように思う。
レビューワーの多くが一読をお勧めします、必読の書です、太鼓判を押します、と締めくくっているが
読了してそこまではいかないだろう、と正直感じる。
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[ 文庫 ]
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本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
・本田 宗一郎
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-07
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
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・本田 宗一郎
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カスタマー平均評価: 5
《エネルギー過剰》な自伝。 これは、大変、参考になりました。《感動的》というよりも、むしろ《呆れる》と言った方が良いくらいの、《やりたい放題》の連続です。ご本人の言う通り、この人は、一歩まちがえれば《塀の中》、という感じの人物です。そう言えば、私の尊敬する稲盛和夫氏も、「若い頃、就職に困って、一時は本気で、暴力団に入ろうと思った。」ということを、その自伝によって語っておられます。やはり、ビジネスの世界で成功する人というのは、基本的に《エネルギー過剰》な人が多いようです。問題は、この過剰なエネルギーを、どう《コントロール》するのか?という点にあるような気がします。本書は、《ビジネス》の世界の、《もう一つの側面》を垣間見せてくれる、大変、興味深い良書でした。
うちの社長に推薦してみよう・・・ 世界のHONDAの創業者、本田宗一郎の物語
成功し続けている企業の創業者の生い立ちを紐解くのはたいへん興味深い、
本田は、若い頃から天才的な技術を武器に成功し、豪勢な人生を歩んでいた、
50歳半ばで「私の履歴書」に登場するなんて、痛快だろうな・・・
さらの、その後、4輪そしてF1と事業を拡大して引退する65歳まで
本田が何を考え行動してきたのかが、本人の言葉で語られる。
HONDA社内では、おそらくバイブルとして読まれているんでしょうね。
自分の会社が、創業者がどのように歩んできたかなんて理解出来たら、さらにやる気でますよね。
うちの社長も、有名な会社なんだから、思いを綴ってほしいな・・・
日本が生んだ偉大な会社の創業者物語、読み応えあります★4つ
純粋な心を持ち続け、今もなお色あせない経営哲学 第2部までは、本田宗一郎とホンダの生い立ちを振り返るが、個人的には企業ストーリーとしての事実を客観的に眺めている程度であり、それほど感動はなかった。
一方、第3部は本田宗一郎語録をまとめたものだが、氏の色あせぬ経営哲学と純粋さにあらためて勉強させられた。例えば、
「能率の尊重」とは、「プライベートの生活をエンジョイするために時間を酷使することである。(中略) 朝は早く、夜はおそく、昼食の時間まで惜しんで、働くために働くことを能率なりとする考え方や、生活を楽しむことを罪悪視する戦時中の超克己主義は、能率の何たるかを解しない人の謬見である。」
「半端な者同士でも、お互いに認め合い、補い合って仲良くやっていけば、仕事はやっていけるものだ。世の中に完全な人間などいるものではない。(中略)『人間の和』がなければ企業という集団の発展はおろか、持続さえもできないことを充分認識してほしい」
「早く自由化に踏み切って、大衆に判断してもらって、企業の方向性を正した方が得なのだ。(中略)いい品物かどうかはメーカーが判断するのではなく、大衆が判断してくれるものであることを決して忘れてはならない。」
「ありのままの子供を理解しようと努力もせずに、親の常識の枠内で教育しようとするから、いやらしいオトナびた子どもや、老人みたいな青年が生まれるのだ。(中略)こうした親達の手で、画一的にな人間のタイプ以外に、どんな個性が育てられるのか。(中略)だから私は、世間で言う『悪い子』に期待している。」
「わからずやのオトナ達の説教など、クソくらえだ。堂々と『若さ』を発散させ、『若いいのち』を主張し給え。」
最後に、氏の経営哲学が凝縮されている詩を紹介しておきます。
「企業という船にさ 宝である人間を乗せてさ 舵をとるもの 櫓を漕ぐもの 順風満帆 大海原を 和気あいあいと 一つの目的に向かう こんな愉快な航海はないと思うよ」
いずれも40年以上前に当時50歳を過ぎていた氏の言葉です。
技術者であり経営者である人物 前半は筆者が書いた部分であり、後半は、副社長の藤沢氏に関する記述や、本田宗一郎氏の語録集が記載されています。
前半で、本田氏の考えが分かり、後半でどうしてここまで会社を大きくすることが出来たのかについて少し分かったような気がします。
技術を追い求めるだけではなく、経営者としての正しい判断もできる人であると感じました。
会社のことだけでなく、日本全体を見渡して経営判断を行うことができるとことが、今の経営者とは異なる部分であると感じ取れました。
ホンダの生い立ちが分かる絶好の本 この本は3部構成からなります。第1部は1962年に日経新聞で連載された「私の履歴書」です。まず、こんな昔から「私の履歴書」があったことに驚かされます。この部分で、ホンダの黎明期のことが良く分かります。
第2部は、日経新聞編集員による書き下し?と思われる「私の履歴書」のその後について。ビジネス書としてここが面白いです。
第3部は本田宗一郎語録です。文章は平易ですが、何かを読み取るのは難しいです。そういう文章です。
※ なお、本書の第2部と内容的に重なる部分もありますが、「経営に終わりはない」(藤沢武夫著)も一緒に読むことをお勧めします。
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[ 新書 ]
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「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール (ブルーバックス)
・藤沢 晃治
【講談社】
発売日: 2002-10-23
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
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・藤沢 晃治
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カスタマー平均評価: 4
記憶に残るプレゼンの技術 一対多で何かを伝えることが多くなってきている。最適な技術を身につけて利用できているかを確認したくて購入通読
通読してみると、複数の人に対して何かを「伝える」ときのポイント、意識する必要のなる点を説明してくれている。記憶のメカニズムについては脳内関所をワーキングメモリに置き換えて読むとしっくりくる。「要点を先にいう」「キーワードを使う」「短い情報の塊を伝える」「自分の視点をずらす」「全体の定義・現在点の説明」などどれも面白い内容だった。特に魅力的だったのは、聞き手が脳内に持っているスキーマを利用するべきと提案してくれていることだ。指摘の通り時間の節約にもなるに、ワーキングメモリにも情報が収まりやすくなると思う。
本書の中にも書いているが「伝わる」ということは相手次第ということを改めて考えるきっかけになりました。
15のルールにまとめられ読みやすい 「説明のコツ」が15個のルールにまとめられ
順に書かれているので非常に読みやすい。
内容も言われてみれば納得できる基本的なことなので
頭に入りやすいだろう。
ただ,ことあるごとに比喩表現を用いるので少々くどく感じた。
また,「最強のプレゼンテーションのルール」
と大きくでているが、「プレゼンの技術」というより
もっと基本的な「伝える技術」を確認するための本だと感じた。
プレゼンをするわけではないけど、伝える技術を
磨きたいという人も是非読んで欲しい。
誰も教えなかった、説明の仕方 あんたは、
セミナーの時間が延びると
得したとは
思わなくはないですよね?
実は、
「持ち時間を守れ」
こんなことを、気づかせてくれた
この本は、ファースト・クラスです!
追伸
きっちり終わらせる
規則正しいことが大切・・・
つならない説明は魅力が無いと知るべきだ 評価は「つまらない」
読んでいて、先が気になりません。
文章と内容に魅力がない。
要点から説明してないし、書いている内容も、当たり前って感じ。
本屋ならば、絶対購入しなかった。
840円は大金ではないが、無駄な事で失うと惜しいと感じる。
ドブに落とした時と、同じくらい不愉快な気分になった。
時間も無駄に失ったので不満はドブに落としたよりでかいな
今回で、本屋のありがたさを感じました。
なぜにブルーバックスなのか ある程度プレゼンの経験のある人には既知の内容である。
要点を箇条書きに掲示しているので、チェックリストとしての利用には便利だろう。
著者の経験に基づき記述され、内容に妥当性は感じるのだが、これを裏付ける理論がない。
脳内整理棚だとか脳内関所だとかいう著者の導入した概念を補強したい意図があるのだろうが、大脳生理学を引っ張り出しながら実験結果などのデータを示していない。
この点はデータを軽視して専門用語を引くことで権威付けをする「悪いプレゼン」になっている。
確かにプレゼン初心者や苦手意識のある人には有益な内容も挙げてある。もし、講談社現代新書からの発行なら気にならなかっただろう。だが、ブルーバックスでやっていいこととは思えない。
講談社編集部は「科学をあなたのポケットに」ではじまる発刊のことばを読み直してほしい。
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[ 新書 ]
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コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書)
・野口 吉昭
【PHP研究所】
発売日: 2008-03-19
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
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・野口 吉昭
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カスタマー平均評価: 3.5
ルビコン川を渡る 最近よく「ルビコン川」という言葉を耳にしませんか?
今まで、その意味を調べようともしなかったんですが、
本書は、その意味を調べる機会のキッカケとなりました。
そういう意味で、私にとって貴重な本書との出会いでした。★3つ
ただ、コンサルタントという割には、本人の意見より
あまりにも引用が多く、多読しているビジネスマン(ウーマン)には
ちょっとつまらない内容かもしれませんね。
またコンサルタントにありがちな、自己中心的な話し方も気になるかも・・・
「コミットメント」は既に、ゴーンさんによって大衆化しているが、
「ラポをとる」とか「ナラティブ」など、業界用語に注釈もない、
あたかも誰もが知っているかのような話し方は、どうかと・・・
特に『質問力』というタイトルなのだから、
こんな業界用語を使われると、質問された人は引きますよね。
質問の本質を高めてくれる 私はSEで、最近お客様への問題解決を提案することをするようになったのだが、
まだまだコンサルタントとしては駆け出しの為か、本書は参考となるばかりの
ものであり、とても参考になる内容だと感じました。
本書の第1章に書かれている内容で、コンサルタントに必要な質問力の本質を
掴むことができると思います。
2章以降はツールや手法、著者の経験による内容で構成されており、その中でも
クローズドクエスチョンやオープンクエスチョンなどの様々な質問法、フレームワーク
による思考の整理あたりは、今後コンサルタントの勉強する上で参考になりました。
呼び水としての質問力 現在、★5を付けている20名のうち、
作為的評価と思われるレビューは15個
あなたの質問の鋭さで、
自分のレベルが
見抜かれているとしたら?
内容の如何で、
その人の人生が見透かされているとしたら?
効率良く情報収集することによって、質問を構成することを学び、
質問は、己の人生を凝縮したものであることを知る。
質問力 質問力 = 仮説力 + 本質力 + シナリオ力
だそうだ。
これは、質問力に限らず、ビジネスをうまくやっていくために必要な力だと思う。
なかなか身につけるのは難しいと思うが、取りあえず、「事前リサーチをする(一般公開情報収集)」、「仮説をたてる」、「なぜを繰り返す」、「質問は短く」、「フレームワーク思考を持つ」
ここら辺を意識していこうと思う。
コンサルタントで無い方、是非読んでみよう 今の時代に必要とされている「優秀なビジネスパーソン」とは、この本に記されている「質問力」を持った人の事を言うのではないだろうか?
質問によって相手が考えを整理する手助けをしたり、相手のモチベーションを高めたり
そんな優れたビジネスパーソンになる為に、質問力を高める方法・コツが書かれている本
他の方のレビューをみると、実際にコンサルタントに近い職業にしている方には物足りないようだが、我々一般のビジネスパーソンには十分勉強になる所がある1冊だった
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[ 新書 ]
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危機突破の経済学 (Voice select)
・ポール・クルーグマン
【PHP研究所】
発売日: 2009-06-02
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
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・ポール・クルーグマン
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カスタマー平均評価: 4
揚げ足取りでしょうか? バブルが崩壊して経済危機に陥った時の解決策は
次のバブルを生じさせることである!!
「世界経済は新たなバブルによって回復する」
「新しいテクノロジーに対する(ITバブルなみの)世界的な
投資ブームによって世界経済は回復する」
新しいテクノロジーとは、例えば、思いもつかなかったような
付加価値(あるいは機能?)のついた新しい自動車などを指すらしい。
好況と不況が循環するのではなく、バブルとその崩壊による恐慌の
循環が今後の経済の姿であるということになるのだろうか?
そんなことを繰り返していたら世界が壊れてしまうのではないかと
心配になりました。
「危機突破」をめぐるクルーグマン教授の率直な意見・提言書! クルーグマン教授の本はほとんど邦訳されているらしい。それも今に始まったことではない。本書もいわば「緊急出版」という体裁をもつ一書だ。巻末の若田部氏の周到な解説が示すように、本書はコンパクトながらも、クルーグマンの世界経済(危機)論を知るうえで貴重である。専門的な内容が語られているが、今の危機的世界情勢に関心を有するものには近づき易いだろう。副題にある、日本は「失われた10年」の教訓を活かせるかも示唆的だ。本書は日本への緊急提言書でもある。
扱われている内容は多岐に及び、逐一それを述べることはできないが、本筋とは逸れるが、わたしは「共通通貨圏という問題」(80頁)を論じた際の、それが潜在的に抱える「非対称的な経済ショック」の指摘、今後の先導的産業としてのヘルスケアの可能性はとくに印象深かった。また「財務長官になったらどうする?」という頻繁に聞かれる質問に対する、「できるだけ今はアウトサイダーとして役立ち、警鐘を鳴らし続けたい」との率直な(真摯な?)回答もなかなか面白かった。さすがにクルーグマンだけあり、今の世界で何が起きているのかを「冷静な頭脳(論理)」で説いている。
本書の最後は「私と経済学」と題するものだが、そこでの次の見解は是非とも引用しておきたい。「(立派な)経済学者にとっての究極の到達点とは何かといえば、それはすべての人が、世界を見る考え方を完全に変えてしまうような、経済学の視座を見つけることです」(148頁)。アダム・スミス以降の最も偉大な経済学者はケインズらしい(ケインズは「革命家」であったがフリードマンは「反革命家」であり、ケインズと同じ部類には属さないという認識あり)。クルーグマン教授のますますの活躍ぶりに期待したい。ノーベル賞受賞(2008年度)は彼にとっては「通過点」なのかもしれない。
弱者を助けよ!! それが第一の経済学の務め 暫定的に☆4つとしておく。というのも、安易なニッポン経済楽観論(三橋貴明)、規制緩和一層加速論(池田信夫、池尾和人)などが否定(言うまでもないが、クルーグマン自身はこれらを直接的な対象としたのではない)され、いま喫緊の経済政策を「よき道徳はよき経済学である」と形容して、最弱者に対する国家の支援・保護(助け)が第一と断言しているからだ。さらに、付け加え「裕福な人に優遇税制措置をしても経済効果はありません」としていることも全くもってその通りだと思う。
こういう評価はナイーブなものかもしれないが、現時点での「貯蓄から投資へ」というイデオロギー完全否定しているし、文脈を辿っても個々人の自己責任論はこれを否定し、政府国家の責任において「金を使え」と明確に語っていることは、現実的な政策として評価に値すると考えざるを得ない。そしてこれまたはっきりとネオリベ、フリードマン、ハイエクを批判していることもそうだ。
以上は、ケインジアンであるクルーグマンからすれば当然といえば当然だろうが。
そのうえでインフレターゲティングなど年来の主張が問われるべきだが、本書では政策提言の重心は、セーフティネットおよび非伝統的金融政策のほうへ傾いているというニュアンスを感じる。一時、クルーグマンはインフレターゲティングを否定した(転向した)というような記事を、どこかで評者も読んだような気がしていたが、それは著者自身が本文中で完全否定している。そのこともあってか(?)、巻末解説は若田部昌澄が担っている。
そもそも、2008年度のノーベル経済学賞がクルーグマンに決まったことに、当初評者は軽いオドロキを覚えた口である(その前のスティグリッツでも感じたが)。これは、サブプライムクラッシュの発生に対する免罪符めいた政治的なものじゃあねえかと。アマルティア・センに授与したのと、文脈は違うにしても、似たりよったりのアリバイつくりではと。こうした憶測は下衆の勘ぐりと言われても甘んじて受けるが、ノーベル賞、ことに経済学賞のどうしょうもない政治的思惑は、噴飯モノの茶番であると言う気がしてならない(クルーグマンへの授賞理由は、「ブッシュ批判」によってではないことくらいは勿論わかっていますよ。念のため)。
評者の浅はかで子供っぽい本音を言わせていただくなら、クルーグマンに授与した時点でフリードマンからはノーベル賞を剥奪せよ! ブラック=ショールズは勿論ね。
そのうちベーシック・インカムの学者が栄誉に与るかもしれないぞ!
クルーグマン教授への4回のインタビュー結果をまとめて作られた本 「本当に不思議なのは、日本は過去にやった間違いを繰り返しているということです」。
この本は、クルーグマンにインビューを4回行って、その結果を一冊の本としてまとめたものである。小さいサイズに、大きめの活字で、行間の隙間は広く、さらに解説部分をいれても164ページである。
内容としては、「世界大不況からの脱出」や「格差はつくられた」に書かれている主張の主要骨子部分に、オバマ政権の経済性政策についてといった最新のコメントを少し加えたような感じになっている。日本についての提言も、まとめ方が違うだけで、インフレターゲット論など含めて既に過去にクルーグマンが述べているものが中心であって、特に目新しい内容が盛り込まれているわけではない。したがって、過去の著作を一通り読んでいる方であれば、必読というほどの本ではないように思われる。
ただし、元々分かりやすいクルーグマンの主張が、さらに分かりやすく凝縮されているので、今の経済危機におけるクルーグマンの見解を短時間でざっと通して確認したい方には向いていると思われる。
インフレターゲットは日本に合わない クルーグマンの日本、アメリカへの経済政策の提言が要領よくまとめられている。
読みやすく分かりやすいという意味では良書だと思う。
しかし、グリーンスパン、バーナンキへの評価は、感情的な要素が強い。
オバマ大統領への絶賛もクルーグマンの政治的立場を反映しているだけのように思える。
問題は、クルーグマンのインフレターゲット論が日本で通じるかなのだが、
私はこれは無理ではないかと思っている。理由は簡単で、現在日本の政局が不安定なことと、
「インフレターゲットをやる」と日銀(又は政府)が宣言すれば、マスコミが一斉に反対する
だろう。日本では、政府に対する信頼が低いので、インフレ率が上がったら上がったで、
下がったら下がったで、文字どおり「上へ下への大騒ぎ」になってしまうのではないか。
なお、サブプライム危機を招いた金融工学は、多くのノーベル賞受賞者たちにより作られた
ものであることも忘れるべきではないだろう。
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