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[ 新書 ]
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リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)
・野田 智義 ・金井 壽宏
【光文社】
発売日: 2007-02-16
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
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・野田 智義 ・金井 壽宏
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カスタマー平均評価: 4.5
「旅」のメタファー かつて全くリーダーシップに興味が持てなかったという野田智義氏が、今はNPO法人ISLでリーダーシップ塾の主宰をやられている。野田氏自身の経験から紡ぎだされたリーダーシップについての思い、考え方、実践を垣間見られるので買い。
異色の対筆リーダーシップ論 リーダーシップについて文章で対談する形式の本である。系統だてた内容ではない故に異色のリーダーシップ論である。対談と言いつつも、一人が数頁語り続けるので、かなりハードである。対筆と言ってもいい。内容的にもある程度経験を積んできた人間に対して訴えかけるものを強く感じた。ミドル以上向けなのだろう。
多くの人がリーダーとして思い浮かべるのは、偉大な変革をなし遂げた人が多い。その人達と今の自分を比べて自分を卑下するのは誤り。リーダーは生まれた時からリーダーだったのではなく、長い旅をして自分を磨き、協力者と出会い、結果として組織を変革するリーダーになったのだから。
この本で述べるリーダーは、任命されたリーダーや選挙で選ばれたリーダーではなく、見えない将来を夢見て実現させる自然発生的なリーダーである。また、見える現実を処理するマネージャでもない。
ただし、組織を動かすためにはマネジメントが必要だし、組織の論理に従って信用を積み上げないと人を動かすことができない。しかし、リーダーシップの手段であるこれらが目的化されるとリーダーとして組織・社会の変革はできない。そんな内容が濃く語られている。
2人の著者による 1.5人前の対談形式風リーダシップ論 2人の著者による 1.5人前の対談形式風リーダシップ論
著者の1人である金井は考えた
超多忙な野田の知恵を、机に縛り付けることなく
効率的に引き出すためには どうしたらよいかと
出した結果は、2日間対談を行い
それを素材として本にすることだった
しかし、素材をまとめて文章にし
少々手を加えれば本になると思っていた
金井の目論見ははずれる
なぜなら、文章になったものに対して、
野田が必要以上に、細部にこだわったからだ
こうなると、もともとリーダシップに一家言ある金井も
裏方に徹する自分に、我慢できない
とうとう金井も自分の持論を表に出し始めてしまった
結果的に この本は
野田と金井の2人のリーダシップ論が
整理されず 投げ出されたままである
力のある2人が相乗効果を生み出し
本来は3人前の成果を期待したはずなのに
実際は論が濁り 1.5人前の成果しか生み出していない
部分部分は良いことが書いてあるのに、残念な結果に終わっている
私がチェックマークを入れたページは、以下の16箇所
P54,57,63,67,69,92,96,102,113,152,163,210,214,228,244,277
特に、P214の「刺激の設計」は、本質を捉えた言葉だと思う
もう一度言う
部分部分は良いことが書いてあるだけに、残念な仕上がりだ
本が棒線だらけになります 金井先生の本は、好きでよく読みます。
リーダーシップとは何か、ということについて、膨大な知識の引き出しから
読者に対してわかりやすく、解説をしてくださるところがありがたいです。
今回、野田さんとの対談を元にした本ということで、こんな表現の仕方も
あるんだと、新鮮に感じました。
通常、対談本というと、二人の会話をそのまま起こして、1セリフずつ
繰返し交代に語る、というものが多いですが、今回は違っています。
1人が書いた長めの文章を元に、もう一人が書く。書簡形式のような体裁。
それぞれの独特の考察が、より印象的になって、読み物として面白いです。
野田さんについては、今回の本で、その存在を始めて知りましたが、
とても、心に残るフレーズを、多く投げかけてくださっています。
おかげで、本が、棒線だらけです(笑)
元気の出る一冊 「キング牧師も最初から多くの人々を率いるリーダーだったわけではない」ことなどを引き合いに出しながら、リーダーシップというのは先天的に存在しているものではなく人が後天的に獲得できるものとし、そのリーダーシップを獲得するプロセスに焦点を当てて説いている。本書の中で繰り返し述べているのが、まずは自分をリードすること即ち「リード・ザ・セルフ」の大切さ。端的に言えば、自分の目的意識を明確にしてそれを行動に移すことである。自分をリードしているうちにそれに共感する人たちが付いてくるようになり、それが「リード・ザ・ピープル」であり、更にそれが昇華すると「リード・ザ・ソサエティ」になるとしている。読んでいるうちに、何だか遙か遠くの概念のように考えていたリーダーシップが身近なものとして捉えられるようになった。元気の出る一冊。
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[ 新書 ]
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強欲資本主義 ウォール街の自爆 (文春新書)
・神谷 秀樹
【文藝春秋】
発売日: 2008-10-17
参考価格: 746 円(税込)
販売価格: 746 円(税込)
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・神谷 秀樹
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カスタマー平均評価: 4
退却戦を潜り抜けるために 著者はあとがきで、「私は社会の将来を考えるときは、エコノミストよりも、宗教家や芸術家の意見をよく伺うようにしている」(p202)と言っている。ま、言うだけなら何とでも言えるワケだが、しかし少なくとも、この言葉は本書の基調をなしていると思う。
私は最近、「知恵」というものが、やはりあるんじゃないかと考えるようになった。
倫理や道徳を語って景気が良くなるなら世話はない、というのは本当だろう。しかしだからと言って「バブルか否かの判定基準はない」とか「すべての経済はバブルに通じる」とか、「貨幣の存在そのものがバブル」等々と開き直るのは退廃じゃないか? だから結局、「バブルの崩壊を再びバブルを形成することによって解決しようとする」(p162)政策が繰り返される。しかし「清貧の思想」とは良く言ったもので、そもそも倫理や道徳は景気を良くするために語られるんじゃない。
「処方箋は『縮小』以外ない。総てはそこからやり直しだ」(p165)、と著者は言っている。
するとすぐさま、「歴史は、退却路線が前進路線以上に悲惨な事態を招くと教えている」なんて野次が飛ぶのだが、そりゃ退却戦に犠牲者が多いって話じゃないだろうか? 比較すべきは退却時に発生する損失と、前進路線を続けることによって発生し累積する(かも知れない)損失なんだと思う。それに、何を以って「損失」にカウントするかも問題になるだろう。
ただ、「日本」「日本人」「日本文化」等々のナショナリスティックな言葉を頻用するところは、長く外国で暮らした人らしいなと感じた。
投資銀行家の良心の声―強欲化した資本主義を糾す
私とほぼ同年配に当たる著者の神谷秀樹(みたにひでき)氏とは、全く面識はない。だが、一度は話を聴いてみたい人物の一人である。それに比べ、ワイドショーなどでガラパゴス化したセオリーを振りまき、「未だ『過去のアメリカ』を追いかけているようにさえ見える」(本書p.206)元大臣様や、本気か冗談かは分からぬが、この男を「いっそ新党の党首になっては?」(6/20)とヨイショする提灯持ちのエコノミスト(?)らには、正直、開いた口が塞がらず、神谷氏の爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい気持だ。
さて、この新書は刊行されたのが08年10月であり、バラク・オバマ氏に対する期待感も表掲している。だが、結局のところ、オバマ大統領はブッシュ前政権による「焦土作戦」の影響等もあって、たとえばローレンス・サマーズのような男を国家経済会議(NEC)の委員長に就任させている。この男は、ロバート・ルービンらと共に、商業銀行業務と投資銀行業務の分離を定めたグラス・スティーガル法を骨抜きにするなど、ウォール街の腐敗を進行させた戦犯の一人であり、まだまだオバマ政権への予断は禁物だ。
そうした執筆時点での制約は脇に置いても、1984年以降、ウォール街で投資銀行家として生きてきた著者の一言一句は重たいし、何よりも説得力がある。神谷氏は「私はウォール街で働いてはいるが、ウォール街的な考え方をそのまま日本に持ち込むこと」を批判し、日本人は“モノ作り”の伝統を失わずに、「日本人の心で感じ、自らの頭で考え、自分たちに相応しい金融システムを構築すべきである」(p.72)と断言する。氏の「金融マンは実業を営む方たちの脇役に徹するべきだ」(p.15)という信条にエールを送りたい。
実体経済からの乖離 消費のないところに消費を生み出し、
短期的な利益のみを追求する。
そんなウォール街の自爆を
冷静な目で批判した本です。
我々の年金が巨額の運用赤字を出し、
大手銀行が大きな損失を計上し、
国内経済までもが冷え込んでいる。
ウォール街から発信された実体のない
強欲資本主義は、勝ち逃げを許し、
多くの貧しい納税者につけを回している。
日本は彼らの強欲と一線を画し、
サービスの原点、モノづくりの原点に
立ち返り、地道に経済を再建するしか
ないと感じた。
これを読めば、性善説にはたてない 強欲資本主義とは、これまたよく名付けたものである。
企業体が資本を蓄積することによって成り立っている以上、「お金を増やしたい」という人間
の欲望は、そのイデオロギーの中である程度許容されてしかるべきものである。ただ問題なの
は、欲望が本質的に際限の無いものであり、さらにそれが、何から何まで貪る「強欲」にギア
チェンジする際に、明確な境界などないということだ。一歩間違えればどんな些細な欲望だっ
て、禍々しい強欲へと様変わりする。
本書は、自身ウォール街という世界一の金融街で約20年以上企業を営んできた経営者による、
世界的恐慌の震源地からの「現場報告」。今回の恐慌の元凶、金融資本主義に先導されたヘッ
ジファンド、投資銀行の悪どい設け方と、それを許容したシステムのからくりが暴露されている。
読むと分かるのは、今回の世界的恐慌の原因が金融マンたちの欲望の強欲への成長をそれまで
止めていたはずの政治的、経済的規制という名のたががつぎつぎと取り払われ、そのことが欲望
の成長に拍車をかけたということだ。ほんっと、新自由主義なんてろくなもんじゃない。
テレビで以前、女性向けのデイトレ講習会の様子が映されていて、そこに参加していた女性が
カメラに向かって「(デイトレで)お金持ちになりたい!」と臆面もなく答えていた。その欲望自体、
抱いていてもかまわない。ただ、「お金持ちになりたい」を口に出して表明することは、かつては
もっと恥ずかしいこと、後ろめたいことではなかったろうか。
筆者の述べるとおり、金融とはもの作りの脇役であり、サポート役である。お金を増やすこと
それ自体、虚構の上に虚構を積み重ねていくことが自己目的化したことにこそ、今回の恐慌の
原因があるのではないか。
今こそ、僕らは今そこに手触りとしてある感じられる、「ものづくり」に回帰するときなのか
もしれない。
ウオール街の入門書 著者が当初あこがれ、実際に長年過ごしてきたウオール街が最近「強欲資本主義」へと変節してしまったことに対する、痛烈な批判書。物作りができなくなったことにより金融資本へ過度に傾斜したアメリカ。その中心となった投資銀行・ヘッジファンドに、高すぎるレバレッジと超高額の成功報酬、つまり「今日の儲けは僕のもの、明日の損は君のもの」というモラルハザードが装備される。
そこにワシントンとの癒着、世界的な金余りといった要素が加わり、今回の金融危機が半ば必然として組み立てられてしまった。まことにおっしゃる通り。最終章では今後の「アメリカ再生」について新大統領のオバマ(出版当時はまだ民主党候補者)に希望を託しているが、今までのところは明確に「CHANGE」を感じられるまでではない。今後に期待というところか。
後半、あまりにウオール街のモラル低下を強調するためか、その対極にある日本の会社を持ち上げ続けるので、ちょっと身びいきがすぎる感じはした。それを差し引いても、今回の金融危機を巻き起こしたウオール街の変遷についてよくわかる入門書。
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[ 新書 ]
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)
・山田 真哉
【光文社】
発売日: 2005-02-16
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
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・山田 真哉
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カスタマー平均評価: 4
タイトルの付け方は上手 かなりキャッチーなタイトルですが、
中身は普通の経済雑学読み物。
定価で買ってまで読む価値はないかな……。
この本の存在自体は、
マーケティングの資料として研究価値はありますね。
エピソードが印象的で覚えやすい
会計とは、あらゆる会社の成績を同じ基準で数値化するルール。
だからこそ、会計は、どこでも通じる普遍的なスキルとして
使えます。
本書は、会計を使えば分かることをエピソードで紹介しています。
エピソードが印象的で覚えやすい。
・さおだけ屋はなぜ潰れないのか
・完売したら怒られるケーキ屋
・トップを逃して満足するギャンブラー ほか
おもしろいタイトル。 本のタイトルは素晴らしいと思いました。
情報量は少なく、
常識的な内容ではありますが、
読みやすい文章でしたし、
読み物として普通に楽しめるものでした。
この本は、
会計に興味を持つためのキッカケとして読めば良いと思います。
個人的な評価としては、星4つです。
会計を少しかじったことある人には物足りないかも。 会計の基礎を学ぼうと思い購入。
さおだけ屋のエピソードなどはそこそこ面白く読みやすかったのですが、
バランスシートなどは少しかじったことがあったので少し物足りない感じでした。
基礎を学ぶ本ではなく会計に興味を持つよう動機付けする本だと思いました。
読んでないのに読んだつもりになっていた・・・ それだけこのタイトルが強烈でしたね。このタイトルを考えたひと(著者?編集者?)は天才。
「木を見て森を推測する」という会計学の基礎がわかりやすく。
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[ 文庫 ]
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経営心得帖 (PHP文庫)
・松下 幸之助
【PHP研究所】
発売日: 2001-05-01
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
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・松下 幸之助
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カスタマー平均評価: 4.5
まさしく、経営の心得! さすが『経営の神様』ですね。
会社が成長を続けた理由がよくわかります。
書かれている内容はとてもシンプルで、
現在でも通用するものだと思います。
…というより、
お金が価値尺度の中心となりつつある現在だからこそ、
実践すべきものであるともいえるでしょう。
ただ、
立派な考えすぎて普通の人にはついていけないような気が…。
ともかく、
経営者や、
経営者を目指す人にはぜひ読んでもらいたい本です。
私の評価は、
星4つとさせていただきました。
物心ともに豊かな繁栄を求める経営 PHPとは「PEACE・AND・HAPPINESS・THROUGH・PROSPERITY」(繁栄によって平和と幸福を)の略。同研究所はその趣旨を「物心ともに豊かな真の繁栄」の実現から「真の平和と幸福を」希求すると説明しています。本著は三十三年前、一九七四年の著作で「商売心得帖」「経営実践哲学」「経営のコツここなりと気づいた価値は百万両」「社員心得帖」「人生心得帖」と並んで七〇年代から八〇年代にかけて出版された(二〇〇一年に文庫化)六冊の心得帖シリーズの一つ。PHPの意味を改めて紹介するのは、故・松下幸之助氏のこれらの著作にその理念が体現されていると感じるからです。経営と言い、飽くまで物心両面の豊かさ追求の思想に貫かれています。そして経済的成功は、むしろ経営者として部下を貴重に思い、部下の意思やアイデアが上部にも反映するような風通しのよい組織環境をつくり、従業員全員に「自主責任経営」精神すなわちオーナーシップを養成していくことの結果として生まれてくると謳っているようです。短時間で読了することができる本で、繰り返して読むことで、その“内から外へ”の経営者の心得の原則を時々に確認するために活用するのも一考でしょう。また、今日の私にとっては、経営者としての純粋な熱意の必要性、すなわち、取組んでいる仕事に「命をかける真剣さ」を抱き、「全身全霊を打込む喜びをもつ」「プロの自覚」に芽生え、アポロ宇宙船を月到達に導いたような指導者の「やりぬく決意」をもって、「熱心(働きにおいて模範的)である」経営者による「魂を入れた(従業員)教育」を行なう、という点に感化を受けました。
経営に興味を持った方に最初にお勧めします 松下幸之助が語った経営(商売)についての様々な話をまとめた一冊。著者の「実践経営哲学」が木の幹にあたるとすれば、本書は枝のようなもので、より実際の行動や言動といった ものに即したものが書かれています。 読んでいて「ああ、この人は本当に商売人だな」と思うようなところも多くありますが、基本的にどの業界にたず さわっている方にも共通して通じる部分が多くあると思います。 昨今の小手先が羅列されている「経営ノウハウ本」に比べるなら、まずはこの本を読んでみる事をお勧めします。 なお、私の感想ですが本書を読む前に「実践経営哲学」を読まれた方が、より経営に対する著者の考えが分かりや すくなると思います。 通勤通学にもってこいの1冊です。
あたりまでだけと出来ていないことばかり・・・ この本が松下幸之助氏の書かれた本でなかったら、本当に素直に 聞き入れることができただろうか。 そう思えるぐらい、当たり前のことを当たり前にやることを、丁寧に 述べている。しかし、良く読むと、やはり経営者として常に心して 置かなければならない重要なメッセージが次第に伝わってくる。 経営者の端くれとして反省されられることもとても多い。
経営者の方にぜひ! 経営の神様松下幸之助が書いた著書の中で入門的な本。経営者の方に読んで欲しい内容。ほんのつくりが昔の本のようで味があるのもよいところ。現在あちらこちらで言われているような経営論がこの時代に語られているところにも注目したいところ。
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[ 新書 ]
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デッドライン仕事術 (祥伝社新書)
・吉越 浩一郎
【祥伝社】
発売日: 2007-12-15
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
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・吉越 浩一郎
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カスタマー平均評価: 4
■真のライフワークバランスとは何か!ライフの定義は”私生活” ・人生の目的はライフワークバランスを適切に取ることである、と。
多くの日本人はワーク=仕事はライフの一部になってしまっているが
それは間違っていると。
一般的なサラリーマンには定年があるがそこから20年以上人生はあると。
「定年してから好きなことをやろう」という発想そのものが間違っている、と。
・ではワークではどう効率を上げるか。
?まず環境
・仕事場では私語を謹め!と。
(全く同感です。日常会話を楽しそうにしているチームほど
効率が非常に低い。素人集団ですね。)
・できれば、平社員にも個室を与えよ
・人の電話に出るな! など全てに同感です。
?また仕事を効率的に進めるには
・明確に期限をきれ!と。
?リーダーシップは「フォロワーシップ」からはじめよ
・米国の士官学校(ウエストポイント)の教育方法
最初の1年間は「はい」「いいえ」「わかりません」「申し訳ありません」の4つの言葉しか口にしてはいけない、と。
→上級者への絶対服従の中からリーダーの行動を観察しやり方を学ぶ、と。反面教師も含め。はじめから不満を口にしているヤツは「上」に立った時にまともなリーダーシップは発揮できない。
→どんなに小さな組織であれ、常に目線は下を向いて、その組織を最大パフォーマンスを発揮できるよう努力するのがリーダーの役目だと。
→いずれの非常に興味深いです。著者の他の書籍も読んでみようと思いました。
ぜひ経営者側や上級管理職に読んで欲しい 仕事は確実に短時間で終わらせる事ができる、そう感じさせられる本です。
ただ、前著の残業ゼロの仕事術とだぶる部分があり、両方読む必要性はないかもしれません。こっちのほうが、コンパクトだし安いので、いいかも知れませんね。
仕事はだらだらやるのではなくメリハリをつけることが重要だと痛感します。会社でも、成果の上がっていない部署は、5時以降もおしゃべりタイムで、夜が更けると愚痴ぐちタイムで効率的でなさそうです。
前著も読みいろいろ試行錯誤していますが、なかなか時間効率が上がらなかったのですが、本書を読んで、もう一度トライしてみたいと思います。
目からうろこ。するどい、するどすぎる! おもしろくも、大変刺激的な「仕事観」「人生観」の本で、読んでよかった。
なんとなく、頭の隅で、そんな気はしていました。
しかし、吉越氏の明快な論理を読むことで、はっきりと自覚できました。
なんか、変な「前時代的労働習慣」があるけれども(お先に失礼しにくい
空気・・とか、たとえば)、それは、現代では「おかしな」ことなのだ、
ということです。もちろん、著者も明言しているように、仕事の質と
スピードは、厳しくチェックされる、という「成果主義」がベースです。
要するに、これは、「人生の中で仕事をどうとらえるか」から
話が始まります。(よくとれば、ですが)その結果として、職場に
いつまでも長時間、棲んでいるいるような感覚の生活には、さよなら
して、新しい時代、脱工業化社会の労働価値に移行しようよ、「ライフ」
を生きようよ、という話になる。
じゃ、そのためには、一般社員はどうする?管理職はどうすべきか?
経営者はどうする?となる。
その方法が、「ワイガヤはムダ(な場合も多い)」、
「残業はなし」にしよう、「会議は朝やろう」
「一日を、朝、昼、集中時間、電話などコミュニケーションの時間を分けてみよう」となる。
逆に本書を読むと、欧米風の人生主体主義がいいのか、悪いのかは
よく判断できませんが、いまどき、「ワークライフ・バランス」という考え
が台頭してきている理由は、オフィス仕事の生産性が相対的に向上した
にもかかわらず、働き方が20世紀の、昭和の時代のまま、という、職場
文化が残留しているという、ミッションとプロセスのおおきなギャップが
あることは確実です。吉越氏は、おそらく、そのことを、多少強引で、
独善的に見えるかもしれませんが、彼なりの思想で改革を行った、という
ことなのだと思います。目線が厳しくなるのは、仕方がない。
実際当事者だった、外資系下着メーカーの現場の社員の感想も聞いてみたい
のですが、でも、そこは外資系。ワーカーレベルの不満は声なきに
等しいという、日本型組織よりきつい「見えない階級組織」ですから、
日本支社長とはいえ、代表の命令は絶対なのですから、それは、そういう
フレームワークだったということで、かえって、従業員の人々は、個人の時間
が増えて(ということを望みますが)プライベートではよかったんじゃ
ないでしょうか。
鬼の様な効率化!!恐ろしいまでの徹底ぶりです 【こんなあなたに本書をお薦めします】
・時間がないことを理由に、結局最重要事項が数カ月滞留しているヒト
・期限を切ってコトに臨むということが苦手なヒト
・残業すると、とっても良く仕事をしたんじゃないかと錯覚するヒト
・あなた自身の「忙しい事情」を分析できないでいるヒト
【thekankichiの書評】
職場でもよく、「生産性を上げよう」「集中力をもって仕事に臨め」とかなんとか言われることも多いが、この本の著者吉越浩一郎氏ほど、それをいかにして実現させてきたかをここまで明確に言い切った人は私は知らない。
就業時間が終わると、強制的に事務所の電気は勿論、個人のPCに至るまで電源を落とす。極力残業は認めないという方針を良くもここまでの執念で貫いたと思う。残業をしないということになると、当然、就業直前にラストスパートそしても終わるはずがない。こうなると、いかに昼間の時間帯に集中力を維持していくかが重要になる。吉越氏は、この課題について、ある意味とんでもない方法を試みている。それは、なんと、ある時間帯は全社的に電話に出ないというものだ。
いくら残業をなくして昼間の時間帯に集中力を高め、残業なしに導くかが重要だと言っても、なにもここまでしなくてもと思う私は甘いのだろうか。しかし、吉越氏といえどm、本書で披露している手段に最初からイキナリたどり着いたわけではないだろう。おそらくではあるが、もっとある意味、常識的なアプローチで最初は臨んだであろうが、望んだとおりの成果が出なかったんだろうね、きっと。
かくいう私もこの本を読んではみたものの、なかなか残業を減らすことが難しいのが実情。しかし、本書紹介されているあ手法を一つでも二つでも実践して、自分や所属部門の生産性を少しでも上げたいものである。
最後に梯子を外された感じ 日本企業の非効率的な仕組みを的確に指摘していて、納得する部分や参考になる部分が多数あったのですが、最後の方(182頁?183頁)で、社員には残業禁止と言っておいて、社長は家に持ち帰って仕事をしていた。週末も仕事していた。その理由はトップは激務だから。と述べられていた。
社員には問答無用で残業禁止。一方で社長は家で残業。雑誌等でよく取り上げられている社長なので精読したが、時間の無駄だった。自分の出来ないことを社員に押し付けているだけ。(ひょっとしたら、持ち帰り残業はOKだったのかも・・・)
過労死や過労自殺が珍しくなくなっおり、長時間労働は深刻な社会問題となっている。この社長について詳しく知らないが、金儲け目当てでこんな本だすならやめて欲しい。
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[ 文庫 ]
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HIS 机二つ、電話一本からの冒険 (日経ビジネス人文庫)
・澤田 秀雄
【日本経済新聞社】
発売日: 2005-11
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
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・澤田 秀雄
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カスタマー平均評価: 4.5
起業する人に勇気と知恵をくれる本 会社を興そうとしている人、まさに興した人は是非とも一読していただきたいですね。
旅行会社、ホテル、航空会社、証券、銀行と事業を成功させてこられたビジネスへの情熱と才能は誰もが知るところですが、この本を読んで感じることのひとつは、一人の人間の行動力のすごさです。
?自分で確かめなければ、本当のことは分からない?
ITの整備で情報が先行しがちな現代で、行動して自分の感性で確認することがどれだけビジネスでは大事か気づかさせてくれます。何回読んでも、ビジネスで成功するための重要な要素が凝縮した良書です。
たくさんハウツー本を読むよりも、この1冊から学ぶことは多いと思います。
起業読本 今では大手旅行会社の中に入っているHISの成功の秘訣が分かりました。
格安を売りにしながら、経営の面では地盤固めをしっかりと行っており、小さい会社が大きくなるまでの必要不可欠なことが分かりました。
柱となる事業ができるまでは他の事業に手を出さない、という理念がしっかりしているためにここまで大きい会社に成長することができたのでしょう。
この点は人材育成に通ずるところがあるのではないか、と感じています。
また、筆者から今後起業を目指す方向けのメッセージもあります。
それを読むと企業の厳しさが伝わってきました。
本当の成功理由は 「みんながハッピーになれる」・・それは一部。
当時から超大手のJTBなどがいた弱肉強食の業界で、
そんな甘い考えだけでは成功しない。
私は澤田さんとは3回しか逢ってないが、
九州本部長取締役とは15年のつき合いで
私の会社にも出資してもらっている仲。
で、澤田さんは私に云った。
「栢野君。ボクが成功したのは、君の師匠のおかげだ。
弱者の戦略。コレしかないね。笑」
その詳細は「小さな会社★儲けのルール」に書いた。
でかくなったあとの、最近の「モンゴル」銀行の買収もまさにそれ。
さすがだなと感服。
面会後、東洋経済月刊誌で、竹田先生の本を推薦していた。
また、東京で私が主催した竹田セミナーへ、なんと!
澤田さんが参加者として来た。みんな驚き。
それくらい、創業期に読んだ「弱者の戦略」に惚れ込んだのだ。
孫正義さんも同じ。
肝臓病で入院している時、読んだ4000冊のうち
「孫子の兵法と弱者の戦略。この2冊に会えたのが一番の収穫」
★人(強いライバル他・同業)がしないこと+一点集中する+接近戦。
ゴールデンルールです。
おもしろい 著者がどのように起業を成功させたのか、どんなことを思い経営しているのかが具体的なエピソードとして書かれているので、読んでいておもしろい。経営を扱った専門書ではなく、自らの経験に則した形で書かれてるので、スラスラと読めてしまう。また、経験に裏打ちされた言葉で綴られているので、説得力もあります。さすがベンチャー企業家のカリスマといわれるだけあって、これまで「考え」、「行動」してきたことに一貫した論理、つまりブレない軸のようなものがうかがえます。
なぜ、飛び出たのか 1980年、HISが業務を始めたころ、すでにたくさんの航空券安売りチケットがあった。その中でなぜHISが大きく成長したのか。それが謎だった。本書を読んで、やはりいろいろな面で独創性、企画力、あるいは、危険を察知して一歩退く能力などがすぐれていたのだと感じた。会社を育てる、大きくさせるというのは、当たり前のことだけど、ひとつの大きな成功によるのではなく、小さな成功の積み重ねだと改めてわかった。
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[ 文庫 ]
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カーネギー自伝 (中公文庫BIBLIO)
・アンドリュー カーネギー
【中央公論新社】
発売日: 2002-02
参考価格: 940 円(税込)
販売価格: 940 円(税込)
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・アンドリュー カーネギー
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カスタマー平均評価: 4.5
成功者の考え方 莫大な富を得たカーネギー。まさにその人生を疑似体験できたような気分で読むことができた。
勤勉で常に報酬以上の働きをして、自分の強く信じるものを持っている。家族を愛し、会社、従業員を愛し、そして国を愛して、大事なものをたくさんの人に与え続けたからこそ得た富であろうと思う。
ものの考え方、受け止め方がやはり、なるべくしてなった成功者なんだろう。自分もこのものの考え方、受け止め方を習慣づければ本当に成功者になれるかもしれない。
「成功」という言葉に強く関心を持つ人は必ず読むべきである1冊だと思う。
ナポレオン・ヒルに影響を与えたカーネギーの自伝 私は最初はナポレオン・ヒルの本にはまり、あまりに良い本だったので日本で訳されているナポレオン・ヒルの本は全部読みました。そのナポレオン・ヒルの本の中でたびたび出てくるカーネギーのことにも自然と興味がわきこの本を買いました。内容はカーネギーがスコットランドで生まれたところから、12歳で産業革命の影響で父の仕事がうまくいかなくり、アメリカにわたる、そこでは週休1ドル20セントで働いていたのが、自分の会社を持てるようになり、最後は自分の会社を4億5000万ドルでモルガン商会に売り渡し、その後は自分の富を世の中の人たちに分配していくまでが、一つ一つ書かれています。しかし、1914年で突然自伝は終わっています。カーネギーの奥さんの言によれば世界大戦の勃発にあまりに落胆したカーネギーはそれ以上筆を進めることができなかったとのことでした。本からはカーネギーのほかの人たちに対する愛情が伝わってきます。随所に人生の教訓も書かれており、勉強になる本です。
人生のアイデアが詰まった本です 人の人生を真似することはできません。だから、成功した人の人生をなぞっても、自分の人生が変化することはありません。 しかし、自分の道に何か迷ったとき、何か探しているとき、何かつまずいているとき、そんなときは、謙虚に、素直に、直感的に先人の教えに耳を澄ましてみるのも良いのではないでしょうか。この本の著者は、大変な苦労をされながら、己の人生の階段を一歩一歩登っていきます。その要因は、人との偶然の出会いであり、日々の向上心からくる努力であり、その時々の気転のきいたアイデアでもあります。どれもこれも特別なことではありません。ごく当たり前のことばかりです。しかし、その当たり前なことを自然にやる力、平凡なことをやり遂げる持続力が、実はもっとも重要なことなのだとこの本は教えてくれます。 変わった特別なことをするのは、実は誰でもできることかもしれません。しかし、平凡なことを日々やり続けるのは、反対に誰でもできることではないのです。 この本には、著者が自然にその当たり前なことをやり続けることで、どれだけ偉大なことがなしえたかが記載されています。そう、人生成功哲学の要諦は、当たり前のことを自然にする、ということだけなのではないでしょうか。 この本は、あらためて基本の大切さを気づかせてくれる人生の指南書だと思います。 自分に少し自信を失っている方、ぜひご一読下さい。
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[ 新書 ]
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グローバル恐慌―金融暴走時代の果てに (岩波新書)
・浜 矩子
【岩波書店】
発売日: 2009-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
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・浜 矩子
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カスタマー平均評価: 4.5
頭の整理ができる NHK BSの鋭いコメントの浜教授の本と言うことで読んでみた。
経済分野は素人だが、一般読者の目線を配慮した名講義という印象を受けた。
経済専門家は細かい点で異論もあるようだが、純粋数学の理論とは違って、現実問題を扱っているのであるからポイントの抑え方を問題にすればよい。
航空学科の優秀な教授の最適化問題の名講義を思い出した。現実問題は名講義の通りではないが全体を見通すのには大切だ。
とても、分かりやすい。 昨年9月15日に勃発した世界金融危機の由来につい
てなら、神谷秀樹『強欲資本主義 ウォール街の自爆』
(文春新書)に、そしてそれへの緊急対応の評価なら本
書に勝るものはないでしょう。
不良債権の買取が外科手術、資本注入が延命治療と
いう例えは的確だし、日本政府の市場安定化策を、場当
たりで方向感なき総花と言い切っているのも気持ちよか
ったです。これほど切れ味鋭い論説を展開できるのは、
例えば恐慌についてオランダのチューリップ恐慌から説
き起こすことができる学識の深さと、日本の低金利政策
が世界的なギャンブル行動の遠因となったとみる透徹し
た現状分析が裏付けとしてあるからなのでしょう。
幸い著者が恐れる保護主義の蔓延は、現在のところ起
こってはいません。しかし、GMの破産は確実でアメリカ
政府が救済に乗り出すといわれています。著者のいう生
命維持装置のはずし方が、今いちばん問われているよう
に思います。
〔付記〕 小川一夫『「失われた10年」の真実』(2009
東洋経済新報社)は、バブル崩壊後の日本の長期低迷
からは、今日の事態に対する方向性を示す数多くの教
訓を学ぶことができるとしています。なぜそれを世界に
発信していかないのか、もどかしく感じます。
グロ?バル時代に求められるものは??「人」を考えたシステムへの転換 今「世界金融危機」という言葉が定着しているが、まず著者はこの「危機」という言葉に違和感を覚える。
今は「大変なことになるかもしれない」時だろうか。もう既に大変なことが起きてしまっているのではないか。
そんな思いから、タイトルである「恐慌」(=恐れて慌てる)にこだわったという。
緊急出版とはいえ、著者の慧眼がきらりと光る。
「人間の営みである経済活動の中でも、金融は最も人間的な信用の絆で形づくられている。
そうであるはずだった金融の世界から、人間が消えた。ここに問題の本質があるのかもしれない。
金融が人間とそのモノづくりという営みを置き去りにして一人歩きを始めてしまった
金融もまた人間による人間のための営みであることを、地球経済が思い出すべき時が来ている。」
金融がモノから離れて一人歩きし暴走する21世紀型資本主義を克服するための答え探しの旅をこう結んでいる。
過日の新聞での連載コラムでは、暴走した金融の世界にどうやって「人」を戻せばいいのかとの問いかけに、
<「人」を考えたつつましいシステム>というキ?ワ?ドを提供されていた。
なぜこうなったか?これからどうなるのか?
大変な時を迎えている中で、そこから脱却し、
今一度、経済を人の手に戻すための貴重な視座を提供してくれる好著である。
国際協調の中で、世界経済をソフトランディングさせていく難しい舵取りを、ここは見守っていきたい。 先日、第二回G20金融サミットが開催された。残念ながら、総額500兆に上る投資を各国が取り組むという話になったものの、それ以上の成果には乏しく、効果は限定的である。
本書は、今進んでいる不況を表題の通りグローバル恐慌と名付け、なぜ著者が「恐慌」と呼ぶのかを丹念に解き明かしていく。
今回の恐慌については、多くの識者がいろいろな解説をしているが、本書のそれは非常にわかりやすく秀逸である。
著者によれば、今回の恐慌のきっかけとなったのは、低金利政策を続けていた日本である。世界最大の債権国である国が長期間低金利政策を続け、これが世界の金利に影響を与え、ハイリターンを求めてリスク資産へと向かわせたのが真相であるという。
円は隠れ基軸通貨という解説も、ユニークである。円がドルやユーロやポンドに形を変えて世界中を駆けめぐる。そのため、基軸通貨国として通貨の価値や十分な供給と言った責任を果たす必要もなく無責任な基軸通貨であるという。
今アメリカで次々と打たれるカンフル剤に、生命維持装置はいつはずすのか。日本の先例が、外すタイミングの難しさを示しているという。
またなぜ、ここへ来て自動車産業が大打撃を受けているのか。
それは既に破壊されてしまった金融機能に原因があるという。ローンを組みたくてもくめない現実があり、需要の極端な減退が起きているのである。
恐慌という現実を著者は、魔法使いの弟子の物語にたとえ、価格も雇用も破壊されてしまった今、原点回帰を主張する。
恐慌は、行き過ぎたゆがみを是正するための仕組みであるとさえ言う。
とはいえ、あまりに急激な落ち込みは、とてつもない痛みを生じるのは間違いがない。
国際協調の中で、世界経済をソフトランディングさせていく難しい舵取りを、ここは見守っていきたい。
カネとつながらないモノ カネとモノがつながることによって資本主義が成立した、という説明。
今やモノとのつながりを脱したカネが一人歩きしはじめた経済。
新たなカネとモノとのつながりを模索構築すべき。
------????
そう簡単には新しいやり方を人類が見つけられるとは思えない。
カネとのつながりがなくとも、作られ続けてきたモノはがある以上、それに寄りかかるのが手っ取り早い。
すなわち、カネとのつながりが希薄なモノとして、人類誕生よりあるもの。
それは武器兵器。
大きな紛争でもなければこの事態は収拾出来ないのか、、、、、。
などと、背筋の寒い思いをしました。
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[ 文庫 ]
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論理思考と発想の技術 (PHP文庫)
・後 正武
【PHP研究所】
発売日: 2006-03-01
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
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・後 正武
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カスタマー平均評価: 4.5
イシューツリーを一番分かりやすく説明した本 本書は論理的な思考方法の技術を解説していますが、とりわけイシューツリーの内容が
他の本と比べても分かりやすく書かれているように思います。
「イシューであるかが最初のイシュー」に始まり、
イシューツリーの作り方、イシューが変更になったときはツリーを改訂していけばよい、
など、イシューツリーを作成し、問題を解決するときのヒントがたくさんつまっています。
具体例も豊富で読んでいて飽きない内容です。
初心者は最初ぜひこれを 「ロジカルシンキング」等有名な本はたくさんありますが、初心者にはまずこれを読んだ上で、「ロジカルシンキング」の本を読んでいただきたいなと思いました。
文庫本で安く論理的思考を学ぼう 第1章から第4章までで論理思考の基本を知り、演習により実践することができます。演習で取り上げられている題材も、小学校の教科書、寺田寅彦随筆集、割り箸論に関する新聞への投稿、と難易・面白さが良く考えられてたものなっており、無理なく段階的に論理思考を身につけられます。この内容が文庫本価格で手に入るだけでも驚きです。正直、第5章からは、より高度なテーマを扱っており、内容としてはかなり難しいと感じましたが、その部分がなくともお買い得です。
使えるスキル 文庫本も侮れないと思いました。イッシュー・ツリーの説明は類書に比べて一番明快かつ丁寧で演習にもなります。ビジネスの事例だけでなく、環境保護のための「割り箸論争」も例に取って論理の破綻しているところを明示してくれます。実際に悩んでいる問題に応用してみたら、「何を調べるべきか」がはっきりして解決策が見えました。
同じ著者の「経営参謀の発想法」(PHP文庫)もお勧めですが、2冊の問題は、文庫本なのでついつい早く読んでしまって要点をとばしてしまいかねない点くらいでしょう。こんなお得な文庫本も珍しい。
論理的な思考の技術を学ぶ 繰り返し読んでみました。
文章を読み書きしたり、読み書きすることを教える立場の人にあっていると思いました。
論理の五原則や、ロジックとイッシューの関係が、分かりやすく参考になりました。
論理の五原則
1基本はピラミッド構造(帰納と演繹で積み上げる)
2メッセージは一度にひとつだけ(一文一義)
3抜けや歪みのないこと(MECE)
4抽象のレベルが揃っていること
5最下部は、事実かまたは事実に代わる蓋然性の高い仮説
ロジックとイッシューの関係
ロジックは「命題」を正しく主張するために、最下部の事実からピラミッドの頂点へと積み上げる構造だが、イッシューを追究する過程は、争点を解決するためのより具体的な疑問へと分解していき、事実に突き当たって解決を見る。
発想法の部分については、少しもの足りなさを感じました。ただし、KJ法やマトリクスを利用した発想については詳しく、すぐに実践することができました。
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[ 新書 ]
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ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)
・小宮 一慶
【ディスカヴァー・トゥエンティワン】
発売日: 2008-09-15
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
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・小宮 一慶
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カスタマー平均評価: 4
思考力を高めるための読書の大切さ 「読書力」養成講座というのは大げさすぎるが、著者独自の読書方法がコンパクトにまとめられた、「通読」レベルの本である。
携帯ゲーム機などの脳トレで、計算の速度や正解率が高くなることが、果たして頭を良くする事になるのかどうか疑問に思っている人は多いと思う。「頭が良い」の定義にもよるが、やはりこの著者が語っているように、本を読むこと、そして学んだ内容を何かしら書いて見る事が、大人としての思考力を高めることに繋がると思う。
一流の執筆者が書く「入門書」は難しくはないように見えても、プロが見れば分かる「行間」があるという。(本著者も行間を意識して本書を書いたのかもしれない)
そういった入門書、専門書がいろいろ紹介されているが、やはり著者の専門である、経営学、経済学に偏ってしまっているので、本書を購入する前に気をつけておいたほうがよい。誰にでもお勧めできるのは、「生き方を学ぶ」と括られている分野の本だろう。
本書のメインの話ではないが、経営コンサルタントとしての著者の経験から、発展する良い会社というのは、共通項があって、顧客、従業員、利益を、この順番で大切にするという。短期的な利益優先、株主重視の昨今の風潮にあって、優良な会社を見分ける良いヒントになる。
安い本だし、すぐに読み終える本でもあるので、騙されたと思って買って見るのもいいかもしれない。「熟読」の大切さに気づくだけでも収穫になると思う。
まじめな人です。 内容は、著者自身の体験からのものがほとんどなので、読みやすい、平たいものですが、この人がまじめな人なんだな、読書ということを非常に“まっとう”にやっているな、という印象を受けました。学問というものやその分野の専門家たちへの純粋な尊敬を持って、本にあたっている。この姿勢は真似したいと思います。
自慢気な文章 内容は多くの方が述べているので割愛。
本の内容ではないが、読んでいて非常に気になるのが
「俺って英語できるんだぜ」
「俺ってレベル高いんだぜ」
といった感じの文章表現。
確かにすごい方だとは思いますし、
内容も勉強になりました。
…が、繰り返し(重読)読みたくないです。
役に立つ一冊だと思います。 本のタイトル通り、読書力の養成には最適な本だと思います。
内容としては、読書の仕方について著者なりのレベル分けが5段階あり、
読書は速さや量がポイントではなくて、その目的によって使い分けること
が重要であるということです。
特に私自身速読で大量に本を読むということには憧れていたのですが
(実際に過去講座を受けたこともあります)、本書を読んで、
今一速読が身につかずしっくりこなかった原因がわかった気がします。
速読はあくまでも情報を早く取るということが目的であり、その情報も自分の
アンテナの感度が弱いと目に飛び込んではこない、従って、自分の感度を
上げるために興味の引き出しをたくさん作ってあげる必要があるし、
興味の無いことはいくら速読しようとしても自分の中には落ちてこないんですね。
速読は速読で、自分の思考力を上げる為の読書は時間をかけていいんだ、
考えながら読んで良いんだと、読書への取り組み方が整理できました。
本書には、経済・会計・経営など著者のお勧め本が多く紹介されていますので
これから読書に取り組んで行きたいと決意している方や、新社会人の方々には
うってつけの一冊だと思います。
おすすめ本の紹介書 その本を読む「目的」によって、読書法を変えるべきと説く、本の読み方に関する一冊。
本はどのように読むべきかに加えて、読書はどうあるべきかの著者の読書観も語られている。
しかし、どちらかと言えば、著者のおすすめ本の紹介がメインの本。
会計、経済、経営などの各分野ごとに、簡単に読める本から、繰り返して読むべき本までレベル別に紹介している。
この紹介もかなり主観が入り込んでいて、失礼ながらただの読書感想文に近い。
かつての私のように、これからビジネス書に手を出してみようと思っている人が読むと、かなり役に立つと思う。
それ以外の人にはあまりおすすめしない。
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