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[ 文庫 ]
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幸せな経済自由人の金銭哲学 マネー編 (ゴマ文庫)
・本田 健
【ゴマブックス】
発売日: 2008-07-03
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
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・本田 健
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カスタマー平均評価: 4
きっとよくなるの方が・・・ 良い気がします。
ただし、年収の壁の話しのところで
年収200万なら正社員になれ
年収600万なら会社が必要としているスキルをつけろ
と至極当たり前のこと
あれ?好きなことをやって・・・は?
中古品を買うとか不動産の話しはよいのですが、
全体的にぼや?としている気がします。
本田氏もMLMで成功した方なのですが、
もっと他の経営者の自伝のように
経験談を含めて教えていただきたいです。
お金とのつきあい方 本のタイトル通りで、いわゆるノウハウ集のような物ではなくお金持ちになるための考え方・行動指針について分かりやすく書かれています。
「金持ち父さん」 ロバート・キヨサキの影響は強いが良い本。 ・株、不動産投資
・レバレッジ
・資産と負債の違い
・いい借金と悪い借金
などの内容は
ロバート・キヨサキ「金持ち父さん」シリーズの影響をかなり受けているなぁ。と感じる。
他にも
・お金持ちになれるかどうかは、考え方、習慣による(P.11)
・お金のメンター(先生)を探す(P.64)
・日常的にお金持ちとつきあう(P.67)
・お金持ちになったつもりで行動する(P.79)
・年収200万円、600万円、1000万円、3000万円、1億円。5つの収入の壁(P.109)
・資産1億円ができるまでは中古品を買う(P.128)
・自分の将来や、新しいアイデアの事など、お金持ちになっていく人はポジティブな言葉を使う。(P.156)
などなど、どこかで読んだ感じの言葉が多い。
しかし、本田健氏が書くと、読みやすく、わかり易く、教えが頭の中に入ってくる。
「経済自由人」という言葉に惹かれる方へ、おすすめしたい良い一冊。
新鮮な感じがしました。 本田健さんの本はいつも楽しみにさせていただいています。前に読ませていただいたときから、自分がどれくらい経済自由人に近づいたかを考えます。この本では、これまでになく数値がよく使われているのが特徴だと思います。まずは目標となる月収、年収のステップアップの考え方とか。年収別の人の暮らし方とそれぞれへのアドバイス。不動産投資、株式投資は金持ちになるには避けて通れないことなど、具体的です。不労所得がどれくらい作れるか?お金儲けを考えている人は金儲けができない。最初の1000万円はないものと考えよ、などいろんな角度から金持ちを目指す人へのヒントが詰め込まれています。多分、何冊も読んできた人を対象においているのじゃないでしょうか。ロバート・キヨサキさんの本も、順を追って上級者向けになってゆきますが、この本も既に経済自由人になるために動き出している人をイメージされていたのではないかと思います。お金への幻想に惑わされず、お金持ちになったつもりで行動しようといった基本はこれまでの著作と変わるところはありませんが、とても新鮮に受け止められました。
人間の根源に迫る本 久々にこんな人もいるのかと考えさせられる本です。
お金というコインを集めるためには何をやってもよい
という考え方をする人がいることにハッとさせられ、
それを本に書いてしまう剛胆さに驚愕します。
本の随所に、コイン集めは綺麗にね。と言い訳めいた
ことを書いてありますが、本性を隠し切れていません。
募金にしても人を助けるというより自分を高めるため
に行うという行為もさすがです。
こういう人になってはいけない「標本」という意味で
星は5つです。
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[ 新書 ]
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女はなぜ突然怒り出すのか? (角川oneテーマ21)
・姫野 友美
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2006-03-10
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
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・姫野 友美
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カスタマー平均評価: 3.5
脳科学本ですね・・ 著者は、マスコミ露出も多い現役の心療内科医師。
・・地図の読めないなんたらから始まった「性差」についての「脳科学本」はいささか食傷気味で、そういう点では本書もあまり新味はないのですが、やはりついつい買って読んでしまいます。
あまたある脳科学本と同様本書も、もともと別の生き物である男女が理解し合うことがいかに困難であるかを解剖学的、生化学的特性で説明することにカナリのページを割いているわけですが、男女の社会的立場などについてはステレオタイプな表現が多く、たぶんその方が一般受けはしやすいのでしょう。
人口の一割程度はいるだろうと推定されているセクマイ(=わたし??)についての説明、解説はほとんどありません・・まあ、期待するほうがムリか・・
常日頃から、 起こりうる『男女のすれ違い』に対して、
脳科学や医学、それに心理学などを駆使し、
一つの解答を示したのがこの本だと思います。
私はこの本の男女とは逆に、
『何でいつでもどこでもず?っと話してるんだよ!』
などと男性にキレ気味で言われる事が多いですが。
『あーなるほどー。だからキレられるんだ』
などとふんふん感心しながら、客観的に
男性から見た自分の行動を見る事が出来ました。
この本のように『女性』を扱った内容は
『もっともっと男性にオンナを理解して欲しい!!』
という趣旨で書かれている事が多いです。
女性史から考えると仕方のない事だと思いますが・・・。
『男女は同じではない』という考え方から、
『女性』が『男性』の生理なども理解できる
書籍も書かれてあればいいなと思います。
オススメです!
男女の違いはあるよ 今の世の中男女の違いを語ると性差別とまで言われる世の中だけど(特に女に対して)
でも男女さはありますよね、普通に街歩いていても感じるし、この本読んでなるほど
だと思うってことは普段それを肌で感じているから。バーゲンセールに群がるのは
いつも女、男はなかなか見ないよね。流行に流されやすかったり、商売人の商業ベース
に乗せられやすかったり。とかく女は目先のことばかりで、あまり長期的に物事を見たり
しない。別に一方的に女が愚か者だと言う訳ではなく(もちろん男にも愚かな部分はある)
男女には違いがあるということを理解していくことは大事だと思うし、こういう本は
支持していきたいということで星四つ。
おもしろい! 女を知る上で必読の一冊である。今や男女間の悩構造の違いは揺るぎない事実。悩科学を土台に男が女性心理に対して疑問に感じる部分をわかりやすく解説しており、読みやすい。また、的を得ている内容が多いと感じる。男が女に対するモヤモヤ、理解しがたいことなど、女性心理の疑問に対して少しでも思い当たる節があるならば、本書は買いである。恋愛においても十分理にかなう内容であろう。本書に掲載されている内容が全て正しいとは思わないが、女性心理を紐とく要点は鋭く指定してあると言える。一度手に取ってみるのをオススメする。納得するかしないかは読者次第だ。
女性の体のしくみがわかる! 私は男性ですが、女性がいかに体のことで悩みを抱えているかがわかりました。
恋愛に関しては女性の方が一枚上手だとは思いますが、女性は身体的には生理や便秘、頭痛に
悩まされている分、プラスマイナスゼロでつりあいがとれているのかもしれませんね。
特に相手の女性が生理の時には、気を使うようにしたいと強く感じました・・・。
男性諸君は特にオススメします!
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[ 文庫 ]
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問題解決の思考技術―できる管理職の条件 (日経ビジネス人文庫)
・飯久保 広嗣
【日本経済新聞社】
発売日: 2001-03
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
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・飯久保 広嗣
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カスタマー平均評価: 5
中堅社員こそ読むべき はったりではなく、実力でビジネス界を渡って行きたい人の為の良書。
本書はビジネス上で発生する問題を如何に解決して行くか、そのためにはどんな手順、方法で解決方法を探して行くのが良いか、具体的かつ明快に記述してある。
筆者の様にIT業界に居ると細部に拘りすぎて、本質から外れて行く会議に遭遇する。こんな経験があり、問題解決への意欲に溢れるビジネスマンならこの本は買って間違いなし。「できる管理職の条件」という副題があるが一般社員にこそ必要な本だ。
さらに西洋式の直訳ではなく、日本のビジネスや日本語の特性も考慮しているので、「格好良い事書いてあるけど、実践出来ないぞ」という事も無い。お勧め。
使える!この問題解決方法 世に問題解決の本は数多(ほんとに数多)あれど、本書が紹介するEM法は、かなり使えます.もともの米RAND CORP.で開発されたものらしいのですが、すべての問題は4つの領域で考えることができる、4つとは、状況分析、原因分析、意思決定分析、リスク分析、である. たまたま著者も関係しているこの手法のトレーニングを受け、非常に得るものが大きかったです. コンサルティング・ファームから出ている大本より、お奨めです. 今後は、元々の開発者であるケプナー&トリゴーの思考自体を深めて行きたいと考えています.
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[ 新書 ]
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アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101)
・林 景一
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2009-06-10
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
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・林 景一
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カスタマー平均評価: 4.5
元アイルランド大使が発見した魅力と教訓のかずかず 元大使が赴任国について書いた本はいろいろあるが、この本の好感を持てるところは、妙に批判的であったり、やたらうがった見方をしたりしていないところ。
著者の赴任国であったアイルランドの身近なもの(じゃがいもとか、ハイネケンとか)から、歴史的な問題(イギリスとアイルランドの対立と和解、日韓の歴史問題との比較分析)まで、ストレートなまなざしで、思慮深く論じている。
文章はわかりやすく、トピックも豊富。ともかく内容の充実した本。学者の書いたものと違って気負いがなく、ジャーナリストの文章よりつっこんだ叙述がなされている。
アイルランド研究の入門書としても、これからアイルランドを旅行しようとしている人の観光ガイドとしても最適の書。だが、なによりも、他国を「理解」するとはどういうことかを学ぶうえで、とくに示唆に富んでいる。
この本の知識の深さに脱帽 アイルランドについては、評者も海外勤務の経験があるのである程度のことは知っていた。さらに数年前には
司馬遼太郎の「街道を行く」アイルランド篇も読んだので、かなりの知識は持っているつもりであった。だがこの本に書かれたアイルランドの知識の深さには関心した。
著者が外交官として主体的に関わった事情が説明してあるので、書かれたことに説得力があり、読者の頭にスムーズに入ってくる。
現実から遊離した学者の記述とは一味も二味違う。
今回改めてアメリカ(ということは結局、世界であるが)を知るにはアイルランドを知らなければ話しにならないとの思いを強くした。
そのことを日本以外の国のインテリはおそらく皆知っているのだろう。今回、この本はこの点で大きな貢献をしたと思う。
資源小国はではないかも アメリカとのつながりがコンパクトにまとまっているのは良いと思います。でも、「日本の姿見としてのアイルランド」として「資源小国」とありますが、アイルランドは日本と比べて資源はむしろあり、同じ資源小国扱いするのは無理があると思います。天然ガスを持っているのは大きな違いです。資源と呼ぶかどうかは別として、平地の土壌も悪くありません。日本にも肥沃な土壌がありますが、面積や人口に対して山地が多く、使い勝手という点ではアイルランドより難しいところがあります。泥炭は今となっては使えないにしても、鉱物資源はあります。全体的に「日本がわかる」というにはちょっと無理がある気がしました。ちょっとアイルランドに肩入れしすぎな感じがあります。
知らなかったアイルランド 25年程前、主人の転勤で過ごした、ニュージャージーの町はアイリッシュの町といわれていました。セント・パトリックデイのパレード、プレズビテリアンチャーチなど、今から思うとどれだけアイリッシュに囲まれて生活していたかがわかりますが、この年までなにも知らずにすごしてしまいました。アイリッシュがどうしてアメリカに大勢の移民をしたのか、歴史と宗教ながらとても解りやすく、「風と共に去りぬ」のエピソードにひきこまれてどんどん読みすすめてしまいました。最近では横浜の元町などセント・パトリック・デイのパレードをしているところもあるそうです。この本を読んでアイルランドに思いをはせてみてはいかが?
アイリッシュって、すごいかも 「風と共に去りぬ」から、ウエスタン映画、TVドラマ、ハリウッドスターたちに多くの大統領・・アイルランドがこんなにアメリカの歴史や文化に根付いているとは!オバマさんとの関係だって?ギネスにウイスキーにジャガイモ・・おもしろいエピソードや薀蓄が続々で、つい人に話したくなるような話題の宝庫。あまりなじみのなかったアイルランドの好感度が急上昇する。著者は外交官だけあって、イギリスの植民地政策による哀しい歴史や、日本と同じ資源小国がどのようにして現在の豊かさを築いたのか、などへの視点もこの時世だけに特に貴重。ビジネスマンも学生も旅行好き女性も、皆それぞれの「へえ?」発見があると思う。
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[ 新書 ]
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お金を知る技術 殖やす技術 「貯蓄から投資」にだまされるな (朝日新書)
・小宮 一慶
【朝日新聞出版】
発売日: 2008-08-08
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
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・小宮 一慶
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カスタマー平均評価: 4.5
投資を始める前に読む本 これまで著者の本を多数読んできたが、その根底は同じ
「自分で人生をコントロールすること」である。
よって、本書においても
「人生の金銭的な面について、
運・他人・景気等に任せるのではなく自分でコントロールする」
といった基本原則が貫かれている。
(例えば、自分にとって妥当な生命保険の死亡保障がいくらか、
コントロールできているだろうか。保険セールス任せではないだろうか。)
「金融(商品)について知識があるなら、投資でリスクとリターンを取るべし」
といったような、人の負けん気を刺激して投資を促す風潮が強い昨今、
本書は、
「金融(商品)についての知識が本当にあるなら、
投資比率を下げる又は投資を見送る英断も必要である」
ということを冷静に気付かせてくれる本である。
まず、自分自身の価値観やライフステージに向き合わなければ
目先のリターンにとらわれてしまうことを示唆しているように感じた。
他の方のレビューでは、持ち家についての記述も多いが、
自分の家を持つかどうかも個人の価値観によるだろうし、
本当に家を持ちたいなら、その資金を投資で得ようなどと考えてはいけない
と、本書は教えてくれている。
個人の価値観を最大限に尊重したすばらしい本です。 経済や金融の基礎知識を身につけて、自らの価値観にあったリスク選考や自らのライフステージに応じて
適切な金融商品に投資しようというのがコンセプトになっています。
この本で最も素敵だなと思うところは、個人の価値観・ライフステージを重視している点です。
金融リテラシーという言葉を単なる金融商品の知識であるとせずに、自分にとって最適な商品を選ぶ能力であるとしています。
リスク回避的な価値観をもち、かつ資金余裕がないなら預金だけでもいいし
資金余裕がありかつリスクを許容できるなら株式に投資することもいい
つまり価値観・ライフステージによってその人の最適な金融商品は違います。
その多様性を受け入れる著者の姿勢はすばらしいと思います。
この本を読めば貯蓄から投資への流れにだまされることなく
「経済と金融の基礎知識から、自らの最適な投資を見つけることができる」
私はそう思います。
今までの投資本とは一線を画す良書 他の方も書いてらっしゃいますが「お金は銀行に預けるな」とは好対照をなす良書です。
預貯金の魅力にもしっかり解説してくれていますし、投資にはあくまで慎重なスタンスで臨むことを強調しています。
私が最も役に立ったのは投信のリバランスについての箇所。多くの投資本はリバランスは年に一回、パフォーマンスに応じてと書いてありますが、本書にあるとおり景気の潮目の変わり目で行うのが考えてみれば最も自然でしょうね。
また、住宅ローンは資産運用とは同列に考えるべきではない。低金利がコツコツ働いてコツコツ貯める日本人の美徳を失わせてしまった。といった記載にも温かさが感じられ、気持ち良く読了できました。
「この基本、しっかり覚えたい!!」 お金を殖やすには、「お金を知る」ことから・・・
経済の大きな流れから投資信託の解説、自分のライフステージからの
視点まで、金融の基礎的な知識をカバーしている。
解説も丁寧でわかりやすく、読みやすい。
MBAとしてマネージメントの著書が多いが、元々バンカー。
その実務経験から「なぜ、お金が貯まらないのか?それは金融の仕組み
を理解せず、人生とお金の関係も整理しないまま金融商品を買っている
から」・・その答えは実に明快。
投資ブームに乗って一時的に利益を得ても結局はマイナス、
そんなバットサイクルからの脱却するにはまず「お金を知る」ことから
・・・
投資の初心者から上級者まで・・・もう一度、自分の投資センスを
見直すには非常に有効・・良書だと思う。
目からウロコ お金がたまらない、多くの方の切実な本音。
金融的な発想があれば、そのカラクリが
理解できるようになるとは・・・。
目からウロコの1冊。
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[ 新書 ]
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組織デザイン (日経文庫)
・沼上 幹
【日本経済新聞社】
発売日: 2004-06
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
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・沼上 幹
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カスタマー平均評価: 4.5
組織デザインの基本を体系的にわかりやすくまとまっている 一橋大学の先生がまとめた組織デザインの本
すばらしいです。2004年に書かれた本で少し古いところが
出るかと思っていたのですがしっかりとした体系を基に論を
展開しているのでとてもわかりやすく、かつ納得感が高い本です。
まずは、学者らしく、組織デザインとは何かを定義した上で
組織形態の基本形を述べています。組織とは分業であるとの
観点から分業の方式についてどのような分業タイプがあるのか
そしてそれぞれの分業タイプの特徴とデメリットをまとめて
適切な分業のありかたを模索できるようになっています。
また組織を考える上での必要な考え、作業の標準化
、そして処理プロセスについてまとめています。
その上で組織設計、つまりヒエラルキーのデザイン・そして
水平関係のデザインを述べています。
何がすばらしいかというと、組織デザインについて限界は何なのか
どこまでデザインできて、範疇でないものが何かがわかりやすい点だと
私は考えました。
組織についてどう考えるかがよくわかる本で是非読んで理解すべき
本だと思います。
組織デザインの原理原則が整理された一冊 組織をデザインする際に重要となる理論的ポイントが整理されています。
組織を分業と調整という2つの側面に大きく分けたうえで、分業の基本形として機能別組織・事業部別組織・マトリクス組織の3点に、調整については階層と水平関係の2点に絞り、それぞれのメリットやデメリットといった特徴が論じられています。
組織のフォーマルな側面について一歩一歩確実に議論が進められていくので、頭の中にスッと納まっていきます。一方、できるだけ多くのポイントを整理したいという筆者の意図から、読み進めているうちにやや冗長に感じることもありました。それは同時に筆者が本書に注いだ膨大なエネルギーの証なのかもしれません。組織デザインにかかわる問題に直面した際に立ち戻る原理原則が整理された一冊です。
わかりやすい良書 各方式の長短所が簡潔にまとめられ、
偏ることなくバランス良く基本がまとめられた良書。
人に薦めたい本です。
組織の「定理」 組織というシステムが持ちうる機能と構造の一般的な原理原則と、それに基づいて組織を構築したり修正したりするための指針を示した入門書。「組織の特徴は分業と調整である」という命題からスタートし、およそ論理的に考えられうる「分業」と「調整」のパターンが見事に描き出されていて、数学の公式を見たときに感じるような美しさがあります。
もちろん、現実の組織は、これらのパターンを多かれ少なかれ逸脱したり複合させたりして成り立っていますが、基本形を知っているのとそうでないのとでは、見え方が大きく違ってきます。組織の各要素の役割や性質をきちんと把握していてこそ、そこに組み込まれる個人の育成や動機付けにも方向性が見えてきますし、自分自身の組織の中での振舞い方にも一定の指針が得られるでしょう。
ある意味ストイックな教科書ですが、実際の講義を聞いているかのような話の進め方は、いい意味で教科書的ではありません。抽象的過ぎず、かつ具体的過ぎない絶妙なバランスで論が展開されていくところも良いです。巷にあふれる玉石混交の組織論に接する前に読んでおきたい本。
組織設計の原理原則を学べる 組織デザインの基本論理を深く学べる。
ある調整方法をとるとどのような効果が期待できるのか、どのような問題が起こりそうかということを論理的に説明しており、全体が、組織設計における論理や原理原則が頭に入ってくるような構成になっている。
実際の組織設計にあたっては、組織をとりまく環境や内情など様々な考慮(応用)が必要になるが、「基礎あっての応用」という意味で十分な基礎が理解できる。
実際は、応用するのが難しいのですが・・・。
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[ 新書 ]
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ものづくり経営学―製造業を超える生産思想 (光文社新書)
・藤本 隆宏 ・東京大学21世紀COEものづくり経営研究センター
【光文社】
発売日: 2007-03
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
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・藤本 隆宏 ・東京大学21世紀COEものづくり経営研究センター
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カスタマー平均評価: 4.5
藤本ものづくり経営学の集大成/お買い得かと? なんと558ページの大作(もう少し薄かったら評価:★★★★★),藤本グループ(東大21世紀COEものづくり経営研究センター)の最新研究成果がまとめれらています.全部読むのはかなり大変ですが,必要な部分を選択的に読むのが効率がよいように思います.多くの部分が過去の著書の発展版や論文の焼き直しで,バックグラウンドを抑えているとそれほど難無く読めます.税込み¥1260はかなりお買い得の1冊だと思います.
今回の著書では 『非製造業のものづくり』 なる章も設けられており,藤本理論の一般化を更に進めている印象です.ボリュームがかなりあるので,連休一杯かかってじっくり読破するのが良いかもしれません.おすすめの1冊だと思います.
あいかわらずの藤本節! 非常に厚い新書です。
東大21世紀COEの藤本先生が編著者の形で1冊にまとめられたものづくりの本です。
MOT(技術経営)ではおなじみの面々が、執筆しています。
藤本先生を筆頭に、新宅、高橋(伸)、安本、善本、ヘラーなどの各氏が、
それぞれの研究成果を10ページ前後にまとめています。
ケータイや自転車のシマノとか2007年問題などなど、扱うテーマも様々で、
トピック的に読んでも面白いですし、わかりやすいと思います。
新書の厚さを感じさせません。
日本の製造業を憂う方には是非、おすすめの1冊です。
ものづくりの中間報告 丸の内で開催されていた「ものづくり寄席」の内容なんかが、ギュッと凝縮されたものづくり経営センターの中間報告。小気味良くまとまっていて良い感じ。買って損はないでしょう。
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[ 新書 ]
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日本版グリーン革命で経済・雇用を立て直す (新書y)
・飯田 哲也 ・筒井 信隆 ・田中 優 ・吉田 文和
【洋泉社】
発売日: 2009-06-06
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
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・飯田 哲也 ・筒井 信隆 ・田中 優 ・吉田 文和
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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渋谷ではたらく社長の告白 (幻冬舎文庫)
・藤田 晋
【幻冬舎】
発売日: 2007-08
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
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・藤田 晋
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カスタマー平均評価: 4
最後は気持ち、っていう感じ サイバーエージェントを受けたときにただで貰ったから読んでみたが意外に楽しめた。
この人の凄いところはなんと言っても堀江モンなど才能に恵まれた経営者と違って、特別に頭が言い訳ではない所だと思う。とにかく泥臭く営業をして信頼を勝ち取っていく姿は私のような一般人にも共感できる部分が多かった。
印象に残った点
・藤田さんはビジョナリー・カンパニー、人を動かす、に衝撃を受けた
・21世紀を代表する会社をつくる
・将来経営者になりたいのなら感性を磨け、本を読んで映画や演劇をたくさん観ろ
・本当にできる営業は社内のスタッフからも人気がある
・信頼できるメディアへの露出が会社飛躍のチャンス
これから自分で会社を作ろうなんて人は意外にそこらのビジネス本より参考になる部分が多いかもしれません。
“動くこと”のエネルギーをもらえる本です。 大学生活の堕落から一念発起し、社長になるためのスタートを切ったこと、
社会人2年目で起業し、創業2年目には上場を果たしたサクセスストーリー、
そうかと言えば、上場後に襲ってきたITバブル崩壊による世間からのバッシング
など、赤裸々に語られています。
この本はあっという間に読んでしまいました!
それほど面白く書かれています。
読んでみて藤田さんが起業に向け本格的に動き出した21歳の時からの
どんどん進んでいく姿に引き込まれ、また夢を憧れだけで終わらせず、
ちゃんと形にする藤田さんの行動力にエネルギーがもらえる1冊です。
ベンチャー企業というもの 筆者が必死になってベンチャー企業を立ち上げて大きくしていく様子が分かります。
上場前後はかなり大変だったというのが伝わってきます。
この本を読むと、ベンチャー企業の姿というのが少し理解できるように感じました。
IT系ベンチャーとしてはかなり順調に成長してきているように見えますが、短期間にいろんな浮き沈みを経験しているのが分かりました。
現在はかなり大きい企業となっていますが、今度サイバーエージェントがどのようになっていくのかを見ていきたいと思いました。
いい意味でも悪い意味でも人間味がある サイバーエージェントの説明会でこの本をもらったので、せっかくなので読みました。
本当に暴露本だなーという感じです。
過去に裏切った人のこととか、仕事にかまけて彼女と別れたとか。
自らの罪もひっくるめて、藤田さんの人間性を知ることが出来ます。
本当に正直に書かれていました。
自分の汚い部分もさらけ出すって、勇気のある行動だなーと思いました(笑
藤田晋という人間について知りたいのであれば、オススメです。
(でもサイバーエージェントの経営戦略とかを知りたいのであれば、ちょっと違うかなーと思います。)
熱意を感じる。 「ハッタリ八分?」そんな感じの仕事振りが、とてもリアルに書かれてあり、藤田晋という人間の熱意を感じることができた。まだ、現実にないものをあると公言し、自分をぎりぎりまで追い込み、運までも引き寄せる。とても、エネルギーを感じることができる1冊である。今後の藤田の展開が頼もしく感じた。
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[ 新書 ]
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経営戦略を問いなおす (ちくま新書)
・三品 和広
【筑摩書房】
発売日: 2006-09
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
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・三品 和広
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カスタマー平均評価: 4.5
均整、と言えば、旧自動二輪限定解除技能試験の美しさ 1 アートは人の才能や生き様と密接に絡んでいる。
習うなら、一流の人から直接。それがアート。
アートから人を排除したら、それこそ何も残らない。
経営は、いつの時代も、人による(51頁)。
2 戦略は、頂に座する人に宿る(102頁)。
3 GE社のジャック・ウェルチがジェフリー・イメルトを
後継者に選んだとき「人が彼の後をついていく」と
語っている(164-167頁)。
4 30代前半の従業員に、新規事業の立案と経営を任せ
れば社内人選における自己選択に使える(175-179頁)。
5 学部学生には、将来のために、実用知識よりも、
経済史と経営史を薦める(186-193頁)。
1 同感。でもそれを理論化するのが学者ではないのか。
2 転職・独立しようとしている人に戦略はないのか。
3 フォロワーがいるからリーダーであるという考え方は、
戦略論ではなく組織論。
4 社外に流出するリスクは無視するのか。
5 まったく同感。そこが専門学校と大学の違い。
以上
戦略とはなんぞやを噛み砕いて理解できる 第一章に書かれているMBAやPPMといった学位や手法を誤信とする表現にはとまどいも感じる。こういったものも一度や二度は使ってみて、体得する考え方もあるのではないだろうか。また、立地、構え、均整と戦略の要諦を日本語で表現してあり、繰り返し読んでいると、じわじわと浸みてくる。日々の仕事の中で、白黒つかないことが多くあり、バランス感覚の重要性やバランスだけを考えてメリハリが消えてしまうことをいかに避けるかということを感じる。
誰が戦略を持ち、進めなければならないか。駄目な経営のKKD(勘と経験と度胸)を単語一つずつにきっちりと定義して表現されるKKDは、なるほどとうなずける。
誰を経営者にするのか、どんなことを学ぶ必要があるのか、この辺はまさに経営者が理解すべきことだし、経営者を目指す人が知るべきことと思う。
最後に、学生向け、中堅社員向け、幹部社員向けのメッセージがあり、自分のポジションに照らして何をしてくれば良かったか、これから何をすればよいのか具体的に理解できた。
経営戦略を問いなおすとあるが、経営者に戦略は宿り、戦略は何なのか、それをどう身につけるのか、非常に重要な課題を得たように思う。
損なし かの有名なマイケルデルには戦略がない。とまで言い切った神戸大の教授を務める三品先生の本で、かなり興味深い本でした。
「経営戦略とは何か?」という問題点に関して、鋭い切り口で掻っ捌いています。
では、戦略とは何か?そこまで掘り下がって考えることのできる、経営者は一度読んでおいても損のない本ではないでしょうか。
文字数も少ないので、さらっと読める手軽さもお勧めポイントです。
経営戦略は人に宿る いつでも誰でも"戦略"が求められる昨今、経営戦略立案というより経営戦略の本質について
問い直した本である。
戦略とは、長期利益を最大化することを目的とするものであり、必ずしも会社規模の成長が
その目的に合致しないということ。
規模の成長よりむしろ、その要諦は、
・立地:ポジショニング
・構え:戦うための陣形
・均整:バランス
という3点の要素を思慮した戦略を立てることである。
そして、何より戦略を経営者が責任をもって長期的に執り行っていくことが不可欠という
ことである。
新書ながら、戦略の本質をズバリと突いており、随所データも提示されており、非常に意義
深い内容である。
戦略を腹の底から意味がわかった上で使っていますか? 三品和広さんは、「戦略」というものをわかりやすく説明する上で、近年まれに見る素晴らしい方です。「戦略という言葉を、腹の底から意味がわかった上で使っていますか?」という問いかけに、揺るぎない自信を持って答えられる会社経営者は、私を含めてあまりいないと思います。本高著における主張を簡単にまとめると・・・、
・1960年代以降、企業の(実質)長期利益はあまり変化していない
・1960年代以降、売上高営業利益率は下降し続けている
・戦略の目的は「長期利益の増大化」・企業戦略はサイエンスよりアートに近い
・なぜなら経営者の世界観・人間観・歴史観を土台にした事業観、経験、度胸から発せられるものだから
・戦略の3つの要所について、絶えず変化する環境の中で経営者自ら処し方を決断し続けること
1. 事業立地をどこに選ぶか (事業ドメインと言い換えてもいいでしょう)
2. 企業と事業をどう構えるか (経営資源をどう振り分けるか)
? 垂直統合の度合を上げるのか下げるのか
? 多角化の度合と構成をどうするか
? 地理的な展開をどうするか
3. 均整 (事業全体のバランスの良さ、ボトルネックへの対処)
となります。分析が製造業に偏っている点を割り引いても、経営者または経営者予備軍の方には強く推薦します。
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