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ことばと文化 (岩波新書) 大衆の反逆 (ちくま学芸文庫) 大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫) コミュニケーション力 (岩波新書) 少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書) 街場の現代思想 (文春文庫) 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫) まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書) マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫) メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)
ことばと文化 (岩波新書) 大衆の反逆 (ちくま学芸文庫) 大人のケンカ必勝法―論争・心理.. コミュニケーション力 (岩波新.. 少子社会日本―もうひとつの格差.. 街場の現代思想 (文春文庫) 大本営参謀の情報戦記―情報なき.. まんが パレスチナ問題 (講談.. マルクス・エンゲルス 共産党宣.. メディア・コントロール―正義な..

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ことばと文化 (岩波新書)

[ 新書 ]
ことばと文化 (岩波新書)

・鈴木 孝夫
【岩波書店】
発売日: 1973-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
ことばと文化 (岩波新書)
鈴木 孝夫
カスタマー平均評価:  4.5
普段何気なく使っていることばなのに
本書は、基本的には2部構成になっています。 前半は、日本と他国との文化の違いをことばを通しての比較について、そして後半をそのことばを取り巻く考え方の相違がどのようにして構成されているのかを考察しています。本書が優れているのが、その違いが、それぞれの言語圏の民族性とどのように関係をしているのかにまで思考のメスが入っている点にあります。 言われれば、「なるほど、そうだったのか!」と納得できる事ばかりですが、言われなければ死ぬまで気づかない文化の盲点を鋭く指摘しており、文化比較論としてとても勉強になります。 これほど強く頷き続けたののは、「思考と行動における言語」以来です。 これは名著です。
教養としての1冊
 何と1973年の本。さすがに35年前の本となると、内容的に古過ぎるのではないかと思ったのだが…、思いのほか面白く読んだ。古い本だが、言語に興味をもっている人なら当然読んでいるべき「教養としての1冊」だろうと思う。本書を英訳した“WordsinContext”(Miura(訳) 1984年 講談社インターナショナル)も刊行されている。  内容としては、「文化」が当の文化の内側で育った者にとって至極当たり前で見えづらいものであることを指摘した上で、「ことば」がそういった「文化」としての側面を非常に強くもつものであることを繰り返し述べている。ある言語の話者にとって当然の用法が他の言語の話者にとってはどうにも理解し難いものに見える場合のあることや、日本語の用法が日本での社会生活や日本人の行動様式と密接に関連しているものであることを豊富な例をもって示していく。  もともとはより専門家向けの媒体でバラバラに発表されたものに手を加え、一般読者向けの1冊としてまとめたもの。結論に向かってジックリ論を進めていくタイプの本ではないが、「文化現象としての言語」というテーマを切り口に言語にまつわる幾つかのトピックが述べられていると考えれば、各章の「ゆらぎ」はそれほど気にならなかった。  著者の専門は言語社会学だそうで、本書の面白さの一端は、著者が「言語だけ」の専門家ではないところに由来しているのだろうと思う。ただ、だからこそむしろ不満に思うのは、日本語という言語と、個々の日本人のもつ文化的価値観、そういう日本人の織り成す日本社会の構造的特色とが、具体的にどのように関連し合っているのかについて充分に述べられていないこと。「言語・文化・社会がどのように構成されているのか」というテーマほど面白いテーマはないとも言え、本書に社会科学的な内容がもっと含まれていれば、まさに「ことばと文化」について述べた極上の本になっていただろうと思う。
まず、「石」を辞書で引いて意味が分かるかやってみよう。
 ことばの意味と定義の違いは、と突きつけられてどうだろうか。ことばの音と、これとの関連で持っている体験および知識の総体としてあるのは、どちらか。特に名詞において、それが含まれる多面的・多価値的な範囲を示すものは、どちらなのか。これらの問いに対して、本書の「第4章ことばの意味、ことばの定義」では、これまでの指示的意味(個人により変動のない共通項)、情緒的意味・含蓄的意味(個々人により相違する部分)という呼び方の、さほど説得的でない研究成果に対して批判的に論じている。著者は言うだろう。30年以上も経た現在でも違いを混同している場面が多々ある、と。  日本語ということばと文化にに関してだが、「対象依存型の自己規程」と著者が呼んでいる特質について解釈を加えている。「第6章人を表わすことば」の自称詞の決定の項で取り上げているのだが、私達は、場面や相手により、「私」と「僕」や「僕」と「俺」などの使い分けを行なっている。たとえば権力の差、親疎の度合いなどによって、話し手が不安定な状態から脱してどのように使い分けるかを決定している、という。更に分析を加えて、西欧文化の「自他対立」に対して私達は「自他超克」を基礎とする傾向が強いといった点に関して、日本語の中に裏付けの要素を見いだしている。  これは、何も良い悪いの話しではないだろう。自己を対象に没入させるということばからの文化的背景の考察で言えることは、日本語だけには限らないような気がする。私達が相手にindwellingする行動規範は、仏教や儒教の思想にもつながる長い文化の歴史が築いてきたものといってもよいだろう。  分かりやすく文章を書いてまとめることがいかに困難な作業か著者が「あとがき」で触れているが、この分野を専門とするだけに読みやすい文章だ。 目次、章節項。索引なし。参考文献あり。ひもなし。
言語学と文化人類学への招待
私もかつて本書を読んで感銘を受けました。 本書で述べられていることはまず、ことばとその指示対象は一対一で対応しているのではないということです。 例えば日本の核家族ではふつう夫が妻を「お母さん」と呼ぶがアメリカで夫が妻を「ママ」とは呼びません。(呼んだらインセスト=近親愛になる) もうひとつの例として、虹の色の数は必ず7色ではなく、地域によって2?7色とさまざまというのがあります。つまり色の範囲(どこからどこまでを「青」と言うか)というのも文化によって異なるということです。 また、辞書のことばをその説明している単語でたどっていく(例えば「岩石」を説明している「岩」と「石」を引く)とお互いがそれぞれを説明するトートロジー(同語反復)になります。 私は上記のことを本書で知って、「言語」と「文化」の内で文化のほうにより興味を持ちました。ただ、本書はいわゆるアイキャッチというか入り口であり、上記のことをラングとかパロールとかシニフィアンとかシニフィエとかの用語を使わずに説明しているのがすばらしいのです。なのでそれぞれ興味を持った分野の本を読んでいきましょう。 言語学に興味をもった方は黒田龍之介『はじめての言語学』がお奨めです。 文化人類学に興味をもった方は浜本満『人類学のコモンセンス』がお奨めです。 構造主義に興味をもった方は内田樹『寝ながら学べる構造主義』がお奨めです。 この本だけ読んで「へぇ?」で終わってしまってはいけません。
「始めにことばありき」
「始めにことばありき」????第二章にあるこの言葉が新鮮でした。 「それは、ものという存在が先ずあって、それにあたかもレッテルを貼るような具合に、 ことばがつけられるのではなく、ことばが逆にものをあらしめているという見方である」というのです。 ことばが先ずあって、ことばがものをものとして現しめるということが、 多くの具体例をもって書かれており、なるほどと膝を打ちました。 また、言葉は人間と対象との関係によって決定されるものであり、 それは文化によって異なるものなので、 外国語を日本語にただ直訳すると意味が通じないこともあるんだな、 なんてことも納得いきました。 20年ほど前に初めて読んだ時も新鮮でしたが、今読んでも面白いと感じる一冊です。

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)

・オルテガ・イ ガセット
【筑摩書房】
発売日: 1995-06
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)
オルテガ・イ ガセット
Ortega y Gasset
カスタマー平均評価:  5
おもしろい!
人文系を学ぶヒトは読んでおいたほうがいい気がします。 実際、読んでたときに「無知の知」というフレーズが頭に連想されたこともあったし、 教養ある人とはどのような人間かを自覚するには、私は最適と思います。 高校生でも読める平易な日本語なので、歴史と思想の教養があれば 非常に面白いと感じるものと思います。
「動物化」も大衆化の一種か
聞くところによると、日本語で「モダニスト」と呼ばれているのと「近代人」と呼ばれている者はどうやら意味が違うらしい。両者は同じ「近代」という言葉から派生していながらも、前者が自らの意志において行動、探求し他者を良き道に啓蒙しようとするのに対して、後者は先人たちの積み重ねによって自分が得ている恩恵に対して無頓着であり、自己の中にいつまでたっても安住しているどうしょうもない輩のことなのだそうだ。 つまりは本書でいうところの、著者であるオルテガ・イ・ガセトがモダニストであり、彼によって罵倒されている大衆こそが近代人、ということになろうか。 本書は、第一次世界大戦後のヨーロッパにおいて、科学技術の発達にともない不可能なことがほとんどなくなり、かといって「今」が歴史の頂点だと思えない、選択肢と可能性の渦の中に巻き込まれた大衆が、自らに権利だけを主張して野放図に生きる、その名も「大衆の反逆」を描ききる。 彼によれば、根本的には生まれた階級の問題ではないらしい。貴族に生まれようと、親から地位を受け継いだだけの世襲貴族であれば大衆同様、自らに安住している点で同罪なのである。貧富に関わりなく、「高貴な人」のみが大衆を扇動すべき支配者たり得るのだ。その点、成長と拡大を止めた国民国家という政治形態も、彼の批判の矛先に上がってくる。 オルテガは特に祖国、スペインに対する危機感は相当なものらしく、たびたびその体たらくぶりが論題に上がる。冗談ではあると思うが、スペインに訪れ街ゆく人に道をたずねると教えてくれるのは彼らの親切心からではなく、あれは皆、行き先を見失っているので、誰かに行き先を告げてほしいからだという。それぐらい当時の大衆とは、「右にならえ」の「平均人」の群衆だったのだろうか。 ただ、第二部の「世界を支配しているのは誰か」という共同体論では、支配者を失った世界において、もう一度ヨーロッパが君臨するということが説かれているあたり、どうもエスノセントリズムが透けて見えなくもない。 訳者があとがきでいうとおり、本書でオルテガが憂う社会の状況は、現代日本の状況と似ていなくもない。「いかに人生を全うするか」という指針すらなく、「歴史の終焉」のまっただ中でただなんとなく「生」を垂れ流している我々を、東浩紀は「動物化」と称したが、オルテガに言わせれば大衆と何ら変わりないのだろう。
現代の日本人像
 一部と二部にわかれ、一部はやや包括的に問題を眺めているのに対し、二部では具体的に問題を選択しつつ論考を行っている。また本書では訳者による後書きが大変参考になった。

 本書の問題の対象となっているのは、第一次世界大戦のヨーロッパであるはずなのに、私には(訳者もそうであると述べている)現代の日本に大変よくあてはまる項目が多いような印象を受けた。特に一部の「大衆はなぜすべてのことに干渉するのか〜」「『慢心しきったお坊ちゃん』の時代」の章では共感する部分が多かった。

 大衆人がいかに時代に溺れているか、あるいはその流れにのって流されているだけなのに自らが泳いでいると錯覚している、などという様な作者の主張、専門家も自分の専門領域から脱しようとしなくなるくらいに細分化されてしまった学問、「生」の可能性の拡大、歴史的知識の必要性、ただ反対するだけの安易な姿勢への批判などその全てに私は共感を覚えたものであった。

 もはや我々は「真理を探し当てる上で必要な手続きを完全には踏まな(102頁)」くなっているのかもしれない。TVのワイドショーなどで、信じられないような事件が起こっては、ただ単に批判し、自分とは無関係である事、あるいは危険であるような事を自覚する。他人が述べた脚色した事実を、真理だと思ってはいけない。安易に批判するだけならば誰にでも出来るし、現在外側だけを判断要素としている人が多いとオルテガに現在の日本が批判されているような気がしてならない。

 我々は専門家でなくても真理を探し当てる事に貪欲になった方がよいのではないだろうか。オルテガが述べるように、安易に専門家やメディアに頼り、信じる事は、自身の弱体化を招く事になるのである。
オルテガの傑作
1930年に刊行されたこの本は、自分自身が凡俗であり続けながらも自己の希望と好みを押し付けるという大衆の特色を見事に描いている。

こうした大衆社会では、平均的であることが望まれ、過去に対する敬意を失い、文明(特に科学)に対する功労者を忘却する。それに対し、オルテガは読者に自分に多くを求める「貴族」たることを求めている。ある意味ニーチェと同じ構図であるが、キリスト教批判はなく、より形而下的で、人間に対してポジティヴである、と思う。この本は訳が良いせいかかなり読みやすく、説得力もあり読んでて何度も線を引いた。
しかし21世紀もずっとこの大衆対少数エリートという構図は変わらないのであろうな、とつくづく再認識させられる。


大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫)

[ 文庫 ]
大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫)

・和田 秀樹
【PHP研究所】
発売日: 2004-07
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
大人のケンカ必勝法―論争・心理戦に絶対負けないテクニック (PHP文庫)
和田 秀樹
カスタマー平均評価:  4
相手を叩きのめしたいですか?
相手を滅ぼすことが、勝ちではない。恨みを買わず、相手からもギャラリーからも評価を得て、自分自身も生き残ってこそ、勝ちが生きる。場合によっては、目先の勝負で負けてみたり、いらぬ勝負を避けることが、生き残りに必要だ。 平易な言葉で、認知療法から集団精神分析まで、解説されているところにはびっくりする。論理的背景には著者の専門知識が盛り込まれており、著者自身がいつも議論に勝っているわけではないと告白しているところで、かえって好感と信頼を寄せることができた。 この本に取り上げられているのは、ビジネス場面での活用を前提にしたケンカだ。そこから、人生という勝負まで視野を広げつつ書いてある。これは恋人や家族や友人に使うテクニックではないところが要注意。 著者も書いていることであるが、パートナー同士の会話の齟齬で、問題にする人の性格の問題などと冷静に切り返されると……後は推して知るべし。
自分の身と心、ついでに立場を守るために
“大人にもなってケンカか?”なんて思わないで頂きたい。 この本はあくまでも論理的・心理的に、この競争社会で生き抜くためのヒント、について 述べられている本である。 社会の一員として生活していると、色々な場面でカチンと来ること、大したことではなくても 一種の勝ち負けになること、上手くやり過ごさねばならないこと、 そして相手を論理的にねじふせねばならないようなことが必ずと言ってよいほど、ある。 その際の心構えとして、或いは既に自分の身に起きてしまった事柄に対処するための参考になる。 さすが和田氏だけあって、“上手に勝つ”“上手に負けて、勝つ”という方法についても 述べられており、後に遺恨を残さないようにという配慮もあり、コレはなかなか使える。 私は現在モラルハラスメントを受けており、それに悩んで本書を手に取った。 本書を読んで、やられっぱなしでいないための知恵、下手なりに攻撃をかわす方法を 知ることが出来た、と思っている。 又、私自身そこそこ長い社会生活の中で、“臨戦モード”に入らざるを得なかったことが 何度もある。 理不尽な出来事、いつの間にか自分に責任を押し付けられている、心理的に追い詰められる、 長時間労働によって健康に支障をきたしても誰も助けてはくれない環境、 無能としか言いようのない上司…等々。 そんなとき、ただ“キレて”もマトモな評価や 正当な支援を受けることは出来ない。 パワーハラスメント、モラルハラスメントは最早日常的に起こりうることであり、 大抵の場合非常に微妙・巧妙・陰湿ないやがらせがじわじわじわじわと積み重なっていく。 自分の身は自分で守るしかない。 特に自分の心は。 ではどうすればよいのか。 この本に“こうすればどんなケースでも絶対必勝!”という切り抜け方は書かれていない。 そんなオールマイティーな方法はおそらく有り得ないのだろう、と思う。 けれど、この本は必ず“大人のケンカ”の場で 役に立つと思う。 一読しておけば、“いざ!”という時に無為に熱くなって自分を不利な立場に立たせてしまったり、 相手の恨みを買ってしまうようなことを避けられる…と思われる。 簡潔にまとめられており、読みやすく、非常に分かりやすいのも良い。 (著者の文章の特徴と言えるだろう。) 手にとって、損はない本である。
気軽にケンカできるための入門書
本書を気軽にケンカできるための入門書として活用できた。留意すべきこととして、1)相手に「ケンカは弱い」と思われないこと、2)目的は相手に納得させること という知見を得た。その上でいろいろなテクニックが示されていた。特に、1)まず「答えの正しさ」と「勝ち基準」、2)論理には「理由・根拠・数字・前提条件」、3)スキーマと論理すり替えの排除 のところは参考になった。
勝つことよりも負けないことが大事
主にビジネスをする上でのケンカ必勝法を精神科医らしい視点で語っている。

氏は、ケンカは勝つに越したことはないが、長い人生勝ちつづけることは現実的でないという。そこで、ケンカに負けないためのテクを伝授しているわけだが、内容が実践的である。

笑ったのは、夫婦のケンカでは、とにかく平謝りしたほうが無難という下り。
これまた現実的といえよう。
先生の家庭環境も垣間見えて面白かった。


コミュニケーション力 (岩波新書)

[ 新書 ]
コミュニケーション力 (岩波新書)

・斎藤 孝
【岩波書店】
発売日: 2004-10
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
コミュニケーション力 (岩波新書)
斎藤 孝
カスタマー平均評価:  4
技としてのコニュニケーション
本書の印象に残った点は以下の通り。 ・コニュニケーション力とは、意味を的確につかみ、感情を理解し合う行為である。 ・コニュニケーション力とは、思考をつなげて織物のように織り成していく、発展させていく文脈力である。 ・「この人は嫌いだ」という感情が出てしまうと、相手もそれを察知し関係は悪化する。しかし、相手を理解することで嫌いという感情が弱まるように、人間理解力がコミュニケーションの基礎である。 第二章の「4つの基本原則」などコミュニケーション力向上のための、技(具体的なヒント)が多く紹介されていて、コニュニケーションに悩む自分には大変有益であった。 ただし、コミュニケーションを鍛えるための具体的の方法については、主に大学の授業を想定したものが多く、一人で行えるものが少なかった。 コニュニケーションの重要性と、それを少しでも向上させる具体的なヒントが書かれた良書だと考える。
齋藤孝のコミュニケーション論
巷で人気の教育学者、齋藤孝氏のコミュニケーション論。教育欲、読書力など、それなりに有用なコンセプトを提出しているところがこの人のすごいところだと思う。週刊誌に連載をもっているということは一般大衆受けする文章を書くのがうまいということでしょう。たしかに学者らしくはないかもしれないが、幅広い知識を一般大衆にお届けするのも学者の務めの一つでしょう。重要なのは読んだ人にとって役に立つかどうか。
必要性に迫られたら…
本書は、プレゼンテーションやゼミの発表、面接試験などが迫っていて、 とりあえず落ち着いて話をしたいと考えている方などに、 著者らしい勢いのあるアドバイスを提供するものと言えましょう。 ただし、それ以上でもそれ以下でもありません。 上手くハマれば相手に好印象を与えられるでしょうが、 その保証はありません。 本書には、粗製乱造の感のある著者の書籍を貫く総論的内容が提示されているので、 斎藤孝入門としても注目されてよい本です。 一貫して気になったのは、 学者らしからぬ、すなわち根拠が薄弱なまま勢いだけで展開される文章です。 著者の発想が豊かなのは認めますが、 よく読めば、なぜその発想が有用なのかは曖昧なままです。 また、乱暴ですが、 著者から漂う、「コミュニケーション力」なければ人にあらずといった姿勢が解せません。 確かに冒頭のような、必要性に迫られた場面では、 著者流の「コミュニケーション力」はテクニックとして必要でしょう。 しかし、もっと生まれたままの個性を大切にするような方向はないものなのか。 著者流を貫くと、過労で倒れてしまいそうな気がします。
単なる紙資源の無駄
内容は何もない本だ。こういう本を読むこと自体が、読書というには値しない。私から見て斎藤氏の本を読み崇拝しているのは、子供か大学教育以前の教育しか受けていない人たちではないかと思う。古典を読む意味の一つに自己を内省する、と言うことがあるが、こんな本を出版し読んで喜んでいるものたちは、それが環境破壊になっていることを反省すべきだ。
理想の対話のあり方を再確認しよう
 最近、あらゆる場面で「コミュニケーション」という言葉を耳にするようになった。人と対話する能力に長けていさえすれば、仕事にせよプライベートにせよ日々の生活が充実することは言うまでもない。著者は、コミュニケーションを「意味や感情をやりとりする行為」と定義づけている。本書では、コミュニケーション力を向上させる基本姿勢として、4つの理想的態度が挙げられている。それは、「目を見る」「微笑む」「頷く」「相槌を打つ」ことだ。いづれも共通することは、相手を受け入れ自分が相手に積極的に関わろうとしていることの意思表示だと捉える事ができる。「そんなこと言われなくても当たり前のことではないか」という人は、普段、果たしてこのうちのいくつ実践できているか考えてみてほしい。著者はそんな当たり前のことができていない人が多いからこそ、再確認の意味で書いたのではないか。  相手あってこそコミュニケーションである。普段忘れがちな相手への配慮を思い出させてくれる上でも本書はすばらしい。コミュニケーションの理想のあり方がどんなものであるかを模索するためにぜひ多くの方々に読んで頂きたい。

少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

[ 新書 ]
少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)

・山田 昌弘
【岩波書店】
発売日: 2007-04
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
少子社会日本―もうひとつの格差のゆくえ (岩波新書)
山田 昌弘
カスタマー平均評価:  4
擬似恋愛市場を書いていない
本書では収入や魅力による格差から、恋愛まで到達できない、 つまり結婚できない若者が増加し、少子化が進んでいるとしています。 それはそれで正しいと思いますが、私は今一歩踏み込んだ内容を期待していました。 それは男性の影の部分、擬似恋愛市場、つまり、風俗産業の存在です。 私は毎週通っているので実態が分かりますが、信じられないような、若くて魅力的な 女性が大勢います。(そういう娘にはお客さんも大勢いて、大抵は予約しないと 付けませんが) 著者は、この赤裸々な実態を何と説明するのでしょうか。 というか、本書では一行も説明がないですね。 つまり、著者が社会のダークサイドの実態を知らないだけです。 もしかすると知っているのかもしれませんが、産業として認知されていないので、 活字にしないだけなのかも。 この世界を知った男性は、9割方は、現実の恋愛や結婚が馬鹿らしくなります。 私は男なので男の心理が分かります。特に若い女性には、ここが分かっていません。 著者は、この風俗産業も少子化の原因として詳しく書くべきでした。 というか、自ら客となって足を運び、客と風俗嬢にインタビューくらいはして欲しかった。 さもないと何も知らない独身女性をミスリードしてしまいます。 そういった意味で、星4個としました。
まじめに少子化考えてみました。
少子化を問題だと叫ぶ人がいるが、誰が困るかというと、社会保険庁の人間、政府が一番困るわけです。 年金システム、税収が減るんですから。だから盛んに少子化を問題だというわけです。 「平然と人類がこの世から去るとしたら、それが僕には栄光だと思える。」 岡本太郎の含蓄ある言葉に一票を入れたいと思う。その上で、少子化対策を考えてみる。 まず、風俗でチェンジができて、結婚したらチェンジできない現実が重くのしかかる。まず、この点を改善する。 その上で、教育費も重くのしかかる。よって、子は国の宝ということで、スエーデンと同じく教育費を国で面倒見る。 今の専業主婦は社会に復帰はできないだろうからしょうがないとして、今後の女性には結婚するには共働きでないと 結婚できない旨を原則法制化。お年寄りの年金から搾取するなんて先進国の風上にも置けない情けない国になるより、 威勢のいい女性たちに働いてもらうしかない。これでちょっとはましになるんではないだろうか。まぁ日本人おおすぎだから、 5000万人ぐらいに減ったほうがエコになるんだろうけどさ。 、
この手の本として価値のある内容
少子化を扱う時にマスコミなどでもあまり扱われない魅力の部分(顔の良し悪し、収入など)を避けずに論じているせいもあり、男女交際の実態に沿った内容であると感じる。 もちろん経済的要因やらパラサイトシングルなどにもきちんと触れられている。
少子化問題に対する一つの視点
少子化というと労働力の問題に結びつきがちです。著者は労働力云々以前に結婚したくてもできない若者を問題とします。グローバルとローカルのぶつかり合いの狭間で、未来がどう築かれていくのか。
現代の女性に価値がない
世界的に見ても現代の日本の若い女性に魅力がないので男は結婚しないでしょう。 我がまま、ブランド好き、無能でスイーツ脳の女性を伴侶とする意味なんてありません。 娯楽に溢れ、AVや風俗、ネットの無料コンテンツが充実して、現実の女性がそれ以下の 価値しかないのに一生、大金を払って養おうと思わないだけです。 少子化は避けられませんが仕方ありません。

街場の現代思想 (文春文庫)

[ 文庫 ]
街場の現代思想 (文春文庫)

・内田 樹
【文藝春秋】
発売日: 2008-04-10
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
街場の現代思想 (文春文庫)
内田 樹
カスタマー平均評価:  4.5
内田樹はなぜおもしろいか?
世の中には、何となくおかしいと思うが、筋道を立てて 反論しにくい、というたぐいの正論がある。 例えば「人事評価制度を公明正大にせよ」とか 「がんばって教養を身につけるべき」とか。 まあ、反論出来ないのは自分の論理力の問題なのだが・・ 内田樹はそういうこと(対象領域は何でも)に対して、 少し次元を変えた論を起こし、一般的でない結論を提示 しようとする。 その中のいくつかは、「何となく思っていたけれども、自分では うまく言語化出来なかったこと」という読者のモヤモヤとシンクロする。 そのスッキリ感が、内田樹の本(またはブログ。どちらでも同じだが) をむさぼり読んでしまう理由だと思われる。 読後は「俺は元々そう思っていたんだよ。内田樹もたまたま同じ ことを言っているように」と勘違いが残る。 愉悦である。
現代の「常識」に警鐘を鳴らす
正直、著者のことを知らなくてたまたま手に取った本だったが 読んでびっくり。目から鱗から落ちるというのはこういうことか。 教養とは、文化資本の獲得とは、敬語の真の意味とは、成果主義について、 婚姻制度の意味、夫婦が離婚に至るまで、などなど・・・ 俺は他人より教養があって頭が良い、今の会社はなんてつまらないんだろう、とりあえず 転職してやるか、といった考えをもつ若い人に読んでほしい。 自分は本書を読んでいかに自分がバカかと思いました。 俺らしさ、自分らしさを追求してしまいがちな人は 同著者の「疲れすぎて?」も一読をお勧めします。 まあ、一般人にはそう単純にはいかないんじゃないの?という感じる点も 少々ありますが、ためになる本であることは間違いないと思います。
興味深い文化資本
前半部分に記述されている「文化資本」の考え方は、現代においての専門性にちょっとした警告を促す素晴らしい解説です。特に、小中学生を持つ親は、必読のパートと思われます。ただ、後半は、まさにブログの投稿記事をそのまま持ち込んだようなエッセイで、ちょっと拍子抜け。一つ一つをもっと掘り下げて欲しかったな、と感じてしまったので、あえて星4つにしました。

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

[ 文庫 ]
大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

・堀 栄三
【文藝春秋】
発売日: 1996-05
参考価格: 570 円(税込)
販売価格: 570 円(税込)
大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)
堀 栄三
カスタマー平均評価:  5
情報に対する考え方を変えた本
もう10年以上前に本書を読み、公開されている情報から論理的に考察することで確度の高い推測が成り立つことを知り、以後情報に関する考え方を変え、生かしてきました。 今回、別な本で本書が紹介されていたため、再読しました。 やはり貧弱な日本軍の情報量の中から、その真偽を見破り、米軍の攻撃を予測したり、自軍の成果を疑ったりと「お見事」の一言に尽きます。しかもその推測の論理性は米軍すら納得させるものだったのですから。 が、以前本書を読んだときに比べて、現在の世の中は情報量が膨大になりすぎて、ビジネスの世界での応用には向かなくなっているかもしれません。再読しながら、その落差を感じていました。
10倍の価値:これは読むべし
文庫であるが故、600円にも満たない本である。が、その内容は10倍を超える価値があると思う。つまり、一級の戦史モノであること(服部 卓四郎 (著)「大東亜戦争全史」の誤りも正している!)、情報マンとしての心構えが満載であること(戦後何十年経っても尚、米軍から、どのようにして当時あれほど見事な情報解析が出来たのか質問が来るほどの情報マン)、自衛隊設立初期の様子にも触れながら現在の自衛隊に対する強いメッセージも盛り込まれていること(「仕事の内容も陸海空がそれぞれ自分本位の立場からの狭い視野で情報を捉える旧軍時代と一向に変わっていない....日本の防衛方針が専守防衛ということであるなら、情報を惜いて最重要なものはないはず」と断言)、それぞれで類書では一冊になっているからだ。 読了後、このような日本人がいたことを誇りと思った。 もちろん評価は5つ星を遥かに超える!
情報とはインテリジェンス
読んでいて感じたのはインフォメーションをインテリジェンスに加工する工程が大本営によってつぶされてしまったという点だろうか... 有能な人材が宝の持ち腐れという扱いを受けるというのは現在の会社でも多々あるかとは思われるがトップダウンおよびボトムアップのアプローチいずれにおいても、やはり情報の適切な加工は組織を有効に機能させるためには必須であろう。 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)とともに読むことで理解も深まってくるのではないかと思われた。 しかし、この目まぐるしい環境の変化においてもスキルを向上させようと、最後まで腐らずに任務をこなした堀氏の姿勢は素晴らしく、私は少し自分を改めなくてはいけないと感じた。
情報と意思決定・組織運営
この本を読むと、大東亜戦争の頃の日本軍が、如何に 情報そしてコミュニケーションの基本を欠いていたかが分かる。 ここに書かれた、<結論先にありき><上司の意見優先><茶坊主の跳梁跋扈>など、大本営で起きた行動は、現在の我々の企業生活においても普段から起こり得る(または既に起こっている)ことばかりなのではないか? 単に歴史の生き証人が語る過去の事柄の列挙というにとどまらず、歴史を見る目が養われるとともに、現在の我々の生き方をも問うような、鋭い問題提起の書といえるだろう。
この本で面白かったところ
本書のレビューはもう出尽くしているので、個人的に面白かったと思う点を・・・  1.同じ大本営で課によってこんなに仕事の方法が違ったのかと驚いたこと  2.米軍の上陸作戦の時期を推定するのに、株価を読んでいたこと  3.西ドイツに赴任する著者への大島元大使(戦前)の助言の内容  4.戦後西ドイツでの著者の諜報活動ぶり、ことにワイナリーの話  5.小国こそ・・・という事実 そういえば、真珠湾攻撃を兎にも角にも真っ先に嗅ぎつけたのも、 列強各国ではなかったな・・・

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)

・山井 教雄
【講談社】
発売日: 2005-01-19
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)
山井 教雄
カスタマー平均評価:  4.5
1時間でわかる
とても良書です。紀元前から、現代まで、この問題を丁寧にわかりやすく説いています。
現代の紛争の原点を知るための入門書としておススメ
政治、宗教、民族が絡むパレスチナ問題、これをわかりやすく、平易に表現しています。日本人にとっても、パレスチナ問題・中東問題を「石油がこなくなって困る」というレベルではなく、もう少し広く知るための入門書としておススメです。 但し、二千年以上にわたるユダヤ人問題、千何百年にもわたるキリスト教とイスラム教の血みどろの争い、異教徒の奴隷化など、1冊の本には著せない根深い問題があります。また、過去にイスラム教徒とユダヤ教徒の共存社会があったことを取り上げていますが、イスラム社会ではユダヤ人は2級市民として異教徒税のような税金を課せられるなど、およそ共存とはいえない状態で、現代においてもとても簡単にはいかないように思います。 しかし、アラファトがしっかりしていれば中東和平の「歴史的好機」をとらえることができたのでは、と改めて思った次第です。
わかりやすいパレスチナ問題
新書のボリュームであるが、内容は非常に濃い。文章とマンガで書かれているので、飽きることもなく最後まで読める。それで、わかりやすい。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の歴史から説きはじめて、2度の大戦、イスラエル建国、中東戦争、オスロ合意と、歴史のポイントポイントを教えてくれる。まんがが楽しいので、10代の読者にも最適のように思う。こういう本がもっと増えてくれればいいと思う。 今回のガザ問題を見て、パレスチナ、イスラエルのことに興味をもって書店に行って、結局、この本だけを買ってきた。歴史の教科書みたいではなくて、パレスチナ地域に生きている一般人の視点で書かれているのがよかった。著者の山井さん自身が漫画家なので、ツボを押さえた作画が楽しい。情報量もとても多い。お奨めです!
入門には最適
まさに、入門書のつもりで読みました。 日本人には理解しにくい 「宗教」「人種」問題が こんなにも長きに渡って争いの火種となっていること、 今回のガザ侵攻のように未だにその火種はくすぶっていること、 そして、欧米諸国がその原因を作り出したこと。 非常にわかりやすいです。 しかし、問題はこの本の内容のように単純ではないでしょう。 色々な歴史が複雑に絡まりあって今の問題を作りあげている のでしょうが、パレスチナもイスラエルの成り立ちも無学であった 私には最適の入門書でした。 著書内でも「ねこ」が語っていますが、 経済が原因の戦争ならばどちらかが金がなくなれば終わる、 でも、「宗教」や民族のアイデンティティにも関わる戦争となると 「聖戦」化され自分の命を犠牲にすることも厭わなくなり 戦争が正当化されてしまう。 宗教って人を幸せにするためにあるんじゃないのでしょうか。
日本人にとって分かりにくいパレスチナ問題とその歴史を劇画調で見事に教えてくれる素晴らしい本です
現代に生きる人々にとって、人生の最後の最後までこの「パレスチナ問題」は、ニュースをにぎわせることになるであろう。そして、本当にどこのどこまで私たちははこの歴史的な本質を、(複雑に絡み合う民族・国家・宗教・時の勢力をひっくるめて)考えていくことが出来るのかなのだ。    本書には、マンガとあるが、まんがとは言っても要するに「イラスト」でうまく難しい文章を和らげてくれている。そして、時の権力者である登場人物の似顔絵がとてもうまく臨場感をかもしだしているのだ。  イスラム教は多神教である。そして、ユダヤ教は一神教である。偶像礼拝を認めない。他を政治的に受け入れる風土も違えば、逆はある意味純粋でもある。  モーゼの十戒から、キリストから、十字軍、ロスチャイルド家、欧州強国の植民地政策、何度かの中東戦争、そしてアラファトの死。  なぜ英雄アラファトが、中東のテロリストになっていったのか。  面白い。面白いといっては不謹慎な歴史だけども、この歴史的悲劇は小説を読むよりも圧倒的に人類最大の物語として語り継がれていく。そして、何よりもニュースで伝わる被害者である両国民の惨事に、深く心を痛めさせられる。  実に深くて、実に考えさせられる。絶対に読んでいただきたい一冊である。  「世界中に民族は約3,000、言語は約5,000あるといわれる。でも国の数は200しかないのです。どう考えても民族の自決、分離独立は不可能なのです。人種、民族の壁を越えて平和に共存できる方法を一緒に考えてみたいのです。」―著者―

マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)

・マルクス ・エンゲルス
【岩波書店】
発売日: 1971-01
参考価格: 483 円(税込)
販売価格: 483 円(税込)
マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)
マルクス
エンゲルス
Karl Marx
Friedrich Engels
カスタマー平均評価:  4.5
世の中悪くするのはやめようよ
人を不幸にするだけのものです。プラスにならないだとか害がないというのならどうでもいい のですが。散々結果を見てきているのに、「まだ見るべきものがある」とする人がいまだにい るわけですが、まぁそれも無理はないことだと思います。 読めば分かりますが、ここにある指摘などは短絡的で利己心を煽るものです。だからものの考 えが未熟だったり、センスがない人、嫉妬がある人なんかはひかれてしまいます。利己心をあ おる指摘をありがたがって身勝手な人間が出来上がります。そもそもこんなはた迷惑なものを 参考にする必要などどこにもないのですが、未熟だとかっこよく思えるんでしょうね。 詐欺師も騙すときはいい話をしてくれます。インチキ宗教だって、その教義は幸福だとか、より 善い人間になることについてなわけで、一見まともなこともいってたりします。「いいことを言 ってるな」ってこれをありがたがるか?これは利己心をあおるだけのもの。基準のおかしい考 え方から出てきたものをありがたがるのは、世の中を悪くする片棒を担いでいるのと一緒で す。自身も周りも不幸にしてしまいます。 本の内容はくだらないです。恥ずかしい中学生時代みたいな内容です。時代的すぎたり予測 がまるで外れたりしているのは真理が無い、要するにインチキでデタラメな証拠です。指摘を ありがたがる人もありますが上に書いたとおりです。だいたいこんな指摘、「水戸黄門」見てりゃ 十分でてくる程度のものでしょ。「100年以上も前に…」なんて言い出すひとがいるかもしれま せんが、利己心をあおるようなものをありがたがってはいけないって何千年も前から言われて ることです。この程度だと世の中がわかった気がしてうれしいのかもしれませんが、まともな 教えはちゃんとあります。本格的なことは受け入れにくいかもしれないので、まずは良き師に 出会えるようにがんばって下さい。
スケールとしての共産主義
何をさておき、この本は、余剰価値、搾取といった、サラリーマン、非正規労働者その他労働を提供して賃金を受け取る者が、何かおかしくないか、と思ったときに説明してくれる視点、スケールを提供すると言う意味で衝撃的な本だと思う。人は困ったとき、あれこれ悩むが、悩みを適切に整理する概念を持つと、単なる悩みではなくなる。最低限、自己武装が可能になる。いかなる考えの者でもよほど地頭が良い者は別として、衝撃を受けると思う。彼らが提供した諸概念は未だ有効であり、それを敢えて知らにふりをして生きている者は、傲岸不遜な資本家であろうし、知らずに何かおかしいな、と感じたら、凡百の本よりこの本が助けになってくれると思う。本である以上、現実を解決してくれるのではない。読了後のことや行動は、私たちに委ねられている。自分がどのような立ち位置にいるのか、常に思わされる本である。
共産主義は生きている
 本書は、マルクス、エンゲルスが共産主義者同盟のために著した綱領である。今までの人類の歴史は階級闘争の歴史であったこと、プロレタリア革命を通じて共産主義社会を実現する必要があること、が述べられている。  ソビエト連邦は崩壊し、東欧革命が起こり、中華人民共和国ではさまざまな問題が起きている今、共産主義は死んでしまったように見える。しかし、マルクス達の理論では、共産主義社会の実現には、資本主義社会の発展が前提になっていることに注意する必要がある。だから、現在の日本やアメリカでこそ、本当の共産主義革命が起こるかもしれないわけである。  資本主義の基本的な部分は全く変わっていないのだから、現代を読み解くためにもマルクスやエンゲルスの著書を読むことには価値があるといえる。
ベストセラーの価値
「共産」「Communism」という言葉に対する、世界的なアレルギーというものはすごい。 冷戦崩壊後、一気に資本主義化が進み、壮大な社会実験は完膚なきまでに終わったかに見える。 そしてマルクスは、時代遅れの産物として、社会的に葬られてしまっている。 しかし、今いろいろなことを言っている教授陣、それこそマルクスの影響を受けていない人間はいない。 その思想を読み解くために、マルクスの考えに戻ることは、決して時代遅れの作業ではない。 むしろ、形を変え品を変え、マルクスの思想は根っこで生きている部分が多い。 でなければ、なぜ今のこの時期に「蟹工船」が売れるのだろうか? たとえば、資本主義による階層間の不平等の広がり(今の日本なら格差といった方が通じやすい)、流通によるグローバリゼーションなど、現状にも続く世界の流れを見ている。 彼の言っていることは的外れではなく、どちらかといえば人間に期待を寄せすぎたのが、彼の過ちだったのだと思う。 「資本論」はぶ厚いが、この本はとても短くてすぐ読める。 一度は世界を風靡したベストセラーに触れておくのも悪くはない。
読み時なのでは?
 昨今、『オーラ』だとか、『精神世界』だとかが、巷で流行っているようだ。自分の知り合いでも凝っている人がいる。そうしたものは、少し前なら『教養人』を自称する人間なら、馬鹿くさい物とされたものだ。そんな、馬鹿くさいとされた(個人的には今でも阿呆臭いと思うが・・)ものを信じる人ですら『共産主義』は、馬鹿くさいという。 「だって、共産国家ってほとんど崩壊したじゃん。あれって、おかしくない?」  ・・・もっとも、自称『教養人』も『共産主義』を終わった思想と考える人が多いだろうが・・・  しかし、本当にそうなのか?終わった思想であるならば、なぜ失敗したのか?考察が必要ではないのか?ミネルヴァのフクロウは夕暮れに飛び立つという、我々は、その渦中にいるときは自分が置かれた状況を冷静に判断できないのではないか?そうした意味では、今こそ読み頃ではないと思う。『共産主義』なんて馬鹿げた思想に洗脳された昔の人はバカだったのではないか?と思うのは簡単だが、いわゆる思考停止状態ではないか?思うに我々を取り巻く『グローバルスタンダード』なる概念も後世の人々から馬鹿げた思想といわれない保証は全くないのだ。途上国の人間に半ば奴隷のような労働で安い製品を作らせ、先進国の人間が格安の商品を手にできる・・・しかしながら、先進国の労働者は、その為に職を失う・・・『グローバルスタンダード』によって先進国に住む我々は、利益を得ているが、大変な損害も受けている。『ワーキングプア』、『ネットカフェ難民』が話題になる昨今の状況をどう考えるば良いのか。人間はそんな簡単に洗脳されるものではあるまい。過去に『共産主義』が人々の心に響いたのなら、その時代には説得力があったはずなのだ。  もっとも、思想そのものに共鳴するかは、その人次第だろう。問題なのは、自分が気に入らない『思想」ということで黙殺しることではないだろうか・・・バカな思想だと思うなら、なおさら、とりあえず読むべし・・・個人的には、この本の趣旨を全面肯定する訳にはいかないものの、エンゲルスのが指摘する社会ステムの問題は未だ解決されていないと感じた。というより、本質的には何も変わっていない。むしろ、世界がこの時代に比べてよりグローバルに、緊密につながった分に問題がややこしくなった事に加えて、希望であったはずの『共産主義』(人権思想も根っこは共産主義にと同じ、理性によって人間は開放できるって事)の失敗を知ってしまった為に我々は何を未来に託せば良いのか分からなくなってきている気がする。『福祉』だとか『弱者救済』を連呼する政治家や活動家をどこか胡散臭く見ているのは私だけではあるまい。  今でも『ハンドラの箱』の中に『希望』は残っているのだろうか・・・・

メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)

[ 新書 ]
メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)

・ノーム チョムスキー
【集英社】
発売日: 2003-04
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (集英社新書)
ノーム チョムスキー
Noam Chomsky
カスタマー平均評価:  4.5
戦慄のド迫力の平和論考と言えよう。どこを読んでも切れ味抜群!!
【こんな人にお勧めの本です】 ・アメリカの対テロ政策は正しいと思っているヒト ・アメリカの最高の民主主義であると思っているヒト ・アメリカを錦の御旗に掲げ、全世界でテロに立ち向かうべきであると思っているヒト。 【thekankichiの書評】 久しぶりにパンチの利いた本を読んだ。国際政治なんかには疎い私ではあるが、一気に読むことができた。初めてチョムスキーを読んだが、なかなかの歯切れだ。今度は原書で読んでみたい。 チョムスキーの言説は、これまでの歴史と丹念な事実の集積と分析に裏打ちされているのだが、ここまで、一貫してアメリカ政府の特に対テロ戦略を徹底的に批判する姿には、正直恐ろしささえ思えた。また同時に、今まで、日本の大衆メディアもほとんど、大きくは報じてこなかった重要事項がかくも多いものかと驚いた次第だ。 アメリカは歴代政府を中心に、大マスコミ、投資家、企業が壮大なるスクラムを組み、自国政府、企業の利権を守るために世界中に戦争、テロを巻き起こして来たのか。そして今後もそういう事態は続くのだろうか。 日本もチョムスキーが本書で語っている重要事項には今後も触れないであろう。であれば、ありとあらゆる手段を使って、我々は情報を察知、把握しなくてはならないのだろう。過去には大マスコミからのニュースなんかが、多くの日本人の情報収集の源泉だったが、今は違う。双方向対話が可能なblog、Webサイト、メルマガがあるのだ。今後はこうしたメディアを使って国際政治の潮流を個人が読まなくてはならないのだろう。
メディアリテラシー
メディア批判によって、タイムワーナーがチョムスキーの著作を出版したくないという理由から出版部門を取り壊し、学者批判によってMITでチョムスキーを批判する集会が開かれたりと、日本ではありえないような実話が知れて面白かった。チョムスキーが強調しているのはアメリカはオープンで自由な国だということ。チョムスキーほどの大人物になれば、メディアと学問の枠組みなど簡単に捨て去ることができるのです。
メディアとは
自分が常に意識していることは「自分が相手の立場だったら」ということ。チョムスキーは「火星人」という視点から「アメリカの非常識」を説いている。 閑話休題。広告の業界では少し前に「メディア・ニュートラル」という手法論がもてはやされていたが、ある特定の国家、ないし企業があらゆるメディアに支配的になってしまうことは何とも恐ろしいことである。2011年の通・放融合以降はメディアがかつて「第3の権力」といわれた時代のようなジャーナリズムの役割を担うことを期待したい。
メディアを疑え!
 アメリカの外交政策等に厳しい批判を展開するチョムスキー氏の「メディア・リテラシー」入門、読みやすく簡潔に 良く纏まっています。  「現代政治におけるメディアの役割を見ていると、私たちがどういう世界に、いかなる社会に住みたいのかを自問 させられる。」で始まる本書のなかで、  民主主義は主権在民といえば聞こえが良いが、もう一つの面、一部のエリートが情報を把握して意思決定をし他の 多くの愚民を導くという考えが支配的で、その意味でマルクス主義の全体主義と基本思想では代わりがないこと。  その主義を実現していく手段としてメディアが「大衆の考えを操作し、世論を作り上げていく」役割を担っているこ とを、ウッドロー・ウイルソン政権下の「クリール委員会」(政府主導の宣伝委員会)の史実の検証から大衆宣伝・ 広報産業の手法と実際を明らかにしていきます。  メディアからまことしやかに流される情報に対してそれにたいして真実を見抜く感性の大切さを改めて考えさせらます。  最近、メディアの問題が噴出している日本の状況のなかで読んでおくべき本だと思います。
火星人の視線
「メディアと教育制度を完全に掌握していさえすれば、あとは学者がおとなしくしている限り、どんな説でも世間に流布させることができる」(「メディア・コントロール」より) 思想家としてのチョムスキーを知るための入門書というべき存在。 わかりやすいし、読みやすい。 ふだんはあまり気づかなくても、少し考えてみれば「あれ、おかしくないか?」と思うことはたくさんある。 当たり前だと思っている思考の枠から、少し抜け出してみる。自分で考えて、声を出す。 チョムスキーが言いたいのは、そんなごくごく普通のことなのだと思う。 違う目線で世界を見ることは、これからの情報化社会ではますます必要になってくるだろう。 「火星人の視点」で日本を、世界を見てみることの重要性が、この本では一貫して説かれている。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク