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政治・社会

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新平等社会―「希望格差」を超えて (文春文庫) 学校と社会 (岩波文庫) 国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書) ウォーター・ビジネス (岩波新書) 教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書) イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (文春文庫) ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書) プロフェッショナル原論 (ちくま新書) 胎児の複合汚染―子宮内環境をどう守るか (中公新書) 有閑階級の理論―制度の進化に関する経済学的研究 (ちくま学芸文庫)
新平等社会―「希望格差」を超え.. 学校と社会 (岩波文庫) 国際政治とは何か―地球社会にお.. ウォーター・ビジネス (岩波新.. 教養主義の没落―変わりゆくエリ.. イギリス人はおかしい―日本人ハ.. ご臨終メディア―質問しないマス.. プロフェッショナル原論 (ちく.. 胎児の複合汚染―子宮内環境をど.. 有閑階級の理論―制度の進化に関..

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新平等社会―「希望格差」を超えて (文春文庫)

[ 文庫 ]
新平等社会―「希望格差」を超えて (文春文庫)

・山田 昌弘
【文藝春秋】
発売日: 2009-02
参考価格: 610 円(税込)
販売価格: 610 円(税込)
新平等社会―「希望格差」を超えて (文春文庫)
山田 昌弘
カスタマー平均評価:  5
格差を生んだ社会構造と歴史
「格差」のある社会を論じた本ですが、現状の悲惨を紹介するのではなく、そうなった社会構造と歴史を、説得力を持って説明しています。格差といえば紹介される「ジニ係数」についても、その数字を鵜呑みにするのではなく、統計学的な注意点を述べた上で数字を分析しています。要するに格差といっても、仕事、年齢、結婚、家族構成、教育など様々な要因があり、それぞれが連関し、それらを分析して対策を立てる必要があることを示しています。 本書は2部構成で、書き下ろしの第1部では日本の社会全体を論じ、第2部では第1部と重複はあるものの各論を述べています。さらに「おわりに」では本書の全体を俯瞰したまとめとなっており、読むべきかと迷っている方は「おわりに」を立ち読みされるとよいでしょう。 格差をなくす方法も示されていますが、具体的ではありませんが、「ヒント」とはなりそうです。

学校と社会 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
学校と社会 (岩波文庫)

・デューイ
【岩波書店】
発売日: 1957-01
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
学校と社会 (岩波文庫)
デューイ
John Dewey
カスタマー平均評価:  3.5
納得の主張
古典ながら、今尚実践されようともしていなかったのではないかと思えるほど、現代の教育を受けた者としては、唖然とした。つまり、現代教育の理想としてそのまま通用すると素直に思えるからである。本書を読むと、一体教育者は何をやっているのかと遅ればせながら思う。それほどに、本書の確信をつく主張は曲げることができないものなのであろう。  内容に至っては、極めてシンプルであり、小難しいところはほとんどない。  見ようによっては、自己啓発書としても通用するのではないだろうか。もちろん、その際は現代教育の実体、在り方に失望することとセットだが。  このように、思うと学校という教育の現場もいかに社会の大人の縮図たる、学校外の権力意識、に追従して成立していたのだろうことが思いやられる。  いずれにしても、本書を読むことを通して、新しい自分の教師像が浮かぶような気がした。  
教育学の古典足りうる1冊
プラグマティズムの集大成者で教育理論家でもあったジョン・デューイが、シカゴ大学に併設された小学校で、教育実験をしながら、執筆されたのが本書である。既に1世紀以上昔の話だが、中身は未だに古びず、10年近く前にわが国の文部省が推進し始めた「総合教育」の意図も説明されている。教育の目的を受益者から逆に読めば、「不易」な観点で目標を設定できよう。これを忘れる限り、教育政策は画餅となる。戦後の教育政策は死屍累々のはずだが、官僚や政治家が無知なので自覚がない。数十年以内にノーベル賞受賞者数十名などという愚かしい目標を掲げること自体、無知無教養を曝け出している。教育など語る資格はない。そうした愚考を食い止めるために1世紀以上昔に実験され、集大成された実践的教育論。デューイらしく緻密な描写と記述が教育と社会との距離感を精確に描いていて、素晴らしい。教育学の古典足りうる1冊。
教育原理
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今の時代にもう一度読み直す価値のアル本
この本で印象に残るのは、デューイが産業革命による技術革新が教育界に変化を及ぼすと指摘したこと、もう1つは「総合学習」の実験はすでに当時において行われていたことである。現代の日本において、もう一度検証する価値のある一冊だろう。
実用主義の教育論
 本書は、プラグマティズム(実用主義)を発展させた哲学者デューイによって書かれた教育学の古典。戦後の日本教育に多大な影響を与えた。デューイの考える学校と教育のあり方を、具体的な授業内容を紹介しながら、丁寧にまとめている。

 学校とは、課業を学ぶための隔離された場所ではなく、生きた社会生活の純粋な一形態を持つ小社会でなければならない。教育は詰め込み型や、児童中心主義の教育ではなく、個人が自分の仕事の中に社会的、科学的な観点から、想像力と意義を見出せるものでなければならない。そうした教育を怠ると、社会に多く存在する歪曲されている部分に鈍感になり、現在の経済的害悪をつきとめることさえままならなくなる。そうなれば、それらの害悪を有効に処理することなど一層不可能である。


国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書)

[ 新書 ]
国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書)

・中西 寛
【中央公論新社】
発売日: 2003-03
参考価格: 903 円(税込)
販売価格: 903 円(税込)
国際政治とは何か―地球社会における人間と秩序 (中公新書)
中西 寛
カスタマー平均評価:  4.5
難しい
国際政治とは何かというものから国際政治のあるべき姿まで様々なことを学んだ。 しかし新書にしては難しく、時間がかかった。 有意義な本ではあると思うが、もう少し平易に書いて欲しかった。
現実的思考の効き目
 国際政治についてはマスメディアでも度々取り上げられるし、それを論じる人たちも様々なことを言いやすい分野に見えてしまう。国内での言論は政治家の発言を別にすれば稀にしか国境を超えていかないから、過激な議論も理想的な議論もある程度言いたい放題になってしまう。本書は、そんな言いたい放題の議論とは毛色が違う。まず、国際政治についての最初の起こりから現代の状況までを歴史的な脈絡に即して辿っていく方法が取られていて、読み手に国際政治についての基礎的な事実を理解させようとする意図が明確にある。具体的内容は皆さんがレヴューされている通りだが、記述の傾向として飽くまで現実的で、政治が為す事に幻想を抱いていないところは明確に方針として採用されている。もちろんその現実性は、確認可能な事実と妥当な推論と想像力に基づいている。それは、過度の理想を主張する政治行動が悲惨な結果を齎したこと、侵略行為が何らかの理想によって美化され、正当化された上で行われることへの理解の上にとられている立ち位置であると読み取れる。保守的であることが、現状の下で真により良い生活を手に入れるための智慧として示されている。  ここで示されている主権国家体制、国際共同体、世界市民主義といった側面をもつ国際政治の仕組みは自分の生きている主権国家につながり、また自分のいる地域にもそのインパクトはつながってくる。自分のいる地域について考える際にもまったく無縁ではない問題領域の仕組みが、わかりやすく纏められた1冊として使用価値の高い1冊。
最良の概説書
本書では、近代から現代に至る国際政治の変遷を、伝統的政治理論からわかりやすく解説されている。 その上で、現代国際政治に対する筆者からの問題提起が随所になされており、読者はおおいに触発されることと思う。 新書で国際政治を概観したいなら、ぜひ本書をおすすめしたい。
国際政治への総体的な視点
「国際政治とは何か」という問いに対し、国際政治を「主権 国家体制」「国際共同体」「世界市民主義」という三つの位 相からなる構造をしているという基本的立脚点から国際政治 の性質を説明するところから、本書は始まる。 第一章では国際政治という概念が形成されてきた思想史を辿って、 国際政治そのものの変容を捉えている。 第二章以下では、国際政治 を構成する三つの位相の根底にあった安全保障、政治経済、価値意識 について、国際政治の変容が与えてきた影響を分析している。 本書では、国際政治学の理論や体系的な議論が展開されているわけ ではない。しかし、国際政治についての総体的な視点を養ううえで、 多くの参考となる考え方を提示してくれる。 筆者は、結章の末尾でイギリスの文筆家E・M・フォースターの言葉を 引用しながら、国際政治に必要なものは愛ではなく寛容の精神だと 説いている。それは愛よりも「消極的な美徳」でありながら、現実的に 多くの人間に実現可能な精神であるからだ。
期待していただけに
物足りない。 迫力、深みがまったくない。秀才が書いた概説書という感じ。 広く浅くの論考で高坂門下としては水準に達していないのでは? どちらも読んだことのない人には間違いなく、高坂氏の「国際政治」を推す。 ただ、著者の意気込みはわかるし、それなりに読めるので星二に近い星三つ

ウォーター・ビジネス (岩波新書)

[ 新書 ]
ウォーター・ビジネス (岩波新書)

・中村 靖彦
【岩波書店】
発売日: 2004-02-22
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
ウォーター・ビジネス (岩波新書)
中村 靖彦
カスタマー平均評価:  4.5
資源は偏在している・・・
多くのレビューの方々は水資源のビジネス化に疑問を抱いているようですが、 石油・ガスや、金・銀などの資源を有することで そうした資源を経済的な価値に変換して国富としているのを鑑みると、 改めて日本の水資源の豊富さに驚きを覚えるとともに、 ビジネス化することで、新しいお金の流れができるのでは、と思います。 現在は石油よりも高額なペットボトル版輸入水が売られていますし、 実際そうした水を購入している消費者がいることを考えれば、 日本ブランドの水を海外で売ることも今後視野に入ってくる気がします。 そのさい、何でもかんでも反対という路線ではなく、 地下水を育んでいる森林の整備や取水の厳格な管理などに 新たな投資のお金を民間が費やすことができれば、 林業などの再活性化を税金を使うことなく、達成できるのではないか?
水はタダではない。
 日本が水と安全はタダというのは、すでに過去のお話。 日本は島国なので、今まで水の争いということは起こらなかったが、 果たして、今世紀中はどうであろうか? 本書では、世界的な人口増加傾向で、特に開発途上国の水不足に警鐘を鳴らしている。 海に囲まれている、我が国では考えもしなかったが、 地球、1国だけでも「水」というものは、偏って存在しており、 不平等な分配による、戦争・紛争の懸念や、水不足が深刻化した際、 砂漠化の恐れを危惧している。 ボトル・ウォーターの売り上げが、日本でも欧米諸国に追いつくぐらいに、増加傾向であり、普通であれば、 安価に入手できるものを、消費者はより多くのお金を払い購入し、企業は儲けているなど、 「水」は誰のものか? という事を問われた入門書的な書籍である。
水は無尽蔵にはない
地球上に存在する水のうち97.5%は海水であり、人間が飲める淡水は2.5%である。この淡水の大部分は南極・北極地域などの氷として存在していて、地下水を含めて、河川、湖、そして沼などにある淡水は地球上の0.8%である。しかもその内の大部分は、地下水であり、比較的利用しやすい河川や湖などにある量は、地球上のわずか0.01%である。 その0.01%の水は、石油や天然ガスなどと同じように偏在しており、多くの人が水不足に直面している。一方、日本はその偏在の恩恵を受けており、平均年間降水量は世界でもトップクラスである。しかしそれにもかかわらず、日本は世界最大の「間接水」輸入国でもある。 米や野菜などを栽培するためには、水か必要不可欠。牛や豚、鶏を飼育するのにもたくさんの餌がいる。この餌用の穀物を育てるためにも、水が必要となってくる。日本は食糧自給率が、カロリーベースでおよそ40%であり、多くのものを輸入に頼っている。要するに、日本は農作物の耕作を海外に「委託」することによって、国内の水消費量を低く抑えられている。 この間接水の概念を用いると、牛丼並盛り一杯で2トン、ハンバーガー一個で1トン、そして月見そば一杯では750キロ、の水が海外で消費されていることになる。 水問題を考えるうえでの入門書に最適だと思う。
公共の経済について考えさせてくれる本
水と空気はみんなのものだから、特に贅沢な空気とか水でない限り、ただ普通で安全なものなら、それを売って儲ける人の住んでいる社会はどこか変だ。そう感じることが正しいのだと思う。 ビジネスとは、それが成立する社会の存在を条件としているもので、条件自体の根底になるものを作り出すものではない。そこに境界を引きにくく感じるのは、すでにお金に目が眩んでいるからだけだ。この本は、身近な水を例にとってビジネス崇拝社会の問題を考えさせてくれる。
遠い世界の話ではありません。が・・・
日本は水が豊かな国だといわれます。しかし、食料をすべて自国の水で灌漑したら、今使っている倍の量を取水しなければなりません。
日本は農業が衰退しているといわれます。しかし、今輸入している食糧を生産している耕地は、国内の農地の2.4倍に相当します。
我々の食料を提供しているアメリカでの水争いや地下水の枯渇、中国の南水北調は、決して我々の生活と無関係ではないのです。

とはいえ、日本国内を見ると、ミネラル・ウォーター市場は発展途上で、上下水道の民間委託は始まったばかり。
本書を読んでも、世界のウォーター・ビジネスの隆盛に圧倒されますが、水資源が「豊富」な我が国ではまだ殆ど問題になっていません。
また、本当に水資源が危ないところの記述が少ないのは意外でした。
企業は、まず安全な先進国か、安定している途上国で事業を行います。ですから、本書において、アフリカの記述はほぼ皆無です。
世界の水資源の現状を知りたい方は、本書を取っ掛かりにして、別の本を探されたほうが良いと思います。


教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)

[ 新書 ]
教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)

・竹内 洋
【中央公論新社】
発売日: 2003-07
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
教養主義の没落―変わりゆくエリート学生文化 (中公新書)
竹内 洋
カスタマー平均評価:  4.5
日本型教養「風」主義への鎮魂歌
かつて存在したという旧制高等学校的教養主義の発生と展開、そしてその没落を記すことにより、正に「引導を渡す」。正しく成仏させんとする試みが成功した一冊です。  総合月刊誌『現代』等の廃刊の報道が続いているが、かつてあった総合月刊誌が必要とされる公共空間、定期購読することにより雑誌を支えた人々の生態、何を望み読者となったのか、岩波書店の『世界』の役割と刊行物、『世界』をリードした人々の個人史・成育史と『世界』にリードされた人々の群像等々まで踏み込んだに日本型教養「風」主義への鎮魂歌である。  帝大における文科・文科大学の位置づけ、文科の学生の出身階層と彼らの前に立ちふさがった将来展望等々を、多数の統計資料を裏付けにしながら、各世代の文科出身者の叙述から、教養主義の母胎と限界を解き明かす。  文科が決して「エリート学生」では無い逆説は、巧妙である。  「人格の完成」との見果てぬ夢に灯火を見出した時代が確かに存在したかに思える。教養主義への愛憎の中、書籍と雑誌を仮想として必要とした時代の終わりの鐘を鳴らす一冊です。  新たな時代の教養の指針は、今だ存在しない。しかし、それは喜ばしいことだろう。教養が必要とされるものならば、必ずや新たな指針は築かれるのだから。
エリートの没落
久々に“古き良き新書”という感じ。というより、ずばりテーマである教養主義の結晶 と言えるかもしれない。 本書は、戦前戦後の高等教育における教養主義の変遷を独自の視点で説く。 それは西洋文化の輸入に始まり、農村社会からの羨望をエンジンに一時代を築く。 そして社会経済の成熟とエリートの総サラリーマン化により、教養も学歴も かび臭い権威に成り果てると、マルクス主義という新たなエンジンによって 別の方向へと走り出す。 エリートもマルクスも滅んだ以上、大学がレジャーランドとなるのは必然の結果 だったのだ。けして学生がバカになったのでも、社会が堕落したのでもない。 ただし、“教養”の無い技術偏重の学問では、思想も文化も成長性を失い、 社会は停滞する。ひょっとすると格差と新エリート層の台頭によって、大学の 中には新たな教養主義が生まれるのかもしれない。
驚きの考察?なぜ大学はレジャーランド化したのか
日本の教養主義(マルクス主義含む)が、都会へやってきた比較的貧しい階層の刻苦勉励主義に支えられた、(洗練された中央文化に対する)カウンターアタックだったという筆者の考察には驚くべきものがあります。 高度経済成長期、地方と都会の差が縮まるとともに、教養主義も没落した?。 恐らくそれは正しいのでしょう。 それに加えて、戦前まで日本以上の歴史と文化的多様性を誇るヨーロッパ的教養を範としていた日本が、その没落とともにアメリカ流の社会を目指したことも理由だろうと、私は思っています。 私は在米12年になりますが、最近の日本人の今すぐに結果、見返りを求めるメンタリティが(それがいい悪いは別にして)、驚くほどアメリカ人に似てきていることに驚かされることがあります。 日本流教養主義解体の牽引となった石原慎太郎、吉本隆明、ビートたけしについての考察なども鋭いものがあると思います。 私事になって恐縮ですが、教養主義的傾向の強い両親(しかもどちらも地方の教員)に育てられた私が過ごした90年代初頭の東京の大学はまさにレジャーランドでした。 その居心地の悪さと言えばあまり思い出したくもないことですが、折りにつけてあれはどうしてだったのだろう?と、考えることがよくありました。 そのもやもやとした霧を晴らしてくれる本でした。 私はまさに今は昔の教養主義的学生の典型だった!?
思想史としても興味深い本
旧制高校から戦後の大学まで1970年ごろまで生きつづける教養主義。 それは左翼とも密接に絡み、農村部出身のエリートの羨望でもあり、身の処しかたでもありました。また下町文化に対し山の手文化を築いたものでもありました。 著者はこれをフランスと比較したり、岩波書店と講談社を比較したり、戦前の学生の読む雑誌、戦後学生の読む雑誌、70年代以降の学生の読む雑誌を比較したり、文学部と法学部と経済学部の学生の比較をしたりしながら多彩に描いています。 また、教養主義の破壊のイデオローグとして、石原慎太郎、吉本龍明、ビートたけしを挙げ、結局、かつてエリートだった大学生が単なる労働者予備軍に大衆化してしまったことを基本原因とします。 この観点から大学紛争が捉え直されています。 思想史としてもなかなか面白く、一気に読める本です。
まさに現代の教養書
 あまりの面白さに一気に読み終えたが、教養主義の内実が露にされたことの爽快感とともに、何やら寂寞とした印象を残す。はてこれは何だろうかと暫し黙考してみるに、それは、かつての人文主義的教養主義者が無益な理想を追い求める姿と、今の自分の姿が二重写しになっているところだと気がついた。本書は、往時の教養主義文化を下支えしていたのが、都会人的な余裕のない田舎者の成り上がり精神であったことを解明しているが、それを現代の文脈に置き換えれば、さしずめ今流行りの格差社会論で言われる下層民的精神風土と酷似している。ということは、自分のような現在の若年教養主義者の精神風土は、フリーターのそれと大差ないことになろうか。自分が何者かにカテゴライズされる点では占いと同様であるとはいえ、占いにはまだ希望がある。しかし、現代の教養主義者には、もはやそうした希望は残されていない。  著者は、本書の最終部で、往時の教養主義を培ってきた独特の人間関係や人的ネットワークのあり方に、これからの教養主義にとっての活路が開かれている可能性を示唆する。だが、往時の教養主義とそれを培ってきた対面的人格関係の間には、互いに互いの存立基盤を補強する相補的な関係が成立していたと考えられる。教養そのものが終焉し、ネットやケータイによって人間関係の様態が変質しつつある今日において、果たしてそうした活路の素地が本当に残されているのかと考えると、まったく暗澹たる気分に襲われる。きっと、本書のインパクトは、今の時代になおも教養への憧憬を抱いてしまった若い人々の方が大きく、その実存に対して甚大な揺さぶりをかけることになろう。その意味で、本書は、まさしく現代の「教養」書である。

イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (文春文庫)

[ 文庫 ]
イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (文春文庫)

・高尾 慶子
【文藝春秋】
発売日: 2001-02
参考価格: 570 円(税込)
販売価格: 570 円(税込)
イギリス人はおかしい―日本人ハウスキーパーが見た階級社会の素顔 (文春文庫)
高尾 慶子
カスタマー平均評価:  4
ただの暴露本...?
正直がっかりしました。 これではただの有名人の暴露本ではないでしょうか...。 著者の方は海外で暮らすにあたってきっと人には言えない苦労もされたのでしょうが、それにしては、イギリスを賞賛する・しないの問題ではなく、視野の狭い、かなり偏ったエッセイであると感じました。 話の内容は海外で働いて暮らす人なら誰にでも書けそうな日常生活で、わざわざ本にする必要すらないと思います。話があちこち飛びすぎて全体のまとまりも全くありません。 辛口の書評になりますが、イギリスの階級社会の本質を本当に知りたいと思う人にはお勧めできません。
どうしても…
全体の内容としてはすごく面白い本だと思います。普通に4ぐらいつけてもいいです。 ただたった一つ、他の内容を吹き飛ばすほど私のトラウマになってしまった章があったので。 飼い猫に対する行動は、虐待と自分のエゴ以外の何者でもないと思いました。 少なくとも私には吐き気がしそうなほど、ショックな出来事でした。 人は大切な誰かの為に泣くのではなく、その人を失う自分が可哀想で、怖くて泣くのですね。
マークスさんとは逆の視点
リドリー・スコット監督のファンなので、その家に日本人のハウスキーパーがいたということ自体驚きで、買ってみました。 過去にはマークス寿子の本など、イギリスがよくて日本がダメという偏った本が多い買ったですが、これは一般階級の日本人として、上流階級の家で仕事をする話なので、少なくともマークスさんの本よりは共感が持てました。 電話にトラブルがあって、BTに「あんまりぐずぐずしてるとNTTに変えるわよ!」と 言ったあたりなんかは、私も留学中同じような経験があるので、何事も日本のように ぱっとサービスが提供されないイギリス生活を思い出しました。 本の中では、特にリドリー・スコット監督の年配のお母様の日常生活武勇伝の話は楽しかった。 息子のパートナーに「妾の分際でミセス・スコットを名乗るとは何事!ミセス・スコットは私だけよ!」と言い放つお母様。 普段非常に細かいことで知られるリドリー・スコット監督の、日常を垣間見えたようで 読んでいて楽しかったです。
面白かった!
祇園でホステスでハウスキーパー? どういうことだろう・・・と思って読んでみたが、今まで読んだ英国本の中でも異色のアプローチが面白く、ぐんぐん読み進むことができた。 いいところも悪いところもあって現実。 著者のフィルターを通したものではあるけれど、いろんな現実を垣間見ることができると思う。 一生懸命体当たりで生きてきた話には説得力があった。 いろんなエピソードがあるが、口ではいろいろ言いながらも、お互いに言葉に出さない愛情と信頼があることを感じるスコット氏のお母様とのエピソードがよかった。 近くにこんなお婆ちゃんがいたら、大変だとは思うけど。。。
正確でしっかりした観点
マークス寿子氏をはじめとしたイギリス礼賛本を立ち読みして苦々しく思っていたので、それに対する反骨的な、しかし便乗本かと読み始めたら大違い。著者のしっかりとした観点と、それでいて英国の愛すべき点は愛し、尊敬していることがはっきりとわかる良書だと思う。 欧州に、米国に出張するたびに、「どうして欧米礼賛本がこんなに日本でもてはやされるのか?」と疑問に思うほど、欧米の品質、特にサービスのクオリティの酷さにはあきれ果ててきた。それを声高ではなく、でもはっきりした声で語ってくれるところは嬉しい。 補足に書いてある、日本の戦争責任、捕虜虐待に関しても真にフェアな観点からの意見を書いている。他の著者の作品も読んでみたいと思った。

ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)

[ 新書 ]
ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)

・森 達也 ・森巣 博
【集英社】
発売日: 2005-10
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
ご臨終メディア―質問しないマスコミと一人で考えない日本人 (集英社新書)
森 達也
森巣 博
カスタマー平均評価:  3.5
タイトルどおりにメディアに対する批評をメインに持ってきてほしい
新書にはタイトルと新書に乖離のあるものが結構多かったりする。 そのうちの一冊のようだ。 もちろん、メディアに対する批評などはあるのだが、それを口火とした権力に対する愚痴が多すぎる。 意見のいくつかは同意見のものがあるのだが、私がこの本を読もうと思ったのはメディアに対する批評を読みたかっただけだ。 どちらよりでも結構だが、イデオロギーについて読みたければそれを読む。 森氏のイデオロギーについてはともかく、映像作品のいくつかはすきだっただけに期待はしていたのだが。
警察権力の怖さを感じる
この対談を読んだ感想はメディアよりも警察権力に対する恐怖を感じたことであった。パチンコの景品交換に関しては自分たちの利権を守るために明らかに違法でありながら黙認する一方で、オウム事件の捜査では通常では取り締まらないような、軽犯罪法や道路交通法を適用して教団の幹部を逮捕したのはその当時報道を見ていて確かに異常には感じた。しかし、本書ではさらに警察の違法逮捕が繰り返され、それをマスコミは現場を見ていても黙認したとされるが、何故なのであろうか。 また信者の住民登録を拒否する自治体の問題も当時、違和感を感じたが、立派な憲法違反である。オウム事件はたしかに異常な事件ではあったが、日本は法治国家ではなかったのか。 警察の裁量による違法な権力の行使が公然と行われ、マスコミも弁護士会も動かないとなると、この国には法の精神と保障はないのかと愕然とする。
「考える人」とは・・・
デイモン・ラニアンの一説・・・「ほとんどすべての調教師は、馬が物を考えることはありうる、と思っているようだ。ある調教師によれば、物を考える競走馬の割合は1000頭に1頭で、これは物を考える人間の割合とほぼ同じだとのことだ。」・・・ この本を読んでみて、すぐに思い出したのがこのフレーズだ。私はこのフレーズを読んだ瞬間、ニヤッと笑い「いや、自分は<1000人に1人>のほうだ」、などと勝手に思っていい気になっていたものだ。反省しよう。私は<1000人に999人>のグループでした。はい。すいません。 実際、この本を読むと、「考える」というのがどういうことなのか、とてもよくわかる。普段、漠然と分かったような気になっていること、知ったような気になっていることが、実はとんでもないフィルターを通された情報から形成されたものでしかなく、そこに居心地のいい自分を置き、勝手に安住していただけなのだとわかる。それは罪なことだとまでは思わない、という考えもあるけれど、この本を読むと大衆の中に浸かって何も気付かないことは、やはり問題だと思う。社会的な事について、何かを発言したり、自分の心情を吐露したりするときに、はたしてそのバックボーンにある知のフィールドがいかに脆弱なものであるのか、その認知が現在では欠落していることが多いし、言われてみると、最近そういう欠落が、まるで多くの人の前提共通認識のようになってきてしまっているようだ。これはまずい。私もこの本を読んで、とてもいい機会をもらったと思うので、自分の中で結論を出してしまった多くのことについて、もっともっと考えてみようと思った。どれくらいできるのかわからないけれど、そういう人が増えることがとても大事だ。 みなさんもこの本を読んで<1000人に1人>に近づきましょう!
メディアにかかわる人は読んでみるといい。もう少し二人の議論が白熱すると良かったかも。
メディア自身と、それに関わる人間と、それを見て楽しむ?一般大衆に対する、両氏の考えが対談形式で読むことのできる本。 森達也氏の本はこれまで読んだことがないが、面白そうな人だと感じた。 対談なのだが、お互いの会話で盛り上がり、どんどん思考が進化していくという感じはなかった。 それぞれの考えを発表しあっている感じ。 それもあり、自分は読み返すことはないと思う。 とはいえ、一気に読めてしまう面白い本ではあるので、メディアにかかわる人は読んでみてもいいと思う。 この本をきっかけとして、森達也氏の本は読んでみようと思った。
部数のためには政府も世界もかなぐり捨てる
オウムのばあい メインストーリーとして政府転覆を企んだ教祖というものがあり、 実態性としてボケてしまった教祖とかただの普通の集団生活している信者とかそういうものがあるが メディアは市場性として狂気の集団とその第2のシナリオ的なものを書いてしまう それは世間が望むストーリーを再現してみせて、部数や経営として成立させているというのである。 そして時流としてのセキュリティ。それは家電の全遠隔コントロールと同期して訪れるのだ マスメディアと広告と警察官僚というかメディア化した警察機構が国民の自己規律を常に要求するのである 心理学用語の法律化。それは心理域の可視化と排除もしくは無力化である で、このメディアの世間再現性をなんとか売れなくても事実報道性へ戻すことこそが肝要という 最後あたりナチスとか戦場の兵士とかを比ゆ的に使った社会防衛論みたいなものが展開するのだが類型化した議論なのでちょっと最近の議論を横文字の専門用語でも3,4個入れて説明してくれればある程度面白かったが、知っている範疇に終始した。 メディアが騒ぎを起こしたり、騒動を大きくしたり、対立を深くする装置として機能していてそれを自覚せよ、とか感情論だけが先走り規定だとか具体的にどうするかということに対しては薄く、結局モノ書く人間なんて碌なもんじゃないと居直ってるのかなんなのか不明になりつつ終わるのがアレだが 次回作は事例と調査と分析できっちりとやってくれると大学の教科書にでもできていいのではないか?

プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

[ 新書 ]
プロフェッショナル原論 (ちくま新書)

・波頭 亮
【筑摩書房】
発売日: 2006-11-07
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
プロフェッショナル原論 (ちくま新書)
波頭 亮
カスタマー平均評価:  4
あくまでも原論として参考にしたい
粉飾決算や耐震偽装といった、昨今の社会的不祥事を憂慮する筆者が、 プロフェッショナルの原点を示すことにより「真のプロフェッショナルたれ」 と読者に喝を入れている書籍です。 ヒポクラテスまで遡り、プロフェッショナルの原義的な意味を明確に定義されて おり、「高度な専門知識・技術を生業とする人々」という世間一般の定義よりも さらに踏み込み、「公益性」を重んじている部分は新鮮でした。 ただ、原義に忠実であるあまり、筆者のプロフェッショナル像が医者や弁護士、 経営コンサルタントなどの非常に限定された範囲にとどまっており、読者を 選んでしまう傾向があると思います。 たとえば、プロフェッショナルの定義の一つとして、組織に属さず自己完結的に 仕事ができる「インディペンデント性」が挙げられていますが、職業人の大半が 会社などの何らかの組織に属している以上、原義に忠実な意味でのプロフェッ ショナルは非常に少ないと言えます。 また「自身の利益を顧みず、公益に寄与することを唯一の動機として働かなけ ればならない」という定義は少々言いすぎのようにも感じました。 (筆者は公益性の欠如が不祥事の原因になっているとの考えで、確かにそれは 大きな問題としてあると思いますが。) おそらく「それくらいの気構えがなければ良い仕事は出来ない」というのが 筆者の言いたいことだと思いますが、「クライアントに提供した価値に見合った 対価はきちんと得る」というのが現実であり、いわゆる不祥事は「価値を提供 せずに対価だけ得る」という金儲けが目的化してしまった人たちが起こすもの だと理解しています。 読者はあまり原理的な意味にとらわれず、自分なりのプロフェッショナル像を 構築するための参考本として活用するのが良いかと思いますし、それだけの 価値は十分にある本です。 私自身は、仕事をする人は誰でもプロフェッショナルを目指せるし、 目指すべきだと思っています。
業務に対するモチベーションとは何なのか
 マッキンゼー&Co.を経て,経営コンサルタント会社(株)XEEDを設立,戦略系コンサルティングの第一人者として知られる著者の,職務上の倫理観や人生哲学が語られた一冊。プロとプロフェッショナルの違い,プロフェッショナルの条件,マッキンゼーでの生活(これは現場が見えるようで面白い)等々について,明瞭明快な文章で完結に述べられている。プロフェッショナルの条件のひとつに,「公益のために働く」ということがあると筆者は述べており,そうした倫理観の必要性とすばらしさを併せて述べている。  私たち都市計画専攻の学生にとっては,非常に勇気付けられる内容。表現が論理的かつ簡潔であり,内容のみでなく,文章の勉強としても,プレゼンの勉強としても,非常に有効な一冊。
プロとは?
プロフェッショナルとは何か について定義し、コンサルタントの実例を交えて展開している。 ここで言うプロフェッショナルとは、 医者、弁護士、建築家、コンサルを指している。 プロフェッショナルとは社会とクライアントのために すべてを犠牲しているみたいで、 そこまでしないと食っていけないのかと思うと、 就活をしているオレにはコンサル辞めようかなと…。 きっとコンサルについて何も知らない人が読んだら楽しさ半減だと思います。
残念ながら、期待はずれ
プロとプロフェッショナルの定義の違いを、「特定の依頼人から特定の問題解決を請け負う形式ではない」という点で分けているが、本当にそうだろうか? アーティストやプロスポーツ選手はプロフェッショナルではなく、プロとのことだが、どうしてもしっくりこない。何だか定義自体がコンサルタントを前提にしすぎている嫌いがする。プロフェッショナルだろうが、プロだろうが、形態上要件は関係無く、本分のみが重要で、両者には違いがないのではないかと思いました。 プロフェッショナルを、結局は中産階級の典型と言い切り、富裕層にはならないことを明記している点は面白いですが。 正直、僕にとっては、期待はずれでした。
理念として
プロフェッショナルと呼ばれる人の有り様が書かれています。 具体的には、医師や弁護士が例に取られ、それに著者のコンサルタントが重ね合わされています。 顧客の利益をまず第一に考えること、公益に奉仕することが、プロフェッショナルの基本です。 経済最優先の現代日本において、これらの精神を実践すれば、きっと日本はよくなるのでしょう。 現実には、正真正銘のプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい人は、そんなに多くはないのではないかと思います。 プロフェッショナルの理念は、どの職業にあっても、自己反省の材料になりそうです。

胎児の複合汚染―子宮内環境をどう守るか (中公新書)

[ 新書 ]
胎児の複合汚染―子宮内環境をどう守るか (中公新書)

・森 千里
【中央公論新社】
発売日: 2002-04
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
胎児の複合汚染―子宮内環境をどう守るか (中公新書)
森 千里
カスタマー平均評価:  4.5
あなたも読んでおいた方がいいです
 少量摂取ならば健康を損なわないというのは大人にとってのことで子供たち中でも胎児初期には致命的でさえある環境ホルモンの影響。そのことがあらわす異変がどんなに深刻であるかを多くの事例や事件、研究からわかりやすく警告する。とくに子を産み育てる若き人々は読んでおいた方がよい。著者は森鴎外ゆかりの人らしく文体は平易で読みやすい。専門用語使用はやむを得ない、スキップしても読みたい。
興味深いが、専門的知識が不可欠
 現代人はさまざまな化学物質に曝されているとはよく言われることだが、本書は胎児に対する様々な化学物質の影響、それらが組み合わされた複合的な汚染について言及している。

 私個人はとても興味深く読ませていただいたが、書かれてあることをある程度理解しようと思えば、少なくとも高校生でならう生物程度の知識はないと、「何やら難しいことが書いてあったが、具体的に何が書いてあったのかはサッパリ・・・」ということになりかねない。自信がないのなら、まずは入門書などで、生物学や化学のさわりの知識だけでも確認してから読まれることをおすすめする。


有閑階級の理論―制度の進化に関する経済学的研究 (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
有閑階級の理論―制度の進化に関する経済学的研究 (ちくま学芸文庫)

・ソースティン ヴェブレン
【筑摩書房】
発売日: 1998-03
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
有閑階級の理論―制度の進化に関する経済学的研究 (ちくま学芸文庫)
ソースティン ヴェブレン
Thorstein Veblen
カスタマー平均評価:  5
無限増殖するヴェブレン
「奢侈」的行為と階級との動的関連を長期歴史的に分析した研究。マルクス以後、これほどインパクトがありながらも目立たないままに研究者たちをはじめとする様々な人に浸透した理論はあるだろうか? たとえば、有閑階級(近代日本では旧制中学進学可能な富裕層)が、スポーツ生活に関する一般の感情に対し、その影響力を及ぼすのは行儀正しい生活の準則を通じてであるというヴェブレンの指摘を証明している。
このヴェブレン先生は、大変女性達に人気があったそうです。
副題が「制度の進化に関する経済学的研究」 というものなのですが、
有閑(レジャー)階級という制度がなぜあるのか、どのように進化してきたのかということを人間の歴史から考察し、女性がどのようにして男性の付属物となりえてきたのかを考察し論じています。非常にハバの広い様々な分野が絡んだ研究だと思います。

人間はある時点から、道具を作り、工夫しても物を作り出し余暇というものを作り出したんですね。そして、その余剰の生産物を略奪するということが起こったのです。全てはそこから発生しているのです。

命を産み、生産をする女性達は略奪品であったのですね。女性は戦利品であり男性の名誉の象徴ということになり、細く儚げであったほうが良いという風に容姿も体も変ってきてしまうわけですね。男女の歴史は本当に根が深くて、その歴史からくる慣習、常識のようなものにがんじがらめにされていることがよくわかります。人間への洞察がほんとうに面白い!こういう人がいるからほんとうに人間の事がわかってゆくんだな、、って感動してしまいました。

細くなくっちゃいけないとか、か弱くなくっちゃいけないって、脅迫観念のようにあったりするでしょう?なんでこんな風に感じてしまうのか解らなかったけれど、自分の感情のように思っていたことが実は長い人間の歴史上でおこっていたことが身についてしまっていたんだと解ると、ずいぶん感じ方が違ってくるものですね。

まあ、なんといっても大変面白い本を書いたこのヴェブレン先生は、大変女性達に人気があったそうです。でもそれは分かる気がします!ぜひぜひ皆様読んでみてください!
いたこのヴェブレン先生は、大変女性達に人気があったそうです。
副題が「制度の進化に関する経済学的研究」 というものなのですが、
有閑(レジャー)階級という制度がなぜあるのか、どのように進化してきたのかということを人間の歴史から考察し、女性がどのようにして男性の付属物となりえてきたのかを考察し論じています。非常にハバの広い様々な分野が絡んだ研究だと思います。

人間はある時点から、道具を作り、工夫しても物を作り出し余暇というものを作り出したんですね。そして、その余剰の生産物を略奪するということが起こったのです。全てはそこから発生しているのです。

命を産み、生産をする女性達は略奪品であったのですね。女性は戦利品であり男性の名誉の象徴ということになり、細く儚げであったほうが良いという風に容姿も体も変ってきてしまうわけですね。男女の歴史は本当に根が深くて、その歴史からくる慣習、常識のようなものにがんじがらめにされていることがよくわかります。人間への洞察がほんとうに面白い!こういう人がいるからほんとうに人間の事がわかってゆくんだな、、って感動してしまいました。

細くなくっちゃいけないとか、か弱くなくっちゃいけないって、脅迫観念のようにあったりするでしょう?なんでこんな風に感じてしまうのか解らなかったけれど、自分の感情のように思っていたことが実は長い人間の歴史上でおこっていたことが身についてしまっていたんだと解ると、ずいぶん感じ方が違ってくるものですね。

まあ、なんといっても大変面白い本を書いたこのヴェブレン先生は、大変女性達に人気があったそうです。でもそれは分かる気がします!ぜひぜひ皆様読んでみてください!
今後も重要度が増すであろう名著
いわずと知れた,経済学・社会学における古典的名著.新訳である本書はいままでの訳本でもっとも読みやすいものになっている.

小原訳(岩波文庫)とのちがいで気づいたことを挙げると,なにより字体が大きく綺麗なことが目をひく.単純なことだが,この利点は大きい.また当然,用語がより現代風になっている.たとえば,キーワードである"conspicuous"の訳も「衒示的」というあまり耳慣れないものから「顕示的」になった.訳の難しい語にはルビを多用しており,原語がわかるようになっているのも気が利いている(あくまでカタカナ表記だが).巻末の訳者解説も,「制度」「進化」「製作者本能」などヴェブレン独特の概念が簡潔にまとめてあって参考になる.

本書は,ボードリヤールやブルデューの!研究に影響を与えたことから,消費社会論ではすでに必読になっているようだ.また,非主流派経済学のバイブルとして有名な本書だが,90年代はじめあたりから主流派経済学のなかでも「ヴェブレン効果」のモデル化や実証研究が盛んになってきているらしい.このことから,今後もますます読まれていく古典だと思う.


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク