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こころの対話 25のルール (講談社プラスアルファ文庫) 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書) 現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書) 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書) 人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書) あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫) 文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書) 武装解除  -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書) ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫) 沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)
こころの対話 25のルール (.. 3年で辞めた若者はどこへ行った.. 現代の貧困―ワーキングプア/ホ.. 若者はなぜ3年で辞めるのか? .. 人はいかに学ぶか―日常的認知の.. あなたの魅力を演出するちょっと.. 文明の衝突と21世紀の日本 (.. 武装解除 -紛争屋が見た世界.. ロシアは今日も荒れ模様 (講談.. 沖縄文化論―忘れられた日本 (..

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こころの対話 25のルール (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
こころの対話 25のルール (講談社プラスアルファ文庫)

・伊藤 守
【講談社】
発売日: 2000-09
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
こころの対話 25のルール (講談社プラスアルファ文庫)
伊藤 守
カスタマー平均評価:  5
「こころの対話」タイトルかみしめて
4つのパートと25の章から構成され、各々の章が夫々に示唆に富んでいます。 最終章は「いまをつかまえるために」で最後に大きくうなずけます。 PARTTの第3、4、7章は「聞きなさい」で始まります。 神聖でこころの奥底に語りかけられているようです。 著者の体験も生々しく、それを冷静に材料として提供されている姿勢にも共感できます。 わがままな自分を解き放つことが、わたし自身は勿論、目の前の人、あなたにも幸せを与えることが理解できます。 その最初のひとりになることを約して。
すごく楽になりました。
この本は、できれば一人で自分を飾らずにいられる場所で読むことをおすすめします。 自分の感情を装うためのガードがかからないから。 私は、コミュニケーションに悩んでいました。 でも、自分が悪いとはあまり思っていなかった気がします。 相手をどう攻略するか、そのテクニックを求めて本を探していたような気がします。 「気がします」というのは、本書を読んだから、そうだったんじゃないかなぁ、と 自分の気持ちを分析できるようになったからです。 どうして、相手に対してそう思ってしまっていたのか、なぜコミュニケーションが 取れなくなっていたのか、明確にではないにせよ、たくさん思い当たるものが、 認めたくなかったけど、あぁそうだ・・・と感じて気持ちが溶けるような、 そんな感覚を読みながら感じていました。 気づくと号泣していて、すごく楽になりました。 たぶん、私は変わったのだと思います。 特になにも、なにをしようともしていないのに、翌日から悩んでいたはずの コミュニケーションが改善されたような気がします。 まだ解決したわけではありませんが、確実に自分の中の変化を感じています。 ありがとうございました。
読んで釘付けになりました。
著者の『コーチング・マネジメント』に続いて読んでみました。
コミュニケーションについて日ごろ悩んでいることがあれば、本書から必ず何かヒントを得られると思います。
私は以下の文章に釘付けになり、降車駅を降りるタイミングを逸して乗り過ごしてしまいました。

「安心感だけが人を動かします。人を責めたり、裁いたり、評価したり、批判するのは、あなたの仕事ではありません。いずれにしろ、それらによって、相手を変えることはできません。だれもあなたの期待に添うために生まれてきているのではないのですから。
 人に変化を強要しても、ただ、反感を買うだけです。それが、どんなに正しく、相手にとって、いいと思われることであったとしても。」
コミュニケーションに問題を感じるすべての人に
個人に対する一対一のカウンセリングが具体の極なら,書籍による万人に対するカウンセリングは汎用の極である。著者は後者の困難を克服するために,現実のコミュニケーションに存在する複雑な多くの問題を,とてもシンプルな原因に還元してみせる。それは表面的には「相手の話を聞かないこと」であり,内面的には「コミュニケーションの未完了が存在すること」である。解決方法もシンプルで,それぞれ「相手の話を聞くこと」と「未完了を完了させること」であり,そうすることで,本当の安心感が得られ,幸福感が得られるのだと説く。

これらの問題点や解決方法はシンプルだが,すぐには受け入れがたく,実行も難しい。著者は自分自身のつらい体験を含めていろいろな切り口を提示し,優しく語りかけるような口調で話を進める。特に「未完了を完了させる」ための方法(本書p.119)は,本書の白眉ともいえる。確かに,私を含め多くの人が無意識に避けているそこにしか解は存在しない。それはまた,愛や信頼といった「人がもっとも手に入れたい」感情の出発点でもあろう。
どうしてわかるの!
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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

[ 新書 ]
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

・城 繁幸
【筑摩書房】
発売日: 2008-03
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
城 繁幸
カスタマー平均評価:  3.5
紹介された事例の若者の生き方が、特にうらやましいとも思えない
帯に「もっとワガママに生きろ!」とある。年功序列をはじめとする昭和時代から続く会社内での決まり事ややり方、働き方といった昭和的価値観と対比して、平成的生き方を選択した若者の事例を多数紹介することで、既に時代は変わっているのだと示すことを意図した本である。あえてアウトサイダーと呼ばれてもワガママと指さされても、自分が決め自分の価値観に基づいて選んだ生き方で暮らす若者が「生き生きと」紹介されている。 でも、数々紹介された事例の生き方について、その全てが特にうらやましいとも素敵だとも思えない。結局は、自分自身にフィットした生き方がイキイキ・ワクワクとする訳で、あくまでひとごとだからなのかもしれない。
途中でやめてしまいました
前著、若者はなぜ三年で辞めるのかは、後世に残る名著です。 が、この本は駄作です はっきりいって、何がいいたいのかわからないし、あいまいだし、たぶん筆者もわかってないんだろうと思います。 ただのくだらない、雑誌によくあるような、色んな人の生い立ち集にすぎません 前著のように、キラリと光る洞察があればなあと思います 例えば、この本は、昭和感覚と比べ、どれだけ現代人が新しい感覚を創っているかという構成です。 だったらいっそのこと、新しい平成感覚を、筆者独自の洞察と独断で、決め付けて書いてしまったらよかったんです。そしてさらに、未来の平成後期の感覚がどうなるかを、予測すれば良かったのです そうすれば、うまくしたら、前著にも劣らないような、名著になったでしょう この本は、本当につまらない、ただの人を取材して並べただけの、駄著です
古い価値観に埋没するな
現実を冷静に見るには、まず疑問に思うことが必要。 しかし、当たり前と思われていることほど疑うのが難しい。 特に世間も疑問に思っていなければなおさら。 その当たり前らしきものがいわば”価値観”だけど、成功体験を内包する価値観ほど盲目に過信されがち。 特に世の中を動かしている世代にとっては絶対的。 新しい価値観がどんなものか見ようともせずに、排除する傾向があると思います。 良くも悪くも、今は何もかもが変動しようとしている不安定期にあります。 そんな時に、過去の価値観に縛られていると、振り回されるだけです。 最近の若い者は―。 そう愚痴るのは簡単ですが、実は現在の情勢に柔軟に対応した姿かもしれません。 本書は、昭和的価値観とその反証としての事例を紹介する形式で書かれている。 それは決して副題に付けられた「アウトサイダー」という言葉から受ける印象とは異なる、信念を持った生き方である。 アウトサイダーとは、古い価値観に埋没するな、というメッセージでしょう。
いまの職場に疑問があるのなら
自分がこの本を読んだ結論から言いますと 「無理して働く先には何があるのかというのか」と言うことです。 日本は一度挫折して空白の部分が発生してしまうと、転職、再就職するにしても不利になる場合が殆んどの場合であるから僕たちは職場の環境が劣悪でも我慢して働き続ける場合が殆んどです。 だから、今いる仕事に価値観が見出せずにうつ病等を併発してしまったりして退職においこまれてしまったりする場合があります。 こういった方は一度この本を読んで自分の仕事を見つめなおしていただきたいです。 しかし、他の方もレビューされています通り、これが絶対的な物だと決め付けてしまいますと いま有る自分の仕事の本当の価値等に気づく前に安易に転職を考える媒体(本書は転職に成功したと思われる事例が殆んどですので)になってしまう事も忘れないで下さい。  一度自分を見つめなおしたいという方は是非どうぞ
前作はよかったが、今回は事例集でそこまでのインパクトはない
 「若者はなぜ3年で辞めるのか」、この著者の前作はバブル期以降の大企業による社員の厳選採用と年功序列組織のギャップによって、意欲ある若者たちが強烈なフラストレーションを受け退職してゆくことを明快に説明していてたいへん面白く、感心する本だったことから、同著者の続編も読んでみたいと思って手に取った。  本編には多くの若者の転職事例が述べられている。経営学を学ぶにあたってのケース事例集といってもいいかもしれない。それらはそれぞれ読み応えはあるのだが、1作目ほどのインパクトはなかった。メッセージは「大企業に入れば一生安泰」という昭和的価値観が平成の時代には通用しないということに尽きた。  日本は組織が個人に対して圧倒的有利になっているが、平成の今では仕事へのスタンスは多様であってよい。仕事にがっぷり4つで向かいあう人もいれば、仕事以外に生きがいを求めるのもよい。今は個人に生き方の判断が求められる自由だがキツイ時代なのだ。

現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)

[ 新書 ]
現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)

・岩田 正美
【筑摩書房】
発売日: 2007-05
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書)
岩田 正美
カスタマー平均評価:  4
格差の中の格差
資本主義経済の必然の結果といえる貧困問題に現代社会の潮流が流れ込み、新たなる貧困を生み出している現状が本書では述べられています。 この現代の貧困が“格差の中にさらに格差を生む”悪循環を表しています。 貧しさが単に経済的困窮である時代は終焉を迎え、より精神的貧困・環境的貧困・社会的貧困が複雑に絡み合っていくのではないでしょうか? できればこの現代の貧困に対する福祉的アプローチの必要性をより深く述べてほしかったです。
保険主義が貧困を固定化する
 日本の福祉は保険主義である。老齢、介護、医療、雇用すべてが「保険方式」を採る。このことが、日本の福祉を「低所得者に厳しく、高所得者に優しい」ものとしている。  著者は、「貧困という名のバス」という表現を用いて、貧困の固定化を指摘する。一時的な貧困は「人生のスパイス」なのだが、生涯を通じて貧困バスの固定客にされている人々がいる。彼らに「保険」の恩恵は届かない。  保険主義から再配分主義へと福祉の舵を切ることが、貧困を減少させるカギではないかと感じた。
『ルポ 最底辺』 、『貧困襲来』と問題意識が同じなので
1.この本の特長 『ルポ 最底辺』(生田武志 ちくま新書)や、『貧困襲来』(湯浅誠 山吹書店)と問題意識は同じである。上記2冊は、いわば実務家の本だが、学者の本であるこの本も問題意識が同じということは、これら3冊で現代の貧困についての知識、考え方がわかるといえよう。 2.長所・短所 (1)普通に生活していると気づかない事が満載(たとえば、生活保護のレヴェルを落とすことが貧困を隠避すること、など)。 (2)提言も説得力がある(もっとも、優先されていない人も、それなりに困っているだろうから、短所にもなりうる)。 (3)ちゃんとした調査のない中で、それなりの方法論を用いて、貧困の全貌を明らかにしようとしたところ(もっとも、不完全(たとえば、パネル調査は女性だけ)なところを重視すると、短所になりうる)。 結論―短所と取れるところもあるが、現代の貧困を知るうえで有益だと思うので、星5つ。
届かぬ福祉は、誰のため?
社会福祉の専門家による、日本社会における貧困問題の解説書。 ひとくちに「貧困」といっても線引きが難しいことが、本書の前半を通してよく分かる。 「貧困」を一時的な状態、すなわち「経験」として把握すると、貧困を「乗り合いバス」のように例えられる、とのこと。 乗り降りする人もいる一方、ずーっとこのバスに乗りっぱなしの人もいる。その原因、条件とは何か。 そして、後半は、ホームレスや、貧困に陥る可能性の高い人、多重債務の問題へと展開される。 著者によると、日本の福祉というのは、「高学歴かつ正規雇用者で資産も家族もある人」に「やさしい」が、 その型からはずれた人には「やさしくない」。 「不利な人」は不利な状態に縛られたまま、抜けることができないしくみにおかれているのだ。 だが、「定型から外れる=不利を被る」社会では、逆に個人の、そして国益の可能性を奪わないか。 貧困は、当事者だけの問題なのか。社会の土台の安定という観点から、全ての人に関わる問題だ、と著者もいう。 どのような立場のひとであれ、望まない貧困に陥らないようなしくみって、ありえないのか。グローバル化に耐える 企業生産の効率化のためには、使い捨て続ける貧困層が不可欠なのか。 本書が出版されてから1年経つが、あちらこちらで紹介、引用され続けている。 これは、グロテスクな現実から視線をそらしがちな、ぬるく幸せな「非・貧困層」の人々に、 鋭い警鐘を鳴らす役割を果たし続けているということだろう。
貧困の再発見へ向けて
 年末の新聞の「今年の本」というコーナーで見つけて読んでみた。  著者が指摘しているように「格差」に関しての議論は大いに出ている。一方 「日本には貧困問題がある」という議論は あるにしても 「格差」に比して遥かに少ない。「少ない=問題が無いというわけではない」というのが 著者の出発点である。  僕らにとって日本とは かつては貧しい時代もあったが 高度経済成長を遂げて バブルが弾けることも出来るような 豊かな国になったという感触は確かにある。僕らが「貧困」でイメージする「画像」とは アフリカの飢餓であるとか 幾つかの国でのスラム街になってしまっているかもしれない。  そんな僕らのお膝元で 実は相当深刻な貧困があるという著者の指摘にはちょっと驚いたが確かに読んでいると それは僕らが貧困を「再発見」しないだけではないかと思えてくる。  著者が言う通り 日本では「貧困とは その人の自助努力が不足しているから起こる」という考え方が強い。今僕自身 書きながらも まだそう感じる面はある。  確かにそういう部分は否定できない一方 それで片付けてよい問題ではなさそうだというのが 本書を読んで考え始めた事でもある。  とにかく 今の段階で一番大事なのは「日本の貧困の再発見」をより徹底して検証する点にあると思う。  著者が言う通り 「格差」に関しては「あっても良いではないか」という新自由主義的言説もありえる。一方「貧困」に関しては「あるべきではない」という政治の問題でもあるからだ。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

[ 新書 ]
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

・城 繁幸
【光文社】
発売日: 2006-09-15
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
城 繁幸
カスタマー平均評価:  4
成果主義批判の次は、年功序列批判ですか
「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」で成果主義のさまざまな問題点を指摘し、ベストセラーとなった著者の本である。本書の趣旨は、「年功序列を維持すること」が未だに日本企業には残っており、賃金や役職ポストの抑制のしわ寄せが若者にきており、これに我慢ならないと気付いた多くの若者が会社を辞めていくとの主張である。 確かにある意味もっともな指摘である。特に最近の日本ほど若者や持たざる者に厳しく、高齢者や金持ちに優しい国はないのかもしれない。例えば、景気対策だと言って、高速道路のETC割引や高額家電商品のエコポイント制度、車の買替え割引、太陽電池の余剰電力高額買取などなど、これら製品を作ることのできる大企業やそれを買うことのできる金持ちにこれほど肩入れする理屈があるのだろうか。 ただ、格差問題や非正規雇用の問題、名ばかり管理職問題、全ての原因の本質を年功序列に求めるのは少し無理がある。首尾一貫して年功序列にからめて様々な問題を論じているが、それほど単純なのかという気はする。成果主義批判の次は、年功序列批判ですか、と少し醒めた目でみてしまう。
年功序列制度を知る。
 年功序列制度についての勉強になったという意味で読んでよかった。就活生として、日本企業の内側を知る際の参考になった。年功序列制度はもはや15年も前に崩壊しており、続けることには無理があるという主張も説得力があり納得できる。著者の熱い思いもかなり伝わってきた。  この本はかなりマクロ的な視点で書かれている。しかし筆者はある大企業で人事をしていたようだし、人事の知り合いなどもいるようだったが筆者の述べていることは所詮全体の一部にすぎないのではないかとも思う。筆者の経験から書かれていると思われ、だからそれを一般化して考えるのはどうなんだろうか。  なんとなく代表的な日本企業はこんな感じなんだろうなと理解させてくれる一冊。  
日本の高度経済成長を支えた雇用体系の根幹が知れます。
戦後、世界第二位の経済大国までのし上がれた要因である、年功序列と終身雇用。 それらがバブル崩壊と共に崩れ去った今、多くの会社が生き残りをかけ成果主義へと切り替えている。 しかし、今まで保ってきた制度を急に変えることは不可能。昔のように、横並びで富を分け合うのが無理となっては、どこかの世代に犠牲を強いらなければならない。 誰に犠牲になってもらうか決めるのは、会社のトップや国が決めること。 そこを牛耳っているのは、もちろん中高年。 彼らは若者の未来より自分達の既得権益のために様々な法律を作り、若者の未来を奪っていく。 若者が声をあげようものなら、無数の富に飢えた中高年にレールから引きずりおろされ、はいあがれなくなる現状。 将来への期待もなくなり、かといって自ら主体的に生きてく術を知らないこの国の若者にとって、これから生き抜いていくのは至難の技。 これからの日本を背負っていく人々はほんとに永劫発展の未来を創っていけるのか?? この本から歴史を学び、同じ過ちを繰り返さない必要があります。 <この本のあらすじ> 第一章:日系企業の成長の軌跡 第二章:バブル入社組の今 第三章:ルールを作る側の若者潰し 第四章:年功序列が今の日系企業にもたらす問題 第五章:年功序列崩壊が企業にもたらすメリット    (派遣社員問題など) 第六章:レールを降りて自らの足で歩み始めた人々を紹介 本全体として、年功序列が崩壊したことでもたらされたことを中心に書かれています。 そのためこれからの日本がどのような魅力を持った社会になるのか筆者なりの考えが明確に書かれていないため、未来の日本に対する魅力が伝わってきません。 この本を読んで ・日本が経済大国になるまで支えた日本人という集団の持つ特性 ・年功序列がもたらす、メリット・デメリット の2点がとてもわかりやすく書かれており、この2点に関してとてもオススメの本です☆
日本の会社社会に納得
年功序列が崩れた 成果主義が広まった ときいて久しい。 が、大手企業で30代の役員が登場とか、20代で取締役とかは、聞いたことがない。相変わらず経済雑誌とかに出てくるのは、おじいさんばかり。 へんだなあという漠然とした違和感が、この本ではっきりしました 年功序列は、レールからはずれた半分以上の人にはあてはまらなくなった しかし会社の本質は年功序列のまま 成果主義は広まったが、年功序列を本質的に残したままなので、実質は、ふりかけ程度にすぎない ということでした すばらしい分析でした
う?ん 最後まで読めませんでした
タイトルに惹かれ読み始めましたが、完読できませんでした。 世の中のシステムに対して怒ることは納得できますが、 システムに従っている人までバカにするような発言があり、 読むに耐えられませんでした。 私が受け取った感じでは、ワイドショー的な過激な発言で 注目されているだけと思います。

人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書)

[ − ]
人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書)

・稲垣 佳世子 ・波多野 誼余夫
【中央公論社】
発売日: 1989-01
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書)
稲垣 佳世子
波多野 誼余夫
カスタマー平均評価:  4
学び手に最適な「環境」と「教え手」とは
効率のいい学習が自分でできているかを確認したくて購入、通読 読んでみると、人間の学ぶという行動を分析した上、学び手が外的環境に対してどのように接する、接されるのが学習を行う上で適しているかを記載されている本でした。興味をひかれたのは「メタ知識」「知的好奇心からの学習においては心的余裕が必要」「納得したい理由は安心したいため」などです。特に安心のために学ぶという姿勢は新しいことを学習において学習結果を自分の中でイメージするという姿勢につながると思います。また「メタ知識」についても、学習を上位から分析することの価値を改めて認識。 教え手として他者と接する人にはどのように、学び手と接するべきかのヒントが記載されていると思います。
良書
教師から学ぶだけでなく日常生活からも内省することによって深い理解を得るようにできる。事例を説明しながらみずから学ぶことが可能なことについて実証してある。 各章ごとにわかりやすいまとめもあって理解の助けになる。文章の構造も理解しやすくすらすらと読み進めていくことができる。
日常生活こそが学びの場になりうる
本書は、人間が何かを学ぶ過程に於いて、いかなる状況が相互に連携しあっているのかを分析した本です。 「現実的必要から学ぶ」では、学校に進学出来ない街角のキャンディ売りが、その体験からだけで、四則計算を正しく身につけていることを明らかにします。ここで驚くのは、学校で計算方法を習った生徒よりも、根元的な部分での理解が深く、応用が利くと言う点で、まさに必要は発明の母を実証しています。 またこれら学びには、人間が生活している地域に於ける文化がとても大きな役割を果たしていると言う点もとても興味深く読めました。 本書は全体的に、ひとつの結論に収斂する書き方をしていませんから、各章をつまみ食い的に読むだけでも、十分楽しめるはずです。 知的好奇心を満たすために支払う金額としては、安くてお買い得な本だと思います。
人は学ぶときに学ぶ
従来の教師は有能で教わる側は劣っているという教育観を廃し、人は本来優秀な学習者であるとの教育観を説く。

知的好奇心により生まれながらにして有能な学習者である人が学ぶ状態である必要からの学習・能動的学習・言語の学習・数の学習、そしてそれを助ける文化・学習した内容に焦点を当て、それらを踏まえた上での新たな教育観を構築する。


あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

[ 文庫 ]
あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)

・鴻上 尚史
【講談社】
発売日: 2003-11
参考価格: 470 円(税込)
販売価格: 470 円(税込)
あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント (講談社文庫)
鴻上 尚史
カスタマー平均評価:  4.5
明日から使える。
自分は演劇は門外漢ですが、 この本は読みすすめやすかったです。 声の出し方、種類のところなんかは、 すぐに自分でも実行できて即効性抜群です。 最近は文庫かなにかになってるみたいなので、 購入はそちらを。
魅力のヒントはあなたの中にある
新しい何かを付け加えて魅力を増すのではなく、自分がすでに もっているものに目を向け魅力を開発する。これはなかなか できないことですが、この本はあなたの中にあってまだ現れて いない魅力を引き出すヒントを数多く提供してくれます。 分かっているようで実は分かっていない自分の身体のこと。 声、感情、言葉など客観視するのがむずかしい領域を捉え なおすためにこの本はお勧めです。
自分が自分を変える
いつまでも魅力的になるためには、年齢関係なく 幸せな毎日を送るということも大切だなと思いました。 何よりも、日々の心がけが大切ですね。
「感情」「声」「体」「言葉」まず、意識すること
自分の魅力を演出するものとして、一般的に人が意識するのは「顔を含めた外見」という外側、そして「人生経験」などの内側、もう一つあるとすれば、「対人関係のうまさ」などの対人間的魅力だろう。これは、僕がこの本を読む前に持っていた人の魅力の考え方でもあった。

1.外見 2.内面 3.対人間的なもの

しかし、本書を読むと、この考えかたがいかに大雑把な捉え方であり、表面上の問題に過ぎないかに気づかされる。著者はこれらの三つの観点を、少し違った角度からみるという見方を気づかせてくれる。つまり、それらを「どう表現するか」という部分を意識すると言うことが大事だということを教えてくれる。わかり易い例でいうと、声がある。単純に声と言うが、これにはさまざまな使い方がある。早さ、間、音色、高さ、大きさ。高さで言うと心から一番遠いところのことを話すとき声は高くなるらしい。そういう種類の事を意識的に行うことにより、声に表情がうまれ、人を引き付ける話し方にもなるのだ。

また、非常に面白い発見として、「第一の輪」「第二の輪」「第三の輪」という考え方がよかった。第一は一ごとの世界、第二は二人の世界、第三はみんなのせかい、それぞれに話し方がかわると言う。それを意識することによって、伝えるべき内容も変わってくるし、受けての印象も断然変わってくる。

このように、目に見えない部分を技術的に学ぶことにより、魅力を増すということは言われてみれば確かに納得できることなのだが、それに普通の人は気づかないと思う。やはり、演出家の目の付け所は違うと思い、感動した。
読み物としては一般的だし、非常に読みやすい。
人の魅力って?
素敵な服を着て、髪型を決め、アクセサリーをつけることこそ、自分を飾ることだと思っている人いませんか?違うんです。自分の声や感情、体や言葉も飾ることができるんですよ。魅力的な人っていろんな人がいます。でもおしゃれな人のその服は実は世界に同じものがいくつかあったりします。でも自分とまったく同じ声や話し方の人っていますか?すでに自分の声はオリジナルなんです。だから意識して、ちょっと表現に気を使えば魅力的にできるんです。いつもと違う視点で自分の磨き方を知ることができ、とてもいい本でした。見た目だけじゃない!自分のよさを引き出してみたいなとおもわせる1冊です。


文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

[ 新書 ]
文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)

・サミュエル・P. ハンチントン
【集英社】
発売日: 2000-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
文明の衝突と21世紀の日本 (集英社新書)
サミュエル・P. ハンチントン
Samuel P. Huntington
カスタマー平均評価:  3.5
★世界史観を高めて日本の位置づけを考えさせてくれる一冊
本書は数年前に一度読んで強く印象に残ったが、昨今の世界同時況やオバマ新大統領の登場であらためて国際政治感覚を呼び覚ますため、また頭を整理するために再読してみた。 本書の主張の一つは現代の世界での対立は、冷戦時代のイデオロギー対立から文明間の対立に変わってきたということであるが、私は人間社会に文明が生まれて以降、文明間の対立こそが本質であり、20世紀のイデオロギー対立は世界史のなかでも稀な現象であったと思う。その意味では、文明が一極化しようと多極化しようと、あるいはその混在状態であろうと、それらの間に対立が発生するのは極めて自然な現象であり、ハンチントン理論は素直に理解できる。 本書の二つめの主張であるアメリカのとるべき戦略として、多文化主義に埋没してしまい、米国創設の精神でかつ西欧文明の思想である自由・平等・機会均等・成長信仰・個人主義等の価値観を喪失してしまうことのないように警笛を鳴らし、西欧的アイデンティティ擁護論の立場をとっている。その意味ではハンチントンは真に典型的な米国保守派知識人なのであろう。ただし、そのような独自の価値観を無理に世界に広めて、勃興しつつある非西欧の反発を食らって孤立することのないように、西欧の比較優位な戦略としての一極多極システムの延命(あるいは将来の多極システムを見据えたプレゼンスの発揮)を画策しているのであり、この意味では徹底した現実路線派であるとも言える。 本書の三つめの主張である日本の位置づけは世界から孤立した特異な文明として書かれており、日本人としてはあらためて複雑な、そして一種の寂しさを感じずにはおられない。しかし、これが外部からみた客観的な事実であるならば日本人としては冷静に受け止め、むしろ他文明とのしがらみがない点をメリットとして捉えて世界と付き合っていく必要があるだろうし、世界紛争や利害関係の絡む人類的課題の調停者等の役割を担えるかもしれない。(その使命感があればだが) 最後に、今後世界が進むべき方向は理想的な表現にはなるが、1)宗教の相互尊重 と2)文明の相互理解 を行なって『違いの尊重』と『価値観の共有』を可能な限り推し進め、人類全体としての豊かさ(多様性)を追求し、もって将来に渡る平和的共存と継続的発展をめざしていかなければならない。
文明の衝突・日本版
文明の衝突の日本言及版とでも言えばいいのでしょうか? 文明的に国外に共通の文明がない孤立した日本はどのように生き残っていけば良いのだろう。 中国にすりよるか、アメリカに忠実について行き続けるか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「15?24才の若年人口が全人口の20%を越える社会は不安定になり、暴力や紛争がエスカレートする」というのは初めて聞いたがほんとうなのだろうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー という説があるのは初めて知りました。 この本が書かれた2000年頃、イスラム世界のほとんどの国では若者世代が20パーセントを超えていたらしいと言うのも興味深い。。。
寛容が必要・・・
僕は彼の立場をはっきりいって評価しない。 その論理の飛躍もさることながら、どうも現在の「文明の衝突」の構造が作られたのもである気がしてならないからだ。 加藤周一もいっていたが、対立よりも寛容が必要とされる時代がこれからの時代であると思う。
「文明」という境界線の政治
前半に1998年と1999年の講演・論文を収録し、後半は有名な『文明の衝突』の抜粋を収めるという構成になっている。後半の抜粋は要領よくまとめられているように思うので、これを読めばハンチントンの「文明の衝突」理論の内容はおおむね理解できるだろう。前半の二本の文章は論旨的に重複する部分が多いのがやや気になるが、「文明の衝突」理論から当時の世界を分析するとどうなるかという問題を把握するにあたっては有益である。 さて、「文明の衝突」理論であるが、杉田敦的に言うところの「境界線の政治」の典型として理解できるだろう。ハンチントンが引く「文明」の境界線にツッコミどころが満載なのは当たり前の話であって、それは実体的なものではまったくない。ここで読み取るべきなのは、それが現実を反映しているか否かではなく、世界をこのように見て取ったハンチントンの世界観であり、恣意的に引かれたその境界線を実効的なものにしようとするハンチントン自身の意思である。この理論の提唱自体が、文明の境界線を実効化しようとする営みそのものなのである。 したがって、この理論にツッコミを入れて葬り去ることはそれほど難しいことではない。それは、ハンチントンの線引きにこちらが同意しなければいいだけのことだからだ。しかし、では世界にどのような境界線を引き、いかなる世界観を有するのか、今度はこちらに問われる番が巡ってくる。私たちは、境界線の政治をいくら否定したところで、それから逃れることはできないという宿命のもとにあるのだ。 ちなみに、巻末の解題は、それを書いている解説者の世界観や秘められたコンプレックスを読み取るのに格好の素材となっている。そちらはまたそれとして興味深い。
「文明の衝突」抜粋版
「文明の衝突」の抜粋版でかつ図表が多用されているので原著より読みやすくなっている。まず題名が「文明の衝突」となっている所が著者の先見性である。ベルリンの壁が壊され、冷戦が終った際、これで世界もより平和になると考えた人は多いだろう。 しかし、ユーゴ分裂・内戦に始まり、コソボ、東ティモール、アフガニスタン、ニューヨークのテロ、イラクと紛争地域は増えるばかりだ。だが、ユーゴ等は著者が言う文明とは違う次元の民族間の対立である。キリスト教文明vsイスラム教文明と言った次元の争いではない。コソボもそうだ。著者が1993年に予想した以上に世界情勢は混沌としてしまっているのである。著者が「アメリカは世界の警察官を止めるべき」と言っているのは正解だろう。 翻って日本はどうだろう。「その時の一番強い国に付いて行く」日本。日本独自の道を進む時が来るのだろうか ?

武装解除  -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
武装解除 -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)

・伊勢崎 賢治
【講談社】
発売日: 2004-12-18
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
武装解除  -紛争屋が見た世界 (講談社現代新書)
伊勢崎 賢治
カスタマー平均評価:  5
紛争地域との関わり方
テレビで見る自衛隊のイラク派兵なんかとは違って、戦争・紛争地域化での国際協力というものがいかなるものか、その現実を見せ付けてくれる。 一般人は戦争が終わってしまうと途端に無関心になってしまうが、その後の平和構築にどのような苦労とコストが必要となるのかがわかる良書。
国際貢献とは何かを考えさせられる
 国際貢献のあり方を考える上ではとてもよい資料です。 その意味で多くの政治を生業とする方々にも読んで頂きたい。 和平の達成は綺麗事だけでなしえないという現実にはハッとさせられましたし、 自衛隊を海外派兵せずとも国際貢献が出来るとの筆者の提言は、ぜひ国会で議論していただきたいと思います。  ただ個人的には本書の内容には若干の違和感も感じるところもあります。 まず、自衛隊の海外派兵=右翼的な発想と断じている事。 続いて憲法9条は改定すべきではないという護憲論に至り中立というよりむしろ左寄りな印象を受けます。 実際の活動とその功績に裏打ちされた上での到達点ではありましょうが、だからといってそれが正しいかどうかは議論の余地があるとも思います。 今度は隣の迷惑国家達とどう付き合うかというテーマで著者の著書が読みたいと思います。 おおむね星5つの内容ですが、上記の点において非常に違和感を感じるので星は3つです。
事実は冒険小説よりすごい
ひょんな事から著者の東チモール県知事時代日記ブログ(?)を見て、俄かには信じられませんでした。これが事実であることを、こんな仕事人がいることを。その後、著者のブログをむさぼるように追いました。本になると、現場の荒々しい息遣いはノイズキャンセルされていますが、スピリッツとして明快です。5月27日のNHKプロフェッショナルには、国連高等難民弁務官事務所ウガンダ・リラ事務所長高嶋由美子さんが登場、また、国連・法の支配・保安機構事務所DDR Sectionでは2007年12月以降、アヤカ・スズキ(AyakaSuzuki)という日本人女性がチーフを担当している。(wikiPediaより)とか、誇れるエリートがもっとクローズアップされるといいと思います。日本の子供たちのヒーロー、ヒロインとして。
平和のコスト
和解という暴力があるということ。 戦闘状態を終わったばかりの土地で、隣同士で顔を見合わせるような人たちの間に、しこりがないわけがない。和解の美談は、その情緒的な問題を置き去りにする。押し潰そうとしても消えないしこりは、より大きな傷になる。 復興事業というと、福祉や教育など、なにか綺麗なものを作ることばかり発想してきた自分の浅はかさが悲しくなる。平和は自動的に訪れると思い込むことは、自らが夢見がちな世間知らずであることを露呈する。 著者の最後の一行が、胸が痛いほど、インパクトがあった。 法律を変える前に、現行の法律の中でできることの最善を尽くしたのだろうか。 言葉を変えるだけでは意味がない。むしろ、言葉を変えただけで、内実を変えたと勘違いすることのほうが問題である。言葉を変えるのは、最善を尽くしてもなお足りないときだけで十分だ。果たして、最善を尽くしたのか。 言葉だけを変えたがる、表面を取り繕えば解決したと勘違いするような浅はかな人間ではありたくない。 できることを考えるために、行うために、多くの人にこの本を読んで欲しいと思ったし、自分は続きをもっと知りたいと思った。 その後のこと、今のことを。
一気に読んでしまいました
 アフリカやアフガニスタンでの紛争のまさに当該地域での武装解除を実践された伊勢崎氏の経験は、大げさにいえば日本の宝のように感じます。実際の資金集めから中立性の維持、武装解除に至るネゴシエーションなど実地での経験を目の当たりにすると日本の報道(特にテレビ)などで議論されている国際貢献やイメージ(映像)としての平和的貢献というものがいかにずれているのかを感じます。武装解除という現地の人々にとって大切な平和への移行プロセスに軍事力(PKFなど)が欠かせない事は、この本を読む事で十分に納得させられますし、個人的にそれが戦争を放棄する日本国憲法の趣旨と矛盾するとも思えません。むしろ目的も不明確なまま海外に自衛隊を派遣されている事実や平和を語る際に軍事力を同時に語れない雰囲気が蔓延している日本への違和感がより具体的に感じられました。普段テレビによる視覚によるイメージばかりを追いかけがちですが、映像にならない悲劇や現実がある事を忘れてはいけない事を改めて思いました。

ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)

・米原 万里
【講談社】
発売日: 2001-02
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)
米原 万里
カスタマー平均評価:  4
面白くてためになる
面白いとともに風邪の治療に関する挿話は大変に参考になった。ウオッカを含浸させたガーゼに火を付けて暖めこれを患者の頸に巻いて一夜で風邪を治したというロシアの民間治療の話は有益。 ウオッカの代わりに使い捨てカイロを使用する筆者の提案は特許もので、これを参考に爾来風邪の早期治療に役立てている。頸の保温からさらに一歩を進めた強制保温のアイデアである。 豚インフルエンザ対策にマスクと使い捨てカイロを用意して旅行することを奨める。高価で副作用のあるワクチンやタミフルなどよりは遙かにお勧め。 インフルエンザワクチンは35度以下でないと製造出来ないのだから、それを逆手にとって鼻腔や喉を35度以上に保って治療法とする基本アイデアをウイルス学者はなぜ強くPRしないのかとも思う。
ロシア人は面白いんです
著者はすでにお亡くなりになったらしいですが、この方相当エリートの出なんでしょうが、非常にお茶目な人だったように思います。しかし、通訳なのにこんなに暴露して大丈夫なんですかね(笑)その辺もロシア人の許容範囲なんでしょうか?ずっと昔何かの番組で「ロシアにはお笑いがない!」とかっていうのをやってたのを思い出しました。なんの根拠でそんな番組をやってたのかわかりませんが、その番組でいいたかったのは、「ロシア人は堅物で面白いことを言わない、でもウォッカを飲むとむちゃくちゃおもしろい」って言う感じでした。 この本ではたくさんのロシアのジョークが乗っていて、「お笑いがない」っていうのはウソかなーー、と思いますけど、飲ませたら面白い!というのはきっとそうですね。 私にもロシア人の知り合いいますけど、自分勝手なヨーロッパ人と比べるとよっぽど日本人に近くて(おそらくモンゴル系の血筋がロシアにも入っているのもあるかもしれません)まじめで、やさしくて、とても付き合いやすい人種です。飲まなくても面白いし。 この本でロシア人の心の豊かさを学んで見ましょう。日本は経済的には豊かかもしれませんが、著者が言うように貧しい国かもしれません。
広大な土地に、無能な政治家。その結果は・・・・。
ロシア語通訳の第一人者、米原万理の著作。 せっかく共産主義から脱したのに、資本主義になったら、洗練された近代資本主義にならずに、原始資本主義になってしまったロシア。 1998年に書かれた本だが、今もあんまり変わっていないみたい。 ロシアに同情してしまいます。 結局、国の上層部が腐っているから、市民に幸せが訪れない。 資本主義になって、どうして物があふれないのか不思議です。 よほど幹部が腐っているのでしょう。 でも、こんな話も乗っています。 ロシア娘が日本に来た。 あまりに商品があふれているので、泣いてしまった。 「私の生きている間は、ロシアではこんな光景がみれないだろう」と。 娘は豊かな日本に住み着いた。 久しぶりに訪ねて、訊いた。 「日本はウサギ小屋でしょう」 ロシア娘は言った。 「いいえ、ゴキブリホイホイです」 このくだりが妙に頭にこびりついてしまった。
ロシア現代史を爆笑する
2006年05月29日、米原万里さんが逝去された。わずか56歳での旅立ちだった。 筆者は米原氏のよき読者だったわけではないが、最近二作を続けて読んでいたので一抹の感慨がある。 筆者としては、読売文学賞ほかを受賞した『不実な美女か貞淑な醜女か』より、本書のほうが楽しめた。米原氏自身名エッセイストであることは間違いないが、同時に引用の名人であることが本書を読めばよくわかる。引用されたどの本も読みたくなってしまうのだ(その多くが品切れであるのが残念!)。 ロシアという国(歴史的にはキエフ公国)は、ぶっちゃけて言えば、禁酒の掟があるから宗教としてイスラームを採用しなかった国なのだ。だからとりわけ酒にまつわるエピソードやアネクドート(小咄)が多いのは当然。酒飲み国・日本も、爆笑ネタの提供量では足元にも及ばない。 一方、まじめなネタにも溢れている。ゴルビー(ゴルバチョフ)人気が日本でのみ異常に高いことは以前から知ってはいたが、90年の段階でペレストロイカとグラスノスチが、すでに人々の呪詛と悪罵の対象となり果てていた、というレポートは今更ながら傾聴に値する。 また、ロシアの軍隊で自殺者が異常に多いというニュースを,比較的最近読んだことがある。その「伝統」はソ連時代から受け継がれていたのだ! 理由は新兵いじめ、異民族出身者間のリンチなど。鬱屈した過剰な権力は内向する。日本の旧軍隊と同じことだ。 本書でアネクドートにはまった人向けには、川崎 浹『ロシアのユーモア――政治と生活を笑った300年』( 講談社選書メチエ)が手軽に入手できる。また、さとう好明『アネクドートに学ぶ実践ロシア語会話 』(東洋書店)は、せっかく良い企画なのに、アクセントの位置を示す(それさえしてもらえればロシア語の発音は正確にわかる)という労を惜しんだがために、使い勝手の悪い語学書になってしまった。制作者の一考を促す。
遠くてととっつきにくい国だと思ってたけど・・・
全く知らなかったソ連、そしてロシア。今まで遠くてとっつきにくい国だと思ってたけど、こんなに面白いところだとは知らなかった。 資本主義の販売欲を無視したような、ぼろぼろの箱の中にある超高級品。肝臓がアルコールの中をぷかぷか浮いているような酒豪たちと歴代の支配者たちの対アル中政策にも笑ってしまった。お手洗いの汚さ、(うえっ!)もインパクトがあったし、日本人とは究極的ともいえる思考回路も新鮮!抑制されて全く自由がなかったような思っていた旧ソ連時代の人々の生活は言われる程悪くなかったのだという事や、人々の逞しさや、知識欲などが垣間見れて非常におもしろい。 作者の個人的な情報については、名匠ロストロポービッチ氏のお茶目な素顔にとてもほほえましいものを感じ、エリツィンやゴルバチョフの知られざる一面を発見できた。 通訳としての米原さん、わざと誤訳をあえてした話、「狐肉」のはなしは米原さんの方が一本とられた形だが、「コニャック」の方は、とっさにあんな機転の聞く頭の回転のはやさに脱帽! この本に数々のロシアのジョークが引用されていてそれがどれもとても高レベル!米原さんの文章のユーモアもこういったジョークから学んだのかもしれない。 ロシアとの距離が縮まった一冊でした!

沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)

[ 文庫 ]
沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)

・岡本 太郎
【中央公論社】
発売日: 1996-06
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 720 円(税込)
沖縄文化論―忘れられた日本 (中公文庫)
岡本 太郎
カスタマー平均評価:  5
三島、川端も絶賛した沖縄旅行記の大作
岡本太郎にとっての「沖縄」のイメージが、実際の旅を通じて変遷し、確信に変わっていく様子が、易しく、素直な文章で、率直に表現されていて、沖縄に興味のある人もない人も自信を持ってお勧めする本です。 島津・琉球王国による二重の植民地的支配と重税・疫病・津波・台風・戦争によって、常に厳しく痛めつけ続けられた沖縄の人々が、諦観しつつも投げやりにならずに明るく助け合って過ごしてきた結果、形成された独特の文化、それが沖縄の文化である。意識された美、虚飾が一切なく、「生きること」に直結した唄、踊り、宗教、祭に触れた筆者は、その美しさに感激し、そもそも文化とはどういうものであるものなのかを確信しています。沖縄の文化と日本の輸入文化を対比させ、日本のすべての宗教も文化も、そもそも輸入したもので、政治的意図によってゆがめられたものであり、本来の日本人の肌になじまないものである。その結果、現在の日本人は同質化しており、自らの固有の文化を失っている。日本人の根底にある文化とは、忘れられた沖縄の地に皮肉にも残っているのではないだろうか?というのがあらすじである。 沖縄の歴史と文化について大雑把に理解でき、つまりは島唄の旋律が、どうして物悲しくも明るくも聞こえ、人を癒すのか?が、なんとなく分かったような気がしました。 なお、写真集「岡本太郎の沖縄」は、筆者が、「沖縄文化論」を執筆した旅行時に、筆者が撮影したもので、これまた、もはや貴重な返還前の沖縄の姿が切り取られています。いまは古本でしか買えないけど、貴重な一冊で、両方買って読みたいです。この写真集は竹富島の民宿にはどの家にも必ず置いてあります。
沖縄に行く人も行かないひとも、読むべし。
大方の日本人にとって、沖縄は単に海がきれいで果物がおいしい南国の島か。それとも、日本の負の歴史を背負い占領に苦しむ、かわいそうな島なのか。 岡本太郎は、前者の無責任で能天気なだけの沖縄に対する意識ではなく、また後者のような同情を持ってでもなく、沖縄の本質を見抜き、そこに逞しく生きる人々の姿を生き生きと描いている。 沖縄について多面的に考えるには最高の書であり、沖縄を通して日本の歴史や文化をも考えさせてくれる本である。読み出したら、とまらない。
沖縄を考える
丸山真男の「歴史意識の『基層』」という論文がある。 その基層の部分に溢れているのが沖縄だ。 平たくいえば、縄文時代の「原始日本」のものが溢れているのである。 北海道もそうなのだが、アイヌ民族の文化がほぼ途絶えてしまった今、原始日本を探るには沖縄にいくのが一番の方法だ。 岡本太郎の好奇心、行動力、観察力によって、その沖縄の姿がありありと伝わってくる。
買いです。
なにかの本で横尾忠則氏が岡本太郎のことを、認めたこっちの見識が疑われるほど美術界から徹底して嫌われていた、あれほど世間から認知されているにもかかわらず美術界から無視されていた人も珍しいと述べていました。確かに美術全集なんかに岡本太郎が収められていることは皆無で、以前それを不思議に思ったこともあります。ただ、大宅壮一の「売れないポスターみたいだ」の発言の通り、絵についてはキャラクター抜きには鑑賞できないものも中にはあるかと思います(僭越ですが)。すこし話がそれるようですが、二子新地のかの子の実家近くにある「誇り」は、近所に住んでいたこともあり、何度も見に通いました。すばらしいモニュメントです。同様に、岡本太郎の著作と写真にはそのキャラクターから独立した作品がいくつもあり、本書は「美の呪力」と並んで著作の代表と言えると作品だと思います。
何もないことの感動
ご存じ!『芸術は、爆発だーーー!!』のおっさん。 その人が書いた文章です。 オリジナルは絶版となり、文庫で再刊されたもの。 復帰前の沖縄の旅行記です。 芸術家とは、こんなにも感性が鋭く、そして表現が豊かなものかと 感心させられてしまいます。 短いセンテンスで本質をつく鮮やかさは現在でも色あせない。 いや、沖縄ブームのこの時代だからこそ、 余計、再認識すべきなのかもしれない。 有名なフレーズ「何もないことの眩暈(めまい)」は、その当時かなり物議を醸したとか。 沖縄好きを自認するあなた。必読の書です。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク