しかし,どうやって「主張・抑制」型に子供を育てるのか,という(おそらく一番重要な)点については議論が弱いと感じた.特に,「抑制・抑制」型として育てられた親が「主張・抑制」型に子供を育てる障壁はとても大きいのではないかと想像する.本書で紹介している各国の親が子供をいつ・どうやって叱るかをまとめた資料は有益.いつ・どうやって褒め,いつ・どうやって叱るかというポイントを理解し,実践するのに役立つように思う. もっと掘り下げてほしい内容的には興味深くおもしろいものでした。『自己主張と自己抑制が必要』という概念にも大変共感するところがあります。しかし、実際に育児中のわたしにとっては、“では、いかにすればそれが育つのか”と言うところまでもっと掘り下げたものを望んでいました。タイトルにもあるように“教育学”という学問的な要素が強く、各国と日本の差を裏付けるデータが大半を占め、私が必要とする部分については薄い印象がありました。もしそういった意味での続編があるなら、また購入したいと思います
学校とは、課業を学ぶための隔離された場所ではなく、生きた社会生活の純粋な一形態を持つ小社会でなければならない。教育は詰め込み型や、児童中心主義の教育ではなく、個人が自分の仕事の中に社会的、科学的な観点から、想像力と意義を見出せるものでなければならない。そうした教育を怠ると、社会に多く存在する歪曲されている部分に鈍感になり、現在の経済的害悪をつきとめることさえままならなくなる。そうなれば、それらの害悪を有効に処理することなど一層不可能である。
ニーチェを絶賛する人、特に若い人というのは「俺は、ニーチェを読んでいるのだ」というつまらない価値観に自己満足しているに過ぎない。
高尚な事を言ってるようなニーチェでさえ、最後は梅毒が脳に回って死んでいるわけであり、所詮は俗人なのだ。