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ボクは心配してないよ (A P.. 気まぐれ美術館 (新潮文庫) 『パンチ』素描集―19世紀のロ.. 辛口!JAZZ名盤1001 (.. 鏡と皮膚―芸術のミュトロギア .. カラー版 絵の教室 (中公新書.. モーツアルトの手紙 上―その生.. 音楽誌が書かないJポップ批評 .. 増補 にほんのうた (平凡社ラ.. メイド・イン・ロンドン (文春..

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ボクは心配してないよ (A Peanuts Book featuring SNOOPY)

[ 新書 ]
ボクは心配してないよ (A Peanuts Book featuring SNOOPY)

・チャールズ・M. シュルツ ・谷川 俊太郎 ・Charles M. Schulz
【角川書店】
発売日: 1999-05
参考価格: 1,008 円(税込)
販売価格: 1,008 円(税込)
ボクは心配してないよ (A Peanuts Book featuring SNOOPY)
チャールズ・M. シュルツ
谷川 俊太郎
Charles M. Schulz
カスタマー平均評価:   0

気まぐれ美術館 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
気まぐれ美術館 (新潮文庫)

・洲之内 徹
【新潮社】
発売日: 1996-09
参考価格: 700 円(税込)
販売価格:
気まぐれ美術館 (新潮文庫)
洲之内 徹
カスタマー平均評価:  5
しろうとの美学
「いったい絵というものは、解るとか解らないとかいう前に、ひと目で、見る者に頭を下げさせるようなものがなければ絵とはいえない」というのが氏の持論だが、全くその通りだと思う。 ワイエスの「過ぎて行く時間のある瞬間をまざまざと感じさせる」光線と空気感を賞賛しているのだが、どうやらワイエスは所謂くろうと衆に評判が良くないらしいと述べる。氏は儚さや移ろい易さといった物語的、文学的な言わば古臭い絵画を超絶技巧でやられる事が「こうあらねばならぬ」分業的専門的絵画をよしとするくろうと衆には気にくわないのではないか、と推察する。そして、私はしろうとなので「くろうとが気にするようなことを苦にせず、くろうとの味わえない楽しみを味わうことが出来る」と言う。フランシス・ベーコン等、しばしば美大や専門学校などのアカデミックな学びの世界とは無縁ながらも素晴らしい作品を生み出す芸術家が出るが、彼等は氏の言う枠組みに縛られないしろうとの楽しみを最大限突き詰めた人達だろう。小説家でも画廊経営者でも運動家でも評論家でもない(敢えてそのどれでもないと言わせていただく)洲之内氏はそういう芸術家と同じく映る。
宮城県美術館
仙台市青葉区にある宮城県美術館 1F 常設展示室 に洲之内徹が亡くなる直前に所有していた作品を「気まぐれ美術館-洲之内コレクション」として展示してます。
本書の中に取り上げられた作品も多く所蔵、展示されており、作品と洲之内徹との関わりがこれら「きまぐれ美術館」シリーズを読むと一層身近になりますよ

『パンチ』素描集―19世紀のロンドン (岩波文庫)

[ 文庫 ]
『パンチ』素描集―19世紀のロンドン (岩波文庫)

【岩波書店】
発売日: 1994-01
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
『パンチ』素描集―19世紀のロンドン (岩波文庫)
 
カスタマー平均評価:  4.5
大ロンドンの風刺画
 英国の風刺週刊誌"Punch"については、その存在自体はそこそこ知っていた積りであったが、1841年創刊のこの雑誌が1992年に廃刊に追い込まれていたという事実は知らなかった。じつに、150年以上の長きにわたって,読まれていたのだ。  本書は、この雑誌の創刊から30年間の歴史的事実と背景をもとにした肝心の風刺漫画そのもの、さらに編集人脈の個性等々を選りすぐって掲載してある岩波文庫のお待ちかね重版の一冊である。  本文庫の冒頭辺りに初代編集長マーク・レモンの肖像写真が載っているが、マルクスそっくりである。マルクスといっても兄弟のほうではなく、あのいわゆるエンゲルスと仲良しのカール君のほう、一度ごらんあれ。  この30年間というのは、雑誌にとっても題材となっている19世紀半ばのロンドンにとってもなかなかに大変な時期であった。この文庫を読んでいてもよくわかる。途方もない貧富の差、汚染のテムズ川、鉄道ブーム、ブルーマー旋風、アメリカ流の女性解放の風、クリノリン・スタイル等々、これらが特徴ある漫画でカリカチュアライズされている。  本書では漫画のみならず、キャプションに使われている古臭い英語表現を眺めるのも面白いが、創刊後、30年くらいのものしか掲載されていない。21世紀の"Punch"はちゃんとホーム・ページに残っているので、こちらと見比べるのもなかなかに面白い。いい時代になったもんだ。 
19世紀のイギリス
 19世紀イギリスの諷刺雑誌として有名な『パンチ』から、いくつかのテーマのもとに漫画を集めてきて、簡単な解説を加えたもの。  著者は英文学者で、日本での復刻版パンチの編集にも関わった人物。 テーマとして取り上げられているのは、飢餓の1840年代、ロンドン万博、鉄道バブル、テムズ川汚染、女性解放のへの道など。どの漫画も皮肉たっぷりで面白い。見ているだけで楽しくなってくる。  解説も的確にまとめられている。どこに注目すればいいのか、歴史的な意味はどこにあるのか、といったことを分かりやすく教えてくれる。  できれば、もう少し大きな版で読みたかったものだ。
19世紀のロンドンを描く風刺画
1841年に創刊された風刺週刊誌「パンチ」から、1840年代〜1860年代の風刺画104枚を八つのテーマに分けて収録している。貧しい下層民の様子や、ロンドン万博の賑わい等、19世紀のロンドンの繁栄とその裏の部分をシニカルな視点で眺める事ができる。

辛口!JAZZ名盤1001 (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
辛口!JAZZ名盤1001 (講談社プラスアルファ文庫)

・寺島 靖国
【講談社】
発売日: 1993-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
辛口!JAZZ名盤1001 (講談社プラスアルファ文庫)
寺島 靖国
カスタマー平均評価:  3.5
打倒 JAZZマルクス(マイルス)史観
むかし ぼくがJAZZを聞きはじめたころは ピータソンがすき なんてはずかしくて 口にできない雰囲気だった。 ふつうにたのしい演奏は コマーシャルな演奏で反動的な演奏だと批判された。 マイルス、コルトレーン、ドルフィー、ピアノなら、初期のパウエル、モンク、ニコルズなんかを聞くのがただしくて、エバンスならなんとか許されたが、ケリーやガーランドは、マイルスのグループにいたころまでで、その後はだめ、マイルスに捨てられたのも当然みたいな批評がおおかった。 マイルスのCDなんかに、むかしのJAZZ マルクス(マイルス)史観まるだしのレビューが山ほどあるのに 愕然とするが、寺島本がおおむね 好評なのをみると 自分の耳できいて JAZZをたのしんでいる人もおおいのに ほっとする。
ジャズへの愛と贔屓の引き倒し
寺島さんのジャズに対する愛情は凄いと思う。これだけ好悪がはっきりしていて、しかも歴史観に左右されないリスナーは少ない。自分の耳と好みである種の体系めいたものを作るにはそれ相当の努力と年季が必要であろう。だからこの本の読み方としては、客観的な総合カタログとしてというより、熱烈な個人の偏向カタログとして利用すべきだ。誰でも彼のテイストについていけるわけではないのだから。そこのところを了解していれば、それなりに楽しめる内容だ。時に贔屓の引き倒しもあるが、そこはご愛嬌と見るべきか。同じジャズ喫茶の店主では、寺島氏の対極が後藤雅洋氏だろう。彼は歴史的見地からしっかりジャズの王道を語ろうとしている。それぞれ個性があっていいのではないだろうか。
とりあえず、これ!
 寺島靖国の書くジャズ本は多数ある。私も結構な数、買ってしまっている。買って、読む度に損をした思いに駆られる。同じ曲・同じアーティストでも、書いた本によって評価がまったく変わることがあるのだ、この人は。その日の雰囲気・その日の投げやり度・その日の原稿料で執筆の内容を変えているとしか思えない。 日和見は、ジャズ屋の真骨頂、この世の華、阿鼻叫喚、酒池肉林と考えているのだろう。彼は、おかしな人なので、とにかくザブトン3つ位あげて、お引取り願おう。チャンチャン。
どうかな
寺島靖国さんの、主張が、はっきりして素晴らしいし、確かに参考になる名盤もあるけれど、ジャズはこうであるって主張が強い、レベルが低いとかで否定をするのは、よくわかるんだが、全否定しといた癖に、同一、アーティストの他の作品を絶賛したり、まとまりがないに加え決め付けに聞こえる、自分はHARBIE HANCOCKの処女航海が大好きです、なぜなら今までのスタイルになかったから、それはそれで良いと思っているしこれからも変わらない、その作品を否定的にかかれたのが、俺は納得いかない、エレクトリック物全否定そんなに一概に言える訳がないエレピが俺は大好きだ楽器は問題じゃないよ。モダンジャズのみの視野の狭さ、みんながモダンだったら新しい物は生まれない、可能性がないなら、音楽は衰退していくのに。電卓をつかえないソロバニスト、全てに置いて全体を見れてるようには思えないからこの評価で妥当
世の中の趨勢に流されない
1994年の初版だが、面白いので版を重ねている。コルトレーンはバラードとジョニー・ハートマンとの一枚以外は聴く気もしない。と凡百のジャズ評論家が聞いたら卒倒しそうな事を平気で書く。当然、愛聴盤も極私的(当然ながら)で、世の中の趨勢に流されないところが気持ちいい。が、寺島さんの愛聴盤をそのまま入手すると、手ひどいしっぺ返しを食うだろう。ジャズ名盤案内ではなく、寺島さんとジャズ喫茶メグの「私小説」として読むと面白い。ジャズに対する愛情が、すがすがしい。正直で周囲におもねらない。りっぱなものである。よって星5つ。(松本敏之)

鏡と皮膚―芸術のミュトロギア (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
鏡と皮膚―芸術のミュトロギア (ちくま学芸文庫)

・谷川 渥
【筑摩書房】
発売日: 2001-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
鏡と皮膚―芸術のミュトロギア (ちくま学芸文庫)
谷川 渥
カスタマー平均評価:  3
素人でも読める美術論
一読して「ああ、こんな考え方するヒトがいるんだ…」と思った。
内容には肯けるところもあり、こじつけっぽく感じてしまうことろもあったが、神話と絵画をめぐって次々に論が展開され、読んでいて飽きない。美術はただ単に鑑賞するものと思っていたので、この本にあるような論は新鮮だった。読み終わったあとはちょっと自分が物知りになった気がした。

素人の自分でもそこそこ楽しめた本だった。


カラー版 絵の教室 (中公新書)

[ 新書 ]
カラー版 絵の教室 (中公新書)

・安野 光雅
【中央公論新社】
発売日: 2005-12
参考価格: 1,029 円(税込)
販売価格: 1,029 円(税込)
カラー版 絵の教室 (中公新書)
安野 光雅
カスタマー平均評価:  4
絵について誠実に考察
 著者は「絵を描くことはどういうことか」ということを、マネやクールベやゴッホなどの絵を通して考察するとともに、自ら遠近法を忠実に再現したり、自画像を描いてみたりしながら解き明かしていく。また、ところどころには著者自身の生い立ちや絵を描く生活の一部も垣間見える。  なので、この本を読めば、安野作品の「写実的でありながら、現実にはどこにもない」不思議な絵がどんな姿勢で書かれているかがよくわかる。なかなか興味深い本といえる。  ただ、私の場合、「絵の教室」というタイトルから、もっと実践的な絵の描き方に関する本かと思っていたので、少しとまどった。また、「目から鱗」の話が意外に少ないやや平凡な本であるようにも感じた。
写真の発明後の絵を描く意味
本全体を通して一貫している問題意識は<写実的な絵(写真のような絵)から離れる意味とその方法だ>と理解した。 絵を描く人にとって現代絵画の流れを意識するのは当然だが、一方で具象的な絵はどのように描くべきかは常に課題である。筆者の安野光雅氏は有名な画家だが絵を描く人の立場で写生と想像で描く違いの差を、遠近法、自画像、ゴッホなどを題材に著者自ら実験を行いながらその回答を探して、想像で描く難しさとその価値を論じている。 絵を描きつつ、現代絵画の流れを意識すると突き当たる問題に対する論考である。
司馬遼太郎「街道をゆく」でもおなじみの、
安野光雅氏の本。 氏の絵を見ると、無性に絵を描くたくなる…。 とくに「街道をゆく」の挿絵、「津和野」と言った、 郷愁を感じさせる日本の風景画を見る度に、休日を待って、 ついスケッチブック片手に、絵を描きに行ってしまう。 そんな安野ファンの私であるから、この新書には飛びつきました。 手とり足とりの、いわゆる教本的なものではありませんが、 鑑賞のため、自分の絵をよりいい絵にするための、視点、言葉、描き方が詰まっています。 (とは言っても、私のような素人にとっては、技巧的にも、細かい点でいろいろと勉強になりました。) 安野光雅ファンのみならず、絵を描くことの好きな方々に ぜひ御一読をおススメします。
芸術と科学と精神とミューズ・イマジネーション
 安野氏の人となりがわかる一冊であり、彼の絵からそこはかとなく伝わる情緒の理由が感じられた。  安野氏は画家であり芸術家でもあるが、芸術を客観的に評価する科学者でもある。工夫を凝らしたやわらかい文章には、ときどきユーモアも挟まれていて、全体的に「だまし絵」に似たセンスを感じたりもする。  しかし、本書の白眉はやはり第6章「ゴッホの存在」以降であろう。「赤い靴」を履かされたゴッホは、来る日も来る日もひたすら絵を描き続ける。自分の生活などどうでもいい。見る人に戦慄を感じさせる魔法の絵を描かずにはいられない。なぜか?  それは次の第7章で、数学者クヌースの言う「頭の中に誰かがいて、わたしの感性を左右するもの、それは、つまりミューズだよ」や鴎外の「なんだか自分を支配するものが頭の中にいて..」で答を得る。安野氏は言う。想像力と創造力、つまりイマジネーションが大切だ、と。そして子供の頃の豊かなイマジネーションの世界がなんと貴重なものだったかと。  安野氏は、一見幼稚に見える子供らしいイマジネーションを、ミューズというみずみずしい脳汁の枯渇した大人が否定したり矯正したりして、子供たちの将来を潰してしまわぬよう警告しているのかもしれない。
いい本だということに間違いはありません。
写真のような絵と写実的な絵は何が違うか、絵に欠かせないものは何かなど著者の人柄を感じさせる優しい文体で説かれています。実際に著者が描いた絵や過去の画家が描いた絵がストレス無く説明されているのも良いところです。冒頭部分に出てくる設問は、一見稚拙に思えるものでも実際にトライしてみるとその難しさに驚かされます。ちょっとくたびれた感じのガーゼを自分で描いてみて実感しました。似顔絵と自画像、自画像と肖像画などの言及も大変面白く読みました。それにしてもゴッホに言及した章は秀逸です。ゴッホの描いた麦畑と実際のいかに違うことか。それでもそれを麦畑と見させる筆力の凄まじさに胸が躍りました。絵の素晴らしさ、奥深さを簡単に、しかししみじみと味わえるよい本です。

モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-1)

[ 文庫 ]
モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-1)

・ウォルフガング・モーツァルト
【岩波書店】
発売日: 1980-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
モーツアルトの手紙 上―その生涯のロマン (岩波文庫 青 504-1)
ウォルフガング・モーツァルト
カスタマー平均評価:  5
神童への愛に満ちた名訳に感謝。何故いけない?
手紙にはその人の素顔と肉声が刻みつけられている。どんな批評も伝説も映画もこの前には無力である。 少年時代の手紙は奔放なはじけっぷりが楽しい。「僕は豚がおしっこをするように作曲するんだから」「ウォルフガングちゃんは忙しい。何もすることがないからです」 彼の際限ないふざけぶりを柴田氏は見事にリズミカルに訳出していて、読後も「耳に」残る。特に「何故いけない?」のこだまのような連発は快感ですらある。 うんざりするほど頑固な父への手紙は、必死に説得するその合間に絶妙に挿むユーモアがいい。死んでも帰りたくないザルツブルグのど田舎ぶり、因縁の大司教を痛烈に皮肉って「あれ」と呼び、「あれ」以外に何と呼べばいいかわかりませんというくだりは愉快。仕方なくやっていたピアノ教師としてのシニカルな本音、フランス人の意地悪さの微細な描写に彼の苦労と忍耐が見える。人でも土地でも何でも本質を見抜く鋭さと率直さと、信頼している人々への誠実さの共存。作曲中のアイデアの吐露や音楽に関する言及は的確、簡潔で迷いがなく、彼の音楽のようにテンポよく澄み切っている。金銭的にも家庭的にも気苦労が絶えないながら、天使の音楽を産み続けたモーツァルト。不幸だったのは人並みに弱かったからではなく、特別な人間だったからだ。最後の手紙は重要。音楽の可能性に命を賭けた畏怖すべき傑作「魔笛」の初演を見たサリエーリはその「真意」を理解して絶賛した。モーツァルトは大喜びし、賛辞をそのまま手紙に書いた。わかる人にはわかると確信したから。これが現存する最後の手紙なのはなぜか。この後わずか2ヶ月で急死したのはなぜか。あの映画が作られたのはなぜか(サリエーリは草葉の陰で泣きモーツァルトは苦笑しただろう)。死の真実は今を生きる私たちにも大きな意味を持っているのではないだろうか。

音楽誌が書かないJポップ批評 まるごとB’z大全 (宝島社文庫)

[ 文庫 ]
音楽誌が書かないJポップ批評 まるごとB’z大全 (宝島社文庫)

【宝島社】
発売日: 2001-12
参考価格: 740 円(税込)
販売価格:
音楽誌が書かないJポップ批評 まるごとB’z大全 (宝島社文庫)
 
カスタマー平均評価:  4
うわー
まじかよ

増補 にほんのうた (平凡社ライブラリー)

[ 新書 ]
増補 にほんのうた (平凡社ライブラリー)

・北中 正和
【平凡社】
発売日: 2003-12-11
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
増補 にほんのうた (平凡社ライブラリー)
北中 正和
カスタマー平均評価:  5
どんなふうに「歌は世につれ」ていったのか
 NHK第一の「ラジオ深夜便」を聞く機会が多く、午前三時台の「にっぽんのうた こころのうた」を聞くのが、いつの頃からか好きになっていた。本書を手に取ったのは、戦後歌謡曲について知りたいと思ったからだった。読み終わった今では、そんな目的にとどまらない、歴史書としても読める奥の深い1冊だった。  全29章、GHQによる日本占領に伴う東京の主要な土地・建物の接収、米軍キャンプの設置とGIへの奉仕としての日本人ジャズミュージシャンの雇用に関わる章から始まり、日本でのラップ・ヒップホップの受容についての章まで、記述の特徴としては音楽シーンを規定する外的要因の数々を洩らさず捉え、その結果としてのミュージシャンの表現の内実に迫っていくという手法で、各章の内容は後続の章と相互につながり、関わっている。それは歌い手の歴史であると同時に、音楽シーンを設定していく裏方たちの歴史でもある。渡辺プロやホリプロやジャニーズ事務所、田辺エージェンシーなど、芸能事務所を作った人たちが最初はプレイヤーであったことや、彼らがシステムを作り上げていく過程も本書の大きなテーマの一つだ。個人的には、システムが出来あがりきってしまう前のうたにこそ面白みが多くあって、より楽しめるのだが、そんなシステム構築の歴史の始まりにGHQの日本占領が関わっているという展望は、読んでいて非常に刺激的だ。  またもう一つ気付くことは、音楽の分野に限ることではないかもしれないが、新機軸を打ち出した者たちは先行する表現の全部ないし一部を否定する形で現れること、その繰り返しの中でジャンル自体の表現する事柄の範囲は変容していくことだ。80年代・90年代の日本のポップスをリアルタイムで熱心に聞いた身にとってみれば、そんな歌たちの表現する枠を設定した吉田拓郎・井上陽水・松任谷由実・サザンオールスターズなどがうたったこと、うたわなかったこと、後続の世代が彼らの設定した表現の枠をどう受け取ったのかを考えると、彼らの業績は功罪半ばするのではと思わざるを得ない。「ラジオ深夜便」で午前三時台に流れるフランク永井や石原裕次郎、笠置シズ子や美空ひばりなどの歌唱が持つ、聞き手をグラグラ揺るがす威力はディーヴァ系の歌手とは全く違う境地に入るし、関西フォークの持った鋭い言葉たちは今埋もれかかり、やたら説教臭い歌詞が氾濫し、若い根っこのポップミュージックは2009年の状況を明らかにしたり、爪を立てるのではなく、後ろ盾を得てますます説教を続けていく。そんなことも考えさせてくれる。  歌が表現できるオルタナティヴを見出すことも出来る1冊。過去に未来が見えてくる。
おもしろい!
これ、おもしろいですよ。
解説で細川周平さんが「ありそうでなかった本」と言っておられますが、まさにそのとおり。
文章がわかりやすく、とくに、知らない曲についても、記述が丁寧なので、退屈にならない良書。

メイド・イン・ロンドン (文春文庫)

[ 文庫 ]
メイド・イン・ロンドン (文春文庫)

・熊川 哲也
【文藝春秋】
発売日: 2002-02
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
メイド・イン・ロンドン (文春文庫)
熊川 哲也
カスタマー平均評価:  4
バレエと私
 1998年に出た単行本の文庫化。  バレエ・ダンサーとして著名な熊川哲也さんの自伝。  20代の後半で自伝を書いてしまうというのも凄いが、確かに人並みはずれた人生を歩んできた人物だ。  バレエを始めたきっかけから入り、少年時代、ロンドンへの留学、ロイヤル・バレエ団との契約、とんとん拍子の出世、プリンシパルに登り詰めたこと、独立、と年代順に語られている。  私は熊川氏の舞台は見たことがなく、バレエも何回か見に行ったことがあるという程度だが、彼の得意な人生、バレエ界の独特のしきたりや仕組みがのぞきこめ、非常に面白く思った。  ファンにとってはもちろん嬉しい一冊だろうし、そうでない人にとっても面白い本多と思う。  巻末に熊川哲也年譜、主要レパートリーの一覧が付いている。
もっと好きになりました
もともと、彼のファンですが、この本を読んでますます好きになりました。バレエダンサーを取り巻く環境を変え、安心して踊りに専念していけるシステムを作る事は、とても素晴らしいです。これからも、彼の活躍が楽しみです。いつか、舞台の上の彼に会いたいですね。
日本人には珍しい
フィギュアスケートの五輪金メダリスト、アレクセイ・ヤグディンの 自伝を以前に読みましたが、管理に反抗し向こう気の強い性格という点で、 熊川氏とは似かよう点がある気もします。 しかし、ヤグディンの人柄が、まず温かみとその上にある頑固さ を感じさせるというのに対し、熊川哲也はとにかくキツいです。 キツい上に自信家です。自身家な上に行動家です。 覚悟して読まないとあてられます。 それでもけっして不愉快な印象を受けないのも、一種の人徳なんでしょうか?  「周りがどう言おうと自分の信じた道を貫くのが大事」 と世間ではよく言います。 多くの人がその言葉にうなずきながら、 しかしそのうち何人がそれを実行できるでしょうか。 熊川氏は、「それを実行」した数少ないひとりであるというだけです。 日本人が想像する(もっと言えば理想とする)「プロのダンサー」像から 熊川氏の言行は大きく外れています。 いわく、要約ですが 「怪我をしたら痛み止めを打って舞台に立つより、休む勇気の方が大事」 「他人の舞台や創作や批評から影響をうけることはない。  自分の踊りは自分が踊ることでしか深められない」 「バレエは仕事であり一回いくらのビジネス」 また 「バレエで『努力』したことはない。 できるようになりたいと思った事はかならずできるようになったし、 またできないことをムリに練習してできるようになろうとは思わない」 という言葉には含蓄があります。 冷徹な言葉を並べながら、やはり根底にはバレエへの愛情と、 バレエに優れた才能を授かってしまった者としての、 この芸術に対する責任感が根底にあります。 バレエや熊川哲也に興味のない人でも(実際私がそうです) 一読する価値のある本だと思います。
共感出来ます!!
幼い頃から自信に満ち溢れた少年の言動を、目上の方に怒られたり悟されたりしながら成長する過程は、時々クスッと笑ってしまいました。自己主張を美徳としない日本では彼の言動が鼻に付くところもあるのかもしれませんが、私はYES・NOをはっきりさせながら自信を持って前へ進む彼の姿勢に共感を覚えました。そして、公演の幕が上がる前は意外と小心者という、あまり知られていない部分も書かれてあり、新たな一面を知ることが出来ました。素直な男性、熊川哲也氏、ますます好きになりました。
若さゆえの清々しさ
本書は、若くして世界に飛び出し、 実力で成り上がった若者の本音が余すことなく収められています。 常に前向きで自分に対して絶大な自信を持つ。 それゆえに招く周囲(の、主に日本人)との摩擦の中で、 時に修正して成長する一方で、 譲れない一線は頑なに守り、 逆に相手方の欠点を率直に指摘する。 自分の置かれている組織や立場上、 熊川流を貫くことは難しいこともあるでしょうが、 そこには、私のような若造に必要な資質が含まれていることは間違いないと思いました。 巻末のバレーの筋書き一覧も参考になります。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク