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人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (ノン・ポシェット) カンタンだけど意外と知らない「やる気」のツボ (青春文庫) なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫) 国富論〈1〉 (岩波文庫) 危機を好機にかえた名経営者の言葉 日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21) スパークする思考  右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21) ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫) 経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書) 資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)
人間集団における人望の研究―二.. カンタンだけど意外と知らない「.. なぜ会社は変われないのか―危機.. 国富論〈1〉 (岩波文庫) 危機を好機にかえた名経営者の言.. 日本はなぜ敗れるのか―敗因21.. スパークする思考 右脳発想の.. ジャック・ウェルチ わが経営(.. 経済学的思考のセンス―お金がな.. 資本論 1 (岩波文庫 白 1..

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人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (ノン・ポシェット)

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人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (ノン・ポシェット)

・山本 七平
【祥伝社】
発売日: 1991-02
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
人間集団における人望の研究―二人以上の部下を持つ人のために (ノン・ポシェット)
山本 七平
カスタマー平均評価:  4.5
中庸の本当の意味
これまで自分には51%ルールというものがあった。 物事を判断するときには常に49%の反目を意識する。というルールです。 このルールのおかげで、部下を指導するときに朝令暮改に思われてしまうような指導になってしまうことが多く、間違いないとおもいつつも悩むことも多かった。 この本の中に「中庸」ということばをあらためて発見し、51%ルールの本質を理解した感じがした。また反面「ほどほど」という理解をしていた自分の知識の浅さに気づいた。
東洋哲学におけるリーダーシップ論の真髄!
西洋式の図式化、機械化されたリーダーシップ論しか知らない人に特にお勧めします!
人望⇒人徳を読み解く最適の入門書
社会的存在「ヒト」として生きる上で、何よりも求められる資質であろう ものが何であり、それはどのような構造で、どのようなものなのか、が 簡潔に判りやすく著述されている本ではないでしょうか。 上司として、同僚として、隣人として、ついていけるか否か、付き合って いけるか否か、それは「九徳」と言われる九つの徳目に表されているそう です。それらを全て兼ね備えるのは難しいが、どれだけ近づけることが できるか、が「ヒト」としての生きる道なのではないか・・・そんなことを 感じました。 この本にいつ出会うことができるか、それは早ければ早い方がいいと思い ます。誰の人生の歩み方にでも、少なからず好影響を与えてくれることが できるでしょうから・・・是非、一読してみていただきたいと思います。 (ずいぶん昔の本ですので、その折の時事問題を事例に挙げられていますが、  これだけは、今の読者がどれだけ理解できるか・・・筆者でギリギリでした)
読む人を選ばない
本のタイトルこそ、部下を持つ人へ。と題されてはいるが、人を選ばずに誰もが、理解し、納得できる単純明快な内容。とはいっても、内容が薄かったり、文面が美辞麗句で埋め尽くされている訳でも、精神論で強弁されている訳でもない。他人が一人の人間を判断する時に用いる、人望という曖昧で絶対的な概念を、東洋、西洋それぞれの故事、古書を用いて分析し、両者に共通する概念と、それを我々が日々の生活に身につけるにはどうしたらよいか?という事が論理的に説明されている。その中で、人間が他人に理解され信用されるには、宗教、文化の違いはあっても、その本質は同一の物だと気づかされる。氏は、すでに亡くなられているが、本の中で記されている、徳を見失い、禽獣に近し次世代という、恐ろしく的を射た危惧に、皮肉にもこの本の有用性を確認する事ができるかもしれない。社会人に限らず、若年の学生の方にも是非、読んで貰いたいし、この本の内容は日本社会に限らず、海外で生活する人にとっても有用だといえる。勿論、それ以外の様々な人にもお勧めする。帯の、「もう少し早くこの本に出会いたかった。」という表現は決して過言ではない。
違和感のない論旨、やはり我々の文化
日本では平等主義的な発想は常識的な日常生活の中にも現れます。そこで為政者を選ぶのは人民の意思であり、これが天の意思であるという考え方があり、為政者は本来、自然発生的に「だされる」人と説かれます。こうした元の考え方を知ると、社会に親和性の高い生活態度が得られるような気がします。

「だされる」人はどうやって選ばれるか、それが「人望」であり、「人望」というものは、日本社会においては伝統的に不可欠の資質であり、西欧社会でも同様の価値観が見られます。この人望=「常識」を高めることであり、「常識」は社会の相互評価の基準であり、生活を営む基礎。従って、社会文化を向上させようとするときに、人望を得ることは当然の前提となる、ということです。

では、どうすればこの「人望」を高めることができるか。「「克伐怨欲」を脱し、率直に自分を表現し、七情を抑制し、「中か己を恕す」という形で自分に甘えることなく、それによって支えられる、つまらぬプライドを除く。九徳を目標とし、最終的には「緊矩の道=徳」を目指す。同時に現実の生活における何らかの高い技能を身につける。現代社会は機能集団によって支えられる社会だからである。」

こう書くと、何が何だかわからないと思われますが、要は日本人の伝統的な人格者の価値観に沿った自己の資質を高める努力そのものが、「常識」の質を上げていく、ということです。そして、自分の「働くところ」を知り、常に一定して変わらぬ法則に照らして行うという方法、生き方の基本を中心に据え、そこでの能力を高めていく、こうすれば「人望」が高められていく、と山本氏は説いています。全体として違和感のない論旨、無意識的に感じてきた社会の「人望」というものが割りに明確になったような気がします。  


カンタンだけど意外と知らない「やる気」のツボ (青春文庫)

[ 文庫 ]
カンタンだけど意外と知らない「やる気」のツボ (青春文庫)

・浜口 直太
【青春出版社】
発売日: 2009-06-09
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
カンタンだけど意外と知らない「やる気」のツボ (青春文庫)
浜口 直太
カスタマー平均評価:   0

なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

・柴田 昌治
【日本経済新聞社】
発売日: 2003-11
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
柴田 昌治
カスタマー平均評価:  4.5
小説として読むには面白いが・・
前向きな社長、真面目な経営幹部、社内障害の少なさ… 好条件が設定されすぎの会社ドラマ。 今、話題になっている経営改革の指南書には不十分だが 企業ドラマとしては面白い… 現実の物語を読んでみたい
本書自体が、この手法のフィルターになっている
 本書を読んで、問題意識に対する共感と同時に変革に対する期待がもてるようであれば、この手法を自分がかかわる会社にあてはめて成功する確率が高いのだと判断できそうです。何かしら一歩進む場面ばかりに感じますが、冷静に時系列を追ってみると、相当な時間をかけていったりきたり止まったりしながら変革がすこしずつ進んでいったことがわかりリアリティも感じます。  熱意の問題提起が上位マネジメント層で逆に問題視されるくだりは、すこし似た経験があったため親近感を感じました。船が沈没するかどうか、逃げるか、とどまるか、船長を見てしまうのが人情でしょう。船長を信じても沈んでしまう船はありますが、逃げ道があるとは思えない荒海に囲まれているなら力をあわせたほうが満足して結果をうけいれられそうです。
企業風土改革の指南書
「組織は人である」ということを、これほど実感し、そして確信させてくれた本は、自分の中では本書を含め2冊しかない。(ちなみにもう1冊はケビン&ジャッキー・フライバーグの「破天荒」) 「上意下達一方で、現場のやらされ感が強い」、「リスクを極端に嫌う」、「相手の議論のあげ足をとることが有能と勘違いする上司」「部門間の壁が厚く、他部門の相談を嫌がる風土」。そんな企業に勤る自分にとって、本書のバックグラウンドが酷似していたため、驚くほどの臨場感をもって読んだ。 また、このような組織に勤める人の中には、「言ってもムダ」「言い出しっぺは損をする」と感じたことが少なからずないだろうか? 一方で、このような「思い」や「気持ち」(いわゆるソフトの部分)を変えるのは容易でないことも事実であるが、本書は物語形式でその解決策示唆してくれる。 自分はマネジメントの立場にはないが、「企業おける人とは何か」、「仕事と人間関係のあり方」について、本書ほど勉強させられたものはない。組織で働く間は、指南書として本書を手放すことはないと思う。 著者は(株)スコラ・コンサルティングの代表であるが、同社のホームページにも参考となるコラムが数多く掲載されているので、興味のある方にはお勧め。
風土改革でBPRを成し遂げる為の方法について懇切丁寧に書かれています
?会社の風土はどうすれば改革できるのか?BPRを如何に実現するか?を  自動車メーカーの部品子会社を舞台に描かれています。 ?本書の中盤”冗長”と感じ、読むのを止めようかと何度も思ったのですが、  メーカーである親会社から”余命六ヶ月の宣告”を受けてからの展開は  テンポ良く、一気に読めました。 ?あとから振り返ってみると、いずれも”布石”となっていて、  必要性も理解できました。  ”冗長”は裏返すと”丁寧”とも言え、様々な読者(および所属する会社)の  状況に応じて、得ることがある本と言えるかもしれません。
軽いタッチで書かれているが、内容の深い本
 小説風に仕立てられていますが、中身は企業の風土改革を論じた本です。非常に良くできています。  小説風と書いたのは、いわゆる企業小説とは違うからです。この本をそのままドラマ化してもせいぜい教育テレビの番組にしかなりません。でもそこが良いのです。企業の風土改革をテーマにすると、ともすれば教条主義的に陥りやすく、退屈な内容になるところですが、本書は小説の体裁を取りながら、読み手に受け入れやすく説明してくれます。  恐らく、社員全員が顔見知りというような会社でなければ、思い当たるふしが多々あるに違いありません。  それにしても、「なぜ会社は変われないのか」というテーマは「なぜ私は変われないのか」につながると思いませんか。軽いタッチで書かれていながら、内容の深い本だと思います。

国富論〈1〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
国富論〈1〉 (岩波文庫)

・アダム スミス
【岩波書店】
発売日: 2000-05
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
国富論〈1〉 (岩波文庫)
アダム スミス
Adam Smith
カスタマー平均評価:  4.5
資本主義の意義と限界を見極めるために
近代経済思想のおおもと、アダム・スミス。経済学はもちろん、政治学、哲学などの分野の人は読んでみるといいでしょう。市場原理や自由競争、また分業のすばらしさ(というか利点)が分かります。本書は一般的に「神の見えざる手」という言葉で有名ですね。ただしこの言葉は(岩波文庫の)二巻などの一部でしか使われていません。 貨幣の流通を見る際の思考の幅が確実に広がります。4巻までは長いですが、がんばってみて損はありません。市場原理や自由競争に疑問が投げかけられているいまだからこそ、またそれらに疑問を投げかける際に内在的批判ができるようになるためにも、読んで損はないと思います。 個人的には、訳が難しかったという印象はありませんでした。
政治経済の難しさ
政治経済学の先駆者Adam Smithが1776年アメリカ独立の年に記した「国富論」は現在でも古臭さを感じさせない。分業の経済効果、市場の機能、通貨の役割、ものの価値など経済の基本となる考え方を具体例を交えて安易に説明してくれます。需要と供給に影響を及ぼす様々な条件への洞察力と経済の非効率、無駄に対する正義感にも近い信念には温かい人間味を感じます。また、ここまで明確に指摘、非難されている経済の非効率、無駄が現代社会にも時に形を変え根強く残っていることを見るにつれて、政治経済の重要性と難しさを感じます。徒弟制度が如何に既得権益を守るために維持され人材の流動性を妨げ、結果として経済に悪影響を及ぼすか。不用意な銀行の貸付、破綻を避けるための偽善的追加融資が如何にバブルをつくり最終的には経済の負担となるか。大きな政府による公共事業が如何に不正の温床となり非経済的になり得るか。株式会社の経営者が如何に株主の資産である会社の経営を等閑にするリスクがあるか。これらの議題に関するSmithの議論は現在の政治経済問題の理解にも十分寄与します。福祉大国にならんとする日本においては、「富の蓄積」についての議論が警笛のように聞こえ気になります。資本投資となる「富」と富の再配分となる「歳入」が社会に与えるインセンティブの違いとSmithの観察するその結果。「富は節約により増やせるが、浪費と不正により失われる。」日本はこれから今まで以上に浪費と不正を防ぎ、節約を実践することができるのか。それを実現できる仕組みがあるのか。そのための議論がなされているのか。経済の専門書としてではなく一般大衆向けに書かれているため、英語は少し古いですが、経済学部出身者でなくても原文で読むこと可能です。迷訳の多い翻訳より分かり易いかもしれません。
富の総量は決まっている
 経済学の本でなく、これを地球の資源とそれを浪費する人間と 置き換えて考えてみると非常に面白い本である。 アダム氏は文中、富の総量は決まっているという類の主張をして いる。それを地球の総資源と考えれば、環境を学ぶ古典として。 コンサルティングの世界で考えれば、リーダー、フォロアー、 ニッチャーがそれぞれ生きていく上で、基礎知識として有効な 古典となりえる。古典は書いてある内容から、本質を読み取る事で 初めて応用が可能となる。応用の余地をあまりに多く秘めている 良書といっても過言ではないと僕は思います。
経済学ここからはじまる
社会主義経済学者も資本主義のマネタリストおよびケイジアンの原点がここにある。彼が,水とダイヤモンドの価値をうまく説明できなかったので,労働価値説と限界効用学派に分かれたこと有名。読むべき本である。原書で読めたら言うことなし。
訳文が難渋
一見原文に忠実な訳で信頼が置けるように見えるが,中公文庫版に比べて難渋なことは否めない。しかも監訳者水田氏と英文学者・別宮貞則氏との間で論争された訳文の適否の箇所については,相変わらず改められていない部分も見られる(訳者の見解と言えばそれまでだが…)。

危機を好機にかえた名経営者の言葉

[ 新書 ]
危機を好機にかえた名経営者の言葉

・谷沢 永一
【PHP研究所】
発売日: 2009-05-01
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
危機を好機にかえた名経営者の言葉
谷沢 永一
カスタマー平均評価:   0

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)

・山本 七平
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2004-03-10
参考価格: 820 円(税込)
販売価格: 820 円(税込)
日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)
山本 七平
カスタマー平均評価:  4.5
卓越している。
小松真一氏の「虜人日記」がなければ本書は書かれなかったと感じる。 だが、本書は「虜人日記」を補って解説されたというよりは、二人の意志が結集して さらに良い作品となった感がある。 客観的に敗因を分析した本書は、多くの戦争反省本や体験本とは一線を画する。 本書を出発点に、より深く分析を進め、よくも悪くもあるこの日本人性を どうやって次に生かすことができるのか? 非常に考えさせられる良書である。
昭和の戦争の鮮烈な記録、そして敗因から探る秀逸な日本人論。全日本人必読の書。
終戦の約30年後に発表され、それから約30年後に新書となった名著。陸軍にガソリン代わりのブタノール生産のための技術者として徴用されてフィリピンに渡り、そこで終戦を迎えた小松真一氏が戦場及び収容所での見聞を必死で記録して日本に持ち帰った、現地性・同時性・そして戦後の権威に迎合していない点で稀有の記録である虜人日記から多くを引用し、著者の体験も重ねつつ、戦争の敗因とそこから探る日本人論を展開する、全日本人必読の書だ。明確な意図も方法論も、従ってそれを実行する組織もなく、出たとこ勝負を繰り返すだけ。バシー海峡の危険性が判りつつ員数合わせのための兵員輸送が止まらなかったのがその典型。兵器の近代化や未熟な兵でも操れる技術を開発することもなく、古色蒼然とした武器しか与えない。そのくせ、ほとんどの上官に教養のかけらもなく、威張り散らし、弱い者いじめが横行する。食料も満足に準備できず、最後には戦友同士が殺しあってその肉を食べる。戦死者の多くは輸送船とともに沈んだ人と餓死者であった。妄動に突き動かされ、本心を語ろうとするものがあれば非国民扱いし、マスコミも虚偽の報道(南京での百人斬り等、軍の蛮行とされるものでもあり得ないものは虚報と断じる著者には信頼がおける)を平気で行う点では銃後の国民も同じであった。 結局、井沢元彦氏が言うように、日本は言霊または祝詞が支配する国だ。「数があるぞ」という言葉を権威づけ、反論を封ずればそれで足りる、というのはその極限である。精神力優位の盲信は西南戦争の西郷軍に既に見られ、西郷軍敗因の反省と言うか分析がないまま、西郷軍的発想が軍部の主流になったとの指摘も鋭い。戦後60年以上が経過して、我々はどれほど言霊・祝詞支配を脱却して自由に話し合えるようになっただろうか。また芸至上主義の弊をどれほど克服できただろうか。本書の問いかけは重い。
座右の書たり得る名著
 本書が取り上げる小松真一氏の虜人日記も、それに加える 著者山本七平の筆致も無駄がなく、意味なき抑制もなく想い を直裁に語る硬質な叙述が、日本軍が陥った組織的、構造的 な陥穽、欠陥を見事に描き出している。  バシー海峡の海に機械的に沈められていった名もなき人々 の鎮魂は、日本が抱える根源的な課題を日本人自身が深く認 識することによってしか為しえない。長く手元に留め繰り返 し読んで考える材料にしたい書である。
極限状態における組織・倫理破壊の事実を抉る力作
軍属としてフィリピン戦線に巻き込まれた小松真一氏の経験(「捕人日記」)を、期せずして同じフィリピン戦線で辛酸を甞めた山本七平氏がご自身の経験も踏まえつつ解説・取り纏めた力作。現地性、同時性という資料の信憑性の要件を踏まえ、しかも淡々とした客観的な視点で日本軍という巨大組織の組織性が、「補給線寸断」→「飢え」といった要因だけそので倫理性が脆くもあっけなく崩壊し、個々の兵士、軍属が平時では考えられないような猟奇性、生き残るための自己中心性をむき出しにした戦闘動物に変身していく描写は、私のような安穏とした生活しか経験しかない多くの現代日本人にとって、「壮絶」といった感想しか出てこないように思う。 敗因として小松氏が上げている要因について、例えばバシー海峡での消耗について今の日本人は旧陸軍を笑う資格があるのか。仮に同じような状態に個人がおかれた場合、私も含め普段当然のこととして考えている倫理感を維持することができるのか、弱った戦友を殺してその肉を食らうようなことがないという保障がどこにあるのか、色々と考えさせるものが深いものがあった。安全保障、戦闘における補給の重要性等、今後国家レベルで考えるべき部分を提示してくれる貴重な記録であると共に、山本氏が別著「ある異常体験者の偏見」で述べているように、人間というのは慢性的な食物中毒者であるが故、それが一旦断たれると倫理・正義のあっけないほどの脆さを持つことを、そのような状態に未経験な私を含めた日本人に対し、完全な理解とまでは難しいがその一端を想像させてくれるように思う。 果たして、今の日本人に当時の日本軍の極限状態での数々の残虐行為の表面部分のみを、正義面をして「悪」として処断する資格があるのであろうか。またそのような総括を「率直な反省」として片付けることに何らかの将来への意味があるのだろうか。 人間とは常にそのような危険性を孕んだ宿命的存在と認識した上で、同じような事態を回避するための具体的処方箋を考察することが、新の意味で「過去から学ぶ」ということなのではないだろうか。 そして、食糧・エネルギー自給率が極めて低い我が国にとって、たとえ外国に軍事的侵略を行わなくても、シーレーンが寸断されれば、同じような事態が国内でも容易に再現されうる黙示録とも思える。司馬遼太郎が「平和念仏主義」と揶揄し、食糧・エネルギー安全保障論に疎い現在の日本人への警鐘と重なる部分を感じるとともに、我が国が生き残るために適正な防衛力維持と多方向外交への真剣な考察とのバランスに立った、政策立案→実行の必要性を提起する名著であると思う。
極めて優れた失敗学の本
太平洋戦争での日本の敗因を、鋭い視点から論考した内容である。 ただし、この本のタイトルが「敗れ"た"のか」ではなく、 「敗れ"る"のか」であることに注意。 著者によれば、あの戦争に敗れた我々日本人の多くは、 本当の敗因を知らず、したがってその反省も全く出来ておらず、 この本が最初に出された1975年の時点でも 同じような間違いが現に行われていたらしい。 私が思うに、それは21世紀に入った現在でも全く変わっていない。 300ページもあって、新書としては文字数が多く、 文体・内容ともいずれも固い本と言えるが、 読み始めると実に面白く、ぐいぐいと引き寄せられていく。 これは、著者の論考が極めて鋭くて新鮮なことによるだろう。 現代においても、「あぁなるほど」と思えることが多い。 残念ながら、戦いに負ける体質は本質的に変わっていないのだ。 ただし、この本は「日本人論」や「民族論」として読むべきではないと思う。 同じような間違いは、状況次第では他国民でもやりうるだろうし、 「なぜ日本人は・・」と追求することが有益なこととは思えない。 それよりも、戦争中に限らず、日本人に限らず、 人間がやってしまいそうな「失敗」のケーススタディとしたほうが有用だ。 著者が挙げた敗因の中で、私がもっとも印象的だったのが 「『芸』の絶対化と量」と言うもの。 ゼロ戦や大和に見られるように、 単に技術(芸)を極めることに徹底的に腐心する人は、 特に技術系には(いまでも)多い。 しかしそれらは、いざ実戦となると 単純な「量」にいともあっさり敗れてしまうのである。

スパークする思考  右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
スパークする思考 右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)

・内田 和成
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2008-11-10
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
スパークする思考  右脳発想の独創力 (角川oneテーマ21)
内田 和成
カスタマー平均評価:  4.5
日常生活の改善に!
“問題意識をもって日々を過ごせば、スパーク(ひらめき)が生まれる。”という主旨である。 そのための方法論が著者が実践した具体的な事例とともに述べられている。 自分の日常を省みてみると、こうしたことは暗黙的に心がけているが、形式的に表現してくれているので参考になる。 ・キョロキョロする好奇心が大事 ・物事はやってみなければわからない。だから、まずやってみて、そこから学ぶ姿勢が大切だ。 ・思い出せないアイデアは、大したアイデアではない。 ・戦略とは捨てることなり。 などというコンサルタントとして使えるネタが随所に織り込まれ、最後に ひらめきは「自分の脳のインデックスサーチから生まれる。」 という結論で締められている。 期待以上に使えるネタが得られたので評価は4にした。 日々、ぼんやりと電車に乗っているような人には有益ではないかと思う。
頭の中の引き出しという表現がミソ
本書の内容を極限まで要約すると、以下の3点に集約される。 ・情報収集において重要なのは問題意識を持つこと ・興味を持った情報には頭の中でレ点をつける ・頭の中にテーマ別に引き出しを持つ(テーマ=問題意識) 「問題意識を持つことが重要」というのはよく言われるし、たいてい誰でも知っていることだが、知っているだけという人が大半だろう。 それを「頭の中にテーマ別に引き出しを持つ」という表現にした途端に、実践してみようという気になる。この効果だけで本書を読んだ価値がある。
20の引き出し(右脳の鍛え方)
以前、内田さんの講演で セブン銀行のビジネスモデルについて説明されていました。 セブン銀行のそれは他行とは全く異なるもので、 他行の行員からはあれは銀行ではないといわれている (融資を行わない、法人は相手しないから)こと言った上で 儲かっているのはセブン銀行であることを説明されていました。 ※他行からのATM利用手数料で儲けるビジネスモデル ここ数年、ロジカルシンキングだとか、 クリティカルシンキングという言葉を耳にし、 それを生かすべくビジネス本が多い中で、 本書では、一歩踏み込んで、 ロジカルシンキングだけでは不十分だといっている。 ビジネスのシーンでは、論理性が求められて 左脳でものを考えることが必然的に多くなる。 でも、独創性・企画力というのは右脳の働きによる。 即ち左脳だけではなく右脳もフル活用しなさいと。 そして、右脳を鍛える方法として、 20の引き出しを説明しています。 常に20個程度のテーマと テーマ毎に20個程度のトピックスを 持ち続けることをすすめている。 そう、上述したセブン銀行のビジネスモデルも このいくつかのテーマの引き出しの中から 出てきたもののようです。 何かの時に必要な機会が訪れた際には このように引き出しを持っておけばいいと感じます。
ノウハウの固まり、すぐに使える
世界的に著名なコンサルタントとして、さまざまな体験を積んできた筆者が、思考力の作り方、そのための自分にだけの情報の整理の仕方を惜しげもなく披露。 平易な言葉で語ってくれているので、すぐにでも試していける。 一人ひとり問題意識というのは微妙に異なるもの。各人が自分に自分の問題意識を問いかけ、それを基に現実社会を見ていく、という姿勢は、これからの個性を大切にする社会に向けて、大きな意味を持つだろう。 欲を言えば、右脳発想なるものについて、もう少し実際的な方法論を示してもらえるとよいかなあと思った。
"ロジカルシンキング"があふれる中で
「日常生活では使っているはずの創造的な右脳的発想を仕事にもどんどん使っていこう」というのが本書のテーマである。 「ロジカルシンキングやデータ分析力が重要だと思い込み、MBA、あるいは経営コンサルタントの好む各種の分析手法を珍重する。必死に様々な情報を溜め込み、整理してデータベースを構築しようとする。それで、分析力は身につくかもしれないが、斬新な発想力を失ってしまう。そんなことは辛いし、無駄だからやめようと私は言いたい。」(P9) 「多くの人間は、仕事では論理を重視して、本能や勘などというものを働かせてはいけないというふうに考えてしまうようだ。勘で行動して失敗したら言い訳ができない。」(P10) 一流のコンサルタントだから言えることなのかもしれないが、知のグローバル競争において、これらが示唆することは少なくない。 本書では、この右脳的発想を育むための著者の姿勢やTIPSが豊富に紹介されており、読んでいて面白い。例えば、 ・情報は整理するな、覚えるな、 ・情報は無理に集めるな ・脳にレ点を打つ方法 ・時が情報を成熟させる ・公私混同のすすめ ・いい加減さが、左脳管理に勝る ・一人でスパークする方法 ・右脳で切り取る風景 ・作業を仕事と勘違いしていませんか、など(いずれも目次タイトルから抜粋) 個人的には、右脳をスパークさせるために最も必要なことを一つ挙げるとすれば、それは「飽くなき好奇心と探究心を持つこと」これに尽きると思う。 でも、そのような能力は備わっているはずである。なぜなら、「人間は本来、夢や希望を抱いてその実現のために思考し、創造する自由で個性的な存在である」(本田宗一郎)からだ。 ロジカルシンキングなどの書籍があふれる中で、本書のユニークさが際立つ。 関連書籍として、「ハイコンセプト」(ダニエル・ピンク)、「花を売らない花売り娘の物語」(権八成樹)、知識デザイン企業(紺野登)などを紹介しておきます。

ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫)

・ジャック・ウェルチ ・ジョン・A・バーン
【日本経済新聞社】
発売日: 2005-04-29
参考価格: 800 円(税込)
販売価格: 800 円(税込)
ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫)
ジャック・ウェルチ
ジョン・A・バーン
カスタマー平均評価:  4.5
CEOという仕事は、最高、最高だ
ゼネラル・エレクトリック社のトップに君臨し、 辣腕を振るったジャック・ウェルチの自伝 その下巻 下巻は、キダーという投資銀行を買収したところから始まる しかし、これが大失敗 莫大な金と優秀な人材を失っていく 代わりにジャックは貴重な教訓を得た ゼネラル・エレクトリック社の文化とは何か 貨幣とは何かを     ジャックは怯まない 買収・提携を重ね、ついにシックスシグマとEビジネスにたどり着く 心臓手術を乗り越えて 最後は、後継者選定で締めくくる プロセスはハード、しかしマインドはソフトだ 数々のビジネスを成功させ、拡大させてきた真髄が  集大成として披露される 「CEOという仕事は、最高、最高だ」とある(P271) 自分の任せられた職務を全うし こう言い切る上司の下で働ける部下は、最高だ
ミスを認め修正する力こそ偉大な証拠
米国の偉大な企業の一つのGEのCEOだった人の回顧録 下巻は買収で成功した放送局のNBCと退任直前で失敗したハネウェルを中心に 最後に次のCEOを選ぶことで筆を置いています. GEが官僚主義の会社だったのが,まるで小さい会社のように スピード早く,かつ,規模のメリットを最大限に生かして動的に 変化する会社へと移ったのが良くわかります. また,次期CEOを決める苦悩を書いていたのがほかの 回顧録と異なって如何に企業を経営するのかがわかる気がしました.
くどい
上巻から一気に読みましたが、テーマが幾つもの分野に分かれて書かれている為に章と章の間に関連性が乏しく、且つ、同人の経歴や成功手法が何度も書かれているのには参りました。 書かれている内容は素晴らしい事は否定いたしませんが、自叙伝ならば自叙伝としての形式を守って欲しかったです。
この本に出会えてよかった
ジャック・ウェルチはいままで、冷血なイメージを持っていました。 能力の無い人間、仕事に向かない人間は、機械のごとく"クビ"にする というイメージでした。 しかし、この書籍を読んでいるうちに違うことに気がつきました。 他のレビューにも記してありましたが、ウェルチも人間であった。 また、この書籍を読ませていただいたおかげで「シックスシグマ」についての勉強 を実施するキッカケにもなりました。現在「グリーンベルト」であるが、 いずれは、「ブラックベルト」になりたいと思っています。 この本に出会えてとてもよかったです。
世界最高の指導者
母思いの優しさ、一方では自らに課した目標を必ず実行する厳しさ。この二律背反性を持つ男は経済界だけではなく、あらゆる局面での指導者となり得る。

経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

[ 新書 ]
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)

・大竹 文雄
【中央公論新社】
発売日: 2005-12
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには (中公新書)
大竹 文雄
カスタマー平均評価:  4.5
インセンティブから社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力
インセンティブ的観点(金銭/非金銭:教育・倫理観)から社会を見る力と経済データから因果関係を見つけ出す力こそが経済学的思考があるといえる。その分析例(男女の結婚問題、プロスポーツ選手やエンジニアとインセンティブ、日本的雇用慣行(年功賃金)、所得格差と平等・不平等)が本書に述べられていることである。わかりやすいと言えばわかりやすいが、自分がこういう風に分析できるかと言えば難しいな。 アメリカのプロスポーツはどちらかといえば、全体で共存することを選んでいるように思える。特に、アメリカンフットボールはそうである。どちらかというと、お金持ちのチームとお金のないチームとの差をなるべくなくそうとしている。リーグ全体で盛り上がらないと、全体のパイは小さくなるからである。 若年世代は所得格差が大きくなっている。ニートやフリーターの人たちと正社員で働いている人は所得格差だけでなくさまざまな保障面で差がでている。これが完全な階層関係につながらないように、セイフティネットの充実や教育や優秀な才能がある人をうまく救い上げるなど力を入れてほしい。
センスだけなら身につけられる・・・かも
副題にある「お金がない人を助けるには」に惹かれて購入しました。 ただ、本書を読んでいると、本題の「経済学的思考」について、色々な例を挙げて説明しています。それはそうですよね。(とはいえ、論じられていないわけではありません) 筆者の云う経済学的思考というのは、世の中の出来事を「リスクとインセンティブ」で捉えなおしてみてみること。また、色々な事象の相関関係について、その中にある因果関係を捉えるための思考であるとしています。 また、昨今注目されている行動経済学の事例も紹介してあり、それらも今後の経済学的思考には必要なことと感じました。 語る上での実例として「女性はなぜ背の高い男性を好むのか」「美男美女は本当に得か」「いい男は結婚しているのか」など世間話としても面白いものから、日本的雇用の損得、所得格差と所得の再分配など一般的に経済学のイメージに近い話題までを扱っていおり、それらを改めてインセンティブとリスクからの視点で語っているので、読むのが苦ではなく面白く読み進めることができました。 また、事象の相関関係からあたかもそれらが因果関係であるかのように捉えて議論を進める例は、仕事上私の周りでもよく見られることなので、改めて因果関係を探りだすセンスは必要である!ということを感じました。 おそらくちゃんと経済学的視点で物事を見るためには、たくさんの事例の検証を必要とするのでしょうが、「センス」と言う意味では、見方を変えるだけで物事の捉え方が変わるのだということを理解させてくれる一冊でした。 面白かったです。
インセンティブですね
本書は、ひとびとのさまざまな行動をインセンティブ(意欲)の視点から解き明かす本である。 年金未納やプロ野球から、美人と結婚の問題まで、身近な話題で読んでいて楽しい本。 また、章が細かく分かれているので、短い時間でもちょこちょこ読める。 どちらかというと、経済学よりも心理学の気がした。
経済学はお金をめぐる人間の“心理学”だ。
 本書は「経済学」などと堅苦しく考えることはなく、人間の行動をインセンティブ(意欲)の面から切り取ってみると、通説とは異なる物事の見方、考え方が浮き彫りになるという本である。  「自然災害に備える」では、ハザードマップの公開と災害保険税の創設を提案している。確かに、危険地域に住む人たちが税金が高いとなれば安全な地域への移転のインセンティブは働くだろう。  また、「プロ野球における戦力均衡」では、なぜ日本のプロ野球人気が低迷しているのかを分析し、ファンを無視した球団の既得権がそもそもの原因であり、プロ野球機構そのものを株式会社化し、球団の参入の自由化やJリーグのような上位リーグと下位リーグの入れ替え制などを提言している。  その他、年金未納は事実上の「ねずみ講方式」である今の年金制度に対する若者の逆襲であり、団塊の世代以上の既得権を崩さない限り年金改革は不可能であると断じている。  さらに、最近よく言われる「格差社会」については、「誰が所得の不平等を不幸と感じるのか」という視点で、ヨーロッパとアメリカの対比を行い、日本は所得階層間の移動が難しい社会になりつつあるとしている。  本書を通じて、経済学はお金をめぐる人間の“心理学”だと感じた。
インセンティブと因果関係
第1章「イイ男は結婚しているのか?」では「イイ男は結婚している」のか「結婚してイイ男になる」のか、どうでもいいような興味のあるような、かつ経済学とは一見無縁であるような話題を経済学的な思考を用いて追求している。外見が本当に生産性に関与するのか?所得プレミアになるのか?結婚は生産性を上げるのか?調査や仮説を駆使して因果関係を求めることが経済学の重要な思考法であることを伝える章である。 第2章「償金とプロゴルファーのやる気」ではプロスポーツの世界が経済学では絶好の調査対象であることを初め知った。個人競技であるゴルフと集団競技である野球それぞれの成果のはかり方の違い、リーグとして繁栄するための考察も興味深い。また大学教授やエンジニアを例に金銭によるインセンティブは本当に有効か、有効であるならばその条件について・・・といった成果報酬主義の限界に鋭く切り込んでいる。非金銭的インセンティブの強調は経済学というと金銭的価値と短絡しがちな風潮に警鐘を鳴らしている。なんでもかんでも成果主義の人々に是非読んでもらいたいところである。 第3章「年金未納は若者の逆襲である」第4章「所得格差と再分配」は昨今話題の格差社会論に挑戦している。様々な調査や学説を駆使して世代間格差や社会保障の問題とも絡めながらそれぞれの世代が自分の利益の最大化を図ろうとする姿が浮かび上がる。ここでも各種の統計・仮説を駆使しての因果関係の追求とそれぞれの立場からのインセンティブの追求が織りなす世界である。 章が進む事に次第に身近な問題へと論点が進んでいく。興味を抱きそうな話題から経済学的思考への導入を行い、身近な問題へと発展することにより、自分のまわりの世界を経済学的思考により読み解くように誘導する。なかなか巧みな展開であるように感じた。

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

[ 文庫 ]
資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

・マルクス
【岩波書店】
発売日: 1969-01
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)
マルクス
カスタマー平均評価:  3.5
言うまでもないがすさまじい本
圧倒的な本であることは言うまでもないことでしょう。 でもこのような本はもう読まれなくなったんでしょうね。 ノウハウ本がたくさん売れていますからね。 エリートを辞任している人は背伸びで良いので、この本を読んでほしい。
オカルト? 電波? 出来レース?
これだけの電波文書を書くというのはすごいんだろうけど。 本格的なことが理解できない中途半端な人向けなんでしょうね。狭い発想で書かれた本です。 何か意味があるのかと思って読むと損します。 分かりにくい書き方なのでパズルを解くような楽しみはあるでしょうが、解いても底が浅く て、正直残念です。 おやじギャグみたいなもんです。おもしろくもない言葉遊びをして悦に入ってるという。この 人、算数とかできないんだろうな。でも科学に対する憧れ、嫉妬は大きいみたいですね。 UFO本やノストラダムス本と変わりませんが、つっこんでも笑いはおきないので、そういう楽 しみ方もできません。 何の根拠も無い、単なる思い付きでしかない前提がめぐりめぐって結論になってるだけとい う、一言で言うと「出来レース」のような内容です。勝手な決め付けをしておいて、それを 受けた都合のいい話をしていると―アラ、フシギ―決め付けた通りになったとさ。 超常現象研究家の話とパターンが同じです。分析ごっこをしてるだけなんですね。妄想に基 づいていて、整合性が無くて、屁理屈を言っている。うそ、おおげさ、屁理屈、整合性が無 い、自分のことは棚に上げる等でできています。子は親の悪いところを真似ると言いますが、 みごとにこの手の人をあらわしています。 で、結局このお話の中心にある「中途半端な人間は、気に入らないことがあれば、身勝手さと 屁理屈で都合のいいことを言って好き勝手やればいい」っていうのにひかれるんでしょうね。 デタラメの上でしか成り立たない指摘、批判などありがたがっても意味が無い。それっぽく 見えたからってありがたがるのは、飲み屋のネーチャンにいれこんでるのとかわらない。 ただ、屁理屈や嘘がうまくなる、あるいは、この手の人のパターンがわかる、というのはあり ますが
現代社会のラディカルな批判(肯定-否定)の書
 この『資本論』は、資本主義社会を理解するためには必読の書である。 近年、経済格差や貧困が問題視されているが、実際のところそれらの問題は 資本主義社会の「正常な」機能であることが、この書を読めば理解できるだろう。 そして、諸問題の本当の解決は、資本主義社会の論理を前提としたものではなく、 根本的な批判(最大の批判者は最大の理解者である)を見据えたもので無ければならない ということが自覚されるであろう。この立場に立つとき、世間で出回っている 新書レベルの本やベストセラーの本、政治家の発言がいかに的外れであるかがわかる。 現在の社会を本当に良くしようと考え、行動するならば、この『資本論』に基づかなければ 嘘であろうし、まやかし、弱者を虐げ強者に与するイデオロギーに陥ってしまうであろう。 本当のヒューマニズム、公共心というものは、透徹した科学主義でなければならい。
決して難解ではない経済学批判の書
このマルクスの「資本論」は数多くある古典の中では最も難解とされているが、決してそんなことはない。書いてあることは経済学の基本的なことである。 例えば、「各種の使用価値または商品体の総体の中に、同じく属、種、会、亜種、変種等々というように、個々さまざまのちがった有用労働の総体が現れているー社会的分業である。この分業は商品生産の存立条件である」 この事はあのアダム・スミスが「国富論」の序文で言っている事と全く同じである。
・・・
 20世紀,世界に与えた影響が最も大きい書物,興味を持って読み始めたのが運の尽き.読破するまで8ヶ月,長かった.  お世辞にも面白い本とはいえずかつ難解.「共産党宣言」のほうが私には向いている.まあこの本のおかげでいくつも国が出来たのだから素晴しい本なのだろうけど.

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク