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日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書) 藤原氏の正体 (新潮文庫) 日本文化の形成 (講談社学術文庫) 〈歴史・時代小説ファン必携〉【絵解き】雑兵足軽たちの戦い (講談社文庫) ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫) 散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫) 沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫 藤原道長「御堂関白記」 中 全現代語訳 (講談社学術文庫) 恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫) 入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)
日本人としてこれだけは知ってお.. 藤原氏の正体 (新潮文庫) 日本文化の形成 (講談社学術文.. 〈歴史・時代小説ファン必携〉【.. ローマ人の物語〈11〉ユリウス.. 散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・.. 沈黙のファイル―「瀬島 龍三」.. 藤原道長「御堂関白記」 中 全.. 恋愛と贅沢と資本主義 (講談社.. 入門経済思想史 世俗の思想家た..

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日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)

[ 新書 ]
日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)

・中西 輝政
【PHP研究所】
発売日: 2006-10
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
日本人としてこれだけは知っておきたいこと (PHP新書)
中西 輝政
カスタマー平均評価:  3.5
一方的な皇室礼賛論には疑問
太平洋戦争という負けることがほぼ確実な愚かな戦争をなぜしたのかこの本を読んである程度はわかった感じがした。多くのメディアはあの戦争に関しては戦争の悲惨さばかりを強調し闇雲に反戦平和を唱えるだけで冷静な分析や事実の確認もない。著者の推測だが当時の軍部、官僚、マスコミなどにかなり多数のソ連のスパイ及び協力者が居て日米開戦を扇動したのではというのは面白い考えだ。しかし天皇に関する部分では一方的な皇室礼賛論で天皇制のメリットばかりを強調して負の部分は無視した感じだ。例えば天皇に関してはメディアも事実上言論の自由がないように思えるし、(例えば戦争責任発言で市長が狙撃される事件があった)どれだけ多くの国民が天皇を心の拠り所にしているのかは疑問である。
日本は占領されている。しかも見えないようにしている
日本という国は世界からみても変な国である。まず、自国を愛して何が悪いのか?日本の国旗を掲げるだけで、いちいち否定的な声が上がる。他の国ではこのようなことはまずない。日本という国を滅ぼしたいとしか言いようがない。特にアメリカ、ソ連のやりかたは非常に卑怯である。特にソ連。この国は本当に畜生そのもである。日本人の内面からつぶすやり方でアメリカが日本をのっとろうとしていると警告をしてくれるのこの本である。この本は今の若い人に読ませないとだめだ。この事実を知ったとき、日本のために何かしないとという考えになる。 この本は、日本のよいところを忘れた日本人には必須の本である。
歴史を学びなおそう。
久しぶりに本を読みました。一気に読んでしまった。 非常にわかりやすく、日本人として知らなければならない(知らされていない)ことがわかります。 中西先生は歴史の先生なのですが、おそらく、お堅くならないよう、一般の読者に気をつかわれたのだと思います。 明確な出典がわからない「?らしいです。」という言い回しや、 根拠が良くわからない「?となったことでしょう。」という言い回しがやや気になりました。 おそらく評価が低い方はそういったことを気にしたり、批判したりしているのでしょう。 しかし、今まで一方的な歴史しか見せられず、この本にあるようなことを知らされなった我々が、隠されてきたことを、学びなおす機会と思います。 日本人として、非常に胸が熱くなる本だと思います。もっと日本史とりわけ、現代史を勉強するきっかけをつかみ、ここから先の実証、確認は、個人個人の努力でがんばりましょう。 とにかく読みやすい本ですので、皆様も是非読んで下さい。 σ(@_@)
反日左翼に鉄槌を喰らわす日本人必読の書
まさにタイトルどおりの内容で日本人必読の書。 全ての日本人、特に海外へ行く方には必携であると思う。 「菊と刀」に対する論破が特に印象深かった。 この本はいわゆる左翼思想に染まった人にとっては噴飯ものであると思う。 それだけこの本の内容には威力がある。 事実、本著を低く評価するレビューは論点をずらしたり、表現の妙の揚げ足を取ったり、過度に感情的であったり。本質を突かれて右往左往する様がよく見て取れる。
戦後の占領政策の記述は興味深い
戦後のアメリカの占領政策や教育について筆者の書いていることは、頷ける部分が多い。特に、アメリカ占領下の日本がなぜこれほどまでに社会主義的な社会になったのかについての記述は非常に興味深かった。日露戦争から第二次大戦に関する記述も、紙面の制約がある中で分かりやすく流れが書かれているように思う。学校の授業でしか歴史を勉強していない人にはお勧めできる一冊である。 ただし、皇室や神道が日本文化を自己同一化する唯一の手段であるかのような主張には賛同しかねる。歴史については丁寧に解説されているのに、インプリケーションは無理やり筆者の思想を押し付けるような展開になってしまっている。二次大戦が終わって60数年、冷戦が終わって15年以上も経つというのに、どうしてこうも歴史の本は右翼対左翼という図式を抜けられないのだろうか。面白い部分も多いだけにそうした点は残念である。

藤原氏の正体 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
藤原氏の正体 (新潮文庫)

・関 裕二
【新潮社】
発売日: 2008-11-27
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
藤原氏の正体 (新潮文庫)
関 裕二
カスタマー平均評価:  4.5
平安時代は暗黒時代
平安時代の藤原道長がわが世を「欠けることのない満月」と自讃したことは教科書で読んだ覚えがある。そして満月はいずれ必ず欠けるように、藤原一族もやがて歴史の表舞台から去っていったのではなかったか。が、その「正体」といわれると、さて?・・・本書は、そんな程度の知識しか持たない「素人」がふと手にして、「意外にも近代、現代日本は、藤原氏の呪縛から逃れることができないでいるのではあるまいか。」との驚きの終章まで一気通貫の読書に引き込まれる、藤原氏パワーの起源と盛衰史を独自の視点から追求する好著である。 大化の改新は本当に正義の改革だったのか、という通説への疑問からスタートし、蘇我氏、中大兄皇子、中臣鎌足と主要メンバーを俎上にあげて「藤原氏の正体」に迫ってゆくのだが、最もスリリングな論考は、謎に包まれた藤原氏の”出自”に向けられている。「日本書紀」中に前後の脈絡なく唐突に中臣(藤原)鎌足が登場し、その過去はもとより親についてさえも一切触れられていない理由はなにか?・・・著者は、梅原猛氏など先達諸氏の考証にも言及しつつ、独自の仮説を立てて推理し検証している。その手際は細心、慎重且つ緻密というほかない。律令制度を定着してゆく過程で政権を私物化し、その反動で祟りに怯え続けた藤原氏一族の光と影が、昭和天皇の前で足を組んで話をしたという近衛文麿まで1000年にわたって活写される。その筆致は単なる歴史研究の無味乾燥とは程遠く、たとえば平安前期に書かれたという日本最古の物語「竹取物語」には、卑劣な謀略家「くらもちの皇子」が登場するが、これは当時の権力者藤原不比等をあてこすったもので、全編藤原一族糾弾の書であることを念入りに紹介して、読者を飽きさせない。 更に本書を読んで注目したのは、著者(関祐二氏)が、専門の学者ではなく、「独学で古代史を学ぶ」在野の人であるという点だ。往々にしてこの種の論考は大学教授の独占領域となりがちであるが、著者は伸び伸びと「独学」の成果を披瀝し、生き生きと1300-1400年前の社会を眼前に拡げて見せてくれる。その「独学」を支える著者の情熱が読む者の胸を静かに打つ。
ネタバレ注意!
 書店でたまたま目につき、冒頭を読み興味が湧いたので購入した。日本史には明るくないのだが、蘇我氏、大化の改新、奈良・平安時代については多少関心があった。歴史考証の本を読んだことがなかったので、まずその複数の古典をもとに想像力を駆使して真実を明らかにする手法に感服した。また、何冊も本を執筆して生計を立てるのに、真実であっても読者の目を引くような内容でなければならず、また、限られた情報を小出しにしなければならない苦労に思いを馳せてしまう。  ところで、筆者が日本史の学会においてどのような位置にいるのかは知らないが、最もパワーを持つ学者あるいは団体の説が教科書に載るような「真実」とされているのは、どこの世界も同じということか。  本書で最も印象的だった点が2点。1点目はおそらく本書における最大の筆者の論説である中臣鎌足=百済の皇子説だ。中大兄皇子(天智天皇)がなぜいきなり朝鮮に出兵するなどという暴挙に出たのか、素人考えにも疑問を持っていたが、同志・中臣鎌足の母国の存亡の危機に際しての救済目的ということならば俄然納得が行く。2点目はこれは筆者の自説というよりも定説のようであるが、竹取物語が暗に藤原氏を非難して書かれた作品であるということである。しかし、これが真実ならば逆にあからさまである。それこそ藤原氏の耳に入りでもしたらまずかったのではないだろうか。  筆者は藤原氏を外来生物に例え、その獰猛さを語るが、現代までその性質が残っていると言うのは言いすぎではないだろうか。しかし、この本を読む限り、数世紀を経ても藤原氏の中にまともな奴は出てこない。  最後に本書の評価だが、歴史考証ものの面白さはミステリーに通じるものがあり、さらにそれが事実である(かもしれない)ということで、知的好奇心を一層刺激される。そのことを教えてくれた本書には感謝×2で、今後も同じ筆者の著書や他の歴史考証ものも読んでみたいという気にさせられた。   
日本にかけられた恐るべき呪い
日本史に名を残す藤原氏の謎を追及した本。 里中満知子さんの「天上の虹」シリーズや古代政争史に興味のある方にはピンとくるだろう。 氏素性もわからない一族が大化の改新後、天皇家に取り入り 政権の実権を握っていく課程が描かれていく。 その手法はあまりにも恐ろしくて図々しく、且つ巧妙である。 しかもこの藤原氏の呪いたるや現在の日本まで続いていると著者は語る。 現代政治に巣食うガンである官僚制度の元締を作り上げたのも藤原氏なのだから。 旧華族(公家)が全員藤原の一族であるという著者の指摘は自分の脳天を打ちぬいた。 昭和天皇に対する近衛(この人も藤原氏)首相の非礼のエピソード、 現皇后陛下の存在意義も絡めてこの本は藤原氏が日本にかけた呪いを描き出している。 現代日本人が必ず必読すべき一冊。

日本文化の形成 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
日本文化の形成 (講談社学術文庫)

・宮本 常一
【講談社】
発売日: 2005-07
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
日本文化の形成 (講談社学術文庫)
宮本 常一
カスタマー平均評価:  5
「日本文化」の根っこをとらえる名著
本書の魅力は他のレヴューで言い尽くされている感じがし、それに共感します。加えれば、文章が読みやすいこと、日本全国を歩いて多くの事象を渉猟した著者でなければ出来ない、実感のある「根拠」の提示の仕方が卓抜なことだろう。衣食住、排泄物に到るまで、極めて生活に密着した事象をとらえ、そういうものこそ、日本人の起源を示唆する根拠として提示してくる、著者の「入射角」は本質、真理に迫っている感じがします。「想像」「空想」の類とは違う「的確」感が凄い。ゆえに数多ある「日本人起源論」のなかでずば抜けたリアリティを感じさせてくれる。柳田、折口もいいが、時代的にははるかに近い世代によって書かれた宮本民俗学は、ずっと自然に面白いです。
日本人の系譜と民俗学
民俗学と考古学・文献史学の融合。 フィールドワークと文献資料の融合。 日本人の起源について包括的にまとめようとしていた宮本常一氏の遺作。 縄文文化?統一国家以前までの古代日本の文化形成と民族の移動に関して、民俗学的な知見と『古事記』『日本書紀』『魏志「倭人伝」』『唐書』等の文献資料からの知見を織り交ぜて解説。 個人的に興味深かったのは、 1.アイヌ民族が縄文人の後裔であろうとのこと。 2.古代日本の呼称「倭」という国は、実は中国にあった倭という国の民族(倭人)が、朝鮮と日本に入植し、日本では前者を任那(加羅)、後者を倭と呼んだのではないかということ。 3.秦の時代にも日本に移民してくる者が多く、彼らは焼き畑農業をもたらした。秦(シン)⇒秦(ハタ)⇒畑(ハタ)という呼称に関連しているのではないかということ。
食と住によってさぐる日本人の系譜
日本人はどこから来たのか。その源流を可能な限り遡ったらどこまで到達できるだろうか。これを文献によってさぐると3世紀前半の魏志倭人伝「倭人の条」にたどり着く。倭人と呼ばれる人々は時代を下って15、16世紀の『朝鮮王朝実録』にも頻出するがその生活ぶりは魏志倭人伝の倭人とあまり変わらないという。またその活動範囲も、朝鮮半島南辺、対馬・壱岐、斉州島、西北九州、中国江南の沿海地方を含む海域で古代における「倭」の分布とほぼ重なっているという。(村井章介『中世倭人伝』による。) このような史実を踏まえれば本書の次のような記述も首肯しやすい。「朝鮮海峡の航海権を倭人が握っていたとしても、半島にも倭人の植民地があることによって、大陸の文化は半島倭人の手によって日本にもたらされたであろうし、時には強力な集団が侵攻という形をとらないで日本へ渡航したと見ていい。そういう力が凝集してやがて日本の武力的な統一をおこない、統一国家を形成していったのではなかろうか。」 本書の記述は日本列島の先住民である縄文文化人が狩猟漁労によって何を食糧としていたかに始まり、おそらく稲作の伝来とも関わりのある南方系の倭人の動向を描いた後に(p.47以下)、青銅器や鏡をもたらした渡来人による統一国家へと向かう古代日本列島の様相を予想させるに至る。 残念なことに、本書は多くが未完のままに遺されており「日本文化の形成」という標題には届いていない。構成も「日本列島に住んだ人びと」、「日本文化の海洋的性格」、「日本における畑作の起源と発展」のわずか3部からなるにとどまり、ここで展開されたテーマを敷衍するものとしてであろう、「海洋民と床生活」と題する論文が加えられている。 著者は「日本文化形成史」と題する講演を1979年7月から翌年9月まで都合11回行い、その講義録2冊と本書に相当する遺稿のあわせて3冊が「日本文化の形成」として1981年12月に刊行された。著者はすでに同年1月に故人となっており、その目から見たこれらの作品の完成度は高いとは言い切れないだろう。しかし、それにもかかわらず、著者の生涯にわたる研鑽の上に築かれた本書の視野と発想は新鮮きわまりない。
最初に巻末を読んで、本書の構成を知ってから読むと良い
 当初日本に住んでいた縄文人はどこへ行ったか。また、大陸や島伝いに日本に来た人たちはいつごろどんな経路をたどったか。日本から大陸への移住の様相はどんなだったか。どのような文化がいつごろ伝わってきたか。  そうした問いに、各地を踏査して得た経験と、多数の文献を通じて著者が到達した全体像を示す。民俗学の方法を示すとともに、過去を探る上での豊富な示唆を含む。

〈歴史・時代小説ファン必携〉【絵解き】雑兵足軽たちの戦い (講談社文庫)

[ 文庫 ]
〈歴史・時代小説ファン必携〉【絵解き】雑兵足軽たちの戦い (講談社文庫)

・東郷 隆
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
〈歴史・時代小説ファン必携〉【絵解き】雑兵足軽たちの戦い (講談社文庫)
東郷 隆
上田 信
カスタマー平均評価:  5
うならせる細部描写
 雑兵、足軽の武具の細部、行動様式から始まって 該博な知識に基づく描写に舌を巻きました。  普通に読んでいると消化しきれない程細部が説明 されるので、軽い感じの表紙と文庫だということで 何気なく手にすると良い意味で裏切られると思いま す。
日本史ファンなら必読!!
足軽の成り立ちと進化が、かなり詳しく書いてます。値段と釣り合わないくらい詳しいです!! 歴史的背景、武器、戦法が相互に影響し合いながら、近世的足軽へ進化していく様子が、上田信先生のイラストとともに、とても分かり易く解説してあります。 前作「戦国武士の合戦心得」が気に入った人なら是非買うべきでしょう。 面白いのは、江戸期の足軽と大日本帝国陸軍兵士の類似性を(最後にちょっとだけ)指摘している事!確かに陰湿ないじめや待遇の悪さは、同じDNAですね。イラストで並べると、あまりにも似ているので笑えます。
タイトル通り、
主に雑兵の視点から戦場の様子が描かれている。 戦国時代や合戦を、ミクロの視点から見られる良書。 読んでいて人間が武器を持ち、命を奪い合うことの峻烈さが垣間見える気がした。 殊に、武器・防具・携帯品の合理性、武器別の戦い方、 陣中での生活(食、排泄、医、博打、盗み、略奪、女、商売) など、最下級の兵士たちの姿をほうふつとさせる章が面白いと思った。 「下級兵士の発生」から「江戸期以後の足軽」まで 時代を追って雑兵たちの歴史を眺めることが出来る。 また、戦国時代好きには、時折挿入されている『雑兵物語』からの抜粋が大変勉強になると思う。 ただ一つ、細かいことを言うと、編集のツメが甘いところがある。 15ページの「お貸し刀」と言う挿絵の解説にいきなり、 「そんな薩摩藩も、、、」と、 冒頭からそれまで、薩摩藩の話なぞ、これっぽっちも出ていないのに、 いきなりそんな表現が出ていて、「げ、落丁本か?!」と思った。 が、前後を見るとどうもそうではなく、結局、かなり後に、 ほんの少し薩摩藩に触れているところがあり、そこと繋がるのだということがわかった。 内容は☆5つ。
安直な雑学本ではない
タイトルとパラパラとめくった印象から、足軽たちの生活を述べたものだと思って読み始めましたが、歴史的事実の解説も多く、平安末期から幕末までの歴史の勉強にもなります。 戦い方の変化が武具を変え、逆に武具の変化が戦い方を変えるといったことがわかると、歴史の流れの必然性が理解できるように思えます。 決して安直な雑学本ではありません。

ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)

・塩野 七生
【新潮社】
発売日: 2004-09
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
ローマ人の物語〈11〉ユリウス・カエサル―ルビコン以後(上) (新潮文庫)
塩野 七生
カスタマー平均評価:  4.5
ハリウッドの娯楽映画のような。
ユリウス・カエサルの壮年後期(ルビコン以後)を描いた上巻。 (50?55歳まで。) 紀元前49年?紀元前44年までの出来事。 -- ルビコンという分水嶺を渡った英雄、 ユリウス・カエサルの話。 西はスペイン、東はエジプトまで。 縦横無尽に駆け回り。 国賊からローマの実質上の元首になるまでの 戦役の話。 寡頭制を重んじる元老院に対抗するために。 ユリウス・カエサルがクーデターを起こして、 ローマの元首になるまでのお話。 -- これまでの巻の中で一番スラスラ読めた。 というのも。 カエサルが勝つことは結果として、 知っているので。 どのようにして勝つか。 というところに興味がそそられるのだけれど。 一筋縄にはいかない。 楽あれば苦あり。 そいでもって最後には少数で勝つ。 なんだかそれこそハリウッドの娯楽映画を 見ているような。 『わが将軍よ、  今日のわたしの働きぶりは、  わたしが生きようが死のうが、  あなたが感謝しなければすまないような  ものにしてみせましょう』 というカエサルの部下の台詞にしたって。 アツイ。 どこかの戦争映画に出てくる台詞みたい。 兵士が給料の値上げを求めてストを 起こした際のカエサルの台詞。 『戦友諸君、わたしは諸君から、  愛される司令官でありたいと願っている。  わたしほど諸君の安全を気にかける者も  いないし、経済的に豊かになれるよう配慮を  忘れないし、戦士としての名誉を望んでいる  者もいない。  しかし、だからといって兵士たちに、  何でも勝手を許すということにはならない。』 云々と云った後。 ぴしゃりと。 『要求の受け入れは拒否する。』 のような。 カエサルとカエサルの兵士との やりとりも楽しい。 素直におもしろい巻でした。
薄っぺらいビジネス書を読むのなら、これを読め!!
カエサルの『ルビコン渡河』が、なぜ世界史を変えた第一歩だったのかが手にとるように分かる。 著者の言葉を私流に置きかえるならば、 『人間には3種類のタイプがいる。 一つは、考えてから行動する人。 二つ目は、行動してから考える人。 最後は、それを同時に出来る人。』 本書を読むと、カエサルのタイプは最後の種類なのだとよく分かる。   2,000年後の現代にもいない不世出の創造的天才。 ギリシアのペリクレス、 マケドニアのアレクサンダーよりもはるかに上を行く天才の能力がいよいよ発揮される。 そして本書ではそれを抑揚感タップリに描いている。
良い「物語」
確かにローマやカエサルについて知るには程よい事実の羅列だと思う。 だが読めば読むほど参考文献になりえないものだと思えてくる。 また本人も言っている通り、塩野七生はあくまで作家、小説家であって、文献一覧、もしくは脚注にこの作品を並べてしまうといやな顔をされるほどであって、あくまで基礎事実の理解のためだけに読むことをお勧めする。ていうか事実の羅列であって解釈というものがないために史学的な論文でなく単なる小説ととらえている人が多いので、史学で専攻しようというなら気を付けて欲しい。ただ物語・歴史小説としては秀逸だと思う。趣味で読むならいい作品。
ポンペイウスとの内乱を描く
カエサルがルビコンを渡り、ローマは内乱状態に入ります。 主な原典も「ガリア戦記」から「内乱記」へ変わり、塩野氏の文章も微妙に雰囲気が変わります。その理由は塩野氏がいうとおり、カエサルがそれらを発行した目的が異なるためであり、「内戦」という性格の戦争を描く以上、読者(国民)への配慮がなされているもの、ということ。硬貨発行をプロパガンダに活用したくだりといい、カエサルは国民の心をつかむセンスが豊富にあったということなのでしょう。 それにしても印象的なのは、カエサルの戦上手なところ。ファルサルス会戦で戦力的には劣る自軍を圧倒的な勝利に導く手腕は見事です。本書の見所のひとつです。
激動の歴史
 カエサルがルビコン川を渡ったのは紀元前49年1月。アレクサンドリア戦役が終わったのは紀元前48年の秋。この、わずか2年弱の期間を扱っただけで1冊の文庫本になってしまうことが軽い驚きだが、その短い間の激動の歴史は驚きの連続だった。この間、カエサルはイタリア半島を北から南へに縦断し、マルセーユ、スペインで戦い、ギリシアでポンペイウスを破り、エジプトへ向かう。単なる比喩としてではなく、文字通り「縦横無尽」に動き回った。  カエサルは常に戦力で相手に下回り、ひどい苦戦を強いられ、ときには兵士からストライキを食らうなどの困難にぶつかるにも関わらず、最後には勝ってしまう。決して憤怒や憎悪の感情を表さず、逆境にあっても明るさを失わず、一敗地にまみれても威厳を失うことはなかった。勝利や敗北、敵と味方、政治と宗教、多勢に無勢。人はこれらのことに執着して心を奪われたり乱したりするが、カエサルにはそういうところがなかった。現実を直視し、勇気と理性とユーモアを愛し、どんなときでも自分のスタイルを貫いた。  書物を通じてであれ、こうした巨人を知ることができてよかった。

散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)

・梯 久美子
【新潮社】
発売日: 2008-07-29
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)
梯 久美子
カスタマー平均評価:  5
優しい私人、冷徹な武人
海外渡航中の飛行機の中で映画版の硫黄島からの手紙を見て大きな感動を覚えました。 しかし、文字の訴求力はそれをはるかに凌駕するものでした。 父あるいは夫として優しい私人の側面と、任務をまっとうしようとする際の冷徹な武人の二つの側面をもった将軍が見事に描かれています。 兵士と同じ食事をし、兵士たちへの告示も、「我々は」という主語を使い、それがゆえに2万余の将兵をして命をげ出させることができた統率力に敬服しました。 このような無私の人々の上に今の我々があると思いながら万感の思いがこみあげてきました。 若い世代にも、そして人を指導する立場にある中堅世代にも読んでもらい、また、未来にわたって読み続けてほしい、日本の名著だと思います。
希代の軍将の悲運と、家族の尊さについて想う
 戦史に残るその血みどろの戦いの裏に、栗林という卓越した総指揮官がいたという事実は以前から知っていた。しかし、その人となりについては本書を読むまでほとんど知らなかった。持久戦を狙う地下潜行の秘策、伝統的な水際攻撃の中止、バンザイ突撃の禁止、最高指揮官自らの先陣切り、また時に大本営への反抗をも匂わす異例の電文。軍部の悪弊を断ち切り、当時としては非常識とさえ言われた栗林中将の合理的采配の数々に、まずは驚きと感動を覚える。  しかしそれ以上に読者を深い感動に導くのは、戦場でみせた崇高な指揮官ぶりとは対照的に、時を同じくして彼が手紙で綴った家族への純粋でひたむきな愛情だ。屈強な米海兵隊員でさえ発狂しかねない地獄の戦場で、どうして日本に残した妻の手のあかぎれや台所の隙間風を思いやれようか。明日にも我が身が肉片と化す状況下で、どうして子供の手紙の誤字を直してやれようか。人間にとって家族の尊さがいかに絶対無比なものであるか、つくづく想わざるを得ない。  栗林中将は、幹部候補生訓練の一環として、2年間の米国留学を体験している。硫黄島で非業の死をとげる、15年ほど前のことだ。そこで、日本とは比べようも無い米国の豊かな国力に瞠目し、彼の飾らない人柄は多くの市井の人々に愛された。元々の性格ということも、もちろんあったと思う。しかし当時の軍部にあって際立って異色な、その徹底した合理精神、部下に対する細やかな配慮、そして家族に示すストレートな情愛の念といったものは、米国留学によって一層明確に形成されたと想像するに、難くない。  そして自らの体験をもとに、彼は米国との開戦に執拗に反対したという。硫黄島配属はその反対に怒った軍上層部による追放処分だった、というおぞましい説がもし事実ならば、なんと悲運な巡り合わせだろうか。  家族を危険にさらす本土空襲を何としても回避させることが硫黄島死守をめざす栗林中将の最大の動機だったという事だが、硫黄島玉砕前に米軍による本土空襲が開始された事実を知った彼の絶望感は、想像するに余りある。  硫黄島のみならず、全ての戦争の不条理さと悲劇、家族・人間の愛が、この本に凝縮されているように思う。後世に遺すべき貴重な一冊だ。息子達にもいずれ必ず読ませたい。
名著に巡り合え感謝
本著は第二次大戦(太平洋戦争)末期、硫黄島で日本軍の指揮を執った栗林忠道中将が、硫黄島から家族へ送った手紙を、筆者が手に入れたことをきっかけに、硫黄島の戦いを証言や書証をもってつづった叙事詩である。(本著は同名の新書の文庫版であり、柳田邦男氏が解説を行っている。) 硫黄島は日本固有の領土で、沖縄より前に戦場となったが、わずか2万の兵ながら太平洋戦争を通じて米軍にもっとも被害を与え、今でも米国での知名度は高い。 その指揮官の人となりと、その部下がどのように戦ったのかという描写を、米国側からの目線を交えながら、生還した旧日本兵や遺族などの生の証言や、遺族にあてた手紙、膨大な戦時電報などを丹念に調査し、的確に伝えてくれている。特に栗林中将の辞世の歌(もっとも尊重しなければならない魂の叫び)が読まれた決別電報が改ざんされ、新聞報道されたという点は、時の軍部や報道関係者に対して激しい憤りを禁じえない。本著のタイトルは、その改ざんされた箇所の一部でもある。 史料の残っていない箇所の筆者独自の洞察力も説得力があり、栗林中将の、家庭ではよき夫であり、よき父であるとともに、戦場での冷静な判断力や確かな戦術眼に、ただただ敬服し、得がたい指導者をなくしたという惜別の念が募る。 今はただ彼が命を賭して守ったこの日本を、これからも平和であり続けるよう、注意深く見守っていきたい衝動に駆られた。 ぜひ一読して欲しい名著であり、書店で巡り合えた幸せに感謝している。
最高のビジネス書
面白くてためになるノンフィクションはたくさんあるが、さらに感動するノンフィクションというのは少ない。この本は、久しぶりに感動するノンフィクションであった。硫黄島決戦について知るだけなら他の書籍でもよいかも知れないが、この本は栗林忠道中将がどのように考えてどのように行動したかが詳しく書かれている。何のために戦うのかという目的を明確にし、その目的を達成するためにどのように備えて戦えばよいかを考え、前例にとらわれず、それを大胆に実行し、現場を丹念に見て周り、部下の様子を的確に把握し、一方で家族にも大きな愛情を注ぎ、これは、ビジネスマンとしても理想の姿ではないだろうか。したがって、この本は、歴史ものであるとともに、最高のビジネス書であると思う。いつまでも手元においておきたい本である。
僕はすきま風を心配できるだろうか。
僕は軍人でないから、戦略的判断は出来ないし、大局的見方も出来ない。そして、台所のすきま風の心配も、多分僕には出来ないのだろうと思う。軍人であり、夫であり、父であった栗林忠道を、美しい筆致で描いた作品。今年の僕のベスト。

沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫

[ 文庫 ]
沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫

【新潮社】
発売日: 1999-07
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
沈黙のファイル―「瀬島 龍三」とは何だったのか 新潮文庫
 
カスタマー平均評価:  3
本書以外の部分での推測と
瀬島龍三についてさまざまな面から考察した書物です。ただ あまりに多くの面から考察しており途中段々とよくわからなく なってきます。既に述べられているレビュアーの方もいらっ しゃいますが突然731部隊の話が出てきて結局瀬島との 関係はわからないまま終えるという不思議なことになっています。 確かに多くのソビエト関係者に聞き書きしたのは重要なのかも しれないですが。近年瀬島は漫画などで魔術をつかった悪魔で あったという描写もされていますし本書の影響をうけたのかも しれません。結局本書の中身以外のところで推測が重ねられ これが新しいジャーナリズムなのかとある種感嘆したのも 事実ではあります。
センスがまったく感じられない適当につけたような著書名はどうにかしてほしいが
取材班が共同通信社のためか幅広く取材ができていた点は良い。 特に旧ソ連と韓国の関係者へのインタビューは貴重なのではないだろうか。 私は他の方のレビューにあるようなイデオロギーの偏りはさほど感じなかったし、わりと客観的に分析されていたのではないかと思った。 それと余計な内容が多いという指摘については、私はこれでありだと思った。 確かに瀬島龍三についてのみピンポイントに知りたいと思う人にとっては余計な内容かもしれないが、先の大戦について幅広く知る助けにもなるだろうから。 難点をいえば、時系列があっちこっちに飛ぶので混乱してしまう。 これは共同執筆のデメリットだろう。もう少し統一感が欲しいところだ。 あと文章が非常に味気なく、読んでいてもどかしくなったり退屈を感じたりすることもあった。いまいち読者を引き込む力に欠けている。 保阪正康の瀬島龍三―参謀の昭和史 (文春文庫)と併読することをお勧めする。
墓に持っていくもの
 他の方も仰っているが 内容が散漫である点が惜しい。散漫である理由はシンプルだと思う。テーマがきちんと絞られていないからだと思うのだ。  題名では瀬島龍三という方に絞っているかのようだが 中では 731部隊の石井中将であるとか ある意味で 話が違う方向に向いている部分が多い。それはそれでエピソードとしては良いのだが そもそも731部隊は それだけで一冊をなすべき内容であり ちらりと紹介するには向いていない。  また これはしょうがないと思うが 戦後の瀬島という方の活躍ぶりも情報が少なすぎる気がする。「しょうがない」と言ったのは そもそも かような国家機密を簡単に書けるわけがないという点に因っている。  瀬島という方は昨年亡くなった。多くのことを墓に持って行ってしまったわけだが それもしょうがないのだと思う。いろんな人がいろんな事を墓に持っていく。僕自身だって 何かを持っていくわけだ。後は 煙となって立ち昇って 消えていくわけだ。
戦後日本の背後にあった真実
 瀬島龍三という人物の半生から、戦後日本の裏面史を追う。戦後の経済界で確固とした地位を得ることができたこの人物に、本書では、責任を曖昧にする日本的土壌における典型的なエリートの姿を映し出す。ただし、戦前の官僚・軍の幹部が公職等に復帰したことの背景には、共産主義の台頭という世界情勢を背景としたGHQの方針の転換(「逆コース」路線)があったというのも事実であり、日本的土壌に対してのみ、問題の本質を還元させるというのは一面的過ぎるかも知れない。  また、本書では、戦後賠償ビジネス、FX商戦について等、現代にも繋がる問題の絡繰りが明らかにされる。最後の崔英沢のインタビューはなかなか興味深い。満州の避難民の話は、何度読んでも胸が痛くなる。  日本の戦後は、民主化の名の下に、魑魅魍魎が政治や外交の背後で暗躍した時代でもある。1976年のロッキード事件以後は、それらの力は縮小したものの、結果的にその「呪縛」は1990年代にまで続いていた、というのが平成不況の背後の裏面史であった。そうした時代に比べれば、今世紀に入って以降の政治や外交は、かなり「清らか」なものなのではないか。小泉政権の終焉以降、この流れが今後どちらの方向に進んでいくのか、注目される必要がある。
義父と瀬島龍三
私の義父は、シベリアに7年抑留され戻ってきた。 あの有名な瀬島さんは、私たちと一緒に苦しい生活を送ってきたんだぞ・・と話を聞いた。 「昭和の影のドン」とも言われた瀬島龍三の人生を通して、日本という国の歴史の一頁をみた。 そして思ったこと。 彼は、分析能力・判断力がずば抜けて秀でていたこと。 官僚としての生き方。 その力は、陸軍参謀本部で如何なく発揮され、その後も伊藤忠、そして国家の中枢にいる人たちからも参謀格として重んじられていたこと。 エリート中のエリート。 その生き方は、もし、会社人間として彼を評価するなら本当にすばらしい人間であるのだろうと思った。 多分の今の日本の教育は、彼のような人間を育てるためにあるのであろう。 しかし、読んで感じたことは、多くの人が苦しみ、死んでいった戦争の中心にいたにも関わらず、彼はその苦しみをほとんど感じなかったであろうということ。 彼の配下に多くの部下がいただろうが、ソレはあくまで駒で、駒にもこころがあるということを理解しない。 (理解する意味も持たない) 私の義父は晩年、近所の教会の前を毎日掃除していた。 シベリア抑留がたたって、体をこわし心臓パイパス手術も行った。 彼は、「ロスケにも悪い人もいれば、良い人もいる」といい、 あんなに苦しい思いをしたのに、 生きるために必死でおぼえた片言のロシア語で、ロシアの人を見かけると笑いながら話しかけていた。 近所の教会の神父に「いつも掃除ありがとう」といわれて、「私はお金の献金はできないが、労働でお返ししますよ」と笑っていた。 貧乏ではあった。 余計なお金はもっていなかった。 料亭にもいかなかった。 けれど、彼はいろいろなものをもっていた。 「瀬島龍三ってね」と義父から聞いて、一度彼の本を読んでみたかった。そして、そんな感想を持ちました。

藤原道長「御堂関白記」 中 全現代語訳 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
藤原道長「御堂関白記」 中 全現代語訳 (講談社学術文庫)

【講談社】
発売日: 2009-06-10
参考価格: 1,418 円(税込)
販売価格: 1,418 円(税込)
藤原道長「御堂関白記」 中 全現代語訳 (講談社学術文庫)
 
カスタマー平均評価:   0

恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)

・ヴェルナー ゾンバルト
【講談社】
発売日: 2000-08
参考価格: 1,208 円(税込)
販売価格: 1,208 円(税込)
恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫)
ヴェルナー ゾンバルト
Werner Sombart
カスタマー平均評価:  4.5
上流階級の性愛と贅沢が資本主義社会を生み出した。
性愛と贅沢が消費を生み出し資本主義を生み出したというゾンバルトの説は、冗談みたいだが、その理論立てはとてもシンプルで存外真面目である。中世期にヨーロッパで大都市がいくつか生まれたが、そうした都市は「完全な消費都市であった。大消費者は・・王侯、僧侶、高官であったが、それに新たに追加された主要なグループは大資本家であったp.59」1969年の「当時のロンドンの住民の割合を・・・グループ別ににわけて見ると、・・・六分のニが王及び宮廷の関係者、六分の一が役人、六分のニが地主と間接的に国家の金利で生活するもの(財産家)、六分の一が商業及び手工業従事者ということになるp.80」「個人的な奢侈はすべて、感覚的な喜びを楽しむことから起こった。・・感覚の刺激を繊細にし、増加させたいという欲望はすべて、元を正せば、われわれの性生活にもとづいている。p.134」女性が奢侈の主役になるとともに、奢侈は「多数の家臣や従者を動員することp.197」である「非生産的奢侈p.198」から「すばらしい衣装、住み心地の良い住宅、高価な装飾p.198」等の「即物化p.198」した「生産的奢侈に移行p.198」した。「中世では、生産に長い時間をかけるのがしきたりとなってp.200」いたのに対して、「使用者がより迅速に手に入れることができるようより短期間内に贅沢品が生産されるp.198」「大都市が発達するとなると、大勢の人が狭い場所に住まなくてはならない関係上・・贅沢の密度の強化、すなわち一方では即物化、他方では繊細化をともなう密度の強化がみられるようになった。p.207」いつの世も世界を動かすのは女性の力なのか。
資本主義を考える時の必読文献
このゾンバルト、ウェーバー「プロテスタンティズム?」、ウェブレン「有閑階級?」は必読のもの。先ずこれらを読んで議論し、内容を深めつつ新しい方向へ探りを入れる、これでしょう。もちろんアダム・スミスへ遡っても良いし、マルクスでも、現代のボードリヤールへ来ても良い。しかし先ずは、前記3人のものを読んでのこと。特に、読み込まなければならないのは、経済活動のシステムではなくて、そこに存在する精神、ここが勘どころ。アダム・スミスも本来は哲学教授だったはずですから、注意を怠らなければ得るものは多い、と思います。 3人の中ではゾンバルトが、どういうわけか、日本ではほとんど無視され続けてきましたが、さいわい文庫版が出たので、読んでいない言い訳にはならなくなりました。
『経済論戦は甦る』の祖の祖?
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オートクチュールと不倫の要因は、フランスの宮廷にある・・・。
私たちの生活を突き動かすのは、禁欲か贅沢か.
M・ウェーバーが資本主義成立の原動力を精神的な禁欲に求めたのに対し、19世紀フランスの宮廷恋愛という題材を用いて、著者は贅沢にそのエンジンを求めます.贅沢は、セックス、不倫、買売春と深く結びついて、どのような社会を形成していったのでしょうか.


入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)

・ロバート・L. ハイルブローナー
【筑摩書房】
発売日: 2001-12
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
入門経済思想史 世俗の思想家たち (ちくま学芸文庫)
ロバート・L. ハイルブローナー
Robert L. Heilbroner
カスタマー平均評価:  4.5
血の通った経済学のために
マルクスやそれ以前の「空想的社会主義者」に関心を持って社会思想系の書物を幾つか読んでいく過程で、これは経済学の歩みも一度おさらいしたほうが良かろうという考えに至り、手に取った一冊。 学生の頃ならまだしも、30代後半サラリーマンの身でこの500ページを読み通すのは正直、骨が折れる。邦訳のクオリティーに関しても、どこをどう読んでも日本語として理解不能な箇所が見受けられる。おそらく学者として原典に忠実に訳そうとするあまり、滑稽な日本語を発明してしまっているのだろう。訳者方々の、学者としての善意には敬意を表明しつつ、本書は入門書なのだから、経済ジャーナリストみたいな人が一気に意訳したほうが良かったかもしれないと感じた。 ただ、そういったマイナス面を補って余りある面白さを本書がたたえていることも確か。スミスからシュンペーターに至る、歴史に名を刻んだ経済学者の生涯とその思想のエッセンスが、鋭さとユーモアを交えた筆致で鮮やかに描かれていく。 興味深いのは「客観的な経済法則の発見」として提示されるそれぞれの経済学者の思想が、実は彼らの出自や境遇を色濃く反映していること、すなわち当人が意図せずとも非常に「主観的」な一面を持つように思われたことだ。個人的には、学者としても世俗人としてもスマートに立ち振る舞い、富と名声を勝ち得たリカードやケインズよりも、陰気で風采が上がらないまま執筆を続けたヴェブレンやシュンペーターに共感を覚えた。 そして著者がこの書にこめた想いも、まさにその「主観的」という部分にある気がする。著者は現代の経済学が、あたかも物理学のように数式で経済運動を分析することに熱中し、それを経済学の「科学的な洗練」と履き違えていることを批判しているが、まったく同感である。経済学の役割が我々の持続的な繁栄のためのビジョンを示すことにあるのだとすれば、それは単なる数式の提示ではなく、経済学者の人生を賭けた「誤解を恐れぬ心の叫び」であるべきだと思う。事実、本書に取り上げられた経済学者は、まさに彼らの思想に「血が通っている」ことによって世の中を動かしたのだから。
欲望と利潤にまつわる歴史的ドキュメンタリー
アダム・スミスからシュンペーターに至るまでの経済学を通観できる教科書。ただし、ただの教科書ではない。経済学者の伝記と学説と、その背景の歴史を一度に眺めることができる、文庫本で500ページにも及ぶ壮大な物語だ。それは、長い因習から解き放たれた欲望の歴史であり、その欲望を満たす利潤の源を探り出そうとした人々の系譜でもある。 16世紀から17世紀にかけてのヨーロッパにおいて、なぜ人類史が始まって以来初めて経済学が必要となったのかという、経済学「前史」の解説から始まり、それに連なる20世紀初頭に至るまでのヨーロッパとアメリカの社会がドキュメンタリーのように描かれている。そうした時代背景の中で、スミスは、マルクスは、ケインズは、どのように育ちどのように生き、何を見て何を社会に問うたのか。一人一人の描写が活き活きとしていて、伝記の部分ではこれが経済学の本であることを忘れさせてしまうほど。何十年も版を重ねて読み継がれているのもうなずける。 また、複数の訳者が協同で改訂を重ねているからだろうが、翻訳も素晴らしい。英文の論理構成を極力生かしながら、適切かつ典雅な訳語を見事にあてがっている。日本語としては必ずしも読みやすくはないが、著者の筆致がどっしりと伝わってくる。経済学の勉強というよりも、登場する思想家たちの思いと、それを語る論理と文章を味わう物語として繰り返し読みたくなる。そのような読まれ方は、巻末で経済学の行き過ぎた「科学化」に警鐘を鳴らす著者としても本望だろう。
経済学史の旅
ロバート・キヨサキ氏が著書の中で、過去の経済を勉強するために良い本だと紹介していたので読みました。 経済学史の旅が楽しめます。
充実した読書を楽しめる
面白いです。マルクス、ケインズ、シュンペーターの人物と思想について語る著者自身が、非常に優れた評論家であり、腕の立つ作家でもあるということでしょう。さまざまな思想の歴史的背景が解り易く説明されている上、筆者自身の評論も公平で説得力があるので、読み進むのが楽しくなります。そして「もっと知りたい」という意欲をかきたてられます。
文系の人にこそ。
アダム・スミス、マルサス、リカード、マルクス、ケインズ、シュンペーター・・・・・・・ 偉大な経済学者の思想を紹介している本。 経済絡みの本と言っても、あくまで「思想史」なので、難しい数式等は一切でてこないし、一人一人のエピソードも非常に面白い。 文系の人間でもスラスラスラリーノと読める。 アメリカはもちろん、日本でもかなり有名な経済思想史の入門書であるらしいので、いきなり難しい本はなあ・・・と思う人はぜひこの本からどうぞ。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク