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フランクリン自伝 (中公クラシックス) 逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫) 江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫) アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る (岩波新書) 真田幸村 伝説になった英雄の実像 (PHP新書) 信長の戦争―『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫) 漫画版 日本の歴史〈10〉昭和時代2・平成時代 (集英社文庫) 昭和史発掘 <新装版> 9 (文春文庫) アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫) 使ってみたい武士の日本語 (文春文庫)
フランクリン自伝 (中公クラシ.. 逆説の日本史〈8〉中世混沌編―.. 江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らし.. アマテラスの誕生―古代王権の源.. 真田幸村 伝説になった英雄の実.. 信長の戦争―『信長公記』に見る.. 漫画版 日本の歴史〈10〉昭和.. 昭和史発掘 <新装版> 9 (.. アナバシス―敵中横断6000キ.. 使ってみたい武士の日本語 (文..

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フランクリン自伝 (中公クラシックス)

[ 新書 ]
フランクリン自伝 (中公クラシックス)

・フランクリン
【中央公論新社】
発売日: 2004-12
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
フランクリン自伝 (中公クラシックス)
フランクリン
Benjamin Franklin
カスタマー平均評価:  4.5
フランクリンはすごい
フランクリンは$100札の人。 すごい。 えらい。 あと、18世紀の人たちの政治意識、モラルもとてもいい。 この本には書いてないけどグラスアルモニカという楽器の発明者でもあり、音色が美しすぎて狂い死にした人や失明が回復した人もいたという。 あと、音を使った霊との交信を最初にやった人ともいわれている。
300年前にこんな男がいたとは
マルチな才能を発揮し、アメリカ建国に助力したベンジャミン・フランクリンの自伝。 300年前の本とは思えないほど、文章が生き生きとしている。18世紀のアメリカ・イギリスの雰囲気が良く伝わってくる。
勤勉という言葉の体現者
印刷業者、文筆家、科学者、政治家など、様々な分野でも成功をおさめた著者の自伝小説。 これだけ多岐にわたる分野で成功することができたのは、 【生涯を通じて勉強を欠かさず、勤勉に徹して生き抜いたから】ということが身にしみてわかります。 過去にこういう生き方をした人がいると知り、勤勉に生きる覚悟を深めてもらいました。
人との接し方に深く言及している
13徳目が有名すぎますが、それ以前の「人付き合いのしかた」についてあらゆる角度で述べられていて面白い。観察眼がよほど優れていたのだろうが、どのようにしたら人は思うように動いてくれるかということがかなり詳細に書かれている。 とにかくひとつひとつのアイディアが常人のそれとは違うのだなといちいち感じさせられるのだが、根底にあるのはとにかく勤勉に働きなさいよ、ということに尽きる。 そして、たまには脇目もふらず自分を陥れようとした人間に返り討ちをしようとする人間らしさを隠そうともせず戦功のように語り掛けてくる。 訳者の方がよほど優秀なのか、古典のものにしてはかなり読みやすい文章なのも印象的です。索引も丁寧で編集の力量も感じさせてくれる。
徳の身につけ方
13徳で有名なフランクリンの自叙伝だ。 勤勉で極めて合理的な考え方が随所に現れている。 箴言的なものいいも興味深い。 「確かなことでも確信なげに話せ」 「不遜な言葉には弁護の余地がない」 「一度面倒を見てくれた人は進んでまた面倒を見てくれる。こっちが 恩を施した相手はそうはいかない」など。 また13徳に関しては、「完全に道徳を守ることは、同時に自分の 利益でもあるというような、単に理論上の信念だけでは過失を 防ぐことはとうていできない。?まずそれに反する習慣を打破し、 良い習慣を作ってこれをしっかり身につけなければならない」 と述べている。 そして徳を身につけるための具体的な方法が綴られる。 毎日、手帳のチェックシートを使って徳を身につけるそのやり方は、 日本人からすると違和感を覚えないではないが、確かに合理的な方法 ではある。 いかにもアメリカ的、プラグマティズム的だが、凡人が良い習慣を 身につけようとする時、最も効率的な手段かもしれない。 フランクリンの13徳の身につけ方についてはいろんな本が出て いるが、やはり元となっている本書を読むことをお勧めする。 その方が背景にあるフランクリンのものの考え方も分かるからだ。 時間のない方は13徳の部分だけ拾い読みするのもいいだろう。

逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫)

・井沢 元彦
【小学館】
発売日: 2004-05
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
逆説の日本史〈8〉中世混沌編―室町文化と一揆の謎 (小学館文庫)
井沢 元彦
カスタマー平均評価:  4.5
茶の湯と将棋
本シリーズも8巻になり、ますます井沢イズムは快調であるが、本書に於いては、本文以外にも余録としてついてきている(と思われる)、「室町文化の光と影」が絶品であった。 特に、将棋を戦争ゲームとして捉えず、経済ゲームであると考える事によって、駒の再利用を外国人に簡単に理解させる事が出来ると言う論には、大変驚かされまた、共感をした。 さらに茶の湯の起源についても、日本がそもそもおいしいお水に困っていなかったから、「芸術」としての茶が広まったという考え方は十分納得が出来る論理性を持っていると感じた。 これ以外にも、世阿弥が創造した能の世界についての卓抜した理論など、おまけ篇においてキラリと光る切れ味を見せるが、もちろん本文の方も国一揆と一向一揆の相違の説明などで、さすがと思わせる考えを披露してくれている。 毎々感じるのだが、本書は中学生や高校生に読んでもらいたい本である。
本当に混沌としていますね
いわゆる日本史では、あまり注目されない時期ですが、 なんでもありの時代らしい、クセのある人達が次々に登場し、 なかなか興味深いものがあります。 本で読んでいても、人間関係が混乱しがちなのに、 当時の人達は、大変だなーっと同情してしまいました。 なんとなく現代の日本の政情に似ている気がします。 世阿弥と得意の怨霊信仰を絡めた考察は、伝統文化に対する 新たな視点を与えてくれます。
現代に繋がる室町文化
「逆説シリーズ」第八作。応仁の乱を中心に、一揆、現代に繋がる室町文化などについて語られる。 歴史の授業の時は、"誰が何のために戦っているのか"良く分からなかった「応仁の乱」を整理して解説してくれるので有難い。思っていたより一族内での争いが多く、保元・平治の乱を思わせる。やはり結論は同じで、時の権力者(=義政)が脆弱だと天下が乱れるという見本である。それにしても、日野富子の悪女ぶりは凄まじい。日本史上稀代の悪女と言うのもうなづける。この中で、朝倉孝景の「戦国版十七条憲法」を紹介したのは著者の手柄であろう。"隠れた"史上初の戦国大名である。この「十七条」を忠実に守った信長に朝倉家が滅ぼされたのは歴史の皮肉と言う他はない。私は惣国というものを良く知らなかったので、惣国一揆と一向一揆の違いを丹念に解説してくれるのも有難い。以降は室町文化に焦点が当てられる。能に対する評価と世阿弥が果たした役割の大きさには異論がないのだが、通説の範囲内か。将棋論はお笑い草。「将棋=マネー・ゲーム」論は特に噴飯物。戦国時代において、敵方の兵を捕虜にして自分の配下に入れる事は日常茶飯事だったろうから、将棋がそれを取り入れたと考える方が自然である。公家だけでなく武士も将棋を愛好していたのだ。また、私はソフトウェア開発を生業としているが、CPUの性能向上によって、将棋の名人も将棋ソフトに勝てなくなる日が(残念ながら)来るのである。井沢氏も自分の得意でない分野に口を出さない方が良い。これを除くと、室町文化がほぼそのまま現在に繋がっているという主張は首骨できる。特に「南京大虐殺」に触れている部分は100%賛意を表する。当時、南京の人口は20万人であり、南京陥落後も人口の変化は殆どなかったと言う。これで「30万人」虐殺できる筈はない。 歴史上の著名人が余り登場しない室町時代の中期以降(戦国時代の前)にスポットを当てて、その時代の特質を浮き彫りにし、現代へと繋がる文化・日本人気質を解析してみせた労作。
社会集団同士のせめぎ合いこそが歴史だ
シリーズ第8巻の本書は、室町時代の文化(能・将棋・茶道など)、および戦国時代に向かいつつある時期の、室町幕府のぐらつきを中心に説いていきます。

シリーズ全体を通して言えることですが、人が歴史を動かしてきた、という事実を改めて認識させられます。その時そのときの社会情勢、経済情勢にあわせて、各社会集団(この巻で言えば、貴族、武士、農民など)の利害がぶつかり合い、新しい社会システムが組みあがっていく過程が克明に描かれます。そして、各集団の相対的立場は、リーダーのエゴ・ビジョン・組織力によって、相対的に強くもなれば弱くもなる、そんな現実が見えてきます。つまり、自分の社会的ポジションは、意識的にせよ無意識にせよ、自動的に付与されるものではなく、他の社会集団との激しい相克のうちに勝ち取るもので、そのせめぎ合いこそが歴史に他ならない、そんなメッセージを受け取りました。日本史はつまらない、と思っている人にもお勧めできるシリーズです。
面白い!ためになfる!
室町文化、一揆の真実が分かります。
「う〜ん、そうだったのか。」と思わず声が出ます。
まさに目から鱗です。一気に読んでしまいました。
歴史好きにはたまりません。
そうでない人も、これを読めばきっと歴史好きになります。


江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫)

[ 文庫 ]
江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫)

・越川 禮子
【日本経済新聞社】
発売日: 2006-08
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫)
越川 禮子
カスタマー平均評価:  4.5
江戸の繁盛しぐさ
この本は、一気に読むのがベストである。少なくとも三時間もあれば、全部読める。そして読み終わった後の感想だが、結局は、明治維新に、公卿衆の筆頭的ワル「岩倉具視」が明治天皇が幼いのに目をつけて仕組んだ強かな目論見に、土佐の脱藩者・お人よしの坂本竜馬、薩摩の血気盛んな下級武士達、そして、吉田松陰の「松下村塾」の門下生達が、アメリカの黒船来襲を機に、大騒ぎを仕出かし、無作法極まりない行動で、大義として「錦の御旗」を掲げて、それまで、300年もの長きに亘って和気藹々、泰平の江戸を、そして争い事を嫌う江戸町民の生活習慣を根底からひっくり返してしまった。当に明治政府は、無作法者の寄り合い集団。以来、江戸の人々の阿吽の呼吸での「繁盛しぐさ」は、とっくに忘れられてしまったと思っていたら、この本の著者である「越川麗子さん」が面白おかしく文庫本に纏めてくださった。これは、とてもありがたいことだ。日常茶飯事の中でも、時折壁にぶち当たるときがある。そんなとき、この本の中に、「ああそうだ!! そう言うことだ!!」とスムーズな解決方法を見出すことができる。一種の「家庭宝鑑」の様なものだ。これは、読み終えて、フムフムと納得する本ではなく、読んで、直ぐに実生活の中で実践することである。さもないと、これを読んだ甲斐がないと言うもの。
多くの人、特に若い人読んでもらいたいと思うのは私だけ?
 一つのブームとなった感のある「江戸しぐさ」。傘かしげ、こぶし腰浮かせなどが有名となったが、まだまだある他人とうまくやっていくための作法。この本はこのテーマの一連の本の最新版と言ったところ。このテーマの第一人者といえるこの著者の類書をまだ読まれたことがない人にはお勧め。電車でも二人分の座席をぶんどって平然と座っている人が少なくないが、こういう人に読んでもらいたいと思うのは年のせいか。狭い路地を面識のない男女がすれ違う時に、男は相手に相対しながら、女は背を向けながら体を横向きにする謎は以下にある。ご参考までに。 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか

アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る (岩波新書)

[ 新書 ]
アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る (岩波新書)

・溝口 睦子
【岩波書店】
発売日: 2009-01
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る (岩波新書)
溝口 睦子
カスタマー平均評価:  4.5
新書本来の役割を果たしている、滅多にない1冊。
学会ではひろく定説化していても、一般にはほとんど知られていないということは多々ある。これを平易に一般読者に伝えるのが新書本来の役割としてあると思うのだが、まさに本書はその期待を充足させてくれる。 皇祖神(国家神)というとアマテラスしか念頭にないのが普通と思うが、それはとんでもない話で、じつはその前にタカミムスヒという外来の神があった!  古事記をよく読めば、この神様の名はちゃんと登場しています。しかし従来、多くの解説書ではその重要性に触れることがほとんどありませんでした(学界では周知のようです)。 まさに、目からうろこの1冊です。日本の歴史と文化に関心のある方にひろくおススメします。あと、神野志隆光氏の『古事記と日本書紀』(講談社現代新書)との読み比べをされるとよいでしょう。 さらには古代史の通説を形成してきた直木孝次郎氏の『直木孝次郎古代を語る4 伊勢神宮と古代の神々』(吉川弘文館)を併読されますと、通説の更新過程が見えてきて興味深いでしょう。
「わかりやすい」文章と歯ごたえが印象的
古事記と日本書紀は、私も何度もチャレンジしたのだが、 結局、どちらも途中で終わっている。 ならばと、ダイジェスト版のような本も何冊か読んだのだか、 なんとなくわかった気にはなるものの、どこか食い足りない。 本書は、まず文章が平易だ。 その上で、日本の神話がつくられた当時の「謎」の部分を 筆者のひとりよがりになることなく、淡々と解説してくれる。 文章も平易なだけでなく、それなりにリズミカルだ。 とにかく、歯ごたえと読み応えもある。 なお、「あとがき」が秀逸。 アマテラスとは、そもそも「何」なのか……そんな漠とした疑問に答えてくれる 好著だと思う。 古事記、日本書紀に挫折した人には最適の1冊だろう。
東アジアから見たアマテラス?溝口説の集大成!!
本書は日本古代史を専門とし 『古代氏族の系譜』、『王権神話の二元構造』などで知られる著者が 現在では最高神にして皇祖神と信じられているアマテラスの実像を 従来の議論を踏まえつつ、一般向けの平易な文章で紹介するもの。 本来の皇祖神はタカミムスヒであり その神話は朝鮮半島に由来する。 一方のアマテラスは 弥生時代以来の日本固有の土着的な神話に由来する。 ―など、これまでの著者の主張がコンパクトにまとめられているだけでなく 日本古代史や古代の東アジアに関する最新の研究も反映されており、 『王権神話の?』を読んだ方でも、新たな発見があるはず。 また、宗像氏に関する記述など、 細かい記述もとても示唆に富んでおり、 読者は本書を出発点とすることで より深く記・紀や古代史などの理解できます。 もちろん、 古事記に関しては「アマテラス=女神」説や、 天岩戸に関する解釈など いまいち賛同できない点もあるのですが 東アジア全域を見通した壮大さと精緻さを兼ね備えた議論は 他説を圧倒する魅力を持ちます。 日本史や記・紀に関心のある方だけではなく、 日本列島の歴史にとどまらない 古代のダイナミズムに関心を持つ方には、間違いなくおススメです。
この手の本の中では抜群に読みやすかった
アジア圏に行ってまともな知識人と話をすると宗教観とか日本神話とかの話がでます。何とか正確に答えようと、日本書紀の現代語訳などを手にとってみたのですが、最初の数十ページで挫折。他の歴史書などを見たのですが、無味乾燥なものがほとんど。何かいい本ないかなと、日本に一時帰国したときに見つけたのがこの本です。 タイトル通りの内容ですが、どのように神話が誕生したか、どのように語り継がれ、どのように書きかえられたか、日本書紀と古事記の編纂の違いなどが丁寧に書かれてあり、目からウロコでした。この本をはじめに読まれるかたは、難解かと思うかもしれませんが、一度日本書紀で挫折してから読むと、きわめて丁寧に書かれているのがわかります(笑)。これを読んだあとなら読めそうな気がする、というか、やる気がわいてきます。 あと、この手の歴史書でありがちな、「事実」と「意見」を混同して読者を妙な方向へ誘導するようなことはなく、著者の私見、学会で意見の分かれているところ、事実として認識してよいと思われる事柄などが明確に区別されており、妙な誘導が見られない点が非常に気持ちよいです。 著者は相当な高齢の方のようですが、文体は平易で、優しい感じがします。特に、あとがきのアマテラスの描写がとってもよかった。こんな神様がいるのかと。思わず外人に説明してあげたくなるような一冊でした。

真田幸村 伝説になった英雄の実像 (PHP新書)

[ 新書 ]
真田幸村 伝説になった英雄の実像 (PHP新書)

・山村 竜也
【PHP研究所】
発売日: 2005-07-16
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
真田幸村 伝説になった英雄の実像 (PHP新書)
山村 竜也
カスタマー平均評価:  4
過去の史実をなぞるだけ?
「伝説になった英雄の実像」という副題の割に単にこれまで、過去に言われてきた内容を並べてどれが正しいかを筆者の感性で選んでいるだけ、新たに浮かび上がったものもなく、単になぞるだけの内容で何が伝説になった根拠なのかよくわからなかった。
真田幸村万歳!
私が真田幸村に興味を持って初めて読んだ本です。 真田幸村について全然知らなくて入門書として最適とレビューで書かれてたので購入しました。 今日読み終わりましたが、最後の方は胸が熱くなり涙がこぼれました。悔しくて唇を噛み締める場面もありました。 真田幸村に興味があるけれど、どの本から読めば良いのか迷ってらっしゃる方にこの本をオススメします。
無難な出来です。
真田太平記の小説を読んだ方やドラマを見た方は 少し物足りないかもしれません。 ただ、無難にまとめてあるため、 入門書としてはとてもよく出来ています。 もう少し深いところまで知りたい、読みたいという方には 別の本がよいかもしれませんね。 恩田木工などを知っている歴史好きな方は たぶんほとんど知っている内容でしょう。
死に花とは生き花なり
十数年、紀州の山中での流人生活。正に、働き盛りの時期を幸村は「死人」 のように暮らしました。彼の泣き言などもあり、英雄幸村もまた人間だと思える部分もきちんと踏まえているのもお勧めの理由です。 さて、そんな幸村に大阪の陣という「死に花」を咲かせる機会がやって来ました。彼は、無論大阪方に勝ち目などないことは承知の上だったはず。 では、何故大阪方で最後まで戦いを諦めなかったのか? 自分の生を燃焼する、つまり「生き花」を流人としてつぼみのまま咲かせずして死ぬより、過酷な戦の中でも死への一本道という「死に花」としてでも咲かせるのだという彼の想い。 これが、彼を突き動かしたのではないでしょうか。 あえて精神的・社会的にピンチの方に元気の出る作品としてお勧めです。
幸村入門書
 戦国時代には数々の名将が輩出される。織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・明智光秀・伊達政宗。名を挙げていけばきりがない。彼らは皆有力大名であり、武勲を揚げて出世していく。しかし、本書の主人公・真田幸村は有力な大名の出身とは言い難く、上記した武将たちとは一線を画す。

 ではなぜ幸村は人気を博すようになったのか。その答えを導くには幸村の最期を見ればいいだろう。時の権力者・徳川家康と秀吉の後継者・秀頼とが対峙する大阪の陣。徳川の軍勢約20万に対し豊臣方約10万。明らかに豊臣の劣勢は目に見えている。そんな時家康は持ち前の交渉術で幸村を自陣に取り込もうとする。しかし、徳川の使者に対する幸村の返答は次のようなものであった。

「信州一国はおろか、日本国中の半分をいただけるとしても、私の気持ちは変わりません。また、この戦は勝利を得られる戦ではありませんので、私ははじめから討ち死にを覚悟しています。もう二度とおいでになりませんように」

 そう、彼の人気の裏には「忠義」という言葉が隠されているのだ。最期まで彼は豊臣に忠義を尽くし46年の生涯を閉じる。確かにそのような歴史上の英雄は他にもいる。古くは源頼朝に忠誠を誓った、源義経。幕末では「誠」を掲げ徳川に信義を尽くした、新撰組。いずれも「情」や「義」を非常に重んじた偉大なる人物たちだ。

 本書はそんな彼の生涯をコンパクトに収めた幸村入門書である。本書には高度な専門用語などは見られず、どんな読者層にも通ずるであろう。史実と虚構とが判りやすく区別されて描かれている点も良い。混乱せずに読み進めていくことが出来るはずである。とにかく幸村の一生を知るには打って付けの一書だ。


信長の戦争―『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
信長の戦争―『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)

・藤本 正行
【講談社】
発売日: 2003-01
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
信長の戦争―『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)
藤本 正行
カスタマー平均評価:  5
桶狭間の奇襲戦は虚像であった
織田信長というとカリスマ的な合戦巧者という印象を長く持ってきた。有名な桶狭間の奇襲戦の聞きかじりが大きく影響していたのだと思う。本書では、信長の家臣であった大田牛一の手になる信長の伝記「信長公記」を典拠として、信長の関与した主な合戦を年代順に取り上げ、その経緯を述べている。桶狭間合戦は、牛一によれば、戦国大名同士の平凡な境界争いに端を発したもので、信長も別に奇襲を行ったわけではなかった。なぜ信長は正面攻撃で今川義元の大軍を破ることが出来たのか、逆になぜ義元は小勢の信長に正面から戦って敗れたのかという問題について、近代戦の中から類例を選んで比較し解き明かそうとする。一方、長篠合戦では武田信玄が半生をかけて築き上げた武田の精鋭が、わずか半日の戦闘で消滅してしまった。この合戦における織田軍の勝因は鉄砲を用いた新戦術といわれるが、その妥当性の検証がなされる。全体として、信長の合戦が合理的に臨場感を持って解き明かされており、飽きることはない。
「学者の仕事」の真骨頂
織田信長が戦場に臨んでどのように行動したか、資料と実地踏査を元に考察した本である。 ある対象に対しては、多くの人がそれぞれ異なることを言う。 玉石が混在する中で、 誰の言っていることが正しいのか。 なぜ、正しいのか。 その情報から何が読み取れるのか。 その情報の主役は、何を企図して何をどのように使ったのか。 明確な基準を示し、背景に隠された「より面白い」事実を解き明かす。こうした、学者として「あらまほしけれ」な仕事の成果が一冊の本にコンパクトにまとめられている。 本著ではに基づき、織田信長がどういう人物であったのかが解明されてゆく。学者が学問を正しく用いることの威力をこれでもかと見せ付ける好著である。
信長好きには必読の良書です。
藤本正行氏の近著「信長は謀略で殺されたのか」を読んで、同氏の古文書に対する姿勢などに感心された方には必読書だと思われます。 「信長は謀略で?」が諸説を吟味するのに対し、本書はタイトル通り信長による主な合戦を「信長公記」から丁寧に分析しています。   特に、「軍事」の視点から分析を行っているのは本当に目から鱗です。確かに、歴史における当時の戦争は「合戦」と呼ばれてしまっていて、例えば大学においても歴史学は文学部の一部にあるように、ある種の「物語」や「伝説」として取り扱われているように感じます。しかしながら、特に戦国期はその名の通り内戦状態での殺戮が繰り返されていた訳で、軍事学の観点から実際の可能性を検討する必要性があるのは至極当然ということがよく分ります。   実際、信長を一言で「天才」とか「大殺戮者」とかと呼び、そのイメージで楽しいのはやはり「物語」として楽しむ場合でしょう。ただ、当時を真剣に戦争を遂行しなければならない軍事戦略として考えれば、筆者の解釈は極めて納得がいくもので「なるほど」と唸りました。   例えば、主な戦争の前には必ず調略などで敵方からの寝返りをきっかけにして自軍の安全侵攻を確保しているとか、圧倒的な兵力動員による圧倒勝利の確保を優先するとか(桶狭間山戦を除く)、逆に無理攻めした際は自軍の損傷も大きかったようだ、など。信長は、旧来型武将と比べて、極めて近代的な戦争を展開していたのだということが垣間見られて興味深いものがあります。
史実と虚実の間で
 信長の合戦の虚構性については以前から聞いているのでそう珍しいこととも思えないのだが、この本の良いところは、現在言い伝えられている逸話が当時の戦争の常識からいかにかけ離れたものであるか、ということを解明している点と、日本の近現代の戦争史との関連性を説いている点である。特に「甫庵信長記」のような物語が軍事戦略上の教材として扱われていたという事実には驚愕したし、こんないい加減な知識のために多くの命が失われたと思うと憤りすら感じた。  ただ、「信長公記」という第一級の史料がありながら物語が史実としてがもてはやされたというのは、長く戦争状態のなかった江戸時代の影響もあったのではないだろうか。史実の錯誤の原因を「甫庵信長記」のみに求めるのは少々無理があると思う。  とはいえ、もし日本がいま戦争をするとしたら、同じ失敗を犯しそうで怖い。戦争を知らない人びとが戦争を語り、構想することの危なさを、この本は暗に指摘してくれているような気がする。
初心者でも十分楽しめる、歴史の真実に迫る本
「信長公記」には、ほぼ完全な自筆本が2本残されているが、自筆本同士でありながら、異同が多いのだそうだ。筆者は、この2本の自筆本について、信長と家康に対する敬称の有無を巻ごとに分析し、一方を決定稿と見る通説に疑問を投げ掛けるとともに、記事ごとの敬称や干支の有無から、カードシステムによる編纂方法を取っていることも明らかにし、カードの並べ違いや重複の例まで示してみせる。「なるほど、古文書の解析とは、こうやってやるものなのか」と、大変、面白く読むことができた。

さて、筆者は、その「信長公記」をおおむね信頼できる史料価値のあるもの、後世の「甫庵信長記」を伝記小説的な史料価値のないものという基本的なスタンスに立ち、「甫庵信長記」などに基づいた桶狭間の奇襲戦などの現代に伝わる通説を、「信長公記」の記述を詳細に分析したり、誤った史実の成り立ちの経過を明らかにして否定してみせ、「なるほど」と納得させてくれる。

ただ、この本を読んで、疑問に思うことが一つある。「信長公記」は、別に近年になって発見された本でもなく、我々一般大衆はともかく、研究者にとっては、その存在と、その中に書かれている内容については、以前から周知の事実のはずであり、そこから、昭和57年になって、ようやく通説を覆すような新説が出たということを、どう捉えればよいのだろうか。

実際、筆者のあとがきによると、昭和57年に筆者の新説が発表される前は、研究者の間でも桶狭間の奇襲戦などは通説となっており、現在でも、まだ通説を支持する研究者は、少なくないのだそうだ。こうなると、私などには、通説と新説の違いは、「信長公記」と、「甫庵信長記」などの後世に書かれた古文書を、それぞれどう評価するかのスタンスの違いに過ぎないのかとも思えてしまう。一度、通説を支持する立場の研究者の理論にも触れてみたいものである。


漫画版 日本の歴史〈10〉昭和時代2・平成時代 (集英社文庫)

[ 文庫 ]
漫画版 日本の歴史〈10〉昭和時代2・平成時代 (集英社文庫)

・松尾 尊〓 ・岩井 渓 ・木村 尚三郎
【集英社】
発売日: 2007-11
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
漫画版 日本の歴史〈10〉昭和時代2・平成時代 (集英社文庫)
松尾 尊〓
岩井 渓
木村 尚三郎
カスタマー平均評価:   0

昭和史発掘 <新装版> 9 (文春文庫)

[ 文庫 ]
昭和史発掘 <新装版> 9 (文春文庫)

・松本 清張
【文藝春秋】
発売日: 2005-11-10
参考価格: 870 円(税込)
販売価格: 870 円(税込)
昭和史発掘 <新装版> 9 (文春文庫)
松本 清張
カスタマー平均評価:  4
日本人の限界か?
226の結末もよくかけていました。 天皇制の問題が浮き彫りにされています。 反乱軍も、裁く軍もともに天皇陛下万歳である。 奇妙な光景です。また天皇のために行動したと思った磯部は、天皇 を呪詛。天皇は実は虚構な存在である事に到達したのでしょうか? 貧農の生まれで家族は死ぬ前に面会すら出来ない。上京の金が無いから と今では考えられない社会背景を描写。さすがは清張です。 でも、彼の結論、以後軍部統制派の独走が始まるは間違いです。 1990年後半から2000年代の研究では、2日間で鎮圧してことにより、天皇の権力は増大し、統制派の東条とリンクして戦争に突入。 つまり戦争立案に天皇が積極的に参加したのです。 ピックスらの学者は、日本の左翼学者でさえ、騙されている事を 指摘しています。皇室を守るために昭和天皇の言った嘘 が実に巧妙であった。独白録の、戦争に反対すれば精神病院送り になり、ベトは使えなかったに国民大半は騙されたということです。 残念ながら、日本の学者でそれを指摘し他のは、山田さんしかいません。よって、ピックスの昭和天皇。外人さんの著書で昭和天皇と戦争? などを併読すれば、昭和史のなぞが、よく分かります。 1970年代の学説の代表として、清張を読めばこれも楽しい。 そうして、以後30年の研究で、真実により近ずいた歴史家の 努力が理解できます。

アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫)

[ 文庫 ]
アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫)

・クセノポン
【岩波書店】
発売日: 2002-07-09
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
アナバシス―敵中横断6000キロ (岩波文庫)
クセノポン
Ξενθφων
カスタマー平均評価:  4.5
アレクサンダー大王も愛読した本
いえ、アレクサンダー大王の愛読書は実際は『イリアス』なんですが、ペルシア遠征に参考にしたのは確実と言われる本。昔々に読んだものを最近パラパラ読み返していたら改めてなかなか面白いと実感しました。2400年前の落ち武者記録が読めるということ自体がスゴイです。ソクラテスの時代の記録ですよ。ガリア戦記よりずーっと古いんですからね。 人によっては詳細過ぎてダレる部分もあると思いますが、家人は地図片手に読み進んだら楽しくて仕方がなかったそうです。「え?昔はこんなところにこんな動物(ライオンとか)がいたの!?」とか「この地域はこんなに緑なしていたの!?」とかとかエコシステム系の見方をしてもなかなか楽しいです。有名な「海だ、海だ(タラッタ、タラッタ)!」の場面に辿り着くと、2400年の時を越えてこちらも「良かったなぁ」と感動します。 他のレビュアーの方のご指摘通り、クセノフォンの自己美化が素晴らしいというかよくやるよというか。要所要所で名演説をぶつ自分の姿を念入りに描写するあたりなど、「それホントか??」というか。しかし最も胸に響くのは、古代の人間と現代人が大して変わらないように思えることです。いや実際変わらないのでしょう。彼らの方が間違いなく体力ありますけど。
事実は小説より奇なり・・・
 「アナバシス」って何?  「敵中横断6000キロ」って・・・なんか凄そう!!  で、作者が、クセノポン!  プラトンと並んで、ソクラテスの弟子の一人!  ということで、読みました。  事実は小説より奇なり・・・  冒険小説顔負けのなんとも凄い物語でした。  敵中で孤立したギリシア人部隊を率いた時、  クセノポンは、弱冠30歳ほど。  年齢の点もあり、明確な指揮官にはなりませんが、  1万3000余名のギリシア人を、鼓舞する演説を再三にわたって実施し、  部隊全部の窮地や自身への誹謗から身を守ります。  言葉による説得がいかに大切であり、有効であることか  が、緊迫した局面で登場するので、ひりひりするほど強く伝わってきました。  クセノポン・・武人でしたが、やっぱり、ソクラテスの弟子だったんだな、  と思った瞬間でした。
軍記物として読んでも面白い
ギリシャ的な、あまりにもギリシャ的な、と言いたくなる本。
確かに、古代の武具にどのような物が使用されていたのか、また、陣形はどうだったのか、という、興味深い資料ではある。
しかし、それだけではない。
人物の描き方が生きいきとしていて、歴史小説としても楽しめるだろう。

ただの回顧録、という文体ではなく、ホメロスからの長いギリシャ文学の形式は引き継がれている。
訳注も充実しているので、古代ギリシャに興味がある人なら楽しめるだろう。
しかし、クセノポンよ、自分のことをここまで格好良く描けるとは、さすがにギリシャ人だ。
2400年の時を越えて今に伝えられた貴重な書物
この書は、紀元前401年ペルシアの小キュロスの叛乱に参加したギリシア部隊の物語であるが、戦闘の様子ばかりでなく多くのことを今に伝えてくれる。
○小アジアからバビロンまでの日程や、途中にある町の様子やその規模
○当時のギリシア兵が戦闘の技術ではペルシア人より遥かに上であったこと
○戦利品に共同のものと個人のものがあったことや、組織内の細かな取り決めがあったこと
○行軍中の食糧の入手の仕方や、集会を催しての意思決定の仕方
○現在の我々から見れば戦争に行って、帰る先は家族の元という感じがするが当時のギリシアでは傭兵として転々とするのが普通であったらしいこと

この書を読み終えて強く感じることは今も昔も人間の感情が殆ど変わっていないということ。
古代の傭兵部隊に飛び込んで
これは非常にユニークかつ貴重な記録です。他の歴史書と違って、 著者であるクセノポン自身が全て自ら体験した事だからです。 有名なマラトンの戦いやサラミスの戦いなどについて書かれたものは、 全て事後の取材によって書かれたものなので、自国びいきや誇張癖など 割り引かなければならない要素がたくさんあります。

ヘロドトスやトゥキュディデスのそうした歴史書が上空からの カメラで捉えた像とするならば、このアナバシスでは、 カメラは一行と労苦を共にしているわけです。 著者がその一行のリーダーであった事は、現在こうしてこの記録を 読む我々にとってはこの上もない幸運でした。

各地を通るそのたびにかけひきをし、兵士たちを食べさせ、

安全を計り、不満が爆発すればなだめた本人の書ですから、当時の同盟国、 敵対国とはどういうものなのか、当時の行軍は、モラルはどんなもの だったのかが、淡々とした事実の記録を通して赤裸々に語られます。

一兵士の記録であったら、ここまで「なぜ」はわからなかったでしょう。 なぜそっちを通るのか、どうやって食物を調達したのか、

なぜその民族が追ってくるのか、など、読者は読みながら その全てを一緒に体験していくことになります。

星4つとしたのは読者を選ぶためです。 古代ギリシアについてある程度知っていないと、あまり 意義がわからず冗漫に感じるかもしれません。 間違いなく古代ギリシアの入門書ではありませんが、 主な歴史書を読んだ後、戦争の現場を知るために

ぜひ読まれることをお勧めします。


使ってみたい武士の日本語 (文春文庫)

[ 文庫 ]
使ってみたい武士の日本語 (文春文庫)

・野火 迅
【文藝春秋】
発売日: 2008-09-03
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
使ってみたい武士の日本語 (文春文庫)
野火 迅
カスタマー平均評価:  3.5
確かに
武士のことば、とするかはわからない。しかし、解説の丁寧さ、武士にまつわることが得られるいい本ではないかと思った。解説で平家物語まで引用を探した、重畳という言葉を見ても、決して著名作家の丸写しではなく、信念のある本だと思います。作家の本への足掛かりにもできるし、初心者には目から鱗です。
武士語って何?
 最近「武士語」を扱った本が複数出ているようで、若者の間で「拙者」とか「?でござる」とか使うのが流行っているとかいないとか。  では、武士語って何だろう。  「階級としての『武士』が実際日常使っていた(主に、話し)言葉」だろうか。  でも、考えれば現在「武士」は一人もおらず、実際に武士がどのような喋り方をしていたか正確にはわからない。手紙等の文章は書き言葉で実際の話し言葉とは違う。かなり地方差もあろうし、戦国時代と江戸時代でも違うだろう。  実際には「武士語」とは現代に生きる我々がある限られた階層の話し言葉として仮想したヴァーチャル言語=役割語と言っていい。「役割語」について、詳しくは、金水敏著「ヴァーチャル日本語 役割語の謎」岩波書店刊、をお読み下さい。  さて、本書では、見出しの言葉はすべて現在文庫本で入手できるような現代時代小説作家の作品からの引用で、会話の部分からより地の文からが多く、オマケに女性の会話も使われている。どこが「武士の日本語」なの、と問いたくもなる。  冷静に判断するならば、本書はブームの続いている「江戸語」の本、言語学的に突っ込めば時代小説作家特有の語彙についての本と言えるだろう。それはそれで充分面白い本だ。だから「武士道」だの「品格」だので自著の価値を主張するのはやめてほしいなぁ。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク