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続・大空のサムライ―回想のエースたち (光人社NF文庫) 大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫) 失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎―裏神道の総元締め「八咫烏」が明かす封印された第三の伊勢神宮と天照再臨 (ムー・スーパーミステリーブックス) シベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書) ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書) 日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書) 坂本龍馬 (講談社学術文庫) 江戸の下半身事情 (祥伝社新書) 最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀) プロジェクトX挑戦者たち〈8〉思いは国境を越えた (NHKライブラリー)
続・大空のサムライ―回想のエー.. 大空のサムライ〈下〉還らざる零.. 失われたキリストの聖十字架「心.. シベリア抑留とは何だったのか―.. ユーゴスラヴィア現代史 (岩波.. 日本社会の歴史〈下〉 (岩波新.. 坂本龍馬 (講談社学術文庫) 江戸の下半身事情 (祥伝社新書.. 最終戦争論 (中公文庫BIBL.. プロジェクトX挑戦者たち〈8〉..

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続・大空のサムライ―回想のエースたち (光人社NF文庫)

[ 文庫 ]
続・大空のサムライ―回想のエースたち (光人社NF文庫)

・坂井 三郎
【光人社】
発売日: 2003-04
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
続・大空のサムライ―回想のエースたち (光人社NF文庫)
坂井 三郎
カスタマー平均評価:  4.5
大空のサムライを読んだ人へ
名著「大空のサムライ」の続編ですが、ひとつひとつのエピソードに、失った戦友への愛が感じられ、彼が戦争という狂気の中にあっても人間として大切にしなければいけないものをちゃんと持っていた軍人であったことがわかります。
本書を読むと彼が、「自己の全知全能を傾けて取り組む姿勢」に大きな誇りを持ち続けたことがわかり、またそう言った人たちが戦時中にたくさんいたからこそ、緒戦の勝利に結びついたんだ、ということが改めて理解できます。

さきの戦争については様々な議論がありますが、こういう人が、「戦争はやってはいけないんだ」ということが何よりの反戦のメッセージになるんだ、と感じました。
一騎当千のエース搭乗員たち
坂井三郎元海軍中尉の世界的ベストセラー「大空のサムライ」の続編です。「大空のサムライ」を読んだ人は、そのほとんどが深い感動を覚え、そして彼を取りまく上官や、エース仲間たちに興味を持ち、そしてこの続編を読む事でしょう。大空のサムライと対になる一冊といって良い。ヒヨッコ時代(佐伯航空隊)に、日本人初の敵機撃墜を記録した黒岩利雄一空曹に空戦訓練を受け、大いに負かされたこと。
大村航空隊で半田亘理飛曹長に「左ひねり込み」の妙技を教わった事などの訓練時代の思い出から実戦配備され、ラバウルで戦った戦友の事などの回想録が主な内容になっている。
陸軍航空隊の「南郷茂男大尉」の兄であり、海軍航空隊にあって、中支戦線で大活躍した、かの有名な「南郷茂章大尉」に前線での戦訓を聞き、目を輝かせた思い出。その南郷大尉は、南昌上空で壮烈なる戦死を遂げられました。・・・が、その翌年に、すでに前線に配置されていた坂井氏らが、奇跡的に彼の遺体を発掘したのだそうだ。運命のめぐり合わせとでも言うべきか。などなど数々の興味深いエピソードが惜しげもなく500ページ余に渡って披露されています。
また、台南空を中心とした一騎当千のエース搭乗員たち(その名のすごいこと)も多く登場しますので、これはもう必見です。
坂井三郎氏は本当に「台南空」、いや「海軍航空隊」に誇りを持ち、そこで共に戦った戦友たちが好きだったんだなぁ〜と、つくづく感じてしまいます。戦争は二度と繰り返してはならない事ですが、彼らにとっては、自分を燃やし尽くして生き、自分の力を試す、ある意味「有意義」な時代だった事でしょう。不毛の現代人としては、多分にうらやましくもあります。あとがきに書かれている「可能性に挑戦し征服する法」を読むたびに、「私も頑張らねば!」と励まされます。
上下巻のまとめ的な存在。
大空のサムライ 上 下 のまとめ的な存在だと感じた、回想のエースたち、といかにも戦友を思い出しているかのようだが実際そうでもなかった気がする、坂井氏の飛行機、飛行に対する思いなどが書かれていたと感じている。なので星4つです。


大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)

・坂井 三郎
【講談社】
発売日: 2001-04
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
大空のサムライ〈下〉還らざる零戦隊 (講談社プラスアルファ文庫)
坂井 三郎
カスタマー平均評価:  5
あっという間に読みきってしまった
上下巻、ともに気がついたらあっという間に読み終えていた。 臨場感が尋常ではなく、他のレビュアの方々が述べられている通り、まるで自分が零戦に乗って、坂井氏と共に飛んでいるような錯覚に陥る。飛行中に風防を開けた時の風まで感じられるほどである。 私は航空整備を職業としているが(残念ながら外航なのでレベルの低さは否めない)、零戦は現代の最新鋭機にも構造的に共通する部分があり、当時の我が国の航空機設計・製造の水準の高さは驚くばかりである。なるほど、アメリカは戦後、我が国の航空機製造を禁止したわけだ。まともにやりあっては敵わないとわかっていたのであろう。 坂井氏は目に致命傷を負った際「何故俺はこんなにも運が悪いのだ」と嘆いたが、我々現代人、いや当時の人々から見てもまったく天晴れ、こんなにも充実した人生を歩める人はそうそう多くはないと思う。 初めは天性の才能を持った操縦士かと思っていたが、努力の塊のような人だった。一方、坂井氏までもが特攻に駆り出されていたとは。当時も今も、我が国の権力者は人の命をなんだと思っているのか。結局特攻で散華した若者に借りを返すべく自決した指導者はたかだか数十人程度だったと聞く。卑怯者が生き残る社会はいい加減に終焉してもらいたい。 1/32の零戦の模型を4機買った(21型、52型の2機ずつ)。坂井氏や当時の精鋭を偲びつつ大事に作ろうと思う。 笹井中尉のような戦友を持った坂井三郎、貴様は幸せ者だ!私にはそんな熱い友人はいないし、これからも現れないだろう。今一度両氏には生き返っていただき、現在の我が国の堕落ぶりに強烈な喝を入れてもらいたい。 祖国を守ってくれて、ありがとう。貴方がたにはいくら感謝しても足りません。
必ず読むべき一冊
戦記や自慢話を読もうと手にしなかった事に後悔している。 これは戦記ではない。 与えられた仕事に対しての心構えや何をすべきか? 訓練の方法や指導の要領から、緊急時の対処法、その結果までがここに解説されている。
後世に伝えなければいけない偉大なる手記・続編
「大空のサムライ」完結編。 ガダルカナル上空での負傷後の奇跡のラバウル基地生還や、硫黄島攻防戦、内地での教官体験など、徐々に前線を離れて行く坂井氏の心の移り変わりがありのままに綴られています。 本文結末は意外な形で迎えますが、何度読み返しても心に訴えかける不思議な力を持ち合わせた貴重な手記だと改めて感じました。 激戦を勝ち抜き、あらゆる修羅場を潜り抜けて終戦を迎え、戦後の日本復興を見届け、天命を全うされた坂井氏からの、可能性に挑戦し征服する極意が収められている「戦話・大空のサムライ」もお薦めです。 こちらは坂井氏自らの体験から得た、勝負の要諦、成功の秘訣が語られており、原作「大空のサムライ」を補足する意味でも大変興味深いお話が沢山掲載されております。 強く生きていく為に、己の精神力、知力、体力を、その極限まで鍛えに鍛え、努力を傾けて修練、研鑽を積み重ねていく事の大切さが語られており、行き詰まりを感じている方や、情熱を取り戻したい方にお薦めです。
サムライの言葉に勇気づけられました
392ページ あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。 「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。  辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。  むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、  必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人  であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」 これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、 巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは 自分自身のみであることを振り返っているくだりです。 もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・・なのかもしれませんが、 私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、 その先に道が開けることの真理だと思います。 辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人 にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。 戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。 戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。
朝飯は一緒に食えても晩飯は食えない。
 常に戦争をしてる日々が続くとこうなってしまう。この本を読むと朝はいた奴が夜はいない。一体こんなことが日常茶飯事になったら今の我々はどうやって向かい合って生きていけば良いのだろう。しかし今となっては遠い昔、こうやって戦い続けた日本人がいた。ごく1部の誤った指導者のお陰で。終戦を知った坂井が「死んだ仲間が一番可哀想だ。」。  今、彼は笹井中尉の元に仲間達の元に還った。「虎は千里を行って千里を還る。」

失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎―裏神道の総元締め「八咫烏」が明かす封印された第三の伊勢神宮と天照再臨 (ムー・スーパーミステリーブックス)

[ 新書 ]
失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎―裏神道の総元締め「八咫烏」が明かす封印された第三の伊勢神宮と天照再臨 (ムー・スーパーミステリーブックス)

・飛鳥 昭雄 ・三神 たける
【学習研究社】
発売日: 2002-01
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎―裏神道の総元締め「八咫烏」が明かす封印された第三の伊勢神宮と天照再臨 (ムー・スーパーミステリーブックス)
飛鳥 昭雄
三神 たける
カスタマー平均評価:  4.5
衝撃の内容
飛鳥氏の他の著書も色々読んだのですが、この本は特に面白く、超サプライズの内容だと思います。本の構成もドラマチックで先を知りたくなり、グイグイと引き込まれてしまいました。日ユ同祖論の事を知ってる人は、より楽しく!、知らない人は、よりサプライズを感じる事でしょう! 2009年1月現在、米英の経済が崩壊寸前で、近々債務不履行宣言や新通貨導入、又は通貨の極端な切り下げなどが起こりかねない状態ですが、ハイパーインフレによる物資高騰&欠乏、倒産、失業、自殺急増、暴動、戦争、侵略、政争など、色々起こる可能性有り、日本も追い詰められる事でしょう。 出口 王仁三郎が予言したような大峠のような事が起きて、日本もいよいよ滅亡という寸前で神が発動するとの事ですが、八咫烏が語ったサプライズと妙に重なる部分もあり、興味深いです。 (内容は他の方が書かれてますが、ご一読をオススメします!) 個人的に思うのは、20年に1度の伊勢神宮の遷宮祭が2013年にあるので、もしかしたら、その辺りで何かサプライズが起きるのかもしれませんね。 余談ですが、アメリカ人(クリスチャン)の友人に話した所、彼女は日ユ同祖論の内容を知っていて、超びっくりしました。八咫烏が語った内容を教える時、否定されるかもと躊躇したのですが、意外に興味深そうに聞いてくれました。彼女もまた、日本と日本人は長い間封印されたまま、日本人自身が気がついていないと感じているようです。
日本が大きく動く予感
面白いです。最初こそ論理の飛躍に戸惑ったものの、それは著者が弁解しているように他著を見れば整合性のとれている話なのかもしれません。そこからです、面白いのは。 読み進めていくにつれて、神道を裏でつかさどる八咫烏(やたがらす)とのスリリングなやり取りと、飛鳥昭雄の解説が同時進行して、並みのサスペンス小説より面白いです。さすが「サイエンスエンターテナー」と自称するだけのことはあります。 初めは分からなかった、ひとつひとつのピースが大きな全体像となって結末を迎えるあたりは圧巻ですらあります。誉めすぎでしょうか。そうは思いません。 この本は興味半分で、知識のない無垢な人を騙してお金を盗ろうという本ではありません。想像するに、神道や原始キリスト教についての前提知識がある人ほど、この本に引き込まれざるを得ないように思われます。 近い将来、この本に書かれているような事がもし現実となったならば、日本は想像を絶するような役割を世界に対して果たすことになります。果たしてそのような事があるのでしょうか。それは皆さんが本書を読んで判断してみて下さい。
なかなかのエンターテイメント本
本著書はエンターテイメントとしては、近年の飛鳥作品の中ではかなり
楽しめる部類に入ると思う。
ただし、本作品に関わらず飛鳥作品は著者の所属する宗教団体の教義が
色濃く反映されているため全てを鵜呑みにする事は非常に危険。
個々の情報が正しいもの(正しくない場合もあるが)であったも、パズル

を組みあげる人間の恣意的解釈が織り込まれれば、どんな完成図でも描く
ことが可能であるからだ。

ただ、八咫烏と飛鳥氏の「然り!」とか「否!!」といったやりとりは
見ていてスリリングで楽しい。
密かにマイブームである(w
この作品に関しては五島勉を超えたのではないかと思う。
右翼やコヴァは全然気づいてないんでしょうね
もし、この本の内容が真実だったら、本当にエラいことになってしまうんでしょうね。よく世間一般で「神の国」とか騒いでいる右翼とかコヴァ(小林よしのり信者)って、まさか日本の神道の神様が「汝の敵を愛せよ」のイエスキリストだったなんて、全然考えてもいないんでしょうね。彼らが「天照大神の正体」を知ってしまった時の驚いた顔が見てみたいです。
伊勢神宮に行きたくなる
内宮にイエスキリストが処刑されたときの本物の十字架が安置されているとのこと。
外宮にはモーゼゆかりの遺品が安置されているとのこと。
本当だったら、大発見中の大発見。
問題は信ぴょう性のみ。でも、かなり本当っぽい。


シベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)

[ 新書 ]
シベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)

・畑谷 史代
【岩波書店】
発売日: 2009-03
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
シベリア抑留とは何だったのか―詩人・石原吉郎のみちのり (岩波ジュニア新書)
畑谷 史代
カスタマー平均評価:  5
ラーゲリ体験の重みと輝き
 旧ソ連の強制収容所(ラーゲリ)における過酷な体験をつづった手記でも知られる詩人・石原吉郎の詩と人生をたどりながら、戦後日本におけるシベリア抑留体験の意味をとらえなおすという、『信濃毎日新聞』の連載記事が単行本化されたもの。著者はハンセン氏病の問題など、当事者へのインタヴューをベースにした社会派のノンフィクションを手がけてきたジャーナリストで、文学・思想的な衒いがない分「ラーゲリ入門」としても、あるいは「石原吉郎入門」としても、とてもわかりやすく書かれている。  特に印象的なのは、シベリアでの極限の体験から到達した「一人の死者を掘り起こす」ことの重要さに、石原が徹底してこだわり続けたこと、そしてその姿勢が同時代の中でついぞ十分に理解されなかったことに関する描写だ。『望郷と海』などの石原のラーゲリ体験を記した手記は、1960年代から70年代初めにかけての、反スターリニズム的、新左翼的な潮流の中で幅広い読者を獲得した。本書では、そのような時代の「空気」と石原自身の抑留体験に根ざした思想の間には実は超えがたい距離があったことなどが、丁寧な取材によってフォローされている。 9.11のテロ事件とその後の世界情勢を持ち出すまでもなく、被害者意識の連鎖が、たえず新たな国際紛争の火種となり、「一人の死者がないがしろにされる」状況を生み出し続けていることを考えれば、本書にも引かれている(165ページ)「《人間》はつねに加害者の中から生まれる」といった石原の言葉は、ますますその輝きと重みを増してきているといえよう。

ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書)

[ 新書 ]
ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書)

・柴 宜弘
【岩波書店】
発売日: 1996-05
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書)
柴 宜弘
カスタマー平均評価:  4.5
地域、民族の歴史を踏まえた労作
「民族浄化」やNATO軍による空爆などの悲惨な状況が、なぜ現代のヨーロッパにおいて生まれたのか。ボスニア内戦の構図を理解するのに有益な書。 著者もあとがきで記しているように、「現代史」と銘打ちながら、中世のセルビア王国やクロアチア王国などから紹介しており、南スラブ地域の通史でもある。このため、読み始めた当初は、第一次世界大戦後に成立した「第1のユーゴ」より前の、こうした歴史的記述部分はなかなか頭に入りにくく、ある程度読み進んだところで再度冒頭に戻って読み返すほどだった。 しかし、その結果、ボスニアに混住していたそれぞれの民族の歴史的な経緯や意識が、そのルーツである中世の「王国」時代から理解でき、チトー率いる「第2のユーゴ」解体から内戦に至る流れはしっかりと追うことが出来た。 セルビア人、クロアチア人、ムスリム人それぞれの歴史を丹念に追っているからこそ、「セルビア人悪玉論」に偏る「西側」の見方を超えた客観的な記述が出来たのだろう。地域、民族の歴史を踏まえた労作といえる。
民族自決の限界(同日一部修正)
 1946年生まれのバルカン近現代史研究者が、ボスニア和平直後の1996年に刊行した本。ユーゴスラヴィアは、オスマン帝国とハプスブルク帝国の支配下にあった南スラヴ系諸民族が、第一次世界大戦に伴う両帝国解体を契機に、イタリアとの対抗上、セルビアを中心に統一国家を形成したものである。しかし、ユーゴはその多民族性にもかかわらず、「単一民族」の民族自決に基づく「国民国家」とされたため、主にクロアチア人から批判を受け、国王は独裁により民族主義を抑えようとし挫折した。1941年枢軸国の侵攻によりユーゴは分割され、クロアチア独立国が建国されたが、共産党のチトーを中心にパルチザン闘争が組織され、社会変革を実施しつつ、独力で対独戦争と内戦を戦い抜く。この過程でチトーは民衆の圧倒的な支持を受け、戦後まもなく建国された連邦制国家の下で、急速な社会主義化を進めたが、まもなくソ連と対立し、コミンフォルムから追放された。この厳しい状況下で、ソ連との対抗上ユーゴが掲げた政策が、自主管理と非同盟政策であり、60年代には市場メカニズムも積極的に導入された。しかし、それは結果として経済的な格差の拡大と、民族主義の台頭をもたらす。チトーは、セルビアの主張の抑制と党の積極的役割の強調により、連邦を緩やかに統合しようとするが、彼の死後の経済危機と、東欧変革の中での複数政党制による自由選挙は、民族主義を助長し、1991年連邦は解体した。しかし各共和国で少数派に転落するセルビア人はこれに反発し、まずクロアチアで、次いでボスニア・ヘルツェゴヴィナで内戦が勃発し、最終的にNATOの軍事介入を受けることとなる。著者はこのユーゴの経験から、民族混住地域での民族自決の不可能性と、帰属意識の多重化による民族意識の相対化の必要性を強調する。コンパクトに基礎的な事実が分かる。
バルカン地域の歴史が分かりました
ユーゴスラビアで戦争があったのは知っていましたが、何故おきたのかということに関しては知らないままでした。 サッカー日本代表オシム監督に関する本を読み、改めてこの地域で何が起きていたのか、というのを知りたくなり本書を購入しました。 世界史に疎い私にとっては最初の頃は難しかったですが、読んでいくうちにこの地域の特色や背景について理解できるようになりました。 ただ、本書が書かれたのが1996年という内戦が終了してから時が経っていない頃なので、内戦に関する詳しいところは記述されていないように感じました。 本書は、旧ユーゴスラビア地域の近代の変遷について知るにはいい本だと思います。
ユーゴスラビアは何故崩壊したのか。セルビアだけが何故悪者になったのか
旧ユーゴが崩壊した理由を1800年代にまで遡って解説した本である。ページ数に制約がある新書の性格上、内容的には概略とどまっているのだが、初めて読む者にも理解しやすい内容となっている。 ユーゴ崩壊の過程において、セルビアは悪者のレッテルを貼られ、「民族の独立(自決)」を掲げる国々は正義とされていたが、著者は、各共和国の独立はそんな単純な理由で説明できるものではなく、誰もが被害者であり同時に加害者であるという趣旨でセルビアだけが悪者ではない(その為に時代を遡っている)と主張する。そして、おだやかな表現ではあるが、各政治勢力に追随しただけで一方的な報道を行ったマスメディアのプロパガンダを批判している。 「戦争広告代理店(高木徹著)」というノンフィクションがある。ボスニア内戦においてボスニア・ヘルツェゴビナの広報活動を請け負ったアメリカの広告会社を描いたこの作品は、広告会社が行った「宣伝」とそれを鵜呑みにした各国メディアの様子がよく理解できる。一般人である私には衝撃的な内容の力作であったが、同時に著者がNHKのディレクターであるにもかかわらずメディアの罪を反省しようともしない後味が悪い作品でもある。 ユーゴ内戦は、コソボ紛争時の99年にNATO(アメリカ)が人道介入の名の下に行った空爆によって終結されたとされているが、その後、この介入にある思惑があったことが文書(付属文書B 興味のある方は調べてみてください)で明らかになっている。 一応の内戦終結後、メディアは沈黙し、モンテネグロの独立も殆ど報道されなかった。彼らの行為が旧ユーゴ庶民レベルでどのような深刻な状況を引き起こしているかを知りたい方には「木村元彦」の一連のルポを読むことをお勧めしたい。
ルーマニアおじさん:ユーゴスラヴィアって?
 この本は、最近話題になっているユーゴスラヴィア地域での政治的な動きを解説する体裁を取って書かれている。その中で、ユーゴスラヴィアを構成する各地域、セルビア、クロアチィア、モンテネグロ等の歴史や文化、そして言語に解説を加えている。

 この本で必見なのは、書いている解説と文章で、二つのユーゴスラヴィアすなわちティトーのユーゴスラヴィア連邦とユーゴスラヴィア王国についての包括的で、理解しやすい考え方を提供して、それらを通して長い歴史の中で、これらの対立構造が作り上げられたことなどの争点を明らかにしているところだと思います。

 この地域の政治や対立構造、そして各民族の特徴や成り立ちを理解する上で、入門書として大変多くの優れた部分があると見とめるものです。

 この地域に関心ある方の一読を薦めます。


日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書)

[ 新書 ]
日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書)

・網野 善彦
【岩波書店】
発売日: 1997-12
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
日本社会の歴史〈下〉 (岩波新書)
網野 善彦
カスタマー平均評価:  5
日本国の再統一、アイヌと琉球王国
 下巻は、教科書的に言えば建武の新政から徳川三代による幕藩体制の完成までが三章に渉って記述され、終章に「展望」として17世紀後半から現代に渉る要約と、網野氏自身の意見が述べられている。網野氏によると、明治政府による歴史教育の刷りこみによって農本主義的日本、単一民族としての日本、島国として閉鎖されていた日本というイメージ、中国人・朝鮮人に対する蔑視感情、江戸時代に対する否定的見解が一般に流布されたのだという。個人的には、戦後のアメリカによる、アメリカの為の、東アジアへの戦略的枠組の強制的構築が更に大幅に大陸・半島・列島の関係を歪めた気がするが、この三巻本は、そんな明治時代に作り上げられたとされる臆見を打破する記述が方法的になされている。 網野善彦氏の著作に共通した要素だが、このシリーズも、読んで元気が出る日本史だ。

坂本龍馬 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
坂本龍馬 (講談社学術文庫)

・飛鳥井 雅道
【講談社】
発売日: 2002-05
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
坂本龍馬 (講談社学術文庫)
飛鳥井 雅道
カスタマー平均評価:  5
現在のどころ、龍馬論の随一ですね
京大人文研の教授であった飛鳥井雅道氏の書いた龍馬論ですが、徳川慶喜の大政奉還後の龍馬の「迷走」に関して、上手に論じて、龍馬の考えを救っているのには、感心こそすれ、これまでの歴史研究者の形式論理の振り回し、重箱ほじくり作業に飽き飽きしていた者には、わくわくする楽しみでした。 近世後期から明治にかけて、歴史をざっくりと欠き割いて見せてくださる手腕には、いつも感心していたのですが、飛鳥井氏は残念なことに亡くなってしまった。古文書も読まれ、哲学的理論にも強かった研究者だったのですが……。 それより驚いたことに、講談社学術文庫版は、前の福武文庫版にくらべて、訂正・改訂が各所に加えられ精密さが向上していることで、亡くなる直前まで、手を入れていらしたのでしょう、著者の誠実さが十分に窺えます。
歴史家の描く英雄
この本は学術書なのだが、まるで小説を読んだような読後感。確かに著者は一般の人も良く分かるように難しい単語を避けている。しかしそれだけではない。この本で論じられているのが幕末の稀有の英雄坂本龍馬だからである。

民権派、海軍の先駆者、平和革命派、という従来説かれてきた龍馬像のすべてを採り、それを「一歩はみだした」ところに龍馬の真骨頂があるのだという著者の龍馬理解は説得力があった。特に大政奉還時の綱渡りのような龍馬の情勢理解と行動力は驚くほかなかった。西郷も大久保も桂も海舟も龍馬より一歩遅れていたのだと歴史資料に裏打ちされて説明されると納得する以外には出来なかった。確かに龍馬は単に内乱を避けたわけではなかったろう。本心は討幕に在ったろう。しかし彼の現実的な判断は結局幕末の無血ブルジョワ革命を成功させる。彼の判断は正しく、内乱は長引かなかった。良くも悪くも日本の歴史に大きな影響を残したのである。


江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

[ 新書 ]
江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

・永井 義男
【祥伝社】
発売日: 2008-09-26
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
江戸の下半身事情 (祥伝社新書)
永井 義男
カスタマー平均評価:  4
江戸時代を違う視点から
人情があった、とか、節約した生活が素晴らしかったと取り上げられる江戸時代を風俗から見るとこんなに楽しいとは。 そこから発展して、家屋や医療など教科書には載っていない江戸時代を垣間みることができ、楽しく「大人の」歴史の勉強ができました。
非常に興味深い内容
江戸の風俗事情がよくわかる良書です。 特に興味をひいた部分は、幕府公認の吉原と、非公認の岡場所についてです。 吉原は、幕府公認であるため、格式などを重んじ、それに伴って、遊女一人当たりの 金額も高いのですが、これに対し岡場所は、幕府非公認であり、格式も劣りますが、 割合自由に営業ができ、かつ金額的にも安いわけです。 享保の改革などで、常に岡場所は取り潰されるが、その都度、必ず復活しているというのが 非常に興味深いと感じました。 幕府非公認ではあるが、営業的に不義理を働いているわけではなく、金額的にも安いため、 江戸の人々が、常に岡場所を求めていたということの証左であると感じました。 岡場所の生命力が感じられました。 江戸末期では、ついに岡場所の勢いに押されるかたちで、吉原が大安売りに出たという事実も 面白いと思いました。

最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

[ 文庫 ]
最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)

・石原 莞爾
【中央公論新社】
発売日: 2001-09
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)
石原 莞爾
カスタマー平均評価:  4.5
明晰な戦史分析と、宗教的世界観の断絶
 まず、前半。戦史分析に基づいた最終戦争の予見の明晰さに驚く。実際の第二次大戦は彼の予想・意図に反した着地をしてしまったが、その後60年経って成立しつつある地政学的な再ブロック化や、テロ/ゲリラ戦の拡大といった事象に、彼のビジョンの反響を読み取ることは現代でも可能だろう。  一方、後半で熱く展開される、国柱会信仰と天皇制ナショナリズム、そして独自の世界最終戦争ビジョン(「王道vs覇道」)が融合された論の運びがキテレツなことは否めない。(教祖・田中智学を本化上行菩薩の生まれ変わりとして語り、仏陀入滅からの必然的歴史として皇国による最終戦争論を位置付ける。)ただ、当時この団体は結構信者が多くて、政界にも進出していたポピュラーな団体だったことは、留意すべきだろう。例えば、宣伝用語「八紘一宇」はこの教祖による造語である。    ここ10年程、じわじわとメディアやネットで再評価されている感がある石原莞爾だが、彼がどんな思考と信仰を持っていた人間だったのかがよく分かる本なので、是非自分の目で確かめてほしい。「旧陸軍というドロドロした官僚組織の中で、もし石原が東条に負けていなかったら」という「もし」を考える人は多いと思う。そんな人にこそ、この本の鋭さとヤバさを味わってほしい。
まずはじっくり読む意味がある
戦争や歴史についてさまざまな意見があるだろう。しかし日本人として真剣に戦争を考えた人物、歴史的な満州事変を実行した人物の書いた本である。じっくり読む必要・価値がある。読み終わってみれば、石原も時代の空気に大きくとらわれていたことがよくわかる。 第一次大戦後のドイツに留学しおそらくは世界的な終末論や次の戦争に関する議論が大きく彼に影響したのだろう。また戦前の独特の日本の独りよがりの考え方。 それに賛成する人は今少ないだろう。今から見れば稚拙さが目立つ議論だ。しかしそれでも読む価値がある。間違いなく石原はもっとも独創的な日本人の一人である。
最終戦争論の現代における意義
第2次世界大戦がヨーローッパで勃発した頃、近い将来に世界がひとつになるための最終決戦が起こるはずだという、石原莞爾の予言を収めた本だ。今から読むと、当然、当たらなかったもの、それはどうかと思うようなものもあるが、大変参考になる点もいくつかある。 将来は世界中の成層圏を無着陸で飛びまわれる飛行機が発明され、それと同時に一瞬にして大都市を壊滅できるような最終兵器が開発される。その時こそ2大強国が最終決戦を経て、世界の統一が成されるというものだ。 無着陸飛行機での戦争というのは当たらなかったが、大陸間弾道弾の登場はまさに、石原莞爾が述べるところの最終兵器である。そして最終戦争は世界強国のうち、東亜と米州との戦いになるだろうと述べている。ソ連は内部崩壊するだろうと語り、これは当たった。 最終決戦に際しては、人口の半分が死に絶えるかもしれない。その際、消耗戦に耐えられる国が勝つと石原は言う。 日本は太平洋戦争で負けた。しかしドイツのように祖国を徹底的に破壊され、多くの人的被害を受けるまでには至らなかった。日本は国力を温存できた。表面上は負けたが、真の敗者ではないことは、その後の日本の発展を見れば自明だ。これらを踏まえて、日本の方向性を長期的視野で考えることが大切だろう。
戦争、とゆーのではなくて。
この人の慧眼は、まさに北と南、あるいは西洋と東洋、その環境下での「人間のできかた」の違いに着目し、 説いている点にあると思います。「戦争論」とは名付けているものの、私は文化人類学的な書だと理解しました。 世界から争いがなぜ絶えぬのか。その理解に、ひとつの指標を与えてくれます。 「天皇バンザイ」的な発言もありますが、それは時節柄のせいでしょう。彼はそんな小さな人物じゃない。 繰り返しますが、戦争論なんて捉えるべきではない、今も人類を導き得る指標だと思います。 めっちゃオススメです。
歴史の残酷さを思う
本書は、まさに大東亜戦争開戦のわずか一年前に出版されたものであるそこでは、太平洋を挟んだ日米決戦は数十年以内に起こるであろうから、その日のために日本は経済的、社会体制的、軍事的に準備せよといったことが書かれているしかし現実は日本にそのような猶予を与えることはなかったそして石原ら戦前の社会改革思想家の理想は敗戦と日本人だけでも310万人の死者を生む無惨な結果に終わったと言わざるをえない(彼等の理想は戦後、岸信介らをリーダーとしてある程度実現したが)しかし、本書が全く無意味かというとそうではない一見エキセントリックとも思える第五章の日蓮宗の教義をもふくめ、ここで書かれていることは、戦前の(そして戦後から現代をも含めて)日本の政治指導者たちの行動原理の大きな一部を形成しているのだそういった意味でも本書は現代日本人必読の書と言えるのかもしれない

プロジェクトX挑戦者たち〈8〉思いは国境を越えた (NHKライブラリー)

[ 新書 ]
プロジェクトX挑戦者たち〈8〉思いは国境を越えた (NHKライブラリー)

【日本放送出版協会】
発売日: 2004-03
参考価格: 788 円(税込)
販売価格: 788 円(税込)
プロジェクトX挑戦者たち〈8〉思いは国境を越えた (NHKライブラリー)
 
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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク