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歴史

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「その時歴史が動いた」心に響く名言集 (知的生きかた文庫) それからの海舟 (ちくま文庫) 秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫) 戦国の合戦 (学研新書) 一外交官の見た明治維新 下    岩波文庫 青 425-2 消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫) 逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫) 竹内文書―世界を一つにする地球最古の聖典 (5次元文庫) 逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫) 漫画版 日本の歴史〈9〉大正時代・昭和時代1 (集英社文庫)
「その時歴史が動いた」心に響く.. それからの海舟 (ちくま文庫) 秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫.. 戦国の合戦 (学研新書) 一外交官の見た明治維新 下  .. 消された王権・物部氏の謎―オニ.. 逆説の日本史〈6〉中世神風編 .. 竹内文書―世界を一つにする地球.. 逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 .. 漫画版 日本の歴史〈9〉大正時..

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「その時歴史が動いた」心に響く名言集 (知的生きかた文庫)

[ 文庫 ]
「その時歴史が動いた」心に響く名言集 (知的生きかた文庫)

【三笠書房】
発売日: 2007-11
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
「その時歴史が動いた」心に響く名言集 (知的生きかた文庫)
 
カスタマー平均評価:  3.5
動いた気がしない
NHKの同番組が好きだったので、買ってみました。 が・・・どうもテレビと違って、本の内容を読むだけでは、歴史が動いた気がしない・・・ これは逆に言うと、テレビの画像、そしてキャスターの心のこもった語りがいかに大きいかということでしょうか。 テレビで見た回の内容は、イメージが出来上がっているので、本を読んでも心を揺さぶられることもあるのですが、見てない回については、うまくまとめられすぎている様に感じてしまい、いまひとつ揺さぶられませんでした。 ふと思い出したときの字引としての活用にはお勧めしますが、テレビで見るときのような壮大なストーリー感を感じたいのであれば、それぞれの方の小説を別に読まれることをお勧めいたします。
少し物足りない
NHKでの番組は、歴史上の出来事を掘り下げていく良番組だと思います。 それを期待すると物足りなさが残ります。 名言が出てくるまでの詳細な背景や、人物の置かれた状況などは、 大分省かれている印象です。その代わり1話あたりは非常にコンパクトに 書かれており、入門編としては良いかもしれません。 ある程度知識の持っている方は、 「何だ、この程度のことなら誰でも知っている」 となること請け合いです。 そのような方には、本書のようなHow to本に近い感じのものではなく、 もう少し読み応えのある本を選んだ方が楽しいと思います。
歴史嫌いが治る本
私はこの番組が好きで、多くの話が収録されていたので購入しました。知っている話が多かったのですが、やはり名言は何度聞いてもいいです。一つ一つの話がうまくまとめられているため、一話10分くらいで読めるため、何か目標に突き進む時に(私は試験勉強の前に)読むとやる気がたかまります。 そして、この名言を知ってもらおうと歴史嫌いの従姉妹に一話だけ読ませると感動していました。かなり読みやすいので、歴史のおもしろさを感じていない人の入門書としても最適なんじゃないでしょうか。

それからの海舟 (ちくま文庫)

[ 文庫 ]
それからの海舟 (ちくま文庫)

・半藤 一利
【筑摩書房】
発売日: 2008-06-10
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
それからの海舟 (ちくま文庫)
半藤 一利
カスタマー平均評価:  5
勝海舟の個性をうまく表現できたノンフィクション
幕末の動乱期の中、幕臣の中心として江戸城無血開城という大仕事を成し遂げた後の人生を勝海舟はどう生きたのか。新旧相撃つ中で旧幕臣たちの生計をたてる道を探り、福沢諭吉らの批判を受けながらも明治政府の内部に入り、旧幕府勢力の代弁者としての発言力を確保して徳川慶喜と明治天皇の会見を実現。また一方では逆賊とされた盟友西郷隆盛の名誉回復に尽力した海舟の後半生に光を当てた名評伝。

秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)

・畠山 清行
【新潮社】
発売日: 2003-07
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
秘録・陸軍中野学校 (新潮文庫)
畠山 清行
カスタマー平均評価:  4.5
著者の熱意ある取材と努力には心より敬意を表す
著者は「日本の埋蔵金」などの著書のある畠山清行氏で、編集はノンフィクションでは定評のある保阪正康氏です。中野学校は、その昔、小生の親族の一人が在籍していただけあり、興味をもって何度も読ませて頂きました。当然ながら「学校」システムそのものの克明な「足跡」調査は難しく、詳細暴露については有る意味インパクトに欠ける印象も否定できません。が、それはそれとして著者の熱意ある取材と努力には心より敬意を表します。時折小生に言葉少なに話して頂いた当時の状況そのものが、この書の随所に書かれており、深く感銘を覚えました。小生は決して戦争肯定論者ではございません。しかしながら、信念を貫きながら生きながらえるという執念にも似た「合言葉」。公私共につまづいていた小生にとっては、なにか、心の底から力が湧いてきたような気がいたします。
かつて存在した日本の情報機関
太平洋戦争において影ながら活躍し、滅びていった日本の情報機関。 その機関員達を養成し、各戦線に送り出していったのが本書のタイトルにもある陸軍中野学校だ。 本書は昭和46年から49年に番町書房より刊行された「陸軍中野学校」全6巻を底本として一部を抜粋し、再編集したものである。 多少資料としては古いものと思われるかもしれないが、旧日本軍の情報機関。 つまりスパイを取り扱った貴重な本であり、また情報戦においても敗北を喫した旧日本軍の実情を暴いた迫真のドキュメントである。 原本の著者である畠山清行氏の丹念な取材と、客観的な視点による描写はとても読みやすく理解しやすい。 本書は中野学校の工作活動は勿論として、その教育・訓練について詳しい描写があり、中野学校が現代の情報機関でも通用する先進的な工作員養成システムを作り上げていたことが伺える。 中野学校の教育精神の礎となった、日露戦争における明石元次郎大佐の活躍も収録してあり、日本のスパイ史を俯瞰する上でも欠かせない本である。 光人社NF文庫から出版されている「憲兵物語」でもあったように 工作活動においては信頼関係こそが非常に重要であるといった見解は、スパイに対して偏見を持っている人にとって大きな衝撃を受けるものではないだろうか。 謀略は「誠」である、という言葉は非常に重い。 ご一読あれ。
インパクト弱い
中野学校で何が行われていたか、どういう組織だったかという検証本。衝撃的事実の暴露はなくインパクト弱い。

戦国の合戦 (学研新書)

[ 新書 ]
戦国の合戦 (学研新書)

・小和田 哲男
【学習研究社】
発売日: 2008-05
参考価格: 830 円(税込)
販売価格: 830 円(税込)
戦国の合戦 (学研新書)
小和田 哲男
カスタマー平均評価:  4.5
ドラマによるイメージとは違う戦国時代の実像
同じく小和田氏の著作『戦国の城』とセットで読むことで戦国時代の実像がわかる。 我々が思い描いている戦国象は多分に近世以降に形作られたイメージを元にした物であり実際の戦国とは大きくかけ離れた物になってしまっている。 本書では最近の研究結果も踏まえて実際の戦国時代とはどのような時代であり、当時の人々がどのように戦っていたのかが、教育者でもある小和田氏の読みやすい文章で非常にわかりやすく解説されている。 なかでも織田信長による兵能分離前の戦国時代の戦いにおいては軍勢のほとんどが農民であり我々の一般的なイメージする集団戦法による、たとえば武田騎馬軍団のような単独兵科の軍隊はありえなかったというのは戦国時代に興味を持ち始めたばかりの人には新鮮な驚きだろう。 巻末には近年の研究結果による有名合戦の見直しについて軽く触れているのだが、この章に関しては別書で詳しく取り上げた方が良いと思った。
戦国時代の合戦の実情がつぶさに分かる
戦国時代の合戦の実情を明らかにするために、 戦うことの必然性から軍勢の内容、準備と武具、戦略戦術について詳しく説明した力作。 実際の戦国大名のエピソードもふんだんに織り交ざっているので退屈しない。 戦場で足軽の隣りにいて解説を受けるような臨場感を味わうことができる。 欲を言えば最後の主な合戦の解説については 切り離して別に改めて上梓したほうが良かったのではないだろうか?
もっと知りたい、戦国時代
兵はどのようにして集められたのか、何を食べていたのか、城に立てこもっていた男女子供は負けた後どうなったのか、いわゆる影武者は本当にいたのか、忠義を尽くして死んだ武将の子はどう扱われてたのかといった、今まで一般にはあまり注目されていなかった点に視点を広げて、戦国時代に関する考察を行っている。 軍師は占い師の役割も担っていた、鉄砲は種子島伝来以前にも日本に入ってきていたようだ、今川義元は兵が占領地での略奪に出かけて手薄になっている間に討たれた可能性がある、信長は道路整備に熱心で3段階に分けた最高ランクのものは道路幅が6mもあった、どの大名も軍規の維持には腐心していた、といった点はなかなか面白く読めた。 後半部分では、近年新しい説が出ている合戦について、まとめて言及してある。賤ヶ岳の戦いの遺構から読み取れることの考察などは興味深かった。また、本書を読む限り、おそらく著者は研究者として顔が広いのだろう、自説を書きながらも他のいろいろな研究者の新説や発見にも幅広く目を向けているように思われる。
兵站、情報・・・今に通じる戦争の技術
西洋も日本も常備軍が整備されるようになったのが、同じ16世紀であったことに驚いた。そして、日本で兵農分離を確立したのは、信長だったことが本書でわかる。常備軍はいつでも長期間の戦争ができる。何よりも、それまで地侍の手下だった兵士を直卒とすることで、兵種別で大規模な集団訓練ができるようになった。その成果が、長篠の鉄砲隊だったという。著者は書いていないが、現代の戦闘ドクトリンに通じる概念の多くが戦国で考えられていたことが本書でわかる。 移動速度についての敵方の先入観を逆用して、防衛線を構築する間もなく敵をたたく電撃戦は山崎の戦いが良く知られているが、秀吉はこのほか、賤ヶ岳の戦いでも7時間で52キロを移動する美濃返しをやってのけ、信玄も勝弦峠の戦いで移動速度を誤認させた上で急襲することに成功している。美濃返しでは、美濃から近江へ向かう沿道の住民に予め食糧を準備させ、兵士は身一つで移動したという。この事態を予見し兵站を準備していた秀吉の頭のよさを考えさせられた。戦国と言うことで内通、流言の話も出てくるが、戦に向け、どのように生かされたかが記されていて、日本における情報戦の萌芽を感じた。 巻末の17大合戦の紹介は個別の記述が物足りない感はあるが、新見地からというだけあって、うなずく指摘もいくつか。そのひとつは桶狭間の戦いで信長は圧倒的な小領主という見立てが主流だったが、領主という見地からすればほぼ互角で、勝利は「奇跡」とまではいえない、十分な可能性のあるものだったというもの。同古戦場近くで育った身には感慨深いものだった。
戦国合戦をイメージするのに役立つ、『戦国の城』に続く名著
特に言及はないですが、前作『戦国の城』の続編的な位置づけの本です。 前著で語られたのは、私たちが「城」としてまっさきに思い浮かべる天守閣や石垣を持つ城が、本来の城の姿ではなく、江戸時代に建てられたものであって、戦国時代に実際に使われていた城は天守閣を持たず、空堀をめぐらせただけの「土の城」だったということでした。 戦国武将たちは攻める側も守る側も「付け城」や「後詰の城」など、多数の「土の城」を機動的に駆使して攻防を繰り広げていて、戦国の城は近代戦でいうところの塹壕線のような役割を果たしていたのでした。 一方本作では、戦国の合戦がなぜ起き、どのように戦っていたのかという「合戦全般」を明らかにしていきます。 なぜ起きるのか?という問いには、秩序が崩れ、実力で家臣を養わねばならない世の中で、敵から土地を奪い取り、恩賞として差し下さなくては戦国大名として生き残っていけなかったからだとしています。 どのように戦っていたのか?には面白い知見が多数あるのですが、例えば、戦傷の分析から武器を調べていくと、実際の戦闘では刀はほとんど使われず、鉄砲がもっとも多く、次いで槍による傷が多かったことがわかるそうです。 ただ、本書で述べられていることで当時の合戦が実際にどういうものか完全にイメージできるか?というとそうでもありません。私の疑問の1つに戦場での指揮系統のことがあります。同格の武将が何人か同じ城に籠っていたとき、誰が指揮権を持っていたのでしょう? 戦国合戦をモチーフとしたコンテンツを作るとき--小説でもゲームでも映像作品でも--幾らかの部分はやはり想像で補わなくてはならないようです。

一外交官の見た明治維新 下    岩波文庫 青 425-2

[ 文庫 ]
一外交官の見た明治維新 下  岩波文庫 青 425-2

・アーネスト サトウ
【岩波書店】
発売日: 1960-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
一外交官の見た明治維新 下    岩波文庫 青 425-2
アーネスト サトウ
Ernest Mason Satow
カスタマー平均評価:  4.5
幕末から明治初期の貴重な資料
本書は、幕末から明治を駆け抜けた英国外交官の貴重な資料である。 サトウの名前は、他の文献や坂本龍馬全集(書簡集)などにも散見される。 また、国語学の貴重な資料でもあり 将軍が大君とか 慶喜にケイキとルビが振られているのは その当時の言葉をそのまま反映しているからである。 そういう視点からも一読に値する。
動乱の時代
下巻には19-36章を収める。  政治史の資料として一級品。大政奉還から明治天皇の東京入りの頃という、まさに動乱の時代がリアリティを持って記録されている。当時の政治家たちの肉声が伝わってくる点も興味深い。  文化史、読み物としてはいささか物足りない。
英国外交官の目を通して内側から見た明治維新
(上巻のレビューの続き) 下巻には、1867年7月頃から、賜暇帰国する1869年2月までのことが書かれている。この頃になると、日本人の心情をかなり理解できるようになった著者は、日本食を好んだばかりでなく、芸者を揚げてのどんちゃん騒ぎも相当楽しんだようである。また、西郷隆盛、後藤象二郎、桂小五郎、伊藤博文、勝海舟、大久保利通などに直に接して情報を提供しあい、日本のとるべき政策や政治制度などについて話し合っている。そこからは当時の彼らがどういう考えを持っていたのかが分かるだけでなく、大政奉還前後に起きた様々な事件の意味合いも明瞭になってくる。朝廷、幕府、各藩の力関係も教科書を読むより把握しやすい。戦前は禁書として扱われていたことがうなずける、明治維新を内部から描いた一級の資料である。

消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫)

・関 裕二
【PHP研究所】
発売日: 2002-03
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHP文庫)
関 裕二
カスタマー平均評価:  3.5
モノ・オニが判らなければ古代史の謎は解けない
ヤマトの大王家であった物部氏は、8世紀に歴史の敗者として、オニのレッテルを貼られ、歴史の表舞台から葬られた。しかし、鬼と化した物部氏は、歴史の裏舞台で天皇家に接近し、連綿と生き延びていく。本書はオニの系譜から古代史を読み解こうとする意欲的作品である。
素人でも読みやすいです
島根県の物部神社の近くに在住したことがあって、タイトルに惹かれて手にした本です。

今まで歴史、古代史にはちょっとは興味あるけど、なんとなく敷居が高くて参考書程度しか読んだことがありませんでした。
ですが、この本は読みやすくて一気に読んでしまいました。

教科書で「お勉強」として学んだ事柄を違う視点で見ると、古事記や日本書紀の建国関連お話(国譲りなど)、大化の改新、奈良から平安における藤原氏の繁栄が、妙に納得できてしまいました。

サブタイトルで少しオカルティックな内容なのかしら? と心配もしたのですが、真面目な内容です。

 この本をきっかけにもう少し歴史の本を読んでみたくなりました。


逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)

・井沢 元彦
【小学館】
発売日: 2002-06
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
逆説の日本史〈6〉中世神風編 (小学館文庫)
井沢 元彦
カスタマー平均評価:  4
仏教とは何か
シリーズ6巻目であるが、ここでの見どころは1-3章の仏教に関する解説だろう。現代に於いてここまで簡潔に、しかも深く仏教を初学者に説明出来る歴史家は日本にいないのではないか。特に、現代仏教に直接影響を及ぼした鎌倉時代の新興仏教の成立と、その背後にある歴史については、知的好奇心を揺さぶられ、大いに納得をした。 これ以外にも元寇の行われた背景と、その当時の鎌倉幕府の対応などは、ほとんど初めて知る内容で、とても興味深い。 本書は文庫本で500ページを超える大作で、しかも内容が、「仏教」、「元寇」、「鎌倉幕府の滅亡」と3つの独立したモノがまとめられているため、一気に読み切るのには骨が折れるが、それでも、これらのテーマはこの巻において説明されなければならなかったのだ、と読み終わると気がつくはずである。
井沢氏の「逆説」シリーズの中でも、鎌倉仏教史をわかりやすく紹介する啓蒙書
前半の部分は宗教的な理解・知識に疎い私が、日本仏教史を非常に解りやすく説明されており、興味を抱くきっかけとして入門書的役割を担ってくれた。これは氏のシリーズで一貫して主張されているところであるが、やはり宗教的理解なくして歴史を、特に歴史上の人物の行動の動機を推理することは難しいと感じされられた。 後半の元寇の分析に関しては、元寇での日本の勝利を「ビギナーズラック」とし、現在も続くと思われる日本の外交・軍事音痴ぶりを、鋭く指摘する。 シリーズの中でも特にお勧めの書と考える。
一冊としての統一性のないのが残念
「逆説シリーズ」第六作。鎌倉新仏教の話から"建武の新政"までを描いたもの。仏教に関しては、井沢氏の「逆説」ではなく、釈迦の原仏教から鎌倉新仏教の各宗派の説明、そして現代への繋がりを丁寧に解説し、本書の半分を費やすと言うシリーズでは異色の作品。 確かに言われて見ると、親鸞、日蓮、道元、法然、源信、明恵など仏教界の偉人達は鎌倉時代に集中している。彼らの業績・思想などを丹念に説明している前半の3章は労作である。特に現在との係りを述べている部分が鋭く、普段我々が何気なく行なっている、「労働を厭わない行為(思想)」が道元から発しているという指摘はナルホドと思った。日蓮宗には「日蓮宗は正しいから正しい」という無限論理があり、これが石原莞爾等に引き継がれたとしたら恐ろしい(勿論、軍部の活動には日蓮の責任はない)。個人的には、「仏教編」を一冊に纏めた方が良かったと思うが、頁数の関係でこの時代の最大のイベント「元寇」に移る。事件の記述自身は平凡。本事件による「日本=神国」論が昭和の軍部に利用されたのは確かだが、それ以前の一般大衆にこの意識があったかどうか怪しい。著者の記述がこの辺、曖昧である。それよりも時宗を中心とする武士の働きをもっと高く評価して欲しかった。日本本土が侵略された経験がない理由を"海"に求めるのはレベルが低すぎるだろう。"建武の新政"は事実を記述しただけだが、その中で昭和天皇の戦争責任論に触れている。実は「昭和天皇=平和愛好者」というイメージは戦後に創られたもので、戦中は日本の勝利に欣喜雀躍していたのである。多くの日本兵が「天皇陛下の御ために」と言って死んで行った事と重ね合わせ、「昭和天皇に戦争責任はない」というのは暴論だろう。 前半の仏教に関する丹念な取材と懇切丁寧な説明に比べ、「元寇」、「建武の新政」は通り一編の記述で全体のバランスが良くない。しかし、前半だけでも労作ぶりを感じさせる出来で、「逆説」こそ無いものの、読者に知見を与える力作。
案外、受験生が読むのに良いような気がします
 この著者に関して、「先行研究のパッチワーク」という悪口も聞こえてくる。ま、そりゃ当然で、でなけりゃ一人の人間がこれだけの通史を書けるわけがない。引用文献も啓蒙的な概説書が多い。著者は明らかに、各種の先行研究から「言霊」論だの「怨霊」論だの「和の思想」論だの「ケガレ」論だのの着想を得て、そこから実証研究を再編集して自分なりのストーリーを構築している(梅原猛の名などが挙がっているが、他にも様々あろう)。その意味で、著者は編集者的な知性の持ち主だと思う。この巻の前半部を占める日本仏教史などは、それを顕著に示している。  私などは本文中にも度々引用される末木文美士の研究が一番の下敷きになっていると感じるが、他にも参照した文献は多いだろう。で、仕上がった「パッチワーク」の出来栄えだが、やはりこれは平易で目配りの利いた、かつ発見に満ちた優れたまとめだと思う(日本仏教史の解説書を紹介してくれと頼まれたら、末木の『日本仏教史』(新潮文庫)との併読を薦める)。参照文献一覧の無い恨みはあるが、週刊誌連載の一般向け啓蒙書でもあり、ま、ウルサイことは言うまい(…あと、文章が雑)。  「逆説」を謳い、通説にことごとく異を唱えながらも、よく見直すと扱われる題材がことごとく中高レベルの歴史教育で取り上げられるような名場面ばかりというのも、著者が一次史料から出発したのではないからだろう。それは記述の「抽象性」に帰着するワケだが、旧来の史学に対する批判に関してはもっともな点も多いし、読み物としては楽しめる。案外、高校生あたりはこのシリーズを入口にした方が日本史の成績アップにつながりそうな気がする。
日本仏教史概説として第1章から第3章が特に秀逸
元寇とその影響、鎌倉幕府の滅亡、建武の新政を扱った章も面白いが、本書で特に秀逸なのは、既に多くのレビュアーが指摘されているように、日本の仏教受容から始まって鎌倉仏教の成立・展開(戦前に至るまで)をわかりやすく説明してくれた最初の3章です。特に、最澄対空海というライバルに触れた箇所が、その余韻を持った終わり方とともに心に残る。最澄は文明は書物によって承継できると考え、空海は文明とは本人が体得しなければ意味のないものと考えた。結果として、宗教者・思想家として最澄は空海にそのスケールでは及ばなかったかもしれないけれども、弟子には恵まれ、その影響は鎌倉仏教の開祖にまで引き継がれる。「研究者」としての才能と「教育者」としての才能は全く別物と喝破する作者の指摘は素晴しい。碁の世界でいえば、最澄は木谷実で空海は呉清源だとする例えもわかりやすい。一方で、あれが月だよと指差す時、人が指(真理を示すための道具)にとらわれて月(真理)を見ないことを戒めた空海の教えも実に深い。似たような会話が展開された有名な映画の冒頭がすぐに思い出されますね。そう「燃えよドラゴン」。"Don't think. Feel."の世界ですね。文明・文化の継承の2大潮流の対比を試みた章として、第1章は実に奥行きが深く、これだけのためにも本書を一読することをお薦めします。

竹内文書―世界を一つにする地球最古の聖典 (5次元文庫)

[ 文庫 ]
竹内文書―世界を一つにする地球最古の聖典 (5次元文庫)

・高坂 和導
【徳間書店】
発売日: 2008-04-08
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
竹内文書―世界を一つにする地球最古の聖典 (5次元文庫)
高坂 和導
カスタマー平均評価:  3
筆者がうらやましい
竹内文書などいまさら信じる人もそういないと思いますが、この本では事実が記されているという前提で進んでいきます。そして竹内文書に沿った事跡が数多くあげられます。やはり竹内文書は正しく、超古代の天皇家を中心とした社会こそ理想であるとしています。循環論法という無粋な突っ込みはやめておきましょう。 内容はトンでも以外の何者でもありませんが、筆者の純粋さだけは伝わってきます。超古代文明の痕跡を発見するたびに一々感動するところや何事もいいようにしか解釈しないところ、疑いを知らずに何でも信じるところなどは少しうらやましく感じました。 <注意>電車の中で読むのはやめましょう。噴出して周りの人に変な目で見られる恐れがあります。
読みやすく楽しいので竹内文書の入門にいいかもしれない
竹内文書の解説書と言えば、古代の日本語の解釈に終始するようなものが多く、読むのがつらいのだが、この著者は前著でその解説は終わっているらしく、この本では「日本の天皇が天空浮舟(あめのうきふね)を使って世界を支配していた」ことの証拠を、物証、地名などの言葉から探して行く。 「竹内文書とインディアン伝説の共通点」「日本とアメリカを結ぶ縄文文化」「マヤ暦と古代日本の暦の共通点」など、非常に分かりやすく古代日本とアメリカとのつながりを探ってゆく。 特にアメリカ大陸の先住民であるインディオの言葉に残っている日本語は驚きである。 ブラジルに開拓移民として渡った日本人が、「奥地に行くほど自分たちより古い日本の入植者がいた」という言葉を残していることがそれを象徴している。 地名やインディアンの種族名の語源解釈に関しては素直に納得できないものも多いが、間違いとも言いきれないだろう。 全体的に非常に読み易く分かりやすい本である。竹内文書の入門にはこちらの方がいいような気がする。
牽強付会もここまで来ると芸術
 元々偽書とか、「トンデモ本」と言われる竹内文書であるが、この本はこの文書を正史とした上で、南米での地名、名称などを例示して天皇が超古代世界から世界を統治していた、とするものである。本のタイトルが羊頭狗肉で、竹内文書そのものの解説ではない。  例えば、アメリカはイタリア人の名前に由来すると言うのは俗説で、南米を行幸した天皇が殺害を企てた3人の賊王を指でひねり殺したことから、他の諸王がこれを称え、「天の利(あめのり)」と言ったことに由来する、と強弁している。  正史かどうかは別にして、それなりの評価のある竹内文書の価値を徹底的に貶め、歴史に全く無知で、読む本がない暇人にはお勧めである。
面白い!
今この瞬間に日本に居て、日本人に生まれてきてよかったと感激。 この文書を否定する者あれば、この文書以上の証拠を用意すべし。

逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)

・井沢 元彦
【小学館】
発売日: 1998-02
参考価格: 690 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
逆説の日本史〈2〉古代怨霊編 (小学館文庫)
井沢 元彦
カスタマー平均評価:  4
教科書では学べない歴史の真相に近づく
 高校の日本史の授業で歴史の年代の流れと重要人物・事件を鵜呑みにしていた自分には、「古代黎明編」に続き衝撃の内容であった。  恥ずかしながら、この本を読んで、「聖徳太子」や「天智天皇」といった称号は本人が生前呼ばれていたものではないということを初めて知った。  そして、それぞれその称号に驚きの事実が隠れている可能性が高いことやなぜ国家財政に負担の大きい大仏建立が行われ、その後あっさり平城京が廃れてしまったのかに興味を奪われ、一気に完読してしまった。  このシリーズの本の面白さの一つは、従来の歴史学会に対しで独自のアンチテーゼが含まれていることだけでなく、我々も常識だと思って不思議に思わなかった事実が、著者によってあっけなく何の根拠もないものだと改めて気づかされる点にあると思う。
ユニークな発想、それを史実に結びつける説得力。徒者ではない著者の只物ではない著作。
 相変わらず面白い。以下、著者に関しては1帖と同じ感想である。  さて、内容に言及すると、自分の興味をそそった点を下記に箇条書きに纏めてみた。参考ししていただければ幸いである。 ・何故、古代朝鮮の国「新羅」を「シンラ」と読まずに「シラギ」と読み、「百済」を「ヒャクサイ・ペクチェ」と読まずに「クダラ」と読むのか ・何故、隋の皇帝「煬帝」は「ヨウテイ」でなく「ヨウダイ」なのか ・聖徳太子の悲惨な青春時代 ・長屋王の自死と、藤原四子の死、それに触発された怨霊信仰の変容 ・山背大兄王の自殺の意味 ・崇徳上皇の呪いの言葉と実現、そしてそれが「太平記」に与えた影響 ・皇帝と天皇の違い ・日本の戦前の教科書が行った「白村江の戦い」に関する改竄 ・「私度僧」と云う言葉が持つ深い意味 ・天照大神と東大寺大仏の霊威の敗北と、怨霊信仰 ・長屋王を自死に追いやった最終責任者は聖武天皇陛下  詳述は読んでいただけるとわかるので割愛するが、いずれもユニークで面白く、能く纏まっている。  歴史嫌いの中・高生が増える昨今、この様な良書に出会えることが彼らの歴史観を一転させること間違い無し、であろう。学生から社会人まで、幅広いレンジの人にお薦めできる1冊である。
怨霊信仰はひとつの宗教なのか
シリーズ2冊目の本書は、聖徳太子を軸に、「古代から現代にまで継続して受け継がれている、あるひとつの思想」を解説しています。 これこそが怨霊信仰と言われるモノで、あらゆる宗教の枠を超え、日本人に生き続けている考え方だと著者は言います。そしてそのような結論を理解するためには、日本の歴史学の三大欠陥を理解し、それを乗り越える必要があると繰り返し説明しています(「日本歴史学の三代欠陥」こそが本シリーズの裏のテーマのような気もしますが・・・) よく考えれば、ここまで長期間日本人のこころから離れない怨霊信仰とは、それ自体でひとつの宗教として成立する事ができるわけで、なぜこの信仰が広く日本人共通の認識になっていないのかを不思議に思いました。
目の付け所は面白いが。
正直読むのに疲れる本である。話が脱線したまま先にドンドン進んでいき、途中で「話が逸れたから元に戻して」で 元に戻ると全く論旨が変っていたり、「この話は前の本に書いたから割愛する」と凄く大事な部分を飛ばす、しかもそれは前の本には記載が無いのがデフォルト。「この話題は後から」と書いてて後にも記載が無いのもデフォルト、やはり元テレビ屋なんだなあ、と。というのは番組進行表と同じノリで多分ここでCM入れてとかシナリオみたいな文章なのだ。もう読んでいてフラストレーションが溜まる事おびただしい。せっかくの妙な視点なのに論点を整理し推敲するという基本が出来てないんじゃないか?と。とにかく一冊読むのに何回も休むから益々何が何やら......ところどころトンデモの匂いが香しく漂ってくるけど読むのに疲れて なんかどうでも良くなってしまった。この本にチョッカイを出す人は まず岩波とかの一般的古代史の本を読んでからにしたほうが良いですよ。
論の展開にはやや強引さはあるが
 飛鳥・奈良時代の人物や出来事について、非常に個性的な筆者の考えが述べられている。「天智天皇暗殺説」「天武天皇異国人説」など。さまざまな書物の記述などをもとに、理路整然と書き進められている。歴史に詳しい人ならば、筆者の考えに疑問を抱くこともあるのかもしれないが、わたしのような素人は大いに納得させられてしまう。すべてを鵜呑みにしてしまうのは危険であろうが、たいへん面白い話である。

漫画版 日本の歴史〈9〉大正時代・昭和時代1 (集英社文庫)

[ 文庫 ]
漫画版 日本の歴史〈9〉大正時代・昭和時代1 (集英社文庫)

・松尾 尊〓 ・荘司 としお ・井上 大助
【集英社】
発売日: 2007-11
参考価格: 600 円(税込)
販売価格: 600 円(税込)
漫画版 日本の歴史〈9〉大正時代・昭和時代1 (集英社文庫)
松尾 尊〓
荘司 としお
井上 大助
カスタマー平均評価:  3
ちょっとダイジェスト過ぎるかも。
 日本の歴史のうち、大正時代から太平洋戦争の終結までを描いている。  いわゆる通史なので、キーワードを漏らすことなくその時代の出来事を淡々と記している。読者がその時代の知識を持たない場合には有難がられるが、多少知識のある人が読むとやや物足らないだろう。作品の性質上やむを得ないことであるが、漫画形式なので余計にその感が強い。  個人的には、大正時代の描写がとてもわかりやすくて良かった。  特に国際的な事件と国内の事件との関連、時系列がうまく整理されていたように思う。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク