受験の指導でもっとも有名な学校の1つで教えられている数学とはどのようなものなのか・・・非常に興味があってこの本を手にした。
灘高と中高一貫なだけあって、中学校から内容も髄分速い展開で進められているのがわかる。私学の中でも、中高一貫を取り入れているような学校では、カリキュラムの作り方などの参考になると感じた。使っている参考書や問題集も書いてあり、具体的にイメージがわいてくる。
どのようにすれば、灘中に入ることができるのかという本ではなく、灘中はどのような生徒を求めているのかとか、どういった力をつけさせることを狙っているのかが書かれている。最近の受験指南本の中では、ともすれば、「ノウハウですべてを解決することができる」的なトーンで書かれている本が多い。しかし、ノウハウを超越したところの考える力をどのようにつけたら良いのかを問いかけている意味で、この本の存在意義は大きいと感じた。 考えるということ灘中というと、よくわかんないけど受験勉強をトコトンやり尽くして、凄い競争率の中から合格した、受験地獄を体験した子が行ってる学校?何て、思ったのですが、ナゼか学習法...という言葉に釣られて読みました。
数学って本当はとても面白いんだよ。。。と言った人がいます。数学博士なのですが、その面白さを体験できると、幸せだろうなぁと、数学がそんなに好きではなかった私は思います。
でも、この本を読んで気づいたことは、自分が受けた数学の授業はこんな授業じゃなかった。こんな考え方をしてみると、もしかすると面白いかもしれない。灘中ってこういう学校なんだ...と、改めてこの学校で学んでいる諸君が羨ましくなった。
水と緑と土は同義語。最後は海に流れ出る。その一連の流れを感じ取ることが、あなたにとっての「環境問題」の第一歩になるかもしれない。
この本はそれを与えてくれる。文章がややこなれていないのが難点だが。 環境問題の核心についてわかりやすく解説している現在日本は不況の真っ只中にあり、経済の復興が叫ばれている。しかし、復興の枠組みというのは高度経済成長期あるいはバブル期の日本への回帰ではないだろうか?トマス・クーンは科学には発展はないといったが、いわんや社会科学である経済をやである。GDPという尺度をあてはめて発展、成長としている現在の経済では計れないもの、あるいは計量できないもののなかに、次世代の社会の方向性が記されている。効率重視の経済のありかたから、もっとパースペクティブな視点への切り替えが求められているのである。この本は、その意味で今後の日本、世界のありかたについて示唆してくれる。