最近なにかとシステム理論、哲学、生命論等でとりだたされるオートポイエーシス。その提唱者自らが平易につづったこの本をまた、センス豊かに翻訳されています。名著だとおもいます。
日本におけるオートポイエーシス論の啓蒙社は河本英夫氏が何冊も出版されていますが、どれをとっても僕にはわかりづらかった・・。その理由は彼が「哲学者」であり、入り組んだ言葉で説明することに慣れすぎているからだと思うのです。それに対し、こちらは非常にわかりやすくイラストも豊富に描かれていて、非常に著者らの疑問、そして提案に至るまでが理解できます。もし大学で今までのお堅いシステム論ではなく新しいシステム論授業が開講されるなら、是非副読本として推奨されるべきですね。
医療や生物、教育など自律的なシステムを相手取っている人々に読んでいただきたい一冊。・・・・いや、万人に読んでほしいんですけどね。珍しくベタボメでした。
死を、文化的・歴史的に踏査することは全く無意味とはいわないが、自分や自分の大切な人の死を一旦横にどけておいて、客観的に論じる死はどこか空疎である。死を学問することのむなしさを少しだけ感じた。 基本が無いとちょっと難しいかな??? 死に向かう過程としてそれぞれが示す段階などが、とても詳しく書かれているところは前作の「死ぬ瞬間」を部分的に解説した感じ。投稿された事例が繊細な部分をよく表していて、読んでよかったと感じる。
他、宗教の違いから見る死について書かれていて、とても興味深くおもしろいのだが、宗教についての公平な目で観る基本や、宗教を知らないと、奥深くまで理解しにくい部分があると思います。
また希望としては世界にある全ての宗教からも観て欲しかったかな、宗教の違いから観るならば幅を広げて欲しい、しかしこれをいうと欲張りすぎかも?と、いう感じです。
知っているようで普段忘れてしまっていることも改めて思い出させてもらうことができ、心のなかがきれいになったような晴れやかな気持になりました。 上品な話し方言葉遣いに関する本かと思ったら、相手を思いやる心や礼節に関しても広く触れていて、気持ちや態度の状態でどのように相手と接したらよいかが書かれている。大変読みやすく分かりやすく、丁寧で押し付けがましくない。具体的にどんな場面でどんな言葉がよいかの例も出ている。
どのような心がけ、気持ち、態度が相手に対してさわやかで上品か、思いやりある表現で書かれているので、自分も自然とかくありたいと思えるような文章と内容である。
最初は疑っていた筆者も、多くの(元)患者への取材を続けるうちに、がんが治るのは決して奇跡ではないと思うようになったという。その(元)患者や患者団体があげるポイントを紹介しています。
がんは治る可能性がある、ということを幾例もあげながら書かれているので説得力があります。がんと言われたばかりの人や、現在療養中の人に、今後も希望を持って治療していくために、ぜひ薦めたい一冊です。