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Jポップの心象風景 (文春新書) 三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 (文春文庫) 唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫) デュシャンは語る (ちくま学芸文庫) 江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫) さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫) 太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫) 日本映画史100年 (集英社新書) 日本芸能史六講 (講談社学術文庫 (994)) 歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書)
Jポップの心象風景 (文春新書.. 三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 .. 唐長の「京からかみ」文様 (紫.. デュシャンは語る (ちくま学芸.. 江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴.. さよならバードランド―あるジャ.. 太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫.. 日本映画史100年 (集英社新.. 日本芸能史六講 (講談社学術文.. 歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書..

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Jポップの心象風景 (文春新書)

[ 新書 ]
Jポップの心象風景 (文春新書)

・烏賀陽 弘道
【文藝春秋】
発売日: 2005-03
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
Jポップの心象風景 (文春新書)
烏賀陽 弘道
カスタマー平均評価:  4
日本人論だが・・・
『Jポップとは何か』が面白かったので、今度は音楽の話が読めるかと買った。しかし、本書は音楽(人気アーティスト)をきっかけに日本人論を展開する構成であった。 日本人論て、結局、思い込みばかりなんよね。本書もそう。例えば、最終章ではB'zを取り上げて、「日本的模倣文化の象徴」と書いているのだが、東洋では韓国だってタイだってベトナムだって似たようなもんだし、西洋だって国単位でオリジナルなものがそれほどある訳ではない。そもそも、西洋の芸術のオリジナル主義だってそれほど古いものでもない。日本語は漢語を含めると外来語ばかりだという話だって、英語も似たようなものだ。 と言うわけで、烏賀陽氏の著作は『Jポップとは』『朝日とも』『心象風景』の順に読んだのだが、どんどん面白くなくなって来た。かなり、かなりがっかり。
こじつけもあり、理解できるものもあった
正直な感想としては「こじつけやで、オイ」という感じの項もあった。 Jポップのみならず、人は音楽を選ぶ時、いちいちその音楽の意味合いや性(さが)などを計って聴くものだろうか?ほとんどの人は、「聴いていて心地よいから聴く」という感じなのではなかろうか。そういった意味では、たとえば桑田佳祐から「お盆の帰省」を見たり松任谷由実から「世界を救ったアメノウズメ」を見たりという過程は、無理矢理派生させた考察としか思えなかった。 ただ、ザ・ブルーハーツを取り上げた項などは比較的わかりやすい。人々が何を求めているのかという問題を、顕著にザ・ブルーハーツのロックが答えを示しているのが読んでいてわかった。また、浜崎あゆみの項では、某雑誌で浜崎自身が語った言葉そのものに頷ける部分もあったし、椎名林檎の項では、彼女の音楽から万人が想像するであろうことを噛み砕いて述べていて納得できた。 こじつけ的な項と、共感できる項が半々といった感じでした。
面白い試み
日本国内で圧倒的なシェアを占め、一方では、日本以外では殆どと言って良いほど売れない「Jポップ」。その背景にあるのは日本人の集合的無意識を考察する書。
読んで思うのは「なるほど、そういう解釈もできるか」ということ。日本という国の文科的、宗教的な背景であるとかから、Jポップ、アーティスト達を解釈してみよう、という試みは面白いし、一定の説得力もある。
が、やはりそこはそこで、かなり強引な解釈としか思えない部分もあるし、そのアーティストに関する曲・行動などから、趣旨にあった部分を「良いとこどり」して、説得材料にしてしまっているのでは? と思えてしまう部分も多々ある。そもそも8組のアーティスト、それも時代に関してもザ・ブルーハーツから椎名林檎まで、かなり幅広く、時代背景の変化などを考えれば、それらを一緒にする、というのもかなり無茶な話だろう。
そういうわけで、これをそのままJポップを産んだ背景などというのはどうかと思うが、話の叩き台としては面白いし、話のタネとして気楽に読むには良い書なのではないだろうか?
ポップの底にある日本人の真相
ありそうでなかったJポップ論の快作。ユングの「集合的無意識」という、緻密な議論を好む学者には不評だが、しかし妙な説得力のある理論をベースにして、ミリオンを突破できるポップ音楽の深層に潜む日本人の心理をあぶりだしていく。うがった分析でありかつリズムのいい読みやすい文章で、最後まで興奮して読み終えた。すごく楽しい。
たとえば、サザンとユーミンは、盆と正月に回帰する先祖の霊魂をもてなすための、民俗芸能の延長上におかれる。GLAYの「20万人コンサート」は、考えてみると、成人式が崩壊した時代に復活した古典的な「通過儀礼」だったとされる。甲本ヒロト・草野マサムネの書く歌詞は、日本風のアニミズム的仏教の系譜につらなるというのだ。B'zが「パクリ」でも評価されるのは、そもそも日本は「模倣」の文化の国だから……。すごいぞ!
まあ、どうも腑に落ちにくい部分もあった。とくに浜崎あゆみの章は、現代の身体論の問題と日本民俗学の知見が混沌と提示されていて、いまひとつまとまっていない気がした。それでも、解釈のおもしろさは、かわらないのだが。
この「トンデモ本」すれすれの作品に、痛快な説得力を与えているのは、著者が「オウム問題」や「ガングロ・ファッション」などの取材で獲得してきた現代社会へのリアルな認識のためであり、そして何より、独学による「日本文化論」の知識量のおかげである。へたな専門家より理解が深いのでは、とすら思える記述も多々ある。だから、本書は、Jポップをネタにした日本の民俗学・宗教学の入門書としても使えるのだ。なんて読みがいがあるんだろう。
魅力的な〈知の冒険〉
 この本の章立てを見る。
 
1)日本的共同体とアメリカ 桑田佳祐=サザンオールスターズとお盆の祖先霊祭礼
2)現代日本のシャーマン=ユーミンと年末の神道的祭礼
3)成長なき時代の成長神話=GLAYと育てゲーム、たまごっち、ファイナルファ
ンタジー
4)ロックによる救済=ブルーハーツとオウム、仏教
5)死を見つめて=草野マサムネ(スピッツ)が書く「不吉な」ラブソング
6)文明と闘うサイボーグ女戦士=浜崎あゆみ
7)娘による母親殺し=椎名林檎
8)日本的「模倣文化」の象徴=B’z

 魅力的なテーマが並んでいる。
 Jポップという目に見える事実を分析し、目に見えない日本人の精神的内面を探っているのである。
 思考とは、目に見える事実を基に、目に見えないものを発見することである。このような意味で烏賀陽弘道氏の試みは正に思考である。
 ぜひ、あなたも、烏賀陽氏と一緒に〈知の冒険〉に出発してもらいたい。


三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 (文春文庫)

[ 文庫 ]
三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 (文春文庫)

・美濃部 美津子
【文藝春秋】
発売日: 2005-11-10
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 530 円(税込)
三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 (文春文庫)
美濃部 美津子
カスタマー平均評価:  5
父と弟たち
2002年に扶桑社から出た単行本の文庫化。やたらと文字が大きく組まれている。  著者は古今亭志ん生の長女で、金春亭馬生と古今亭志ん朝の姉に当たる人物。  父親、弟たち、母親、妹という「志ん生一家」についての思い出を語ったもの。なかでもみんなの死に際に焦点が当てられている。  「血筋」のせいかは分からないが、ものすごく語り口が上手い。ユーモアがあり、情愛に満ちており、特に死のシーンでは、読んでいて思わず泣きそうになってしまうほどだ。  薄い本だが印象深い。 おすすめ。
落語をより楽しむために…
噺家の伝記やエッセーは、 噺を鑑賞する楽しみを倍増させてくれるので大好きですが、 その中でも出色と思えるのが本書です。 不世出の落語一家美濃部家の長女として、 父志ん生、弟馬生・志ん朝の生と死、苦楽、遊蕩と努力等々を見守り続けた著者の目は、 他方で、戦前戦後の貧乏や戦時下の苦労という、 普遍的な経験をこの家族もまた味わってきたこと、 さらに、三人の高座からは窺われないものの、 誰よりも苦労してきた忍耐強い母の姿も愛情深く見つめています。 「へぇ」あり、笑いあり、涙あり…。 三者三様の素晴らしい噺の土台にはこんな物語があったのだ、 と落語ファンをうならせること間違いなしの名著です。
古き良き家族の肖像
「俺、あの寅さんの家族の気持ちがよぉくわかんだよ。本人はそりゃ、いいよ。 好き勝手なことしてんだから。けど、家族は大変なんだ」とは、志ん生の長男・馬生の言葉。 ここに一家の悲喜こもごもが表れている。 天才噺家を家長に持った彼ら(家族)が背負わざるを得なかったものの大きさは、計り知れない。 天才が身近にいるのは、濁流に飲み込まれるようなものだ。 周りの者は、圧倒的なパワーに問答無用で巻き込まれていく。 しかし、男であるがゆえにおのずと父と同じ道を歩むことになった二人(馬生、志ん朝)とは異なり、 著者は一歩引いた裏方として、家族のことをあたたかく見つめている。ちょうど彼女の母がそうであったように。 著者にとって志ん生は、噺家である以前に父親だった。その父親のダメっぷりといったらもう・・・。 それをすべてひっくるめて、許し、さらには尊敬すべき存在であった志ん生は、やっぱり特別な人だ。 決して一般的ではない家族だが、“古き良き、ある家族の物語”としても楽しめる良書。
文庫本化を歓迎する。
 2002年9月に単行本として出された古今亭志ん生?馬生、志ん朝の生涯が描かれたもの。  当時、次のような、レビューを書いたが、この危惧は今も変わらない。何も世襲をよしとするわけではないが。  ************   若い頃売れなくて、戦後ブレークした志ん生、その長男として違う芸風を目指し、ややジミだった馬生、華やかで正統派だった志ん朝の三人の違いと共通点をきめ細かに書いてくれてある。  この美濃部家の雰囲気が王朝を作ったのであろう。  しかし、今となっては・・・・  三人とも酒で死んでしまったというのも談志の言う「業」なのかなあ。  色々考えさせられる一冊でした。
すばらしい江戸下町言葉の力
父親に「志ん生」、弟に「馬生」「志ん朝」を持つ、美濃部家の長姉による回想録。 志ん生の、売れない時代の貧乏話や、空襲に「ただもう闇雲にターッてはしってっちゃうんだから。そいで迷子になっちゃう。だから、あたしたちが後を追っかけて、捕まえんなきゃならないんですよ」という情けなくも滑稽な話。二人の弟の、人物や芸風についての身内にしか語りえない話など、薄い本なのに内容の濃さは驚くほど。志ん朝の鰻断ちの話など、特に泣かせる。また家族を陰で支え続けた母への愛情と愛惜に満ちた記述は、娘ならではのもの。 切れのいい江戸下町言葉と、人間としての生地の良さがそのまま出た率直な語り口は、ここにも一人の名人がいると思わせるほど。 活字も大きく、ゆったりと組んであり、読みやすい。写真もすばらしい。 文庫版あとがきも、いい文章だ。

唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)

[ 文庫 ]
唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)

・千田 堅吉
【紫紅社】
発売日: 2003-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
唐長の「京からかみ」文様 (紫紅社文庫)
千田 堅吉
カスタマー平均評価:  4.5
お手頃
NHKの「美の壺」という番組から「京唐紙」に目を開かれました。多彩な模様に渋い色合い。楽しい本です。
欲しい
 平成9年に京都書院から出た単行本の文庫化。  唐長は、京都に唯一残る「京からかみ」の店である。江戸時代から、襖に使う唐紙をつくりつづけてきた。本書は、唐長に所蔵される六百数十種の版木をもとに、唐紙の文様を紹介したもの。11代当主の千田堅吉氏による解説も載っている。  すべてカラーであり、非常に美しい。文庫本で1260円という値段も納得できる。  唐紙に縁も興味もない人でも、手に取った瞬間に虜になってしまうのは間違いない。シンプルなデザイン、穏やかな配色、雲母を使った独特の掠れ具合と、実に魅力的だ。  すぐにでも唐長のお店に買いに行きたくなってしまった。 

デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)

・マルセル デュシャン ・ピエール カバンヌ
【筑摩書房】
発売日: 1999-05
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)
マルセル デュシャン
ピエール カバンヌ
Marcel Duchamp
Pierre Cabanne
カスタマー平均評価:  4.5
これはしかしすごい
どうしろっていうのだ デュシャンは何も言っていない ここで彼はずっとはぐらかすだけだ だからこそデュシャンなわけだし、こういうセルフプロデュースが彼の作品、ただでさえ素晴らしいそれらを神格化しかねない、まさにそれぞデュシャンなのだけど ここではいくつかの素晴らしい言葉が聴ける しかし、それは極僅かに滲み出てしまったもので、ここに書いてある最も重要な事柄は「彼は何も話しはしなかった」ということじゃなかろうか
心地よい脱力感とそれを支える頑なさ
便器をアートにした男=デュシャンが晩年に語った言葉は、至極常識的で、気持ちいいぐらい肩に力が入っていない。それだけでなく一見こだわりがないかのように見える彼の言葉の端々から、変に頑固な顔が垣間見えるのがおもしろい。
デュシャンとの対話
マルセル・デュシャンと美術評論家のピエール・カバンヌの対話形式を取り、デュシャンが生い立ちや交友関係、自分の作品について幅広く語っている。「私はとても幸せです」という最後の言葉が印象的。チェスや言葉遊びを好むデュシャン自身が語る、拒否された『階段を降りる裸体』、運搬中にひびの入った『大ガラス』、抹殺されたレディ・メイド『泉』など作品にまつわる裏話を含め、現代芸術の父と呼ばれる人物を窺い知ることができる。
イイ!
デュシャンの考え方。モノの捉え方。そんなことが分かったような気がします。ぼくもデュシャンも大差がないこと。普通に生まれて普通に生きる。そんなあたりまえのことが幸せであること。オススメです。
手軽に読めるデュシャン
ある意味で20世紀の美術を代表するデュシャン。それを文庫で読めるのはほんとうに嬉しいこと!読んでみると意外に難解ではなく親しみやすいです

江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)

[ 文庫 ]
江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)

・江戸川 乱歩
【光文社】
発売日: 2003-10-10
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 980 円(税込)
江戸川乱歩全集 第9巻 黒蜥蜴 (光文社文庫)
江戸川 乱歩
カスタマー平均評価:  4.5
妖しげなる黒蜥蜴
『黒い虹』『黒蜥蜴』『人間豹』『石榴』を収録。 リレー小説の一部の『黒い虹』はともかく 硫酸による殺人を核とした『石榴』 妖異な怪人が跋扈する『人間豹』 妖艶な婦人が残虐なる犯罪を行う『黒蜥蜴』は 乱歩が得意とする通俗的ホラーが満載で 今をもって乱歩の耽美なる世界に圧倒されます
懐古怪奇推理小説
三島由紀夫が戯曲を書いた、美輪明宏のハマリ役となった・・・という外部情報によって未読ではあったけれど「黒蜥蜴」という本の存在は知っており、気にもなっていたので光文社文庫版の全集が発売された機会に買っておいた。戦前に発表されたこの作品を現在読むと月日の流れに耐えられない部分が散見し、それほど面白いものではない。古典になりうるような普遍性、完成度もない。ただこれが江戸川乱歩なのだという気がする。「えっ、そんなバカな!」と絶句する展開、描写もひっくるめて楽しんでしまったほうが勝ちだろう。「芋虫」や「人間椅子」等の初期短篇は時代を超越するグロテスクなアイディアに満ちていて今でも充分楽しめると思う。三島の戯曲がとても気になった。
石榴は必読
この本には「黒い虹」「黒蜥蜴」「人間豹」「石榴」の4編が収録されている。「黒蜥蜴」「人間豹」は有名な作品なので、読まれた方も多いだろうし、私も読んだ事があった。
今回「石榴」は初めて読んだのだが、4作品の中で一番面白かった。トリックの見事さに脱帽。

乱歩の作品は実は短編の方が面白い。こうした隠れた名作を発見できるのも、この全集が出たおかげだ。
「石榴」を未読の方は是非。


さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫)

・ビル クロウ
【新潮社】
発売日: 1999-01
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
さよならバードランド―あるジャズ・ミュージシャンの回想 (新潮文庫)
ビル クロウ
Bill Crow
カスタマー平均評価:  4.5
淡々と描かれる普通のミュージシャンの生活
著者はジャズ・ベーシストだが、正直、ジャズ界のビッグ・ネームとは言い難い人物だ。
その中堅どころの著者が、ジャズに最も脂が乗っていた時代のジャズ・シーンの日常を淡々と描写していく。

ジャズにありがちな“破滅にまっしぐら”“狂人と紙一重”風な話はほとんどないが、ジャズ界の住人達の日々の暮らしがしみじみとした魅力を持つ。
“熱気”よりも“味わい”の一冊だろう。
50年代のジャズメンの生活を活写
著者はベーシストで、長い間ジェリー・マリガンのベーシストを務めたことで知られる。1950年代のニューヨークのジャズ・シーンやジャズメンの貧しくも、生き生きした生活を日記風に活写。この手の本は、あまり書かれていないだけに貴重。カウント・ベイシー、デューク・エリントン、ビル・エヴァンスなどの有名ミュージシャンの人となりが興味深い。好々爺然としたベニー・グッドマンが「グッドマン」でなく「イヤなオヤジ」だったことなど「新事実」も興味深い。訳者の村上春樹氏は知る人ぞ知るジャズファン。日記に併せて、村上春樹選のアルバムを巻末にまとめてあるが、これも翻訳に劣らず力作。(松本敏之)
50年代のジャズメンの生活を活写
著者はベーシストで、長い間ジェリー・マリガンのベーシストを務めたことで知られる。1950年代のニューヨークのジャズ・シーンやジャズメンの貧しくも、生き生きした生活を日記風に活写。この手の本は、あまり書かれていないだけに貴重。カウント・ベイシー、デューク・エリントン、ビル・エヴァンスなどの有名ミュージシャンの人となりが興味深い。好々爺然としたベニー・グッドマンが「グッドマン」でなく「イヤなオヤジ」だったことなど「新事実」も興味深い。訳者の村上春樹氏は知る人ぞ知るジャズファン。日記に併せて、村上春樹選のアルバムを巻末にまとめてあるが、これも翻訳に劣らず力作。(松本敏之)
ほのぼのジャズライフ
ビル・クロウの前著 "Jazz Anecdotes" には「1000回笑える」という書評もあったが、本書はだいぶおもむきが違う。著者自身の半生を軸に語られているからで、自らの体験や友人たちとの交遊などが中心だ。現場の人間でなければ語り得ない興味深い話が多く、笑えるエピソードばかりではないが最後まで面白く読み通せる。とくに仲のよかったズート・シムスやデイヴ・ランバートについては数々のエピソードが語られ、かれらの人柄までよくわかる。クロウ自身の「いい奴」ぶりもにじみ出しており、読んでいてほのぼのした印象を受ける。

著者が参加したさまざまなセッションについても触れられているので、つい手持ちのアルバムを引っぱり出して聴いてしまった。例えばアル・ヘイグとのトリオ・セッション。これはリハーサルなしで一発録りされたという。クロウは不満だったようだが、なかなかどうして、そんなことは感じさせない名演だ。

邦訳は巻末に訳者(村上春樹氏)による詳細なレコードガイドが付されている。本書中で触れられているミュージシャンのアルバムを中心に、村上氏の「好み」が反映された内容。入手不可能なLPが多いから必ずしも「役に立つ」とは言えないけれど、読んで楽しいガイドになっている。
JAZZ初級者にもいいかも
村上春樹・和田誠の「ポートレート・イン・ジャズ」を読んでジャズに興味を持ち、タイアップしたソニー盤・ユニバーサルミュージック盤の同名CDを購入。続いて中山康樹の「超ジャズ入門」を読み、マイルスのCDを3枚、ブルーノートのCDを1枚購入。それからこの本を読み始めました。初心者にはこういう道筋もいいかも!


太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫)

[ 文庫 ]
太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫)

・太宰 治
【筑摩書房】
発売日: 1988-10
参考価格: 998 円(税込)
販売価格: 998 円(税込)
太宰治全集〈3〉 (ちくま文庫)
太宰 治
カスタマー平均評価:  5
太宰は面白いです
 或る新聞に一部が載った「皮膚と心」が読みたくて、太宰を手に取った。今まで、太宰は読んだ事が無かったのだが、何と面白いではないか。太宰を長い間誤解した自分を責めた。早く読めば良かった。全然暗くも何でもないではないか。 「皮膚と心」も勿論面白かった。何と優しい「夫」ではないかと思った。私もこういう結婚がしたいと思った。外見ばかり惑わされずに。「女の決闘」も変わった趣向で面白かった。「畜犬談」「乞食学生」も作者の性格が良く出てて噴き出しながら読んだ。この作品集を読んで、感じたのは太宰がいかに小説に対して、常に真摯でいかに愛してたかった事。当たり前の事かもしれないけれど、それが強く感じられた作品集だった。沢山作品が入っており、カナリお得です。もったいないので(太宰の作品への思いに対して)ゆっくりと丁寧に一語づつ噛みしめながら読みました。
太宰のものはみな星五つ!
『走れメロス』が収録されているだけでもこの本を買う価値があるのではなかろうか。他に、当時の誰もが試みなかった実験作に『女の決闘』がある。これは太宰の文学的評論能力の高さを示して余すものであり、また、それだけでなく、読んでいても面白い。その他、私が面白いと感じたのは『乞食学生』などである。

日本映画史100年 (集英社新書)

[ 新書 ]
日本映画史100年 (集英社新書)

・四方田 犬彦
【集英社】
発売日: 2000-03
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
日本映画史100年 (集英社新書)
四方田 犬彦
カスタマー平均評価:  3.5
教養的に知ってて損はないです
映画を純粋に映画として楽しめばいいのに、これはあれの系譜だとかオマージュだとかなんだかんだと考えながら観て、何が面白いのかなあなんて思ってしまうんです けれど、大まかな流れ、くらいは知っていてもいいかなと本書を読んで思いました 文化が文化として単独で成り立つはずは無く、無論これは政治、経済その他諸々のことに云えるのですが、そういったことを意識できる程度の映画論は面白いなと思います しかし本書にあるように、やっぱり純粋に映画を見て感動した!面白かった!という気持ちが一番大切で、批評にも必要ですよね 昔の映画批評があったかくてほほえましかったです
重みがわかる一冊
単なる映画ガイドではない。映画の一〇〇年の歴史が積み重ねられ、その重さがよくわかる一冊。この著者のほかの著書も読んでみたくなりました。
日本映画のデータベースの一つとしての意義。
この批評家の映画観はきわめて明確である。しかし私には到底肯定し得ない。例えば、日活映画への賛美と、松竹映画への卑下に象徴される、アバンギャルドな映画の擁護、新左翼運動影響下の映画への親近感等々。 日本映画の題名、監督、製作年、製作会社を知る手段として、巻末の索引は活用できる。
日本映画100年の歴史を半日で散歩する感じ
 手軽に読める日本映画のガイドブックだと言えるでしょう。とはいえ、新書にありがちな無味乾燥な啓蒙書には終わってはいなくて、著者である四方田犬彦ならではのユニークな言い回し、着眼点があって、手練れの読者でもじゅうぶんに楽しめると思います。ただ、気になったのが、あらかじめ外国語に訳されることを念頭に置いているかのような、持って回った紋切り型の説明がたいへん多くて閉口させられました。また、人名の誤記は失礼なことだと思います。普段は他の書き手に対してこの手のミスにうるさい著者だけに、ご自分でも気をつけていただきたいと思います。

日本芸能史六講 (講談社学術文庫 (994))

[ − ]
日本芸能史六講 (講談社学術文庫 (994))

・折口 信夫
【講談社】
発売日: 1991-11
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
日本芸能史六講 (講談社学術文庫 (994))
折口 信夫
カスタマー平均評価:  5
意外と読みやすくて引き込まれてしまいます
折口信夫が「発生論」の立場から日本芸能についてを語ったものです。講演を文章にしている為か意外と読みやすく、魅力的な論が展開されている為、ぐいぐいと引き込まれる感じです。一つ一つの章が短いのも功を奏しています。最後の『翁の発生』がこの本の珠玉かと思います。実に味わい深い一冊です。

歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書)

[ 新書 ]
歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書)

・古井戸 秀夫
【岩波書店】
発売日: 2002-07
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
歌舞伎入門 (岩波ジュニア新書)
古井戸 秀夫
カスタマー平均評価:  4
決して入門書ではない
岩波ジュニア新書で入門とされているので、日本人として歌舞伎の勉強をと買ってみましたが、ほかの方のコメントの通り良い本なのでしょうが、決して入門書ではありません。私の様に日本人なら歌舞伎の事は多少知っていなきゃという感覚で本を探しているのであれば、この本はお薦めできません。もっと本当に基本の本を探した方がいいと思います。
端正な解説
初心者にはもちろん、既に歌舞伎鑑賞に慣れた人にとっても「へぇ〜」な知識が詰まっています。

が、おそらく本書を他の歌舞伎ハウツー本と決定的に分けるのは、概論ともいうべき序章です。用語や芝居のあらすじは調べれば意外と簡単にわかる。でも歌舞伎を歌舞伎たらしめる要素は何なのか?という点に(著者個人の見解で)迫っている点が、読み手に対して強い説得力を持つのでしょう。

いい本です。白黒ながら参考に使われている写真も良いのでお勧めです。
レベルの高い入門書
若手のかっこいい歌舞伎俳優に憧れて見に行くという人で、活字離れの久しい人には(私のこと!?)にはちょっと難しいかもしれません。
それでも、この本を読むことで伝統芸能の奥深さを少し垣間見た気がして実際に見に行ったときには、以前よりずっと楽しむことができました。
ジュニア向けとはいえ、普通の新書並(否、それ以上)の内容です。
ルビつき、懇切で濃い内容
本書は歌舞伎の入門書であり、位置づけ・歴史・表現・主要作品の解説という盛りだくさんの内容を233ページに納めている。文章は平易だが密度は濃い。「岩波ジュニア新書」の中の一冊であるが、中高年・シニアにとっても十分読みごたえがある。要所要所に写真を入れてある。

歌舞伎を何回か見て「隈取」(くまどり)という化粧はどういうものか、歌舞伎の三色の幕(萌黄色・柿色・黒色)はどう呼ぶのだろうかと、いろいろ疑問が出てきたところで読むと丁度良いだろう。歌舞伎には独自の用語が多いがルビが丹念にふってあるので読みやすい。索引があると、もっと良いと思った。
歌舞伎入門の最良書!
表紙の中村歌右衛門の在りし日の姿からもわかるように、この本は
よくあるような、昔風の、堅く、古い文体の解説本ではなく、中学生
から、いや小学生でも理解できるように平易な言葉で書かれた歌舞伎の
入門書である。歌舞伎って何だろう?とっくにおわった舞台芸術なのか
な?いやいや、歌舞伎はますます面白くなってます。一体どのへんが

面白くなっているの?それを知るためにこの本があります。
歌舞伎を見に行く前に、是非一度読んでください。歌舞伎の魅力が
わかります。


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク