今となっては、わかりにくい部分もあるが、これを読んだ上で師匠のCDを聞くと、理解が深まると思いますね。 えーあたしは落語には詳しくないんです、叔父貴の同級生が「笑点」に出てるってんで子供の時分に手叩いて喜んでテレビみてたくらいで。でも何かのきっかけで古今亭志ん生のCDを聴きましてね、それでよかったものだからこの本にも手を出してみたんです。いや、最初っから最後までずっと貧乏話で酒飲み話なんですが、ホントに面白おかしいです。物事、見方でずいぶん様子が変わる、そういう精神が読んで取れるんです。
本書は日本画家の筆者が画家を目指す人に対して絵を描くということはどういうことなのかを説明している本である。画家志望ではなく、それどころか絵を描くつもりすらない私が本書に惹かれたのは、筆者が明かす創造の秘訣が広く仕事全般にも当てはまることだったからである。少し大袈裟かも知れないが、仕事も絵画も、「創造する」という観点から捉えれば本質的な部分に変わりはないのだろう(もちろん仕事の種類によるが)。
たとえ自分の仕事に創造性など必要ないと考えている人でも、本書を読むことで創造性を発揮すべき部分を発見することができるかもしれない。
「創造すべきもの」の発見と「創造の秘訣」を習得することを可能とする本書を、多くの人に推薦したい。
民謡を採取に田舎に赴いたバルトークが、税金でも取られるのではないかと心配する農民相手に「古い歌を歌ってください」と懇願するシーン(pp.44-49)が秀逸。これは彼の手紙からとられたものだが、ナショナリストとしての指命に燃えるバルトークが、終いには「こんなことにはもう耐えられない。馬鹿げている。忍耐、我慢、辛抱−みんな糞くらえだ−もう家に帰るよ」というあたりは、アタマでっかちの活動家が、民衆にやんわりとしかし厳しく拒絶されるということが、どこの世界でもあるんだな、ということを思い起こさせてくれる。
そして苦労して研究した成果を発表すると、右翼からの批判にさらされる、というのも哀れだ。また、論争の中で熱くなったバルトークがハンガリーの文化的優位性に言及してしまうあたりも「ナチスに敢然と抵抗し、諸民族の共存を願った」というイメージにそぐわない(pp.90-91)。でも、こんな言葉を思わず発してしまうバルトークは好き。後半のハンガリー音楽=ジプシー音楽という通念をめぐる音楽的な論争は正直、よくわからない。
いつかくる老いや死も、万人に訪れるものとして、笑い飛ばしています。楽しい中高年を迎えたい方に。きみまろさんの潜伏時代も知ることのできる本です。 両親のお気に入りあまり読書をしない父が、新聞での広告を見て、代わりに購入して渡しました。両親が、お互いにタイトルのようになっていないか?互いに比べながら仲良く読んでいたのが印象に残っています。
落語の魅力は語り口の軽妙さと、独特のリズムとサゲのすっきり感。そうしたものを抜きに、淡々とあらすじを読まされても当然面白さが全く伝わらない。
そもそもこの本を読まずに、好きな落語家の全集CDを買ってきて先入観を持たずに聴いた方がよほど楽しめるのでは?
僕のような初心者向けにはあまりおすすめできない本。中級者以上の方には、お話の復習を兼ねて楽しめるのかもしれませんが・・・