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イメージを読む (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
イメージを読む (ちくま学芸文庫)

・若桑 みどり
【筑摩書房】
発売日: 2005-04
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
イメージを読む (ちくま学芸文庫)
若桑 みどり
カスタマー平均評価:  3.5
とてもよくわかる!
 「マニエリスム」についての解説が秀逸である。いまやごく一般的に使われだしたこの言葉の本来の意義を我々素人にもわかるように解説している。もともと大学等の講義録をまとめたものであるだけに文章がとてもこなれていて、私にとっては非常に読みやすく理解しやすいものであった。  「システィナ礼拝堂の天井画」「モナ・リザ」「メレンコリアT」「テンペスタ」の4作品について、その作品が意味するところを解説する書物であるが、いかんせんこの文庫本は、モノクロ写真を使っているので、本文で述べられている画面の色彩等を正確にフォローすることは不可能である。とはいっても、世はインターネット時代。画集を持っていなくても「ウィキペディア」等でカラーの画像を確認することはできる。若桑はこの4作品について、古今東西の碩学の解説を披露した後で、著者独自の見解を述べている。自他共に認めているらしいが過激ともいえる発言もあってなかなかのものである。  最終章の「絵画が意味を持っている時代は過ぎ去った」とでも受け取れる発言は、情報発信の手段が種々様々な媒体に置き換わってしまった現代には仕方のないことかもしれない。オリジナル版は1992年に出版されたそうだが、若桑本人が言っているように「年月がたっている割には、内容的には古くなっていない。」とまで言い切る自信満々のこの女史のご高説、ゴリッパ。
もう少し沢山の作品を扱ってほしい
入門書として買いました。目次に数点の絵画が1章にごとに解説されているのは分かるのですが、初心者向けに他の作品に派生させて書いてほしかった。

同時期に高階秀爾さん、森洋子さんの書かれた入門書も買い読みやすくアッというまに読み終えましたが、この著者の日本語表現は他の方も書かれているとおり文章が読みにくかったです。スラスラ読める文章ではない!と覚悟して買うべし!
図像学の入門書
西洋絵画の図像学の入門書。取り上げられた作品について深く知りたい人向けの本です。
西洋絵画の流れを知りたい人向けの本ではありません。

扱っている作品は、第1章で目次にも出ているミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の天井画と関連して同じ礼拝堂の「最後の審判」。
第2章はレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」「最後の晩餐」「岩窟の聖母」。
第3章はデューラーの「メレンコリアI」
第4章はジョルジョーネの「テンペスタ(嵐)」

第1章〜第3章は著者の豊富な知識から、書かれている物の意味、同時代の画家との比較などで構成され、特にダ・ヴィンチの作品では多くのページが割かれている。
第4章は著者の意見と言うよりは、過去の研究者の多くの解釈を紹介し最後に自分の信じる解釈を披露している。

星3つにしたのは、デューターの版画の図版が同価格の他の本より解像度が劣ることと、この著者に他の作品にも共通して言える事ですが、高階秀爾さん等同世代の美術史家に比べ、入門書であるにもかかわらず、文章(日本語)が判りにくいからです。


仏像がよくわかる本―種類・見分け方完全ガイド (PHP文庫)

[ 文庫 ]
仏像がよくわかる本―種類・見分け方完全ガイド (PHP文庫)

・瓜生 中
【PHP研究所】
発売日: 1998-07
参考価格: 860 円(税込)
販売価格: 860 円(税込)
仏像がよくわかる本―種類・見分け方完全ガイド (PHP文庫)
瓜生 中
カスタマー平均評価:  5
仏像がよくわかる
タイトルにいつわりなく、仏像のことがよくわかります。知っているようで、知らない仏像。日本人なら、仏像は誰でも見たことがあるでしょうが、種類や由来、ポーズの意味、顔の意味など、今まで知りたいと思ったことが、全て書かれていました。仏像初心者である私にとっては、とてもわかりやすく、仏像を見る楽しみが増えました。イラストも豊富で、わかりやすかったです。中国やインドの文化にもふれ、仏像の多様性も、きれいに整理されて書かれていました。著者の仏像に対する理解の深さが感じられました。読みものとしてもとても面白いので、仏教に興味のない人でも楽しめると思います。

日本映画 ぼくの300本 (文春新書)

[ 新書 ]
日本映画 ぼくの300本 (文春新書)

・双葉 十三郎
【文藝春秋】
発売日: 2004-06-22
参考価格: 861 円(税込)
販売価格: 861 円(税込)
日本映画 ぼくの300本 (文春新書)
双葉 十三郎
カスタマー平均評価:  4.5
「ぼくの採点表」の邦画版
わたしにとって淀川長治氏と双葉十三郎氏は映画の見方を教えてくださった「映画の師」と呼べる方です。双葉氏とは映画の評価は当然違いましたが、スクリーンに連載された「ぼくの採点表」は面白くためになった映画の「教科書」でありました。 だから、スクリーンに連載されたものだけでなく戦前の映画までも収録した、「ぼくの採点表」を全巻購入したのですが外国映画だけなので、日本映画の採点表が欲しいなあと思っただけに本書はうれしいものです。本当は300本だけではなく、外国映画のようにほとんどの邦画を収録して欲しいくらい。でも、邦画では「ぼくの採点表」のような連載はなかったわけですし、今からおびただしい邦画のほとんどの批評を書けといわれても無理な要求なので、双葉氏の「日本映画批判」と本書で、邦画については我慢しなくちゃいけません。あと、わたしの所有している「キネマ旬報」に書かれている双葉氏の邦画の批評記事も貴重といえば貴重ですね。でもやっぱり「ぼくの採点表」の邦画版が欲しかったですねえ。  
邦画のDVD選びの際に役立ちます
読んでいて、日本映画にもこんなに面白い作品が沢山あったのかと驚いてしまいました。「日本では、”ウェルメイド”な娯楽作品作りがあまり評価されなかったので、文芸作品や社会派作品が多くなった。」という「日本映画の美点、弱点」もなるほどと思わせる説得力があります。さすが80年以上映画を見続けてきた長老です!
新たな驚きと感銘!!!
 あの双葉氏が日本映画を綴った大変珍しいものであるが、読むと新たな驚きと言うか、氏が外国映画が専門と自負しているのにも関わらず、日本映画に対する批評も頷けることばかり・・・。双葉氏の慧眼は日本映画に確かな価値を与えていることに非常に感銘を受けました。やはり、映画評論家だけあって、その対象は広いもの。拙者も日本映画は苦手でしたが、本書を読み、母国映画に対する今までにあった違和感が抜け落ちました。特に、小津作品や、山田洋次作品に対する着目は、されど日本映画と言わしめました。やはり、日本映画もいいものです。僕は、本書で日本映画の受け取り方が変わりました。ありがとうございます。また、本書では、日本映画に対して高い評価はなされておりませんが、その謎は、日本映画が駄目なのではなく、日本映画の性格、特に日本人の抑えた気持ち、外国に対する従順なる気持ち、態度が反映されているのではないか、と思えました。これが、日本人なんなだなぁ、と。是非ともお勧めします。

こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)

・綾小路 きみまろ
【PHP研究所】
発売日: 2005-05-03
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
こんな女房に誰がした? きみまろ人生劇場 (PHP文庫)
綾小路 きみまろ
カスタマー平均評価:  4
きみまろの私生活と哲学
巻末にお笑いライブを起こした箇所があります。ご当地ネタをおりこみながらの観客いじり、最高です。 前半?なかばまでは、きみまろさんのいわば哲学ともいうべき、過ぎし来し方を語っています。奥様の献身的な助力、捨て身で自作テープを無償配布してきたこと。観光バスのガイドさんに「タダでいいからバスの中で聞いてみて」と手渡すアイディアなど、無名時代からやっぱり目の付け所が違いますよね。 自ら「変わった子」と語るきみまろさんが、どうしてこんなにブレイクしたのか、不遇時代のエピソードをちりばめて洒脱に教えてくれています。 これから老境に入るであろうきまろさんの、思考と表現の深みにこれからも期待したいと思います。
読むの早すぎた(。_゜)〃ドテ!
内容としては、45歳過ぎてから読めばいいような。 どちらかというと女性向けの本。 きみまろさんの若い頃の苦労、チャレンジ精神、努力家の一面を知ることができた。 安住紳一郎さんの書かれている解説がいい!私も人前で話す機会が多々あるので、話し方のポイント勉強するのに参考になった。 解説とおまけのライブの章だけ読めば一冊読んだのと同じかな。
ペーソスが底にある笑い
普段ならまず読まないような類の本(自分は中高年ではないので)ですが、 人に勧められて読んでみました。読んでみて、よかったと思います。 綾小路きみまろさんが、潜伏期間の長かった半生を振り返りつつ、家族観 や仕事観、自然観、人生観などを、例の語り口で語るように綴っています。 いわば軽いエッセイですが、しみじみと考えさせられる部分もあります。 こういうのをペーソスと言うんでしょうか。もののあわれと言いますか。 最後はみんな平等に死んでいく。自然に帰っていく。それなのに必死に働 いて、お金を溜め込んで、名声を求めて…。そういう無常観のようなもの が底にあることから生まれてくる、笑いと人生の教訓めいたもの。きみま ろさん自身が、「笑いに教えがある」を信条としていると書いていますが、 まさにそういう感じです。そこが人気の秘密なんだろうと思いました。 といっても難しいことが書いてあるわけではなく、さっと読めて笑えます。 電車の中などで暇つぶしに読むのにもってこいの本だと思います。
つい一緒に買ってしまいました
小泉元首相が、息子さんにプレゼントされた「失敗は?」のほうと一緒におてごろな価格だったのでかってしまいました。なんていうか、いままできみまろさんて、自分の親世代のネタだなっておもってて、あんまりきにとめてなかったのです(すみません!)がしかし、これって親世代だけが共感し笑っているのはもったいないです。こけなしててもイヤミはなく、むしろ共感してしまう、それでいてどこかシュールであるこの独特のきみまろワールド、毒があるけど美味とでももうしましょうか・・・(笑)「え??!きみまろ???ジジババむけでしょ」とおもってる若者よ、必見です!

茶と美 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
茶と美 (講談社学術文庫)

・柳 宗悦
【講談社】
発売日: 2000-10
参考価格: 1,313 円(税込)
販売価格: 1,313 円(税込)
茶と美 (講談社学術文庫)
柳 宗悦
カスタマー平均評価:   0

写真集 三島由紀夫 ’25~’70 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
写真集 三島由紀夫 ’25~’70 (新潮文庫)

【新潮社】
発売日: 2000-10
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
写真集 三島由紀夫 ’25~’70 (新潮文庫)
 
カスタマー平均評価:  4.5
幼少時の写真から自決したその日までの写真集
 三島由紀夫の幼少時から自決した日までの写真を収めて居る他、自筆の原稿、自宅の風景、上演された三島作品(戯曲)の舞台写真などをも収めた貴重な写真集である。『サド侯爵夫人』を上演するスウェーデン国立劇場の舞台稽古の写真では、映画監督のイングマール・ベルイマンが、この作品(『サド侯爵夫人』)の演出をして居る光景が写真に写されて居て、驚かされた。非常に興味深い写真集である。 (西岡昌紀・内科医/三島由紀夫の37回目の命日に)
三島由紀夫にあこがれる人間は持っておくべき。
三島由紀夫という人間に憧れた僕にとって、 この写真集はある意味、三島由紀夫が書いた小説より大事である。 「人間」三島由紀夫がそこにあるからだ。 病弱だった幼少期、筋骨隆々の人気作家時代を知ることが出来、 あと三島直筆の原稿なども見ることが出来る。 ミシマ文学ファンなら持っておくべきだろう。
昭和の武士
文学者の自殺を否定し、武士の自殺を肯定していた三島が
とった行動は明らかに武士のそれだった。

三島の生涯を写真や直筆原稿を、エッセイ等を交えた伝記。
彼の生涯を概観するにはもってこいだが、
概観するにはあまりに強烈な生涯だ。

私のような浅学非才のものにはちょうどいいかもしれない。
ポジティブな反骨精神。そして、創造的なアウトロー。
 三島の写真と言えば、箱根の富士屋ホテルを訪れていた時に、ホテル内に飾ってあった有名人の写真を見て、初めて三島が結婚していることを知った。それは、意志の強そうな夫人ではあるが、ごく普通の夫婦であった事に、強い印象がある。決してエキセントリックでは無かった。ああ、三島も結婚したんだなあ、と不思議な感慨を覚えた。後で調べてみると、川端康成が仲人をしている。

 今回の数々の彼の生立ちの写真達を見ていると、時代の先を慄然と走り、走っているふりもし、そして時代を創り出そうと随分と彼ももがいたのだなと感じる。そう、文学で走る事から、剣道・空手・居合などの武道にて自分を律することでバランスを保っていた彼。終戦から全共闘から文学の無力さを受け入れるまで、走りつづけ!た彼。どっか、肩肘の張りがみえ、無理が感じられる彼。  ポジティブな反骨精神。そして、創造的なアウトロー。今改めて見ても、三島はかっこ良いと言い切れる。

 (後半にある、昭和43年の盾の会征服姿の宇宙戦艦大和に出てきそうな三島は、少々恥ずかしいか・・・)


バ・イ・ク (講談社文庫)

[ 文庫 ]
バ・イ・ク (講談社文庫)

・柳家 小三治
【講談社】
発売日: 2005-05
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
バ・イ・ク (講談社文庫)
柳家 小三治
カスタマー平均評価:  4
バイクに乗りたくなる!
これ、20年前に一度「落語家仲間泣き笑い行状記」というタイトルで出版されたものにいくつかバイクにまつわる「まくら」を加えた再出版だそうです。 40過ぎてバイクに魅せられた小三治師匠のバイク賛歌。 私のようなへっぽこライダーでも、バイクに乗って旅に出たくなってくるお話ばかり。 バイクでしかできない旅ってあるのよね。 バイクで北海道に行きたいよぅー
気軽にバイクに親しめる
41歳からバイクに目覚めた噺家さんの体験記。 北海道ツーリングでの旅行記や、怪我の話、 バイクに乗るようになったきっかけ、初心者の頃の失敗談、 本人なりのバイク考など。気軽にバイクに親しめる一冊。 私自身この人のことは全く知らなくて、 落語にも興味ないけれど全然関係なかったです。 バイク乗りならあるあるネタ、これから乗る人には いい教訓も載っていたりします。
まずは「ま・く・ら」を読んでから
このシリーズは師匠が講談社の川俣真知子さんにそそのかされて(?)書いたシリーズの第三弾になります。映画もパート1がおもしろくて、回を重ねていくごとに、おもしろさがなくなるわけで、このシリーズも前回の「ま・く・ら」「もひとつま・く・ら」に比べると、イマイチです。ま、あたりまえのことで、最初の二つは、師匠が寄席で語ったことで、いわゆる土俵の上で語った生きた言葉。こちらの本は、師匠の語り口をライターさんがおこしたもので、生きているようには聞こえない。それに、こちらの本はもともと1984年にでた本を加筆訂正したもので、まだ師匠の味がでていないときの話。 おもしろいけど、まずは「ま・く・ら」読んでから、読んでほしいというのが素直な感想です。
バイク乗りもそうじゃない人にも、是非読んでもらいたい!
嫁より先に旦那のあたし(小三治さん風に)が読みました。あたしが表現したくても上手に表現できなかったバイクの楽しさが書かれています。読まれた誰もが思うように、私も夕焼けや紅葉や、牛を見に行きたくなりました。バイクの乗り方の極意もわかります。夢というか希望というか、そんなほんわりしたものを持たせてもらいました。出会えてよかった本です。

美と共同体と東大闘争 (角川文庫)

[ 文庫 ]
美と共同体と東大闘争 (角川文庫)

・三島 由紀夫 ・東大全共闘
【角川書店】
発売日: 2000-07
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
美と共同体と東大闘争 (角川文庫)
三島 由紀夫
東大全共闘
カスタマー平均評価:  4.5
カットされている部分が残念。
せっかく文庫化するなら、完全版にして欲しかった。 議論(になっているのかいないのか抜きにして)が難解なぶん、余計に ひとつひとつの言葉が大切だと思うのだ。 その点において、中途半端な感じが拭えずに残念。 議論はあまりに観念的。それが持ち味でもあるが。
「天皇陛下と一言言ってくれれば共闘してもいい」
この発言に三島の思想が集約されているのではないでしょうか。 思想的には正反対に位置するかのように捉えられがちな彼らが、 歩み寄れる可能性を示す一つのキーワードが「天皇陛下」だったのでしょう。 文筆家としてではなく、人間としての三島ファンには文句なしにオススメできます。 そして、当時の東大全共闘の学生諸君の高い言語力にも、 (勿論、若さゆえのスノッブ的要素があることは否定できないのですが) 尊敬の念を抱かせられました。 全体の印象としては他の方も書いている通り、観念論に終始しており、 言葉遊びの領域を出ることはないのですが、読み物としてなかなか楽しめるものになっています。
観念の言語化で訳がわかりません。でも読む価値はあります。
討論の内容が観念を言語化したもので、まったくといってよいほど理解不可能であった。逆にいえばコレだけ観念を言語化できる(特に全共闘側)に敬意を表したい。三島にしてもこの討論を成り立たせた、ということで尊敬する。三島は腹巻に短刀を忍ばせていたそうだし、ある覚悟をもって望んでいたのであろう。現在の事情や情勢を考えて本書が何らかの影響を与えるかは疑問であるが、35年前の学生?の熱を感じることが出来ることだけは間違いない。その翌年1970年11月25日に三島は自決するが、うっすらと本書の中にその情念が刷り込まれているような気がする。その後の本討論に参加した全共闘達はどのような人生を送ったのであろう。また送っているのであろう。非常に興味がある。
観念のお化け対談
 私の25年来の師匠に全学連の某大学の元委員長がいる。彼と議論すると徹底的に対話という形式に持ち込まれる。いや、正式には問題意識を責められるのと政治至上主義の言説で罵倒に近いものを感じ、いつも不快な気持ちで帰路についていた。ここ、5,6年やられっぱなしだったが、この9月3日に酒の勢いでしゃべりまくって初白星。話せば(怒鳴れば?)わかる(勝てる?)ことを実感した。そして、13日、古書店で新潮社版を見て、その後、書店巡りをしていたら偶然、本書に出会い、買った。学生たちの言葉は現象学をかじりつつ、美を政治に持ち込もうとする姿勢で観念のお化けみたいだ。三島もよく対応している。考えてみると美を政治に持ち込もうとするその姿勢は両者には共通していたのだろう。しかし、政治に美を持ち込むことの危険性は歴史が証明しているのではないか?当事者たちは気づいていないかもしれないが、私はこの討論の本質そのものがその後の運動の悲劇と不可分であることを確信した。美と自らの観念(=言葉)に陶酔しつつ、政治を語ることの危険を痛感した。そして、政治は観念ではなく、日々の生活からの言葉であるべきだと再認識させられた。ああ、私の年齢は三島がこの討論に参加した歳と同じである。
三島に軍配
 本書の成り立ちについては、他のレビューを参考にしていただくとして、私が本書を読んで感じたことをいくつか書きます。

 第一。ほかの方も言っていますが、全共闘の人々の言っていることが抽象的でほとんど分からない。議論を丹念に追うのは、ほとんど無駄に思えます。にもかかわらず議論に食いついていった三島は、それだけで立派。私自身は、この時代に生まれなくてよかったと思います。

 第二。三島も全共闘も、互いに自分の意見が相手に通じるとは全く期待していません。にもかかわらず、というより、それゆえにこそ、本書では「対話」がそれなりに成り立っています。このことは、非常に面白い。と同時に、この後の内ゲバ騒動を考えると、非常に複雑な気持も懐きます。

 第三。両者とも、「!この一瞬」にかける熱気がすごい。そしておそらくはそれゆえに、両者は対極的な意見を持ちつつも、「心意気」で通じるところがあったように感じられます。
 私は三島はあまり好きではないのですが、本書に関する限りは、三島に軍配を上げたいと思います。


フランス映画史の誘惑 (集英社新書)

[ 新書 ]
フランス映画史の誘惑 (集英社新書)

・中条 省平
【集英社】
発売日: 2003-01
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
フランス映画史の誘惑 (集英社新書)
中条 省平
カスタマー平均評価:  4.5
フランス人との会話で遣える本
この本を読めばフランス映画の基本的な知識を習得できる。フランス人との会話でフランス映画が話題になったら、自分の意見・知識を披露できるようになろう。
フランス映画入門
 フランス映画史を詳しく知りたいな、と思ったところ出会った一冊です。フランス映画を扱うものが多くない点、表現が分かりやすく読みやすい点で貴重な作品だと思います。
 この本を読んでさらに知りたいとおもったのは、男の牙城である映画界での世界初の女性監督、アリス・ギイです。参考文献欄に彼女の自伝も載っていたのでぜひ読んでみようと思います。
読んで楽しい映画の本
 フランス映画についてのデータブックではなく,まぎれもなく映画史になっている。映画を愛し,映画に賭けたひとびとの青春群像が浮かび上がり,ひとつの歴史物語として読んでいて楽しい。諸作品の本質や特性を歴史的文脈のうえで的確に提示してくれるので,映画をみる参考にもなると思う。

 個人的には,好きなクロード・ルルーシュについて一言も触れられていないのがすこし寂しかった。
映画生誕110年
 1954年生まれの文学博士が、NHKフランス語会話テキストへの関与をきっかけに、2002年に著したフランス映画史の概説書。1894−95年に誕生した映画は、まもなく産業化され、1908−14年文学的特質をもった「映画芸術」として確立する。第一次大戦中にはアメリカ映画が台頭するものの、フランス印象派の下で映画批評が成立し、映画の内容よりも表現技法(形式)が重視される(アヴァンギャルドは物語性自体を否定)。1930年代のトーキー革命は、シナリオ優位の詩的レアリスムを発展させ、これがフランス映画の「良質の伝統」を形成した。これに対して反旗を翻したのが、1954年以降のヌーヴェル・ヴァーグである。ゴダールに代表されるカイエ派は、アメリカの娯楽映画を重視し、スタジオの職人による分業システムを否定し、どんな商業作品にも自分の刻印を示す「作家」としての映画監督を目指し、手持ちカメラ(技術革新!)・自然光・素人役者を用いた簡素で自由な映画制作を行い、スタジオシステムを破壊した(他方左岸派は、登場人物へのインタビュー形式を発展させた)。1968年の五月革命を経て、1980年代にはフランス映画は多様化の時代に突入し、ヌーヴェル・ヴァーグ、BBC(アメリカン・ニュー・シネマとフレンチ・コミックスの影響)、その他に分岐する。名作のみでない多様な作品にも目配りし、エピソードも多々交えた上で、フランス映画史の流れをこれだけ簡便にまとめてくれたことは、非常にありがたい。ただ、最後の「多様化」の内実がいまいち分かりにくかった。この点については、むしろ四方田犬彦『日本映画史100年』の方が、イメージがわきやすかった。日本映画史における弁士の役割や企業史への指摘と併せ、本書とともに併読されることをお薦めしたい。
フィルムルノアール評論の決定版!
フランス映画を創生期から現在までうまく取り扱った本はないものかと常々感じていましたがようやく出版されたという想い。
はっきり言えばこの本を最近まで著すことを怠った著者の断罪は大きい。
新書なので頁数は多くありませんが内容はぎっしり詰まっていて読み応えあります。
特筆できる点は2つ
まず映画の技法を初心者にもわかるように解説している。

前衛実験映画の殊にシュールレアリスムと結び付いた作品を取り上げている。
ブニュエル、ダリ、ガルシアロルカの出会いと創作ネタは必見!
最近は昔の名画をDVD化されたり、レトロスペクティブで上映されたり、復刊されたりレトロブーム。

中条氏もこれに乗じて出版されたのではないでしょうが、フランス映画の歴史の変遷と面白い映画はないかと探している人々の素晴らしき孫引きになることでしょう。


とことん、イームズ!―ミッドセンチュリーを駆け抜けたチャールズ&レイの物語   エイ文庫

[ 文庫 ]
とことん、イームズ!―ミッドセンチュリーを駆け抜けたチャールズ&レイの物語 エイ文庫

【エイ出版社】
発売日: 2002-10
参考価格: 683 円(税込)
販売価格: 683 円(税込)
とことん、イームズ!―ミッドセンチュリーを駆け抜けたチャールズ&レイの物語   エイ文庫
 
カスタマー平均評価:  5
イームズ夫妻の名作を文庫で持ち歩ける
椅子マニアの喝采を浴びたエイ文庫の「美しい椅子」シリーズの外伝的な一冊。 「美しい椅子」シリーズは決まったテーマに沿って複数のデザイナーの椅子を集めた、いわ ばオムニバス的な本でしたが、この本はそのタイトルどおりイームズ夫妻の作品だけで構成 されています。それだけで一冊の本になるということは、言い換えればイームズ夫妻がいか に長期に渡って質の高い (かつ実用的な) 作品を多く世に送り出してきたかを物語ることに なると思います。 この本では、彼らの主要な作品の写真はもちろんのこと、夫妻の生涯を追った読み物や、研 究家による寄稿など、全編を通じて飽きさせない編集がされています。 個人的にはイームズよりもヤコブセンやウェグナーをはじめとする北欧のデザイナーのクラ フトマンシップの方が好みなのですが、安価で品質の良い製品の安定供給を意識したけれん みのない合理主義に基づくそのデザインからは「使われてこそ活きる」という考えが見て取れ るようで、興味深くその作品たちを眺めることができます。
20世紀アメリカンファニチュァー
20世紀中頃に活躍した、アメリカのデザイナー、チャールズ&レイ・イームズのコンパクトな作品集。
「あ、こんな家具、あるある」というのが結構あって、そのデザインがコピーされ、世界中に広まっていった事を考えると、この人達の仕事が先見性に富んだ、素晴らしいモノだった、と思える。そのディテールと機能美は秀逸。

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