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はじめてのクラシック (講談社現代新書) NHKその時歴史が動いたコミック版 日露戦争編 (ホーム社漫画文庫) 世界遺産極める55 (小学館文庫) ニューヨーク美術案内 (光文社新書) 大和古寺風物誌 (新潮文庫) バッハ―生涯と作品 (講談社学術文庫) 宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫) 指揮のおけいこ (文春文庫) オールカラー完全版世界遺産〈第3巻〉アジア1 (講談社プラスアルファ文庫) イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者
はじめてのクラシック (講談社.. NHKその時歴史が動いたコミッ.. 世界遺産極める55 (小学館文.. ニューヨーク美術案内 (光文社.. 大和古寺風物誌 (新潮文庫) バッハ―生涯と作品 (講談社学.. 宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料.. 指揮のおけいこ (文春文庫) オールカラー完全版世界遺産〈第.. イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越..

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はじめてのクラシック (講談社現代新書)

[ 新書 ]
はじめてのクラシック (講談社現代新書)

・黒田 恭一
【講談社】
発売日: 1987-10
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
はじめてのクラシック (講談社現代新書)
黒田 恭一
カスタマー平均評価:  4
当たり前のことに気づかされた
クラシック音楽を聴こうと思い始めて、何か手がかりのようなものがあればいいなと 思って探していたところ、大学図書館の新書コーナーにあったのを見つけて読んでみました。 入門書から想像されるような内容、たとえば「まずこの作曲家のこの交響曲を聴け」とか言ったようなことは書かれていません。著者も敢えてそれを避けたようです。 著者の、クラシックをつまらない音楽にしたくないという思いが伝わってきます。 自分の感性を大事に好きなように聴くというのは普段ポップスなどを聴くときには普通に行う行為であるはずなのに、 ことクラシックとなると知識が必要なのではないかとか要らぬ思いが浮かんできてしまいがちです。 この本で書かれているのは、クラシックに限ったことではないと思います。 音楽の根本に触れる内容で、昔のようにがむしゃらに音楽に触れると言うことを 少なからず思い出させてくれた様に思います。 帯のあるようなのだめのブームを狙って書かれた本ではありませんということは断っておきます。音楽に対して素直な姿勢を持っている人、あるいはそれを忘れてしまった人に是非。
初心者よりはベテラン向き?
20年近く昔の本だが、オビには「『のだめカンタービレ』でクラシックにハマった人へ」とあり、最近ののだめブームにあやかろうという魂胆がミエミエ。 内容は、モーツァルトの作品はケッヘル番号を暗記しろとか、オペラは全編通して聴くとよいとか、初心者へのアドバイスとしてはかなり???な記述もあるが、要は知識や世評に振り回されず、自分の好きなように聴けばOK。 あと、SP→LP→CDと音楽の「入れ物」の変化に伴って、クラシック音楽にも流行の変化があるといった分析は、なかなか興味深い。最近の携帯音楽プレーヤの影響など、「続編」を期待したい。むしろ「はじめて」でない人が読むと面白い本かもしれない。
クラシック音楽との素敵な出会い方とは?
クラシック音楽は、ちょっと、というかかなり無愛想な音楽である。堅苦しい。知らない人にすり寄っていったりしない。おまけに長い。テレビで流れていても、なかなか終わらないので曲名がわからない。曲名を言われてもカタカタで正確に聞き取れない。有名曲でも、「ツァラトゥストラはこう語った」を一回で聞き取れる人は少ないだろう。そういうある意味ヘンテコな音楽であるクラシックのうまい聴き方を、黒田恭一氏が教えてくれる。この本の中には、クラシックとうまく出会えなかった、出会ってもそれからの交流に失敗した、そういう人が何人か登場する。一方で、出会いには失敗したけれど、なんだか知らないあいだにクラシック愛好家になってしまったという人も登場する。両者のちがいは?・・・品のある独特の文章なので最初は読みにくいが、慣れてくれば問題ない。おすすめCDも載っている(データが古いが、演奏家で検索すればいまでも入手できる)。

NHKその時歴史が動いたコミック版 日露戦争編 (ホーム社漫画文庫)

[ 文庫 ]
NHKその時歴史が動いたコミック版 日露戦争編 (ホーム社漫画文庫)

・西田 真基 ・鴨林 源史 ・田辺 節雄 ・渡辺 和幸 ・牟田 康二
【ホーム社】
発売日: 2005-12
参考価格: 920 円(税込)
販売価格: 920 円(税込)
NHKその時歴史が動いたコミック版 日露戦争編 (ホーム社漫画文庫)
西田 真基
鴨林 源史
田辺 節雄
渡辺 和幸
牟田 康二
カスタマー平均評価:   0

世界遺産極める55 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
世界遺産極める55 (小学館文庫)

【小学館】
発売日: 2001-07
参考価格: 670 円(税込)
販売価格: 670 円(税込)
世界遺産極める55 (小学館文庫)
 
カスタマー平均評価:  5
小さなものは間近に、大きなものは壮大に
大きくスペースを割り当てられた数々の肌理細かい写真が美麗です。 図鑑のような説明の合間に、実際に旅した人のエッセイと、 最後付近にコラムがあります。 ぱらぱらと開くだけでもその場所に立って辺りを見渡したり、 近付いて細部を見たりしている気分になれてお得な本です。
単行本サイズでイメージ旅行
数多くの写真、写真 行った事があるところもまだ言った事が無い遺産も きれいな写真が楽しめます。 絶対行くことが無いようなマイナー世界遺産の写真も数多く あってどんなところかがイメージできるのが嬉しいです しかも単行本サイズで低価格。お奨めです
ハンドサイズの旅
このシリーズ大好きです。
ハンドサイズとは言え、大満足の写真ばかりです。
それぞれの世界遺産の紹介文も要点を押さえていてGOOD!
悠久の時の中・・・
地球が創り出した壮大な奇蹟と
人間が創り出した最高の芸術。
手のひらサイズのこの本から、それらすべてを感じることができます。
入門書としてはかなりおすすめです。

量・質ともにこの値段ならGREAT!


ニューヨーク美術案内 (光文社新書)

[ 新書 ]
ニューヨーク美術案内 (光文社新書)

・千住 博 ・野地 秩嘉
【光文社】
発売日: 2005-10-14
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
ニューヨーク美術案内 (光文社新書)
千住 博
野地 秩嘉
カスタマー平均評価:  4.5
日本の常識は世界の非常識、美術の世界でも同じ
ワシントンDCのNational Gallary of Artも、NYのMoMAもメトロポリタンも実に作品が見やすい。近代の作品は圧倒的にNYだ。展示室の壁紙も指摘のとおりに作品に合わせて配色が異なるのは常識。常設展示が貧困なのだから、日本ではある面では致し方ないが・・・それ以上に鑑賞者の姿勢が教養主義的で、不自然だという指摘はもっとも重要だ。画家になったつもりで、困ったら耳を見る、など作品鑑賞法を素人でも工夫すれば作品の本質が見えてくる手法は本当に参考になる。やはりプロの画家ならでは自然体の鑑賞法で、生活の一部として絵画を鑑賞する意味を教えてくれる。見方のつぼを精確についている、そこが実に楽しい。
すぐに使える美術鑑賞ガイド
美術館に行って作品の前に立っても、「いいなー」と感じるだけで、他にどこを見ればいいのかよくわからない人に対して、本書は作品の「読み解き方」を解説してくれる。 例えば、人物画は耳に注目すると説いている。なぜなら、耳を描くのは難しく、うまく描くには高い技術が求められる反面、あまり注目されないところでもあり画家が手抜きをしやすいところだから、とのこと。著者自身、画家であるため説得力がある。 ニューヨークを舞台としているが、ニューヨークに行ったことがなくても全く差し支えない。本書で取り上げられている作品は必ずしも有名なものばかりではなく、メトロポリタンとMoMAを訪問したことがある私にとっても「こんなのあったっけ?」というものが多かった。 本書の性質上、印刷が白黒であることが惜しまれる。カラーにしてほしかった。
素敵な本でした
この本を読んで、私は一気に千住博ファンになった。「美術案内」なんて、ちょっと構えてしまいそうな題がついているけど、とんでもない。千住氏が、絵を見てどんな風に感じるのか、どんな風に描こうとしているのか。絵へのあこがれや愛がたっぷり溢れてる。そして、実際に千住氏をナビゲーターに美術館めぐりをした野地氏の文もいい。私も美術館に行って、おんなじように試してみよう、楽しんでみようという気にさせられる。でも、私の場合、千住氏の感性豊かな文章にやられてしまい、美術館に行きたいという以上に、「千住氏の描いた絵を見てみたい」と思ったのだけど。
MOMAに行ってみたくなる本
この本を読むと、美術鑑賞は難しいものでも何でもなく、 作品を通して画家と対話することなのだと思いました。 ただし現代美術と対峙する場合、こちらの側に予備知識があったほうが良い。 作品を見ただけでは、どんな印象を持てばよいかわからないくらい難解な作品も多いからです。 画家が他にどんな作品をつくっているのか。 他のどんな画家から影響を受けているのか。 あるいは、もっと大きな現代美術の流れなど。 事前にある程度、勉強しておくことが必要だと思いました。 そんなところまで気付かされました。
難しい事抜きで楽しく一読
NYに行く折にはぜひ行ってほしいメトロポリタンミュージアムとMOMAを中心に著されています。メトロポリタンはゴッホやルノアールなどおなじみの作品たちで、千住氏の画家としてのコメントが楽しめます。MOMAは私は見てみて難解で、楽しもうと思っても楽しめない物もあり、メッセージさえ受け取れず途方にくれる作品もありました。千住氏の説明で、彼の鑑賞のし方が提言されています。ぜひ、実際に見ながら楽しんでほしい一冊です。美術初心者も楽しめました。

大和古寺風物誌 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
大和古寺風物誌 (新潮文庫)

・亀井 勝一郎
【新潮社】
発売日: 1953-04
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
大和古寺風物誌 (新潮文庫)
亀井 勝一郎
カスタマー平均評価:  4.5
著者の歩いた道を辿ってみたい。
昭和12年に初めて奈良を訪れた著者が、戦時中の昭和17年に執筆したことがあとがきに書かれています。奈良の古寺は、太平洋戦争だけでなく幾多の内戦も経験して、今日に到っています。奈良の仏像は、人間の業をじっと見つめ続けてきたのでしょう。そこに人智を超えた安心が佇んでいるのだと思います。日本の文化に育ったものはいつか仏に救いを求める時が訪れるように感じます。戦時中に仏像を訪ねて歩く著者のこころは、不安に慄く現代人にも通じるところがあるように思います。古寺の成り立ちと伝説を織り込んで、み仏との真の出会いが簡潔に記された実に美しい文章です。著者の歩いた道を辿ってみたい気持ちになりました。
奈良の古寺
 もともと1942年に養徳社から出たもの。その後も加筆され、本書は1953年に出た新潮文庫版を底版としている。さらに仮名遣いを改め、カラー写真も収録されている。  亀井勝一郎の代表作のひとつで、戦後の奈良ブームを引き起こしたことでも知られる本。しみじみとした味わいがあり、想像以上の名著であった。一方で、第二次大戦中に書かれたことによる影響も強く、国粋主義的な側面も目立つ。  取り上げられているのは、斑鳩宮、法隆寺、中宮時、薬師寺、新薬師寺、東大寺、法輪寺、唐招提寺。その建物、歴史、仏像についてじっくりと描かれている。特に歴史的な考察には深みがあり、聖徳太子や聖武天皇など、著者の脳裏に浮かんだ姿が、そのまま伝わってくるかのようだった。  いま読んでも充分に面白い本。ただ、ガイドブックに使ったりすると、現在の観光開発され、商業化した寺とのギャップに驚くかも知れない。
奈良に行きたくなります
新聞に書かれた光明皇后施浴の伝説の一文を読んで心引かれたので買いました。想像していた以上に面白く、一気に読んでしまったという感じです。奈良に行ってみたくなりました。修学旅行で訪れた奈良の大仏様が、焼き討ちにされたり、しばしば災禍をこうむって、江戸時代に再建されたとは知りませんでした。またこの本を読んで、以前見た美術展で一同に展示された仏像に違和感を覚えたのを思い出しました。展示された仏像に少し恥ずかしそうにしながら、そっと祈る人々の姿を見て、やはりそこには祈りの場所が必要だなあと感じました。そういう一人ひとりの祈りの中に仏像は在るように思います。仏とは?人間とは?永遠とは?死とは?・・・深く考えさせられます。何度も手元に置いて読み返したくなる良い本だと思います。
感情の発露をそこはかとなく散りばめるも、落ち着いた美文である
 簡潔で無駄のない文章であるが、無表情ではない。仏に対する帰依の感情が抑えられた筆致で散りばめられている。美しい文章である。  自分でも行ったことのあるお寺が殆どだったので、実際の風景を思い出しながら、文章を楽しんだ。また私自身、年齢を重ねるにつれて仏像を美術品として見ることに違和感を覚えていたので、本書で語られている仏像への思いは非常に共感できた。  それにしても、戦争中または終戦直後に書かれたことに対して非常に驚きを感じる。世情が騒然としている中で、あえて時代とは逆行するようなことに関心を払い、文章を書き続けたことに対して、敬意を表したい。  
奈良を訪れるということ
 奈良を巡る際に持っていく本には三冊あると思う。一つは和辻哲郎の「古寺巡礼」、一つは堀辰雄の「大和路信濃路」、そうして最後の一つが本書である。

 「古寺巡礼」は古寺に取り付かれた若き哲学者が その情熱のほとばしるままに 日本の美をアジテートしている。堀辰雄は いつもながらの繊細な神経で 奈良を彷徨し 古寺と堀自身が次第に溶け合って なんとも言えない一編の抒情詩に仕立て上がっている。 そんな二冊と比較すると 本書はどこか陰鬱である点は否めない。

 解説に拠ると 敗戦に因る亀井自身の精神的危機を救ったのが 奈良であり 本書の執筆であったという。その解説が正しいとしたら 本書の持つ陰鬱さは 戦争責任を感じている一人の知識人の苦悩ということになるのだろうか。

 それにしても古寺たちは 様々な戦争、人間、苦悩を目の当たりにしてきたのだと ふと思う。自分たちを訪れる人々は時代によって変わり、その祈りや苦悩も 時代によって変わってきているのを見て なんと感じてきたのか。
 
 そんな風に思うと 自分自身が少し宗教的な感傷に包まれる。そもそも奈良は宗教的感傷が無くては成立しない異界でもあるのかもしれない。


バッハ―生涯と作品 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
バッハ―生涯と作品 (講談社学術文庫)

・ヴェルナー フェーリクス
【講談社】
発売日: 1999-10
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
バッハ―生涯と作品 (講談社学術文庫)
ヴェルナー フェーリクス
Werner Felix
カスタマー平均評価:  4
手頃なハンドブック!
 実はシュバイツァーの「バッハ」3巻本を探していてなかなか手に入らず、それまでの繋ぎに、これなら気軽に読めるからいいや、と思って買ったのだが、とんでもない。文庫本でこれだけ内容が濃い本もなかなかありません。前半はバッハの生涯で、著者が旧東ドイツの代表的バッハ学者だけあって、当時の社会と音楽の関係の中でバッハを読み取っていきます。後半はバッハの作品の批評ですが、これも圧巻。これだけ小さな本によく詰め込んだと感心。今までバッハ関係の文庫や新書を数冊買いましたが、その中で一番コストパフォーマンスが高い。これは買いですよ、奥さん!
バッハ音楽の真髄に迫る
 バッハを聴いてみたい、でも、難しそう。何から聴いたらいいかわからない。また、バッハを愛聴しているけれども、その人と思想についてはよく知らないという初心者でも、すんなり入っていける、バッハについての全てがコンパクトにまとめられた文庫版。最新の「声楽およびオルガン・コラール作品総覧」付きの魅力ある一冊。バッハ研究の碩学、杉山好先生のご翻訳ならではの輝きに満ちている。

宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫)

[ 文庫 ]
宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫)

・宮沢 賢治
【筑摩書房】
発売日: 1986-01
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫)
宮沢 賢治
カスタマー平均評価:  5
童話「注文の多い料理店」
「注文が多い」とは、客側から注文を多くつけられるという意味に取るのが普通ではなかろうか。ところが、この童話では反対で、料理店側が客に注文をつけるのである。二人の客が山猫軒という西洋料理店に入り、次々扉を開けて中に入っていくにつれ、注文をつけられる。「髪や靴をきちんとしてください」「鉄砲と弾丸を置いてください」「クリームを顔や手足に塗ってください」「大変結構にできました。さあさあおなかにおはひりください」…ここまで来て、二人は自分たちが食われる立場にあることに気がつき、がたがたふるえて、泣き出す。白熊のような犬に追われ、ほうほうのていで東京に逃げ帰る。(以上があらすじ)それではテーマは何か? (1)賢治の註釈によれば、糧に乏しい村の子どもらの「都会と放恣な階級」に対するひそかな反抗。 (2)梅原猛氏によれば、「人間中心の殺害精神」に対する「慈悲の精神からの厳しい批判」「鋭い風刺精神」 (3)本全集の解説によれば、単純に自然の側(復讐者としての山猫の側)に立っているのではなく、われわれ人間を突き放す自然の哄笑のような、怖ろしいもの。 一体、文学作品を読んで、その言わんとすることをどう捉えるかは、読者に任せられている。(1)のように原作者の言に従わねばならないか。(2)のような大学者の説に従わねばならないか。はたまた(3)のような権威ある研究者の視点に従わねばならないか。それは全く自由である。虚心に読者が読み取った実感が最も尊いのである(雅)
賢治からの手紙
 この全集第8巻には「注文の多い料理店」や「グスコーブドリの伝記」など、賢治の代表作が納められています。また、その他の短編や異稿など賢治のファンならば是非注目したい文章が沢山納められています。

 「手紙一」から「手紙四」はそれぞれとても短い文章ですが、賢治の思想がストレートに語られている作品だという気がします。とくに「手紙四」は僕の大好きな作品です。賢治は「世界全体が幸せにならない内は自分の幸せはない」と考えていました。僕は以前 それを道徳的に過ぎ、いくらか聖者ぶっているような気がしていたのですが、「手紙四」を読んでそうではなかったことを納得できました。ポーセを愛することとすべてのいきものを愛することはまったく同じことだったのです。ぜひ沢山の人に読んでもらいたいと思います。  また、安野光雅による表紙の装画もとても好きです。


指揮のおけいこ (文春文庫)

[ 文庫 ]
指揮のおけいこ (文春文庫)

・岩城 宏之
【文藝春秋】
発売日: 2003-01
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
指揮のおけいこ (文春文庫)
岩城 宏之
カスタマー平均評価:  4
いまひとつ物足りない
指揮のおけいこ、タイトル通りの内容です。 普通の生活では知り得ない指揮者の仕事や生活というものが面白おかしく書かれていて、素直に楽しめます。 しかし、非常に残念なことは、ところどころで指揮のおけいこでなくなってしまっていること。 話の脱線はおそらく作者自身の意図するところなのでしょうが、個人的にはもっともっと純粋に指揮のおけいこを受けたかった。
う?ん・・・
話題は興味深くてとても面白いのだけれど、どうも話が脱線し過ぎのようです。脱線する前の話の方がよっぽど面白いのに、何故中断するかなぁ?と、少々ストレスに感じながら読ませていただきました。 皆さんのように、手離しで絶賛はできないですねぇ・・・
愉快な仕事
 1999年の単行本の文庫化。  指揮者という仕事について様々な角度から語った本。どうやって指揮者になったか、一階のコンサートで何回くらい腕を振っているのか、指揮者の職業病など。  指揮者という仕事は格好良いと思う。大勢のオーケストラを意のままに操れるのだ。私もちょっと憧れたことがあった。世の中には、結構、そういう人が多いらしい。そういう無謀な人たちに、指揮者の仕事の大変さを教えるのが本書なのだ。色々と大変なことが書いてある。  しかし、岩城氏の文章は魅力的だし、楽しそうなエピソードも多い。ますます指揮者に憧れる人が増えてしまう、そういう本だと思う。  続編に『オーケストラの職人たち』がある。
計算されたズレ
同じオーケストラを別の指揮者が振ると、音が変わる。これが計算されたズレによるものだと納得しました。指揮が先で、音が後に出てきます。こんな単純なことを再認識させられました。
やはり岩城さんの文章は軽妙で説得力があります。
大人のおけいこ
初演奏の悪魔といわれている近代音楽を積極的に指揮する岩城宏之さんがかいた”指揮者に憧れているけどなれないだろう”人のためのおけいこ。もちろん若い音楽関係者たちにも見えそうで見えない身近なヒントをちりばめている。岩城さんの正直な疑問や率直な感想などがユーモアとなって大変面白い。一日に何回、指揮棒を振るうとか、かっこいい燕尾服の作り方のひみつなど親しみやすい話題でいっぱいだ。

オールカラー完全版世界遺産〈第3巻〉アジア1 (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
オールカラー完全版世界遺産〈第3巻〉アジア1 (講談社プラスアルファ文庫)

・水村 光男 ・PPS通信社
【講談社】
発売日: 2002-06
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 987 円(税込)
オールカラー完全版世界遺産〈第3巻〉アジア1 (講談社プラスアルファ文庫)
水村 光男
PPS通信社
カスタマー平均評価:  4.5
とっつきやすく、それでいて浅すぎず
世界遺産関連本は他にも幾つかありますが、コミック本ということもあり、
非常にとっつきやすい本です。それでいて写真・コメントも充実しており、
それなりの深さが味わえます。
全6巻ですので、お好きな地域から手にとるといいかな、と思います。
私にとっては次の旅先を決める重要な出会いになった、そんな本です。
見てるだけで楽しい
文庫版の世界遺産シリーズのアジアその1で、西アジア、中央アジア、インド亜大陸の世界遺産が載っています。
この手の○○シリーズは、ビジュアル性と体系性が最も重要になってきますが、この文庫では、写真が美しく、また、体型は単純な地域別になっていますので、現時点での世界遺産をもれなく見ることができます。

また、次に重要な解説文ですが、必要最低限のことは書いてあります。
要は、世界遺産を、概観するのには適切なシリーズとなっています。
歴史や地理の勉強にもなりますが、あまり堅苦しいことを考えず、見ているだけでも楽しく、ちょっとした旅に出かけているような気分にさせてくれます。


イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者

[ 文庫 ]
イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者

・ドウス 昌代
【講談社】
発売日: 2003-07
参考価格: 790 円(税込)
販売価格: 790 円(税込)
イサム・ノグチ〈下〉―宿命の越境者
ドウス 昌代
カスタマー平均評価:  4
彫刻家巨匠の波乱に富んだ生涯
 米国在住のノンフィクション作家が、日系米国人の彫刻家イサム・ノグチの生涯を丹念に取材した初の本格的評伝。日本人の父野口米次郎、米国人の母レオニーの非嫡出子として1904年ロサンゼルスに生まれる。赤子の彼を日本に連れて渡る時から「幼い頃から美への目を養い、やがては自分の思いを表現できる何らかの技術をその手につけてやりたい」と誓った母親の願いがすべての始まりであった。13歳の時、母親に従ってアメリカに帰り、その後ニューヨークを中心として彫刻の制作に励む。  1960年以降、建築家ゴードン・バンシャフトとの仕事が本格化、「大いなる始まり」の時代に入る。庭という小宇宙に活路を見出し、更に公共的仕事をする豊饒の季節を迎える。香川県牟礼に石の彫刻仕事場、よき石工との出会いがあった。  1985年、ニューヨークのロング・アイランド・シティにイサム・ノグチ庭園美術館がオープン。設立の趣旨を「われわれが生きた時代と重要な関わりを持ちながら展開してきた、私の仕事の全体像を見ていただきたいためです」と述べている。(同名の庭園美術館は香川県牟礼にも設立されている)  従来の彫刻家の枠をこえ、美術界でぶつかるあらゆる境界線を突破してユニークな意欲作を末永く後世に遺したイサム・ノグチ。一人の命が完全燃焼して、歴史の激流に翻弄されながらも美を追求した魂に感動せずにはいられない(雅)
強烈&極端
身勝手なサクセス・ストーリーに猛進する日本男児と、それに振り回されたアメリカ人女性との間に生を受け、日本という閉鎖的な社会で徹底的にはじかれ、10代前半にして一人で外国へと旅立ち、不安と孤独を当然とするような形で成長し、20代前半にしてすでに美術界にて「ミケランジェロの再来」という評価を得たイサム・ノグチの生涯は、派手であると同時に実に単調だ。この本を読む限り、生涯を通して彼には女と表現しかない。普通の人が当たり前に持っているもの(友達とか、懐かしむべき思い出とか、故郷とか)、そいった微笑ましい記憶を彼はほとんど持ち合わせていない。逆にに普通の人には持ち得ない特殊な環境を自由自在に謳歌しているともいえる。若い頃から世界中を旅し、各界の著名人や表現者たちと交友し(北大路魯山人カッケぇ…)、またすこぶる美女に愛される。

しかし彼にはそれしかない。まるで表現するためだけに生まれてきた人間のようだ。安易な恋愛観と陳腐な自己演出に没頭し、つねに美術史上において自分がしめる位置に気をもみ、あとは自分以外の人間に対する強い不信をいつもかかえていたようだ。読みながら終始「可哀相だなぁ…」と思った。少なくとも才人特有の華やかさや、人間としての大きさははまるで感じられない。つねに彼は癇癪をおこしているか、不安に苛まれているかのどっちかだ。しかしそれはあくまでもこの本を読んで感じるイサム・ノグチへの感想で、本当は彼の人生にももっと楽しさや明るさもあったのかもしれない(そう、信じたい)。

著者は膨大な情報量でイサム・ノグチの人生を展開していくが、どことなく情報内容が片寄っているかに思われた。たぶん著者がイサム・ノグチの一面性にばかり焦点を絞って話をしているからであろう。また著者は「イサム・ノグチを分かってあげてほしい」とする反面で、「そんなに簡単にイサム・ノグチを理解させない」的に、読者を突き放す。そしてその方法論が一見イサム・ノグチを「孤高の才人」へと美しく昇華している反面、最終的には読者の奥にまで強烈に迫り得ない理由でもある。

「この人はいったい何を思い悩みながらこういった作品ばかりを創り続けたのであろうか?」とイサム・ノグチ作品には終始疑問が付きまとうが、この本を読んでその謎に少し理解が開けた感がした。イサム・ノグチの一つ一つの作品を年代順に追いながら、それぞれを制作した際のイサム・ノグチのコメントや当時の彼をとりまく状況、そしてそれをそれぞれの言葉で評した批評家や他の芸術家たちの言葉をこれほどキメ細かく拾いあげた辺りは、これはスゴイ業績だと思う。とくに、最後の方のイサム・ノグチが唯一認めた美術評論家キャサリン・クーの批評と、それを正当な判断としながら、あえてその裏をかこうとするイサム・ノグチとの無言の心理戦なぞは、この上なくCoolであった。

イサムは死の直前最後の恋人京子をともなって美術館にいき、アンリ・ルソーの「蛇使いの女」を眺めながら日曜画家で、税関に勤めていたような男が、中傷やあざけりに絶えながら、これほど素晴らしい絵を描くなんて…と、素直に表現者としての感動を示す箇所などは、深みと優しさに満ち溢れています。世界中の美術家たちのそれぞれに、こういった人間模様がそれぞれの形で存在しているのだと思うと、連中のスゴ味を感じざるえません。
文章家としてこの文章の語彙センスはいかがなものか。
<上>に続いてイサムノグチの晩年を記した下巻だが、やはり人間としての素材への敬意を欠いた印象はそのままである。殊に、イサムノグチに晩年助力を惜しまなかった人間を「仮性遺族」などという表現を使っているのは、いかがなものか。もし自分が血縁関係にない者に傾注し、助力したのが長年に渡った末に死別したとき、「あなたは仮性遺族ですね」と言われたらどう思うか。非常に気をそぐ表現で、この一語だけでかなり残念な出来となった。上巻を読んだ以上読み進める必要があるがゆえに読んだが、作者の「優等生的」ルポルタージュには鼻白む思いだ。
ハードだけど羨ましい生き方
詳細な取材に基づいて、世界的な彫刻家イサム・ノグチの後半生を描いた作品ですが、どうしてもイサム・ノグチの仕事を追う描写が多く、その内面はあまり描かれていないように思います。文章も決して読みやすいものではありません。ただ、それでもこの本からはイサム・ノグチの猛烈な仕事に賭ける情熱が伝わってきます。とっても真似できる生き方ではないと、彼のスケールの大きさを感じました。また、自分の仕事にこんなに打ち込めるなんて、うらやましいという気もします。今年はイサム・ノグチの遺作「モエレ沼公園」も完成します。生誕100年でもあります。興味のある方は読んでみる価値はあると思います。ちょっと長いですが・・・。
この本を読まずしてイサムを語ることなかれ
20世紀という時代を駆け抜けた孤高の芸術家、イサム・ノグチ。
彼は一点の創作拠点にとどまることなく、日本、アメリカ、イタリア・・・
と移動し続けながら創作を続けた。
それは「日米のあいのこ」という出自が運命付けた宿命でもあり、
自分探しの旅でもあった。
この書は、イサムのそうした軌跡を丹念な取材で辿ったものである。

多くの友人に囲まれ、また愛に悩み、しかし自分の信念を曲げずに
創作に取り組んだイサムの苦悩と喜びがつぶさに描かれている。

岐阜提灯を模した「AKARI」などのプロダクトデザインでも
知られるイサムの、全世界に散らばる大作の制作過程なども
スケッチされ、読み応えのある一冊。間違いナイ。


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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク