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制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫) 国連とアメリカ (岩波新書) 「老いじたく」成年後見制度と遺言 (文春新書) アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫) 中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書) 「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす (PHP新書) 日本はどう報じられているか (新潮新書) 地球環境報告〈2〉 (岩波新書) 国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書) 砂の文明・石の文明・泥の文明 (PHP新書)
制服少女たちの選択―After.. 国連とアメリカ (岩波新書) 「老いじたく」成年後見制度と遺.. アメリカのデモクラシー〈第2巻.. 中年童貞 ―少子化時代の恋愛格.. 「市民」とは誰か―戦後民主主義.. 日本はどう報じられているか (.. 地球環境報告〈2〉 (岩波新書.. 国家の論理と企業の論理―時代認.. 砂の文明・石の文明・泥の文明 ..

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制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫)

[ 文庫 ]
制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫)

・宮台 真司
【朝日新聞社】
発売日: 2006-12
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
制服少女たちの選択―After 10 Years (朝日文庫)
宮台 真司
カスタマー平均評価:  4
カリスマでも革命家でもなく、彼は学者であり
社会学者宮台真司の代名詞ともいえる「ブルセラ論争」の発端となった本の文庫版。 彼の社会学の専門は予期理論だが、それは要するにある危機を予見して、それを無力化するためにあらかじめどのように自分たちを形成しているかという観点からある対象を分析する手法だ。だから彼のやっているのは、新人類やオタクという集団が、どのように 危機を「予期していたか」という「過去」を分析しているだけであり、彼自身が未来の予期や予言をできるわけではない。 だから、ブルセラや援助交際をやって楽しんでいる少女が10年後にはそのツケが回ってきて不幸な人生を送ることになる、ということまでかつての彼は「予期」できなかったのである。そもそも道徳は何も無効化したわけではない。今も依然として「体を売ってはいけません」という道徳観は立派にあるではないか。 この人はたしかに天才かもしれない。 だが頭のいいヤツ、天才の導き出した答えが必ずしも正しいわけではないということもまた真である。この「ブルセラ論争」はその典型的な例となるだろう。 文庫版なので文庫ならではの話題を少々。 後半に収録されている圓田浩二との対談がおもしろい。前半はつまらないが対談の終盤で聞き手(誰だかは知らない)が、突如として宮台に「お前が10年前にやってたことは全部間違ってたんじゃね?」(実際はもっとオブラートに包んで)という詰問を連発してくるのだ。 著者が「宮台真司」となっているこの本の中で彼自身が、過去をめぐって(まるで今話題のロス疑惑のごとく)審問されるというこの文庫版ならではの構造はスリリング。だから星は3まで格上げ。 もう一つ、文庫版には「かつての」盟友中森明夫が解説を寄せている。彼はブルセラ以降に、天皇とか言い出した宮台の「転向」をやんわりと批判しながらも、最終的には結婚した彼を祝福して、「彼は『360度の転向』を果たした」というよくわからん迷言でまとめている。 中森はまた、三浦展が『下流社会』の中で宮台の結婚を相手の家柄や階層にひかれてしたことだと邪推していると批判しているが、この批判こそが的外れだろう。 彼は相手と「セックスの相性がすごくよかったから」宮台が結婚したかもしれない、と反論しているが(これもアホらしい反論だが)、そもそも「セックスの相性」のような価値観をまっさきに退けて、階級や共同体内にいる人間をシステマティックに分析するのが社会学の真骨頂ではなかったか。また『下流社会』の該当箇所だと思われる部分を読み返してみたが、三浦はなにも邪推しているわけではなく、同じ階層でないと結婚できないという統計学上の見解の例として宮台の結婚を挙げているのだ。 たとえ「セックスの相性がすごくよかった」としても、それも階層の問題かもしれないし。 しかしそれでもやはり、「あの宮台」が結婚してはまずいだろう。 彼はもうかつての輝きを失った。カリスマ社会学者としての宮台はもういないのだ。 そのことをいいかげん認めようよ、中森さん。
バブル世代には何が起こるのか?
 娘を持つ父親という立場で本書を読んだ。本来そういう読み方は 社会学の著作である本書に対して正しいアプローチではないと考える。但し 本の読み方も 読み手の自由である。  その立場で本書を読むと 宮台が指摘している「父親が『確か』な存在ではありえなくなってきている」という点は 正直笑えない。  ここで宮台が指摘している父親とは 本書が書かれた1993年頃に 高校生の娘を持つ父親であり言わば団塊の世代である。つまり 2007年現在 ちょうど定年を迎える世代にあたる。  それに対して僕らの世代は ひと回り以上若い。当然ながら 団塊世代とは違った時代と文化を経てきている。おそらく 簡単に表現するならバブル世代ということかと思う。このバブル世代の「親」というものがどういう姿になっているのか。吾ながらそれを考え込んでいるところだ。  「バブル世代」とは「バブルの光と影」の両方を経験してきたということなのだと思う。その意味で必ずしも「贅沢な世代」ではないのかもしれない。先日「バブルにGO」という映画も見たが 既に バブル世代は「笑い話」にされる程 客観視されているのも確かだ。  但し そんな文化は おそらく僕らの想像以上に 僕らの内面に影響を与えているはずだ。それが何なのかをちょっと考えているところだ。  10年を経て 本書が文庫化され 僕が読む機会を得ている意味としては そんな 自己問答である。もとより大変個人的な話なのだが。    
内容は古いけれども・・・
宮台氏にとっても、日本の社会学史にとっても重要な著作だと思います。 取り扱っている内容は「ブルセラ」「援助交際」etcと、ちょっと時代を感じさせます。 しかし、だからこそ、 1990年代という時代の雰囲気を知るにはもっとも適切な書物だとも言えます。 宮台ファンのひとも、そうでないひとも、是非読んで欲しい一冊です。
宮台は素朴な現場主義をこの本で批判しておきながら
この本では素朴な現場主義に徹してしまっています。ですから自己矛盾しています。 しかし宮台的には「あえて」やったそうです。そしたらウザイ奴等(宮台信者)が憑いてきた。人格5類系の素朴なマンガ絵がウケました。

国連とアメリカ (岩波新書)

[ 新書 ]
国連とアメリカ (岩波新書)

・最上 敏樹
【岩波書店】
発売日: 2005-03
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
国連とアメリカ (岩波新書)
最上 敏樹
カスタマー平均評価:  4
現代の国連を巡る情勢を知る上で良書
前著の『人道介入』もそうであったが、問題点を的確に捉え、読みやすく書くという点では、良書であろう。物書きの一人としては見習いたい。クリントン政権までは、どちらかといえば、国連とは米国の道具のように言われていたが、ブッシュ政権では一転して米政権は国連からも暴走し始めた。その背景、その法的問題等などについて分かりやすく書いてあります。
空想的国連中心主義
国連とアメリカとの関係は、今後の国際秩序を考える上で落とせない問題である。著者は本書で、国際連盟と国連の歴史を振り返り、アメリカがそれにどう関わってきたかを論じている。著者は、アメリカのなかに、国際協調の伝統とともに、自国例外主義の伝統があることを指摘し、90年代後半から後者が表面化した、と論じている。その上で著者はアメリカに、多国間主義に復帰するよう呼びかけている。 国際法・国際機構論の権威による著作だけに、国際連盟や国連の歴史について学ぶべき点があるが、私には著者の国際法至上主義、空想的主権平等主義、そして感情的なアメリカ批判が気になった。国際法学者として当然だが、著者は国際法の妥当性を自明の前提として、国家はそれを忠実に遵守すべきだ、とする。しかし、国際社会では、大国が気に入らない法を、国際世論の力で押し付けるのは元来無理である。現実的な国際法は大国が納得するものでなければならない。著者にはこうした視点が欠けている。 確かに、近年のアメリカの行動にはあまりに身勝手な面があり、アメリカが多国間主義に復帰するよう米国内外の世論を盛り上げることは重要だろう。しかし、著者が理想とする多国間主義は、国連総会型の一国一票方式であるようだ。しかし中国もブルネイも一票ずつの主権平等主義は空想的である。 著者は、アメリカの多国間主義への反発を、「せいぜい、革命に怒り、うろたえ、拙速に反革命に訴える国王のような姿である」と評し、アメリカは「平等を生きられぬ国」「合法性を生きられぬ国」ではないか、と書いているが、私にはこれは論理を尽くした学問的批判だとは思えない。単独行動主義に関する著者の概念整理は十分ではないが、そのことが著者の批判が漠然として感情的な形をとった理由かもしれない。 読んで損する本ではないが、国際政治の現実を踏まえぬ机上の空論ではないか。
耐用年数は10年、20年、あるいはもっと
 国連とアメリカとの関係を国連設立当初まで遡って分析しており、ブッシュ政権以後の事象を近視眼的にとらえてアメリカの単独行動主義を裁断する書とはまったく異なる内容。このあとも、10年、20年先にもこの書の中で示された切り口で「国連とアメリカ」を考えることが可能だと思う。そのような視点をこのような分かりやすい、ハンディな形で提供してくれるのは、とてもありがたい。  著者の目指す多国間主義を目指すべき方向のものだと個人的にも思う一方で、読み進むにつれて、「違法」という概念について考えさせられたのも事実。これまでの諸国間の平和に向けた取組の結晶とも言える、「国際法」からのアプローチを是としても、世界国家がなく、したがって法を強制する執行機関もない下で、「国際的な違法」の概念と人々の素朴な感情との間に齟齬が生じたときに、どのような処方箋があり得るか。国際的に適法な行為を貫くことと、自国民がそれを正当性あるものとして受け入れるかは別。国内政治の観点からのリスクをとりつつ、冷静な目で自国の行動を客観視し、ともすれば興奮して感情に流される世論を説得するリーダーシップが問われている、といえば簡単だが、世の中、そうはうまくいかない。しかも、アメリカのように、唯一の超大国として君臨する国の国民にとって、少なくとも自己の安全を(少なくとも見ため上は)犠牲にして多国間主義に殉じるなど、現実感がない。著者は、国際世論を形成する諸国民の個々の力にも期待するが、その歩みを着実なものとするにはどうすればいいのだろうか。その意味で、読む側にも、考え、行動することを突きつける本だ。  立花隆氏の著作の中に「ある本に書いてあることが理解できない場合、それは分かるように書かなかった側に殆どの責任がある」という意味のことが書いてあったが、この著者はその点での配意もすばらしい。テーマは深く、難しく、読後すぐに自己の考えをまとめ、述べるなど自分ではとても無理であるが、心に、くさびは残してくれた。
米国と国連の関係を知るに最良の一冊
 都合の良いときだけ国連を利用し、都合が悪くなると無視、あるいは分担金を出さないぞ、と恫喝し挙げ句の果てには国際機関から脱退までしてしまう、そんな子供のような振る舞いをする超大国米国。

 何故が米国をそうさせるのか?

 著者は時を遡り国際連盟&国際連合の設立、そしてあちこちで多発した紛争……それらを例に、その時々の米国政府がある時は国連を利用し、またある時は反対に国連を無視して自国の政策を突き進めたか?を一つ一つ論証していきます。

 その中で当初は国際協調の理念を持っていた米国が如何なる理由で単独行動主義へと舵を切っていったかが事実と共に述べられております。

 今の米国と国連の関係を理解するに最良の一冊。
新書ですが情報量は専門書並。読み応え&学ぶべき所が多々あります。
内容の濃いお得な新書
本書は、国際法的視点からイラク戦争やその他のアメリカの「戦争」の法的正当性を疑うことから始まります。そして、アメリカは自ら主導して作った国連体制下で、なぜ多国間主義ではなく単独行動主義に傾斜していこうとしているのかを、国際連盟設立時から歴史をさかのぼってみていっています。また、著者の専攻は国際機構論・国際法ですが、国際政治とアメリカ政治の視点で見ていこうとしています。

まず、ウィルソン大統領が目指し挫折した国際連盟創設期や、サンフランシスコ会議での国連憲章採択に至るまでの国連創設期において、いかにアメリカが国内の単独主義の反対勢力や国際政治の中で多国間主義を追求しようとしてきたのかということを説明します。その後、第三世界勢力の誕生の中で変化してきた国連システム、そしてその国連から離反していったアメリカについて、総会と安保理との確執・朝鮮戦争・スエズ危機・キューバ危機・ニカラグア事件の例を用いながら見ていきます。その後、湾岸戦争でいったん国連システムの下に入ったかと思わせつつも、ソマリア派兵失敗を契機として、アフガニスタン戦争・イラク戦争と国連から離反していくアメリカが描かれています。本書において鮮やかに描かれているのは、国連から離反していくプロセスにおいて、アメリカがいかに多国間枠組みを軽視し、国際法の法的正当性を踏みにじっていったという過程です。

また、現在日本で話題になっている、集団的自衛権がどのように生まれたのかについての記述もあり、アメリカと国連について歴史を通して多国間主義の観点から考えるのにはお勧めの一冊だと思います。


「老いじたく」成年後見制度と遺言 (文春新書)

[ 新書 ]
「老いじたく」成年後見制度と遺言 (文春新書)

・中山 二基子
【文藝春秋】
発売日: 2005-03
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
「老いじたく」成年後見制度と遺言 (文春新書)
中山 二基子
カスタマー平均評価:  5
要介護の家族を抱える人にも
「老いじたく」と言われても、 まだ自分はピンとは来ない年齢であるが、 認知症などの要介護となった家族を 抱える人にとっては、いま目の前にある 相続や財産管理、契約の取消というのは 切実な問題ではないか。 とはいっても、法律素人には何をどうしたら よいのかサッパリ???であるが、 解決手段の一つである 「法定後見人制度」についても わかりやすく記載されている。 題名通りに、財産や相続してあげたい人があって 「任意後見人制度」を使った上で「遺言」して 「老いじたく」したい人にももちろん参考になろう。 まずは「後見人制度とは?」ということを 全体に俯瞰して知りたい方にはお勧めと言える。 他の多くの本は、成年後見人制度の手続き等の 事務詳細をいきなり記しているものが多い中、 本書は制度の全体像についてわかりやすく解説されている。 したがって、具体的な事務詳細については その他の成年後見人制度専門の ガイドブック等を併用すると実際には良いと思う。
普及活動に使っています。
成年後見制度ついての本は多数出版されており、ある程度の専門知識がないと理解できない物やアウトプットマニュアル的(申立の手引きなど)な物が多い。本書は成年後見制度について具体例を交えながら「制度の説明・メリット・デメリット、今後の課題や展望など」解りやすく書かれており、値段もお手頃である。私は成年後見制度普及活動(研修など)で本書を紹介することにしている。また仲良くなったCSWにプレゼントしても大変喜ばれる。
成年後見制度がよくわかる
 成年後見制度はとっつきにくいと思っていたが、この本は、成年後見制度を弁護士に相談している風景が、実況中継風に紹介されていたりして、とても分かりやすい。
 高齢の親を抱えていて、この制度の必要性を感じていたが、この本に出会うまでは、使うのを躊躇していた。しかし、この本を読んで、自分でも使ってみようと思うようになった。
 知り合いの60代の人に勧めたら、老後の財産管理に悩んでいたとかで、とても感謝された。

アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫)

・トクヴィル
【岩波書店】
発売日: 2008-03-14
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
アメリカのデモクラシー〈第2巻(上)〉 (岩波文庫)
トクヴィル
Alexis de Tocqueville
カスタマー平均評価:   0

中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書)

[ 新書 ]
中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書)

・渡部 伸
【扶桑社】
発売日: 2007-05-30
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
中年童貞 ―少子化時代の恋愛格差― (扶桑社新書)
渡部 伸
カスタマー平均評価:  3.5
哀しさと可笑しさと
まあとにかくここをクリックしてみてください http://www.cherrybb.jp/ 熱い! おそらく今最も日本で「前向きに(上向きに?)」熱いサイトのひとつだろう そおか? バブルが弾けた後、見てくれのハデさより、いっそう日常的に確実な資産を求めようという消費者(この場合は女性)の嗜好は、三高なんぞという誰しもが許されるわけではない高競争率の対象でななく、「ふだんから面白くて、きちんと稼いできてくれるヒト」へ移ったわけだ で、そこでこぼれてしまったのが基本能力たるコミュニケーション力(=バカやれる厚顔)に欠けたヒトビトなのですな しかし著者は一念発起(これだけの気合いがあればナンパなんて軽いもんだとおもうけどなあ)して、友人知人親身内、あらゆる恥を犠牲にして上記のサイトを立ち上げたわけだ まさに ホーフクゼットーの「哀しさ」である 興味をもって集まって来た女性の中には年上の色気むんむんのヒトヅマがいて「おお!」と思ったら実はSM女王様 童貞喪失の前に奴隷にされそうになったとか… 笑い事ではない、と著者は書くけど 読み手は他にどうしろと…? とにかく通勤電車内で読むことはお薦めしない するなら急性アレルギー鼻炎になってハンカチで鼻をつまみながら読むように でも震える肩は気づかれると思うよ… しかし同性として見過ごせないのは同様の中年処女のモンダイであろう こっちの方がよっぽど「少子化」に直結しているのだから 中年童貞諸君と同じく、彼女たちは決して魅力がないわけではないと思うけれど、オトコがオンナに要求するコミュニケーション力、すなわち「かわいこぶりっこ」芸だけが身に付いていないのだろうな でもこれがいっちゃん肝心なんよね???
今更よんでみた人のレビュー
今更読んだ『電波男』の影響もあって、また今更読んでみました…。全編通して著者及び『連盟』の方々の心のさけびが満ち溢れています。恋愛っていつからこんなんになっちゃったんだろうなぁ…という叫びに、共感するところも多し。でもツッコミ所も多し。特に著者の最初で最後のデート…。女子的にはそりゃあかんやろうと…。なぜ、1日でそこまで行こうとしたのかねぇ…。ルート選択さえまちがわなければうまくいってた可能性大なだけに…。
恋愛至上主義
40歳?44歳の一割が性体験なしだそうな! 著者はこれを格差の問題とし論じている。 思うに、女性は主体的に世界を変えようとし、そして実際変わってきており、だけど男性は世界が変わったことで、自分も変化することを強いられていることに拒絶反応を示し、かたくなになってるような気がする。たぶん、違う世界に逃避し閉じこもるか、この本のように徐々に理屈っぽく理論武装していくのかも。 「男」の価値観は変わらず、けど周りの世界が変わってしまったので、「男性優位」は「男性差別」へと転化しているっていう流れの中で彼らに未来はあるのか? ちなみに、室井佑月氏との対談で、彼女の「今まで付き合った童貞は息子だけ」というセリフが一番ウケた。
良書。でも、「そんなんだからモテないんだよ。」とも思う。
『コンプレックスの社会学』とも読めるし、『恋愛して好きな人と結婚することが、当然に、誰でも可能で、唯一の正しく美しい男女の生き方』であるかのようにあおってきた高度成長期以降の自由主義のゆがみを指摘する良書と言える。 が、ものすごく通俗的な感想を言うと、「そんなんだから誰にも好きになってもらえないんだよ。」とも、終章『初めてのデート』で語られる著者の人生最初で最後のデート(しかも著者はその相手に未だに整理できない複雑な感情を抱えている)のシチュエーションを読んで思った。恋愛マニュアル本を大量に読み込んでその日に備えた著者は、何度も相手のお尻に触ろうとして、『なに!?』と嫌な顔をされる。マニュアル本に『スキンシップが大事』と書いてあったからって、、それはきっと何気なく会話の途中に肩や頭を軽くポンと叩くとか信号を渡るとき手を軽く差し伸べるとかのことをマニュアル本は書いていたんではなかろうか??最初のデートで白昼堂々街頭でいきなりお尻に触って成就する恋愛など、少なくともこの国では聞いたこともないし想像もつかない。25歳(そのデート当時)になるまでそんなことも分からない大人に著者を育てた環境に思いが至る。
格差から個性へ
 格差社会という言葉が生まれて久しいが、時代が自由になればなればなるほど、格差が生まれてくる。だがこれまではそれはもっぱら経済の領域だった。だが恋愛や結婚や童貞であるなしまで、あるいはそれ以外の多くの文化に対して格差が生まれてくるとなると、今後の未来はとても生きるのが難しい。  だが、格差といってもいいものだろうか? たとえばいつの間にか非童貞が上、童貞が下、となってしまっているが、そう考えるから格差が生まれるのであって、上下関係がなければ、童貞も非童貞もただの個性である。お金に関しても同様で、金持ちが上、貧乏が下と考えるとやはり格差になってしまう。生活が困窮するほどの貧乏は困るが、金持ちも貧乏も個性のうちと考えることは出来ないものだろうか?   そう考えると、現代は上下、勝ち負けにこだわりすぎる。身長、体重、容姿、学歴、人気、性格、収入、結婚、オタク(最近はオタクの方が上、という考えも現れた)、それに童貞や処女までも(非童貞でも素人童貞とそうでない非童貞とに格差があるらしい)みんな格差がある。まさに何でもござれだ。この上下、勝ち負けから解放されない限り、真の自由はやってこないだろう。  著者に望むことは長生きして童貞を貫いてほしい、そして童貞が下、という概念を覆してほしい。だが、何十年か何百年かあとに、すべての格差は個性となるような時代は果たしてやって来るのだろうか?  その意味ではこの本は愛と自由をテーマにした、かなり真剣な本である。

「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす (PHP新書)

[ 新書 ]
「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす (PHP新書)

・佐伯 啓思
【PHP研究所】
発売日: 1997-06
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす (PHP新書)
佐伯 啓思
カスタマー平均評価:  4
平成21年5月18日の麻生総理のぶら下がり会見を見よ!
 平成21年5月18日の麻生総理のぶら下がり会見で、どこぞのマスコミが「民主党の鳩山代表が、官僚目線の麻生内閣と市民目線の民主党と言って、」と質問した。麻生氏は、「え、市民?国民ではなく、市民?」と聞き返し、私は吹いた。  まさに本書の内容そのものだったからだ。日本では市民とは、官僚(または国家、あるいは体制)と対立し、真の民主主義を実現する実在という意味で使われている。それは、西欧の古代・中世・近代と重層的に重なりあう意識の中の「市民」の表層面だけを使っていると主張する。  本書では、この日本的市民の欺瞞性を西洋の歴史を遡り粉砕する。市民革命・中世の自由都市・古代ギリシャの市民、いずれも都市防衛及び政治への関与の義務を持つからこそ市民権が与えられた。市民とは特権階級なのである。  市民主義者の祖ルソーでさえ、社会契約論では「統治者が命じれば市民は(防衛のために)死ななければならぬ」と述べている。市民は国家のために死ぬからこそ市民権が与えられるのは現代でも変わらない。  しかし、日本では戦後民主主義の悪癖として、国家と対立して戦争を放棄する者を市民と呼ぶようになってしまった。これでは市民が国家を守らず、結果として国家に庇護されている市民が危険にさらされるということを著者は憂いる。  我が意を得たり。
「市民」批判としては問題だらけの書
 佐伯はこの本の前著『アメリカニズムの終焉』でアメリカニズムを批判し、それに共謀したリベラリズムとデモクラシーの観念に限界を指摘した。アメリカン・デモクラシーにおいて共和主義的なものを衰退させてしまったことがアメリカの腐敗を招いており、共和主義の再評価によって、シヴィック・リベラリズムを復権させることを提言する。  本書はこの本を応用したものである。しかし、自らのアメリカニズム批判を強引に日本の市民思想批判に応用しており、日本にどのように市民思想が受容され、また語られていったかという考察があまりに乏しい。市民に近い新左翼運動の評価と失敗に関する考察もまったくなく、今の日本の半分は新左翼運動の理念に敷き詰められていることを無視している。総じて、1990年以前の市民思想がほとんどまともに扱われおらず、ここの記述は入門書レベルにも達していない。  「祖国のために」という象徴的な意味をアメリカ憲法などの理念に読み込んでいるが、そもそもアメリカが1960年の公民権運動まで差別を内包していたことは、憲法があくまで理念上のものでしかないことをを忘れているのではないか。拳銃の所持はアメリカの場合は祖国のためというより、自衛のためのリベラルな権利でしかない。そして、アメリカのローカリズムにもほとんど言及していない。これはどちらかというと今の市民社会論者が好むトクヴィル・モデルだ。  さらに共和主義的な思考を日本に読み込めるに違いないと曖昧に終わるものの(福沢諭吉にから最後に無理に読み込む)、市民的徳とやらが私には一体何なのかさっぱり分からない。具体的に日本のどこにそんな思想があるのか。あるいはそういった行動様式は日本のどこかにあったのかなかったのか。日本の精神史も課題となる。全体的に軽率な議論である。
「市民」vs「権力者」という対立関係の怪しさ
「市民」というとなんとなく響きがいいので、私達の味方、みたいな感情を抱きやすい。 しかし、市民というものを辿っていくとそういう単純な関係ではとても割り切れないものだとわかる。 「市民」に対して抱きがちななんとなくの正しさの罠、サブタイトルの「民主主義」ともつながってきて、絶対王政から市民へ、という安易な歴史観にもメスを入れる。 この本の構成は、まず前半ではそうした「市民」という言葉の使われ方、その怪しさを鋭く見ていく。 中盤からはヨーロッパでの「市民」の変遷を追って、普段私達が抱くような「市民」とは違った「市民」像を見せてくれる。 そして後半では日本における市民のあり方を再び考えていく。 民主主義というもの、市民というものにすこしでも疑問があるのならば呼んでみて損はないと思う。
面白いです
市民と私民の違いとは一般意思と全体意思の違いである。そして民主主義をうまく機能させるためには一般意思を持った市民によって選ばれたエリートによりなされなければならない。筆者の一貫した考えはこのような感じだと思う。本書の内容はほとんど『民主主義の病理』と同じだと思われるが、より簡潔に書かれている。また本書の最終章の留学生の話も個人的に面白かった。 この本の内容の一部をもう少し簡潔にそして少し過激にまとめたものが、映画「スターシップトゥルーパーズ」の冒頭の歴史の授業のような気がする。本書と共に、ぜひ多くの人に見て欲しい映画だ。もちろん右傾化や軍事国家にしたいためではなく、健全な民主主義国家としての日本という国を作っていくために。本書では述べられていないが筆者の考えの根底にはおそらく一般意思を持たない私民の集まりである群集によって大衆民主主義が行なわれると、それはファシズムに行く危険性があるということだとおもう。つまり国家などをないがしろにする現在の日本という状況こそがファシズムになる可能性を秘めているのである。それを回避するために市民とは誰か、自由とは何か?そして近代化、西洋化とは何か?日本とは?アメリカとは?ということを考えていく必要があるのだろうと思う。
「市民」という言葉に胡散臭さを感じている人なら一読すべき
高度経済成長の頂点を迎え、階級闘争などに何の展望もなくなった時代の「ベトナムに平和を!市民連合」は、労働者でなく市民を運動の主役とし、賃金や労働環境でなく大衆の生活から乖離した「ベトナム」を運動の目的とした。マルクス主義から決別せざるを得ないことへの抵抗感のためか、フランス革命に幻想を求め、そう言う時代の中でこの運動は支持されたのである。この、労働者から市民への置き換えのみならず、日本に於いては進歩史観や解放史観に都合良く、市民の概念が利用されてきたことが本書の最初の部分で触れられている。 中盤ではイギリスやフランスの(市民)革命に疑問を呈しながら、西欧における市民意識の起源に迫り、最後の部分で、歴史の重みや文脈を理解せずに西欧の概念を日本に取り入れることの危険性を説いている。ただし、それを完全に否定するわけではなく、日本の歴史の中にある市民精神の存在も示唆しているが具体的な指摘はない。 「市民」という言葉に胡散臭さを感じている人なら一読すべき好著である。

日本はどう報じられているか (新潮新書)

[ 新書 ]
日本はどう報じられているか (新潮新書)

・石澤 靖治
【新潮社】
発売日: 2004-01
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
日本はどう報じられているか (新潮新書)
石澤 靖治
カスタマー平均評価:  4.5
日本を外側から眺めてみよう
日本国内で見聞するニュース、海外各国で見聞するニュース。どこで得た情報かによって、その内容や方向性が全く異なることがよくある。 日本でニュースを読んだり、見たりする際にも、どことなく嘘くささを感じずにはいられない。というのも、近視眼的な日本礼賛的又は世論誘導目的的な報道が多い気がする。木を下から見上げるのみで、上から見下ろすことはしない。それどころか、歪んで見えてしまっている。それはもう近視性乱視といってもよいだろう。 この本は、他国(イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、アラブ諸国、中国、韓国)における日本に関する報道の実態を、オムニバス形式でレポートしてくれる。 この本を読むと、日本がどのように捉えられているかのおおよそを掴むことができる。また、各国国民がマスメディアから得る情報が、どのような制限を受けているのか、どのように認識の違いが産まれるのか、を考えるきっかけを与えてくれる。 毎年、総括を出版してくれるとうれしい。
メディアリテラシーを高める
いろいろなことを考えさせられる本。日本のマスメディアの画一的視点、海外の多様な立場からの視点、自分自身のメディアリテラシーなど。情報チャネルを再構成したくなる一冊。
情報発信の必要性
実際海外に出ると、報道で見聞きした内容を外国人に尋ねられることが多い。それ自体は悪いことではないが、意外にも鵜呑みにしている外国人が多いことが分かる。 本書は、欧米、アジア、中東において日本がどのように報道されているかについて、多角的に書かれている。経済、文化、政治など全般に関した報道について書かれているので、フォーカスがあるわけではないものの、楽しい。自分の興味のある地域に関する章だけでも楽しめる。 あくまでも日本に関する海外のメディア報道の概観なので、本書に書かれている各国の報道視点や傾向をそのままその国や国民に当てはめることはできないし、これは読者が気をつけるべきことの一つであろうと思う。 海外報道は日本メディアに比べて、政治的発言が堂々と為されているが、それも時代によって変化する。同時に、良くも悪くも弱い日本の主張が浮き上がって見える気がする。良い意味では、根拠の無い誇大な報道が少なくつまり無用な波風を立てない、悪い意味では、間違い報道を訂正するだけの勢いを持たないということだろう。
面白いです。
一気に夢中で読んでしまいました。飽きのこない程度の情報量で七ヶ国分入ってます。数年(現2007年)経ちましたので、少し前感は否めませんが、充分興味深い内容になってます。中国・韓国の反日メディアはもうよく知ってる話でしたけど。(仕方ないんですけどね)この続きの今のメディアがどう報道していて裏でどんな社会情勢や政策があるのか、続編が読みたいものです。
異文化理解に欠かせない“双方向と多様性”
 <自分が思っているほどには、他人は自分のことを思っていない。  「世界という鏡」に映った自らの等身大の姿を知ること。   全てはそこから始まる。>  こんな問題意識からとりまとめられた書です。  国内の新聞でも一紙に目を通すだけでも大変なのに、 海外のメディアにまでとなれば、これまた大変なことです。 この本の編集分担にもみられるように、 一人の力では、時間的にも、能力的にも到底かないません。  国内の某新聞では、「世界の論調」というタイトルで 海外メディアの社説を時折取り上げていますが、貴重な取り組みだと思います。 もっと充実させてもいいのでは。  と同時に、日本のメディアが私たち日本人に、世界をどう報道しているのか。 偏見や独善的な視点に陥らず、ロ?バルな観点から冷静な報道がされているのか、 自己点検が必要ではないか。   いずれにしても異文化理解には、 “双方向と多様性”の視点が欠かせないことをあらためて感じたしだいです。

地球環境報告〈2〉 (岩波新書)

[ 新書 ]
地球環境報告〈2〉 (岩波新書)

・石 弘之
【岩波書店】
発売日: 1998-12
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
地球環境報告〈2〉 (岩波新書)
石 弘之
カスタマー平均評価:  4.5
地球は大変なことになってるなあ
森林が消えています。サンゴ礁が死滅しようとしています。このような環境の急激な変化は、当然生態系を壊します。温暖化も進んでいます。理論的には、21世紀中に二酸化炭素の総排出量を60%減らさないと地球環境は深刻な事態に陥るそうですが、現在のところそもそも減らすことができるかどうかさえ定かではありません。

本書ではなぜか原発の危険性に触れていませんので、これについて記させてください。放射性廃棄物は別にしても、原発は決して自然に優しくありません。核の生み出すエネルギーが膨大すぎて、人為的にコントロールできないのです。そのため、生み出される熱エネルギーのうち実際に発電のために使われているのはおよそ1/3で、残りの2/3は海水を使って冷却されます。原発が海岸沿いにばかりつくられるのはこのためです。ですから、原発が温室効果のある二酸化炭素を排出しないというは本当ですが、その代わりに直接海水温度を上昇させます。ーー首都圏での電力不足がマスコミを賑わせています。この35年で電気の消費量は8倍になり、原発が現在の電力に占める割合はその4割とも言われていますが、もし省エネだけでこの夏を乗り切れるとしたら、実質的に私たちは原発なしでもやっていけると証明したことになります。原発に限らず、その気になれば、私たちはもう少し自然と仲良くつきあっていけるのではないか?

いたずらに危機意識をあおるのは私の趣味ではありませんが、著者の言葉をまねて言えば、タイタニック地球号の乗客からも、眼をそむけない読者には、氷山の姿が見えてきます。
学校の先生のお勧めでした。
環境問題について、分析してあります。
文章にところどころ難しいところがあり、
高校生以上の方でないと、ちょっと読みこなせないかな
と思いました。

日本のことだけでなく、
海外のことについても分析してあり、
「砂漠化・NIESの環境破壊」等について述べています。
環境問題の深刻さに気づかせてくれる1冊です。
概要
作者が世界を渡り歩いて、その状況をレポートしたものである。具体的なソリューションの提示等はなく、本の題名通り「報告」のみとなっているが、環境問題がそれほど深刻でない所に住んでいる我々に改めて地球の危機を実感させる一冊。一読の価値あり。


国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書)

[ 新書 ]
国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書)

・寺島 実郎
【中央公論社】
発売日: 1998-09
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書)
寺島 実郎
カスタマー平均評価:  5
成田で買った固い本
 出張前に成田空港の書店で購入した。出張中に一気に読んだ。  まず第一に本書は1998年刊行であるから8年前の本だ。最近8年間を踏まえて本書を2007年に読んでみると著者の慧眼が随所に感じられる。特に米国の1998年当時の米国スタンダードの世界への押し付けへの警鐘は その後の9.11を十分に予言している。また もう一点としてIT産業が国家安全保障の鍵となるという指摘も 書かれたのが1998年である事を勘案すると 実に鋭い指摘だ。まだ日本が ネットバブルを迎える前に ネットのもつ一つの本質的な「顔」をきちんと描き出している。  次に本書の題名が「国家の論理と企業の論理」でありながら「企業の論理」が余り出てきていない点が興味深い。むしろ「国家の論理と個人の倫理」という題名の方が相応しいのではないか。それほど読んでいて自省を迫られるものがある。  次に作者の寺島が三井物産の社員である点だ。これは三井物産の懐の深さだと思う。かような本を書ける著者を数十年に渡り 抱え込んできた三井物産の凄みがある。戦前には外務省をしのぐ情報力を誇った三井物産のDNAは健在なのかもしれない。  最後に思ったのは成田空港の本屋に関してだ。繰り返すが 本書は1998年刊行であり 今回2007年に購入した本は初版本である。本屋が この本を選んで置かない限り 空港の本屋といった狭い場所に本書が置いてあるわけがないと思う。そう考えて見ていると 結構固い本も置いてある。これは本屋としての 主張であると判断する。出張で時間がある時くらいは きちんとした本を読めと店主が言っているのかもしれない。  実に刺激的な本であった。早くも再読したい。
難そうに見えて読みやすい
日本人として、企業人として、生身で生きる人間として、この激動するグローバル社会をどう捉えるのか、という筆者の気迫が伝わってくる。現代社会を動かすものは何なのか、国民国家はどう変化しつつあり、多国籍企業は我々にどのような影響力を持ちつつあのか。歴史的な視点から見た日本とアジアの関係と未来は、などなど、非常に広い視点と具体性を持って語ってくれる。寺島さんの力で一見難そうな(まぎれもなく難い)話題を大変分かりやすくまとめていると思う。また、扉のページに掲げられた高村光太郎や谷川俊太郎の詩などからも、著者の人柄がにじみ出てくるように感じた。私にとって、世の中に対するひとつの見方を体系的に教えてくれた本。

砂の文明・石の文明・泥の文明 (PHP新書)

[ 新書 ]
砂の文明・石の文明・泥の文明 (PHP新書)

・松本 健一
【PHP研究所】
発売日: 2003-10
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
砂の文明・石の文明・泥の文明 (PHP新書)
松本 健一
カスタマー平均評価:  4
要望に応えてまとめた一冊
著者はこれまでに何度となく「泥の文明、石の文明、砂の文明」というカテゴリーを用いて講演したり、対談をしてきた。また、それらの文明の本質を、それぞれ「内に蓄積する力」、「外に進出する力」、そして「ネットワークする力」と捉えてきた。ところが機会があるたびにこれらのカテゴリーやその思考の枠組み、それが現代とどう関わっているのかについて書かれた1冊の本があるかと質問されると「ありません」と答えざるを得ず、早く一冊にまとめたいと思いながらも5、6年の歳月が過ぎてしまい、やっと今回まとまった。 あわただしく提出することになったので、現在進行形の思考であることを前置きしているが、いずれにしろ学問的成果といった種類の本でも、ジャーナリズムの報告でもない、歴史と現在を視野におさめつつ考え続けてみた文明論的考察と著者はいう。 その後の著書「泥の文明」でもっとはっきりとした考察、主張を著者は行なっているが、本書はボリュームもコンパクトで要点を要領よくまとめてあってわかりやすい。最後のガンジーの「非暴力的抵抗」の考察はその後どのように展開させていくのか興味深い。
文明論の入門書
3つの特徴のある文明の区分を取り上げ簡単に解説した本。 その点では入門書としては、ハチントンの文明の衝突や大塚の 共同体論にも言及しており、気軽にとりあげられる。 但し、個人的には現在の日本人にとって話題になる砂の文明たる イスラム文明のあり方への言及にももの足りなさを感じるし、 泥に文明にかんしては仏教との関係をもう少し掘り下げて欲しかった。
何度も読み返せる良書。
文明論、民俗学、宗教学といった分野で前提となる基礎的な知識を得ることが出来る。またそういった学術的ニーズがなくても、十分に楽しむことが出来る。知的好奇心を程よく刺激してくれる上に、目からうろこ的な内容もちりばめられていて、文化的素養を深めたい人には是非一読をオススメしたい。
興味深い文明論
 著者は、世界の文明を3つに大別している。一つは「ネットワークする力」が発達した「砂の文明」、「外に進出する力」が発達した「石の文明」、そして「内部の蓄積する力」が発達した「泥の文明」である。著者はそれぞれの文明における特徴を実にわかりやすく書き記している。  そのほか、大塚久雄氏が提唱した「ゲルマン的共同体」論を取り上げ、その上で持論を展開する部分もあり、ただ自説を主張するだけでなく、自分の説と比較して見せる点も評価できるだろう。  
文明論の入門書
書評で言われているほど良書とは思わなかった。正直その内容、文章ともに完成度とオリジナリティは高くない。世界文明を三つに分けることで特徴を説明し、その衝突の過程がうまくはまとまっているが、それ以上ではない。泥、石などのカテゴリー分けは非常にすんなりと理解できるのでその点では評価できる。しかし残念ながら書かれている内容は新しくない。文明論の入門書と思えば良。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク