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怒る技術 (角川文庫) イタリア的考え方―日本人のためのイタリア入門 (ちくま新書) まちづくりと景観 (岩波新書) 日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書) ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ (岩波新書) なぜ起こる鉄道事故 (朝日文庫) こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫) 「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー (中公文庫) 変わる商店街 (岩波新書) サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
怒る技術 (角川文庫) イタリア的考え方―日本人のため.. まちづくりと景観 (岩波新書) 日本の選挙―何を変えれば政治が.. ヨーロッパ市民の誕生―開かれた.. なぜ起こる鉄道事故 (朝日文庫.. こんなに違う京都人と大阪人と神.. 「日本文化論」の変容―戦後日本.. 変わる商店街 (岩波新書) サブカル・ニッポンの新自由主義..

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怒る技術 (角川文庫)

[ 文庫 ]
怒る技術 (角川文庫)

・中島 義道
【角川書店】
発売日: 2006-03
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
怒る技術 (角川文庫)
中島 義道
カスタマー平均評価:  3.5
怒り方
喜怒哀楽は人間が生きる上で必要不可欠なものである。 しかし、日本人には怒れない人が多いのも事実かもしれない。それは怒る訓練がなされていないからであり,怒るという事はどういう事か。そして,怒る事によって得られるものが著者の経験から綴られている。 私の周りにも怒れなくてストレスをため,倒れた人もおり,また慣れない怒りを感じ,その感情表現ができない人もいる。たしかに怒るという行為は避難されがちであるが,怒るという事はとてもエネルギーを必要とし,豊かな人生を送る上で必要不可欠なものであることを感じた。であるからこそ,怒るという事に対して多くの事を考えさせられる本であると思う。
風通しを良くするのは大変だ
日本では、相手に対する怒りを内に秘めて、表面的な平和を保とうとする。そこに風穴をあけて、風通しを良くしたい。だから怒る。しかも効果的な方法を常に考えている。 確かに電車の中で電話をしたり、座り込んでいる若者たちを怒ることに躊躇している自分がいて、誰かが注意してくれると心の中で喝采していることがある。 こういった著者の考え方は、本書の最初の方では理解できず、1/3あたりから理解できるようになった。 なお、最後の3行のオチは思い切り笑えた。もしかしたらこのオチのためにこの本を書いたのではないかと感じてもいる。

イタリア的考え方―日本人のためのイタリア入門 (ちくま新書)

[ 新書 ]
イタリア的考え方―日本人のためのイタリア入門 (ちくま新書)

・ファビオ ランベッリ
【筑摩書房】
発売日: 1997-02
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
イタリア的考え方―日本人のためのイタリア入門 (ちくま新書)
ファビオ ランベッリ
Fabio Rambelli
カスタマー平均評価:  3.5
難しくてわからない
表紙に書かれていることに興味を持ち、まえがきも非常に興味深かったのですが、 第一章が始まるなり哲学書と化し、語彙も表現も堅苦しく、小難しくてよくわかりませんでした。 「異文化間の関わり方はまことにパラドクシカルなのである」なんて言われても、 「そうですね」と読み進めることなんてできません。 色々勉強なさった方なんでしょうけど、私には難しすぎました。
柔軟な「知」
最近イタリアが気になるので読んでみた。 「ポストコロニアル」で「ポストモダン」で「文化相対主義的」な観点でイタリア文化に関する日本人の考えをを再検討して「脱構築」するというもの。タームがうさんくさくて今読むととてもうさんくさくて恥ずかしくなる一冊。 まあ、しかし主題の問いの立て方はまっとうで、イタリア人は反国家主義的で個人主義的なのか、ということを議論しているのだけど、その中でこんなことを言っている。 <イタリア人の個人主義や半国家主義は、権威・権力・国家機構などに対する不信だけではない。知的体系に対しても疑惑・懐疑を抱いているのが特徴的である。これは知識人の態度にも反映する。イタリアの知識人は絶対的な理念を真剣に抱くことは稀である。絶対的な理念は単純で退屈なので、むしろ、イタリアの知識人は柔軟で変更可能な「知」を好む。> そうなのかも。確かにイタリア人に何人も会ったけど、こういう考え方は感じるような気がする。 あんまり関係ないかもしれないが、イタリアは世界最高のサッカーリーグがある国である。サッカーは、もちろん団体競技なんだけど、<柔軟で変更可能な「知」>みたいなコンセプトととても相性がよいはずだ。監督の持ってる「知」にしたがってても勝てるはずないんだぜ。
イタリアとは?
日本で流布している「イタリアのイメージ」が、イタリアそのものが発し日本人が受け止めたイメージではなく、日本の内的イメージの投射ではないかと筆者は考える。 まあ一般に、人間の理解とはそのようになされるものかなあ、と言う気はします。人間は「理解したい」本能があるんだろうね。ウソでもいいから、信じられる程度の理由さえつけば、「理解」しちゃうんだよね。でもその安心のための「理解」は当然必ずしも真実ではなく、また事実/真実はそうやすやすと「理解」できるものでもない。と言う気がする。そのへんは、科学的に調べても物体/現象のすべてをりかいしたことにはならず、人間が理解可能なある側面をみているにすぎないのと似てますね。 それから、いろいろ面白いところはあるのだが、ひとつ面白かったのは、「近代国家」と「近代国民」をつくるうえで、徴兵制は重要な役割を果たした、とあるところで、イタリアではいまでも徴兵制があるが、イマイチ不徹底で、「近代国民国家」を作るのに成功したとは言えない。逆に、日本では徴兵制がないのに、うまいこといっているのは、戦後「会社」が徴兵制を代替する役割を果たしたからではないか、そうかんがえるとイタリア人と日本人の労働観の違いをうまく説明できる。というところ。面白い。
少なくとも二つの利点あり!!
この本はありていに語られるイタリアのイメージに多少疑問を持っている人に特にお勧めだと思います。

それらがそもそもイデオロギーに作られたものである!っという前提に関しての説明があり、そこから実際のイタリアがどのようなものかを説明してあるので、非常に説得力があり、かつ、イタリアの抱える問題や思考方法など、あまり他の本では目にする事のないことについて論じられているので、得られる情報も参考になる部分が多いです。

また、この本は妙に「日本人である自分」というものを意識させられる本でした。読み進んでいくうちに、日本人的な思考に自分がどれほど陥ってしまっているのかがどんどん暴かれていく感じでした。

その意味でこの本は、よくありがちなイタリアをめくらめっぽうに礼賛する類の入門書でもなく、もしくはこちらもよくありがちな「いい加減でダメな国イタリア」ということばかりを言う類の本でもない、「公平」な立場に立って書かれたイタリアに関する入門書であるとともに、比較文化学などの方法を学ぶにも最適な本ではないかと思いました。

読んだらきっと、イタリアに対して抱くイメージはこういうプロセスで作られ、ステレオタイプ化されて語られるようになったんだな〜なるほど!っと満足なさるはずです!!
多様なイタリアを活写
イタリア料理を軽々しく「いためし」と呼んだり、イタリア人を「怠け者」だと勝手に思い込んでいる人間に強烈なパンチを与える一冊。

イタリア半島は古来より、サヴォイア家主導によるイタリア王国成立まで統一民族国家が存在したことがない(古代ローマは、都市国家から発展した帝国であって半島に限定した民族国家ではない)。よってイタリア人にはみずから「イタリア人」であるという意識が希薄だと著者は述べる。NHK講座で習うイタリア語が実は、トスカーナ地方のフィレンツェという特別な都市の言葉で、他の大多数のイタリア半島に住む人にとっては「外国語」みたいなものだということを明らかにしている。

またイタリアではドイツ系、アルバニア系、スロヴェニア系などのマイノリティーが多様!性の中で自らの生活様式を守りながら「イタリア人」として生活している事実を指摘し、コリアン系など外国人に対して閉鎖的な日本人にさりげなく批判を加えている。

何でもお上だよりの日本人と違い、マキャベリ、グィッチャルディーニなどの政治思想家を生んだイタリア人は、政府や政治家を決して信用しないというのは多いに学ぶべきだと思った。

他にもイギリス、フランス、ドイツといった西欧諸国になじんだ日本人に、イタリアという別の人生観、生活様式を営んでいる人たちのことがいろいろな角度で紹介されている。

ヨーロッパのもう一つのあり方「イタリア」を知る好著。


まちづくりと景観 (岩波新書)

[ 新書 ]
まちづくりと景観 (岩波新書)

・田村 明
【岩波書店】
発売日: 2005-12
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
まちづくりと景観 (岩波新書)
田村 明
カスタマー平均評価:  4.5
世界中からまなび,市民の協働によってつくる景観
著者は欧米だけでなく,世界各地を旅するなかからえた,まちの景観に関するかんがえをのべている.また,横浜などで景観の保存のために,すでにきまっていた都市計画を変更させたことを回想している.著者が強調するのは,景観は市民の協働によってデザインしていくべきものだという点である.ちいさな白黒写真ではあるが,アフリカや中近東をふくむ世界各地のすぐれた景観の写真は印象的であり,そこには景観に関してなにか普遍的なものがあるように感じられる.
町づくりには利便性より景観が大事
狭い日本だからこそ、少しでも空間があればマンションや商業施設を所狭しと建設してきた私たち。その結果は誰の目にも解るちぐはぐな町並みになってしまった。ただ公園があればいい、街路樹があるから和むだけでは良い町並みなんかできっこない。そこに住んでいる人間が主体になり、行政が協力して美しい町を作ろうという体系的な計画がなくてはいけない事がこの本でよく理解できた。 まだまだ将来は続くのですから、その風土、歴史をよく見据えて、誰もがその町に住みたくなるような景観のあるまちづくりをしてほしものです。

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)

[ 新書 ]
日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)

・加藤 秀治郎
【中央公論新社】
発売日: 2003-03
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)
加藤 秀治郎
カスタマー平均評価:  4.5
日本の選挙“制度”に関する本
「民主政治は一つの取るに足りない技術的細目にその健全さを左右される。その細目とは選挙の手続である。……選挙制度が適切なら何もかもうまくいく。そうでなければ何もかもダメになる。」これは『大衆の反逆』で有名なオルテガの言葉らしいです。 結構専門的な内容だし、古典の話まで出てくるのだが、ちっとも難しくない。著者の力量に感服する。 「解説や分析だけは一生懸命書くけれどその後は読者が考えて下さいね」という日本の書籍にありがちなパターンではなく、本書での内容を通じた著者の意見がしっかり書かれているところに好感が持てる。主張に賛同するかはともかく、この分析からこの主張が出てくるという流れは勉強になる。 本書を通じて一丁前の意見を持てるようにしてもらったのだから、著者の意見と自分なりの意見を戦わせてみるのが最高の賛辞になるだろう。
新聞の政治面が物足りない人のために
新聞の選挙制度報道は判子で押したようにいつも同じことを言っている。曰く、小選挙区制は安定した政権が作れるが死票が多い、比例代表制は選挙民の意見を正確に反映しかつ死票がないが小党分立で政権が安定しない・・・この本は話がそれでは終わらないことを教えてくれる。もともと小選挙区制と比例代表制は根底にある理念が異なっている。選挙制度を論じるには、まず依って立つ政治理念を明確にしなくてはならない。90年代の政治エネルギーの大半を費やしたかに思える選挙制度改革において、このような根源的な議論が行われただろうか。国民はそれを少しでも知っただろうか。

選挙制度問題を考えれば考えるほど、政治とカネの問題など瑣末なことに思えてくる。立花隆の自論である「イギリスなみに厳しい政治資金規正法を制定すればすべてうまくいく」という主張は、実行すれば政治家はカネには清潔になるかもしれないが政治が良くなることはあまりないような気がする。

参議院改革問題についても、政治学者である著者は世評とは違う視点を持っている。著者に言わせるなら、参議院は第二院としては異様なほど強い権限を持っており、法案の審議についてはほとんど同等である。与野党伯仲の時代にあっては、衆参両院の議決が異なると、法案はほとんど成立しない。参議院の権限を強めるなどもっての他である。独自性を参議院に求めるなら、政争から一歩離れて、「再考を促す」院としての性格を強めるべきだという。

他にも読むべき点は数多い。文庫本を専門の政治学者が本気で書くと、これほど読みでのある本になるとは思わなかった。著者は今後も一般人への啓蒙活動を盛んに行ってもらいたい。半可通の政治談議は飽きた。根拠のある骨太の議論が読みたい。
選挙制度入門
 1949年生まれでドイツ留学経験を持つ政治学者が、「選挙制度のデパート」と揶揄される無原則な日本の選挙制度を、他国との比較を通じて批判的に分析した本。本書の長所としては、第一に日本の選挙制度に関する用語が特殊日本的なものであることを明らかにしていること、第二に制度の思想的バックボーンを強調していること、第三に国政選挙制度を他の政治制度との関連性の中に位置付けていること、第四に情報コストという観点により制度の実際的機能が検討されていること、第五に多様な選挙制度を分りやすく分類・解説していること等が挙げられる。他方、本書の短所としては、政治全般に及ぼす選挙制度の影響力を強調しすぎているきらいがある点である。制度の実際の機能については、多くの要因が介在していると著者自身言ってはいるが、基本的に著者の視角は選挙制度モデル中心である。また、制度・政党分析中心のため、選挙民の分析が弱いように感じられる。選挙民と政治との関わりは選挙だけではないのだから、請願等との比較の上での政治における選挙の位置付けの検討が必要だと思われる(私見では、民主主義とは絶対的真理の否定=真理の相対化であり、修正可能性のことだと思う。その修正可能性をどう確保するか。選挙はその最も重要な手段であると共に、また一つの手段でしかない)し、消費社会化の中での議会と選挙民との乖離の問題もある。こうした問題への言及は本書の中でも散見はされるものの、正面から論じられているわけではない。著者からすれば、それらは本書の問題設定外なのかもしれないが、本書の分析の細部において私が違和感を感じる主な原因は、このことに関わっているように感じられる。なお、著者自身の立場は、小選挙区制と比例代表制でどちらがよいとも言い難いが、少なくともどちらか一本が良く、日本の現状を見る限り、暫定的に小選挙区一本が良いというものである。
レベルの高い啓蒙書
政治思想や他の政治システムとの兼ね合いで選挙制度を考えねばならない、と著者は力説する。選挙制度にまつわるよくありがちな誤解を正しており、啓蒙書としてよくできている。統一地方選の前に選挙制度の意味を再考するには恰好の一冊。

これまでは、瑣末的な専門的知識に拘泥し視野狭窄に陥ることの危うさが主張されてきた。が、それは結果的に専門知の軽視につながってこなかったか。タコツボ批判は結果的に、赤子を産湯と共に流してしまった。いまや書店には、政治学を知らない人の政治論、経済学を知らない人の経済論、法律学を知らない人の法律論が溢れている。どれも、右と左のイデオロギー先にありきのくだらない本ばかりだ。
経済学者野口旭氏の一連の仕事で代表できるように、近年になって漸!く、近代知の復権ならぬ専門知の復権が起こってきた。本書もまた、その流れの中に位置付けることができる一冊だ。解説が安心して読める。

ところで、昔の啓蒙書は「啓蒙書なので」参考文献や注が省略されていることが多かった。本書巻末には参考文献表が付属しているが、独学の便という意味で、啓蒙書にこそ参考文献表は必要だろう。評価したい。

なお、首相公選論と選挙制度の絡みでは、同じ中公新書の『首相公選を考える』や、日本評論社『いま、憲法学を問う』収録の長谷部恭男教授の対談を読まれるとよいだろう。
マイナス面はあれど、有権者は必読
本書を買う必要があるのは、
新聞の政治面をつい見てしまうような政治に興味のある人や、
政治学を学ぶ学生などだ。
それ以外の人は、残念ながら買う必要はない。

なぜなら、本書の内容は新書としては専門的になっているし、
本書の主題である選挙制度は、複雑に入り組んだものであるからだ。

もちろん、著者は、それを大変平易な言葉で分かりやすく解説している。
しかし、事前知識のない一般の人が、
スラスラとこの新書を読み終えるほどの内容であるとは思えない。
本書を手ごろな新書として扱う英断に経緯を表したいが、
率直に言って、どこまでその狙いが達成されるかは疑問だ。

選挙制度を知ろうという意欲に燃えた人でない限り、
最後まで読みとおすのは、大変に根気のいる読書になると思う。

にもかかわらず、私は本書をより多くの人に読んでもらいたい。
選挙制度論議で陥りやすい罠を十分に紹介しているからだ。
私のような半可通には、目から鱗の落ちる記述が、無数に出てくる。
日本の政治が、今よりもまともになるためには、
本書がベストセラーになるぐらいの読書を、国民がしなければならない。

それにしても、この本は書名に親切心が表れていない。
「日本の選挙制度」としたほうが、内容に合致する。
選挙というよりも、その裏に隠れた思想や理想に焦点を当て、
翻って、日本の選挙制度論議に最も欠けていたものが理念であることを、
教えてくれる。


ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ (岩波新書)

[ 新書 ]
ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ (岩波新書)

・宮島 喬
【岩波書店】
発売日: 2004-12
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
ヨーロッパ市民の誕生―開かれたシティズンシップへ (岩波新書)
宮島 喬
カスタマー平均評価:  4
梶田孝道『統合と分裂のヨーロッパ』(岩波新書)と共に
ヨーロッパに今、新しい風が吹いている。伝統的に国家は「国民」を対象に福祉などの社会保障を提供してきた。しかしながら旧植民地出身者や非西欧からの移民労働者の流入は、欧州の各国において「シティズンシップ」を共有し得ない人々の増大という事態を招き、欧州各国はEUを軸に、「国民」を対象とした「シティズンシップ」から、より「開かれたシティズンシップ」への道を切り開きつつある。本書はそんなヨーロッパの今を伝える格好の入門書である。 本書における「シティズンシップ」とは、法的概念としての市民権にとどまらない、人々の行為やアイデンティティに関する社会学的なコンセプトである。「私達が一つの社会に生き、その社会の平等なフルメンバーと認められ、自らもそう感じていて、定められた諸権利を正当に行使でき、定められた諸義務を果たさなければならないとき、「シティズンシップ」が成立する」(P2)。 既存の国民国家体系の下で抑圧されてきたカタルーニャなどの地域アイデンティティの再生。帰化を選択せず、「デニズン」化する膨大な数の移民たちの存在。価値観の多様化と新しい家族やライフスタイルのあり方・・・。ヨーロッパは今、画一を求める「近代」の体系から、様々な形のマイノリティを抑圧しない寛容な体系へ、すなわち「開かれたシティズンシップ」の体系へと変容しつつあるというのである。 楽観的に過ぎる感も否めないものの、しかしながら現在のEUを軸とした欧州の変容の方向は可能性に満ちたものであるのは事実である。著者は繰り返し日本の状況との比較の視点を提示しているが、まさにこれからの日本が国際社会の中で生きていくうえでどんな国のあり方を構想していくのか。そんなことを考える上でも欧州から学ぶべきことは多いに違いない。
ちょっと楽観的すぎるのでは??
個人的には著者の主張である「ヨーロッパ市民」という視点は支持したい。そして、そういう現実にマッチした人々や思想があることは事実である。しかし、一方で、それらを拒絶する傾向がヨーロッパにあるのも事実であるし、マーストリヒト条約や欧州憲法の批准に数々の国々が失敗し、イギリスやスウェーデンなどでは未だにユーロ反対派が多数という現実との接点があまりない。「ヨーロッパ市民」が実現するためには、そうした傾向が克服されなければならないはずで、そこへの切り込みという視点がない。実際、ヨーロッパの少数民族に対して好意的な叙述が多いが、そういう人々はある意味、ナショナリストである。彼らがEUを支持すると考えるのは、あまりに楽観的過ぎる。実際、様々な少数民族の主張を検討してみればいいだろう。そんなに単純ではない。
ヨーロッパを人の面から学ぶ良書
ヨーロッパの多様性と画一性という2つの相反する要素を「人」の視点から分析した良書だと感じた。冒頭はシチズンシップの定義など、私のような素人にはわかりづらく、かつあまり関心のない議論も含まれてはいるが、全般的に各国(特にドイツ、フランス、イギリス、スペイン)の事例をふんだんに盛り込み、わかりやすいと感じた。 私が特に関心を持ったのは「ヨーロッパ市民」の誕生?という点であった。欧州ではイギリスのウェールズ、スコットランド、スペインのカタルーニャ地方、バスク地方など、国よりも地域を自身のアイデンティティとして強く認識している人が生まれている一方で、彼らは自分達をヨーロッパ人とも認識している傾向がある、という議論である。またフランスのマルセイユに住む人々は自身をマルセイユっ子として認識する傾向が強いという。人種や民族を超えて、地域への愛着で人々が結び付いている姿は今後他の地域でも大いに参考になるのではないか。Unity in diversityという言葉が実感できる本だった。
国家とはなんだろうとあらためて考えてしまう
 世界各地に植民地を開いたヨーロッパには、それらの土地から大量の人々が流れ込んでいる。国家は民族単位でも文化単位でもない存在として存立しなくてはならない。また、民主主義を標榜するヨーロッパは、国外からの移動者を含む住民の声を無視するわけにはいかない。変貌を続けるヨーロッパの実像を追う。
 ある意味では、何の回答もない現状報告だが、問題点の列挙はされている。ひるがえって、アジアの中の日本を考えるに、これまた類似の問題をかかえている。ともあれ、移動者の数は圧倒的にヨーロッパ(各国)の方が多く、問題の進展があるから、日本の将来を展望する上での参考にはなる。
 世界を民主主義的な意味で平等なものにするには、解決しなくてはならない問題が無数にあるのだなあと感じた。
ヨーロッパの挑戦
タイトルからは、近代主権国家から「1つのヨーロッパ」へと変化するEUの中で
共同体と個人の関わり方にどのような変化はあるのか、というようなテーマが思い浮かびますが
主権国家を超えた共同体と個人の関わりだけではなく、主権国家の中での共同体と個人の関わり、
具体的には国家・地域社会・民族集団・言語集団・ライフスタイル集団など
さまざまな角度からヨーロッパにおけるシティズンシップの現状を紹介しています。

スペインやイギリスにおける言語権の試みや、フランス・ドイツにおける難民・移民の歴史や
その国籍取得・外国人への参政権付与の試み、Parite(男女同数)やPACS(民事連帯法)などの
西ヨーロッパ諸国の様々な挑戦を著者自身の経験や現地でのインタビューを交えて論じています。
国レベルの問題・政策だけでなく、地方や都市レベルでの問題・政策も紹介されていて興味深いです。


なぜ起こる鉄道事故 (朝日文庫)

[ 文庫 ]
なぜ起こる鉄道事故 (朝日文庫)

・山之内 秀一郎
【朝日新聞社】
発売日: 2005-07-15
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
なぜ起こる鉄道事故 (朝日文庫)
山之内 秀一郎
カスタマー平均評価:  4.5
国内外の鉄道事故の原因は?
 国内外の鉄道事故総論といった感じの本書だが、JRの安全部門のトップだった著者ならではの重みがある。内容はあくまで真摯、実直。鉄道の安全対策の取り組み、その重要性を訴えてやまない。国鉄時代の内部事情がかなり赤裸々に語られているが、国鉄崩壊直前の労使対立、荒れた現場には正直ビックリ。
安全は一日にしてならず
職場で安全管理に携わっている人であれば、様々な取り組みをいくらやっても災害が0になら ないことに苦労されていると思います。 著者は長年、安全管理、労働組合との折衝に携わっており、長年苦労した人でないと分からない 安全管理のノウハウが書かれております。 鉄道の安全運転のために、これだけの安全のためのシステム構築に試行錯誤されていたとは、技 術者として素直に感動してしまいました。 とはいえ、安全は仕組みを作るだけではなかなか減らないものです。組織全体として取り組まな いと機能しないことは、労働組合との対応で苦労させているところを読むと、「そうなんだよ!」 と思わず同感。本書は鉄道事故について触れていますが、鉄道以外の分野にも参考になります。 安全は一日にしてならずです。 福知山線の脱線事故についても触れておりますが、JR西日本は以前から深夜の保線作業中に作 業員が通過列車に跳ねられる事故が何件も起きていたことを記憶してます。横の連携が悪いんじゃ ないか?と疑問に思っていたら、案の定、このような組織事故が起きてしまいました。 一連の不祥事、偽装問題もやはり組織の問題。著者のような方が幹部に沢山いて、部下を指導して くれれば、謝罪会見をTVで見る機会も減るでしょうに・・・
鉄道事故
元国鉄マンの書いた鉄道事故の歴史の本。蒸気機関車や電気機関車の運転歴もあり、現場を良く知った著者の書いた本です。鉄道が生まれてから、現代までの日本、海外で起きた鉄道事故について書かれています。鉄道は複雑なシステムなので、わかりにくいところもありましたが、事故がどうして起こるのかその背景についてはよくわかりました。事故現場の写真も載せられ貴重でした。また、国鉄時代の労使紛争の実態なども書かれ、ためになりました。国鉄時代を理解する上でも貴重な本だと思いました。また。危機管理についても考えさせられる本でした。読むことをお勧めします。
中越地震での新幹線脱線について
文庫版まえがきに、中越地震での新幹線脱線にて、脱線跡が直線状であったことについて「ある種の感動があった」と書いてある。脱線してもつづら折れにならず、それだけ新幹線は安全だと言いたいらしい。 私は、この脱線を大惨事一歩手前の重篤な問題と思っているので、著者の見解には賛成できないし、そもそも不謹慎だと思う。この本は他の箇所でも、いかにも国鉄の安全担当部署の社員としての見解や本音が少々露骨である。正直ともいえるが。 見解はさておき、鉄道事故の資料としての価値は高い。ややもすると雑多となりがりな資料を順序だてて編成できている。
安全管理に携わる人 必読の書
本書の結びの言葉「つまるところ、安全はトップマネージメントの問題なのである。」
ここに本書のエッセンスが集約されています。
著者はJR東日本のトップにいた人ですから、この言葉には重みがあります。
著者の考えでは、事故の起こるところ必ず安全管理のどこかに問題ありということになります。
逆に言えば、安全管理の仕方次第で、事故は確実に防げるということです。
喉元過ぎれば熱さ忘れるのことわざのように、安全は慣れるとマンネリ化し緊張感を失いがちです。
そこでどうするか、鉄道事業以外にも応用のきく、安全管理ノウハウが本書には盛りだくさんです。
安全管理に携わっている人、これから携わろうとする人、必読です。

こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫)

・丹波 元
【PHP研究所】
発売日: 2003-03
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
こんなに違う京都人と大阪人と神戸人 (PHP文庫)
丹波 元
カスタマー平均評価:  4
これではただの大阪批判の本
大阪出身にもかかわらず、故郷である大阪のことをこんな風にしか見られず、 こんな風にしか言えないこの著者は、本当にかわいそうな人。 この本は大阪人・京都人・神戸人の違いの比較ではなく、 ただの大阪や大阪人への批判・悪口です。 しかも全く根拠がない。 大阪人はよく自分を下げて相手を上げるということをします。 大阪の笑いもそういう自分を下げる笑いです。 しかしこの著者はそういうものとは違います。 ただの大阪人気質で言っていることとは思えません。 こんな内容を信じてしまう人は、昨今のメディアのエスカレートした 大阪に対する偏向報道に洗脳されている人たちしかいないでしょうね。 とにかくこんな本を出す前に、もう少し大阪のこと・大阪人のことを よく見てよく勉強してからにしてほしいです。 少なくとも、そう主張する根拠と証拠を出せるようになってからにして いただきたい。 今の内容はただのイメージや偏見、思い込みによるものであるように 大阪に来て20年以上たつ者からはそう思えます。 期待していただけに、とても残念でした。
関西三大都市を多角的に分析
人間感情でいうと、京都と大阪は仲が悪く、大阪と神戸も仲が悪い。しかし京都と神戸は仲が良い。言い換えれば大阪人は関西の2都市から嫌われている、ということになります。

これに始まり、地域特性、センス、気質、暮らし、泣きどころ、味覚(食文化)、歴史、ことば、思考、などと比較文化論(?)はつづきます。

京都・大阪・神戸とくればつい三都と言いたくなりますが、神戸はともかく大阪は都(=首都)であったことはありません。厳密に言えば誤りだが、関西の三大都市という程度のニュアンスでしょう。

神戸市民としては、新事実というより確認事項、再認識といったほうがいいような内容ですが、それでも損をした気にはなりません。
文庫で買って読むには充分金を出しただけ楽しめる内容といえるでしょう。
(大阪人的ケチさかな……?)
永遠のテーマ -三都市-
これはかなり詳しく三都比較してます。
著者自体かなり長年の経験を積んで書いたらしい。
実際神戸人の項目では頷けるところが多かった。
著者が大阪出身なのにも関わらず大阪をぼろくそに言うあたりが面白いし【ひいき目】もないようです。
図やら写真やらランキングやらあの手この手の分かりやすさもいい。

大阪・京都・神戸の人だけじゃなくこの△関係を覗いてみたい方にぜひオススメです。
笑えますよ。
今まであるよでなかった、三都比較本。
関西人の私は、こういう類の本をついつい集めてしまいますが、三都を
比較した本は本書がはじめて!

同じ「関西弁」でも、「神戸弁」「大阪弁」「京都弁」は全然違う。
川端康成の「雪国」を、各地の言葉で翻訳されている箇所とかあって、
面白い!

ぜひ、お読みください。


「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー (中公文庫)

[ 文庫 ]
「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー (中公文庫)

・青木 保
【中央公論新社】
発売日: 1999-04-18
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
「日本文化論」の変容―戦後日本の文化とアイデンティティー (中公文庫)
青木 保
カスタマー平均評価:  4
バランスの取れた日本文化論の解説書
日本人はそのアイデンティティーの拠り所を書物で確認したいという思いが強いのか「日本人論」というジャンルが確立するほど、膨大な日本文化論が書かれ、多くの読者に読まれ続けてきた。著者は時期的には第二次大戦後に限って、優に2000点をこえるという多くの日本文化論のなかから内容の優れたものを選び出し、その概要を紹介するとともに執筆時点の時代的背景や社会に与えた影響等を分析していく。その結果、一見すると日本文化についての客観的解説に見えるこれらの書物が、執筆時点における特有の社会状況の下で、日本人が欧米という外部の眼を意識しつつ自己を主観的に眺めた自画像だということ、さらに、戦後日本の社会状況の変化にともなって、日本文化論も大きな変容を経ているということを明らかにしていく。本書は、数多く存在する日本文化論についての、非常にバランスの取れた見取り図だといえよう。
『菊と刀』の過小評価が気になる
 戦後のわが国の文化論を見渡して時代区分を立て、各区分の特色を抽出するというユニークな研究を遂行した著者の努力と学識に大いに敬意を表します.しかしながら、「戦後」という時代の最初に現れた『菊と刀』の評価が十分でないので、過去数十年の間その分野の学者、研究者が一様に犯した過誤には目が向けられていません.

 著者は『菊と刀』が文化人類学の研究としては異例だと言っていますが、それは現地調査が行なわれなかったことと、戦争の終結と戦後の日本占領に役立てる目的を持っていたということにとどまっています.アメリカに宣戦布告して3年8ヶ月も戦うことのできた、教育の行き届いた、八千万もの国民を擁する国の統一的な文化の型を発見したという点は、「異例」のうちには数えられていません.
 しかし、これを著者一人の責任であるかのように言うのは酷でしょう.過去数十年間、誰一人として『菊と刀』のことをそのようには見なかったのですから、学界の一般的な状況を反映するものとしてはこの本の内容は妥当です.しかしながら今後の指針を求める若い人たちに奨めることは躊躇されます.


変わる商店街 (岩波新書)

[ 新書 ]
変わる商店街 (岩波新書)

・中沢 孝夫
【岩波書店】
発売日: 2001-03
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
変わる商店街 (岩波新書)
中沢 孝夫
カスタマー平均評価:  3.5
成功例だけ紹介されても…
「変わる商店街」 中沢孝夫・岩波新書 なんというか反ネオリベラリズムと精神論が綯い交ぜになったような本である。 衰退する商店街の活性化対策について述べているのだが、うまく軌道に乗った事例のみをことさらに取り上げ、「成功しないのは工夫が足りない、努力が足りない」に帰結する。 規制についても軸足が定まらない。営業時間制限や休日を義務づけるような記述があるかと思えば、大型店への規制には消極的である。商店街の衰退が日米構造協議に基づく規制緩和にあることは多くの有識者が指摘するところであり、そこを解決せずして根本解決にはなり得ない。そのためには規制もひとつの選択肢である。 「郊外型SCを規制しようとしてもそれが大衆が望んでいるかは疑問である」 車を持つ者にしか利用できない郊外型SCだけではなく、交通弱者としての未成年や高齢者が買い物のできるエリアが必要であるとの観点からはまったく描かれていない。 全国に数多あるシャッター街のごく一部の成功例を取り出してきても普遍的な解決にはならない。傑出した一部の人ができることではなく、誰しもが参加できる商店街復興の具体的方法を示してもらいたかった。 同意4割、異議6割といった内容の本であった。
これからの商店街づくりとは
 本書は、戦後復興期から高度成長期にかけて繁栄を誇った中心市街地商店街が、商業の郊外化や大型店の中心部からの撤退などにより、危機的状況を迎えている今、どのようにして活性化を図ろうとしているのかについて、豊富な事例で紹介した一冊である。

 その取り組み事例を通じて、商店街の活性化とは、個店の努力とともに、地域づくりの要素も欠かせないということ、そして地域とは、地域のみんなが協力して作り上げていく公共財であるということ、さらには、商店街づくりにとどまらない、地域づくりの本質が明らかにされている。

 商店街の活性化に取組んでいる人には、きっと何かを与えてくれる一冊である。
街の顔が思い浮かぶか?
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「暮らし」の変貌に商店街はキャッチアップ可能か?
最近の商店街事情を纏める。主に大都市近郊やその周辺の商店街に取材対象を求めている。本書に依れば、もともと商店街は昭和30年代をピークに漸次衰退傾向にあった。社会問題になったのは比較的最近だが、原因としては、各家庭が自動車という移動手段を得たことで遠くの大型店に買い物に行ける素地が出来たこと、大資本がそれに合わせ土地の安い郊外に安売りで品揃え豊富な大型店を出店したこと、商店街の商店の多くが商売が保守的で、また商店街全体のことを考える余裕もなく結果として消費者にアピールできなかったこと、などが挙げられている。かつては産業構造の変化に伴う人口移動といった要因もあり、地域人口は増え続け、商店街は「何もせずとも」集客が見込めた。大型スーパーの出店を阻む大店舗等の法規制にも守られてきた。一つの商店街に魚屋は一つ八百屋は一つという状況である。競合企業が存在せず市場競争の素地が少なかったという「悪状況」があったわけだ。これに商店街は甘えてきた側面もあるのではないかと著者は批判する。放っておいても売れるなら商店街というコミュニティに関わる必要もない。労働組合でも組合費に5000円程度徴収するのに、商店街の振興組合費は1000円位という現状が何をか言わんやである。

このような現状を説明した上で著者は「これまで我々自身意識的に地域コミュニティを作ろうと努力したことはあっただろうか」と我々に問いかける。商店街は消費者=地域住民の存在が前提だ。商店街衰退の背景には、個々の商店の企業努力の怠慢と同時に地域コミュニティの不存在がある。もっとも暗い話題ばかりではない。新しい地域共同体形成の試みや、インターネットショッピングに活路を見出そうとする田中かばん店(ネットの「吉田かばん」愛好家の間で有名な存在である)の挑戦なども紹介されており興味を惹く。
地域とは何か、商店街とは何かを改めて考えさせられる一冊
 全国的にも空洞化が目立つようになってきた商店街に、新たな発想による取り組みを実施している商店街を取材したリポートが本書。新たなまちづくりとしての商店街の復活に繋がる可能性を探り、実例をあげている他にも、商店の衰退やインターネット上での商店の発展なども取り上げています。実際に商店街で店を構えている立場から興味深く読みましたが、本書は方向性は探っているものの、フリーマーケット開催などの短期的な成功例は多いものの、長期的な成功例は少なく、また商店街の衰退の現実にももう少し目を向けてほしかったです。しかし商店街の一員としては、考えさせられる部分は多かったですし、まちづくりというだけではなく、地域とは何かを改めて考えることを提唱している内容は興味深かったで!す。


サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)

[ 新書 ]
サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)

・鈴木 謙介
【筑摩書房】
発売日: 2008-10
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
鈴木 謙介
カスタマー平均評価:  3
結論に関して二つの疑問。 オタクとヤンキー
「カーニヴァル化する社会」は大きな視点で社会を見つめた著作で、 その若さも含めて驚かされた鈴木謙介。 そういう意味では本作の期待値は高い。 本書では、鈴木氏は新自由主義を総括した。 でっかいテーマ、その構想の大きさが面白い。 終盤の結論に関して2点、 どうしても疑問が残った。 鈴木氏の見解が知りたいと思った。 一つ目。 メインテーマは新自由主義の人間疎外状態を乗り越える解決手段として、 オタク(=サブカル)を提示しているのだが、 それって「カリフォルニアン・イデオロギー」のヒッピー+ハッカー(という集団)と同様に、 いずれ既得権益集団になっていくのじゃないだろうかという疑問。 二つ目。 ジモトが癒しシェルターとして機能するのは、 いわゆるヤンキーであって、 ジモトに所属できない、ジモトと切り離された沢山の人々(オタクもこっち側だと思う)の存在をどう見るのか。 その辺りの見解がほしかった。 続編、期待です。
よこせ、じゃなくて、失せろ
「新自由主義とはいったい何なのか。なぜ私たちはそれを否定していたはずが、いつの 間にかそれに賛成する側に回ってしまうのか。……第1章では、日本の若年雇用問題を めぐる『既得権批判』のロジックについて検討する。……第2章では、海外での『既得権 批判』を取り上げる。……第3章では、既得権批判のメカニズム分析を踏まえた上で、 いよいよ『新自由主義』そのものの検討に移る」。  他のレヴューが言及するように、そもそも「新自由主義」の定義があまりに曖昧、 ネオリベとリバタリアニズムさえ混同している、というほどにはひどくはないとはいえ。 メインカルチャー/サブカルチャーの区別さえももはや効力を失った現状で「サブカル・ ニッポン」を語るとき、そこで含意される「サブカル」とは何なのか、そこも大いに疑問。 もっと言えば、「ニッポン」の自明性すら怪しい。  オピニオンをふんだんに盛り込むのはいいのだけれども、きちんと消化しきれていない 印象がぬぐえず、筆者の論旨を非常に見えづらくしている感がある。一定の方法論に 従って学術的に展開している、とも称し難い。  実存などというしょうもない神話をまだ語るのか、と興ざめさせられるところもある。  既得権について言えば、失われた10数年を通じての逸失GDPが500兆とも1000兆とも 囁かれる中で、自己責任はどこへやら、バブル期よりも上の世代は自らの失策のツケを 支払うどころか、経済成長ベースの年功序列賃金を鈍感にも享受し続け、己の貧弱な 経験論と精神論に固執する結果、先進国中最低のホワイトカラー労働効率を実現。 富の偏在を改善するどころか、年金や医療をめぐる卑しきタカリ体質に至っては何をか況や。  これでは収支が釣り合わないから、と一方で若年層に渡るのは絞りカスとしての貧弱なパイ、 同一労働同一賃金どころか、正社員といえども事実上、マイナスにしか作用しないインセンティヴで 能力給を騙られる(このことを典型的に示すのが公務員の世代間の賃金および待遇格差、 並びに世代構成分布)。かつてのように社会が主体となって豊かになろう、などと動機づけを 与えることができない以上、モチヴェーションは基本的に個人へと帰属せざるを得ない。 結果として、経営者はめでたく若者にやりたいことをやらせてあげる偉人として自らを洗脳する。 構造を見通す才のない出来損ないが設計した労働環境なのだから当然に劣悪、 下を見ればキリがなく、デイトレードの一発逆転など数学的には無謀……  よほどのバカでもない限り、これほどまでに不合理な既得権モデルが長く存続しえないこと、 つまりこの恥ずべき利益をたとえもらいたくてももらえないことなど熟知している(終身雇用への 願望を見る限りそんな輩が多いようだが、過剰速度の経済にどうやって対応しようというのか。 リーマンショックに際してモノづくり再興を語るバカに至ってはもはや論外)。  そしてまた同時にこの上なき皮肉、私たちが日々生き続けることがこのシステムの存続に 大いに寄与してしまっていることも。  要するに、ロスジェネ(笑)の視点からすれば、既得権益を「寄越せ」というスタンスで関わろうと する限り、氏の指摘するねじれが生じざるを得ない(だって、それはゼロサムゲームで誰に貧乏クジを 引かせるか、という問題でしかなくて、ネオリベもへったくれもないのだから)。そうではないのだ。 ゲームの条件を変えること、プレイヤーとプレイの環境を入れ替えること、つまり、それを享受している 連中(≒概ね40歳以上のすべての人間)がまとめて消え去ってくれることを志向すべきなのだ。 「失われ」るべきはあなたたちでしょ、というこの一分の隙もない正論。  シェアから排除へ、とまさにネオリベ的で、これこそ百利あって一害なしのすばらしい処方箋だと 思うのだけれども、さて。
我田引水すぎな気が
 本書の内容は、著者の定義するところの「新自由主義」な思想に 現代は侵されており、それをサブカルによって克服しよう!というような 内容である。  のだが、立論が適当としか思えないというか、言葉の使い方が意図的なのか? と思うほど、曖昧かつ自由というか、何か明示されていない大前提を元に本書の 内容は論じられているような気がする。  タイトルの「新自由主義」なるもの自体も定義が曖昧で、新自由主義なるものは既得権と いうものに対するスタンスが特徴で、それがどのような理由において発生しているか、という ような説明や定義付けはなされるものの、実際に提示された具体例が、前段の説明や定義 とは異なっている…少なくとも、同様のものであると断じ得る根拠は薄弱と感じた。  そういうわけで私にはもはや、既得権に反感を覚えるもの=新自由主義者位の理解しかしよう がなく、それならそれで別段構わないのだが、著者の定義づけでは明らかに狭い範囲の人間や 思想を示唆しているのでワケが解からない。
情報量は多いが
1・2章では日本の広義での新自由主義の歴史を紐解いていき既得権批判の構造を明らかにしていく。また、韓国の事情と比較したりと新自由主義についての知識・データの羅列が延々と続く・・・のだが、1・2章がまるで教科書や資料を読んでるようで疲れる。 三章になってようやくサブカルを相互承認の場、もしくは声をあげる足場として利用しようという筆者の主張が見えてくるのだが、そんなに斬新な主張とは思えないような。 出てくる具体例もニコニコ動画とかで乏しいし・・・。 新書なんだから、もっと初学者向けでひとつの読み物として面白いと思わせるよう工夫するべきだったのでは。 新自由主義について詳しくなりたい人は、1・2章を。そして1・2章を読んでて「結局何が言いたいんだ」と投げ出したくなった人は、飛ばして3章から読んでみることをオススメしたい。
情熱は伝わるが・・
宮台真司の弟子らしい読むのに疲れる文章。 タイトルに惹かれて読んで、途中で放り出す人も多いのでは。 散々込み入った議論を聞かされて(分析自体は読む価値あり)、結論はサブカルのススメでは少々ずっこける。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク