とにかく熱い。私は、何度読んでもその熱意に圧倒されて涙がでる。彼の作品は一見シリアスに思えないテーマもあるが、中身はずしりと重い。あんな文章を書ける人はいない。なぜなら、「反権力」をテーマに生きるとは、イコール「捨て身」だからだ。保身に走るのが普通の人間、よって彼は尋常ではない。
多くの人を敵にまわしたが、敵味方を分けるメソッドはただひとつ。彼は、「弱い者の味方についた」。誰に頼まれたわけでもないのに徹底して弱い側の味方につき、その代弁者となった。その生き様に尊敬の念を持ってご紹介する。 ルポライターの誇りがつまった本 竹中労節が堪能できる一冊。 著者が倒れる直前の連載原稿も収録されており、ルポライターの執念のようなものが、読む者を圧倒する。 ルポライターたるもの、書くことそのものが生きることなのだというメッセージを受け取ったような気がした。
ゲーム製作中のお話やキャラクターの名前の由来等の他にも、遺跡内の仕掛とそれに関わる記紀神話の内容など興味深い話がたくさんされていて(50時間ぶっ続けということで、テンションが時々おかしいですが・笑)とても面白かったです。(匂わす程度に九龍次回作についても……?)こうして監督がプレイされている姿なんて滅多に見られないものですし、それだけでも珍しいものを見て(読んで、ですね)いるなあ、と妙に楽しんでしまいました。書き下ろし(多分)の各話扉絵にも注目です。また、特殊用語や参考の他、魔人ネタも多々含まれますが、注釈がついているので安心して読めるだろうと思います。
ただし、ゲームと同時進行で各話毎に面白おかしく(?)ツッコミや解説が入りますので、未プレイの方やクリアされていない方は注意が必要です。
単なる身辺雑記にとどまらず、さらりと書きながら、どこか社会事象に対してきちんとスタンスを言明している点、自分の生きかたをはっきり持っている点が、その辺のエッセイとは一線を画しているように思います。村上氏ならではの世界観が染みわたるように伝わってくる本。