エゴグラムをさらに詳細に統計化し、243種類のパターンそれぞれに説明されています。
パート1とセットで読まれることをオススメします。
対人関係に悩んでいる方は「自分を知ること」から始めて、ときめく人生を取り戻しましょう。また、性格に悩んでいない方でも、自分を知ることで、心の癖が理解できるので今よりもさらに良い人間関係が築けるのではないでしょうか。 最も使いやすいエゴグラム世の中にはいろいろな「心理テスト」があるが、さて出てきた結果は「なるほど」だけれど、その後、何をどうしたらいいのかわからない。またたくさんの質問に答えたのに、出てくる答えが数通りしかないものもある。これではがっかりだ。
エゴグラムは交流分析の中で生まれたものだけれど、日本に渡ってまた進化した。なかでも芦原氏のエゴグラムは、最も使いやすいものだと思う。
エゴグラムのメリットの一つは、50の質問に答えるだけで、実に243パターンもの結果が出ることだ。
しかし一番のポイントは、芦原氏のエゴグラムでは、アセスメントとその後の助言が直結していることだ。つまりある部分(エゴグラムではある自我状態)が「弱い」というのがわかる(その部分の数値が低い)と、その部分を上げてやればいい。これには、質問項目をそのまま使えば良いように、芦原氏のエゴグラムではなっている。
例えばFC(フリー・チャイルド)という項目は、「してみたいことがいっぱいある」「よく笑う」などの10項目からできているが、このFCを上げるためには、「冗談をいってみる、とにかくわらう」とか「夢中になれる趣味をはじめる」といった対策(助言)が出てくる。
このちょっとした洗練(工夫)で、エゴグラムは、初心者に最もやさしい心理技法になった。
そのエゴグラムがブルーバックスで手に入る。いい時代になったものである。
一番気に入ったエピソードは、マレー半島に住むセノイ族の話だ。
彼らは生活の中に見事に夢分析を組み込んでおり、タイトル通り「夢を生きる」ような生活を行うことで、部族の秩序を守ってきたのだそうだ。明恵の夢記の解説にあたって、少々難しい仏教の概念が取り扱われるが、本のおもしろさはそれを補って余りある。