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幸福論 (岩波文庫) 「色彩セラピー」入門―心を元気にする色のはなし (PHP文庫) 自分がわかる心理テスト〈PART2〉―エゴグラム243パターン全解説 (ブルーバックス) 幸福について―人生論 (新潮文庫) 明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫) アカシック地球リーディング 5次元世界はこうなる (5次元文庫 (Zホ1-1)) 大人の時間はなぜ短いのか  (集英社新書) 男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21) 知に働けば蔵が建つ (文春文庫) 入門!論理学 (中公新書)
幸福論 (岩波文庫) 「色彩セラピー」入門―心を元気.. 自分がわかる心理テスト〈PAR.. 幸福について―人生論 (新潮文.. 明恵 夢を生きる (講談社プラ.. アカシック地球リーディング 5.. 大人の時間はなぜ短いのか (.. 男はなぜ急に女にフラれるのか?.. 知に働けば蔵が建つ (文春文庫.. 入門!論理学 (中公新書)

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幸福論 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
幸福論 (岩波文庫)

・アラン
【岩波書店】
発売日: 1998-01
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
幸福論 (岩波文庫)
アラン
Alain
カスタマー平均評価:  4.5
気楽に読める幸福論
 幸福を「論じる」なんてあるが、そんな難しいもんでもない。原題は『幸福についてのプロポ』である。  エミール・シャルティエは、1906?1914年と1921?1936年にアランのペンネームで新聞に哲学コラム(プロポ)を書いた。執筆の中断はフランス人の30人に1人が死亡したと言われる第1次世界大戦に従軍したためである。そこから幸福に関する題材を集めたのが本書である。  エッセイのような物であるから、内容は体系立ててあるはずがなく、気軽に何度でも読める。アランが考える幸福は、次のようなものだろう。  未来や過去に振り回されずに現在を生きること、身体を動かすこと、自分の仕事を支配して没頭すること、困難を乗り越えること、そして上機嫌で笑顔を他人と交換すること。最も大切なことは、自分を大切にして幸福になることを自ら誓い、幸福を作り出すこと。それによって周りも幸福になり互いに愛し合えるから。
幸せへの処方箋
アランが切り開く幸せへの辿り着き方、考え方をいろんな状況を例にとって散文的に書かれた良書です。 一貫した考えの根底にあるのが“行動する”ということ。 悩んでいるなら一度やってみたら、やってみなきゃわからないという事を説いているような気がします。 大変わかりやすく書かれており大変為になりました。 ただ、実行に移すか否かは読者自身に委ねられています。
生活は作品になりうる
 おそらく理想的な教師であっただろうアランが人々に贈った言葉の花束である。若いときに読み、それから数十年後の今読み返すと、初読の際とは違う感慨がこみあげる。アランは、誰でも日々の生活を各々の「作品」にできる、と言っているのだ。貧富、能力の有無などと異なる次元で、lifeはより美しくそれぞれに創造されうるし、自らを励まし続けることは可能である。希望の書。
心が軽くなる、ユーモア溢れる言葉
哲学書というと抽象的で難解なものという先入観がありましたが、 アランにおいては全くそのようなことがありませんでした。すんなりと頭の中に入ってきました。 明快で一貫したアランの言葉には、苦悩や不安といった感情が、雲が晴れるようになくなる気がしました。 アランのユーモアにも励まされます。 例えば、「悲しみは心の問題でなく、身体の問題である。悲しみは、赤血球の数の問題なのだとわかれば、話は早い」。「本当の友達が少ない」というより、「赤血球の数が少ない」というほうがよくないだろうか?」 「病気のまねごとでなく、健康のまねごとをする」 というように、心や感情ではなく、身体の問題に転化させていく話は可笑しくもあり、本当にしんどくなったときにはためになるのではないでしょうか。 これからも苦難に陥った(と錯覚したとき?)、何度も読み返してみたい本です。
肩のこらない哲学の書。
アランのいうことは常に一貫している。幸福と楽観主義とは、自分がそうしようとする 意志を持つことで実現できるのだ、という点で。 しかし、押し付けがましくなく、そして厳しくもなく、淡々とユーモアをこめて 語ってくれるので、内容は決して堅苦しくない。 人生とは、を考え出すと、ついつい眉間に皺を寄せて考えがちであるが、 アランを読んでいると、自然に私たちは自分の考えをあるべきほうに シフトすることができるように思う。

「色彩セラピー」入門―心を元気にする色のはなし (PHP文庫)

[ 文庫 ]
「色彩セラピー」入門―心を元気にする色のはなし (PHP文庫)

・末永 蒼生
【PHP研究所】
発売日: 2007-02
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
「色彩セラピー」入門―心を元気にする色のはなし (PHP文庫)
末永 蒼生
カスタマー平均評価:  5
とても勉強になります。
色の人間に与える様々な影響を、アカデミックにかつ分かりやすく述べてあり、とても勉強になりました。色についてさらに興味が深まりました。
久しぶりの良著
ゴッホ、セザンヌ、ピカソ、著者の主宰する「色彩学校」の生徒の描いた絵や、推理小説、ゲーテの文学作品、美川憲一氏の著書などに出てくる色彩について、心理的な背景を詳しく解説した本。 著者がアートセラピーの教室を運営する長いキャリアの中での実体験、世界中を旅した中から得られた体験、歴史的事実からくる話なので、すーっと理解できるような納得感があります。内容もわかりやすいです。 この本は文庫本ですが、一般的なハードカバーの本を読むよりもはるかに満足感が得られ、久々の良著に出会った気分でした。
文庫化に感謝!
色彩関連の本は割とお高い。 色の勉強を始めた頃、父は古本屋で「色」とつく本を見ると必ず買ってプレゼントしくれた。 その中に末永先生の本も。必ず展覧会のチケットを挟んで。 自分の体験、経験を通して語られる「色」は 白い紙の上の黒い文字でも色がはっきりイメージできるように 心のこもった言葉で綴られている。 わたしでも、長く生きていくことで、たくさん感じることで 仕事に幅が出てくるかもしれないな?と感じた。 たくさん生きたい、早く年齢をもっと重ねたいと思った。 末永先生の本はハードカバーのものが多く、 少し高いのと持ち歩きにくいので、自分では買ったことがなかった。 でもこの本は以前の本の改訂版として文庫化に。 感謝!

自分がわかる心理テスト〈PART2〉―エゴグラム243パターン全解説 (ブルーバックス)

[ 新書 ]
自分がわかる心理テスト〈PART2〉―エゴグラム243パターン全解説 (ブルーバックス)

【講談社】
発売日: 1995-04
参考価格: 1,029 円(税込)
販売価格: 1,029 円(税込)
自分がわかる心理テスト〈PART2〉―エゴグラム243パターン全解説 (ブルーバックス)
 
カスタマー平均評価:  4.5
高校生が友達とワイワイガヤガヤ
お勧めです。 特に高校生が友達とワイワイガヤガヤ楽しみながら、心理学に嵌っていく姿が目に浮かびます。 自分だけのためなら、購入しなくても本屋でサラッと読めば十分です。 でも、友達と一緒に心理学を楽しみたい、学校の授業で先生が使うなどを考えるなら購入してもいいでしょう。 高校の先生方、ホームルームで使ってみませんか? 特に女子高ならウケること間違いなし!
パート2はさらにグレードアップ
パート2はさらにグレードアップしてます。 前書、「自分がわかる心理テスト」をより細かく分析し、243種類に分けています。 ですから、前作よりももっと自分を知ることができるので、長所・短所もより的を得たものになっています。 対人関係の強い味方になってくれます。
ときめく人生を
「自分がわかる心理テスト」のパート2。

エゴグラムをさらに詳細に統計化し、243種類のパターンそれぞれに説明されています。

パート1とセットで読まれることをオススメします。

対人関係に悩んでいる方は「自分を知ること」から始めて、ときめく人生を取り戻しましょう。
また、性格に悩んでいない方でも、自分を知ることで、心の癖が理解できるので今よりもさらに良い人間関係が築けるのではないでしょうか。
最も使いやすいエゴグラム
世の中にはいろいろな「心理テスト」があるが、さて出てきた結果は「なるほど」だけれど、その後、何をどうしたらいいのかわからない。
またたくさんの質問に答えたのに、出てくる答えが数通りしかないものもある。これではがっかりだ。

エゴグラムは交流分析の中で生まれたものだけれど、日本に渡ってまた進化した。なかでも芦原氏のエゴグラムは、最も使いやすいものだと思う。

エゴグラムのメリットの一つは、50の質問に答えるだけで、実に243パターンもの結果が出ることだ。

しかし一番のポイントは、芦原氏のエゴグラムでは、アセスメントとその後の助言が直結していることだ。つまりある部分(エゴグラムではある自我状態)が「弱い」というのがわかる(その部分の数値が低い)と、その部分を上げてやればいい。これには、質問項目をそのまま使えば良いように、芦原氏のエゴグラムではなっている。

例えばFC(フリー・チャイルド)という項目は、「してみたいことがいっぱいある」「よく笑う」などの10項目からできているが、このFCを上げるためには、「冗談をいってみる、とにかくわらう」とか「夢中になれる趣味をはじめる」といった対策(助言)が出てくる。

このちょっとした洗練(工夫)で、エゴグラムは、初心者に最もやさしい心理技法になった。

そのエゴグラムがブルーバックスで手に入る。いい時代になったものである。


幸福について―人生論 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
幸福について―人生論 (新潮文庫)

・ショーペンハウアー
【新潮社】
発売日: 1958-10
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
幸福について―人生論 (新潮文庫)
ショーペンハウアー
カスタマー平均評価:  4
名文家ショーペンハウアーの本領発揮
 ショーペンハウアーは十九世紀のドイツの哲学者であり『意志と表象としての世界』という浩瀚な哲学書も残している。だが彼の名を世に知らしめたのは『パルエルガ・ウント・パラリポメナ』と題された数々の随想集であった。本書はその中の最大編「処世術箴言(生活の知恵のためのアフォリズム)」の全訳であり、名文家ショーペンハウアーの魅力を余すところなく伝える好著となっている。  ショーペンハウアーは人生の価値を「人のあり方」「人の有するもの」「人の与える印象」の三つに分け、「人のあり方」に絶対的な価値を置く。「大抵の人が自己の本質そのものよりも、他人の頭脳に映じた自己の本質の映像にむしろ関心をもっている」という皮肉は、現代社会でも充分通用するであろう。そして他人の目を気にしない自己が行き着く場所は必然的に孤独の境地となる。「早くから孤独になじみ、まして孤独を愛するところまできた人は、金鉱を手に入れたようなものだ」とショーペンハウアーは言う。  主著『意志と表象としての世界』で「意志の否定」を説いたショーペンハウアーが、あるはずのない幸福を求めて人生訓を語っている。妥協の産物に過ぎない本書を鵜呑みにしないよう注意する必要はあるが、決して嘘が書かれているわけではなく、特に「第五章 訓話と金言」はうなずかされることしきりである。  リズム感あふれる翻訳も素晴らしく、全集版よりもはるかに読みやすい。ショーペンハウアー入門として恰好の書であり、興味を持った読者の手が主著『意志と表象としての世界』へと伸びることを期待したい。
厭世哲学者
幸福についての筆者の考えが述べられている。人間に対する鋭い洞察がうかがわれ、ためになる部分も多い。が、かなり考えが極端であるように感じた。例えば「下等な人間であればあるほど、それだけ社交的だ」という考え方は、筆者の度の過ぎた人間嫌いがあらわれているように感じる。また、何かと人を見下した表現が多いので、読む際にたびたび嫌な気分になった。 幸福について熟考したいという人のための本である。
毒を含む本
 今、現在、必要なのはスピリチュアルではなく、 哲学である。スピリチュアルには弊害がある。 最近、そういうブームで相当、違和感を 感じている。あんな薄弱な思想で本当に幸せに なれるものか!と思うのである。  考え、考え、考えて想像した、自分の哲学こそ 真の幸福を呼ぶのである。  その意味で、まぁ、多少はスピリチュアル系の 本も読む価値はあると思うが、本書は絶対 読むべきだと思う。  スピリチュアル的思想系の本と比べて の100倍は充実しているし、 (あるではないか、文字が少なくて絵が多くて、 簡単で、1800円とか) この値段で、この充実さは感嘆する。 幸福について真剣に考えて、スピリチュアルってなんか微妙だな と思っている人には最高の本である。  本の内容、特徴に関して具体的に言うと、まず、 幸せは三部構成であることから、入る。 簡単に言うと、第一に幸福のために 自分がどうあればいいかの考察 第二に私達の欲望と個人の性質から見たこれへの行動心理 第三に自分の他人への態度から生じる幸福関連について なお、第一が最も重要な幸福とし、 第三についてはあまり重要とはしていないくせに、 一番ページを割いているのが、なぜか第三についての 考察で、次に第一であり、第二についての考察は たったの12ページである。 一通り述べた後、訓話と金言という章にはいる。 この章は幸福の法則が長さは違いがあるにせよ 53のさまざまな考察がなされていて、個人的には 最も面白かった。 最後の年齢の差異についてという章は つまり、若いときはこんな心境であり、 年取ったら、こんな心境であるということが 書いてある。著者が言うように、人生を歩む上で こういう事は知っといたほうがためになる。 本書全体としての特徴ないし、著者 ショーペンハウアーの特徴として、 まず、豊富な引用文に、ユーモラスな比喩が 心をくすぐり、差別的な用語も結構多くて、 (例えば愚かな愚民とか、ばかとか。)そのために 不快になることもある。要するに毒舌である。 現代にこの人が生きていて、この本を 出したら、誹謗中傷の荒らしの手紙が 彼の元に届くだろうし、某掲示板などでも 同様なことがおこると予想される。 僕は、高校二年生であり、幸福については 同年代の人々よりは考えてきたつもりである。 そのくらい、幸福についての人生についての 本はよく読んだ。しかし、 彼の思想は、僕の本当に苦労して築いた幸福論を 嘲笑し、あっさり、ハンマーでぶっ壊してしまった。 良薬は口に苦し的な本であった。 こんな本は久しぶりだったので、大人の方々が 読まれてもまずまずの良書であると思う。  
厭世家?とんでもない!彼はリアリストだ!
何かというと、彼の著作には、『厭世哲学家の透徹した云々...』と紹介されています。でも実際はどうでしょうか?哲学史上では、傍流である、彼の哲学や著作に縁があった人は、皆さんそれぞれ、いろんな経路を経て、ショーペンハウアーに辿り着いたのだと思いますが、私事、三度ふられた恋人(同じ人に3回!(苦笑))に、言われた一言、『あなたからはショーペンハウアーを連想する』で、彼の著作に行き当たることになりました。はい。(本作品は3冊目)本来的には、内容に即したはずの装丁(表紙の爽快な青空と白い綿雲!)が、何か逆説的、反意的にも感じられ、また、文字を大きめに改版してくださった、出版社や装丁者のセンスにも深く感謝したいです。(旧版の装丁ではちょっとねぇ...)最初はよく理解できなくても、夏の公園の木陰で蝉の声を聞きながら、読んでいるうちに、わかってくるから(元より彼の文章は破綻が無く文学的だと評価されている)読むことも、『稽古』や『訓練』なんだなと、再認識させられます。(他の著作では本を読む行為をこき下ろしてたりするのだが...)適当に開いたページから溢れ出る、その内容の奥深さ、比喩の普遍性、多岐にわたる説教がありがたく感じられてくること然り!スピノザあたりに同じこと“言われる”と『レンズ磨きふぜいが何を言うか!』と、腹が立つけど、ショーペン爺さんに言われると、納得せざるを得ないこの説得力!“はねっ返り”で、背丈に見合わないプライドで自己嫌悪になったりする人は、みんなショーペンおんじが好きになります!(こんな骨っぽいじーちゃん(男性)今時居ないもの。)
鋭い皮肉と高い知性
 本書では、いきなり緒言から、幸福な生活というものを否定している。 《さて人生がこういった生活の概念に合致しているかどうか、ないしせめて合致することがありうるかどうかというに、この問いに対しては、読者もご存知のとおり、私の哲学は否と答えるのである。》  それでもショーペンハウアーがこのような本を書いたのは、世間にはびこる「偽りの幸福」への幻想を破壊するためだったのではないか。 《愚鈍な人間であってみれば、社交よ芝居よ遠足よ娯楽よと、いかにひっきりなしに目先が変わっても、死ぬほどつらい退屈は、どうにも凌ぎがつかない。貪欲で嫉妬深い邪悪な性格は、巨万の富をいだいても、満足はしない。けれども精神的に優れた非凡な個性を絶えず楽しむ人ともなれば、一般人の求める享楽の大部分は、全くなくもがなの享楽であり、むしろ煩わしくうるさいばかりである。》

明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)

[ 文庫 ]
明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)

・河合 隼雄
【講談社】
発売日: 1995-10
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 987 円(税込)
明恵 夢を生きる (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄
カスタマー平均評価:  4.5
ユング心理学と仏教の親和性
 ユング心理学の河合隼雄氏が、鎌倉時代の名僧、明恵上人をとりあげ心理学的見地から仏教の奥深さを語っています。 「夢見の技法」は、チベット密教では非常に重要視されていますが、日本華厳宗の僧侶である明恵が、こんなにも「夢」に重点を置いた仏道修行をしていたということは注目すべきだと思いました。 本書は明恵の夢の解釈の奥深さをつぶさに分析していき、また、華厳思想の考察もあり、大変おもしろくよめました。   そして本書は明恵だけでなく、法然や親鸞といった革新的な浄土思想の師にも触れてました。とくに著者による親鸞の、明恵とは別方向からの「悟り」への道筋の分析や、明恵は意識上での非難とは裏腹に無意識下では法然や浄土思想を評価していたのではという指摘は興味深かったです。  著者の、なみなみならぬ明恵および当時の仏教への関心と理解の深さを感じました。  「仏教界の堕落」「日本の仏教は死んだ」と言われる事がありますが、過去の仏教の歴史に触れると、今も昔も変わらないんだな、と思います。既成宗派が組織化して教条主義や形骸化が起こるのは、チベットでもタイでもインド初期の仏教でも多かれ少なかれあったりいわれたりしたことのようです。  しかし、そうしたただ中からこうした人物が出てくることも事実であり、仏教自体が現在まで脈々と流れているということを考えれば、簡単に幻滅する事はないと思います。  人間というものが変わらない以上、積極的にこうした人物から学んでいきたいと思わされました。 人間の精神の可能性や、仏教のもつ普遍性について、多くを学べる本だと思います。  
夢にここまでこだわってきた人々が中世以前にもおったとは
明恵(みょうえ)は、平安?鎌倉時代の名僧である。主に、京都や紀州に居を構えていた 鎌倉仏教と称される新興の法然や親鸞と対置され、旧仏教側の有力者とされる。 仏教史の上からは新興勢力ほどのに重きをおかれることはないが、鎌倉幕府の「法令」であり、後の社会にも影響を与えたとされる「貞永式目」の制定に大きな影響を与えたといわれている。 そしてなによりも、生涯にわたり自身の夢の記録をつけ、「夢記」として残したことが、臨床心理学者であり、夢分析の大家である河合氏と明恵を結びつけた。 河合氏は本書の中で、明恵の夢を実証的に分析することを通じ、その時代の日本社会を、明恵自身を、夢分析ということを、ユング心理学というものを我々に知らしめてくれる。 古文が頻繁に引用され、決して読みやすい本ではないが、それだけに労作であろうことが窺える。 僕自身、夢に関する問題意識というモノがこれまでほとんどなかったのだが、「夢」なんてものにここまでこだわってきた人々が現代社会のみならず中世以前にもおったとは・・・。 我が不明を恥ずる次第です。■
河合隼雄のもう一人の師 明恵
河合隼雄氏は師と仰ぐ人をユングのみならず、もう一人、明恵をあげている。 明恵の記した夢の日記は膨大であり、長年にわたり、これほど夢に関心を持ち続けたのは 世界でも、明恵しかいないのではないかといっている。河合氏はそこに惹かれるという。 明恵は禅定を専念し続けた。禅定によって不可思議なことが起きても、それにとらわれたり、 過大視することはなく、合理的精神を持っていたという。現代においてではなく、中世の 時代においてであるから、なおさら、その姿勢に驚く。明恵は夢に対しても同じ姿勢をとる。 夢を現実と同じように大事にしながらも、現実とは区別する。そのバランス感覚が優れている という。 明恵は山中に引きこもって、禅定修行にひたすら専念することを希望したが、人々の求めに 応じて、説法教化に勤めた。 河合氏は、仏教を本当に理解するためには、禅定修行が必要であろうといっている。 仏教学者の玉城康四郎の著書を参照している。 おそらく、明恵も禅定によって、玉城康四郎のいうダンマの顕現を体験していたであろう。 河合氏は本書において、そうは述べていないが、そのように思っていたのではないだろうか。 ダンマに専念することは、他の仏道者にも共通するものである。仏道の本来の学であるから、 そうすることは当然である。明恵もそれに従っているが、明恵の特徴として、長年にわたり、 夢に注目し続け、日記を記したことであろう。他の仏道者にはない特徴である。 河合氏はそこに注目する。 仏教とユング心理学との関係を知る上で、明恵の事例は学ぶべき点が多くあるのかもしれない。 河合氏はユング心理学と仏教との関係について、『ユング心理学と仏教』において 述べているので、関心のある方はそちらも読むことをおすすめする。
あるべきようわ
明恵上人は鎌倉時代の高僧で、鳥獣戯画で知られる高山寺において華厳宗中興の祖といわれている。彼が19歳?60歳まで記された夢記といわれる夢の記録を通して、彼の内的な成長過程を分析を通してユング心理学の夢の理論が述べられている。夢記の驚くべきは、人類最初というべき長期間にわたる夢の記録であると共に、夢を一定の解釈の仕方に当てはめて記されているのではなく、1つ1つの夢を大切にし、合理的に分析されていることである。著者はここに着目し、まさしく彼が夢を生きたのだということを記している。明恵が臨終を迎える際の描写は荘厳である。人は夢を見る。この事実をそのまま受け入れ、夢をも生き切るこの姿勢は、人としてあるべきようわを問い続けた明恵そのものであることが述べられている。
夢ありきの生活
鎌倉時代の僧、明恵が残した「夢記」という書物を中心に、夢全般に対して心理学的アプローチを行っている。
夢は、その人の精神状態と切っても切れない関係にある、と言われる。

一番気に入ったエピソードは、マレー半島に住むセノイ族の話だ。

彼らは生活の中に見事に夢分析を組み込んでおり、タイトル通り「夢を生きる」ような生活を行うことで、部族の秩序を守ってきたのだそうだ。
明恵の夢記の解説にあたって、少々難しい仏教の概念が取り扱われるが、本のおもしろさはそれを補って余りある。


アカシック地球リーディング 5次元世界はこうなる (5次元文庫 (Zホ1-1))

[ 文庫 ]
アカシック地球リーディング 5次元世界はこうなる (5次元文庫 (Zホ1-1))

・ゲリー・ボーネル+高橋 克彦
【徳間書店】
発売日: 2007-11-09
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
アカシック地球リーディング 5次元世界はこうなる (5次元文庫 (Zホ1-1))
ゲリー・ボーネル+高橋 克彦
カスタマー平均評価:  3.5
アセンション入門
友人に「アセンション知らないの?!!」と言われ読みました(笑) 導入としては非常に分かりやすい本だと思います。 日本人との対談である事が身近に感じる一方で、体系的でない分、理解し難い部分も多く、 「この本で、楽しみながらアセンションの大まかな概略を掴み、次の別の本につなげ、また、知識が付いたところで再読する本」といったところでしょうか。 2011年もうすぐですね?。勉強せねば!
五次元
今ひとつ核心に迫れない対談?と思いましたが、全体的な内容として興味深いものだと思います。
こんな未来もありますよ、選ぶのは・・・あなたです
アカシックリーディングの権威であるゲリー・ボーネル氏と高橋克彦氏の超スピリチュアルな対談です。 ゲリー氏の「光の12日間」を理解している方なら、待ちに待っていた「その時、そして、それから」が、とても詳細に語られています。 アセンションはどのように起こるのか? そのあとは、どうなるのか? 明日の世界は、どうなるのか? ゲリー氏がアカシックレコードから読み取ってきた最新情報はもちろん、アトランティス&レムリアの情報や宇宙人や近未来の予言なども、めいっぱい語られているので、ノストラダムスやダビンチコードに心躍らせた方々には存分にお楽しみいただける本です。 ゲリー氏がアカシックレコードのどの面にアクセスしているのかもわかってしまう「ゲリー・ボーネルの解体新書」でもあります。 想念が現実化するスピードは確かに早くなってきています。ゲリー氏が描き出すアセンションと未来図を信じる方々は、間違いなく、この本に描かれている5次元世界を生きることでしょう。 ただ、忘れてはならないのはゲリー氏が何度も述べているように、自分の想念が現実化する、という宇宙の真理です。ゲリー氏が語る情報を自分で取捨選択して、自分が納得できる、そして何より、自分が一番ワクワク・ドキドキできる未来予想図を私たち、ひとりひとりが生きれるのです。 アカシックの懐の広さと共に、私たちは本当に自由に、無限に生きれるのだ、ということを感じ取らせてくれる本です。
期待していただけに、ガッカリです
   話が断片的で話題があちこちに飛びすぎている。読んでいるこっちの思考が発散する。深く考えずに反射的に対話が行われている。訳もいまいち。具体的な記述は年号や構成要素(7つのエネルギーなど) の数値的な表現のみに留まっていて、概念の厳密な使い分けや体系の整理が行われていないので、全体として話が論理的に伝わってこないし、それ故に記憶に残りづらい。太陽電池やフュージョンを利用したエネルギー生産(核融合ではないらしい)など、科学的な記述もあるが、現在科学的に実証されている事実に対しても正確な記述が為されていない。とてもph.D.取得者の言動とは思えない。    アカシックレコードや平行宇宙などの存在を否定する材料は少ないし、個人的にはあってほしいと思うが、少なくともこうしたコミュニティの間で対話を成立させるための共通の基盤は必要だと思う。各々の予言者が各々の言語(専門用語)で各々の解釈をしているので、例え見ているものが同じだとしても、無駄な誤解や意見の対立が起こるだろうし、まして実体が見えていない者にとっては具体的な描像が何も伝わってこない。世間一般、サイエンスやビジネスのコミュニティで当然の様に為されているコミュニケーションの基盤整備(用語や概念の厳密な定義に関して同意を成立させ、それを使って対話する事) をこうしたコミュニティでも実現させるべきである。科学的な専門用語を持ち出したとしても、議論のレベルはルネッサンス以前と変わらない。占いやリーディングなど、現実世界において実用性の高い技術が存在するにも関わらず、世間から冷たい目で見られている事の一因は、そうしたところにあるのではないだろうか。
内容はやや薄いがどうやらこの著者は本物のようだ
対談形式の本であるが、主役はゲリー・ボーネル。過去と未来の宇宙の記録の書かれたいわゆるアカシックレコードにアクセスできるという人物である。 アカシックレコードというものが本当にあるのかを確かめることはほとんど不可能に近いので、あとは本に書かれた内容が信じられるかどうかで判断するしかないのだが、私はこのゲリー・ボーネルという人物は「本物だ」という確信に近い印象を強く持った。 ここで書かれている内容というのは、本当であれば大変な内容であり、人類は知っておくべきものである。だからこの本を手に取った人は幸せである。現在の人類が創造することさえできない劇的な変化が我々人類の上に起きるというのだから。それも2011年という極めて近い時期に。 本としては、対談形式を取っているため読みやすい代わりに内容がやや薄く散漫な印象があるが、ゲリー・ボーネル氏を紹介する意味が大きいのだと思う。著者および著者が改訂中という「光の12日間」という本に非常に興味を抱かせることには十分成功している。

大人の時間はなぜ短いのか  (集英社新書)

[ 新書 ]
大人の時間はなぜ短いのか (集英社新書)

・一川 誠
【集英社】
発売日: 2008-09-17
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
大人の時間はなぜ短いのか  (集英社新書)
一川 誠
カスタマー平均評価:  4
あれ?もうこんな時間!?
普段、我々が“感じている時間”、 時間の不思議な特徴についての本。 研究者として、知覚の特性を知ることで生活の質を向上させる、 という責任を抱いている著者、一川誠氏が、 世にある実験例をもとに解説。 時間に苦しめられている人、 “時間”について考え始めたら夜も眠れず、 時間がいくらあっても答えが出ない方にお薦め。 自分の時間感覚を知るには、1分なり5分なりを 時計を見ずに(心の中でカウントもぜずにね)計測してみると、 時間にキッチリしている人か、ルーズな人かタイプがわかる。 人それぞれの時間感覚が違うことを念頭に置くことで、 組織の時間的仕組みや、個々のライフスタイルを 良い方向にチューニングできるかもしれない。 時間学という学問について、 人間という動物種に固有の錯視(だまし絵)から知覚(錯覚)を知る。 情報社会になるにつれ、やれそうなコトが増えてゆく現代社会。 時間を真に有効に活用する技術は、 「やらないより、やったほうがマシ」 という項目を、いかに切り捨てられるか、にかかっている。
短いと感じる「錯覚」は、知識があっても回避されない
なぜ、時間が進むのを速く感じるようになるのか? 文学博士にして心理学教育者の著者が、初心者から玄人まで対象 として解説しています。 問題の定義は以下のとおり。  「物理的には同じ時間が経過しているのに、   感じられる時間の長さが異なるのはなぜか?」 本書では、五感などと違って時間知覚には感覚器官がないこと、 知識があっても錯覚は回避されないことから、体感時間(「心的 時計の進み方」)は心理学的に速く感じることを説明しています。 例えば、代謝が上がると速く感じる身体的理由、また、脈絡や まとまりなどの意味があることで短く感じる心的理由など。 僕としては、情報過多になり、やりたいことが多くて「時間が 足りない」と感じる心的理由にとても納得してしまいました。 なお、同時期に発売された以下の書籍とは、著者経歴・読者対象 が対極で面白いです。コラボでなく偶然のようですし。  竹内薫;『一年は、なぜ年々速くなるのか (青春新書INTELLIGENCE)』
時間とは結局、個々人の頭の中にしか無いのだろうか
幾多の偉人が頭を悩ませてきた難題である「時間」に関し、様々な面からアプローチを試みる書籍。 結局のところ時間とはどこに存在し、どう確認できるものなのかについて本書でも答えは出ていないが、 古今にて提唱された様々な時間論、また、人間の感覚に関する説が紹介されており、それらが抜群に面白い。 一見それぞれ分野が異なるように思える、錯視、神経反応の速度差、過去?現代の生活速度の変化などを説明しながら 「人間の感覚とはいかなるものか」を各々解き明かし、結局は時間感覚についての考察へと収束させている。 また、人間は動くものなら何でもエサと判断して飛びつく“カエルの感覚”を見て嘲笑し、 人間自身の曖昧な感覚(錯視など)を見て「人間なんて適当なもんだ」と苦笑するが、 {それらはその生物種全体に共通し固有なものである以上、進化において獲得してきた優秀な仕組み} とする筆者の論には強く納得をさせられた。 あるのかないのかも分からない「時間」それ自身を命題として論ずるのでなく、「人間が感じる時間」について幅広く論じているから、 飽きることなくスイスイと読み進められ、読了して気付いてみれば人間の感覚、そして時間論に関する様々な考えが頭に入っている。 時間に関する書籍としても、人間を解き明かす書籍としても、大変面白くぜひオススメしたい書籍だ。
結局のところ、解はないのだが
時間に関して、哲学的、物理的、生物学的、心理学的・・なアプローチを試みている本です。 特に錯視に関する詳細な記述は、人間の感覚というもののいい加減さを理解するのに面白く読めました。 でも時間の感じ方の違いについて、断片的な検証はあるけれど、決定的なものはないということが分かりました。
なぜ短くならないのかをかんがえるのもおもしろい
としをとると時間がみじかく感じられるようになるといわれている.この本はその理由をおもに心理学的にあきらかにしようとしている.代謝,感情,注意,その他さまざまな要因が説明されている.私自身はとしをとって時間がみじかくなったとはおもっていないので,なぜそれらの要因があてはまらないのかをかんがえながらよむのがおもしろかった.

男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)

[ 新書 ]
男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)

・姫野 友美
【角川書店】
発売日: 2007-10
参考価格: 760 円(税込)
販売価格: 760 円(税込)
男はなぜ急に女にフラれるのか? (角川oneテーマ21)
姫野 友美
カスタマー平均評価:  4
秀逸な見出しだけでも一読の価値あります
前作「女はなぜ突然怒り出すのか?」の続編でいわば「性差本」。 心療内科医師として、女子のなやみにも男子の嘆きにも対応してきた豊富な臨床経験に基づく解説は類書の追随をゆるさず、楽しく納得しながら読める本です。 本書は中見出し、小見出しの付け方が秀逸です。 「女はバケツ、男はザル」:脳における感情の処理方法。男の「感情」は大脳皮質に上がらないレベルで処理されることが多いため「根に持つ」ことが少ない、というか、そもそも男は自分自身の感情を知らず、表現することばも持たない・・な?るほど。 「女は男の浮気は許せない(「浮体」ならOK)」:はぁ、そういうものですか・・ 「男は英雄物語、女は救出されるお姫様」:う?んクリアカットすぎませんかね・・ 「敗北のストレスから身を守るため男は引きこもり女は拒食する」・・確かに男子の拒食症はほとんどいませんがね・・ う?ん、受けをねらって単純化しているのでしょう。いちいち納得は出来るのですが、「男=テストステロン」「女=エストロゲン」に支配された生き物という論調は、前思春期→思春期→成熟期→更年期→老年期というライフステージに伴った変化や、セクシャルマイノリティーに対する理解や配慮が少ないようにも思えました。 少なくともパートナー同士でお互いのエストロゲンやテストステロンを低下させるようなストレスは作るべきではない、というころはまさに正鵠でありますが、生殖活動を卒業してからの男女のあり方がわかりません・・老年期、七十でも八十でも現役・・という男女もいるようですが・・まったく信じられないワタシは、実はセクスレス歴十年以上の二児の父です。
今回も図星感が高い
 前著(「女はなぜ突然怒り出すのか」)がおもしろかったので、期待をして買ってみた。題名は、ちょっとずれているかなと感じる。もう少し、いろいろな場面での男女関係をカバーしているように思う。  前著同様、時間をかけて得た自分の生活実感と整合的な話が多く納得できる。  最近の男女の結婚観についての分析が言い得ていておもしろい。  (女性の見方)   女は、基本的には「男に連れ出して欲しい存在」。  しかし、自分のポジションをしっかり築き上げている昨今の働く女たちにそれを捨て去ってまで別の世界に連れて行く決心をさせるには、男達も相当なエネルギーを要するに違いない。  (男性の見方)   女が勝手に作り上げた理想の男性像と比べられ、やれ年収が少ないの、やれ価値観が違うのとやられては、プライドの高い男としてはたまったものではない。  「どうせ、彼女と話したってプライドを傷つけられるだけだ」と憶測することで多くの女との接触を拒んでいる。   男は、自分の弱い部分に触れられること、自分の弱さを指摘されることに大変強い不快感を抱いているのである。  それ以外にも興味深い点は、  ・女の脳は不満を貯めるが、男の脳はその場しのぎ。それは原因が解明されていて、男女で感情を処理する場所が違うから。   女性は大脳皮質の前頭葉、男性は扁桃体であり、女性が高度な部分で処理している分、言語でそれを表現しようとする、また、長期記憶に繋がりやすいと言うことだ。   一方、男はカーッと怒ってもすぐに忘れるケースが多い。  ・女にとってメールは「会話」であるが、男にとっては、「手紙」に過ぎない。従って、女性のメールを返信しないと、無視したと考えられてしまう。   また、女にとってセックスはコミュニケーション(男はむしろ「生理的行為」)。  ・女性が近視眼的なのは、女性の肉体に理由がある。   一定でない心と体を抱えて何とか日常をこなすことにエネルギーの大半を費やしてしまう。  ・「男は自分が助けた女を好きになる」という法則性を、女は無意識に心得ているようだ。   その証拠に大多数の女は、男に助けを求めることを躊躇しない。女たちにとっては「助けてくれるかどうか」が重要な問題だ。  ・ストレス回避行動は、「安全な居場所」に帰ること。女は、「美しさ」であり「若さ」であり、そこに帰るために拒食に走る(そうすればみんなが助けてくれる)。   男にとっては、「自分の家」であり「自分の部屋」であることから、引きこもってしまう。
上ネタではなく下ネタ
ジェンダー論者は男と女の違いを決めるのは下半身ではなく耳の間の出来事。下ネタではなく上ネタなのであると言う。 生理学者は男と女の違いは体の違い。機能の違いと言う。 この本は下ネタの話。 性差を超えてお付き合いするのは異文化交流に似てる。その文化摩擦を緩和するのにこの本を役立ててくださいよという首肯である。 身体の違いや脳機能の違い。考え方の違いをよく説明できていると思います。 つがいのタコを捕まえるのならまずメスのタコから捕まえろ。オスを先に捕まえたらメスは逃げてしまうが、メスを先に捕まえるとオスは後追いする。という話を思い出した(笑 支配欲求や思い込みを捨てよ。執着しつつ執着を手放せという禅問答のようなことを考えながら読んでしまいました。 最後のほうでは男のプライドをむやみに傷つけたり、無神経に傷つけるのはセクハラだと書いています。これは非常にわかりやすい例えだと思います。男の沽券や自尊心を損なう会話はやめるべきだという著者の物言いは見事。こういうテーマの内容だとどうしても女寄りになりがちな物が本当に多い中で、中立を保ちつつ女も男も歩み寄れという書き方が珍しかった。 男はなるべくつまらないプライドを捨てなさい。社会適用や人間関係の構築をもっと柔軟にしていくために自分を譲りなさい。 女はもっと男の扱いを学びましょう。女遊びの時のようにガールズトークのノリで男と会話したりするのはやめよ。知らずに人を追い込むことになるよ。 といった内容がよかった。事例報告だけで「ならどうしたらいいのよ、、、」といった投げっぱなしの物が多い中。この本では具体的な歩み寄り方が提示されてます。女性によるセクハラという概念がもっとこの国に広がればいいと思います。セクハラやストーカー規制のおかげでこの国の男性は迂闊に異性とコミュニケーションが取れなくなりました。社会の風は男には本当に冷たく寒すぎます。 昨今ではハニーエントラップメントを始めとする女性犯罪者も増えている状況です。性差をモノともしないコミュニケーション能力はより良い人間関係構築だけではなく自分を守るための護身にも必要です。 モテてぇーとこの本を読みましたがまったく別の事を考えさせてくれる本でした。最後には一人の人と真面目にお付き合いする奴なんてマヌケなことなんじゃないかとも思いましたが。難しい問題ですね。不信感を根底に人付き合いするなんて安心とは程遠い考え方ですが人に利用されるだけの人生もイヤですよね。 恋人とイイ関係を築ける人は本当に幸せモンですよね。
説得されたい
女性は共感脳という他人と共感するのが目的の脳の構造、 男性は解決脳という問題を解決したがる脳らしい この本に限らず、たしかに著者が女性だと説得力が足りない気がする そういうふうに思うこと自体、私が男性だからか? そんな程度のことしか書いてないので星3つ それがいけないのかな?
女性の言動の理由がわかる!
男性の私にとって非常にためになりました。過去、何度となく女性にふられた経験がありますので、 思い当たるフシが多々あり、「そうだったのか?」と納得できました。 今後の役に立ちそうです。 以下、特に印象的だった箇所を抜粋します。 ・女性の脳は共感脳、男性の脳は解決脳 ・不満をためる女脳、その場しのぎの男脳(特に女性は年齢を重ねるごとに、この傾向が強く なるようです。さらに「女の感情記憶に時効はない」らしいので、本当に怖いなと感じました・・・笑) ・女性はネガティブを増幅させやすい ・女性は安定を求め、かつ小さな幸せが好きではあるが、同時に刺激も求めるといった矛盾した存在 ・女性は男性との会話、メール、セックスで心のつながりを絶えず確認している(つながりが 感じられなくなると不安になり、別れを切り出す。) ・女性はやっぱり稼げる男性を求め、現在の男性と比較し、別の男性がいいと思えば鞍替えすることに躊躇しない ・女性は気に入った男性がいると、自分への愛を確かめるため、あえてわがままを言って助けを求める (お姫さまとして、助けられたい願望があるらしい・・・) ・女性は競争に敗れて「摂食障害」となり、男性は競争に敗れて「ひきこもり」になる ・女性は男性の「晴耕雨読願望」を理解できない ・女性は男性のプライドを平気で傷つける存在ではあるが、その「怖さ」に気付いていない 男女とも、ここまで考え方が違うのかと感じると同時に、やはりお互いを知るために、勉強が欠かせない のだと思いました。男性諸君オススメです!

知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

[ 文庫 ]
知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

・内田 樹
【文藝春秋】
発売日: 2008-11-07
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
知に働けば蔵が建つ (文春文庫)
内田 樹
カスタマー平均評価:  4.5
著者は確信犯です
「なかなか鋭い視点だな」と思わせたり、「何を言っているのかわからないよ」と感じさせたりする話がごちゃ混ぜになっています。 ここにレビューを書くために本書を読みながらいろいろと考えていた感想が、「あとがき」に著者自身の手によってしっかり書き込まれていました。著者は自分自身でわかっていながら、こういう文章を書いている確信犯であることがよく分かりました。 同意できないこと、理解できないこともありましたが、すとんと腑に落ちるものも多く、総合的には面白い本だといえるでしょう。
読んでみていろいろと気付くことが多い本です
読んでみてこれからの日本の将来のことが心配になってしまったりしましたが、読んでみて自分の生き方、若者、これからの社会について気付かされることが多く、買ってよかったと思います。題材は難しいものが多いですが、文章は読みやすいので、気持ちよく読めます。 この本を読んで実践しても別にお金とか財産の蔵は建たないと思います。でも人々に共有された知識の蔵は建つかも。世界に共有され、自由に使える知識(オープンソース、Linux、哲学等々)というものはお金よりもある意味価値があると思います。
頭の体操
著者のブログを編集して書籍化したもの。時事問題への言及は多いが現実的な提言というよりも、週刊誌や月刊誌よりももうちょっと違う視点で現実社会を捉えたい、でも現代思想や哲学なんか難しい、と思っている人にはちょうどいい文章をいつも提供してくれる。 個人の権利、機会の平等、プライバシーの保護、勝者と敗者を明確に階層化するこの社会の行く末がいかに味気ないものか、同時にその流れがいかに止め難いものか、冷静に分析する。 個人的には第一章の「貴族と大衆」が読みごたえがある。 現代社会の一見平等に見えるメリトクラシー(実力主義、能力主義)が不平等の是正どころか、逆に階層化を一層押し進めるような危機的状況をいかに生み出しているのかを論じる。そしてオルテガが予言したような本格的な大衆社会の到来のなかで、それでも目指すべき共同体のよりよい市民(オルテガのいう「貴族」)のあり方について提案している。 他の文章も、軽い語り口ながら、常に根源的な、はっとする問いを投げかける著者らしさは十分に現れています。

入門!論理学 (中公新書)

[ 新書 ]
入門!論理学 (中公新書)

・野矢 茂樹
【中央公論新社】
発売日: 2006-09
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
入門!論理学 (中公新書)
野矢 茂樹
カスタマー平均評価:  4
奥深い
教育とは縁もゆかりも無い、五十にならなんとする、おじさんです。 本書を、偶然に入手し、読んでみたのですが、面白さにはまりました。 この本を、基本書にしている学校・学生さんも多いとのこと、うなづけます。 自分は論理学は全くの素人ですので、この本を読んで初めて「否定」の奥深さを知りました。 この本を通読して、そのあと、同じ著者の 野矢 「論理学」、「タブローの方法による論理学入門」 丹治 信春、「論理学をつくる」 戸田山 和久 と買い求め、読み進めています。 しかし、この「入門!論理学 」は他書を読んで気づいたのですが、奥が深い。演繹思考の基礎体力をつけ・推論のストレッチを楽しめます。 しかも、出版社・編集者陣と相当練り直し、作りこんだ形跡が、行間から帰納推測できる。 「ならば」の箇所で執筆にかなり悩んだ事、その事が本書の結晶の様な美しさ、公理系の完全性・健全性を備えさせたのでしょう。 この本での「かつ」「または」「ならば」「否定」の各々導入・除去に係る推論規則の規定の箇所を読んで気付いたのですが、 他書によくあるパラドックスの構造に気付きました。 論理記号を、ウェブ上でかきにくいので、以下のとおりと指定します。 構文論的真偽:(○・×)、意味論的真偽(T:・F:)、判断する命題:P 「この文は真である」 T:○P 推論の規則 「この文は真ではない」F:○P 否定の導入 「この文は偽である」 T:×P 矛盾の排除 「この文は偽ではない」F:×P 二重否定(排中則及び背理法) その類推で 「この文は証明できない、ことはない」T:○(F:×P) 「この文は証明できない」T:○(T:×P)
後半は難しい。
頭の悪い私の感想。 記号を一切使わない論理学ということで、なんとなく素人にも楽々と読み進めていくことができるのでは、と考えて購入。 前半部の標準的な命題論理の体系を一つ一つ説明して行く過程はでは、わかり易く、ありがたい、良い本に出会った、と感じた。 ところが、丁度半分を過ぎて、第5章「命題論理のやり方」から後半部は、頭がこんがらがってしまい、ちんぷんかんぷん。読みながら、なんでそれが演繹的推論の証明になっているのかわからず、お手上げ状態。 知能指数の高い人向けの本かなと考えています。
入門
 カルチャースクールのちらしをたまに目にする機会があります.そこには「○○入門コー ス」のような名前の講座が用意されています.たとえば,「アロマセラピー入門コース」.ア ロマセラピー入門コースはアロマセラピーを学ぶための教程の最初の部分を扱っているのでし ょう.とすれば「論理学入門」は論理学教程の最初の部分になるはずです.しかし,本書は 「入門!論理学」.つまり論理学というものの成り立ちを扱った本なのでしょう.論理学の成 り立ちを扱った本としては名著ですというか,なんの本はさておきめっちゃ面白い本です.
論理学を記号を使わずに
論理学の本,特に新書などでは論理パズルのような話が多いのですが,本書は極めて学問的な内容です.ただ,教科書で出てくるような記号を使わずに表現し,ある程度素人向けに書かれています. しかし,一般人が一般的教養としてこのような話を知りたいかというとちょっと疑問です.
国語の単元に論理学を
昔、中学の数学でも集合を扱っていたのだが、某著名数学者の一喝でカリキュラムから消えたようなことがあった(と思う)。確かに今から思うと中学生に集合論はないよなあ、とは思うのですが、そこで扱っていた逆・裏・対偶とかド・モルガンの法則などが論理学ともかぶっていたとは、不注意にもこの本を読むまで気が付きませんでした。記号で書けば簡単であろう論理の仕組みを普通の日本語で記述したことで、論理学と自然言語との関係にも注意が向くような仕掛けになっているように思えます(著者が意識しているのかどうかはわからないが)。集合を数学から外すなら、単元名を変えて国語に入れ込む必要があったのだろうなあ。 本書は「岩波ジュニア新書」あたりに収録されていてもおかしくないくらい噛み砕いて記述されています。中高生にもお勧めです。 私自身はトシのせいか面倒になったら深く考えず先へ読み進んでしまう様な有様なので、よく理解できたかというとちょっと?です。が、最後に挙げられていた書籍や著者の他の著書に進んでみようかという気になりましたので星4つです。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク