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群衆心理 (講談社学術文庫) ホモ・ルーデンス (中公文庫) 理系のための恋愛論 理系脳 v.. 中村天風の生きる手本―世界でい.. ラカンの精神分析 (講談社現代.. はじめてのタロット 存在と時間〈下〉 (ちくま学芸.. 世界の宗教と戦争講座 (徳間文.. 永遠平和のために (岩波文庫) ヴィジョン―次元のベールを超え..

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群衆心理 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
群衆心理 (講談社学術文庫)

・ギュスターヴ ル・ボン
【講談社】
発売日: 1993-09
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
群衆心理 (講談社学術文庫)
ギュスターヴ ル・ボン
Gustave Le Bon
カスタマー平均評価:  4.5
内容は古典とは思えません。
裁判員制度が始まる前に読めてよかった。そこで今後起こるであろう事が19世紀末にすでにまとめられていたことに驚きました。 目次から内容を思い出せるようになっているのがいい。後半に陪審員制度・選挙・議会・犯罪についてそれぞれ書かれているが、人間性は洋の東西そして時代を問わないことが分かった。 小泉政治の特徴だといわれたワンワードポリティクスの有効性や先日のアメリカ議会での銀行救済案に絡む政治的問題が1世紀前に説明されていたのにはびっくりした。
群衆心理について、また指導者心理についての本
 ここのカスタマーレビューを見て興味が沸き、地元の書店を回ったがどの書店にもなく、Amazonで買った1冊。  内容は、タイトルどおり群衆と捉えられた集団の性質、思考形態と行動形態、様々な場における群衆の分析に全体が当てられているが、読み方を変えれば、当時の指導者階層が群衆をどう捉えようとしていたのかが全体に読み取れる。「群衆」という名付け・概念・捉え方自体が社会の上層、貴族階級を代表とする支配者層から下層の人々への規定の仕方であるし、読んでいるうちに上層階級の意識・無意識に触れることが出来る。また、群衆の人心をどう掌握するかという技術・秘密、例えば断言・暗示・反復・感染のプロセスや、群衆は人物や出来事、事柄を個別的に認識したうえで自分なりに他と関連付け、比較して考えることはせず、与えられたイメージを感受し、それらのイメージを基に連想することしかしない・できないので、彼らには加工・編集されたイメージ・シンボルを与えて特定の連想を誘うように、特定の印象を抱くように、特定の意見が群衆一人一人の信条になるように誘導するのが非常に有効であること、指導者は知的であることは不必要であるばかりか有害であること、狂気を帯びるほどの確信に溢れた人物が望ましいこと、穏便な人物を罵倒することで周りの人々への威厳をを獲得したナポレオンの振る舞いなどが、数多くの実例を使って示されている。ここで展開されている議論は、他の人たちの上に立って統制・管理する人たち全てにとって必須のガイドブックになっていると同時に、統制者・管理者の統制・管理に服する立場の人たちにとっては、自分たちがどんな風に把握・統制・管理されているのかを知ることが出来る必須のガイドブックになっている。 この書物の持つ効果は、当分失われそうもないと思う。
ある種のサイコスリラーとしても楽しめるかも
 個人としてはまことに知的、理性的、道徳的な人でさえも、一度群集が形成され、そこに 巻き込まれるや否や、その性質とはおよそ対照的な暴力性や非合理性を表現するに至る。 ――そんな群集心理に鋭い筆致で切り込む1895年の画期的著書。  二度の大戦を経験した20世紀に先立って、「群衆の時代」へと向けられた知識人の危機感を 先取りした一冊、とも読める。  ここでは詳しくは書かぬが、個人と集団の心理を対象にしたことを理由にしばしば 比較される、同時代の社会学者エミール・デュルケームおよびガブリエル・タルドの議論も 併せて押さえておくと、やはり興味深さは格段に増す。  また、現代において彼の名が論じられるのはもっぱら社会科学のフィールドにおいてのこと。 しかし、そもそもル・ボンは医学や人類学の知識を下敷きとした人物。そうした点から彼の 議論に光を当てた、菅野賢治『ドレフュス事件のなかの科学』は快作。
指摘が正しすぎて怖くなる
群衆がどのように考え動くのかを扱った社会心理学の古典。 しかし今読んでも決して色あせていない。 群衆の非論理性、熱狂し冷めやすい性質、暴力性。 そうした群衆は選挙でも町でも議会でもどこでも見られる。 群衆は今日の社会のいたるところに存在している。 そして指導者は群衆をいかに扱うか。 有名な「断言・反覆・感染」こそが群集を動かす。(+威厳も) 群衆は正しい論理では決して説得されない。 人種とか遺伝とかが出てきていささか古臭く感じるところもあるが、群集の性質は昔も今も変わっていない。 今日の大衆社会において必読ではなかろうか。
補足
断言とは……「議論することの拒否」を意味する 合理的にくどくど説明しないで短い言葉でズバッと言えば言うほどますます威厳を持つ 反復とは……論証も何もされていないその非合理的な断言を何度も何度も繰り返し唱えて聞いている人間の頭の中の「既成事実」にしてしまえ 感染とは……さらにそれを他のさまざまな人間に思い切り宣伝し宣伝させることによって内容のない形だけの「世論」にしてしまえ

ホモ・ルーデンス (中公文庫)

[ 文庫 ]
ホモ・ルーデンス (中公文庫)

・ホイジンガ
【中央公論新社】
発売日: 1973-08
参考価格: 920 円(税込)
販売価格: 920 円(税込)
ホモ・ルーデンス (中公文庫)
ホイジンガ
カスタマー平均評価:  4
文化の底にある「遊び」
文化及びその他人間活動における遊びの重要性を論証した歴史的名著。 遊びの特徴としては ・何らかの目的のための活動ではなく、その行動自体が目的である ・ルールを互いに守る ・相手を尊重する ・競争的である などが挙げられている。 そうした特徴を軸に、さまざまな文化活動を分析する。 読み物としても面白い。 そして、現代のスポーツ、ゲーム、戦争などにおいて遊びの要素がなくなる小児病に陥っていると警告を慣らす。 プロスポーツ、トランプ、殲滅戦などは、遊びが残っていた昔には考えられないことなのだ。 最後に目次を付しておく 文化現象としての遊びの本質と意味 遊び概念の発想とその言語表現 文化創造の機能としての遊びと競技 遊びと法律 遊びと戦争 遊びと知識 遊びと詩 詩的形成の機能 哲学の遊びの形式 芸術の遊びの形式 「遊ビノ相ノモトニ」見た文化と時代の変遷 現代文化における遊びの要素
1938年のオランダ人
 本書がいう「遊び」とは、人間のもつ創造性の源とでもいうべきものであると解すべきものであると思う。たとえ著者が本書において広汎な言語学的・文化人類学的な知見に基づいて繊細な定義づけをしているとしても、それ以外の定義は不要であると思う。なぜなら、人間の創造性は元来アナーキーなもので、それに形を与えるのは不可能だからである。  さて本書を読めば「遊び」の中に生まれた「文化」のうち、人間の経済に有用なものが「真面目」あるいは「日常」として、(経済的)合目的性を帯びて分離されたということがわかる。著者・ホイジンガは、19世紀以来、この「真面目」が肥大化して「遊び」すなわち人間の創造性を圧迫・従属させているかのように感じているようだ。ホイジンガはいう〈社会と人間精神のなかで経済的因子を過大に評価することは、ある意味では神秘というものを殺し、人間を罪業、罪責から解き放った合理主義と功利主義の当然の成り行きである。しかしそれと同時に、彼らは人間を愚かしさと近視眼的けちくささから解放してやるべきなのに、それは忘れていた〉と(P390)。  要するに『ホモ・ルーデンス』とは、専制君主と化した「真面目」=経済から「遊び」=創造性を解放し、モラルへと向かう試みである。この1938年のオランダ人の目にはナチズムという「真面目」と「遊び」の不幸な結びつき(「小児病」)が映っていたのだ。しかし、その試みは肝心なところで古きよきヨーロッパを懐古するという誤りを犯している。罪から解き放たれた人間が、「遊び」ながら新たな地平を切り拓いたすぐ後から「経済」が追いかけてくるのが19世紀から現代へとつづく社会である。ナチズムとてそのようにアナーキーな歴史の文脈において「モラル(規律)」を回復しようとした試みであるといえるのではないだろうか。
スポーツは遊びの領域から去ってゆく...消えゆく遊びと小児病。
 “私の心のなかでは、人間文化は遊びのなかにおいて、遊びとして発生し、展開してきたのだ、という確信がしだいに強まる一方であった。(P12)”という著者。本書は「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」と題された。  ホイジンガは“スポーツは遊びの領域から去ってゆく(P399)”とし、“現代社会生活のなかではスポーツは本来の文化過程のかたわらに、それから逸れたところに位置を占めてしまった。...スポーツは完全に泰献性なきものと化し...何か実りを生む共同社会の一因子というより、むしろただ闘技的本能だけの、孤立的な表れなのだ。(P399?P400)”なのだと言う。  ちなみに、『スポーツにおいては、身を鍛えることによって過去におけるすべての成績をはるかに上まわる成績があがっているという事実はたえず報告されているし、だれでも知っている。その一つ一つに感心したり、達成された記録に注目するだけでは不十分であって、その頻繁さがわれわれの気持ちに与える印象に注目しなければならない』と言ったのが、オルテガである。  そしてホイジンガは、たやすく満足は得られても、けっしてそれで飽和してしまうことのない、つまらぬ気晴らしを求めたがる欲望。粗野なセンセーションの追求。巨大な見せ物に対する喜び。こうしたものを“小児病(P414)”と名づけた。  そして“小児病に対しては遊びの形式としての性質を認める事ことを拒否しなければならないと思う(P417)”とホイジンガは言う。  つまり、遊びが消えゆく事もしくは小児病という現象に対し、言わば警告をしたとでもいうのがホイジンガであり、本書だという事である。  その示唆は、今の時代になっても薄らいではいないであろう。
眼を開かされる国際法概念
 「ホモ・ルーデンス」とは「遊ぶヒト(種)」ということだが、著者は「人間と動物の違いは遊ぶか遊ばないかである」と言いたいわけではない。人間のさまざまな活動の中に遊びの精神がいかに深く根付いてその関わりが切っても切れない深さであるゆえに、読了時には「ホモ・ルーデンス」というタイトルの理由が納得されるのだ。
 本書はまず「遊び」の定義からはじまり、人間のさまざまな文化装置の中の「遊び」の側面に焦点を当てる。そして歴史上の各時代において「遊び」が占める割合を個別に検討してゆき、さいごに現代社会を遊びの観点から捉え直すという力作だ。スポーツ、芸術、学問の中の遊びの要素はいうまでもないと思うが、最も意表を突かれたのは「裁判」「戦争」そして「国際法」における遊び概念の重要さだ。裁判における法服やカツラの着用が「遊び」概念と関係がある、との指摘は大変興味深い。古代の戦争においては遊びの要素があったことは、例えば塩野七生や宮城谷昌光の読者にとってはおなじみであろう。問題は「国際法」である。ルールに従って一定の手順を進めるということは、共に「遊ぶ」条件であり、逆に、相手を野蛮人と認定した場合は国際法は蹂躙され、虐殺その他が行われるのだ。遊びは過度の残虐さを防ぐ重要な役割をしていると同様、現代の非道な戦争は相手を共に「遊べる」人間と認定していないがゆえに過度の攻撃性を発揮しているのだ、という指摘には眼を開かされた。戦争を、そして人間を見る目が変わる一冊。
難解だが、今の時代に読み直す必然あり
20年以上前に読んだ。難しい本である。が、内容は素晴らしいので、投げることなく最後まで読破してしまった。本書は「遊び」とは何かということを厳密に定義した上で、人間の様々な行動を「遊び」という概念から分析している。
全ての人の行為は「遊び」と定義できるのかもしれない。経済マーケットの投機が「マネー.ゲーム」と呼ばれるように。また、この「遊び」という概念から国際問題を眺めれば、一連の国際紛争問題の本質も見ることができるのである。少なくとも私にはそのように感じられる。「遊び」の中にある秩序を再認識することは、渾沌の現代に流されないために重要であると思われます。

理系のための恋愛論 理系脳 v.s. 女子脳 (マイコミ新書)

[ 新書 ]
理系のための恋愛論 理系脳 v.s. 女子脳 (マイコミ新書)

・酒井 冬雪
【毎日コミュニケーションズ】
発売日: 2008-08-30
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
理系のための恋愛論 理系脳 v.s. 女子脳 (マイコミ新書)
酒井 冬雪
カスタマー平均評価:  4
理系向けじゃない
理系のための恋愛論という題名から、理系人間が書いた、理系人間の為の恋愛指南書かと思ったら、なんと女性が書いたもてない男への注文書でした。 まあ、女性視点から見た恋愛には多少参考になりましたが、「理系」のりの字も関係ないような内容でした。 理系人間な私は、基本的に、ロジカルな会話ができない人間と会話が成立ません。 女性と会話する参考にでもなればと思って本書を読んだのですが、ロジカルではない本書の内容に、さらに女性と付き合う気が無くなりました。
ここまで男性に譲歩してくれるひといるの?
恋愛に頑張る女性と本気になりきれない男性。モテる女性に比べてモテる男性は希少。 女性もお相手がほしいので男性に譲歩している部分もある。でも頑なに自分を譲らない男性が少なくないと著者はいいます。「女ってやつは」とお嘆きの男性は自分が見えていないのかも。自らを変化させる、変える勇気や挑む勇気が必要なんでしょうね。 女性の進出が目ざましい今の世の中ですがやっぱり女性が男性をお誘いする、口説く世の中にはなっていません。なかなかこっち側に降りてきてくれないからこっちからお誘いするのにストーカー規正法や迷惑行為防止条例により男性からお誘いするにも大変な気遣いがいる現状です。 恋愛のお作法もあまり強引な事ができないので現実的にパッとしない方法ばかり。やりにくい時代です。 本の中身は情に絆されるようなお話もありほんわかした気持ちになりました。 やっぱり男性が変わらないといけないんでしょうね。
理系というか
現実に理系かどうかとは関係なく 女性に縁がない男性全般に言える内容が満載ですね。 今の時代、縁がない人はとことん縁がないのでアドバイス本として 有用です。自分も言ってはいけないことやしょうもない行動を していたんだなと背筋が少し寒くなりました
女性に対する言ったことのある禁句がいっぱい
「はじめに」で紹介された事例のような経験は山ほどあり、そこで「理系脳」だと断定されました。その後に紹介される「女性を傷つける」状況に、「えっ、そうなの」と頷く次第。 これまでいくつか男女の違いを指摘した本を読み、それなりに納得はしていましたが、本書の具体的な指摘には、目からタマネギのように鱗が落ちました。 この本の主な対象は、モテないと自覚している35歳までの男性でしょうが、いやいやオッサンが読んでもためになる本でした。 が、新書で出すよりも文庫で出すべき本でしょう。
女子の皆さんににこそぜひ読んでもらいたい1冊。
理系男子に向けて、なかなか理解不能な女子の心理を読み解いた本。 ・・・ですが、むしろ理系男子のなかなか理解不能な心理を読み解くためにも、女子の皆さんににこそぜひ読んでもらいたい1冊。

中村天風の生きる手本―世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫)

[ 文庫 ]
中村天風の生きる手本―世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫)

・宇野 千代 ・中村 天風
【三笠書房】
発売日: 2007-02
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
中村天風の生きる手本―世界でいちばん価値ある「贈り物」 (知的生きかた文庫)
宇野 千代
中村 天風
カスタマー平均評価:  4.5
息子にも買い与えました
中村天風氏関連の著書を数冊読んでいますが、入門編という感じで楽に読めました。 天風氏を知らない、前知識無しの人でも割とすんなり読めて、しかし天風氏の唱える 生き方のイメージが掴める本だと思います。高校生の息子の為にもう一冊購入しました。
まえむきに生きることの価値をおしえてくれる本
宇野 千代 が 中村 天風 の講話を編集して書いた本である.廣済堂文庫にある 「天風先生座談」 (こちらが本来のタイトル) とおなじ内容だが,小見出しをつけてその目次をつくることによって,あとから見返すのが容易になっている.まえむきに生きることがどれだけ人生にとって大事であるかを実感させてくれる本だとおもう.

ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
ラカンの精神分析 (講談社現代新書)

・新宮 一成
【講談社】
発売日: 1995-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
ラカンの精神分析 (講談社現代新書)
新宮 一成
カスタマー平均評価:  4
新書だというのに少し飽きてきてしまう、のは私だけだろうか?
 黄金率? それがどうかしたのか、いまいちそれが判然としない。また臨床でえられた「少女はイギリスに、著者はフランスに」というのもいまいちはっきりしない――つまりだからどうしたのか? と問いたくなってしまう。  とはいえ新宮一成さんの著書というだけで、それだけラカンの入門書という確実性が保たれている、と少なくとも私はそう思う。  しかし「ラカンの精神分析」をちらりと垣間見ることしか、本書ではできないのではないか?
ラカン入門
おそらく、日本語で書かれたラカン入門としては最も分かりやすいものです。 逆に言えば、「一番分かりやすくてこれか!」という憤りを感じる人もいるかもしれません。 ラカンがまるまるすっきり分かってしまう、というわけにはいかないでしょう。 著者は、ラカンの「対象a」という用語を「黄金数」という概念によって解説しています。 黄金数というのは、たとえば長方形の〈長辺:短辺〉の長さの比が、〈長辺+短辺:長辺〉の比と同じになるような比率のことです。 具体的な数字でいうと1:0.618…です。いわゆるπのような「無理数」ですね。 ラカンは、この比率(黄金比)が人間関係を形づくっていると主張しています。では、実際にこれを「人間同士の関係」に置きかえるとどうなるでしょうか。 それは、「私があなたを見つめる」という関係が、「私とあなたが私を見つめる」という関係に等しくなることです。 〈私:あなた=私+あなた:私〉という人間関係の比率です。 このとき、〈私+あなた〉というのは「みんな」のことだと思って下さい。 もしこの二つが完全に等しいとすると、「私があなたを見る」ときに、同時に私は(私+あなた=みんな、という視点から)私自身を見ていることにもなるでしょう。 「私とあなた(みんな)が私を見つめるように、私はあなたを見つめる」です。 この「私があなたを見つめる」ときに同時に見られてしまった私自身、それが「対象a」にほかなりません。 私は「あなた」という他人を見ているその時に、実は「みんな」から見た自分自身を見てしまっているのです。 悪くいうと、自分しか見えないんですね。 このように見られた「私」は「みんなにとっての私」ですから、それはある意味「ほんとうの私」に一番近い存在です。 だから、私にとって他人の存在が大切だというのは、彼が「ほんらい私のものであるはずの本当の私」(対象a)というものを隠し持っているからだ、ということになってしまうのです。もちろん、当の他人はそんなもの持ってません。勘違いです。 なんとも寂しいことですが、これが人間関係の本質だとラカンは云います。「関係なんてものは存在しない」ということです。 こんなネガティブな暴言を吐くラカンですが、いっぽうで「あなたの(他人と関係したいという)欲望をあきらめてはいけない」とやたら前向きなことを言ったりする意外性(?)が、彼の思想の魅力なのかもしれません。支離滅裂だと思う人もいるでしょうが…。
( =ω=.)<精神分析学は 人を騙して 学問になった 負の歴史そのものだョ
( =ω=.)<・・・かがみ、何を読んでんの? (;//Д//)<・・・ラカンの精神分析・・。 ( =ω=.)<へー。ラカンって何? (;//Д//)<精神科医・精神分析の専門医ね。 ('・ω・`)<へー。精神科医って何? (;//Д//)<心のお医者さんよ。 ( =ω=.)<なるほど。かがみは、犯罪者を心神喪失にするために、そういうデタラメ的な 手法を学んでいるんだネ。 (;//Д//)<なんでよ? ( =ω=.)<人の心は誰にも分からないョ だから、心神喪失だの耕弱だのの判断は誰にも出来ない。だから分析なんて出来ないョ。 そんな本を読んだって、私の心は分かんないだろうね。 んじゃあ、私が何を考えているか、あててみてよ。 (;//Д//)<うーん・・・。私が本を読んでて、寂しいので相手して欲しい・・かな? ( =ω=.)<うわおー。驚いた。かがみ。その通りだョ。よく分かったネ。ラカンの成果だよ (;//Д//)<いや・・・その・・・なんとなく・・・ ( =ω=.)<そこに本を置いて、はやく対戦しよー
うさんくさい楽しい虚構
精神分析学は学問ではない。反証可能性をもたない思弁だからである。 本書も著者の思い入れと適当な知識によって執筆され、妥当な説得力を持ちえず、読者を精神分析学の有効性に導くことに失敗している。 たとえば、ラカンが大腸癌(?)で死に、フロイトが喉頭癌(?)で死んだ事実を踏まえて、さすがに肛門期と口唇期に対応するとまでは言わないものの、そこに癌が生じた根拠が両者それぞれの欲望の所在にあったと示唆するくだりなど、何を寝ぼけたことをのたまっているのかと思う。 このような独りよがりの議論がラカンの思弁であり、それゆえラカン理論を紹介する新宮の論調の大勢をしめている。 たしかにラカンは利口だったが、利口な奴が構築した思弁が万人に有益だという保証を当然本書は読者にあたえることができない。それは楽しい虚構以外の何物でもないと言うしかない。
臨床か思想か
 ラカン理論は臨床に留まらず、精神分析を超えて、人間存在を規定 するもの、人間のありようを証明するものとして、哲学的・思想的な 価値を有するものであると考える。その傾向が強いがゆえに、臨床的 にこれがどのように活用されるのか、患者さん理解にどうつなげられ るのか、といったことが削り取られてしまっており、臨床的有用性の 観点から少し物足りなく感じてしまうところである。  精神分析は臨床の中から生まれ、臨床の中で活用されるものである 。しかし、ラカン理論は臨床の中で活用されるというよりも、思索的 に活用されることが多いように思う。ラカン理論を研究している人は 、臨床家よりも哲学者や思想家、文化人に多いことからもうかがえる 。精神分析臨床をしている人は自我心理学?クライン派?独立学派? コフート派?対人関係論学派を基盤にしている人が多いのではないだ ろうか。こういう風になっているのも色々な歴史的経緯が関係してい ることが考えられる。  ラカンの独特な考えや思想、技法はIPAの考えとはかなり異なっ ており、IPAからは破門に近い形でラカンは追放されている。IP Aに属さないということは、精神分析家や教育分析家と言えなくなる ということであり、臨床指導ができないということである。ラカンは その代わり、教育機関において臨床家対象ではなく、哲学者や思想家 、文化人を対象としたセミナールを開講することとなった。対象がそ ういう人であったために、臨床というよりは思想的な観点が強調され ていったのではないかと思われる。ラカンは臨床実践を軽視するなと いったり、パリフロイト派を立ち上げたりの活動はしていたようだが 。こういうところから、ラカンが臨床家ではなく、非臨床家を中心に 思想が展開して行ったのではないかと思われる。

はじめてのタロット

[ 新書 ]
はじめてのタロット

・鏡 リュウジ
【ホーム社】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
はじめてのタロット
鏡 リュウジ
荒井 良二
カスタマー平均評価:  4.5
癒し系タロット
読みくらべのために購入しました。 ひとつひとつのカードに鏡さんのやさしい解説がつけられている 初めての方が、気軽な気持ちで楽しんで使えるカード付きの解説本です。 他の方も書いておられるように“ほんわか”とした気持ちになれる絵柄です。 もし、小学生の女の子にプレゼントする機会があれば、 こういう素敵な贈り物をしてあげたいな…と思いました。 とはいえ、大人でも癒される一冊だと思います。
なんとなくやりたくなります!
知り合いが持っていて、タロットってこんなに簡単に始められるんだと思って買いました。 タロットを初めてやる人にはおすすめです。 自分が判断できないときとか、悩んでるとき、先がどうなるか知りたい時など、たまに頼りたくなります。 当たると思っているとめちゃくちゃ当たります。 個人的にはかなり役に立ちます。
カードが使えない!
絵は可愛いし説明が初心者向けでいいのですが、カードの裏面の色が一枚一枚微妙に違っていて裏返さずとも何のカードかわかってしまいます。中でも3,4枚は特に色が濃くて、目を閉じて占わないといけない状態です。 それさえなければ星4つですが。(値段が内容の割には高い) あと説明書がオラクルブック代わりに使える工夫がされていてそれは面白いと思いました。
見た目に関して
かわいい! タロット素人ですが、持ち歩いています。 アクセサリー買ったときに入れてくれる 皮の小さい袋にはいります。 私の小さい手にすっぽりおさまるし、 とにかく絵がかわいい!プロの絵本画家 すごい。子供いないけど、いたら子供に 持たせます。 裏がブルーなのが唯一気に入らないのですが。 タロットの裏面ってブルーがいいのですか? なんか表の絵と合わない気が。。。 パッケージにあわせてオレンジにしてくれたら もっと可愛かったのに。
とても良いです。
初心者ですがとても良いです。 カードも一枚、一枚に番号が書いてあるので「このカードなんだっけ。」 と迷うこともありません。 それに逆位置もないので読み取りも比較的容易です。 カードの意味にマイナスの記述も少なく(悪いとされているカードにもちゃんと 良いフォローがされています。)結果に希望的観測が持てる点にも 著者のお人柄の良さを感じ好感を得ました。 難点はカードの大きさが小さくて多少使いにくいことでしょうか…。 ガイドブックも初心者には非常に丁寧でわかりやすいのでとっかかりには最適♪ 上達してきたらカードは自分の好みを購入してこのガイドブックで占いたいと思います。

存在と時間〈下〉 (ちくま学芸文庫)

[ 文庫 ]
存在と時間〈下〉 (ちくま学芸文庫)

・マルティン ハイデッガー
【筑摩書房】
発売日: 1994-06
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
存在と時間〈下〉 (ちくま学芸文庫)
マルティン ハイデッガー
Martin Heidegger
カスタマー平均評価:  4.5
絶対的にくる非存在状態
時間を体験し、何者かに成長を遂げた先に待つ非肉体状態である存在のあり方は、生きていた状態の継続なのか?非存在となって非時間の中へダイブした状態は、どんななのか? 死という在り方は、なにを意味しているのか?その状態の解説書には、だいぶ言葉がたらなすぎた。 死を解明してほしくて期待したが、まだたりなかった。
ようこそ、存在と時間の廃墟へ
執筆活動には、実のところ読み手のためにではなく、書き手のためにこそ行われるって側面がありますが・・・ そういう意味では、ハイデッガーの存在と時間はまさにそれに当てはまるでしょう。 本書を書きすすめる間に、ハイデッカー自身が書こうとしていたことを超越してしまい、根本的な書き直しの必要性から本人が途中で筆を置いてしまったたわけですから。 この「存在と時間」は、本来、その時点で役割を終えていたのかもしれません。 ただ、未完の状態で放棄され、世に出された「存在と時間」だからこそ、その解釈に大きな相違が生まれ、後世に多大な影響を及ぼしたのだと私は思います。 「存在と時間」を読み終えると、否応無しにハイデッカーが筆を置いて以降、彼の頭の中にあったであろう別の「存在と時間」の姿を追い求めてしまいますから。 それらを想起させるための存在・・・(未完の)「存在と時間」という感じがするのです。 事実、それ以後の多くの賢人が、このハイデッカーの偉大なる影を追って、各々に「存在と時間」の完成形(当時、ハイデッカーの頭の中にあったであろう内容。もしくは、それ以上の内容かもしれない。)をあれこれと想い描いてきたのではないでしょうか? 哲学書を案内図に例えるなら、「存在と時間」は案内図としてよりも、道標として存在してきたのかもしれません。 ともあれ、テキストの内容は元より、テキストの存在自体が影響力を及ぼしたという珍しい名著。 この本を片手に、人生を迷い歩きながら、自分なりの「存在と時間」を思い描いてみるのも一興ではないでしょうか? 初めて「存在と時間」を購入する方へ・・・ 翻訳に関しては、原佑 渡辺二郎 両氏の名訳が知られていますが、本書の 細谷貞雄 氏の翻訳も優れています。 ただ、この著作が現代思想に多大な影響を及ぼしていることを踏まえると、本書の方が参考資料としての利便性は良いかもしれません。 (一概には言えませんが・・・) 加えて言えば、本書を購入された方も 原佑 渡辺二郎 翻訳版には一度目を通すことをお奨めします。 「なんだよ、結局両方とも買えってか?」っと思ったあなた・・・ まあ、これは1つの提案ですが・・・・ 値段もこちらの方がお安いので、自宅用としてはこちらを。 原佑 渡辺二郎 翻訳版は近場の図書館を利用すると良ろしいかと。 できるなら 原佑 渡辺二郎 翻訳版も買ってほしいところではあるが・・・せめて、古本で。
数種ある『存在と時間』の翻訳の中で…
…この細谷訳がいちばん日本語としてこなれていて読みやすいと思う。ドイツ語で原典を読まなければお話にならない哲学プロパー以外の方には、この翻訳をお勧めしたい。 もちろん、だからといってスラスラ読めるほどハイデガーは甘くはない、というのも事実ではあるのだが。 この下巻の冒頭は、有名な「死の分析」を扱った章であり、ここだけを拾い読みする向きも多いと思う(私も他人のことは言えない)。だが、これ自体がハイデガーのメインテーマであったわけではないし、死の分析それ自体も上巻に積み上げられた議論を理解の前提としている。やはり、わからないなりに通読したほうが、読みとしては多少の深みが出るのではないかと思う。なにぶん、いちど通読したに過ぎない評者の言なので、あまり責任は持てないが…。
概ね理解しやすい翻訳
上巻より判りやすい議論になっていると思う。判りやすいと言っても、一度読んで全てが理解できるような代物でないのはいうまでもない。しかし、日常的配慮に埋もれた現存在が、良心の呼び声に従い本来の意味での存在を取り戻す覚悟性の中に現存在の真の存在意義があるというような議論である。要するに、誕生は過去のものではなく、死も生の最後に付け加えられるようなものではなく、現存在は誕生と生と死を同時に生きており、死へ臨む覚悟性の中に自己の有限性を見出す。それが現存在にとっての実存であるということだ。現存在は道具的連関の中に被投的に存在し、日常的な頽落の中に生きる現存在は、そのことに気づかずに埋没しているというわけである。アプリオリな関係性のことを論じているのだと思われるが、一種の歴史的共同体論に傾く可能性を秘めたもののようにも思われる。ハイデッガーがナチズムに加担したこととあわせて、もう少し注意深く理解する努力をしてみたいと思う。しかし、この細谷訳は概ね理解しやすく、いずれ理解を深める意味で再読してみたい。
天才と出会えるからこそ 読書はすばらしい(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ おいらは人間の頂点であり、常に哲学的な思索に身を委ね、 学究的な立場で物事を対処してきた。そんな頭脳明晰かつ、優秀な思索家であるホッカルさんが 高校時代、おいらより頭のいい人間はこの世にはいない…。そう世を儚んでいた時に出会った。
おいらより優れた人間はいないと思い、この哲学者も所詮、ホッカルさんより頭が悪いに決まっている
が、読んでやらう…。そう思い、手に取った…。なっ 何だと?!これは…?!
おいらは読み進めるうちに、存在と時間とは何なのか?という命題について模索している
過去の哲学者がいかに偉大であるかを思い知らされた。
その時、神の意志を感じた…。こいつ…。失礼…ハイデッカーに対して 『こいつ』とはホッカルさんがいかに偉大な人間であるにしても失礼だよね。
でも、おいらはそれ程、こいつに親近感を感じたのである。
こいつの頭脳はホッカルさんに匹敵する…。いや勝るとも劣らない…。
二人の天才が時空を超えて出会ったのである…。
おいらがハイデッカーの時代にいたのであるなら、ハイデッカーは
おいらの著作を読んで、その衝撃を受けたことであらう。
過去の哲学者と現在の優秀な高校生…時代や場所 立場こそ違えど
二人の天才が出会った瞬間である…。

世界の宗教と戦争講座 (徳間文庫)

[ 文庫 ]
世界の宗教と戦争講座 (徳間文庫)

・井沢 元彦
【徳間書店】
発売日: 2003-07
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
世界の宗教と戦争講座 (徳間文庫)
井沢 元彦
カスタマー平均評価:  4.5
国際社会において日本人は大丈夫か?
日本人は「和」の精神からくる無原則な話し合い至上主義。 この精神は仏教的や儒教的な考え方から来るものではなく日本独自のもの。 聖徳太子の十七条の憲法の第一条にも「和を持って貴しとなす」にも現れる。 「和」はこのように古来からあった精神で、中東?西洋の宗教との違いは、 唯一絶対信仰の「神」が存在しない独自な精神である。 「和」は使い方を誤ると最悪の場合、人権をも否定してしまう。 (そもそも「和」には人権という考え方が無かった) ユダヤ教?キリスト教?イスラム教では「人間は被造物である」という 考えがあるので、毛沢東崇拝・金正日崇拝のような個人を崇拝という 考えもない。また、死刑廃止論も日本ではその罪が本当に死刑に値するかとか 死刑人が無実だったらどうするのか、が論点になるが、 神を唯一の信仰とする精神では、(所詮神によって作られた)人が 人の死を決めるような権利をもっているのかが論点になる。 このように、明らかに考え方に違いが生じていることがわかる。 国際的な社会で生きていく日本人は、どこまでこのような背景を わかった上で海外の人たちと付き合っているのだろうか。 無知の知またも考えさせられる。
わかりやすい内容ですが
 平易な文章で読みやすい文章ですが、著者の略歴を調べると、すべてを鵜呑みにすることはできないと思います。少し、個人的な主観も強い印象もあります。  
世界の文化、宗教、思想をざっくり押さえるのに◎
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教の6つの観点から、世界を俯瞰する。 日々テレビや新聞から伝えられる世界のニュースは、それだけでは個々の出来事にしかすぎないが、各国の文化や思想、民族のルーツについて頭のなかにおおまかな地図をもっておくと、それぞれの出来事の関連がみえてくる。たとえば、ドイツ軍のユダヤ人虐殺と、シェイクスピアのベニスの商人は、『数千年に渡るユダヤ人差別』という観点で同列のものとして理解することができるという。 本書のテーマは世界の主な宗教への理解を深めることではあるが、常に世界史のバックボーンにあった宗教をキーにしたことで、膨大な世界史を大きないくつかの塊、全体像として捕らえることに成功している。これまで断片で理解していたものが、すっとひとつにまとまって腑に落ちてくる感覚があった。細かい点については異論があるとも思うが、短時間で全体像を押さえたい方にお勧めしたい。世界史を勉強中の中高生諸君もぜひどうぞ。
宗教間の争いの根源がわかる本
日本人の原理が「和」であるとして、その功罪を論じています。

なぜユダヤ人が差別されているのか。
なぜヴァチカンはホロコーストを謝罪しないのか。
なぜユダヤ教徒がイエスの子を神と認めないのか。
なぜお経で霊を鎮めることができるのか。
なぜ日本人は契約下手が下手なのか。
なぜ日本人は自衛隊を軍隊と言い張るか。
など多くの疑問を解消することができます。
宗教間の深い溝を垣間見ることができる本です。
知ってると知らないでは大違い
世界の宗教の名前は知っていても、カトリックとプロテスタント、スンニー派とシーア派の違いは知らない、という人がほとんどではないでしょうか。
今まで、どの地域ではどの派だとかを地図上で見ても頭に入らなかったのが、この本を読んで頭に入りました。今後も混同することのないように整理されて。

そして、この本を読んでからローマ法王の死去とその後のコンクラーベの報道がありましたが、そのことが良く頭に入りましたし理解できました。

仏教の項は、著者の「逆説の日本史」で書かれてることの繰り返しになってるキライがありますが、それを抜きに、世界の宗教を理解し頭の中を整理するには格好の書です。


永遠平和のために (岩波文庫)

[ 文庫 ]
永遠平和のために (岩波文庫)

・カント
【岩波書店】
発売日: 1985-01
参考価格: 483 円(税込)
販売価格: 483 円(税込)
永遠平和のために (岩波文庫)
カント
Immanuel Kant
カスタマー平均評価:  4.5
カントの政治理論の入門書
カントの平和論を簡潔にまとめたもの。永遠平和のための予備条項、確定条項と、それを補う第一補説、第二補説からなっている。 カントは、1)誰が国家権力を掌握するか、2)立法者と執行者は分離しているか、の2点によって国家体制を峻別している。 立法権を握る主体に応じて、国家の制度は君主制、貴族性(代表制)、民衆制に分けられる。 立法者と執行者が同一のものは専制であり、分離されているものは共和制である(私たちが通常理解しているDemocracyは、カントのいうところの共和政に他ならない)。 立法権を国民全体が等しく握る民衆性においては、共和制は論理的に達成不可能であり、君主制・代表制においてのみ、共和制が成立する可能性があるとカントは考えた。 共和制においてのみ、社会の成員は自由たりえるのであり、万人が同じ法に平等に従うということが可能であるが、これらの共和制によって達成される状態は永遠平和のための要件であるとカントは説く。 カントはまた、永遠平和を保証するものとして、自然をあげている。自然はその見えざる偉大な力で人をある時は戦争に駆り立ててきたが、いつかはまたその力で人間を永遠平和に導くとカントは考ようだ。(人間の認識は経験に基づかねばならない一方で、自然の営みは人間の経験の範囲を超えている。だからといってその営みを否定することはできない、というのがカントの認識論) 叙述の随所にカントの思想のエッセンスが反映されており、カントの政治理論の入門書としても有用だと思う。
偉大な哲人カントの平和論。厳粛に傾聴すべし。
200年以上前に書かれたこの本は、晩年のカントが永遠平和を希求して著したもので、二つの章と二つの補説および付録二項からなっている。第一章は、人類がこのまま行けば戦争により滅亡するであろうことを防ぐための条件が書かれていて、六つの条項から成っている。特に有名なのは、「常備軍は、時とともに全廃されなければならない」という条項である。第二章は、永遠平和のための三つの施策が書かれている。その施策とは、国家は共和制でなければならないこと、国際関係は自由な諸国家の連合制度に基礎を置くべきこと、世界市民法は普遍的な友好の諸条件で規定されるべきこと(征服ではなく、友好的な訪問の権利が認められ、それが次第に世界市民体制へと近づける、という考えに基づいている)、である。 補説では、それらの根拠として主として自然の合目的性を挙げている。付録では、基本的にカントの定言命法(自分の行為のルールが、同時にいつでも誰にとっても妥当なルールとなるように行為しなさい、など)と義務を求める道徳哲学に基づいた議論がなされているが、政治と道徳の二律背反に関して、公表性をキーワードとして一つの原理を提出している。訳者は解説で、カントはこの原理を更に展開したいと語っていたが実現しなかった、と述べている。 現実を肯定する視点からは、永遠平和を達成する原理を理解することの大切さは見えてこないのだと思います。カントの考えの中から、時代を超えた重要な普遍性を見つけることが出来るのではないでしょうか。
地理と理性が‘自然に’導く平和
甘い理想論は無い。「人の間には、二つの関係しか無い。つまり、論理と戦争だ」(P.ヴァレリー『テスト氏』)。これに通じる世界観が描かれている。 冒頭、「永久の平安」とは、元は墓地の言葉であり、それが旅館の看板にブラック・ユーモアで引用されていた逸話が紹介される。見方によってはこの話、全篇を貫く或る緊張感を象徴している。つまり、この地上を往き来する人々が求めるこの平安は、反面、人が性急に求めれば、却って世界の死滅を導きかねない、という事。 カントは、個人間、民族・国家間で、未知の者と隣接している事自体が戦争状態である、と明言する。だがまた、或る一極集中的な権力による支配をも、拒絶している。理性を有する者なら悪魔でも達する一致点としての平和を構想する。 永遠平和が現実的な課題である事を示す際、人類の、有限な地表の上で共生という、自然条件が根拠にされる。自然は殆ど、人の資源という見地からしか検証されないが、一つのエコロジカルな視点ではある。逆に、神の秩序としての自然から見た時には、人は無自覚的にそれに従う存在とされている。カントは主著『純粋理性批判』で、理性の限界の検証を、「地球はその上を無限に歩いていけるが、それが球体である事を知れば、限界を知る事ができる」という比喩で説明していた(他、懐疑論者を遊牧民に喩えていた)。この比喩を現実に展開したという面もある。 カントは、“世界公民的見地における一般史の構想”(『啓蒙とは何か他四篇』)で、森の樹々は太陽と空気を独占しようと対立し合うからこそ、それぞれが立派に成長すると言っている。そうでなければ、慎ましい牧羊的生活と引き換えに、個々の才能と価値は没する、と。永遠平和は、対立、不調和、不信を‘解消’すべく構想されてはいない。却って戦争状態を前提にし、逆用する。自由を最大限に確保しながら、破壊的作用を抑制すべく構想される。
素晴らしき現実主義者カント
カントは、常にホッブスと対比される。そこでは、一般的に、カント的とは国家を克服し、地球市民となって“世界平和”的に協力的に世界平和をえること、ホッブス的とは“単独平和”的に、いわば一国が世界の警察官として、国家同士の闘争状態に終止符をうち世界秩序を維持すること、というように解釈されることが多い。少なくともド“素人”の私にはそのように感じられる。ヨーロッパ=EUや国際連合は前者であり、最近はやや対話にシフトしつつあるが、米国のかつてのユニラテラリズムが後者と捉えているのが実情である。本当に果たしてそうか?この疑念のもと本著をひもといてみた。結果として、私に期待は大きくはずれ、カントを見直したのである(笑)。そこにはいわゆる国境なき地球市民としての“世界平和”をカントは著述してはいなかった。ホッブスと同様、“自然状態とは戦争状態にあること”が世界の実情であることを的確にとらえ、その上で、独立国家同士が互いに牽制しあいつつも、平和を維持するには国家間に国際連合的なものが必須であると説いているのであった。すなわち、カントは超現実主義者であり、そこには常備軍の廃止というユートピア的提案は確かに一部なされてはいるものの、国連はもちろん、VISAの原型や現行国際法では、まさしくカントの思考がここに照射されているのであった。一方のホッブスは、プラトン『国家』で推奨された哲人政治の利点を大きく認めたのであろう、リヴァイアサン=超国家(=現行では米国)による統治こそ世界平和の近道であると説いたのであった。かくいうカントもホッブスも、ともにリアルな世界史観のもと、最終的な方法論においての相違を呈しているにしかすぎないことが、本著によって確信されたのであった。翻訳であっても、原著を読むことが、世間的虚妄を払拭してくれる近道であることを改めて痛感した読後であった。解説本もなるべく読むまい!
人類の最終目標は絶対的平和
本書は、国際連合設立のもととなったものです。ですから、平和実現への 方法として諸国家の連合を訴えています。勿論、本書の内容はそれだけで はありません。 カントというと、名前くらいは聞いたことのある方が多いのではないで しょうか。とても著名な哲人です。 内容は、決して難しいわけではありません。薄い本ですし、主張とその根 拠が明確です。また、アマゾンで目次を見ていただけば明らかなように、 目次自体が要約にもなっています。 是非、お読みください。

ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)

[ 文庫 ]
ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)

・トム ブラウン・ジュニア
【徳間書店】
発売日: 2008-02-07
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
ヴィジョン―次元のベールを超えて見た地球の未来 (5次元文庫)
トム ブラウン・ジュニア
Jr.,Tom Brown
カスタマー平均評価:  5
これからの人生
自分なりに本を読んだり、様々な勉強をして生きる事について考えたりしましたが。 他で読む本とあきらかに違うのは、とても厳しいです。 甘やかした言葉もなく、巷で売れている本のような願いの叶え方など書かれていません。 アセンションとも違い、今まさに自身が問われているという心になりました。 人間の本質と忘れていた地球への感謝を思い出させる一冊です。 しかしながら最初は思っていた内容と違っていて戸惑いましたが、徐々に引き込まれていきます これからの人生の教訓となるお話です。
実に深い内容です
地球上に存在する人間として、 自然とのつながりを望む欲求は正しいという事がわかります。 とはいえ、自然の中に出たところで 自然と向き合うことが出来ず、 意味の無い時間を過ごしてしまう理由が書かれています。 この本を読んで、 アウトドアライフが大きく変わりそうです。 また、なにかと広い範囲での依存に陥ってしまう理由も 指摘されており、すごくためになりました。 巷に溢れるパワーグッズの類がいっぱいの 人はぜひ読むべきでしょう。 同著者の改訂版出版予定の「グランドファーザー」も 期待できる内容だと思います。
真実だからこそ
引き込まれ続けました。 この本を読んでからすでに半年?位たちます。 読んでいた時の感動もうすれ、内容も記憶から遠のいていっている今。 自分の魂が求める生き方を常にしているのか、そういう問いかけを忘れそうになった時こういった本が必要です。 とてもいい本でも、一度読んでしまうと二度読みたいまでいかないので、同じように魂が求める本に出会いながら生きていたいです。 出会う・・・やってくる。
素晴らしい!
この本は重要ですよ! 巷に溢れるチャネラーによるアセンション本の比ではないくらい素晴らしいです。 この本の中にはアセンションとか5次元という言葉は一言も出てこないけれども、でもわかる人が読めばわかるというか、これぞアセンションの神髄という感じです。 つまり、この本は自分のアセンション度を測るのにも使えるという。 もう、絶対の必読書です。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク