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文学・評論

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走れメロス (新潮文庫) 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫) 帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫) かもめ食堂 (幻冬舎文庫) 第3の人生の始まり  つれづれノート(15) (角川文庫) ノーザンライツ (新潮文庫) 国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉 (新潮文庫) オモチャになりたい (ダリア文庫) 蒼穹の昴(2) (講談社文庫) ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)
走れメロス (新潮文庫) 話し言葉で読める「西郷南洲翁遺.. 帰ってから、お腹がすいてもいい.. かもめ食堂 (幻冬舎文庫) 第3の人生の始まり つれづれ.. ノーザンライツ (新潮文庫) 国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈.. オモチャになりたい (ダリア文.. 蒼穹の昴(2) (講談社文庫) ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)

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走れメロス (新潮文庫)

[ 文庫 ]
走れメロス (新潮文庫)

・太宰 治
【新潮社】
発売日: 1967-07
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
走れメロス (新潮文庫)
太宰 治
カスタマー平均評価:  4.5
走れメロス裏話
(メロスは走っていたけれども、太宰治は走らない) 太宰と壇一雄が地方の温泉旅館で遊蕩していた時、とうとうお金を使い果たして二人は身動きが取れなくなってしまった。 もともと壇一雄は太宰の妻に頼まれて旅費を持って太宰の元を訪れたのだが、持ち前のいいいい加減さで二人ともそのお金で豪遊してしまったのだ。 宿代もなくて旅館を出るに出られなくなってしまった二人は、無為に数日を過ごした。 しばらくして、太宰が「井伏鱒二」のところにいってくる。と言い残して東京にかえってしまった。師匠の井伏鱒二に宿代を借りてくるという太宰を信じて一人残された壇一雄は宿屋の主人の人質のような境遇で又さらに数日を過ごすことになった。 肩身の狭い囚われの身の壇一雄は主人の目の届くところまでしか外出もできない。 セチヌンティウス壇はメロス太宰の帰りを待ちわびていた。 しかし、お金を工面して戻ってくるはずの太宰治がいつまでたっても帰ってこなかった。 しびれを切らした壇一雄は宿の主人と相談して、とりあえず東京の井伏鱒二のところへいって見ることになった。 荻窪の井伏鱒二の家に行ってみると、当の太宰が井伏鱒二とのんきそうに将棋をしている。 激昂して詰め寄る壇一雄に向かって、太宰は手にしていた将棋の駒をハラリと落としていった。 「檀君、待つ身がつらいかね。待たせる身がつらいかね」 後年、太宰の「走れメロス」を読むたびにこのときのことを思い出す、と当事者の壇一雄自身がどこかに書いていた。 教科書にもよく載っていたくらい有名なこのお話の真相は、こんなネタだったのかぁ。 それにしても、待たせる身のほうが辛いんだ、という太宰の甘えん坊ぶりは、苦悩を演じていた太宰の真骨頂だな、と思いましたね。
「メロスは激怒した!」→ノコノコと1人で王様を殺しに・・・って・・(唖然)。
太宰の人生や生活を知った後では、「ホントに太宰の作品か?」と疑問すら感じてしまう代表作。 やたらと前向きなんですよね・・。氏の他作品の「後ろ向き」加減とのギャップが気になるのです。 テーマは「友情の偉大さ」・・・なんだろうか? 暴君の王がいると知るや、いきなり殺害しようとするメロス。(←どんな男だ・・・) でも・・別に同志を集めて、策略を練って、一斉蜂起する・・・って訳ではなくて、1人で城に忍び込もうとしてアッサリと捕まる間抜けさに唖然とする。 殺されてもいいが、妹の結婚式に出たいからそれまで処刑は待ってね・・・・と。 じゃ、行かせてやるから誰か身代わりの人物を寄こしなさいね・・・・と。 親友のセリヌンティウス君、お願いね・・・と。 妹の結婚式は無事に終わったけれど、宴会の酒に酔って寝過ごしてしまったぞ・・・・と。 山賊を蹴散らし、大河をも乗り越えたぞ!・・・・・でも日は暮れそうだ・・・と。 頑張ったけれど、もう約束の時間に間に合いそうにもないぞ・・・と。 諦めようか?いや、諦めないぞ!・・・・・と。 メロスは間に合い、友人は無事。王様は2人の友情に感動して2人を許す。 民衆もそんな王様の懐の深さに感動して(←あれ?これまでの暴政は?チャラ?)、「王様万歳」!(笑) 人を信じる心を取り戻した王様と、2人の友情は末永く語り継がれたのでした。 おしまい。 な・・なんて「ご都合主義」なんだ(笑)。 この都合の良いハッピーエンドであるからこそ、学校の国語の教科書にまで採用されたのでしょう。 後、短さね。たとえ、様々な疑問が生徒の頭をかすめることがあろうとも。 やたらと「普通」の評価が多いけれど、それも読めば納得。 テーマ的には「良い」ことを言ってるのだけれど、内容的には疑問も多く上がる。 短いページでよくまとめているけれど、逆に言えば無難な作品になったなと。
「走れメロス」小論――あるいは、トリックスターとしてのメロス
 「走れメロス」の根底にあるものに、最近、私は気がついた。  「如是我聞」の一節を読むと、下の者が上の者を敬うことは教えられても、上の者が下の者を敬うことは教えられない、そんな言葉にぶつかる。そんなことから、太宰治という人は、縦の関係(上下関係)をぶち壊して、横の関係――お互いがお互いを信じ合い、つながり合う関係を築こうとした作家だったのではないか。と最近、私は考えるようになった。  マルクス主義への接近も、キリスト教への接近も、根っこは同じだったのではないか。そんなことを考えたのは、マルクス主義の前提には、俗化されたキリスト教における終末思想がある、と私は聞いたからだ。さらに、小説の最後に登場する〈緋のマント〉が、それを証拠立ててはいまいか。マルクス主義運動者を、別に何と呼んだか。〈赤(アカ)〉と呼んだ。キリスト教については、どうか。イエスはユダに売られてのち、王に仕立てられ、緋の外套を着せられる。太宰は、この場面を踏まえ、〈緋のマント〉を登場させたのではないか。〈王様万歳〉という民衆の言葉を、自分に向けられたものとして、メロスはとらえた。そして、〈緋のマント〉をすすめたセリヌンティウスの言葉を耳にし、〈赤面〉する。〈緋のマント〉は王がまとうべきものである。それを〈赤面〉によって、メロスは拒絶している。権威や権力ではなく、お互いがお互いにつながり合う道を、メロスは選んだ。  そもそも、メロスは、何をなしたのか。彼は、セリヌンティウスとの間にある友情を、王に見せつけた。王はそれに感じ、変わった。王は言った。私も仲間に入れてくれまいか、と。本来ならば、王は支配者で、セリヌンティウスは被支配者、メロスにいたっては単なるよそ者でしかなかったはずだ。そのよそ者の彼が、支配―被支配、という縦の関係をぶち壊し、友情によって、王を二人の仲間に引き入れてしまった。トリックスターとしてのメロスが、ここにいる。ここに太宰の理想世界が、象徴的に描かれているのではないか。太宰は、縦の関係をぶち壊して、みんなが真に平等に生きられる世界を志向していたのではないか。老若男女、貧しい者・富める者、明るい人・暗い人、誰も彼もが、お互いがお互いを信じ合う、そんな世界を。  ちなみに、「走れメロス」にキリスト教文学としての側面があることは、柴田敏氏がすでに指摘済みである。  
ぜひ、『ダス・ゲマイネ』を。
表題作の『走れメロス』は、教科書などに載っているため既読者の方が殆どだろう。 この作品は何度読んでも素晴らしい傑作である筈なので、一読はしたという方にも再読を勧めたい。 さて、併録されている『ダス・ゲマイネ』について少し書きたいと思う。 自己喪失に囚われながらも、不器用にもがき続ける芸術青年たちの話である。 この中に登場する人物たちは、酷く現代的だ。 (太宰作品の殆どが、時間を越えて現代の人間さえも共感させる作品揃いではあるが) 就職活動をこれからに控え、夢と不安で綯い交ぜになっている学生の方に酷く勧めたい作品である。 悲劇的な結末だが、だからこそ勇気を与えられる。 人生を生き抜く覚悟(或いは諦観かもしれない)を、後押しをしてくれる作品なのだ。
いろいろ読んでみたくなった
「太宰作品=自殺・暗い」という先入観があって中学の教科書に載っていた走れメロス以降全く読まずにきましたが、あらためて、走れメロスや、その他の作品を読むと、単に奇麗とか、暗いとかだけじゃなくていろんな作風を求めているような実験的で挑戦的な作品が多いように思いました。 小作品の中にも、間口を広げようというか、出口を求めているようなそんな感じがにじんでいて、このほかの作品もぜひ読んでみたいな、とあらためて思いました。

話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)

[ 文庫 ]
話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)

・長尾 剛
【PHP研究所】
発売日: 2005-12-02
参考価格: 540 円(税込)
販売価格: 540 円(税込)
話し言葉で読める「西郷南洲翁遺訓」 無事は有事のごとく、有事は無事のごとく (PHP文庫)
長尾 剛
カスタマー平均評価:  5
わかりやすい、内容も濃い
西郷さんは著書を残さなかった。本書は南州翁遺訓を基盤として、おそらく著者が懸命に研究し、調べ上げた西郷さんの逸話等をうまく結合したものである。文章も語りかけられているような書き方がなされており、遺訓と逸話等の結合と相まって非常にわかりやすい。西郷さんの本当に純粋で徹底した思いが直に伝わってくるようである。ただ、個人的に惜しいと思うのは原文が記載されていないところである。遺訓を直訳した本ではないので、完全なる合致は無理であるが、原文があると、更に完成された遺訓解説書となるのではないだろうか。
時を越えた、道徳の授業
「西郷隆盛って、こんな人?」というのが最初の感想です。 尊敬される西郷さん、大人物の西郷さん、親しまれる西郷さんと共に、 政治家、軍人、策略家、維新の功労者の西郷隆盛で、 「先生」のイメージが重なりませんでした。 しかし、誰が語ったのではなく、何が語られているかに目を向けると、 「は・はぁー、」と敬服しきりです。 長尾氏の筆力でしょうね、今日同時に生きていらっしゃる方から お話をうかがっているようでもあります。 ここではまさに西郷「先生」です。 漢文になるとニュアンスもことなり、原文も読んでみたいと思いますが、 私にとってはさほど拘る事ではありません。 気づきが得られ、時を越えてご指導いただいた気分です。
普遍の原理をわかりやすく
なぜ自分が打ち立てた新政府に反発して、最後に自刃した西郷さんがこれほどまでにみんなに愛されているのか、以前はよくわからなかった。しかし、いろいろな書物を読むごとに彼の愛すべき性格を知るようになり、今では私も好きな歴史人物の中の一人となっている。 その西郷さんが弟子たちに言い残した至言の数々を、後日まとめたものが「西郷南州翁遺訓」。それを口語でわかりやすく解説してくれたのが本書である。 そして、なんと驚いたことにこの本をまとめたのは薩摩藩邸焼き討ちで薩摩藩の敵であり、幕府側にあった庄内藩の人たちが明治になってまとめたというのだ。戦後、庄内藩の人たちは徳川を守って立派だったと西郷は誰一人として切腹させず、庄内藩の人たちは西郷に逆に敬愛の念を持つようになった。 そうして編まれた「西郷南州翁遺訓」。 現代にも通ずる普遍の原理である。
惜しまれます。
あの有名な西郷隆盛さんの言葉が、 現代的にリニューアルして書かれています。 素晴らしい本だと思います。 これから何回も繰り返し読むと思います。 西郷翁の残されたものが少ないということが、 実に惜しまれます。
きみも西郷どんのとりこだ。
西郷隆盛は、形あるものを自ら書き残していないそうだ。 本書は、西郷さんから口伝されたものを書き起こした「西郷南洲翁遺訓」を口語訳したもの。 いま、もし西郷隆盛が生きていたら、迷わず師事したい。 そう感じる内容でした。 明快な信念をもった人物にふさわしく、本書は 非常に分かりやすい言葉で書かれていて、内容はまじめで重いのに非常に読みやすい。 この本に書いてあることを、もう少し公共教育に取り入れるのもよいんじゃないかと 思いました。 西郷さんの人柄がよく表れていて、もっと、西郷隆盛という人について知りたくなりました。 ということで より西郷さんを知るために、つぎは原著を読んでみようと思います。

帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)

[ 文庫 ]
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)

・高山 なおみ
【文藝春秋】
発売日: 2009-04-10
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。 (文春文庫)
高山 なおみ
カスタマー平均評価:  5
文庫になっても
文庫になる前の本を持っているのですが、 とっても好きな本なので、文庫も読みました。 この本は、だれのまねもしていないなおみさんの透明な心が うっきりと浮き出ていて、すてきだと思います。 以前に何度も読み返したはずなに、 またいろいろと光景が浮かんできて、心にしみました。 好きなところは、 一緒に暮らすことになった、だんなさんの娘さんの ちらかった部屋の様子がまじまじと浮かんでくるとこ。 あと、私の好きな原田郁子さんのあとがきもとても良かったです。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

[ 文庫 ]
かもめ食堂 (幻冬舎文庫)

・群 ようこ
【幻冬舎】
発売日: 2008-08
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 480 円(税込)
かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
群 ようこ
カスタマー平均評価:  4
なつかしい、おいしいものが食べたくなる
かもめ食堂は、映画を先に見てから、原作を読みました。 映画を見て、基本のストーリーを知っている人にも楽しめる本だと思います。 原作には映画で描かれていなかった部分が読むことが出来ます。それは主人公サチエの思考やどうやってフィンランドにやって来たのかとか家族構成とか。 映画はかもめ食堂の日々がふんわりと柔らかく描かれていて、主人公のサチエ、旅行者でかもめ食堂に居着いたミドリ、マサコが演じた女優さんの個性も見事に際立ち、不思議な雰囲気を醸し出していますが、原作を読むとそれぞれの事情が解り、サチエ、ミドリ、マサコの人となりが少し分かるようになり、三人の姿が地に足をつくようになります。 夢のような出来事や突飛?と思える設定もありますが(そもそも、三人がフィンランドで出会うこと自体が突飛ではあるのですが)、それこそ読ませる楽しい物語。 そして、この話を読んでいると、美味しい御飯を食べたくなります。 映画は映像の強みもあってか、画像の出てくるおにぎりやシナモンロールが食べたくなりました。 ですが原作は、勿論おにぎりやシナモンロール、そしておいしいコーヒーも飲みたくなりますが、何より自分にとって本当においしいと思う食べ物が食べたくなるような気がします。 例えば、美味しい食パンをカリッと焼いてバターを塗ったものや、お母さんが握ってくれたおにぎり、風邪を引いた時に作ってもらったようなお野菜をたくさん入れた煮込みうどん。 自分の心の奥にあるおいしい記憶を呼び覚まし、幸せな気持ちになれる一冊です。
物語が続くような感覚
宝くじがあたったり、勢いで飛び出してきた人がフィンランドで出会うとか設定はありえないけれど、信念を持って続けていくことで少しずつ評判が広がっていき、お客さんが増えていく。 そんな雰囲気が読み手にも感じられ、話の最後まで日本のおにぎりはまだまだ受け入れられなかったけれど、その世界がそのまま続いていつかは誰もがその食堂でおにぎりを食べてるんじゃないかと想像させてくれる。 あっさり読める割に登場人物の世界がきっちりとできている奥深い作品だと思う。
愉しく心地よく
面白くて登場人物も魅力的で絶品。あっという間に読み終えてしまって、読み終わるのがさみしかった。もっと続きが読みたいと思った。 1つ1つの文章がなんともいえず面白くて、いたるところに笑いのタネがうめこまれていて、嬉しい。電車の中で読んでいても、笑いを抑えきれず吹き出しそうになったことも何度もあった。でも、どこかまじめでリアルでなんだかしゃんと筋の通ったものを感じさせてくれて、いい。さすが群さんだ・・^^
背中を押してくれる一冊。
この作品に登場する女性は、 30、40、50代。 皆、不全感を抱き 生きていて、 ふとその三人が、 日本から遠く離れた北欧の地、 ヘルシンキで出会う。 さるきちは、ただ想像する。 日照時間が少なくて、 ゆっくりと時間が流れていく。 人々は穏やかで でもやや閉鎖的で 排他的な世界でもある。 そこに、 突如出現した、 「かもめ食堂」。 世界地図を広げ 目を瞑って指さした国が フィンランドだったという、ミドリ。 親の看護に徹した自分の人生に 疑問を感じ、外の世界に飛び出してきたマサコ。 そして、 両親の思い出がつまった おにぎりを現地の人々に食べてもらいたい、 そんな思いだけで やってきたサチエ。 どーんと、宝くじに当たっちゃう なーんて、お粗末ともいえる 展開なのに、 でもそれさえ許せちゃうほど 大らかな気持ちになれるのが、 この作品の魅力なのだろう。 皆、第二の人生を求め たった独りでその地にやってきた。 運命の糸に、 ぎゅぎゅっ と、引き寄せられて。 現地での人々との触れ合いや 三人の境遇と偶然の出会いが 彩りを添えている。 外はきっと、 きん と冷えた空気のはずなのに、 ほんわかココロがあったまる、 そんな作品。 そして、 何歳になったって 新しいことにチャレンジできるんだなあ、と 穏やかに、前向きな気持ちにさせてくれる。 さるきちにも、 まだまだ時間はあるのだ。 焦らなくたって、いいのよね。 たとえいくつになろうとも、 そして、 過食魔と闘争中であっても、 成長はできるし、 夢を追いかけて、 いいのよね。 鼓舞しながら、 かつ諌めながら さるきちも頑張ろうっ
映画を観た後だと...
"行間"の説明が多い気がします。 映画では、小林聡美演じる「サチエ」の謎めいている部分が魅力だったりするんです(笑) 彼女が合気道がなんでできるのかなんて、ちょっと不思議に思うけれど、”内緒”ってカンジが妙に心地よい... 抜け感?とでも言うのでしょうか? 空白は埋まらなくても良い時もあるのだ?というのが、映画を観た自分の率直な感想です。 でも、十人十色。 映画を観た後で、”空白を埋めたい”ヒトにはオススメです。 こちらをまず読んで、映画の方は、ストーリーを追わずにノンビリと雰囲気を楽しみながら観るのもいいかもしれません。

第3の人生の始まり  つれづれノート(15) (角川文庫)

[ 文庫 ]
第3の人生の始まり つれづれノート(15) (角川文庫)

・銀色 夏生
【角川グループパブリッシング】
発売日: 2008-12-25
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
第3の人生の始まり  つれづれノート(15) (角川文庫)
銀色 夏生
カスタマー平均評価:  4
出版されるのがすごく楽しみな本の中の1冊!
つれづれノートが終わるってなった時は本当にショックでした。 銀色さんのつれづれノートが出る6月は本当に毎年の楽しみだったので。 しげちゃんの介護日記も楽しく読ませて頂いてますが、やっぱりつれづれでなくちゃ! 銀色さんの考える事や食生活、日々の暮らしの出来事、本当に好きで、ただ好きで読ませてもらっています。この15からは共感した文章、好きな文章、覚えておきたい文章にラインを入れています。分厚くなって益々嬉しく、16が出ているのを今日知りめちゃくちゃ嬉しいです!
まさにつれづれ
つれづれはず???っと、読んでいます。 そんなに、強烈に好きな訳じゃないですが、 「人生波瀾万丈に生きている、この人」の動きに興味があります。 で、今回はなーんと。あんなに立派な家を建てたのに、 東京に引っ越しですかー?っとびっくり。 だって、凄い立派な家なんですよ?(知らない方へ向けて) ただ、読んで行くにつれ 「あぁ、こんな生き方でも良いかもしれないな」 と、日頃の四角になりがちな私の考えを緩めてくれました。 人生は一度きり(生まれ変わると言われても) 自分の好きなように生きれるうちは、 好きなように生きて行こうじゃないの! そんな気持ちになる1冊です。
銀色さん健在
いろんなタイプの本がでてきましたね。 本心はいろんなとか思ってないけど。 全部あの人の作品だから、ずーっと傍観者でおもしろく、大事に読んできたわたしにはこの人にはなんでもあり。 書きたいことをどんどんかいてくれ。 という感じ。 人間、年とると思いも変化し、感じる事も進化する。 同じ様な考えも繰り返しやってくる。年齢により、環境により目線が変わる。 最初の頃より、より読み応えがある。 最初のよさももちろん。 銀色さんの進化や変化、行動を客観視するのが趣味になっている。 ファンですね。といわれればそうファンです。 今のように、深く、強くおもしろく、動きたいように動いて欲しい。 次にどんな一文字からはじめる本を読めるのか。楽しみ。
買わなきゃよかった
ある時期のつれづれは確かに面白くて一気に読んだ記憶があるが、 今度の分厚い本は、読み飛ばして、まともに読んだのは半分もない。 因みにおしゃべり本は、2冊買ったけれども、内容もなく、読みづらく 途中で読むのを止めた。この本の後、作者に共感が持てなくなった。
スッキリしましたね
本当に表題の通り、本は分厚いですけどスッキリされたなぁ…と思いました。突き抜けたと申しましょうか…。読み応えあって、久しぶりに満足でした。

ノーザンライツ (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ノーザンライツ (新潮文庫)

・星野 道夫
【新潮社】
発売日: 2000-02
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
ノーザンライツ (新潮文庫)
星野 道夫
カスタマー平均評価:  5
静かだけれど、深い輝きに満ちたエッセイ集
 ただアラスカに飛んでゆきたいという強い憧れのもと、半世紀近く前の1946年にアラスカに舞い降りたふたりの女性パイロット、シリア・ハンターとジニー・ウッド。1960年代の初め、アラスカでの核実験計画の国家プロジェクトに反対し、アラスカを追われた生物学者ビル・プルーイット。白人の血が流れていても精神的にはエスキモー、違った価値観と文化を持つふたつの世界のどちらにも属しきれないジレンマを抱える若者、セス・キャントナー。アルバムをめくるようにして、アラスカのひとつの時代を生きた人たちの物語が語られてゆきます。  白黒、カラー取り混ぜて、多くの写真が掲載されているせいでしょうか。それは全くアラスカのアルバムをめくるような感じで、それぞれに旅をしている人間の物語が綴られていきます。<さまざまな人間の物語があるからこそ、美しいアラスカの自然は、より深い輝きに満ちてくる。人はいつも、それぞれの光を捜し求める、長い旅の途上なのだ。>(p.276)と記す著者のアラスカへの想い、アラスカで出会った忘れがたい人たちへの親しさが、あたたかく息づいているんですね。決して声高にならない、静けさをたたえた文章の底に流れる、アラスカの自然とアラスカで暮らす人たちの精神的な豊かさ、スピリットの輝き。清々しい風のような物語に魅了されました。  掲載された写真のなかでは、マニトバ大学の研究室に立つビル・プルーイット(本文庫でも紹介されている彼の著作が、『極北の動物誌』という書名で出版されています。ただし、現在は絶版中)を写した一枚と、部族の集会に参加したグッチンインディアンの人たち(全部で200人くらい、いるかな)を記念撮影した見開き二頁にまたがる一枚が印象的。ほのぼのとして、あたたかな気持ちに誘われました。  1996年8月、不慮の事故により著者が急逝したことにより、未完のまま刊行されることとなったエッセイ集。アラスカの風と匂いが行間の隅々にまで浸透した、豊かな味わいに満ちた一冊です。
何度読んでも新鮮
昨夜暫らくぶりに“星野道夫”さんの本が読みたいと思い、久方ぶりに帰ってきた。 なんなんだろう。彼の本を読み返すのは1度や2度ではない。 ただその度ごとに新鮮な衝撃を与えてくれ、必ず泣かされる。 内容も知ってるはずなのに、である。 彼の本に共通する一貫した根底にある流れは、圧倒的な“やさしさ”であることは、周知のとおり。 それは、北風の寒い日に家の扉を開けた途端「お帰り」と言ってくれる母の声であり、 肌寒さをかき消してくれる、フワッとした毛布であり、 汗ばんだ体を冷ます一陣のそよ風のようなもの。誰もが知っている、懐かしい記憶。 察するに、自然と人、アメリカ、アラスカと日本人である自分という明確な立場を、 彼は意識してか無意識なのか常に精緻に嗅ぎ分けていて、そして誤りが無い。 ぶれがない。 的確に自分のいる場所であり、やっている事であり、おかれている立場をピンポイントで“わかっていた”。 それに、(一般的な)入植者と違い、神道の流れをくむ、日本人である彼は自然を征服する相手と捉えず、 自然の中で生かされている人間という立場をもきちんと“わかっていた”。 だからこそ彼の、大自然の営みに対する畏怖の念や、家族、隣人に対する温かい心遣いや、 アラスカの歴史や未来、自然と人を考える姿を前にして、私たちは圧倒的な憧れと共感を嵐のように受けまくる。 細胞が理性よりうんと先に反応してしまうのだろう、きっと。 私は、良本に出会うと読む前も、読んだ後も“ありがたい”という、思いで一杯になるが、 星野さんの本も完全に出会えてよかった、“ありがとう”と感謝で一杯になる。 星野さんを紹介してくれた義理の妹、ありがとう。
10年後に読んで
著者星野道夫氏が他界されて今月でちょうど10年。それを先日まで知らず偶然にもこの本と出会い数日間で読み終えた日に、著者とも深い関連があるシシュマレフで環境侵食が進んでいるというニュースを耳にした。 この本は、アラスカという土地がどういう歴史を歩んできたのか、ということが凝縮された本だと言える。我々日本人とまったく無関係に思われる極北の地、アラスカ。しかし、21世紀に入り世界中があらゆる問題を抱えている中で、アラスカの歴史は私たちに様々なことを教えてくれ、勇気を与えてくれる、そんな1冊だと思う。
宝物になりそうな本
 図書館でふと手にして読み始めたら、すぐに引き込まれてしまいました。著者に関しては、アラスカに詳しい写真家さん、というくらいの認識しかなかったのですが、その卓越した文章力に唖然!「本当に写真家の人が書いたの?作家じゃなくて?」という感じでした。

 アメリカの経済社会に組み込まれ変貌しつつあるアラスカを愛し、そこで生きていく人々の心の機微がとても丁寧に描かれていて、繊細なのに圧倒される、とてもパワフルな本です。アラスカの自然の描写も美しく、写真も多く載っていて興味深く読みすすめられます。

 アメリカ政府による核実験の実験地にされかかったアラスカの町を、その危険性に気付いた人々が救っていくというエピソードは、事実なだけに胸を打つものがあります。 なぜか読んでるあいだずっと胸に熱いものがこみ上げてくるので、少しずつ読み進めました。ぜひ大勢の人に読んでもらいたいです。装丁が黒いのは、きっと喪に服する意味なのでしょうね。亡くなられたのが残念です。
アラスカ紀行
星野さんの文章には力があります。
それは読むものに対して強制してくるようなものではなく
気づいたときに星野さんの世界観にどっぷり浸かってるようです。

ポッと心に灯がともる感じがします。
それもアラスカの静寂の中に灯る光のようです。


国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉 (新潮文庫)

・司馬 遼太郎
【新潮社】
発売日: 1971-12
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
カスタマー平均評価:  4.5
苦悩する光秀を赤裸々に描く
 光秀が信長に仕える前後から、本能寺の変までを描く。  幕府再興の志を抱き東奔西走する光秀と、既成の文化や伝統の破壊者である信長に仕え、苦悩する光秀の対比は、痛ましいほどに鮮やかなコントラストをなす。  また、信長に仕える緊張感、重圧に苛まれ、やがて本能寺の変へと突き進んでいく光秀の懊悩を描く筆致は見事。  4巻にわたる長編小説であるが、全く飽きさせない。
なぜ裏切ったのか?
なぜ光秀は信長を裏切ったのか? 著者は、両者を道三の弟子という視点で描く。 一代で大名にまでのし上がった道三。 彼の最高の弟子は光秀であり、 彼に才能を見抜かれたのは信長である。 光秀が敗れたとき、秀吉を憎いとまで感じる。 著者の手法は見事だと思いました。
本能寺の変の真相
 中学校の歴史の教科書だと「1582年明智光秀が、本能寺に宿泊している織田信長を倒す」(うる覚えですが多分こんな感じ)と一行か二行くらいで本能寺の変を済ませていて、これだと「明智光秀はなんて大悪党なんだ」と言う印象を受けます。事実、私も中学校のとき本能寺の変のあたりをやっていたときにはそう思いました。しかし、本書を読むと光秀にも謀反を起こすにたる理由があって、信長にも過失があったことが分かります。  歴史に好きな人にはもちろんお勧めしますが、中高生に、特にあまり歴史があまり好きではない人に広く読んで欲しいです。歴史の授業ではわからない歴史の側面が見えてきます。そうするときっと歴史に興味が出てくると思います。学校の課題図書にしてもいいと思います。そして、授業で本書の内容について(信長や光秀の行動について)討論をしても面白いです。
聡明な明智像と客観的に見た織田信長
本書(第三巻含む)を読んで明智光秀像が鮮明に浮かび上がってきた。 義務教育時の明智像は単なる謀反人であって、 主君を裏切り、周囲の恨みをかっただけの甲斐性の無い人間、 それが私の描く明智光秀であったが、読めば読むほど、 人間味があり、旧態の思想を守り抜こうとする一途な姿勢に、 著者ともども愛着を感じずには入られなかった。 人となりを巧みに描くというより浮き上がらせていく文章は、 読んでいて長編ながら飽きが来ない。 そして時たま顔を出す豆知識的な脱線が面白い。 この国盗り物語の織田信長編においては、 皆さんのレビューを拝見していると、 明智光秀にクローズアップされていて賛否両論あるが、 自分としてはこの書き進め方が好きだ。 第一に、明智光秀の視点で描くことで、 思想的に対極にある織田信長が読み手の知識と相まって、 その人なりに膨らんでいくだろうと思う。 そこに押し付けがましいものは無く、 自分で描ける余地があり楽しんで読むことが出来た。 第二に、本書は推理的要素は少なく、根本的筋書きは、 誰もが知る歴史であって、敢えて織田信長について、 その人間像を作り上げる必要も無いように思える。 第三に、あの時代の世相を理解する上で、 朝廷や足利幕府再興は欠かせないもので、 その権威復興と衰退を見届ける明智視点で描くことによって、 そこら辺の事情が色濃く導き出されている。 そして、織田信長が誰と戦っていたか。 天下というものの実像が理解でき、新鮮であった。 話の筋立ては至ってオーソドックスというか義務教育の域を超えないが、 昨今の織田信長の死に纏わるセンセーショナルな著作よりも、 当時の世間の色合いや風情を感じられる本であった。 司馬史観と呼ばれる聡明な眼力を存分に味わえる本でした。
なるほど本能寺の変
 本能寺の変には朝廷陰謀説、秀吉陰謀説など諸説あるようですが、この小説を読むと光秀の怨恨が引き起こした一大事件として非常に納得のいくように描かれていました。なるほどという感じです。  しかも、光秀という旧体制的な思想、ものの捉え方、信長の革命的な発想が対をなしていたのも印象的。この両者を引き合いに出し、現代を鑑みると、旧体制的な発想から抜けきらない経営者、一部の先進的なものの捉え方をする新興企業経営者がいることから、今後の世の中の移り変わりを占う上で、非常に参考になるのではないかとも感じました。  ただ、今でも疑問に思うのが、3巻、4巻と光秀が中心に描かれているのに(信長の場面も省略された箇所が非常に多いのに)、なぜ、「織田信長編」となっているのかということ。むしろ明智光秀編とするほうが妥当なのではないかと感じました。  そして、残念に思うのが、本作品を通じて、道三の盛衰の衰の部分の描写が省かれていること、また、光秀が当初抱いていた志がいつの間にか変貌してしまっていることなどです。  細かな部分をつつくと、「ん?」と思うこともありましたが、☆5つ以上にすばらしい作品だと思います。多くの人に勧めたい作品です。

オモチャになりたい (ダリア文庫)

[ 文庫 ]
オモチャになりたい (ダリア文庫)

・崎谷 はるひ
【フロンティアワークス】
発売日: 2009-04-13
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
オモチャになりたい (ダリア文庫)
崎谷 はるひ
カスタマー平均評価:  2.5
破れ鍋に綴じ蓋・・・
ドSとドМという感じですね(笑)どうも私個人としてはゲイということで卑屈になってしまっている受もやたらツンツンしている攻めも好きではないんですが、ここまでウジウジウダウダしているといっそのこと攻のツンツンさが気持ちいいというか・・・。でも自分に自信がないタイプの方は読んでいるとキツイと思います。一話目の「オモチャになりたい」だけではなんともモヤモヤして放り投げたかもしれませんが二話目攻視点で描かれた「オモチャにしてたい」を読めばなんとなく納得できるかな。なーんだ愛されちゃってるんじゃない、とわかります。(っつーかちょっとストーカー入って怖いかも・・・)
痛いです。
どうにも入り込めずに痛いまま終わりました。 両思いなのに、どうしてあんなに冷たくて、あんなにいじけているのか。 「おもちゃになりたい」っていうタイトルも、読んでみると痛いだけな感じです。 受けが落ちるのを分かっていてバッサリ切って、落ち切ったところで最後のフォローで拾う攻めもどうなんでしょう。 それでいいっていう受けも、あまりに痛いです。 本当におもちゃにしているようで、いい感じはしなかったです。
ズキュンとくるエロでした
崎谷作品の深さ、せつなさは無いけれど娯楽作品としての精度は高い!ストーカー被害に密に悩む世都を助けた、初恋の後輩、杜和。クールなヒーローが、実はツンデレ(Sだから、デレがないけど)な二匹目のストーカーだった、というのがツボでした。腹黒い執着を抱える攻めに囲い込まれて、グダグダに甘く駄目にされていく受けというのは「少年人形」「恋は乱反射する」などにも見られる崎谷作品の特色の一つですが、割とBLに有りがちな、実は彼は?、なストーリーを飽きさせずに、お色気たっぷりに楽しませてくれる一冊でした。杜和にクラクラしちゃいました。
執着タイプのS
主人公の天然な世都(セツ)を、冷たいながらも守っている杜和(とわ)。 かなり世都に執着しているにもかかわらず、それをほぼださず、世都に対しては甘い言葉を言わないが為に天然な世都は気づかないまま・・・ただ、言動では小出しに出してるんですけどね、執着っぷりを。素直じゃないSな杜和だから、そこは仕方ないか、みたいな。 だってなんだかんだいって、かなり世都に対しては色々動いてるんですよ、この人。普通そこまでやらんだろう!ってくらい、世都のアレコレを豆にフォローしてます。おばかな世都にはこれくらいしっかりしてるくらいの人があってますよ。 まあ、恋する過程の物語と言うより、お互い好きな者同士のなれそめとイチャイチャ物語って気がします。 だからドキワクが少ない分で、星3つ。気持ち的には星3.5です。
痛い
とにかく最初から最後まで冷たい攻めです。 一緒に暮らしたり、世話を焼いたりと攻めの愛情はあるのは 分かるものの、あそこまで冷たいときついです。 ずっーと胸が痛かったです。でも受けはそれでもいいらしいのです。 ・・何回胸が痛んだか・・という本でした。

蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

[ 文庫 ]
蒼穹の昴(2) (講談社文庫)

・浅田 次郎
【講談社】
発売日: 2004-10-15
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
蒼穹の昴(2) (講談社文庫)
浅田 次郎
カスタマー平均評価:  4.5
清朝末期と日本の幕末には共通の壮大なドラマがある
地主の次男、梁文秀(史了)とその地の貧民の子、李春雲(春児)。 科挙登第を経て国政を担うこととなる史了と、宦官という 方法で内廷のトップまで上り詰めた春児。 二人の男(!?)を通して、清代末期西太后が実権を握っていた 王朝内部の動乱とそれにかかわる人々の思惑を描いた 壮大な歴史小説。 読み進めていく中で感じたのは、日本の幕末との 共通性。もちろん、時間的共通性もあるんだけど、 欧米列強のプレッシャーを受けながら、従来の 権威をいかに保つかという苦心と、国を存続させるためには 改革を進めなければという維新の思いとのせめぎ合い。 違いは、日本が明治維新という中からの改革で国体変化を 成し遂げたということと、日本が列強の側に加わってきたと いうことか。やっぱり中国は大きな国過ぎて、紫禁城の 中にいては危機感が伝わってこないのか。 現代の中国も変革が必要な時期に来ていると思うけど、 そこはやっぱり歴史を学んで、中から変わっていって もらわないと。「党」という「王朝」も絶対ではないのだから。 結局、4月の北京旅行前に読むことは出来ず、旅行の 帰りから読み始めたこの本。途中で出てくる地名だとか、 建物の名前は、実際行ったことで具体的にイメージしながら 読めました。そういった意味では、行ってから読んで よかったのかなと思いますが、読み進めるにしたがって、 あっ、ここも行ってみたかったななんて思うところも また出てきたりして。 なので、来月の休みのときにまた北京に行ってみようかと 思ってみたりもして。
さて第二巻は…
清朝末期を題材に西太后、李鴻章など歴史上の人物と、 浅田次郎の創作である主人公・春児(チュンル)と文秀(ウェンシュウ)が 登場する歴史小説ですが、第二巻は舞台がいよいよ「紫禁城」へ移ります。 同郷の春児(チュンル)と文秀(ウェンシュウ)は歩む道は違えど、 舞台を同じくする者同士です。 小説自体は創作なのですが、歴史的事件や事実はそのままなので、 当時の時代背景などの勉強にもなります。 特に日清戦争が日本と清朝との戦争ではなく、 日本と李鴻章の私兵とのいざこざであったこと、さらには 戦争の舞台が中国本土ではなく朝鮮半島であったことなどは 面白いところだと思います。 第一巻の見所は科挙試験の様子と宦官の製造方法でありましたが、 登場人物も増える第二巻では、やはりそれぞれの登場人物の絡み、 繰り広げられる政治絵巻が見所だと言えるでしょう。 ちなみにこの小説の親切なところは、登場人物を見失わないように 各巻に付属の栞(しおり)に人物説明が載っているので、忘れたら いちいち確認しながら読めるところでしょう。
か弱い女性として描かれる西太后
 清朝末期時代を描いた歴史小説の第2巻。  この物語の主要人物である西太后が、まず権力の頂点で横暴にふるまう人物として登場しました。  公式の政治の世界で非情な最高権力者として振舞うことはもちろんですが、後宮でも、やれ饅頭に羽虫が入っていたといっては料理長の足を折って紫禁城から追放し、やれ芝居の演技が下手だといっては御前役者を棒叩きにします。そのためにこん棒を持った「散差」という役人が、いつも待機しているありさまです。  一方で西太后には偉大な清朝第六代皇帝の霊と対話する力があり、外国に蚕食される中国の舵取りを「おじいちゃん(乾隆帝)」に相談するという、か弱い女性としての側面も持っていました。  乾隆帝の霊は言います。   「天下に帝位なるものの続く限り、民は救われぬ。真の平和は民の力に    よって初めて実現するものだからの」  西太后は帝政にピリオドを打つ苦しみ耐えることを期待され、「ずるいよ、おじいちゃん」と泣き崩れます。  本書の主人公文秀と春児は、第1巻で占い師から将来の栄達を予言されました。第2巻で再び登場した占い師が、実は春児には昴の宿星など無かったことを明かしました。家族もろとも飢え死にする卦が出ていましたが、あまりに不憫になった占い師が、掟を破って偽りの卦を伝えたというのです。  その占いを信じた春児は、飢え死にすることなく、奇跡的なめぐり会いを経て西太后にお目通りできるまでに出世した宦官になりました。占い師は言います。   わしは信じたいのじゃよ。この世の中には本当に、日月星辰を動かす   ことのできる人間のいることを。自らの運命を自らの手で拓き、あら   ゆる艱難に打ち克ち、風雪によく耐え、天意なくして幸福を掴み取る   者のいることをな  崩れゆく清朝の政治の舞台で、主人公たちにどんな運命が待っているのか。  ……第3巻に続きます。
西太后と紫禁城
西太后とはどんな人だったのだろうか。そして中国皇帝の権力とは以下ほどのものであったか。西太后については、とかく化け物のような喧伝がなされておりすこぶるイメージは悪い。しかしどうも中国王朝文化の習慣が理解出来ない当時の列強諸国がプロパガンダとして用いたイメージのようである。中華思想とは宇宙の真ん中という意味でその最大権力者が中国皇帝である。西太后は、権力を私物化するために政敵の命を奪っていった非道の人なのか、それとも清朝末期、蹂躙される中国を支えるつわものであったのか。西太后の「人」に迫ってゆく第2巻であった。春児がついに西太后にお目通りする名場面もあり、一気に読み進められた。中国への思いが高まること請け合い。中国に関心のある方にはお勧め。
若き力が世を動かす
 西太后を中心に回る清の末期
 その権力の前に、誰もが沈黙する。
 しかし、西太后は決して悪ではない。

 善かもしれなかった。
 西太后側につく春児。
 その対極につく親友梁文秀

 清で一番の近代的な軍隊である北洋軍の李鴻章。

 勢力が割拠しつつ、世の中を変えようとする若き力
 が活躍を始める。

 王逸と梁文秀と順桂のそれぞれの動きと春児の活躍
 3巻が楽しみになる展開です。


ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)

[ 文庫 ]
ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)

・小泉 武夫
【新潮社】
発売日: 2009-05-28
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
ぶっかけ飯の快感 (新潮文庫)
小泉 武夫
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク