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グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA) トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て (角川文庫) 奇面城の秘密―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック) マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF) 魔法博士―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック) 遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫) 同級生 (講談社文庫) ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫) 古事記―マンガ日本の古典 (1) 中公文庫 むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
グッドラック―戦闘妖精・雪風 .. トップ・レフト ウォール街の鷲.. 奇面城の秘密―少年探偵 (ポプ.. マリス博士の奇想天外な人生 (.. 魔法博士―少年探偵 (ポプラ文.. 遥かなるケンブリッジ―一数学者.. 同級生 (講談社文庫) ファウスト〈第二部〉 (岩波文.. 古事記―マンガ日本の古典 (1.. むかし僕が死んだ家 (講談社文..

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グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)

[ 文庫 ]
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)

・神林 長平
【早川書房】
発売日: 2001-12
参考価格: 945 円(税込)
販売価格: 945 円(税込)
グッドラック―戦闘妖精・雪風 (ハヤカワ文庫JA)
神林 長平
カスタマー平均評価:  4.5
コミュニケーションの物語
前作は人間vsジャムという戦いの中でパイロットと戦闘機雪風が成長し自立していく物語でしたが、本作はパイロットと雪風だけではなく、所属部隊「特殊戦」やそのコンピュータたち、JAMや外部の人間たちがコミュニケーションを取ろうと模索する物語でした。ここでいうコミュニケーションは友好的なものだけではなく、敵対的なものも含めた交流という感じでしょうか。パイロット深井大尉とフォス大尉、深井大尉と桂城少尉、深井大尉と雪風、ブッカー少佐とクーリィ准将、深井大尉とジャム、人間とジャム、ジャムとコンピュータ...様々なコミュニケーションが絡まりあって、闘いが広がっていく。それだけに今回は長い会話シーン、哲学的な問いが多いです。前作よりは戦闘シーンだったりメカニカルな表記が減った感じ。逆に言えば、前作と比べてより人間ドラマ的になったと言えるかも知れません。これ、もう1回くらい続編あってもいいのになぁ。すごく面白かったです。
《ヒューマン》な味わい。
神林長平氏の傑作中の傑作『戦闘妖精・雪風』の続編です。でも、個人的には正編よりも、この続編の方が好きだったりします。正編のクールで残酷な世界も面白かったけれど、より《ヒューマン》で、より《哲学的》な味わいを持つ、この続編の方がやっぱり良いです。この作品に描かれた《人=機械》共生体という在り方は、将来的にはありえるような気もします。私も、仕事でコンピューターを使っている時など、まるで《生き物》を扱っているような錯覚を覚えることが、たまにあります。SFという型式でしか描けない、非常に魅力的な物語だと思います。(追記:同じテーマの傑作として、川又千秋氏の『火星甲殻団』2部作があります。未読の方には、こちらもオススメです。)
OVAとは全く別世界・・・
OVAをチラっと見て、ちゃんと内容が知りたくて、 最初に読むべき(改)より先にこちらを読んでしまいました。 作者の方も全然知らないので、あまりの文庫本の厚さに一瞬怯んだのですが、 一気に読ませてしまう作家の力に感服いたしました。 これは「SF」の名を借りた「自分本位な人」への啓蒙書です。 コミュニケーションとは何なのか、言葉とは何なのかということを、改めて考えさせられました。 続きが読みたいような、このままにしておきたいような、不思議な読後感です。
そりゃ無いよという終わり方
前作を読んだ人なら、まず間違いなく手に取るだろう続編です。 前作を読んでいないと、話が通じないのでお気をつけ下さい。 さて、肝心の本作ですが、前作のスピード感あふれる現在形を多用した文体から、ジャムとFAF、零、雪風を内面へ深く分け入る落ち着いた物語運びになっています。 全編を通して大きな一つの物語になっており、じっくりと読ませてくれますが、いよいよこれからという肝心のところで話が終わってしまいます。 早く続編が読みたいです。
「新種の複合生命体」
OVAで「雪風」に興味を持たれた方に、ぜひ読んでほしいです。 描ききれていなかったことがたくさんありますよ。 たとえば、「新種の複合生命体」という言葉。原作では、 自分が生き残るため、共闘するパートナーをいつでも犠牲にしうる、 そういうせめぎ合いの果てに生まれたものとして、 深く描写されています。 主人公である零も、原作ではどんどん変わっていくのに、 アニメではほとんど変化なし、でしたね。 機械と人間の関係にしても、ジャムとの戦いにしても、 人間の想像を越えるスピードで事態が進んでいく、 この緊迫感はすごいです。 とくに終盤の展開は圧巻です。 物語はこれからです。 続編熱望します。

トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て (角川文庫)

[ 文庫 ]
トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て (角川文庫)

・黒木 亮
【角川書店】
発売日: 2005-07-23
参考価格: 740 円(税込)
販売価格: 740 円(税込)
トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て (角川文庫)
黒木 亮
カスタマー平均評価:  5
小説としての価値に止まらない良作
本書はいわゆる経済小説というジャンルにおいて非常に良作であると思う 一般の方たちには難解だと思われる国際金融の世界を人物の背景にまで目を配って上手く描ききっているのが印象的だ ただ本書はこうした小説としての価値に止まらず、現実の金融業界、ひいては日本企業全体について考えさせられるものでもあると私は思う 一方の主人公である龍花という男の生き様は同情を禁じえないくらい入り込んでしまった それは国内金融業界の器の狭さが生んだ悲劇のようなもので、現実にも十分有り得るものといえるからだろう 才能があり努力を人一倍する真に優秀な人間が外資に流れる背景がこの龍花という一人の男を通して克明に描かれている点が本書の中でとくに秀逸だと感じた 実は国内企業だの外資系だのと分類すること自体陳腐なことかもしれないが、それでも有能もしくは有能になりうる原石がとくに金融業界において外資に流れる背景には、外資が魅力的ということ以上に国内の金融機関に大きな欠陥がある証左だろう 本書を通じて考えさせられた次第である
個人投資家の「たまご」達へ
黒木氏はマネー誌「MONEY」のコラムを連載されていた時に知りました。この文庫では一部加筆された部分があり、不良債権処理で国内金融機関が疲弊していた1997年頃から2000年頃までの世界的金融・投資関連の動きが解かり易く、ストーリーに織り込んであります。株式投資やFXなど、これから自己責任の上に立って資産運用を考えている人には、登場人物達の「1億5000万ドル」が身近に思えるのでは。
国際金融ビジネス+エンターテインメント
読み始めは、難解な専門用語が目白押しで(説明はあるものの)、途中で読むのを断念しそうになった。 ところが、登場人物の性格や背景が描かれるにつれて、小説としてのめりこんでしまった。 主人公の一人である龍花が日本企業で味わった苦悩と屈辱、それをばねにして外資系企業で活躍する様は、日系企業に勤めたことがあるサラリーマンならばある程度は共感してしまうところだろう。 国際協調融資、TOBなどとっつきにくそうな内容が、実在しそうな個性ある登場人物たちによって非常にスピーディーで先の読めない良質なエンターテインメントになっているのに驚かされる。
バンカー(銀行屋)VS ブローカー(証券屋)
両主人公ともバンカーです。商業銀行と投資銀行(証券会社)の違いがありますが。顧客との安定的継続的関係を前提にし薄い薄い利ざやを長期に渡って獲得する「融資」を主要業務にする商業銀行と個別案件ごとにスキームを組み立て資金の出してと取り手を結びつけ、その都度厚いコミッションを獲得する投資銀行。金融市場という宗教、国家、人種、思想、伝統といった数値表現不能な、人間的で観念的なものからもっとも束縛を受けない「カネ」(=利益=数値表現可能な唯物的なもの)が価値のど真ん中に座る世界にいて、前者はそれでもそれらを背負いながら進み、後者はそれらを非情なまでに削ぎ落としひたすら利益(カネ)の最大化に突き進む。どちらがいい悪いではなく金融市場にはその2者が不可欠です。前者の価値観の最たる者が「信用」であり他者への「信用供与」が存在しなければ金融市場は存在せず、持つ者の信条思想、人種人格、国籍等あらゆる背景を問わない自由な「貨幣」が無くても金融は存在しません。その相反する価値観を背負った2人の男が凄まじい火花を散らして激突する欧州シンジゲートローンマーケット。皮肉なエンドの中に対立する両者が互いの価値観を認めていたことが垣間見れます。優勝劣敗、冷酷非情な国際金融を熱い人間たちが動かしている様を鮮やかに描き出した秀作。
テンポがいい
話はテンポがよく進みます。 TOB、パックマンディフェンス、ホワイトナイトなどライブドア対フジテレビの騒動のときに出てきた言葉が飛び交います。 巻末には国際金融用語集がついてきてお得な文庫本となっています。

奇面城の秘密―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

[ 文庫 ]
奇面城の秘密―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

・江戸川 乱歩
【ポプラ社】
発売日: 2009-07-05
参考価格: 567 円(税込)
販売価格: 567 円(税込)
奇面城の秘密―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)
江戸川 乱歩
カスタマー平均評価:   0

マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)

[ 文庫 ]
マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)

・キャリー・マリス
【早川書房】
発売日: 2004-04-09
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
マリス博士の奇想天外な人生 (ハヤカワ文庫 NF)
キャリー・マリス
カスタマー平均評価:  5
とても楽しく読める。PCRにも、この魅力的な著者にも楽しくついていける。訳もいい。
訳者の「生物と無生物のあいだ」から、マリス博士を知り、この本に流れ着いた。 予想どおり、訳がとてもよくて、美しくは無いが実直な感じの日本語で、とても読みやすい。訳者自身が生物学の学者なのが良いほうに出ている。難解さが、ほぼ無い。 このマリス博士自身が、PCRでノーベル賞を取っているのにも関わらず、非常にエキセントリックでチャーミングな人なようだ。それがこの本を読むと、とてもよく表れている。 この本は本当に面白い。別にDNAとか、生物学に興味がなくても一気読みできる内容だと思う。 マリス博士の、裏づけのない既成事実を疑う姿勢や、それを笑い飛ばすセンスには学ぶべきところが多かった。 生物と無生物のあいだからたどり着いた人も、ぜひ読んでみて欲しい。裏切られないし、PCRへの理解も深まります。
自由闊達さが伝わってくる
本人によって書かれた体験談である以上、そこには創造的な内容も多く含まれていると思うが、マリス博士がいかに自由闊達に生きているのかが十分に伝わってくる。本人の態度や話し方など実際はどのようなものかわからないが、読み進めるうちに、本人像が見えてくる。翻訳の軽快な語り口も大きな役割を果たしていると思われる。
真摯なエキセントリック
マリス=エキセントリックと言うのがマリス博士に対する一般的な印象だと思う。 しかし、彼のエキセントリックさは人生に対する彼の姿勢の結果なのだと言う事が この本を読む事で容易に理解できる。しかし、ネイチャー、サイエンスに論文掲載拒否された時の サイエンス側の返答には笑えた。あの頃から今に至るまで、リジェクト用の文章は全く 変わってない。コピー&ペーストしてるだけなんだ。そのサイエンス、ネイチャーの権威主義的 な姿勢に対して子供のように憤慨する姿こそが彼そのものなのである。
まさに奇想天外、でも研究者の理想かも
PCRの発明者でノーベル化学賞受賞者のキャリー・マリス博士が自らについて書いた本。マリス氏といえば変人として知られていて、ノーベル賞を取ったサーファーとしても有名な方。 この本の第1章には伝説になっている、彼女とデート中にPCRの基本原理を思いついたときのことが詳しく書かれているので生化学に関係している人はだれでも興味深いのでは。 またマリス氏にかかるとエイズの原因はHIVという証拠など無いし、温室効果ガスが地球温暖化を引き起こしている証拠もまるで無いということになります。マリス氏の意見が正しいかどうかは別として、常識を疑う姿勢は大切だと感じました。 とにかく・・・・おもしろい本です。
エイズの本当の原因
この本にあった「エイズはHIVウイルスが原因であるという科学的証拠はない」というのにビックリ。そのマリス博士の論理に納得でした。さすが天才は違う!

魔法博士―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

[ 文庫 ]
魔法博士―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)

・江戸川 乱歩
【ポプラ社】
発売日: 2009-07-05
参考価格: 567 円(税込)
販売価格: 567 円(税込)
魔法博士―少年探偵 (ポプラ文庫クラシック)
江戸川 乱歩
カスタマー平均評価:   0

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

[ 文庫 ]
遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

・藤原 正彦
【新潮社】
発売日: 1994-06
参考価格: 460 円(税込)
販売価格: 460 円(税込)
遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)
藤原 正彦
カスタマー平均評価:  4.5
若々しい視点を失わない藤原氏
40代で、家族を連れて英国ケンブリッジに留学した藤原氏。 このエッセーで著者は、あたかも10代の若者が初めて英国に留学した様な新鮮な視点で英国社会・文化を描き出している。 特に、階級社会の英国の実情の把握は圧巻であり、この本は英国に留学・赴任するには事前に読んでおけば、かなり心の準備が出来るだろう。
壮年数学者の英国留学体験記
本書は、平成3年10月に新潮社より単行本として刊行されたのを文庫本化したものである。文部省の長期在外研究員として1987年8月から一年間、ケンブリッジ大学に滞在し、さまざまな学者や学生たち、近所の家族たち、こどもの学校のつきあいなどを素材に、読みやすいエッセイを書いている。 読んで印象に残っているのは、本書でたびたび出てくる「ユーモア」という言葉。それは英国独特の無常観に裏打ちされている。対照的に、著者はアメリカ留学体験もあり、ついジョークを飛ばしてしまう。それを藤原夫人がたしなめる。そのやりとりは読んでいて微笑ましい。 また、日本人には理解しがたいかもしれないが英国の階級社会。まるで映画に出てくるようなデフォルメされた卑しさのままに行動する人たち。ロワークラスを煽動するかのような大衆紙。荒れた公立学校。上流の人は下流の人たちをどういうふうに見なしているのだろうなどと考えた。 同じようでいて自分たち日本人との文化の違いを意識させられたりで、読んでいて退屈しない。
VS ハーバードMBA留学記
"ハーバードMBA留学記"(岩瀬大輔著)が面白かったので、 英国への留学バージョンとして知人に勧められ購入。 この2冊は比較されることもしばしば。 "ハーバード?"は米・MBAへの留学ブログを編集したのに対し、 "?ケンブリッジ"は英・数学科への留学体験記。 一つの本として評価したとき、こちらの方が完成度は高い。 藤原氏の数学者と思えぬ文章力には感服。 紳士だがこちらから絡むとほぐれてくれる英国文化の性質が、 はっきりと分かった気がする。 それだけではなく、時折挟まれる藤原氏独特の人生観もとても参考になった。 英国に留学したいと考えてる人に強く薦める一冊です。
イギリスから学ぶこと。
 相変わらず面白い文章を書くので敬服しますね。「若き数学者のアメリカ」のとおり20代後半からアメリカ被れになった著者が、40歳を越えてからイギリスで1年間暮らして判った両国の違い。宗教、マナー、騎士道、人種差別、男女関係など等色々な観点から違いを感じていく。読んでいると結構イギリスに行って見たいような気がしてくるものである。食事の拙さが判っていてもね。経済の話題はアメリカだし、食物はフランスだし・・・。今までのアメリカ万歳からイギリスを通して日本の良さを再認識していったという流れは興味深いですね。ホントに日本は単純なアメリカ指向が是正されない国なのかもしれません。むしろアメリカよりも伝統を壊していくのが平気なのでは?と感じる昨今ですが・・・・。「国家の品格」にあるように武士道や日本語教育は大事ですね。
才能があったり,コネがあったりすると,いいなぁ
数学者としては文章は読ませる。文章は,種類こそ違え,森毅と同じくらい面白い。「遥かなるケンブリッジ」という題名も素人にはイメージ喚起的だ。最初の2章はイギリスの門前で,第三章から第九章まででイギリスに入場しており,最終3章で,溶け込んだイギリスの感想を述べるという構成。 イギリスの大学の様子や数学者たちの人間的な側面などがよくわかるが,私などは業界の人間ではないので,世界規模で有名な人物の人となりもただの登場人物に過ぎない。藤原のイギリス(人)評価は,イギリス人数学者には当てはまるかもしれないが,下層のイギリス人にはまずは当てはまらないだろう。国民性評価なんていい加減なもんだ。言いたい奴らが言いたいように言って,納得したがってる奴が納得しているという構図で,これといって根拠がない。統計的なウラなんかまずはない。そもそも,たとえば“国を理解する”という状態を成り立たせる条件はいったいなんだろうか? もしその国に住むことが条件であったりすれば,殆どの人に国は理解できない。とすれば,評価はまず不能だ。頭が悪くとも,こっちは向こうに住んできたんだ,だから僕のほうが正しい,なんて凄まれれば,周囲がアホなら勝てる見込みはまずない。もっとも,勝つことには意味はないのだが。 本書は1988年7月刊行の(ってことは帰国と殆ど同時)文庫本化。解説は南木圭士(作家・内科医)(1057字)

同級生 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
同級生 (講談社文庫)

・東野 圭吾
【講談社】
発売日: 1996-08
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
同級生 (講談社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  4
序章と本編がつながらないかとおもいきや・・・
 序章で書かれていたことが、ほとんど本編と関連性がなく不思議に思っていた。  しかし、読み進めていくうちに序所にわかっていき、最後には「なるほど、こういうことだったのか」と唸ってしまった。    関連性のない話を並べて、これとこれは関連性が全くないと思わせておいきながら、最後にはちゃんとつながっているというのは、東野作品にはよく見られる。  このような作品を読むと、「この手のミステリー小説を書かせたら東野圭吾の右に出るものはいないだろう」と毎回思わされる(もっともミステリは東野圭吾以外ほとんど読んだことがないのだが)。  本作品はミステリとしてもとても面白いのだが、それ以上に「社会性」を取り入れているところが凄い。  「社会派作品」と呼べる作品は、「天空の蜂」「さまよう刃」などあるが、これらは「ミステリー小説」の要素はそんなに強くない。  しかし、本作品はミステリー小説の中にさりげなく、絶妙に含まれている。  これには「素晴らしい」という言葉以外浮かんでこない感じだ。  最近はよく東野作品が映像化されている。  それを見て東野圭吾に興味を持った人には是非読んでもらいたい。
最後のハッピーエンドはどうかなって思うけどね
野球部マネージャーの女子高生の事故死。それも妊娠して。 その死後に父親と名乗る野球部キャプテンである主人公。 勇気ある告白は相手を思いやる気持ちと自分自身への言い訳 と正当化の為。 生活指導の女教師の死というミステリーとしての要素がある にはあるが、それよりも主人公が誰にも本当のことを明かさず (明かせず)に展開される心情の機微とその背景が気になって 読み進んだ感じである。 いずれにしても高校生が繰り広げる物語に青臭さを感じながら 懐かしく読めた作品だ。
東野流・青春ミステリー
県立の名門高校を舞台にした本格学園推理。 事故死した"恋人"が妊娠していた― 彼女への自分の気持ちは果たして本当の愛情だったのか?その真偽に思い悩む「俺」西原荘一は、 彼女の死の真相を暴くべく、学園を相手に奮起する。 自分のことを思いながら死んでいった彼女への"償い"のつもりだが、それによって救いたいのは他でもない自分自身? 深く読むと、あの名作『手紙』に繋がるようなテーマが根底にあるように感じた。 学園に対して真っ向から立ち向かっていく主人公の描き方がなかなか魅力的で、 これがただの「正義」だとか、高校生ならではの若さとか青さとか、 そういうものでは済まされないところがやっぱり東野圭吾。 明かされない「俺」の心の内、それを振り切るように戦う姿、読みながらぐいぐい引き込まれていった。 青春ミステリーらしく、読後感も非常に清々しくてよかった。
題名の深さ。
読後は、正直「微妙。。」と思いましたが、よくよく思い返してみると深い作品だなと感じました。 ネタバレになってしますのであまり詳しくはいえませんが、とりあえず青春時代の心の悩み、葛藤などがうまく書かれています。トリックなどは正直二の次って感じですね。 そしてなによりこの本では「同級生」という題名を味わってください^^
心理描写>トリック
本作は、文武両道を標榜する名門高校における2つの死に関わった男子学生の葛藤と、 その死を巡る真相の究明とを描くものです。 著者自身本作はターニングポイントであると述べておられるのですが、 おそらく私が思うに、軽妙な推理小説から、 登場人物のリアルな心理描写を踏まえつつミステリーを展開する、 という路線への第一歩だったのではと推測します。 たしかに、主人公荘一の揺れ動く内面の描写は読み応えがあります。 恋人の死を巡り、果たして俺は本当に彼女を愛していたのか、 愛していたとしたらどのように振舞うのが、彼女の鎮魂につながるのか、といった悩み。 難病を抱える妹への想いや、父親への青臭い怒り。 野球部員や一般のクラスメイトへの濃淡のある友情、 学校や教師の欺瞞に対する憤りやクールな言動…。 警察の捜査に対する知識や推理の確かさは高校生とは思えない(笑)ものの、 このような充実した心理描写が、本書の価値を高めていると思います。

ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)

・ゲーテ
【岩波書店】
発売日: 1958-01
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 798 円(税込)
ファウスト〈第二部〉 (岩波文庫)
ゲーテ
Goethe
カスタマー平均評価:  5
ザビビのファウストへ・・・・(;'Д`)ハァハァ
(;'Д`)ハァハァ さあてファウスト第2部だが・・・ファウストに言いたいことがある・・・。週刊少年漫画板でも聞いたが・・・
おまいの漫画は・・・漫画としての文法が成り立っていないそうだ。
本当にそうなのか・・・
おまいの漫画を一度 読んでみたいと思った。
話はそれだけだ。
人生とともにある読書
私は、あまり一度読んだ本を二度三度と読み返さない方なのだが、「ファウスト」は、多分、中学生で一度、高校で二度、大学で一度、社会人で最低一度は読んだ。読むたびに、自分に迫ってくる個所が変るように思う。また、読書という体験から伝えられるメッセージも変る。なにか教養というものに対して幼いあこがれがあったから、最初の頃は単に名作として無理矢理読んだ。あるいは、手塚治虫の「百物語」などとの関連で読んだのかもしれない。青春のころは、グレートヒェンとの恋物語として読んだように記憶している。自分の恋と、ゲーテの恋を重ねていた。ゲーテが恋多き人生だったと、解説にあったことで安心した。

今回は、最低でも十数年ぶりに第二部から読んでいるのだが、実に面白い。随所に人生の知恵が隠されている。まだ、それらをきちんと自分の文字として、まとめるには自分の筆力があまりにも足りないのだが、くすくす笑ったり、現代との接点のあまりの深さに鳥肌立ちながら、読んでいる。実によい読書体験だ。うれしい。
人間は何も知ることはできない
「私がついに知ったことは、人間は実は何も知ることが出来ないということだ。」と言い、悪魔と生きることを選んだファウスト博士。

彼はその後、恋をし、老人の家を焼き、その人生を謳歌する。
その第2部は音楽のような旋律であり、一貫した何かを語りたいというよりは、人生というものの無常たるところを楽しく唄っているように見える。

さて、このファウストに家を焼かれたフィレモンという老人に、後の心理学者のユング博士は、自らの心の分身にその名前を授けた。
ファウストは間違いを犯す、間違いを犯さざるを得ない。
間違いを犯すこととは、生きることに他ならず、それは悪魔の嘲笑するところである。

彼がその間違いだらけの人生にそれでも美しいと言うのならば、賭けは悪魔の勝ちである。
冒頭で世界に絶望し、決してこの言葉を口にする筈のなかったファウスト博士が、終にその世界を素晴らしいと認めてしまう。

「とまれ。全て(あなたは)は美しい。」

この瞬間に、悪魔は賭けに勝利したにもかかわらず、神を裏切った筈のファウスト博士は、神の手助けで昇天する。
何という意味不明な最期なのか。

興味深いことを言えば、人生とは全て苦と説いていた仏陀は、死ぬ直前に自らの最期の食事をふるまった者を祝福しつつ、次のように言った。
「人生とは甘美なものだ!」

ファウストが何故神に祝福されつつ昇天するかは、この作品最期にある言葉、「永遠に女性的なるもの、われらを牽きて昇らしむ。」の謎を解き明かさなければ知ることができない。

「西洋と東洋は分けて考えることはできない」(ゲーテ)
ファイブスタ−
核心をつく第2部。

運命の3女神、灯台守の詩など短詩としても美しい言葉が並ぶ。

運命の3女神のストーリーをベースにした漫画「ファイブスタ−ストーリー」(永野護)も必読。

ゲーテのファウストが難しかった人は手塚治虫さんの「ネオファウスト」を読むと理解できると思う。ただしこちらは執筆中に作者他界。未完に終ってしまった。
可哀想におれという阿呆が・・・
ゲーテが幾十年という歳月をかけて取り組んだ大作。おそらく自分にとってランボーがそうであるように、多くの人にとってこの「ファウスト」は読む場所や気分、年齢によって受け取り方や感じ方が変わるものであるのではないだろうか。読めば読むほど味が出てくる、そして年を重ねるごとに新しく出会う個所がある一方でわからなくなる個所も出てくる、そのような書であるような気がする。“哲学も、法学も、医学も、またいらんことに神学までも、容易ならぬ苦労をしてどん底まで研究してみた。それなのにこの通りだ、可哀想におれという阿呆が。昔よりちっとも利口になっていないじゃないか。”この言葉が二十歳の今、最も印象に残った言葉であったが、この先 読み返したときにいったいどのように感じるのだろうか。まったく未知数でであるがゆえに楽しみである。


古事記―マンガ日本の古典 (1) 中公文庫

[ 文庫 ]
古事記―マンガ日本の古典 (1) 中公文庫

・石ノ森 章太郎
【中央公論新社】
発売日: 1999-06
参考価格: 620 円(税込)
販売価格: 620 円(税込)
古事記―マンガ日本の古典 (1) 中公文庫
石ノ森 章太郎
カスタマー平均評価:  4
ストーリーは古事記の上巻のみです
上巻だけなのが残念。まぁ1冊で収めるには仕方無いですよね。 しかし、上巻のみとはいえ結構細かく描かれていますね。脚注も多くて嬉しい。 既に古事記を読んだことのある人なら「お、これは」と思う箇所もあります。 字でなく絵なので、他の古事記の本で分かり辛かった描写が、本書で理解出来て嬉しかったですね。 本書には系図が載ってないのがイタイところかな。系図があれば「○○って誰の子だっけ?」といった時に見やすいですが、本書には無いので、ペラペラと該当ページを探す必要が……。
有難う!!石ノ森章太郎!!!
国卑洋尊の風潮の日本だが、古事記は世界に冠たる読み物だと思う。 少なくともギリシャ神話の上をいっている。 しかし、国内での知名度はギリシャ神話の方が上という状況だ。 本書は石ノ森章太郎氏が古事記について漫画で分かりやすくした傑作だ。 省略した部分はあるが、古事記全体を分かりやすく伝えていると思う。 日本人なら、日本の歴史?である古事記を知識として知っているべきではないだろうか?? 難解な書を分かりやすくしてくれた石ノ森氏に深く感謝したい。 本書を国宝にして欲しい!!!
強?い女の子たち……古事記の入門編としてはベスト
石ノ森章太郎さんの描く古事記コミックス版です。 語り部の太安万侶氏がいい味を出していまして 古事記本編への突っ込みがなかなか笑わせてくれます。 時々石ノ森先生も出てきます。 要点をかいつまんだダイジェスト編ですが、 この漫画の特色としては 女の子にかかわったお陰で男の神様が歴史を動かす というパターンが多かったこと。 実際古事記の女神様もこんな感じですが この漫画ではそれをちょっと強調しています。 したたかで我の強い女の子、純然な乙女の涙で奮い立つ男の子。 個性的な登場人物ばかりですが石ノ森さんの独特な作風で嫌味に感じません。 最上神として天上天下唯独尊のアマテラスも微妙な匙加減で美しく可憐です。 肩の力を抜いて読める漫画ですので古事記入門編としてはベスト。 興味のある方は是非一読してください。
ダイジェスト
やはりストーリーに端折った感はあるがやむを得ないかなといったところ。性的描写はさらっと描いており、子どもに見せるのにそこまで心配はない(個人的には、ですが)と思います。登場人物の名前をカタカナのみで書くと、どうしても無意識のうちに読み飛ばしてしまいます…。漢字にルビを振る形の方がよいかなと。

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

・東野 圭吾
【講談社】
発売日: 1997-05
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)
東野 圭吾
カスタマー平均評価:  4
伏線が秀逸
主な登場人物が2人しかおらず、ストーリー性はほとんどないが、完成度が高い。 伏線がこれでもかというくらいに登場し、それでいて何一つ無駄がない。 後半のスピード感のある展開は爽快であり、某事実が発覚した場面は鳥肌もの。 東野氏には毎回騙され続けているが、今回も例外ではなかった。
謎解きモノとしては秀逸
ある家で自分の出生の謎を解くというストーリー。 おそらく少なくない人が、スーパーファミコン/プレイステーションの「弟切草」をイメージしたことかと思う。 徐々にそのベールが剥がされていき、真実が明らかになる流れは実に秀逸。 複線も見事に回収され、破綻は無い。 ホラー要素は無いものの、知らない事実が明かされる流れは恐怖感を感じる。 初期の東野さんのストーリーテラーぶりが遺憾なく発揮されている。
誰もが持つ、葬り去った忌まわしい過去
学生時代の恋人に懇願されて、彼女の父親が生前に通っていたと思われる"謎の屋敷"を訪れることになった「僕」。 幼い頃の記憶が欠落している彼女は、その家にこそそれを蘇らせる手がかりがあるのだと信じていた。 しかしその家に人が住んでいる気配はなく、代わりに残されていた不気味な物たち。 2人は、それらを手がかりにその家に秘められた謎を解こうとするのだが・・。 物語は家の中から一歩も外へ出ることがなく、この家を訪れたところから始まり、そしてこの家の中で完結する。 今ここで事件が起きているわけではないのだが、廃屋の中で解き明かされてゆく謎にリアルにドキドキし、 ホラー映画を見ているような緊張感と恐怖に襲われた。 しかし、最後にタイトルの意味、作者の伝えたかったことが理解出来ると、とても好きな作品のひとつになった。
伏線が上手い
登場人物は基本的に2人。 舞台もある「家」の内部のみ。 しかし、精巧に張り巡らされた伏線と中盤以降の緊迫感は、そのような小規模な舞台設定であることを忘れさせてくれる。 「家」に隠された謎が次第に明らかになっていく展開は圧巻である。 作者の他の代表作とは一味違った傑作ミステリーだといえるだろう。
次第に霧が晴れていく…。
本作は、夫とも幼い娘ともうまく生活を送れずに苦悩する女性が、 その原因を、記憶から飛んでしまっている自分の幼少時代に求め、 かつて恋人だった男性と共に、ある謎めいた一軒の家を探索するという物語です。 ちなみに主人公は、この突拍子もない申し出を受けた男性です。 妙な構造をしている上に生活感もない家は、 女性の亡父がなぜかよく訪れていたようであった。 男女が当てもなく探索しているうちに、ヒントとなるアイテムが少しずつ見つかる。 同時に、失われていた女性の記憶も少しずつ戻り始める。 真実はいったい何なのか…。 本作は、真相を予測するのが困難なため、 まるで、登場人物と共に読者も家捜しをしている錯覚に陥ります。 そして、元恋人同士だった二人の微妙な関係性の描写や、 巧みに織り交ぜられた、子供を巡る深刻な社会問題への言及も秀逸です。 もっとも、幼少期の記憶に封印をした情緒不安定な女性、という点で、 若干気づかされてしまう面もありますが…。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク