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幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書) 「世間」とは何か (講談社現代新書) 逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫) クアトロ・ラガッツィ 下―天正少年使節と世界帝国 (2) (集英社文庫 わ 13-2) 出雲国風土記 (講談社学術文庫) 春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫) 十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫) 太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル 学ばざる軍隊 (角川文庫) 傭兵の二千年史 (講談社現代新書) 驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)
幕末・維新―シリーズ日本近現代.. 「世間」とは何か (講談社現代.. 逆説の日本史〈7〉中世王権編―.. クアトロ・ラガッツィ 下―天正.. 出雲国風土記 (講談社学術文庫.. 春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫) 十八史略(下) 激動に生きる .. 太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガ.. 傭兵の二千年史 (講談社現代新.. 驕れる白人と闘うための日本近代..

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幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)

[ 新書 ]
幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)

・井上 勝生
【岩波書店】
発売日: 2006-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
幕末・維新―シリーズ日本近現代史〈1〉 (岩波新書)
井上 勝生
カスタマー平均評価:  4
充実の内容。
 私は人間不信というか、無私無欲の人間なんて そうそう居ないよなあって思ってしまうもので 司馬史観に立った書物が幅を利かせている現状に ”嘘くさいなあ、本当かなあ?”とうんざりしています。 幕末の15年間だけを切り取って日本人を捉えるのは非常に危険だと思う。  本シリーズは司馬史観とは全くかけ離れた立場から書かれた 特筆すべくシリーズだと思う。近年の傾向としては 過剰に日本人を擁護するような史観が目立たないだろうか? 恥ずべき点としてしっかりと見つめなおすべき点があるのではないだろうか?  照明で言えば逆方向からのライトの当て方だが 本シリーズの捉え方に注目しても良いと思う。
篤姫もビックリ!
 2008年日本の多くのメディアを席巻したNHK大河ドラマ「篤姫」。圧倒的な人気番組で放送時間帯は、風呂屋・風呂桶・カラオケ屋が空っぽになったとか・・・・・。  「篤姫」を見終わってから本書を読んだので、なんだか物足りない。ドラマが圧倒的な時代背景のスケール感と、直五郎さんとか坂本竜馬クンとか西郷隆盛どん等々とか、維新の個々の立役者がこれまた個性的なスケール感で迫ってきたので、本書の「井上勝生流&岩波新書流 維新論・天皇開国論」で描かれている個々のトピックがみみっちく、小さく感じられるのだ。  薩長同盟、西南戦争、その他の戊辰戦争等々、さらっと流さずにもっと詳しく書いてほしかったなあ、もう。天皇・朝廷の攘夷論というこれまでの常識を覆そうとしているのはわかるが、ドラマを見ていた限り、家定にしろ、慶喜にしろ、決して攘夷論者には見えなかったけどなあ。  幕末はいろんな事件が短い期間に実に多く起こっているので、なかなか一度見ただけ、読んだだけではよくわからない。DVDも出てきたようだし、さあもう一度、いまや国民的女優になってしまった宮崎あおいちゃんの「篤姫」を、じっくりと観ようではないか。できれば、本書もね!
この時代に生きたいか?
いまになって振り返ってみれば「お侍の鎖国時代から近代国家への脱皮」でまとめられてしまう幕末・維新。けれども近代国家に落ち着くまでの騒動は無理難題と不条理に満ちた奇々怪々で常軌を逸した事件の連続であった。主役が藩から個人に移り、主役の個人もころころ代わり、日本と交渉しようとする外国人たちもさぞ迷ったことにちがいない。人権や命の重さや保証などという概念のまったく存在しなかった力と運の時代を理想の時代と祭り上げる安易さは、本書を読んで今一度再考すべきだろう。
偽りの明治維新?
明治初期の「解放令」に民衆が反発して被差別部落を襲撃したのも、 前近代の民衆社会が「成熟」していたことの証なんでしょうか? この本はまず結論ありきで、それを証拠立てるために エピソードが羅列されるという感じです。 「幕府はすばらしかった、薩長は卑怯で非情だった、 江戸時代の民衆は豊かで、開国によりさらに富んだ」 その主張に都合の良い事実は過大に書かれ、都合の悪い事実には まったく触れられません。 それ以前に著者は上記の主張に関わるエピソードに紙幅を費やし、 メインストリームである国内政治権力の移動と盛衰の描写については 通説俗説の枠を出ておらず、事実関係にも不正確な点があり、 はっきり言えば、いい加減です。 徳川幕府が著者の主張するとおり「成熟」したすばらしいものだったら、 なぜ倒れたのか。 この本を読んでも理解はできないと思います。 著者がどんなに19世紀西洋人のごとく 有色人種の「半未開」を賞賛し、 その中で危機感と向上心を抱いて「開化」をめざした 者たちを非難しようと、明治維新が日本を救ったことは否定できません。 少なくとも「通史」として岩波新書のブランドを背負うに足る 書物だとはとても思えません。 (ある意味岩波にふさわしいのか?)
愚者は経験に学び、知者は歴史に学ぶ
 B29に竹槍で挑む、などと強弁して憚らぬ輩がいた。黒船の号砲に「尊皇攘夷」と吹き 上がる輩がいた。今日も、外資やグローバリゼーションの接近に対して単調な品格や武士道を 語る(否、騙る?)輩が後を絶たない。  しかし、そのような己の無謬を信じて疑わぬ原理主義者たちをよそに、「夷を以って夷を 制す」したたかさで、外国と渡り合った男たちもいた。彼らはその論理能力によって「夷」と 正面から向き合い、自国の国益もその論理に従って思索した。「黒土も辞さず」は真に政治を 担うべき資質の著しい欠如の証明。幕末の日本、論理を語る彼らの姿勢はまさに国士たる 振る舞い、実に胸のすくような思いがする。  井上氏が本書において提示した開国から維新へと向かう歴史観はいかにも野心的、それこそ 議論や異存の余地は多々あろう、しかし、一定の支持に値するものと私は見受ける。  とりあえずの疑問点を私なりに一点挙げる。それは最終章のアジアをめぐる議論の説得力。 福沢諭吉が「脱亜入欧」を説いたのは、まさに中国朝鮮に例の論理的態度が欠けていたからに 他ならない。  こうした問題についても、まさに論理的、説得的な議論が興ることを望む次第。

「世間」とは何か (講談社現代新書)

[ − ]
「世間」とは何か (講談社現代新書)

・阿部 謹也
【講談社】
発売日: 1995-07-20
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
「世間」とは何か (講談社現代新書)
阿部 謹也
カスタマー平均評価:  3.5
東西の個人と社会そして「自由・平等・平和」の成り立ち
自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫 あ 4-3) は著者がヨーロッパ社会に興味を持ち、西洋中世史を志すようになった経緯をとおして、ヨーロッパ中世史を人間関係の変化から読み解いています。たとえば、なぜ自然科学や資本主義がヨーロッパに誕生し、発達したか。二つの宇宙(ミクロコスモス、マクロコスモス)の章では、なぜ中世人たちは、占星術を深く信じていたかや、神殿をめぐって「アジ?ル(避難所)」が語られます。唐突ですが、高校生が発した質問「鎌倉以降天皇の力が弱くなりながらもなぜ現代まで存続できたのか。」「なぜ、平安末、鎌倉という時代に優れた宗教家が多く現れたのか。」という問題に答えようとして、網野善彦は日本中世のアジ―ルについて「無縁・公界・楽(平凡社)」を書いたわけですが、この大きな質問は、この「無縁」原理がキリスト教会によって制度化され、ヨーロッパにのみ、なぜ自由・平等・平和の思想が生み出されたかということにつながっていきます。さて、人間関係といえば、人間と人間のあらゆる関係の総体を社会(society) と呼びますが、阿部氏は日本にはヨーロッパ社会と異質の、「世間」があることを指摘しました「「世間」とは何か(講談社) 」。日本の学者の大多数が日本社会を「社会」という言葉で論ずるとき、実際の日本社会「世間」とのずれを全く理解していないことを指摘しました。また、社会は、個人から成り立っていますが、日本おける個人のあり方とヨーロッパにおける個人のあり方は根本的に異なっています。ミッシェル・フーコーが指摘しているようにヨーロッパにおける「個人」の成立にカトリックの「告解」が深くかかわっていますが、阿部氏は、さらに中世人が告解をとおして「男と女の関係の問題」を「自覚」する中に個人の誕生を見たのです。(「西洋中世の男と女」筑摩書房)。
世間は何かは人それぞれ
社会と世間との違いはわかったが、現代一般に使われている世間の解体はされずに終わってしまった。
「世間」は空気のように見えない、感じない
***** 阿部謹也氏が亡くなった。享年71歳。 ドイツ中世史を専門とする阿部謹也は『ハーメルンの笛吹き男』で知られるが、 彼の名前が広く一般に知られるようになったのは『世間とは何か』が上梓 されたのちだろう。彼の「世間論」をアカデミズムは無視した。自身が「世間」 の住人である学者たちにとって阿部の指摘する「世間」は空気のようなものなの で対象化できなかったせいだ。阿部を支持したのは、この日本社会が妙に生き にくいと感じていた一般読者だった。 喫茶店で携帯電話を取り出し、大声でしゃべっている中年男性がいた。 高価そうなスーツ姿、滑舌の良い声で完璧な敬語を使っている。どこから見ても 経験豊富で有能な営業マンにしか見えない。取引先らしき相手への丁寧な対応は 模範になるようなものだった。しかし、すぐ周りにいる人間へのこの男の配慮は ゼロであった。この極端な落差はいったいどこからくるのか。電話の向こうの相手 には常識をわきまえた適切な対応ができるのに、すぐ隣にいる人間への配慮が どうして欠如してしまうのか。 この日本社会がなにやら生きにくい、周りの人間の言動が理解しがたいと普段から 感じることの多い人にとって『世間とは何か』『日本社会で生きるということ』は 必読書である。
我々が生きる日本社会の特質
本書は、ドイツ中世史を専門とする著者が、 「世間」という日本社会に連綿と息づく社会的特質を 様々な文献を手がかりとして描き出したものである。 既にレビューも数多く、書くべきところは殆ど無い。 よって、ここでは重複を避けるため私的感想のみを述べるに留まろう。 蛇足と理解しつつ、本レビューを読んで頂きたい。 思春期を迎え青年期に入るなり、若干の海外生活の経験がある私(ごとき)は、 日本で暮らす事にある「生き辛さ」を感じてしまった。 「自分が正しいと思う道を突き進め」などと、 「個人」を尊重した価値規範を基にのたまわれる口当たり美味な少年時代の教えは 現代日本社会においてはある種弊害となる。 実際には、正しいと思った事をこの場所で突き通すには覚悟と根性と才能が必要である。 何故必要なのか? 何故突き通せないのか?  その答えが「世間」という日本社会構造の存在とその作用である。 詳しくは本書にて。 注記しておくが、 私はこの「世間」にある「生き辛さ」を感じてしまったが 著者も指摘するように、「世間」は「安心」も与えてくれる。 少年時代に教授された個人主義を典とする甘美な思想に酔いしれ、 青年時代の「生き辛さ」の大海においても二日酔い状態だった私だが、 成年時代の今では酔いも醒め、その「安心」の大海の漣に片足の踝程まで浸している。 盛年の盛りを取り戻すべく、今また酒を手に取りチビチビと盛っている(実際には下戸だが)。
世間の謎
 多くの実例を元に日本に残る「世間」というものを解きあかした名著。  ある意味それは空気といってもいいかもしれない。  いまだに日本人の間に残っている「空気を読め」という言葉などもそうだ。  少なくとも日本人にはシロクロをはっきりつけるという意識は学者でもいまだに存在しない。  罪をおかしていなくても疑われた場合世間を騒がせて申訳ないと謝罪しなければならない。  特に後半の漱石を中心に分析した項は日本人がいまだに近代を迎えていないと痛感させられる。  日本の自称近代人や自称西洋学者たちが見てみぬ振りをしようとしたものをまざまざと見せ付けてくれる。

逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)

[ 文庫 ]
逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)

・井沢 元彦
【小学館】
発売日: 2003-02
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
逆説の日本史〈7〉中世王権編―太平記と南北朝の謎 (小学館文庫)
井沢 元彦
カスタマー平均評価:  4.5
井沢ワールドの中間試験
本書ではまず、「太平記」が、「源氏物語」や、「万葉集」とおなじ目線の上で書かれたものである事を詳細に説明しています。 ここでは、今まで著者がさんざん説明してきた、「怨霊信仰」、「言霊信仰」を再度検証するべく、この二つの考え方を無視して正しい解釈は出来ない事を解説します。 後半は、室町幕府の成立に絡み、後醍醐天皇、足利尊氏、義満、義教のを検証する事で、「ケガレ」と「和の精神」がここでも生きている事を証明しています。 どちらも、6巻までを読んでいる人には、「なるほど、そうつながるのか」と納得する論法で、日本史を読み解くために必要な4つのキイワードの中間決算的内容にも受け取れました。 室町時代は、その後の戦国時代から江戸時代に比べ、なじみが少なかったんですが、このキイワードで読み解くと、戦国時代以降に発生する物語の萌芽がそこら中にあることがわかり、かなりエキサイティングな時代だった事を知る事が出来ました。
室町時代の政争ってこんなに面白いんだ
「逆説シリーズ」第七作。"建武の新政"の失敗から"恐怖の魔王"足利義教の死までを描いている。義満・義教の評価を初めとして、「室町時代の政争ってこんなに面白いんだ」と実感させてくれる出色の出来。 "建武の新政"の失敗が、他人の事を考えない後醍醐天皇のワガママによるという指摘はごもっとも。日本においては、天皇自らが策動すると国が乱れるという典型である。間に「太平記」を題に採って、朱子学と老荘思想が語られる。朱子学が自縄自縛の学問であり、危険性を孕んでいるという事が良く分かる。次いで南北朝の争いが語られる。この発端は勿論、後醍醐の責任だが、やはり政争が長引いたのは尊氏の優柔不断のせいだと思う。井沢氏も言う通り、尊氏は「良い人」だったかもしれないが、頼朝・家康のようなビジョンに欠けていた。しかし、この当時は下克上という概念はなかったようだ。本書を読むと、高師直が足利政権を乗っ取っても不思議ではないように思われるが、この時代では許されなかったのであろう。そして、義満論。「天皇になろうとした将軍」の著者としては自家薬籠中の話題。義満の野望にここまで迫った論者は他にいないだろう。最後に、歴史の教科書には登場しない"恐怖の魔王"義教論。本書を読むと、歴史が何故義教を取り上げないのか不思議である。特に義教が信長の先駆者と言う指摘は鋭い。 義満を積極的に取り上げ、しかも義教という普段余り取り上げられない"隠れた傑物"を肯定的に取り上げる等、著者の本領を発揮したシリーズ中の傑作。
言霊思想が克服されると、著者の主張する日本史原理が反証されるのではないでしょうか
 私も『太平記』の分析が面白かった。足利尊氏・直義の対立、南朝の延命、鎌倉府の独立から義教の政策までの絡まり具合は複雑で、これまでよく理解できなかったのだが、本書の説明で一応頭の中の整理はついた(複雑なのは相変わらず)。金閣寺三層構造の話も納得。著者はあとがきで、逆説シリーズの目標は「クロッキーでよいから、日本史の全体像を描き出すこと」だと書いている(p427)。それは良いのだが、実はここまで読み進めてきて気づいたことが一つ。イザワ本を読んでいると、何だか元気がなくなるのだ。で、それは何故かと考えてみた。  著者はシリーズの随所で日本の「言霊信仰」の抽象性を批判する。この巻でも後醍醐が「軍隊」を「ケガレ」と見たため、「有事」に現実的な対応ができなかったと説明(p15その他)。あるいは足利義教再評価の過程で、「和=話し合い至上主義」の限界を指摘する。ところが、これらが「日本史を貫く鉄則・原理」(p391、p411他)だと示すことこそが、本シリーズ全体の主題に他ならない。「普通の国」を志向した義教も信長も「日本の根本秩序を揺るがそうとする人間に対する」フィードバックによって歴史から抹殺された(p416)。天皇制秩序を壊乱する者は例外なく挫折した(その割に、何度か皇統の断絶が起こっているらしいのだが…)。  少なくともここまで読む限り、本シリーズは「日本では改革者は必敗」という、実にネガティヴで根暗な物語なのだ。これじゃ元気出るワケがない。加えて、義教評価に際して「最大領土」の尺度をグローバル・スタンダードのように持ち出す件りがあるが(p401)、私は現代世界にそのような評価基準が通用するとは信じがたい。
尊氏、義満、義教
室町幕府の成立からその最盛期である足利義教まで。

幕府といっても徳川幕府ほどの力はなく、九州などはなかなか統治できないなど、鎌倉幕府に続いてその実態がよく分かる。

そしてもちろん、南北朝時代がなぜ出現したのか、というところも。
尊氏が「いい人」であるが故に南北朝の混乱を招いた、というのはポイント。

その他にも“天皇になろうとした将軍”義満や、“天魔王”義教など、日本史上に残る重要人物が次々出てくる。
こと義教に関しては著者も触れているが、明石散人『二人の天魔王』を併せて読めば完璧。

特に天皇という存在について詳しく触れられているのが大きな特徴です。
日本人を知る
日本の歴史の屈折点。この時代を知ることは、現代日本人の原点を知ること。
現代日本人の根底にある、現代日本人が意識していない、日本人の価値観を詳しく平易に解説。日本人の無意識の考え方を知ることは、社会生活に役立つ事間違いなし。お勧めです。


クアトロ・ラガッツィ 下―天正少年使節と世界帝国 (2) (集英社文庫 わ 13-2)

[ 文庫 ]
クアトロ・ラガッツィ 下―天正少年使節と世界帝国 (2) (集英社文庫 わ 13-2)

・若桑 みどり
【集英社】
発売日: 2008-03-19
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
クアトロ・ラガッツィ 下―天正少年使節と世界帝国 (2) (集英社文庫 わ 13-2)
若桑 みどり
カスタマー平均評価:  5
歴史の影に生きた小さなヒーロー達(2) 
下巻の前半部は、長くしかも深刻な著作の中にあって一番華やいだ、そして読者にとっては息抜きのできる部分だ。使節派遣の立案者、イエズス会の巡察師ヴァリニァーノはヨーロッパでの彼らの待遇について「あくまでも質素に、しかし心のこもった暖かいもてなし」と指示した。だが彼の当初の希望とは裏腹に、当時の諸国の権力者達の見栄の張り合いによって少年使節への歓待が野放図にエスカレートしていくところは読んでいて思わず笑いが込み上げて来る。スペイン国王フェリペ二世が少年達を国賓扱いしたことを知ったイタリアのトスカーナ大公フランチェスコ・デイ・メディチはそれを上回る舞踏会付の大歓迎会を催した。使節の最終目的であったカトリックの総本山、バチカンのローマ教皇グレゴリウス十三世の謁見に至っては当初非公式の予定だった簡素な式典を反故にして、枢機卿、大司教、貴族や騎士達が勢揃いするローマ全体を巻き込んだ公式の大謁見になってしまう。彼らのローマ市入場はあたかも凱旋将軍の如く、聖天使城から打ち上げられた160発の祝砲とファンファーレの鳴り響く中で行われたのだ。 少年使節が滞欧中、日本では劇的な政治変遷が続いた。この本の下巻中間部では本能寺の変を中心に、節操無く常に勝利者側に身を寄せる風見鶏的な朝廷や、その後の秀吉の伴天連追放令から更に徳川幕府の陰湿で徹底したキリシタン迫害に焦点を当て歴史の真相に迫っている。 一縷の希望をも見出せない後半部分を読み通すのは辛いものがある。著者はその後の四人が辿った足跡を追う。そこにはかつての少年達の魂の叫び声が聞こえてくるようだ。

出雲国風土記 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
出雲国風土記 (講談社学術文庫)

【講談社】
発売日: 1999-06
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
出雲国風土記 (講談社学術文庫)
 
カスタマー平均評価:  5
島根観光には是非欲しい1冊
学問的な正確さについては全くわかりませんが、『風土記』は、注と訳が上下に付いている『新日本古典文学全集』版(B5版)が断然読みやすいと思います。私も家ではそれを読みました。しかし、レンタカーでの島根への短い旅に出たとき、往復の電車の中で読んだのは、小型のこの本でした。この本は読み物としては退屈な部分が多いと正直思います。しかし、珠玉のように感動的な部分もあります。また、私はほんの少しだけですが、現地に立つこともできました。「国庁意宇郡家北十字街」という十字路といわれる場所に立った時は本当に感動しました。また、この風土記に見える三つの寺の跡にも行きましたがそれぞれ感動的でした。やはり、「原本」はたとえ現代語訳で読んだとしても、解説よりも百倍いいと感じました。ということで、島根観光には是非欲しい1冊といえるかもしれません。
古代出雲の風土。
 『出雲国風土記』の全訳註。巻末には原文を収録し、また『出雲国風土記』の地名マップもつけています。

 本文は読み下し文で進められます。『出雲国風土記』は、《郡総記/郷/山河/郡境路程》というように大変整然としていることもあって、そのつど現代語訳、註、解説をほどこす丁寧な構成になっています。見所はやはり『記紀』にはない独自でより素朴な神話伝承の世界。また整理された内容から古代出雲の地理がよくわかります。巻末の地名マップを参照するとより理解できます。

 単に神話伝説を読むだけでなく、古代出雲の地理の理解のために。また日本神話の形成や、出雲国造家と中央政権との関係を考える上でも重要な1冊。


春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫)

[ 文庫 ]
春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫)

【岩波書店】
発売日: 1989-02
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫)
 
カスタマー平均評価:  5
晏子と子産の活躍!
中巻の見せ場は斉、晋、楚の強国の三つ巴の死闘と駆け引き。君主と言えども凡庸ならば部下に寝首をかかれる激動の時代に二人の賢人が現れる。晏子と子産、のちに孔子も尊敬したという名宰相の進退からは、現代の私達にも多くを学ぶことができる。一番面白く読めた巻だ。
たいへんよいほん
 訳本としてこれほど読みやすい本は岩波文庫としては随一。他の本が学者が学者らしく偉そうに書いてあるのに対し、こちらはどうにかして読者に理解させようとする努力がひしひしと伝わってくるとても分かりやすくて楽しい本です。

十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)

[ 文庫 ]
十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)

・安岡 正篤
【PHP研究所】
発売日: 2005-03-02
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
十八史略(下) 激動に生きる 強さの活学 (PHP文庫)
安岡 正篤
カスタマー平均評価:  4
人間学の本
十八史略は歴史小説として発売されている他の書籍は駆け足過ぎて面白みが少ないのですが、この本は、人間学に視点をあてた、碩学安岡氏の講演をもとに書かれたもので、東洋思想を人物表現の中に彷彿とさせる、氏らしい重みのある仕上がりとなっている。

太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル 学ばざる軍隊 (角川文庫)

[ 文庫 ]
太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル 学ばざる軍隊 (角川文庫)

【角川書店】
発売日: 1995-05
参考価格: 525 円(税込)
販売価格: 525 円(税込)
太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル 学ばざる軍隊 (角川文庫)
 
カスタマー平均評価:  4.5
昔から日本はこうだったんだ 1
 主旨は明快でタイトル通りです。読みやすくまた説得力のある文章です。戦に負けた側の国民として得るところが多いわけです。このシリーズの読後、時代を超えて「今も変わらない」という情感が押さえられません。  宇宙開発、生命工学、エネルギー等の開発競争は国家の将来を左右するソフトな戦争といえますが、これらのプロジェクトにおいて投資に見合った成果が日本ではあがらずインド・中国に追い越されている現状です。当時、戦争に勝つことは国の将来を左右する一大プロジェクトであり、その準備、戦略、そしてそれを運用していくシステムがいかにでたらめだったかシリーズで相互に補完しあっています。この刊では太平洋戦争の敗北をその時代のスーパーエリートといわれた大本営構成員の能力が他国のエリートに比べるときわめて低かったことと結論されますが、いまの官僚の能力に通ずるものがあります。詰まるところ責任感太平洋戦争 日本の敗因〈4〉責任なき戦場 インパール (角川文庫)、行動力太平洋戦争 日本の敗因〈3〉電子兵器「カミカゼ」を制す (角川文庫)太平洋戦争 日本の敗因〈6〉外交なき戦争の終末 (角川文庫)、判断力太平洋戦争 日本の敗因〈1〉日米開戦 勝算なし (角川文庫)、品性太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫)を身につけたエリートを日本は選ばないということか。それとも育てないのか。
組織の欠陥と著者の欠陥と・・・
読みやすいし分かりやすいし値段も安いので、とてもいい本だと思います。 が、この本では日本軍はダメだったと結論ありきになっています。 なので批判しなくてもいいところまで批判しているのが残念。 日本軍に対して悪意に満ちた文章は、予備知識のない読者にいらぬイメージを与えるのではないでしょうか?
正に失敗に学ばぬ軍隊。
餓島に上陸した総人員31,358人、そのうち戦死・行方不明者21,138人、そのうち戦闘で死亡は約5,000人、残りの約16,000人が飢えと病に倒れた。この悲惨な状況をもたらせた旧日本軍の体質と失敗を解き明かせてくれる。そもそもガダルカナル戦当時の大本営陸軍部作戦課、この密室にいた参謀は12人、全員が陸軍大学校を出て軍人純粋培養教育を受けた超エリート達。特に問題はこの中の田中新一中将(作戦部長)、服部卓四郎大佐(作戦課長)、戦争前から常に戦線拡大や開戦を唱えてきた輩だ。それと独断専行の雄、辻政信中佐(作戦班長)だ。旧日本陸軍の伝統のとにかく「強がり」。精神主義が絶対であり、威勢のよい積極論だけが重視され、現実を冷静に見た意見は悲観論にされる。とにかく白兵突撃に頼る旧日本軍。自動小銃の装備化よりも将校の軍刀、三八式歩兵銃と銃剣だ。そして捕虜は恥という強い意識で、「生きて虜囚の辱めを受けず」という世界で日本だけの特異性。そして「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という意識が全くない旧日本軍。輸送船団が崩壊した。正に餓島での放浪、多数の兵の犬死。組織における問題ある幹部の言動、失敗、扱いには現代の組織にも十二分に参考になるものだ。
無謀な突撃
近代化されたアメリカ軍に、突撃を繰り返し、無用な損害を出し続けた日本陸軍の体制が書かれています。ノモンハン事件でのソ連軍に対する敗戦が生かされず、陸軍指導部は責任をとらないまま、同じ失敗を繰り返し、どうにもならない事態へと進んでいってしまった経過がわかります。読んだ後は、同じ日本人としてむなしい気持ちに襲われます。
憂鬱になりますね。
失敗を繰り返しても繰り返しても「精神がなっとらん」という結論しか出せない精神構造はどこから来たのか?この辺の解明も面白く読みました。それにしてもイヤになりますね。ただ、もうスタートから失敗しているわけでして、原爆を落とされない限り止らん暴走だったことが良くわかります。どうしてこうなったんでしょうか?どの時点が運命の分かれ道だったのでしょうね?それこそ、この失敗を二度としないようにチャンとした判断が出来る国にしないといけません。機関銃の前に日本刀振りかざして突っ込む軍隊がどこにあるんや?全部死んでしまうやろ?理解できんデス。

傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

[ 新書 ]
傭兵の二千年史 (講談社現代新書)

・菊池 良生
【講談社】
発売日: 2002-01
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
傭兵の二千年史 (講談社現代新書)
菊池 良生
カスタマー平均評価:  4
傭兵が戦うのが人類の戦争史の主流
ヨーロッパ(特にドイツ圏)の傭兵の通史で非常に読み易く、分かり易い本。古代、現代やヨーロッパ圏外の傭兵についての記述は少ない。 しかし今、私たちが戦争、というと徴兵された各国の兵士が戦うもの、と言う認識が国民国家が成立した300年かそこらのもの。母国のために戦い死ぬ、ということはまったくの近現代の感情、常識であり、当たり前のことではない、ということがよく分かる本である。 それにしても、傭兵ということばになぜか、ロマンティズムを感じさせられることがあるのは、自ら戦うことを選んだ、というドイツのランツクネヒト達の最後の哀しいプライドが傭兵観に反映されているからだろうか?
面白い話がもりだくさんで読みやすい本です。
同じ著者の「戦うハプスブルク家」は読みづらかったが、本書は心配不要。文章は読みやすいし、ヨーロッパの戦争史において軍隊の中核をなした傭兵及び軍制改革という観点からヨーロッパ史を眺めることのできるお薦めの本である。古代ギリシャ、ローマでの傭兵に触れているのは少しだけなので、実質的には「ヨーロッパの傭兵の千年史」と題すべきかもしれないが、第3章以降は歴史の裏側をのぞくような面白さ、様々なこぼれ話に満ちている。何故中世君主は傭兵に依存するようになったか、ヨーロッパが「邪悪な戦争」の連続に突入するまでは八百長の戦いもあったこと、スイスが実は「血の輸出」で名を馳せていたこと、ランツクネヒトというドイツ人傭兵部隊は自由をアイデンティティとし、労働的組合的な職能を持つ兵士集会が認められていたこと等は本書で初めて知った。傭兵を率いる隊長は企業家のような存在であったこと、傭兵たちの悪逆非道ぶり、逆に傭兵哀史といった面も十分カバーしている。 さて、本書は祖国のために進んで命を投げ出そうとするナショナリズムの仕組みを、忠誠、祖国愛とは遠い存在である傭兵の歴史から逆説的に探ることを目的としているが、それは達成されただろうか。ナショナリズムを担う国民軍誕生の瞬間は見事に捕らえている。傭兵の自由戦士的側面が君主権力によって奪われていったこと、徴兵制度の導入等の軍制改革によって傭兵の地位が下がっていったこと、兵士たちが祖国を意識するようになったことの説明は十分である。しかし、祖国のために死ぬことを厭わないまでにはまだ距離がある。著者は米国独立、仏革命の革命精神が契機と言いたいようだが、何故革命精神が傭兵との対極にある国民軍を生み出すことになったのか、もう少し掘り下げた説明が欲しかった。が、そうすると市民革命の本質を探らねばならず、本書ではカバーしきれないか?その点を惜しく思う。
ヨーロッパ中世の再発見
二千年史、とのタイトルですが、最初の千年(ギリシア?ローマあたり)は数十ページでさらりと流されます(笑)。正直、そこまで読んだときは、ああちょっと購入早まったかなーと思いました。 しかし、中世に入ってからは面白いです。 騎士は主君と期間契約しているから、期間外は「傭兵騎士」として他の主君に仕えるものがいただとか、あまり知られていないことが書かれており、従来のステレオタイプ的な騎士世界とは違った視点でヨーロッパ史を眺められました。 スイス傭兵(国家に売られた傭兵たち、兄弟が両陣営に売られて殺し合ったりとかがあった)についてとか、イタリアのルネサンス期の傭兵についてももちろん触れられていますが、傭兵から身を起こして一代でミラノ公になったスフォルツァについてとか。ちょびっとマキャベリも登場。 そして、「イタリア戦争」から「ドイツ三十年戦争」(傭兵隊長として史上最も有名な?ヴァレンシュタインについても)、「ネーデルラント独立戦争」「スペイン継承戦争」などを経て「フランス革命」まで、傭兵たちの戦争としての通史で、これが分かりやすかった。いままでこの前近代の歴史って何がなんだかよく分からなかったのですが、一連の流れとして理解できました。 特にページを割かれているのが、ドイツの〈ランツクネヒト〉という傭兵団(のあつまり)についてです。これがたぶん「通ったあとにはペンペン草さえ残らない」と言われている傭兵団のモデルなんではないかと思いますが、その独特の「文化」についていろいろと書かれております。 あとがきで「ドイツ傭兵(ランツクネヒト)の文化史―中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌」が種本の一つとされています。そっちも面白そうなんですが、高いので、まず入門編としてもオススメかと。 この本は「傭兵を通じて、国民国家と国民軍の誕生をあぶり出す」のが目的なので、フランス革命以後の傭兵についてはまたさらりと流す程度しか書かれていません。まあそういうのは、落合信彦とかを読むといいのかなぁ(笑)。
傭兵で読み解くヨーロッパ史
傭兵の歴史を、ギリシャ、ローマから中世そして現代まで追うことにより、傭兵が生まれた背景や形態、そして戦術を述べる。そして、傭兵が無くなった時、国民が生まれたと説く。それは、帝国主義国家の誕生でもあったと思う。
ヨーロッパの歴史が、武器と戦争からよく見えてくる。また、戦術のTTは予想以上に早いことなど面白い記述も多い。
欧州の戦争に関するイメージが変わる
欧州の戦争って結局傭兵がやっていた時期がすごく長いのねということがわかる本。
その影響でバチカンの護衛はスイス人しかできないなんて変な歴史を感じる。
個々の傭兵たちの活躍しか書いてないのは新書という性格上仕方のないことでしょう。
それにしても日本ではなぜこういう傭兵が出てこなかったのだろう。
(雑賀衆や根来衆が近いかもしれないが)
土地に対する思い入れに違いなんでしょうか?

驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)

[ 文庫 ]
驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)

・松原 久子
【文藝春秋】
発売日: 2008-09-03
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
驕れる白人と闘うための日本近代史 (文春文庫)
松原 久子
カスタマー平均評価:  4.5
Japanemationだけではない日本
タイトルは非常に刺激的だが、内容は知的好奇心を刺激する。 「日本」をいかに世界に対してアピールしていくのか、を目的に、 日本人の筆者がドイツ語で書いた本の翻訳本である。 鎖国時代の日本の知恵が、今後のグローバル化されていく世界において、 必要な知恵となる、という著者の意見に興味を掻き立てられる。
「こんな見方もできるのか」と目から鱗の歴史観
随分と刺激的なタイトルだけど、面白かった。 今の世界の歴史観がどれほど欧米諸国によって作られたものであるか、痛烈に批判している。 日本の発展が、ときに欧米諸国から強く非難される現代の日本が、 いかにその欧米から強要される形でもたらされたものであるかを歴史をなぞって説明し、 皮肉を込めて指摘する。「そういう見方もあるか」と思わされた本だ。 歴史好きならのめり込むように読み進めることができるだろう。 著者は松原久子氏。本書の紹介欄によると、国際基督教大学卒業後、 米ペンシルベニア州立大学大学院で修士号を取得。 さらに西ドイツのゲッティンゲン大学大学院でヨーロッパ文化史学で博士号取得とある。 つまり、歴史の専門家とみていいだろう。 ドイツの週刊新聞「DIE ZEIT」でコラムを持ち、ドイツペンクラブ会員でもあるそうだ。 原書はなんとドイツ語で書かれ、ドイツで出版されたという。 それが別の日本人によって翻訳、出版された。 本書も膨大な参考文献に基づいて書かれており、少なからず偏見もあると思うが 事実関係としてはかなり正しいと考えられる。
松原さんの家
松原さんは信長公を祭った神社のはず。ICU出身で若いころのお話も面白いようです。 本には載っていませんが、ネットで調べるとでてきます。
日本人のための歴史観
知らず知らずのうちに西洋の歴史観が刷り込まれていた自分に驚きました。 「日本人は薬を飲み、直ぐに気分が良くなった。忘れてしまっていた遠い昔に返ったような安心感を味わった。」 本書の中の、この一文を読んだ時、涙が出てきました。これだけを読んでも何のことかは分からないでしょうが、本書を読めば合点がいくことでしょう。 私自身の歴史観や判断基準の中に、日本人的なものと西洋的なものとが混じり合っていて、自分自身でちぐはぐに感じていました。それは美意識と合理性の違いといえるかもしれません。そういった迷いをしっかりと支えてくれる本であり、日本人として持つべき歴史観を示してくれる本でした。
詠むべき本です。
八月になると思い出されるのが、終戦記念日、広島・長崎の原爆投下、そして靖国問題で歴代の首相が謝罪する映像だ。 政治家も国民も卑屈だ。外国になんといわれても唯諾々、なんかおかしいのではないか?と思っていた。その姿を見せられる国民の身になってほしい。これから先の子供にとって、夢も希望もなく、誇りのない世の中にすでになっている。日本人ってことを恥じる気持ちを植えつけられる。少なくとも、戦後、堂々と日本人だと言える人がいるんだろうか。 大人が読むべき本です。 受験用の日本史ではなく、昔の日本人観を知る時期です。そうじゃなければ、激動の時代を生きた人たちに申し訳ないのじゃないだろうか。 この本で初めて松原さんのことを知りましたが、もっと評価されていい人だと思います。 マスコミも、国のあり方もオカシイ時代に、真実や歴史を知る努力をしてもいい。 そして、日本人として誇りをもって生きられたら、もう少し世の中も変わるんじゃないだろうか。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク