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気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書) 紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫) 太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫) 新選組 (岩波新書) 靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書) 日本の失敗―「第二の開国」と「大東亜戦争」 (岩波現代文庫) 「いき」の構造 (講談社学術文庫) ローマ帝国 (岩波ジュニア新書) 江戸幕末滞在記―若き海軍士官の見た日本 (講談社学術文庫) お江戸でござる (新潮文庫)
気骨の判決―東條英機と闘った裁.. 紫電改の六機―若き撃墜王と列機.. 太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レ.. 新選組 (岩波新書) 靖国史観―幕末維新という深淵 .. 日本の失敗―「第二の開国」と「.. 「いき」の構造 (講談社学術文.. ローマ帝国 (岩波ジュニア新書.. 江戸幕末滞在記―若き海軍士官の.. お江戸でござる (新潮文庫)

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気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)

[ 新書 ]
気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)

・清水 聡
【新潮社】
発売日: 2008-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
気骨の判決―東條英機と闘った裁判官 (新潮新書)
清水 聡
カスタマー平均評価:  5
平和あってこその司法
本書は、NHK記者が業務の副産物(←素晴らしいです!)として、 太平洋戦争の最中、立法府が翼賛体制に貶められ、司法権の独立も脅かされつつあった中で、 鹿児島県の選挙無効訴訟においてクールに軍部と闘った裁判官の業績を掘り起こす一冊です。 その裁判官の名は、吉田久。法政・中央大学にて苦学した後に司法の道に入り、 当該訴訟提起時は、大審院民事部の部長を勤めていた。 東條英機に象徴される軍部が有形無形の妨害を働く中、 粛々と、原告の地元・鹿児島県で出張尋問を行い、 翼賛体制の元凶というべき、選挙妨害の事実を認定しつつあった。 そして、本土空襲などで物理的に司法府が壊滅しつつある中、 吉田を含む5人の合議体は、「気骨の判決」を言い渡す。 しかし、良心的な人々を感服させた判決文の原本は、行方不明となる…。 さて、本書は、吉田を中心とした審理の模様を再現することに加え、 戦時下で立法・司法府が、軍部+行政府によって押し潰される様子を描写しています。 また、とりわけ印象的だったのは、「気骨の判決」と前後して、 空襲により物理的に全国各地の裁判所が壊滅していく様子でした…。 タイトルに掲げたように、平和あってこその司法なのだなぁと。 ちなみに、肝心の判決文原本の行方については、ドラマチックな展開が待ち受けています。 職務を全うしつつ戦局に抗った、吉田氏を始めとする裁判官の業績が掘り起こされたことを、 喜ばしく思います。法曹を志す方は、ぜひ一読なさって下さい。
もし、吉田久が現代の裁判官だったらどうなるのだろうか
サブタイトルに「東條英機と闘った裁判官」とあるが、この本の主人公である裁判官吉田久は自ら望んで東条と闘ったわけではない。彼が厳として貫こうとした「司法の独立」そして「法律の厳格な適用による公正な判決行為」が、当時の東條内閣が目指すものと相容れなかったため、結果的に闘うことになったのである。さらに東條内閣=日本なのであるから、実質的に吉田は国を相手に闘い司法の独立を守ろうとしたことになる。 当時の状況を考えればこれは凄いことだと思う。彼が今の時代に生きる裁判官だった場合を考えてみた。 現代社会において、国が被告となる事件を裁くことはあっても、裁判官が生死をかけて国家と対立する場面は考えられない。 しかし、殺人事件などであれば彼の判決は想像できないでもない。例えば、ある事件において被害者以外の人達(=マスコミといってもいいが)が考える量刑が軽い場合、その裁判官に浴びせられる言葉は「被害者感情を考えていない」「裁判官の常識は一般国民からずれている」といったものだが、吉田はこの言葉を浴びせられる裁判官になる可能性があるのでは、と考えるのである。当時の吉田の判決は間違いなく“空気の読めない”判決であったはずだ。 裁判員制度が導入される理由として、一般市民の意見(これは常識という言葉にも言い換えることができる)を取り入れるためという考えがあるが、個人的には首を捻ってしまう。なぜなら、裁判所は“立法府”ではなく立法府によって成立する法律を“厳格”に“慎重”に解釈して判決を下す場所だからである。 被害者感情に基づけば、犯人に対して厳罰化を望むのは当然である。しかし、それを同じくマスコミが被害者感情にのみ根拠を得て、判決を空気が読めないと批判するのは間違いであると思う。吉田久という人間の行動に素直に感動すると同時に、彼が現代に生きる裁判官だったらということを考えずにはいられなかった。
こんな人がいたのか
こんな人がいたのか、というのが最初の驚きでした。当時の社会の空気というものは、実際に体験したわけではありませんが、言いたいことが言えない、言えば憲兵や特高警察にしょっ引かれるかなりたいへんな世の中だったでしょう。吉田久の判決は気骨どころかまさに命がけのことだったと思います。しかし、命がけながら裁判官として、たんたんと気負い無く、訴訟に対して丁寧に証言と証拠と法律に照らして当該選挙区の選挙の無効を判決したことが分かりました。ごく一部の人は知っていても、一般に知られていない吉田久。司法の独立を守った大津事件の大審院長・児島惟謙のことは、私の高校時代の教科書に載っていたと思いますからある程度知られていますが、それとに勝るとも劣らない、司法の独立を表した意義ある判決だったと思います。それを掘り起こし、その裁判官に迫った良書です。たいへん勉強になりました。著者はNHK記者ですし、そのうち番組「その時、歴史が動いた」に取り上げてくれないかな。
歴史を通じて現代の偏向報道への注意喚起
著者はNHKの記者で、そのためか、小説にありがちな劇的なタッチでは書かれていない。どちらかというと、事実を積み重ねるアナリストのレポートのような筆致です。静かに、少しずつ内容に引き込まれていきます。そして事実だけが持つ重さ、感動を与えてくれます。こんなことが二度とあってはならない、と思わせる内容です。特に、マスコミと政治の距離感がおかしくなっている昨今、過去の悲劇をしっかりもう一度見つめなおす必要が今の日本にはあるのではないでしょうか。

紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫)

[ 文庫 ]
紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫)

・碇 義朗
【光人社】
発売日: 2004-09
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 880 円(税込)
紫電改の六機―若き撃墜王と列機の生涯 (光人社NF文庫)
碇 義朗
カスタマー平均評価:  4.5
切なさが余韻として残りました。
前半は、精鋭部隊343空の昭和20年7月24日の戦闘で未帰還となった 6名のパイロットの生い立ちについて書かれています。 後半は、戦況が悪化する南方にて山本五十六が撃墜されるエピソードから はじまり、南方の過酷な戦況などが、パイロットの激務、補充、損失などによって 描かれ、精鋭343空の結成、その後の、343空の連戦奮闘と疲弊、 そしてクライマックスは7月24日のF4U、F6Fとの戦闘の模様で締めくくられます。 空戦に関する記述は少なく、また紫電改そのものの性能などはあまり文中では 語られていません。 途中、武藤金義少尉が奥様に宛てた手紙が何度か紹介されます。 この文章が、とても美しく、時にロマンチックな文章で、 感心させられました。 読み終わった後、切なさが、深く余韻として残る作品でした。
ひたむきさに心打たれる。
「昭和20年7月24日の戦闘で未帰還となった紫電改6機のうち、1機が昭和53年に引き揚げられた。」この出来事を元にして、6機に乗っていた6名の短いが凝縮された人生の記述を中心に構成されるノンフィクションです。子供の頃に読み、大きな衝撃を受けたものですが、彼らが戦死した年齢より年を取った今改めて読み返すと、彼らが国や家族を愛し、そしてそれらのために死んでいったその「必死さ」にとても心を打たれます。在りし日の写真も少ないながら掲載されていて、その顔を見ていると心が痛みます。彼らのようなひたむきな心を持った方々が今の日本を作ったと言われると我々戦後生まれは反発してしまいがちですが、あながちウソではない、そんな思いですね。 ただ、この出版社、誤字脱字がかなり目につきます。せっかくの内容の良さがそこでちょっとマイナスになっちゃうかな。なので星4つ。
感動に打ち震えました。
本土防空を任務とする紫電改部隊として名高い、第三四三海軍航空隊の伝記です。終戦間際の昭和20年7月24日、敵機約200機を邀撃した戦いで、同航空隊は勝利を勝ち得たが、戦闘七○一飛行隊長の鴛淵孝大尉(戦死後少佐)や、空の宮本武蔵の異名を持つ一騎当千の搭乗員、武藤金義少尉(戦死後中尉)など、六機が未帰還となった。武藤金義少尉を軸に、この激烈なる戦いで未帰還となるまでの、六名の歩んだ人生や人となりが記されており、実に興味深い内容であった。

この本を書き上げるのには、おそらく膨大な資料を参照し、大勢の方にインタビューしたことは想像に難くない。各個人の人格、技量、戦闘記録など、細部に渡って記述されており、読者を唸らせる。また文章も初心者にも読みやすく、読む者に感動を与えるものでした。文才のない私にとっては、真に素晴らしいの一言に尽きます。内容は詳細を極め、伝記の域を超えて戦闘記録資料としても貴重である。
武藤少尉はこの六名の中で唯一の妻帯者である。奥様へ宛てた手紙も多数紹介されているが、その優しい心根が伝わり、涙せずにはいられない。


太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫)

[ 文庫 ]
太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫)

【角川書店】
発売日: 1995-08
参考価格: 504 円(税込)
販売価格: 504 円(税込)
太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏 (角川文庫)
 
カスタマー平均評価:  4
ユニークなシリーズ
 本書は「太平洋戦争・日本の敗因」シリーズの一冊です。シリーズの全体を通じて、現地におもむいたり、未発掘の資料を駆使して、敗因の深層にせまった手法は高く評価できます。ステロタイプの類書と一線を画しています。  最近の報道によれば、現在の自衛隊の小銃は扱うのに、職人芸を必要とするそうです。そうだとすれば、学習しない体質は相変わらずなのかと、心配になります。自衛隊のみなさん、読んでください。
本シリーズ中、本書だけ異質であった。
太平洋戦争日本の敗因(1)?(6)を読み終えた。全体としてとても参考になり読みやすい良い企画と思った。しかしこの(5)「レイテに沈んだ大東亜共栄圏」だけは全般を通して違和感を覚える内容であった。何故か?執筆の山下信久氏、藤本伸樹氏の文章が良くない。内容の構成が良くない。米国側資料の訳文が良くない。マッカーサーについて割いたページが多すぎる。巻末のコラム2に、現在のマニラの街の光景を描いているが、この書き方が失礼で良くない。これだけ「良くない」ことが多い書は途中で読むのが嫌になる。話は本題に戻り、とにかく日本陸軍はひどい。アジアの開放という大義名分が、結局は征服者の態度で民衆に臨んだ日本軍、占領地で収奪し、現地住民の生活に重圧を与えることでしか戦争を遂行できなかった日本軍。比国に関する知識もないまま軍人が異民族、異文化を統治した日本軍。これでは絶対に無理だ。だが田中新一、服部卓四郎、辻政信、河辺正三、牟田口廉也、こういう輩がいた帝国陸軍だ、さもありなん、これが日本陸軍だ。これら上層部軍人の方々の子孫は本シリーズをどう読んだであろうか。
このシリーズの中では好評価
軍事史に関してある程度の知識を持っている人間には、やや食い足りない…それがこのシリーズだが、この本に関しては、読んだとき(10年以上前でハードカバーだったが)には新鮮だった。 第2次世界大戦でレイテというと、どうしても同地をめぐって繰り広げられた、日米の激戦に目が行きがちだ。そう思って、この本を捲ってみれば、良い意味で期待が裏切られた。 そこに描かれていたのは、日本の占領地行政の失敗の分析であり、フィリピンにおけるマッカーサーの米国資本主義のエージェントとしての役割であり、日米のフィリピンにおける宣伝戦の優劣であり……。 何故、日本軍が1944年のフィリピンを巡る戦いにおいて決定的な敗北を被らなければならなかったのか、その政治的な背景について、徹底的にメスを入れていたためである。自分は学生時代、ビルマ、インドネシアの政治史を齧ったことがあり、それらの国々における日本の占領統治の失敗などについても学んだが、それとの比較ができたという点でも有益だった。星一つ原点の理由は、このシリーズ全体を通じて、日本軍批判がやや情緒的に流されているきらいがあり、本書もそれを免れていないことから。 しかし本書はシリーズ中、もっとも視点が優れている。とかく軍事というと戦闘だとか作戦だとか兵器だとか、そんな所に目が行きがちだが、政治・政策の延長である。政治・政策面で拙劣であれば、負けるしかない。あらためて、そのことに気づかせてくれたという点で、このシリーズでは最高の評価を本書には下したい。
知らなかった事実!!
恥ずかしながらこの年になるまで、フィリピンがアメリカに統治されていて、そこに日本が占領したことを知らなかった。アメリカナイズされたフィリピン人を「同じ亜細亜人同士や助けに来たったで」と言って、亜細亜化?を促進したら「アメリカナイズの方がええ」ちゅうてアメリカの再統治を望んだ人が多かったという皮肉な話。戦争の話を除いても面白い。そらそうやわなあ。「アメリカ」の方が夢がありそうな気になるもんね。「八紘一宇」てなスローガン、日本人でもようわからんのに、フィリピンの人に分かるはずがない。ともかく、戦略が皆無の行き当たりばったりの融和作戦にもう呆れてものも言えない。戦争の方はまたまた悲惨な結末で大本営はわが日本人を何人死なしたら気が済むんだったのか?ため息がでます。
手ごろな入門書
太平洋戦争を中心にした日米比三国の関係を知る上での手ごろな入門書でお勧めです。最後に著者が、現代のフィリピンを称して、日本語のロゴがそのまま残っている中古車が街中を走っている事などを例にして「まるで日本企業のゴミ箱」と比喩しているのには、かなりひいてしまいましたが。それよりも、海外援助など何だかもっともらしい美名のもとに、官民含めた怪しげな業界の巣窟になっていることの方がよほど気にかかります。

新選組 (岩波新書)

[ 新書 ]
新選組 (岩波新書)

・松浦 玲
【岩波書店】
発売日: 2003-09-20
参考価格: 777 円(税込)
販売価格: 777 円(税込)
新選組 (岩波新書)
松浦 玲
カスタマー平均評価:  4.5
歴史というスポットライトを当てた本
当時、大河ドラマ「新撰組!」の便乗本であったにも関わらず、思想史家が纏めただけあって近藤勇の動向から新撰組を見つめている。この本に触発されたのが、宮地正人氏の歴史のなかの新選組である。 近藤勇の持つ「尽忠報国」というキーワードから新撰組を歴史としてスポットライトを浴びせた本とも言える。この本以降、歴史としての新撰組と創作としての新撰組が分離したといっても過言ではない。寧ろ、読者層のニーズとしての分離は必然であったのだろう。 不満を言うと、作中でも語られているが、近藤書簡集は今だ出版の日の目を見ない。新撰組研究で最重要であるはずのものであるが、近藤書簡が全文掲載される史料集が出版されるのはいつなのであろうか。
他にない切り口!
この本は面白いです。他にない切り口でしかも「まとも」です。こう考えたら他の本は「贔屓の引き倒し路線」が多いですからね。特に近藤が「幕府が攘夷を決行する」ことを最上級の命題と考えていて、そこから時代の変遷と共に自分の視野が広がり、自分の考えに変化が生じることとその命題との「調和」に様々な葛藤が見られるのが非常に興味深い。初めから「何が何でも徳川幕府側だ、難しいことは俺にはわからん」という路線でないところが他の書物では切り捨てられている視点で実に新鮮です。まあこの作者くらいの知識と頭脳がないと無理な切り口であるような気がします。この作者の他の作品も読んでみたいと思います。
面白い!!
こう言う本を探していました。 私情を挟まず、現存する資料を基に、個々の感情や状況なども考慮し、 何処までも真実を追っている内容で、やっと見つけたと言う感じです。 実像と虚像と個人の主観が余りに入り乱れていて、本当の近藤勇の姿を 見出せないでいましたが、この本でやっと実像が掴めた気がします。
スポットライトを浴びた近藤勇
大河ドラマ「新撰組!」の影響で、いわゆる新撰組モノの小説を3冊読んでみた。ビギナーにとって意外に感じたのは、テレビと違って局長/近藤勇の存在感が希薄なのである。副長/土方歳三はフィクサーで、あくまで新撰組を取り仕切ってきたのは俺なのだ!とばかりに大活躍&クール。本書を読むと、これまでの歴史書なり小説において、近藤の残したたくさんの書簡が全然活用されていなかったらしい。ということで、本書はコロンブスの卵的に近藤書簡を基軸に、他の資料と照らし合わせながら、改めて新撰組の栄枯盛衰をクロニカルに綴ったものである(らしい。なにぶんビギナーなので)。これまでの新撰組研究の素養があるとより感慨深い読後感が得られるのであろう。親しみやすい新書という体裁でありながら、けっこう専門的である。大河ドラマの今後の展開は丸分かりになってしまった・・・。
新選組の実態とは?
新選組が好きな方であれば、彼らがどういう経緯で結成され、京都でどのような活動を行い、局長の近藤勇がどこで斬首され、そして土方がその後どういう行動を辿ったかという一連の歴史の流れはご存知かと思う。
この本はその一連の歴史を追いながらも他の新選組関連書籍と違う点は「近藤勇書簡」からその実態を浮き彫りにしていることだ。
小説・映画ドラマの主人公となりえる「アクションスター」の新選組ばかりを見ていると見落としてしまいそうな新選組の実態。
歴史的な新事実のようなことは出てこないけれど、ある意味、目から鱗が落ちるような、内容のある本だ。

靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書)

[ 新書 ]
靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書)

・小島 毅
【筑摩書房】
発売日: 2007-04
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 714 円(税込)
靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書)
小島 毅
カスタマー平均評価:  4
書いていてくれたら買わなかったのに。。
海外居住者、特にアジアに住んでいるものにとって、靖国参拝・歴史教科書、また日本史そのものに関する話題は非常にデリケートで、まともな海外の知識人と語り合おうものならそれなりの知識と解釈が必要である。 日本へ一時帰国した際、居住国へ戻る際の空港ラウンジでこの本を見つけ、タイトルと帯だけで判断して買ってしまった。 中身は、靖国史観といいながら、話題は靖国からは遠く離れ、南北朝・それ以前まで遡り、著者の持論が展開される。歴史読み物としては良いかもしれないが、多分、日本人にのみ納得できる論理であり、これをそのまま外国人に説明しても、勝手な解釈と思われるだけであろう。 「いわゆるA級戦犯問題は、私にとってどうでもよいことである。」 と述べられているが、こんなことを反日感情が少しでもある国でいおうものなら袋だたきである。この一文をもし読んでいたら、この本を買うことはなかったであろう。また、 「靖国神社の思想的根拠は儒教にある」 などといわれても、「あー、そういいたいのね」と理解できても納得はできない。そもそも、儒教の捉え方が、他のアジア圏とまったく異なることを無視しているか、宗教観がまったく欠如しているとしか思えない。日本国内にいて、同じ価値観を持つ日本人同士で語りあうための知識を身につけるならばそれでよいかもしれないが、こんな知識をそのまま海外に持ち出して、現地の人たちと語るための知識のベースにしようなどとはとても思えないのである。 この国際感覚のなさは、たとえ和書としても手放しでは褒められるものではない。 部分的には歴史読み物として面白いが、靖国に関する理論武装のための本と思って買われる方は注意が必要である。読み通した後「しまった」とならないように。。。
英霊か否か、の基準は単純
靖国神社に祀られている英霊はどういう性格のものなのか、が本書でハッキリと示されている。祀るべき霊とそうでない霊との線引きは単純で、その基準は今でも破られていない。戦犯か否か、は全く関係のないことなのである。 さらにその背景には、日本と言う国の概念が横たわっていて、著者はそこにまで言及している。 靖国問題をピンポイントで考えるのでなく、新たな歴史観を涵養すると言うスタンスで本書に接するのが良いと思う。
モダンな靖国論とは距離を置く
タイトルで「靖国」と言っているものの、著者の射程は思いのほか深く壮大で、幕末以降の近代史そのものを塗り替えようとしているといってもいい。極言すれば明治維新によってつくられた近代日本を否定しようとする試みであり、本書で靖国はあくまで議論のきっかけに過ぎない。 靖国に祭られている英霊とは誰のことか?という素朴な疑問から靖国の源流を辿り、靖国の背後に控える「国体」の輪郭を明らかにする。 そして司馬遼太郎はじめ左右を問わず多くの人が受容してきた「明治維新」そのものが、偏狭なテロリストのイデオロギーではないかという大胆な仮説をもって、靖国神社の成り立ちから批判を加えている。 とはいえ、決してエキセントリックな本ではない。気鋭の学者らしく、緻密に、かつ大胆にそのこと検証していくテクニックは鮮やかだ。著者の『近代日本の陽明学』と補完的な関係にある。
靖国にあまり興味がない人でも
本書は、タイトルの通り靖国問題を中心とした本ですが、 私は純粋に著者のファンなので手に取りました。 靖国の中心となる思想を、歴史の経緯に沿って根本から丁寧に語っている点、 靖国問題に関心のある人はイデオロギー関係なく目に通すべき本ではと思いますが、 それ以外にも私はところどころに垣間見える著者の歴史認識や、マメ知識を堪能しました。 靖国とは少し離れた、でも本書を読む上で重要な概念も、 コラムでわかりやすく説明してくれており、非常に読み応えがあります。 著者の本はどの本もそうですが、 この本もこれまで漠然と世間で「こうだ」と思っている歴史を、 根本からのきちんとした見直しにより、ひっくり返してくれます。 靖国に関心がなくとも、「革命」とは何で、「明治維新」とはなんぞや、など、 歴史に興味のある人には是非読んで欲しい本です。
靖国問題に歴史学から斬り込む。
高橋氏の『靖国問題』と併読した。『靖国問題』は哲学的視点から 靖国問題を語るのに対し、『靖国史観』は歴史学の視点を導入して 靖国について語る。本書は「国体」「英霊」「維新」という三つの 言葉をキーワードにして靖国問題の本質を探っていき、その最大の 問題は幕末に勤王の志士たちを顕彰するために建設されたことであ る、と述べる。  しかし、この結論は高橋氏が提起した「国家は戦没者を祀れるか」 という問いかけの応答にはなってはいないような気がした。高橋氏が 問題としたのは日本の靖国神社を始めとして、近代国民国家が普遍的 に行う「国家のため(と国家が主張する)に戦没した人を祀る」とい う行為にまつわる危険性の問題である。国家が戦没者を祀ることで戦 争の「ナショナル・ヒストリー」が生産されるのではないか?つまり、 靖国問題が提起する問題は現在はどの国(日本・アメリカ・イラク・ 中国・北朝鮮を問わず)も普遍的に抱えこんでいるはずの問題なのだ。  こうした問題に対する著者の言及があれば、歴史学+哲学がミックス され、もう一歩本書は深まったのではないか?

日本の失敗―「第二の開国」と「大東亜戦争」 (岩波現代文庫)

[ 文庫 ]
日本の失敗―「第二の開国」と「大東亜戦争」 (岩波現代文庫)

・松本 健一
【岩波書店】
発売日: 2006-06
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
日本の失敗―「第二の開国」と「大東亜戦争」 (岩波現代文庫)
松本 健一
カスタマー平均評価:  5
何故,日本は愚かな選択をしたのか
北一輝研究などで知られる松本健一が,何故日本があの愚かな選択,すなわち太平洋戦争をしたのかについて迫った傑作である. 戦前の大事件である2・26事件と満州事変の背景とその後の処理が後の開戦に繋がったこと,そしてその背景には「統帥権干犯」という軍部にとっての魔法の杖があり,なりよりその「統帥権干犯」を以て軍部の暴走を許した背景には鳩山一郎や犬養毅らの政党政治家の責任があり,自ら政党政治を崩壊させてしまったことを,まず明らかにしている. だが,松本は開戦に到るには当時の日本人の「精神的鎖国」があったと看破する.「八紘一宇」や「皇道」,「大東亜共栄圏」という言葉の元,皇国史観というおよそ他国からすれば理解できないイデオロギーに国民が酔っていたのである.すなわち,日本の皇室には世界的普遍性があり,日本すなわち皇室を世界化しようというイデオローグがあった,そして,松本はそれには西田幾多郎を中心とする京都学派の哲学があったことを明らかにする.彼らの用いた「世界史の哲学」という用語は戦争によって形成されるであろう新たな世界史の中での日本の位置づけについての議論であるが,この言葉自体が当時の日本人が国際社会の中で自らの位置を相対化できなかったことを明らかとしているだろう. そして松本は,日清戦争,日露戦争,大東亜戦争における天皇の開戦の詔を比較して決定的な違いがあることを明らかにする.それは日清,日露のそれには「国際法を遵守」してという趣旨の文言があるが,大東亜戦争のそれにはそのような文言が一切ないことである.これもまさに日本が国際社会の視点を持っていなかったこと明らかにしている.その結果が,『戦陣訓』の「生きて虜囚の辱を受けず」との思想と相まって,軍人・民間人の多量の無駄な死と捕虜の虐殺に繋がったのであった. とにかく,この本を読めば「日本は列強に強いられて戦争に突入した」「戦争をする以外に道はなかった,しかたなかった」などの正当化は一切できないことが明らかとなるだろう.私からすると,今日の日本の一部は再び松本の言う「精神的鎖国」に向かいつつあると感じられる.再び日本が愚かな選択をしないためにも,できるだけ多くの人に本書を読んでいただきたいと思う.
ルサンチマンが悪しきエートスを膨らませるのだ!
大東亜戦争時代の日本の失敗を追及したもの。 大日本帝国軍が何故失敗したかを、 豊富な事例で完璧に証明しています。 天皇を現人神としてボスに戴き、同じ明治憲法下の軍隊であったが、 明治時代と昭和時代の大日本帝国軍の違いも明確に説明される。 左翼向けの本かと思われるが、天皇の行った素晴らしい事も明記しているし、 右翼でも左翼でも、正しい歴史認識と国際常識を身に付けたい人は必読の書である。 様々な知識人を紹介しているのも、教養人には面白くて仕方がない。 俎上に上がった人物名を列挙すると、 斎藤隆夫、鳩山一郎、秋山真之、伊藤正徳、北一輝、満川亀太郎、大川周明、頭山満、中野正剛、吉田茂、大隈重信、吉野作造、石橋堪山、三宅雪嶺、中曽根康弘、司馬遼太郎、犬養毅、田中義一、板垣征四郎、石原莞爾、緒方竹虎、小澤開作、高杉晋作、本庄繁、中江丑吉、出口王仁三郎、遠藤三郎、藤岡信勝、浅田彰、蓑田胸喜、西田幾太郎、和辻哲郎、太宰治、坂口安吾、島崎藤村、井上哲次郎、丸山真男、紀平正美、山田孝雄、重光葵、竹内好、武田泰淳、花田清輝、黒澤明、保田興重郎、岡倉天心。 どうです、読みたくなったでしょう。 南京大虐殺ネタもあるが、松本健一氏はテキトーに3?5万人説でよいそうです。 南京大虐殺を論ずるのに人数を論ずるな!という明確な指摘をしておられます。 実行犯の大日本帝国軍にとっては、一人も虐殺などした覚えはないのである。 捕虜を「処理」しただけである。 ジュネーブ条約を守らずに戦時捕虜の人権を認めない、 大日本帝国軍の野蛮な体質を論じるべきなのである。
こういう本こそ、もっと読まれるべき!
 被害者の立場でしか語れない平和論、勝つか負けるかの二元論しか持ち合わせない戦争観、戦争行為自体の正当化、等々。太平洋戦争をめぐる議論は、それをしたところで何の解決にもならない議論に終始してきたように思う。そういった閉塞感を打破する要素がこの本では語られているように思う。  本書では、太平洋戦争がいかなる理由をもってしても正当化できる代物ではないことを、当時の日本の政治・法制度上の欠陥も含めて明快に示している。そこで検証されている出来事の一つひとつを読んでいくと、戦争をおこした当時の人びとと現代の私たちの政治感覚、国際社会理解というものに、さほど変わりがないことに気付かされる。  そしてそのことにこそ、筆者の語る「第二の開国」の問題性と「第三の開国」の重要性がある。敗戦という形でもって始まった「第二の開国」を無条件に善とし、自己の力で社会を再構築することがなかったところに戦後日本の問題性があるのであって、「第三の開国」期にあたる現在において、その再構築を行うことが重要だと筆者は言いたいのだろう。  最近の政治・外交に関する発言を耳にするとき「もう一度太平洋戦争をやらないと、どれだけとんでもない事をやろうとしているのか、わかんないんじゃないのか」と思ってしまうことがある。そうした危険な状況にある今、私たちには鋭い政治感覚と正しい国際社会の認識が求められていると感じてやまない。
終戦記念日を前に。合掌!!
不幸な15年戦争が終わり、61回目の記念日を迎えようとしております。 松本健一先生のシナ問題にfocusされた、日米対決の丁寧な調査に、あらためて敬服です。 この60年間の、米中の関係(朝鮮戦争、安保理の常任理事国、米中国交、貿易摩擦、・・・)を、考える上で、本当に参考になりました!! 松本先生のますますのご健康とご健筆をお祈りしつつ。 2006.8.1 京都深泥池にて。

「いき」の構造 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
「いき」の構造 (講談社学術文庫)

・九鬼 周造 ・藤田 正勝
【講談社】
発売日: 2003-12
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 840 円(税込)
「いき」の構造 (講談社学術文庫)
九鬼 周造
藤田 正勝
カスタマー平均評価:  5
ドン・ファンとしての九鬼周造
恋愛は哲学者の不得意分野といわれる。ゲーテ、ピカソといった芸術家たちに比して、恋多き哲学者という話はまず聞かれない。ニーチェの痛ましい片思いもさることながら、スピノザがラテン語を一少女に教えていたことが詮索されたり、ハイデガーとアーレントの恋が騒がれるのも、いかにも地味なこの業界ならではのことだ。だが、ヴィーナスよりはミネルヴァの使徒である哲学者たちにも例外はある。わが九鬼周造がそれである。名著『いきの構造』の核心は恋愛論であり、九鬼は「<いき>は恋の束縛に超越した自由な浮気心でなければならぬ」(p48)と断言して、結婚という制度的束縛を嘲笑する。

 このたび、詳細な注と解説を付した文庫版が出版された。九鬼は西洋哲学や文学・芸術だけでなく、江戸時代の風俗や衣装、文学などを縦横に引用するので、言葉の注釈や図版が豊富なのは本当に助かる。これによって「いき」のイメージが生き生きと甦る。何よりもまず美的であることを重んじた九鬼周造その人の魅力と、芸の広さにあらためて感服。


ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)

[ 新書 ]
ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)

・青柳 正規
【岩波書店】
発売日: 2004-11
参考価格: 819 円(税込)
販売価格: 819 円(税込)
ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)
青柳 正規
カスタマー平均評価:  5
ローマ帝国史―初心者用―
 初めてローマ帝国を勉強しようとする方にぴったりの一冊です。
 伝説時代を考古学的に解明し、そして東西の分裂という史実まで
 説明されています。
 専門書より一歩後ろですが、学校の教科書より一歩前の書籍です。
 また既習者の方も一読するだけで広大な帝国の一生を復習できます。

江戸幕末滞在記―若き海軍士官の見た日本 (講談社学術文庫)

[ 文庫 ]
江戸幕末滞在記―若き海軍士官の見た日本 (講談社学術文庫)

・エドゥアルド スエンソン
【講談社】
発売日: 2003-11
参考価格: 1,103 円(税込)
販売価格: 1,103 円(税込)
江戸幕末滞在記―若き海軍士官の見た日本 (講談社学術文庫)
エドゥアルド スエンソン
Edouard Suenson
カスタマー平均評価:  4
デンマーク人の青年がみた幕末の日本
外国人が持つ日本の印象は今でもフジヤマ、ゲイシャ、ハラキリだったりする。慶応2年に 神奈川に訪れたスエンソンは、富士山の美しさに感嘆し、訪れた遊郭で芸者たちの不気味な雰囲気に驚き、また、日本の女性は美しいとほめまくり、サムライが行うハラキリの不思議を日本人が大好きな赤穂浪士の話から解説している。正しくない表記も多いが、スエンソンの持つおおらかで好奇心旺盛な性格と、日本対する友好的な態度、少々オーバーな文章表現がとてもかわいらしく許してしまう。 茶屋で出会った日本の商人たちと会食して「日本、フランス同じこと!」と語り合いすっかり意気投合してしまう。また、軍艦で行われたパーティではカンカン踊りが披露される。招待された日本人たちはあっけにとられ、女装した海兵たちと舞踊らされた侍たちをみて、普段はしかめつらしく威厳をたもっていた武士たちがこのときばかりは可笑しさに大爆笑する。 書かれている事柄はどれもユーモアにあふれ心温まるエピソードばかりである。 幕末といえば政治的に混沌とし、左幕だ倒幕だの男くさく物騒なイメージだったが、この本を読むと、当時の人々武士も庶民も明るくたくましく日々生きており、外国人ともうまく外交していたんだなと思う。今の時代を生きる私見習うべきところが多々ある。
日本に悪習はふたつしかない、それは酒好きと女好き。
江戸末期から明治にかけての日本が外国人にどう写っていたか興味があって、 適当に漁っているなかで手に取った一冊である。 著者のスエンソンはデンマーク人。 24歳のときフランス海軍の軍人として約1年間、日本に滞在した。 1966年から1967年というから、明治維新の真っ只中である。 とはいえ、政治向きの話はあまり出てこず、 もっぱら社会習慣や人々の暮らしへの観察をつづっている。  ・日本では男も女も狂信的な喫煙者だ(p60)  ・日本人は清潔好きで公衆浴場に行かないと一日が終わらない。(p126)  ・日本人は子どものときから徳行を教え込まれ、最下層の人々の間ですら   礼儀が要求される。  ・悪習らしい悪習は日本には二つしかない。酒にすぐ手をだすことと、   あまりに女好きなことである。 などなど、おもしろい観察が多数見られる。 特に宗教に関する考察では、 天皇とローマカトリック法王との類似性について言及していて たいへん興味深い。 スエンソンはその後、中国と日本の通信回線敷設に力を尽くし、 41歳のとき勲三等旭日中綬章、50歳のとき勲二等瑞宝章を受章している。 生涯を通じた知日家の、若き日の日本探訪記として 一読の価値はある。
デンマーク人が見た幕末の日本
フランス海軍に籍を置いたデンマーク人である著者が、1867年8月から一年ほど日本に滞在した時の模様を書いたものである。イギリスと対照的にフランスは幕府側を支持したのであるが、その政治的立場が反映された描写はない。外交上の大きな出来事として書かれているのは、徳川慶喜と四ヵ国公使の謁見ぐらいで、著者が日々見聞した日本及び日本人の描写と、それを元にした日本人論的な記述が主となっている。著者の日本語の理解力が低いことによる誤解や、他書から何の検証もせずに行った引用も多いが、丁寧な訳注がそれを補っている。著者はこの間、二ヶ月ばかり朝鮮にも滞在しているのだが、その時の模様が省かれているのは残念である。

お江戸でござる (新潮文庫)

[ 文庫 ]
お江戸でござる (新潮文庫)

・杉浦 日向子
【新潮社】
発売日: 2006-06
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 500 円(税込)
お江戸でござる (新潮文庫)
杉浦 日向子
カスタマー平均評価:  5
認識を新たにさせられる
「江戸事典」というような構成になっており、しかも、その説明の文章が生き生きとしています。読んでいて、江戸の町が目の前に出現したような気にさせてくれます。 この本を読んで、いかに「江戸」のことを知らないかを認識させられました。今まで「江戸」について得ていた情報は、大半が武士の世界のもののようです。ですから、一般庶民の暮しや考え方を新鮮な感覚で受け止めることになりました。 もう一つこの本で得られたことは、日常いろいろ使っている言葉や慣習が、どこに由来しているかで、その面でも楽しく読むことが出来ました。
明治を越えて江戸と平成を繋ぐ本
近くて遠い江戸時代。それには「明治」がどれだけ大きな壁になったかがよく分かります。 「明治」が否定して捨てた「江戸」を生き生きと蘇らせ、今も町のあちこちにそっと潜む「江戸」を拾い上げるガイドブック。 なんとなく不思議だったけどどうしてかわからなかったことが次々と明らかになります。あーすっきり。 江戸時代を題材にした小説を読む前の予備知識を仕入れるためにも最適の本です。

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 更新日 2009年7月8日(水)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク